JP2005204618A - 釣竿 - Google Patents

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Abstract

【課題】釣竿の径、及び装着されるリールのタイプに関係なく、握持、保持性の向上が図れる板状のリールシートを取り付けた釣竿を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の釣竿は、竿管1に、リールを固定する対向配置されたフード11,12を備えた板状リールシート10を取り付けると共に、板状リールシートの反対側に膨出する補助具20を設けており、この補助具20は、その最大膨出部21が、フード間にリールを装着した場合、各フードの開口端11b,12bの間に位置するように形成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、リールを装着する板状のリールシートを備えた釣竿において、握持、保持性の向上を図った釣竿に関する。
従来、例えば、特許文献1に開示されているように、筒状リールシートのリール脚載置部の反対側において、後端側(固定フードの開口位置よりも後方側)を膨出させた膨出部を形成した釣竿が知られている。このような釣竿によれば、筒状リールシートにベイトリール(両軸受けリール)を装着してリール本体を釣竿と共に握持、保持した際、親指でリール本体を抑えつつ、中指を膨出部に掛けることが可能となって、キャスティング時等、釣竿の操作性の向上が図れるようになる。
実開平5−29377号
ところで、リールを装着して使用される釣竿は、対象魚に応じて、両軸受けリールと、スピニングリールの両タイプのリールを使い分けることがある。前者のタイプのリールでは、釣竿の基端部に取り付けられているリールシートに対して、リールが上側となるように装着され、後者のタイプのリールでは、同リールシートに対してリールが下側となるように装着される。
上記した公知技術の釣竿は、前者のタイプのリールを想定したものであって、後者のタイプのリールを装着した場合、握持、保持性が劣ると共に、操作性も悪化してしまう。具体的には、スピニングリールを装着して釣竿を握り込んだ際、通常、中指と薬指(人差し指と中指の場合もある)でリール脚(ステー部分)を挟持する状態となるが、このような状態では、膨出部が掌の中央部分とは関係のない位置になってしまい、握持、保持性や操作性が悪くなってしまう。
また、上記した公知技術の釣竿は、筒状のリールシートを装着したものであるが、一般的な板状のリールシートの場合、装着される竿管の径に大きく影響されてしまい、握持、保持性、及び操作性はより低下する傾向にある。すなわち、筒状のリールシートでは、竿管を囲繞するように装着されることから、ある程度、竿管の径が太くなって、握持、保持した際の安定性が図れるものの、板状のリールシートでは、その本体によって握持領域の肉厚を稼ぐことができなくなり、特に、比較的径の細い竿管の場合、握り込んだ際の遊びが大きくなる傾向にあることから、リールと共に安定して釣竿を握持、保持することが困難となってしまう。
本発明は、上記した問題に基づいてなされたものであり、釣竿の径、及び装着されるリールのタイプに関係なく、握持、保持性の向上が図れる板状のリールシートを取り付けた釣竿を提供することを目的とする。
上記した目的を達成するために、本発明に係る釣竿は、竿管に、リールを固定する対向配置されたフードを備えた板状リールシートを取り付けると共に、前記板状リールシートの反対側に膨出する補助具を設けており、前記補助具は、その最大膨出部が、前記フード間にリールを装着した場合、各フードの開口端の間に位置するように形成されていることを特徴とする。
上記した構成の釣竿において、両軸受けリールを使用する場合、そのリールは、上側に向いた状態でリールシートに装着される。この装着状態では、板状リールシートの反対側において、各フードの開口端の間に補助具の最大膨出部が位置していることから、リールボディと共に竿管(釣竿)を握り込んだ際、人差し指を最大膨出部に引っ掛けることが可能となって、安定した状態で竿管及びリールを握持、保持することが可能となる。また、スピニングリールを使用する場合、そのリールは、下側に向いた状態でリールシートに装着される。一般的に、スピニングリールの場合、リール脚のステーを中指と薬指で挟んで使用する(人差し指と中指の場合もある)が、このような使用状態において、前記補助具は、最大膨出部の位置が各フードの開口端の間に位置していることから、竿管(釣竿)を握り込んだ際、掌の最も窪んだ中心領域に最大膨出部を位置させることが可能となり、安定した状態で竿管及びリールを握持、保持することが可能となる。
さらに、板状のリールシートは、竿管を囲繞しないため、径が細い竿管では、握持、保持性が低下する傾向にあるが、上記した構成の補助具を設けたことにより、細径の竿管であっても、リールの形式に関係なく、安定して、竿管及びリールを握持、保持することが可能となる。
なお、上記した構成において、補助具における最大膨出部は、竿管表面からの高さが最も高くなる位置、乃至は領域によって特定される。この場合、最大膨出部が軸方向に所定長さ延出するような構成では、その領域が部分的に、各フードの開口端の間に位置するように形成されていれば良い。また、上記した構成において、装着されるリールは、両軸受けリール、スピニングリールの双方が含まれる。この場合、リールの種類によって、装着状態におけるフードの開口端の位置は軸方向に多少変化するものの、一般的にリール脚の軸方向の長さは略一定であり、特に両タイプのリールを装着する釣竿を考慮した場合、フード間の軸方向の長さ変化は数ミリ程度である。上記した最大膨出部は、各種のリールを装着した際、そのフード間に位置するように形成されたものであれば良い。さらに、板状のリールシートが取り付けられる竿管には、内部が中空の管状体に限ることなく、ソリッド状に形成されたものも含まれる。
本発明に係る釣竿によれば、板状のリールシートが取り付けられる竿管の径、及び装着されるリールのタイプに関係なく、握持、保持性の向上が図れるようになる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1及び図2は、本発明に係る釣竿のリール装着部分における構成例を示す図であり、図1は、両軸受けリールを装着した状態を示す図、図2は、スピニングリールを装着した状態を示す図である。また、図3は、図1及び図2に示す竿管に設けられる補助具の構成を示す図であって、(a)は縦断面図、(b)は側面図、(c)は平面図、(d)は図(b)におけるA−A線に沿った断面図、(e)は図(b)におけるB−B線に沿った断面図、そして、(f)は図(b)におけるC−C線に沿った断面図である。
本発明に係る釣竿は、特別な構成に限定されることはなく、複数の竿管によって構成される振り出し式及び並継式、或いは1本竿、並びに、外ガイド方式、中通し方式など各種形態のものが含まれ、その手元側の竿管1には、両軸受けリール100や、スピニングリール200が装着される板状のリールシート10が取り付けられている。この場合、リールシート10は、竿管1に対して糸巻き、糸止め等、公知の取り付け方法によって固定されており、本実施形態の構成では、穂先側に固定フード11が設けられ、基端側に軸方向に移動可能に構成された移動フード12が設けられている。この移動フード12は、竿管の軸方向に延出するリールシート本体に形成されたガイドに沿って移動可能に支持されており、公知の係止機構(倒伏レバー13の回動操作など)によって、その軸方向の位置が固定されるようになっている。
前記各フード11,12は、両軸受けリールでは、リールボディ101の中央下部に一体形成された軸方向に延出するリール脚102、及びスピニングリールでは、リールボディ201に一体形成されたステー202の端部に軸方向に延出形成されたリール脚203を受け入れるべく、それぞれ開口11a,12aを備えており、固定フード内に一端を固定し、移動フード12を軸方向に移動して、他端を位置決めすることで各リールを装着するようになっている。この場合、両軸受けリールでは、図1に示すように、リールボディ101が上向きとなるように装着され、スピニングリールでは、図2に示すように、リールボディ201が下向きとなるように装着される。
前記竿管1には、リールシート10の反対側に、握持、保持性を向上するための補助具20が竿管1の表面から膨出するように設けられている。この場合、補助具20は、軸方向に所定の長さで所定の高さを有するように構成されており、その膨出する高さが最も高くなる部分(最大膨出部と定義し符号21で示す)を備えている。この最大膨出部21は補助具全体を見た際に、その膨出量が最も大きくなる部分であり、頂部となる一点であっても良いし、或いは、軸方向、及び/又は周方向に所定の長さを有する領域として形成されたものであっても良い(本実施形態の最大膨出部は、側面視において一点となるように構成されている)。そして、補助具20は、前記最大膨出部21が、各フード11,12間に両軸受けリール100やスピニングリール200を装着した場合、その開口端(側面視において最も高くなる位置であり、それぞれ符号11b,12bで示す)の間に位置するように形成されている。
上記したように設けられる補助具20は、竿管の軸方向の長さLが25mm〜70mmとなるように設定しておくことが好ましい(この場合の長さを特定する端部位置P1,P2は、竿管表面から膨出する位置で特定される)。このような長さが好ましいのは、釣人の手の大きさにもよるが、一般的に25mmよりも小さくなると、両軸受けリールでは、安定して複数の指を載置したり係止することが出来なくなるからであり、スピニングリールでは、掌に当たる領域が少なくなり、握り込んだ際、遊びが大きくなって釣竿がぐらつく傾向が生じるからである。また、長さが70mmを超えてしまうと、スピニングリールを使用した場合、掌からはみ出してしまい、包み込むようにしてホールドすることができなくなってしまうからである。
また、最大膨出部21の高さについては、高くなり過ぎると、スピニングリールを使用して握り込んだ際、掌に対する当たりが強くなって操作性が低下してしまうため、18mm以下に設定しておくことが好ましい。
また、前記補助具20は、側面視において、前方側が後方側より高さが高くなるように形成し、前方側に最大膨出部21が位置するように形成しておくことが好ましい。このように構成することで、両軸受けリール100使用する場合、前方側が高いことからトリガーの役目として人差し指を確実に引っ掛けることができると共に、残りの指で補助具全体を包み込むようにホールドすることができるようになり、スピニングリール200を使用する場合、掌の中央窪み部に、最大膨出部21が当接して補助具全体を包み込むようにホールドすることができるようになる。
また、補助具20に軸方向に沿って複数の膨出部21,22(膨出部21は前記最大膨出部を構成する)を形成しておき、膨出部21,22間にくぼみ25を形成しておくことが好ましい。このようにくぼみ25を形成しておくことで、両軸受けリール100を使用した場合、くぼみ25に中指や薬指を位置させて膨出部22に係止させることができ、握持、保持性がより向上するようになる。また、その膨出部21や膨出部22は、図3(c)に示すように、平面視において先端側21a,22aが円弧形状に形成されていることが好ましい。このような形状にすることで、指を引っ掛けた際の当たりが緩和されて操作性がより向上するようになる。なお、この場合、くぼみ25は、補助具20の最小膨出部を形成することとなるが、補助具20における最大膨出部と最小膨出部の差は、両タイプのリールを装着した際の握持性、保持性を考慮して、2mm以上となるように形成しておくことが好ましい。
上記した補助具20は、例えば、合成樹脂、ゴム、木材、発泡材等の材料によって一体形成することが可能であり、竿管1に対して接着、糸止めするなど、各種の固定方法によって固定される。この場合、補助具の表面からゴム等のシート部材を被着して、表面部分が滑らかになるようにしても良い。また、補助具20における膨出部21,22の断面形状は、特に限定されることはないが、図3(d),(f)に示すように、掌で包み込んでホールドし易いように、先端側に移行するに従い次第に幅狭形状とすることが好ましい。
上記したような補助具20を設けたことにより、以下のような作用効果が得られる。
図4に示すように、両軸受けリール100を使用する場合、上側に向いた状態でリールシート10に装着される。両軸受けリール100は、軸方向に延出するリール脚102の一端側が固定フード11に嵌め込まれ、他端側が軸方向に移動する移動フード12に嵌め込まれ、係止機構の操作によって位置決め、固定される。この装着状態では、通常の両軸受けリール100の場合、親指をリールボディ101に当接させて握り込むような操作をした際、最大膨出部21の位置を各フード11,12の開口端11b,12b間に位置させていることから、人差し指を最大膨出部21に引っ掛けるようにすることが可能となり、安定した状態で竿管及びリールを握持、保持することが可能となる。特に、最大膨出部21の位置は、人差し指を引っ掛け易いように、装着される両軸受けリールのリール脚102の軸方向中心位置Cより後方側になるように形成することが好ましい。また、前記したくぼみ25を形成したことで、そのくぼみの位置に中指を載置して膨出部22に掛けることが可能となることから、握持、保持性、及び操作性がより向上する。なお、膨出部21,22は、先端側が平面視において円弧形状に形成されていることから、指を引っ掛けた際の当たりが良好となり、操作性がより向上するようになる。
また、図5に示すように、スピニングリール200を使用する場合、そのリールは、下側に向いた状態でリールシートに装着される。一般的に、スピニングリールの場合、ステー202を中指と薬指で挟んで使用する(人差し指と中指の場合もある)が、このような使用状態において、最大膨出部21の位置を各フード11,12の開口端11b,12b間に位置させたことから、竿管(釣竿)を握り込んだ際、掌の最も窪んだ中心領域に最大膨出部を位置させることが可能となって、安定した状態で竿管及びリールを握持、保持することが可能となる。この場合、上記したように、最大膨出部21の位置を、両軸受けリールを装着した際、リール脚102の軸方向中心位置Cより後方側になるように形成しておくことで、スピニングリール200を装着した際においても、最大膨出部21の位置がステー202の中心位置Cから後方側に位置するようになり、竿管(釣竿)を握り込んだ際の掌の最も窪んだ中心領域に最大膨出部21を位置させることが確実にでき、安定した状態で竿管及びリールを握持、保持することが可能となる。特に、このような位置では、リールボディ201に配設されるハンドル205の回転軸の位置が、掌の最も窪んだ中心領域に納まる最大膨出部21の位置と略一致するようになることから、ハンドル205を回転させたときにバランス良く回転させることが可能となる。
そして、板状のリールシート10は、竿管1を囲繞しないため、径が細い竿管では、握持、保持性が低下する傾向にあるものの、上記した構成の補助具20を設けたことによって、細径の竿管であっても、リールの形式に関係なく、安定して竿管及びリールを握持、保持することが可能となる。
次に、上記した補助具20の変形例について図6を参照して説明する。これらの図において、(a)は縦断面図、(b)は平面図、(c)は図(b)におけるD−D線に沿った断面図、そして、(d)は図(b)におけるE−E線に沿った断面図である。
補助具30は、竿管1の外周面に突出して取り付けられる基材部31と、この基材部31の表面から更に外方に連なる(突出する)作動部32とを備えて構成されており、この作動部32は、断面略半円形状で最大膨出部33を備え、最大膨出部33から後方側に向けて次第に高さが低くなると共に、周方向における幅も減少するように形成されている。また、最大膨出部33における先端側33aは、平面視で円弧形状となるように形成されている。
そして、基材部31と作動部32には、作動部32を移動可能にする移動機構が設けられており、本実施形態では、作動部32は、基材部31に対して、軸方向(X方向)に移動可能に取り付けられるようになっている。具体的に、移動機構は、基材部31に軸方向に沿って多数設けられた嵌合孔31aと、作動部32の裏面に形成された突出ピンによって構成されており、作動部32を取り外して基材部31の嵌合孔31aを選択して突出ピンを差し込むことにより、作動部32の位置調節が可能となっている。
上記した構成によれば、両軸受けリールを使用する際に、作動部32の最大膨出部33の先端側33aに人差し指を引っ掛けることができると共に、スピニングリールを使用する際に、掌の窪んだ部分に作動部32が納まるので、両タイプのリールを使用しても、握持、保持性、及び操作性の向上が図れるようになる。また、作動部32の位置は、移動可能であることから、釣人個々の手の大きさ等に対応することができ、最適な位置を個別に設定することが可能となる。
なお、上記したように補助具30を基材部31と作動部32で構成した場合、作動部32を周方向(Y方向)に位置調節可能となるように構成しても良い。例えば、基材部31に周方向に沿って同様な嵌合孔を多数形成しておくことにより、作動部32を周方向に位置調節可能にすることが可能となる。このように、作動部32を周方向に移動可能に構成することで、右利き/左利きに応じて、最適な握り位置となるように調節することが可能となる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記した実施形態に限定されることはなく、種々変形することが可能である。
例えば、上記した補助具20,30を、竿管1に対して着脱可能となるように構成したり、或いは、上記したような移動機構を竿管との間に設けることで、補助具自体を竿管に対して位置調節できるように構成しても良い。このように構成することで、補助具全体を個別に位置調節することが可能となる。
また、補助具20,30は、両軸受けリールを装着した際は人差し指が引っ掛け易く、かつスピニングリールを装着した際は掌に納まるように竿管から膨出するような形状であれば良く、具体的な形状(半円柱形状、コブを形成した形状など)、適宜変形することが可能である。さらに、リールシート10におけるリールを固定するフード11,12は、少なくともいずれか一方が移動可能に構成されたものであれば良く、移動するフードの位置を固定する係止機構等については、特に限定されることはない。また、上記したように、補助具を基材部と作動部で構成したような場合、作動部を基材部に対して移動させる移動機構についても、凹凸で係止させるスライド構造にする等、適宜変形することが可能である。
また、上述した実施形態では、使用されるリールのタイプとして両軸受けリール、及びスピニングリールを例示して説明したが、例えばクロダイや筏用として用いられるタイプのリール(片軸受けリール)を使用しても、同様な作用効果が得られる。すなわち、図7に示すように、型軸受けリール300は、下向きとなるようにリールシート10に装着されるが、上記した補助具20によれば、竿管を握り込んだ際、スピニングリールと同様、掌の最も窪んだ中心領域に最大膨出部21を位置させることが可能となって、ホールド性の向上が図れると共に、この状態で安定して人差し指をスプールに当接させることが可能となって、ブレーキ性能の向上も図れるようになる。
本発明に係る釣竿のリール装着部分における構成例を示す図であり、両軸受けリールを装着した状態を示す図。 図1に示す釣竿において、スピニングリールを装着した状態を示す図。 図1及び図2に示す竿管に設けられる補助具の構成を示す図であって、(a)は縦断面図、(b)は側面図、(c)は平面図、(d)は図(b)におけるA−A線に沿った断面図、(e)は図(b)におけるB−B線に沿った断面図、そして、(f)は図(b)におけるC−C線に沿った断面図。 図1に示す釣竿において、両軸受けリールを装着して握持、保持した状態を示す図。 図2に示す釣竿において、スピニングリールを装着して握持、保持した状態を示す図。 釣竿に装着される補助具の変形例を示す図であり、(a)は縦断面図、(b)は平面図、(c)は図(b)におけるD−D線に沿った断面図、そして、(d)は図(b)におけるE−E線に沿った断面図。 図1に示す釣竿において、片軸受けリールを装着して握持、保持した状態を示す図。
符号の説明
1 釣竿(竿管)
10 板状のリールシート
11,12 フード
20,30 補助具
21,33 最大膨出部(膨出部)
22 膨出部
31 基材部
32 作動部

Claims (7)

  1. 竿管に、リールを固定する対向配置されたフードを備えた板状リールシートを取り付けると共に、前記板状リールシートの反対側に膨出する補助具を設けた釣竿であって、
    前記補助具は、その最大膨出部が、前記フード間にリールを装着した場合、各フードの開口端の間に位置するように形成されていることを特徴とする釣竿。
  2. 前記膨出部は、軸方向長さが25〜70mmの範囲で、前記最大膨出部の高さが18mm以下に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の釣竿。
  3. 前記補助具は、前方側の高さが後方側より高く形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の釣竿。
  4. 前記補助具は、複数の膨出部を備えており、膨出部間にくぼみを設けたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の釣竿。
  5. 前記補助具は、膨出部の先端側が平面視において円弧形状に形成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の釣竿。
  6. 前記補助具は、竿管に取り付けられる基材部と、その外方に連なる作動部とを備えており、前記作動部は、前記基材部に対して軸方向、及び/又は周方向に移動可能に取り付けられることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の釣竿。
  7. 前記補助具は、竿管に対して着脱可能であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の釣竿。
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