JP2001352867A - 釣 竿 - Google Patents
釣 竿Info
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- JP2001352867A JP2001352867A JP2000178234A JP2000178234A JP2001352867A JP 2001352867 A JP2001352867 A JP 2001352867A JP 2000178234 A JP2000178234 A JP 2000178234A JP 2000178234 A JP2000178234 A JP 2000178234A JP 2001352867 A JP2001352867 A JP 2001352867A
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Abstract
き、リトリーブ等の操作が容易な釣竿を提供する。 【解決手段】 この釣竿の元竿1の竿元側には補助体1
0が連結されている。補助体10は、筒状の本体部11
と、本体部11の竿元側端部外周面に配置される補助グ
リップ12と、本体部11の竿元側端面に脱着自在に装
着される尻栓13とを有している。本体部11は、ガラ
ス繊維を引き揃えた上に合成樹脂を含浸させたガラス繊
維プリプレグからなる筒状部材である。その径は元竿1
の竿元側端部より大径であり、元竿1の竿元側端部が嵌
合雄部となって、本体部11の穂先側内に挿入され連結
され接着剤等によって固定されている。
Description
竿に関する。
振り出し形式または並継ぎ形式で連結された複数の中竿
と、中竿の穂先側に連結された穂先竿とを有している。
この元竿は、竿元側端部に設けられたリアグリップと、
リアグリップの穂先側に設けられリールを取り付け可能
なリールシートとを有している。
ルを取り付け、リアグリップを把持しつつリール操作を
行いキャスティング,リトリーブ等を行う。
トリーブ時や釣糸の巻き上げ時において、穂先側の竿の
ぶれを抑えるために、元竿の竿元側端部を身体の一部
(例えば、腹部)に当ててリール操作を行うことがあ
る。しかし、従来の釣竿の中にはリールシートから元竿
の竿元側端部までの距離が短く、元竿の竿元側端部を身
体の一部に当てながらリール操作を行うのは難しい場合
がある。特にルアー釣り用のルアーロッドでは、キャス
ティング性や運搬性等を考慮してリールシートが元竿の
竿元側近くに設けられているものが多い。
込んで、必要に応じて元竿の竿元側端部を伸縮させるこ
とが考えられる。しかし、このような別体を元竿の竿元
側に装着するのでは、別体の安定性に不安がある。ま
た、リールシートが元竿の竿元側近くに設けられている
釣竿では、リールシートを中心とする釣竿の軸方向バラ
ンスにおいてリールシートより竿元側が軽くなってしま
い、適度な軸方向バランスが採りにくい。
に当てることができ、リトリーブ等の操作が容易な釣竿
を提供することにある。また、釣竿の軸方向バランスに
優れる釣竿を提供することにある。
釣りに用いる釣竿であって、リールを脱着自在に装着可
能な略筒状のリールシートを外周面に有する元竿と、元
竿の竿元側端部に連結され固定された前記元竿より大径
の筒状の補助体と、補助体の竿元側端部にはめ込まれた
尻栓とを備えている。そして、リールシートはリールの
脚部を載置する載置面を有し、載置面は前記筒状のリー
ルシートの周面から径内方向に窪んで軸方向に水平に形
成されている。
を身体の一部に押しつけて安定した状態で釣り操作を行
う場合には、補助体の竿元側端部の尻栓を身体の一部、
例えば、腹部等に押し当てて釣り操作を行う。補助体に
より釣竿の竿元側端部とリールシートとの距離が伸び
て、竿元側端部の尻栓を身体の一部に当てながら穂先側
のぶれを抑えつつ容易にリール操作を行うことが可能に
なる。この補助体は元竿に固定されているのでその安定
性にも優れている。
ールシートより竿元側に加重しており、特に、リールシ
ートが元竿の竿元側近くに設けられている釣竿では、リ
ールシートを中心とする釣竿の軸方向バランスを適度な
ものとすることができる。さらに、元竿のリールシート
は、リールの脚部を固定する載置面が略筒状のリールシ
ート周面より窪んで(径内方向に近づいて)形成されか
つ軸方向に水平に形成されており、ここに取り付けるリ
ールがより釣竿全体の軸方向中心線に近接してリールシ
ートに取り付けられることになる。よって、釣竿全体の
径方向バランスの偏りを効果的に押されることができ、
竿元側の尻栓を身体の一部に当てながらリール操作をよ
り安定した状態で行うことが可能になる。
に適さない元竿より穂先側に位置する竿体に比べて、撓
り程度を考慮する必要に乏しい補助体は元竿より大径化
することが容易である。よって、元竿より大径であり強
度及び加重に優れた補助体を元竿の竿元側に連結し得る
のである。発明2に係る釣竿は、発明1の釣竿であっ
て、補助体は筒状の本体部を有し、この本体部はガラス
繊維に合成樹脂を含浸させたガラス繊維強化樹脂からな
る。
重の大きいガラス繊維を含むガラス繊維強化樹脂から構
成されており、釣竿の軸方向バランスにおいてリールシ
ートの竿元側への加重を容易なものとする。発明3に係
る釣竿は、発明1の釣竿であって、補助体は筒状の本体
部を有し、この本体部はガラス繊維及び炭素繊維に合成
樹脂を含浸させたガラス繊維強化樹脂からなる。
ガラス繊維を含んでおり、釣竿の軸方向バランスにおい
てリールシートの竿元側への加重を容易なものとする。
て図面を参照しつつ説明する。本発明の一実施形態を採
用した釣竿は、図1に示すように、元竿1と、元竿1の
穂先側に連結される穂先竿2とを有している。また、元
竿1の竿元側には補助体10が連結されている。
等の強化繊維を引き揃えた上に合成樹脂を含浸させたプ
リプレグをマンドレルに巻回して焼成して得られた先細
り筒状部材である。元竿1の穂先側端部は嵌合雌部とな
っており、穂先竿2の竿元側端部である嵌合雄部が挿入
され、いわゆる振出形式で脱着自在に連結可能となって
いる。
元グリップ3と、竿元グリップ3の穂先側の外周面に装
着された前グリップ4と、竿元グリップ3と前グリップ
4との間に設けられリール(図示せず)を脱着自在に装
着可能なリールシート5とを有している。竿元グリップ
3はEVAやポリウレタン等の合成樹脂から構成される筒
状部材であり、元竿1の外周面に接着剤等によって固定
されている。一方、リールシート5は略筒状の部材であ
り竿元側端部に固定フード5bを有し、穂先側端部に移
動フード5aを有している。この固定フード5bと移動
フード5aの間はリールの脚部を載置する載置部5cと
なっており、載置部5cは略筒状のリールシート5の周
面より径内方向に窪んで(径内方向に近づいて)、軸方
向に水平な平面となっている。
軸方向に移動自在である。そして、リールシート5の載
置部5c上にリールの脚部を載置し、固定フード5bに
脚部の一端を係止した上で、移動フード5aと前グリッ
プ4とを軸方向に移動させつつ移動フード5aによって
リールの脚部の他端を係止して、リールをリールシート
5に装着する。
配置される複数の釣糸ガイド6を有している。釣り糸ガ
イド6はセラミック等の硬質部材からなる硬質リングを
有し、この硬質リングにリールからの釣糸が順次挿通し
て穂先側に導かれる。図2に詳しく示すように、補助体
10は、筒状の本体部11と、本体部11の竿元側端部
外周面に配置される補助グリップ12と、本体部11の
竿元側端面に脱着自在に装着される尻栓13とを有して
いる。
に合成樹脂を含浸させたガラス繊維プリプレグからなる
筒状部材である。その径は元竿1の竿元側端部より大径
であり、元竿1の竿元側端部が嵌合雄部となって、本体
部11の穂先側内に挿入され連結され接着剤等によって
固定されている。なお、本体部11と元竿1の連結部分
の外周には竿元グリップ3の一部が配置され、外観上連
結部分は目に触れないように工夫されている。さらに、
この連結部分の竿元グリップ3の竿元側端部には金属製
の固定リング14も配置される。
ゴムやブタジエンゴム等合成ゴム,EVA樹脂またはコ
ルク等の木材からなるの円筒型部材であって、本体部1
1の竿元側にはめ込まれて接着材等で固定されている。
この補助グリップ12の穂先側端部においても金属製の
固定リング14が配置される。尻栓13は、天然ゴム,
スチレンゴムやブタジエンゴム等合成ゴム,EVA樹脂
からなる栓部材であり、穂先側の一部が本体部11の竿
元側端部からその内部に挿入され、竿元側部分は拡径し
て本体部11及び補助グリップ12の竿元側端面全体を
覆うようになっている。なお、必要に応じて、尻栓13
の竿元側端面をより拡径させてもよい。
ィング後において釣竿を安定させた状態で釣り操作を行
う場合には、補助体10の竿元側端部に位置する尻栓1
3部分を身体の一部に押しつけながらリトリーブ等のリ
ール操作を行う。この補助体10により釣竿全体の竿元
側端部位置とリールシートとの距離が伸びて、尻栓13
身体の一部に当てながら穂先側のぶれを抑えつつ容易に
リール操作を行うことが可能になる。そして、この補助
体10の本体部11は元竿1に直接固定されているので
その安定性にも優れている。
ルの脚部を固定する載置面5cが略筒状のリールシート
5周面より径内方向に近接するように窪んで形成されか
つ軸方向に水平な平面として形成されており、取り付け
るリールがより釣竿全体の軸方向中心線に近接してリー
ルシート5に取り付けられることになる。よって、釣竿
全体の径方向バランスの偏りを効果的に押されることが
でき、竿元側の尻栓13を身体の一部に当てながらリー
ル操作をより安定した状態で行うことが可能になる。
ルシート5より竿元側に位置し、仕掛けに魚がかかった
場合の撓り程度を考慮する必要に乏しい補助体10はそ
の本体部11を大径化しても大きな問題ない。よって、
元竿1より大径でありかつ比重の大きいガラス繊維を用
いて本体部11を構成して比較的重い補助体10を元竿
1の竿元側に連結し得る。この結果、強度を向上させ、
また、リールシート5より竿元側に加重することで、リ
ールシート5を中心とする釣竿の軸方向バランスを適度
なものとすることができる。
く、投竿や船竿等にも適応できる。 (b)補助体10の本体部11はガラス繊維強化樹脂の
みではなく、炭素繊維やその他の強化繊維を混合したも
のを用いてもよい。また、炭素繊維からのみなる繊維強
化樹脂を用いて補助体10の本体部11を構成してもよ
い。この場合であっても、補助体10を大径化すること
で十分に強度を向上させまた竿元側に加重することも可
能である。
部を身体に当てることができ、リトリーブ等の操作が容
易となる。また、釣竿の軸方向バランスに優れる。
Claims (3)
- 【請求項1】魚釣りに用いる釣竿であって、 リールを脱着自在に装着可能な略筒状のリールシートを
外周面に有する元竿と、 前記元竿の竿元側端部に連結され固定された前記元竿よ
り大径の筒状の補助体と、 前記補助体の竿元側端部にはめ込まれた尻栓とを備え、 前記リールシートは前記リールの脚部を載置する載置面
を有し、前記載置面は前記筒状のリールシートの周面か
ら径内方向に窪んで軸方向に水平に形成されている釣
竿。 - 【請求項2】前記補助体は筒状の本体部を有し、前記本
体部はガラス繊維に合成樹脂を含浸させたガラス繊維強
化樹脂からなる、請求項1に記載の釣竿。 - 【請求項3】前記補助体筒状の本体部を有し、前記本体
部はガラス繊維及び炭素繊維に合成樹脂を含浸させたガ
ラス繊維強化樹脂からなる、請求項1に記載の釣竿。
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-
2000
- 2000-06-14 JP JP2000178234A patent/JP4354095B2/ja not_active Expired - Fee Related
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