JPH10309155A - トリガーハンドル及びこれを設けた釣竿 - Google Patents
トリガーハンドル及びこれを設けた釣竿Info
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- JPH10309155A JPH10309155A JP11972997A JP11972997A JPH10309155A JP H10309155 A JPH10309155 A JP H10309155A JP 11972997 A JP11972997 A JP 11972997A JP 11972997 A JP11972997 A JP 11972997A JP H10309155 A JPH10309155 A JP H10309155A
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- rod
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Abstract
て、装着位置を自由に変更できるトリガーハンドル、及
びこのトリガーハンドルを有する釣竿を提供する。 【解決手段】 このトリガーハンドル16は、リール1
4と逆側のリールシート15の外周面に設けられたレー
ル部材32と、レール部材32に支持されたハンドル本
体31と、ハンドル本体31を貫通してレール部材32
と共に軸方向に沿って配置されたネジ部材33とを有し
ている。そして、ネジ部材33を回転させるとハンドル
本体31がレール部材32に沿って移動するようになっ
ている。
Description
トと逆側の周面に設けられ、ユーザが人差し指をかける
トリガーハンドルとこれを設けた釣竿に関する。
部に設けられたグリップと、グリップの穂先側の竿体周
面に設けられたリールシートと、リールシートと逆側の
竿体周面に設けられたトリガーハンドルと、リールシー
トに固定された両軸受リールとを有している。ユーザは
片手でグリップを握ると共に人差し指をトリガーハンド
ルに引っかけて竿体を保持し、他方の手でリールを操作
する。
ーハンドルが竿体に固定されている。このため、ユーザ
がグリップを握ってトリガーハンドルに指をかけた際、
ユーザの手の大きさにぴったり適合せずキャスティン
グ,リールによるラインの巻取り等の釣竿の操作を円滑
に行い難い場合があった。
合わせてリール,ライン,ジグ(仕掛け)等(以下、こ
れらを総称して「タックル」という)を変更する必要が
生じる場合もある。これらタックルを変更した場合、釣
竿の操作性を向上させるためにはトリガーハンドルの位
置を変更する必要が生じる。本発明の解決しようとする
課題は、ユーザの手の大きさやタックルの変更に応じて
位置を変更することができるトリガーハンドルを提供す
ることにある。
位置を自在に変更できる釣竿を提供することにある。
ンドルは、釣竿のリールシートと逆側の周面に設けら
れ、人差し指をかけるためのトリガーハンドルであっ
て、ハンドル本体と、釣竿の竿体外周面に設けられ、ハ
ンドル本体を回転不能かつ前記釣竿の軸方向に移動自在
に支持する支持部材と、ハンドル本体を軸方向に移動さ
せる調整部材とを備えている。
部材によってハンドル本体は回転不能かつ竿体の軸方向
に移動自在になっている。そして、調整部材により、ハ
ンドル本体を竿体の軸方向に自由に移動させることがで
きる。この結果、ハンドル本体は竿体上の任意の位置に
セットでき、ユーザの手の大きさやタックルに合わせた
位置に調整できる。
の釣竿であって、調整部材は、ハンドル本体を貫通して
前記軸方向に沿って配置され、竿体に回転自在に支持さ
れたネジ部材と、ハンドル本体の貫通部に回転かつ軸方
向移動不能に設けられネジ部材に螺合するナット部材と
を有している。この場合には、ネジ部材を回転させる
と、ネジ部材に蝶合したナット部がネジ部材上を移動す
る。ネジ部材は、ハンドル本体に回転かつ移動不能に設
けられており、ネジ部材の移動と共にハンドル本体もネ
ジ部材に沿って移動する。この結果、ハンドル本体は竿
体上を軸方向に移動して任意の位置で固定され得ること
になり、ユーザの手の大きさやタックルに合わせた位置
に容易に調整できる。さらに、ハンドル本体部を貫通し
たネジ部材がハンドル本体を支持するので、強い力が加
えられるハンドル本体部を十分に支持でき、ハンドル本
体部が不安定に振動するの抑える。
リールシートと逆側の周面に設けられ、人差し指をかけ
るためのトリガーハンドルであって、ハンドル本体と、
釣竿の竿体外周面に設けられ、ハンドル本体を竿体に装
着するために竿体の外周面に軸方向に間隔を隔てて設け
られた複数の本体装着部とを備えている。この場合に
は、ユーザの手の大きさやタックルに応じて、竿体周面
に複数設けられている本体装着部の任意の本体装着部に
ハンドル本体部を装着する。この結果、ユーザの手の大
きさやタックルに合わせた位置にハンドル本体部を容易
に調整でき、キャスティング性能も向上する。
れかのトリガーハンドルを備えている。
図面を参照しつつ説明する。図1に示すように、本発明
の第1実施形態を採用した釣竿1は、竿体11と、竿体
11の竿元側端部に配置された竿元グリップ12と、竿
元グリップ12の穂先側に配置された前グリップ13
と、竿元グリップ12と前グリップ13との間に設けら
れリール14を装着するリールシート15と、リール1
4と逆側のリールシート15の周面に設けられたトリガ
ーハンドル16とを有している。
させたシート状のプリプレグをマンドレルに巻回して形
成された筒状のものであり、先端が細いテーパ状であ
る。そして、竿体11の表面は商品イメージにあわせて
塗装されている。竿元グリップ12は、竿体11の竿元
に嵌め込まれ接着剤等で接着された蓋付き円筒形部材で
ある。このグリップ12は、合成樹脂を押し出し成形や
射出成形することで得られる弾性体である。この弾性体
としては、ウレタンゴム等のゴム系弾性体やスチレンブ
ロック共重合体等の弾性体を用いることができる。また
前グリップ13は、竿先がやや小径の先細りテーパ状円
筒部材であり、竿元グリップ12と同様に、合成樹脂を
押し出し成形や射出成形することで得られる弾性体であ
る。
変形筒状の大径部20と、大径部20の穂先側先端から
突出する筒状の小径部21と、小径部21に嵌合する移
動シ−ト部17とを有している。大径部20の竿元側に
は、リール14の取付脚(図示せず)を係止するための
第1係止部22と、取付脚を載置するための平坦な第1
載置部23とが設けられている。この第1係止部22
は、大径部20の竿元側から第1載置部23の一部を覆
うように形成されている。また、大径部20の穂先側先
端には取付脚を載置するための平坦な第2載置部24が
形成されており、第2載置部24の両側には、取付脚の
幅方向の移動を規制する突起部25が形成されている。
載置部24に連なるように全長にわたって切り欠かれた
平坦な第3載置部26と、穂先側先端部に形成された雄
ねじ部27とを有している。また、小径部21の全長に
わたり外周部の対向する2箇所には、移動シート部17
を回転不能に係止するための係止溝28が形成されてい
る。
外径よりわずかに大きい寸法のほぼ円柱形の部材であ
り、小径部21の外側を移動可能になっている。移動シ
ート部17は、第1係止部22に対向して配置され取付
脚の前側を係止するための第2係止部29を竿元側端部
に有している。第2係止部29は、移動シート部17が
小径部21に装着された場合、第3載置部26のほぼ全
域を覆いかつその間に取付脚の穂先側端部が挿入できる
空間ができるように形成されている。そしてリール14
を装着する場合は、その取付脚を第1ないし第3載置部
に載置し、内周に雌ネジが形成された前グリップ13を
雄ネジ部27にねじ込みながら移動シート部17を竿元
側に移動させる。これにより、第1係止部20と第2係
止部29とによって取付脚が挟み込まれて固定される。
示すように、リール14と逆側のリールシート15の外
周面に設けられたレール部材32と、レール部材32に
支持されたハンドル本体31と、ハンドル本体31を貫
通してレール部材32と共に軸方向に沿って配置された
ネジ部材33とを有している。ハンドル本体31は、A
BS樹脂等の合成樹脂製の変形直方体型部材であって、
底部がやや穂先側に突出し穂先側側面がくびれた形状で
ある。そして、ハンドル本体31は、頭部に先端がやや
膨らんだ柱状の突出部31aが設けられ、中央よりやや
頭部よりには軸方向に貫通するネジ孔部31bが形成さ
れている。ネジ孔部31bにはネジ部材33に蝶合可能
な雄ネジが形成されている。レール部材32は、図4に
示すように、内部にレール溝32aを有している。この
レール溝32a内にハンドル本体31の突出部31aが
移動自在に係止している。また、図3に示すように、レ
ール部材32の穂先側端部及び竿元側端部には、それぞ
れ柱状部材34がリールシート15と一体成形されてお
り、柱状部材34の端部にはそれぞれ軸方向に貫通した
孔34aが設けられている。
ール,ステンレス等の金属からなる部材であって、竿元
側端部に設けられた調節部40と、ネジ山が設けられた
雄ネジ部41とを有している。そして、雄ネジ部41が
柱状部材34の孔34aを貫通し、ハンドル本体31の
ナット部35と蝶合している。このように構成された釣
竿1では、ネジ部材33の調整部40を回転させて雄ネ
ジ部41を回転させると、雄ネジ部41の回転に応じて
ハンドル本体31がレール部材32に沿って移動する。
せなければ、ハンドル本体31は雄ネジ部41に蝶合し
ており固定されている。以上のように、本実施の形態を
採用した釣竿1では、ネジ部材33を設けているので、
ハンドル本体31を軸方向の任意の位置に移動させるこ
とができる。この結果、ユーザは手の大きさやタックル
の変更に応じて人差し指を引っかけるハンドル本体31
の位置を調整することができ、キャスティング性能等の
釣竿の操作性が向上する。
形態について図面を参照しつつ説明する。本発明の第2
実施形態を採用した釣竿2に設けられたトリガーハンド
ル50は、図5及び図6に示すように、リールシート1
5の載置部と逆側の外周面に軸方向に間隔を隔てて設け
られた複数の取付孔52(本体装着部)と、取付孔52
に支持されたハンドル本体51とを有している。
に、ABS樹脂等の合成樹脂製の変形直方体型部材であ
って、底部がやや穂先側に突出し穂先側側面がくびれた
形状である。そして、ハンドル本体51の頭部には、取
付孔52への嵌合用に形成された柱状の突出部51aが
設けられている。なお、その他の構造は第1実施形態と
同様であり、説明を省略する。
の手の大きさやタックルの変更に応じて、複数設けられ
ている取付孔52のうち任意の取付孔52にハンドル本
体51の突出部51aを嵌合して固定する。以上のよう
に、本発明の第2実施形態を採用した釣竿2によれば、
ハンドル本体51を任意の取付孔52に嵌合して固定で
き、人差し指を引っかけるハンドル本体51の位置を調
整できるので、ユーザは手の大きさやタックルの変更に
応じて人差し指を引っかけるハンドル本体51の位置を
調整することができ、キャスティング性能が向上する。
きる。 (b)取付孔に雌ネジ部を形成すると共に、ハンドル本
体の突出部に雄ネジ部を形成し、これらを蝶合すること
によってハンドル本体を固定してもよい。
ドル本体を軸方向に移動自在に支持し、調整部材によっ
てハンドル本体の位置を調整することができるので、ユ
ーザの手の大きさやタックルの変更に応じてトリガーハ
ンドルの位置を変更することができる。この結果、釣竿
の操作性が向上する。
シート,トリガーハンドルの斜視図。
シ−ト,トリガーハンドルの拡大図。
Claims (4)
- 【請求項1】釣竿のリールシートと逆側の周面に設けら
れ、人差し指をかけるためのトリガーハンドルであっ
て、 ハンドル本体と、 前記釣竿の竿体外周面に設けられ、前記ハンドル本体を
回転不能かつ前記釣竿の軸方向に移動自在に支持する支
持部材と、 前記ハンドル本体を前記軸方向に移動させる調整部材
と、を備えた釣竿用トリガーハンドル。 - 【請求項2】前記調整部材は、前記ハンドル本体を貫通
して前記軸方向に沿って配置され、前記竿体に回転自在
に支持されたネジ部材と、 前記ハンドル本体の貫通部に回転かつ軸方向移動不能に
設けられ前記ネジ部材に螺合するナット部材とを有す
る、請求項1に記載の釣竿用トリガーハンドル。 - 【請求項3】釣竿のリールシートと逆側の周面に設けら
れ、人差し指をかけるためのトリガーハンドルであっ
て、 ハンドル本体と、 前記釣竿の竿体外周面に設けられ、前記ハンドル本体を
前記竿体に装着するために前記竿体の外周面に軸方向に
間隔を隔てて設けられた複数の本体装着部と、を備えた
釣竿用トリガーハンドル。 - 【請求項4】請求項1〜3のいずれかに記載のトリガー
ハンドルを備えた釣竿。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11972997A JP3778533B2 (ja) | 1997-05-09 | 1997-05-09 | トリガーハンドル及びこれを設けた釣竿 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10309155A true JPH10309155A (ja) | 1998-11-24 |
JP3778533B2 JP3778533B2 (ja) | 2006-05-24 |
Family
ID=14768686
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11972997A Expired - Fee Related JP3778533B2 (ja) | 1997-05-09 | 1997-05-09 | トリガーハンドル及びこれを設けた釣竿 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3778533B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2002171875A (ja) * | 2000-12-11 | 2002-06-18 | Shimano Inc | リールシート |
JP2005204618A (ja) * | 2004-01-26 | 2005-08-04 | Daiwa Seiko Inc | 釣竿 |
WO2018034329A1 (ja) * | 2016-08-19 | 2018-02-22 | 株式会社シマノ | リールシート及び釣竿 |
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-
1997
- 1997-05-09 JP JP11972997A patent/JP3778533B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN109310074A (zh) * | 2016-08-19 | 2019-02-05 | 株式会社岛野 | 渔轮座以及钓竿 |
CN109310074B (zh) * | 2016-08-19 | 2021-04-30 | 株式会社岛野 | 渔轮座、钓竿以及渔轮座的下构件 |
US11206820B2 (en) | 2016-08-19 | 2021-12-28 | Shimano Inc. | Reel seat and fishing rod |
JP2021010385A (ja) * | 2020-11-04 | 2021-02-04 | 株式会社シマノ | リールシート及び釣竿 |
Also Published As
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---|---|
JP3778533B2 (ja) | 2006-05-24 |
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