JP2024069093A - リールシート及び釣竿 - Google Patents

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Abstract

【課題】操作性を向上させることができるだけでなく、強度が低下しにくく耐久性を大幅に高めることが可能なリールシート及びこれを備えた釣竿を提供する。【解決手段】リール脚が載置されるリール脚載置部と、リール脚載置部の軸方向の一方側に設けられた固定フード14と、リール脚載置部の軸方向の他方側に設けられた移動フード13と、前側に竿体の元節継部が後側にグリップ取付素材がそれぞれ前記軸方向に水平に設けられ、リール脚載置部は、リール脚載置部からみてリール脚が載置される側とは反対側の方向へ、基準位置に対して2.5mmから4.0mmの範囲でオフセットされるように構成されるリールシート及びこれを備えた釣竿。【選択図】図2

Description

本発明は、リールシート、及びこれを備えた釣竿に関する。
従来より、釣竿用リールシートを備えた様々な釣竿が知られている。
このような釣竿では、通常、竿体の上に釣竿用リールシートや釣竿用グリップが載置され、該釣竿用リールシートには、本体の上側又は下側にリール脚を載置するためのリール脚載置部が形成される。
このような釣竿のリールシートとして、例えば、特許文献1から3に開示されているように、リールシートのリール脚載置部の位置が、元竿杆の軸心に対して落ち込む方向にオフセットしたリールシート(オフセットリールシートとも称される)が知られている。このようなオフセットリールシートによれば、リール脚載置部が下方側にシフトした状態にあるため、丸形の両軸受けリールを装着した際、その後方側のグリップ部分を握持しても親指の操作位置が高くなることはなく、掌が開いて操作性が低下することが抑制できることが開示されている。
実全昭49-122082号公報 実公昭49-46557号公報 実公昭50-24539号公報
これらの特許文献に係るリールシートでは、キャスティング操作時にスプールをフリー回転状態にするクラッチレバーが側板の表面から突出するように配設された両軸受けリールであっても、クラッチ操作を容易に行うことが可能となるものの、装着するリールの種類によっては、オフセット量が大き過ぎてかえって操作性が悪く、特に近年主流となりつつある所謂ロープロファイル型のリールに対応するためには、オフセット量を適正量に設定する必要があるものの、使用するリールにも配慮したより適切なオフセット量を決定することができていないという問題があった。また、リールシートのリール脚載置部の位置が元竿杆の軸心に対して落ち込む方向にオフセットした構造であるため、リールシート脚載置部の領域のリールシートの強度が大幅に低下し、リールシートの元節継部端面の領域に応力が集中することで、使用態様によっては破壊・損壊が容易に生じ、耐久性に本質的な問題があるという問題もあった。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、丸型及びロープロファイルの両軸リールのいずれにも対応可能で、より適切なオフセット量が設定されたリールシートを採用することで、操作性を向上させることができるだけでなく、強度が低下しにくく耐久性を大幅に高めることが可能なリールシート、及びこれを備えた釣竿を提供することにある。本発明のこれら以外の目的は、本明細書全体を参照することにより明らかとなる。
本発明の一実施形態に係るリールシートは、リール脚が載置されるリール脚載置部と、該リール脚載置部の軸方向の一方側に設けられた固定フードと、を有するリールシート本体と、該リール脚載置部の軸方向の他方側に設けられた移動フードと、を備えるリールシートであって、前記リールシート本体の前側に竿体の元節継部が、前記リールシート本体の後側にグリップ取付素材がそれぞれ前記軸方向に水平に設けられるリールシートであって、前記リール脚載置部は、該リール脚載置部からみて前記リール脚が載置される側とは反対側の方向へ、基準位置に対して2.5mmから4.0mmの範囲でオフセットされるように構成される。
本発明の一実施形態に係るリールシートは、リール脚が載置されるリール脚載置部と、該リール脚載置部の軸方向後方側に設けられた固定フードと、該リール脚載置部の軸方向前方側に設けられ、一部が切欠かれた筒状部とを備えるリールシート本体と、該リール脚載置部12aの軸方向前方側に設けられた移動フードと、該筒状部の外面に設けられ、回転により該移動フードを移動可能とするナット部材と、を備える、竿体に取付けられるリールシートであって、前記リール脚載置部は、該リール脚載置部からみて前記リール脚が載置される側とは反対側の方向へ、基準位置に対して2.5mmから4.0mmの範囲でオフセットされるように構成される。
本発明の一実施形態に係るリールシートにおいて、前記基準位置は、前記グリップ取付素材又は前記竿体の中心軸の位置である。また、本発明の一実施形態に係るリールシートにおいて、前記リール脚載置部に載置されるリールのサミング高さが、前記基準位置に対して5.0mmから10.0mmの範囲となるように、前記リール脚載置部が前記基準位置に対してオフセットされている。
本発明の一実施形態に係るリールシートにおいて、前記筒状部は、円筒部と、一部が切欠かれた凹状部とを有し、前記移動フードは、該筒状部の内面に設けられる係合部と、前記リール脚の少なくとも一部を収容するフード部とを有し、前記ナット部材は、該凹状部の外面に相対回転可能に設けられ、その内面が該係合部と係合して該ナット部材の回転により移動フードを前記軸方向後方側に移動可能にされ、前記竿体は、前記筒状部の前記円筒部まで挿入可能にされる。
本発明の一実施形態に係るリールシートにおいて、前記係合部と前記ナット部材とは螺合するようにされる。
本発明の一実施形態に係るリールシートにおいて、前記竿体は、前記円筒部の軸方向でみて、前記円筒部の内部に5mmから20mmの範囲で挿入される。
本発明の一実施形態に係るリールシートにおいて、前記係合部と、前記フード部とは、前記リールシートの中心軸の径方向でみてオフセットされている。
本発明の一実施形態に係るリールシートにおいて、前記係合部と、前記フード部とがオフセットされる場合、前記係合部と前記フード部との間に、前記リールシートの中心軸に垂直に延伸し、前記係合部と前記フード部とを接続する接続部を有する。
本発明の一実施形態に係る釣竿は、上記いずれかのリールシートと、リールと、竿体とを備えるように構成される。
上記実施形態によれば、丸型及びロープロファイルの両軸リールのいずれにも対応可能で、より適切なオフセット量が設定されたリールシートを採用することで、操作性を向上させることができるだけでなく、強度が低下しにくく耐久性を大幅に高めることが可能なリールシート、及びこれを備えた釣竿を提供することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る釣竿を示す図である。 本発明の一実施形態に係るリールシートを示す図である。 本発明の一実施形態に係るリールシートの分解斜視図を示すものである。 本発明の一実施形態に係るリールシートの断面を示す図である。 本発明の一実施形態に係るリールシートの断面を示す図である。 (a)本発明の一実施形態に係るリールシートにおける移動フードの上方斜視図である。(b)本発明の一実施形態に係るリールシートにおける移動フードの下方斜視図である。 本発明の一実施形態に係るリールシート9の中間連結部24の外形形状を説明する図である。
以下、本発明に係るリールシート及び釣竿の実施形態について、添付図面を参照しながら具体的に説明する。複数の図面において共通する構成要素には当該複数の図面を通じて同一の参照符号が付されている。各図面は、説明の便宜上、必ずしも正確な縮尺で記載されているとは限らない点に留意されたい。
図1は、本発明に係る釣竿の一実施形態を示す図である。図示のように、本発明の一実施形態による釣竿1は、竿体2と、竿体2にリールシート9を介して取り付けられたリール6と、竿体2に取り付けられた釣糸ガイド10と、を備える。図示の実施形態においては、リールシート9及び釣糸ガイド10の各々が、竿体の外周面に取り付けられる取付部品に該当する。
竿体2は、例えば、元竿3、中竿5、及び穂先竿7等を連結することによって構成されている。これらの各竿体は、例えば、並継ぎ式に継合される。元竿3、中竿5、及び穂先竿7は、振出方式、逆並継方式、インロー方式、又はこれら以外の公知の任意の継合方式により継合され得る。竿体2は、単一の竿体から構成されていても良い。
元竿3、中竿5、及び穂先竿7は、例えば、繊維強化樹脂製の管状体で構成されている。この繊維強化樹脂製の管状体は、強化繊維にマトリクス樹脂を含浸させた繊維強化樹脂プリプレグ(プリプレグシート)を芯金に巻回し、このプリプレグシートを加熱して硬化させることにより作成される。このプリプレグシートに含まれる強化繊維として、例えば、炭素繊維、ガラス繊維、及びこれら以外の任意の公知の強化繊維を用いることができる。当該プリプレグシートに含まれるマトリクス樹脂として、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂を用いることができる。プリプレグシートが硬化された後には、芯金が脱芯される。また、管状体の外表面は、適宜研磨される。各竿体は、中実状に構成されてもよい。
図示の実施形態において、元竿3、中竿5及び穂先竿7には、リールシート9に装着されるリール6から繰り出される釣糸を案内する複数の釣糸ガイド10(釣糸ガイド10A~10D)が設けられている。より具体的には、元竿3には釣糸ガイド10Aが設けられ、中竿5には釣糸ガイド10Bが設けられ、穂先竿7には釣糸ガイド10Cが設けられている。穂先竿7の先端には、トップガイド10Dが設けられているが、詳細は省略する。
次に、図2を参照して、リールシート本体12及びリールシート9の基本的構成につき説明する。以下の説明において、軸方向(前後方向)及び上下方向は、図2で示した方向を意味し、左右方向(サイド方向)は、図2の紙面と直交する方向を意味する。すなわち、前方は釣竿の穂先側、後方は基端側を意味し、上方は、両軸受けリールを装着した際、元竿杆(竿杆)の軸心Xに対してリール側、下方は、その反対側を意味する。
リールシート本体12は、魚釣用リール6のリール脚6aが載置されるリール脚載置面12aをその軸方向に沿って有するリールシート本体12を備えている。リールシート本体12は、例えば、150mmから200mmの範囲の長さを有するよう構成できるが、これに限られない。また、このリールシート本体12は、リール脚載置面12aの反対側を僅かに膨出させ、握持する手で握り込んだときに、母指球またはその近部を支えることで握持し易い湾曲形状の外面を有する膨出部(トリガー)12bを形成してある。なお、リールシート本体12の後側に竿体を継ぐような構成にしてもよい。
リールシート本体12のリール脚載置面12aは、平坦または、リールシート本体12のリール脚載置面12aに隣接する他の周方向の部位(例えば、トリガー12b)よりも大きな曲率をもって略平坦に形成することができ、かつ、図2に示すリールシート本体12の軸方向に延びた状態に形成されている。リールシート本体12には、一端(竿元側)に固定フード14が一体的に配設されている。リールシート本体12のリール脚載置面12aの一端は、固定フード14の内部に配設されている。
詳細は後述するが、リールシート本体12には、他端(竿先側)に移動フード13が軸方向に移動自在に装着される。リール脚載置部12aにリール脚6aを載置して、その後端側を固定フード14に嵌入した状態で、前端側を軸方向に移動する移動フード13で締め付けることで魚釣用リール6はリールシート9に装着、固定されるようになっている。なお、リールシート9は、該リールシート本体12と該移動フード13とを含むが、これら以外の部材を含み得る。
本発明の一実施形態に係るリールシート9は、魚釣用リール6のリール脚6aが載置されるリール脚載置部12aと、該リール脚載置部12aの軸方向後方側に設けられた固定フード14と、該リール脚載置部12aの軸方向前方側に設けられ、一部が切欠かれた筒状部15とを備えるリールシート本体12と、該リール脚載置部12aの軸方向前方側に設けられた移動フード13と、該筒状部15の外面に設けられ、回転により該移動フード13を移動可能とするナット部材18と、を備える、竿体2に取付けられるリールシート9であって、当該リール脚載置部12aは、該リール脚載置部12aからみて該リール脚6aが載置される側とは反対側の方向へ、基準位置に対して2.5mmから4.0mmの範囲でオフセットされるように構成される。または、本発明の一実施形態に係るリールシート9は、リール脚6aが載置されるリール脚載置部12aと、該リール脚載置部12aの軸方向の一方側に設けられた固定フード14と、を有するリールシート本体12と、該リール脚載置部12aの軸方向の他方側に設けられた移動フード13と、を備えるリールシート9であって、リールシート本体12の前側に竿体2の元節継部2aが、リールシート本体12の後側にグリップ取付素材11がそれぞれ当該軸方向に水平に設けられるリールシート9であって、該リール脚載置部12aは、該リール脚載置部12aからみて該リール脚6aが載置される側とは反対側の方向へ、基準位置に対して2.5mmから4.0mmの範囲でオフセットされるように構成される。ここで、本発明の一実施形態に係るリールシートにおいて、前記基準位置は、グリップ取付素材又は竿体の中心軸の位置(高さ方向の位置)とする(本明細書を通じて同様とする)。基準位置よりもプラスの場合、リールシートは基本的にオフセットされておらず、基準位置よりもマイナスの場合、リールシートはオフセットされた状態(リールの一部がリールシートに入り込む状態)となっている。オフセットされた状態とは、装着した状態でリールの一部がリールシートに入り込んだ状態であり、オフセット量が大きい程(すなわち、オフセット量のマイナスの数値が高い程)リールの一部がより深くリールシートに入り込んだ状態となる。
本発明の一実施形態に係るリールシート9によれば、丸型及びロープロファイルの両軸リールのいずれにも対応可能で、より適切なオフセット量が設定されたリールシートを採用することで、操作性を向上させることができるだけでなく、強度が低下しにくく耐久性を大幅に高めることが可能なリールシート、及びこれを備えた釣竿を提供することが可能となる。
本発明の一実施形態に係るリールシート9において、リール脚載置部12aに載置されるリール6のサミング高さが、当該基準位置に対して5.0mmから10.0mmの範囲となるように、前記リール脚載置部が前記基準位置に対してオフセットされている。
本発明の一実施形態に係るリールシート9によれば、丸型及びロープロファイルの両軸リールのいずれにも対応可能で、より適切なオフセット量が設定されたリールシートを採用することで、操作性を向上させることができるだけでなく、強度が低下しにくく耐久性を大幅に高めることが可能なリールシート、及びこれを備えた釣竿を提供することが可能となる。
次に、本発明の一実施形態に係るリールシート9におけるサミング位置及びオフセット量について説明する。使用者が、リールが装着されたリールシートを備える釣竿をキャスティング(投擲)する際、人差し指をトリガーに掛け、中指薬指小指と手の平でグリップを握り、親指でリールのスプールのサミング操作を行う。その際、釣竿を把持(グリップ)している中指薬指小指と手の平が開かずに親指の動く範囲でリールのスプールをサミングできると操作性が良くなることが判っている。このサミング位置は、リールのクラッチレバーOFF時のクラッチ位置で決まる。サミング位置が低すぎると、クラッチが切り難い等の問題が発生するため、釣竿のグリップ上部(上面)に対するサミング位置(クラッチOFF位置)が、4mmから12mmの範囲、より好ましくは5mmから10mmの範囲の高さにあると操作性が良いことが見出された。
クラッチオフ時のクラッチ位置が、それぞれ27.5mm(丸型リール)、24.8mm(ロープロファイル型リールA)、23.9mm(ロープロファイル型リールB)2種類、21.6mm(ロープロファイル型リールC)のリールを用いて、各オフセット量(-8.5mm、-5.5mm、-4.0mm、-3.2mm、-2.5mm、3.5mm、8.2mm)の場合の、サミング(クラッチOFF)高さを下表1に示す。
表1に示すように、5つのリールについて、各オフセット量毎のサミング高さ(クラッチOFF位置)を確認したところ、オフセット量が、-2.5mmから-4.0mmの範囲では、サミング高さ(クラッチOFF位置)は、4mmから12mmの範囲に収まっていることが判った。オフセット量が-5.5mmの場合、ロープロファイル型リールCを除いて、サミング高さ(クラッチOFF位置)は、5mmから10mmの範囲に収まっていることが判った。以上のことから、オフセット量が-2.5mmから-4.0mmの範囲の場合、サミング高さ(クラッチOFF位置)について最も良好な結果となった。また、オフセット量が-5.5mmの場合は、次に良好な結果となった。他方で、オフセット量が8.2mm、3.5mmの場合は、いずれもサミング高さ(クラッチOFF位置)が12mmよりも大きいという結果となった。また、オフセット量が-8.5mmの場合も、丸型リールについてはサミング高さ(クラッチOFF位置)が6.0mmで良好であったが、それ以外のリールでは、3.3mm以下となった。
次に、本発明の一実施形態に係るリールシート9におけるオフセット量についての操作試験の結果について説明する。本操作試験では、クラッチオフ時のクラッチ位置が、それぞれ27.5mm(丸型リール(I型という))、24.8mm(ロープロファイル型リールA(IIという))、23.9mm(ロープロファイル型リールB(III型という))、21.6mm(ロープロファイル型リールC(IV型という))の各リールを用いて、各オフセット量(-8.5mm、-5.5mm、-4.0mm、-2.5mm、6.5mm、8.5mm)の場合の、実釣り操作の評価を性別、年齢、体格の異なる10人の試験者による釣竿の操作性の評価を行った結果を下表2、3に示す。なお、評価点数は、10点満点で、1が最低評価、10が最高評価であり、1は使用し難いとの評価の場合、2-5は使用時に気になる点があるとの評価の場合、6-8は不具合なく使用できるとの評価の場合、9、10は快適に使用できるとの評価の場合をそれぞれ示している。また、釣竿の操作性として、キャスト(投擲)、リーリング、ルアーアクションを含めた総合評価を行った。
表2及び3に示すように、4つのリールについて、オフセット量が、-2.5mmから-4.0mmの範囲では、最高評価10点を含め性能評価が最も高いことが判った。オフセット量が-5.5mmの場合、最高評価10点の数は少ないものの、7、8、9点の評価が多く、次いで性能評価が高いことが判った。他方で、オフセット量が-8.5の場合、5点以下の評価も多く、性能評価としてマラ図示も十分とは言えない結果となった。また、オフセット量が、+6.5mm、+8.5mmについては、性能評価として最も低いことが判った。本性能試験結果から、本発明の一実施形態に係るリールシート9におけるオフセット量が、-2.5mmから-5.5mmの範囲、より好ましくは-2.5mmから-4.0mmの範囲では、操作性が高いということが判明した。
このようにして、本発明の一実施形態に係るリールシート9によれば、丸型及びロープロファイルの両軸リールのいずれにも対応可能で、より適切なオフセット量が設定されたリールシートを採用することで、操作性を向上させることができるリールシート、及びこれを備えた釣竿を提供することが可能となる。
再度図2を参照して、本発明の一実施形態に係るリールシートについてより詳細に説明する。図示のように、本発明の一実施形態に係るリールシート9は、リール脚6aが載置されるリール脚載置部12aと、該リール脚載置部12aの軸方向後方側(竿尻側)に設けられた固定フード14と、該リール脚載置部12aの軸方向前方側(竿先側)に設けられ、一部が切欠かれた筒状部15とを備えるリールシート本体12と、該リール脚載置部12aの軸方向前方側(竿先側)に設けられた移動フード13と、該筒状部15の外面に設けられ、回転により該移動フード13を移動可能とするナット部材18とを備える、竿体2に取付けられるリールシート9であって、該筒状部15は、円筒部21と、一部が切欠かれた凹状部22とを有し、該移動フード13は、該筒状部15の内面に設けられる係合部16と、該リール脚6aの少なくとも一部を収容するフード部17とを有し、該ナット部材18は、該凹状部22の外面に該凹状部22に対して相対回転可能に設けられ、該ナット部材18の内面18aが該係合部16と係合して該ナット部材18の回転により移動フード13を該軸方向後方側(竿尻側)に移動可能にされ、該竿体2は、該筒状部15の該円筒部21まで挿入可能にされるように構成される。なお、竿体2の端部に突起部が設けられることができる。このようにして、竿体2の元側端面部の形状による回転防止の構造を採用することができる。また、竿体2に代えて、スペーサーを用いるようにしてもよい。その場合は、例えば、当該スペーサーに竿体が並継合せにより接続されるようにしてもよいし、当該スペーサーに竿体がインローにより接続されるようにしてもよい。なお、該筒状部15は、円筒部21と、一部が切欠かれた凹状部22とを有する旨説明したが、該円筒部21の内側の少なくとも一部に凹状部22が延伸する(すなわち、筒状部15において、外側に円筒部21、その内側の少なくとも一部に凹状部22)ようにして設けられるようにしてもよい。
本発明の一実施形態に係るリールシートによれば、リールシートのリール脚載置部の位置が元竿杆の軸心に対して落ち込む方向にオフセットした構造を採用した場合でも、丸型及びロープロファイルの両軸リールのいずれにも対応可能で、強度が低下しにくく耐久性を大幅に高めることが可能なリールシートを提供することが可能となる。より具体的には、竿体自体をリールシート本体が厚肉構造となる部分まで挿入可能となり、また移動フード13の係合部16が竿体後部を把持する構造を採用し、軽量でロープロファイル両軸リールにも対応でき、十分な強度を持ったリールシート構造を実現することが可能となる。
次に、図2及び3を参照して、本発明の一実施形態に係るリールシートについて更に説明する。リールシート9のリールシート本体12は、前方に、筒状部15を備えており、後方に、握持、保持されるグリップ部(後方グリップ)23が固定されるようになっている。該リールシート本体12は、筒状部15と後方筒部4bを軸方向に亘って連結する中間連結部24を備えており、これらは一体形成されている。筒状部15の内面には、釣竿を構成する竿体2の基端側外周面が接着等によって固定され、グリップ部23は、リールシート本体12の後方側に軸心方向に沿って突出形成された筒状突部4aの外周面に固定されており、後方筒部4bの表面と面一状になるように構成されている。この場合、後方筒部4bもグリップ部23と共に握持、保持される部分であり、グリップを構成し得る。なお、リールシート9が固定される釣竿1については、振出式、継合式、1本竿等、その構成については限定されることはなく、図2では、釣竿の一部(竿体の一部)が示され、全体構成については省略されている。また、該リールシート9は、魚釣用リール6として、ロープロファイル型の両軸受けリール(以下、リールとも称する)を装着、固定した例が示されている。
該移動フード13は、雄ネジ部が形成された係合部16と、該リール脚6aの少なくとも一部を収容する径方向内側に湾曲したフード部17を備える。該フード部17は、中間連結部24の前方端面(筒状部15の端面)の下方に形成された開口8内に入り込むように配設されており、この開口8は、該リール脚載置部12aと繋がっている。すなわち、移動フード13が後方側に移動すると、そのフード部17は、開口8内において、該リール脚載置部12aに載置されたリール脚6aの前端部に嵌入するようになっている。
該移動フード13の係合部16の雄ネジ部は、筒状部15(又は筒状部15の凹状部22)に外嵌されるナット部材18の内面18aに形成された雌ネジ部と螺合するようにされる。すなわち、ナット部材18を一方向に回転操作することで、移動フード13は軸方向後方側に移動してリール脚6aの前端側を締め付け(リールの装着、固定状態)、ナット部材18を他方向に回転操作することで、移動フード13は軸方向前方側に移動して、リール脚6aの前端側を開放する(リールの取り外し状態)。ここで、係合部16とナット部材18の内面との係合方法は、従来公知の様々な方法が考えられ、特定の態様(螺合)に限定されるものではない。なお、筒状部15の前端側には、周方向に沿って円周溝が形成されており、この部分にリング状部材(止め輪)20を装着することで、ナット部材18が前方側に抜けないように規制することができる。
リールシート本体12の外面には、ナット部材18に隣接してグリップ支持部25が接着され、該グリップ支持部25上にグリップ部(前方グリップ)26が固定されており、回転操作されるナット部材18の表面と面一状になるように設けられているが、グリップ部26を設けない構成であってもよい。
本発明の一実施形態に係るリールシート9において、該係合部16と該ナット部材18とは螺合するようにされる。
本発明の一実施形態に係るリールシート9において、該竿体2は、該円筒部の軸方向でみて、前記円筒部の内部に5mmから20mmの範囲で挿入される又は挿入可能に構成されている。
次に、図5を参照して、本発明の一実施形態に係るリールシート9の断面構造について説明する。図5は、図2のA-A断面を示すものである。図示のように、本発明の一実施形態に係るリールシート9は、該竿体2が挿入された状態(かつ移動フード13が図2の位置にある場合)で、該筒状部15の軸方向に垂直な断面を該筒状部15の中心軸から下方方向(図5の紙面の上下方向の下方向)に向かう方向でみて、内側から該竿体2、該移動フード(該係合部16)、該リールシート本体12(筒状部15又は円筒部21)が順に設けられる。図示のように、リールシート本体12の筒状部15の円筒部21は、外面が円形又は略円形の形状をなし、内面は円筒状の竿体2と湾曲して形成される係合部16とを収容可能な空間を形成している。円筒部21の内部の形状は、竿体の寸法や係合部16の形状により種々考えられ、特定の態様に限定されるものではない。
このようにして、本発明の一実施形態に係るリールシート9では、竿体2がリールシート本体12の内部の同リールシート本体のより肉厚の部分(筒状部15の円筒部21は凹状部22よりも肉厚になっている)まで挿入可能にされることで、リールシートのリール脚載置部の位置が元竿杆の軸心に対して落ち込む方向にオフセットした構造を採用した場合でも、丸型及びロープロファイルの両軸リールのいずれにも対応可能で、強度が低下しにくく耐久性を大幅に高めることが可能なリールシートを提供することが可能となる。
次に、図4を参照して、本発明の一実施形態に係るリールシート9の断面構造について説明する。図4は、図2のB-B断面を示すものである。図示のように、本発明の一実施形態に係るリールシート9は、該竿体2が挿入された状態(かつ移動フード13が図2の位置にある場合)で、該筒状部15の軸方向に垂直な断面を該筒状部15の中心軸から上方方向(図4の紙面の上下方向の上方向)に向かう方向でみて、内側から該竿体2、該リールシート本体12(筒状部15又は凹状部22)、ナット部材18の順に設けられ、該筒状部15の軸方向に垂直な断面を該筒状部15の中心軸から下方方向(図4の紙面の上下方向の下方向)に向かう方向でみて、内側から該竿体2、ナット部材18の順に設けられ、該竿体2とナット部材18との間に移動フード13が通る空間が形成されている。このようにして、移動フード13の係合部16は、筒状部15の凹状部22の切欠かれた部分を該リールシート9の軸方向に前後移動可能にされる。ここで、該凹状部22は、図4に示す通り、当該下方方向に開口を有する凹状に形成されており、これによりリールシート本体12の筒状部15の軽量化を図っている。このように、筒状部15は、円筒部21と凹状部22とを備えるものであり、完全なる筒状を形成するものではないが、その一部が切欠かれた筒状部15ということができる(本明細書を通じて同様とする)。
次に、図6を参照して、本発明の一実施形態に係るリールシート9における移動フード13の構造について説明する。図6(a)、(b)は、いずれも斜視図(前者は、斜め上、後者は斜め下からみたもの)である。図示のように、移動フード13は、係合部16とフード部17とを備え、該筒状部15の軸方向に垂直な断面(図4に示す断面)でみて、該係合部16は、円弧状又は湾曲して形成されている。このようにして、内面が竿体2の表面に密着して確実に接着され、また、外面に設けられた雄ネジ部が、ナット部材18の内面18aに形成された雌ネジ部と螺合せしめることが可能となる。また、該移動フード13の該係合部16は、円弧状に形成される円弧の角度は、70度から90度の範囲である。
また、図6に示すように、本発明の一実施形態に係るリールシートにおける移動フード13において、該係合部16と、該フード部17とは、該リールシート9の中心軸の径方向でみてオフセットされている(該リールシート9の中心軸の径方向でみて、該フード部17が、該係合部16よりも内側に形成されている)。また、該係合部16と、該フード部17とがオフセットされる場合、該係合部16と該フード部17との間に、該リールシート9の中心軸に垂直に延伸し、該係合部16と該フード部17とを接続する接続部19を有する。このようにして、接続部19の長さを調節することにより、竿体自体をリールシート本体が厚肉構造となる部分まで挿入可能となる。
本発明の一実施形態に係る釣竿1は、上記いずれかのリールシート9と、竿体2とを備えるように構成される。
本発明の一実施形態に係るリールシートを備える釣竿によれば、リールシートのリール脚載置部の位置が元竿杆の軸心に対して落ち込む方向にオフセットした構造を採用した場合でも、丸型及びロープロファイルの両軸リールのいずれにも対応可能で、強度が低下しにくく耐久性を大幅に高めることが可能なリールシートを備えた釣竿を提供することが可能となる。より具体的には、竿体自体をリールシート本体が厚肉構造となる部分まで挿入可能な構造を採用することができることで、低強度部への応力集中を防ぐことにより、十分な強度を備えたオフセットリールシート構造が可能となる。
ここで、本発明の一実施形態に係るリールシート9において、該リールシート本体12は炭素繊維強化プラスチック(CFRP)、ガラス強化プラスチック(GFRP)、Al又はMgにより形成することができる。また、該リールシート12の材料として、GFRTP(連続繊維)、GFRTP(不連続繊維)、CFRTP(連続繊維)、CFRTP(不連続繊維)又はハイブリッドで形成するようにしてもよい。このような材料で形成することで、十分な剛性や強度を確保しつつ重量の増大を抑制することができる。
次に、図7に示すように、本発明の一実施形態に係るリールシート9において、リールシート本体12の中間連結部24の前方領域には、その下側側面に第1の側面凹部27が形成され、該中間連結部24の後方領域には、その下側側面に第2の側面凹部28が形成されている。これらの第1の側面凹部27、第2の側面凹部28は、中間連結部24の下側側面の左右に一対設けられるようにしてもよい。また、中間連結部24の前方領域の上側上面にも凹部を設けるようにしてもよい。当該第1の側面凹部27又は当該上側上面の凹部により、リールシート先のクリアランスを確保することで、釣糸の接触のリスクを低減し、側部や上面に指置き凹部を設けることで、竿のブレを解消することができる。また、当該第2の側面凹部28により、強く握らなくても保持が容易になると共に、指を置く位置が明確になり安定した投擲(キャスティング)とリーリングが可能となる。が可能となる。また、図示のように、本発明の一実施形態に係るリールシート9において、リールシート本体12の中間連結部24の中央領域には、その底部に底面凹部29が形成されている。このようにして、釣竿を上げ、仕掛けを手繰り寄せる際に人差し指が底面凹部29に接触し、釣竿が下方側にずれることを防止でき、投擲(キャスト)時に魚釣用リールを安定させるために中指を底面凹部29に当てることで、安定感が増し投擲(キャスト)精度を向上させることが可能となる。ここで、第1の側面凹部27、第2の側面凹部28、底面凹部29は、少なくともそのいずれか1つ又は2つが設けられるようにしてもよい。
本明細書で説明された各構成要素の寸法、材料、及び配置は、実施形態中で明示的に説明されたものに限定されず、この各構成要素は、本発明の範囲に含まれうる任意の寸法、材料、及び配置を有するように変形することができる。また、本明細書において明示的に説明していない構成要素を、説明した実施形態に付加することもできるし、各実施形態において説明した構成要素の一部を省略することもできる。
1 釣竿
2 竿体
2a 元節継部
3 元竿
4a 筒状突部
4b 後方筒部
5 中竿
6 リール
6a リール脚
7 穂先竿
8 開口
9 リールシート
10 釣糸ガイド
11 グリップ取付素材
12 リールシート本体
12a リール脚載置面
13 移動フード
14 固定フード
15 筒状部
16 係合部
17 フード部
18 ナット部材
18a ナット部材の内面
19 接続部
20 リング状部材
21 円筒部
22 凹状部
23 グリップ部(後方グリップ)
24 中間連結部
25 グリップ支持部
26 グリップ部(前方グリップ)
27 第1の側面凹部
28 第2の側面凹部
29 底面凹部

Claims (10)

  1. リール脚が載置されるリール脚載置部と、該リール脚載置部の軸方向の一方側に設けられた固定フードと、を有するリールシート本体と、該リール脚載置部の軸方向の他方側に設けられた移動フードと、を備えるリールシートであって、前記リールシート本体の前側に竿体の元節継部が、前記リールシート本体の後側にグリップ取付素材がそれぞれ前記軸方向に水平に設けられるリールシートであって、前記リール脚載置部は、該リール脚載置部からみて前記リール脚が載置される側とは反対側の方向へ、基準位置に対して2.5mmから4.0mmの範囲でオフセットされていることを特徴とするリールシート。
  2. リール脚が載置されるリール脚載置部と、該リール脚載置部の軸方向後方側に設けられた固定フードと、該リール脚載置部の軸方向前方側に設けられ、一部が切欠かれた筒状部とを備えるリールシート本体と、該リール脚載置部12aの軸方向前方側に設けられた移動フードと、該筒状部の外面に設けられ、回転により該移動フードを移動可能とするナット部材と、を備える、竿体に取付けられるリールシートであって、
    前記リール脚載置部は、該リール脚載置部からみて前記リール脚が載置される側とは反対側の方向へ、基準位置に対して2.5mmから4.0mmの範囲でオフセットされていることを特徴とするリールシート。
  3. 前記基準位置は、前記グリップ取付素材又は前記竿体の中心軸の位置である、請求項1又は2に記載のリールシート。
  4. 前記リール脚載置部に載置されるリールのサミング高さが、前記基準位置に対して5.0mmから10.0mmの範囲となるように、前記リール脚載置部が前記基準位置に対してオフセットされている、請求項1又は2に記載のリールシート。
  5. 前記筒状部は、円筒部と、一部が切欠かれた凹状部とを有し、前記移動フードは、該筒状部の内面に設けられる係合部と、前記リール脚の少なくとも一部を収容するフード部とを有し、前記ナット部材は、該凹状部の外面に相対回転可能に設けられ、その内面が該係合部と係合して該ナット部材の回転により移動フードを前記軸方向後方側に移動可能にされ、前記竿体は、前記筒状部の前記円筒部まで挿入可能にされる、請求項2に記載のリールシート。
  6. 前記係合部と前記ナット部材とは螺合するようにされる、請求項2に記載のリールシート。
  7. 前記竿体は、前記円筒部の軸方向でみて、前記円筒部の内部に5mmから20mmの範囲で挿入される、請求項2又は3に記載のリールシート。
  8. 前記係合部と、前記フード部とは、前記リールシートの中心軸の径方向でみてオフセットされている、請求項5に記載のリールシート。
  9. 前記係合部と、前記フード部とがオフセットされる場合、前記係合部と前記フード部との間に、前記リールシートの中心軸に垂直に延伸し、前記係合部と前記フード部とを接続する接続部を有する、請求項8に記載のリールシート。
  10. 請求項1から9までのいずれか1項に記載のリールシートと、リールと、竿体とを備えた釣竿。
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