JPH10299809A - ロータリーダンパ及びそれを用いたリクライニング部材 - Google Patents

ロータリーダンパ及びそれを用いたリクライニング部材

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JPH10299809A
JPH10299809A JP9116015A JP11601597A JPH10299809A JP H10299809 A JPH10299809 A JP H10299809A JP 9116015 A JP9116015 A JP 9116015A JP 11601597 A JP11601597 A JP 11601597A JP H10299809 A JPH10299809 A JP H10299809A
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Mitsuo Yamamoto
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Takao Fukukawa
孝雄 福川
Yukihiro Hase
幸弘 長谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 取り付け時の作業負担を軽減させると共に、
取り付け不良も減らす。 【解決手段】 本発明のロータリーダンパ1は、本体ケ
ース2とロータ5との間に、本体ケース2に対して遊び
を有して係合され、ロータ5に対して対向面が粘性液体
を介して摺接する固定体4が配設されている。従って、
回転対象物である車両用シートのシートバック等に固定
する場合、取り付け部材であるねじ等の位置が設定の位
置から多少ずれたとしても、固定体4がシートバックの
リクライニング部材等の回転支軸の軸心に合わせてこの
遊び空間の範囲内で位置修正され、軸心位置が一致す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はロータリーダンパ及
びそれを用いたリクライニング部材に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動車の前部シート等のシート
バックをリクライニング状態から復帰動作させる場合、
あるいは洋式トイレの便蓋や便座を開放した状態から閉
じる場合等において、それらの動作を緩慢なものにさせ
て、動作終了時における衝撃を緩和するためにロータリ
ーダンパが用いられる。かかるロータリーダンパは、一
般に次のような構造を有している。
【0003】すなわち、ケースと、このケース内に配設
されるロータと、ロータとケースとの間の僅かなクリア
ランスに充填される粘性液体とを有して構成されてい
る。そして、ケースを上記したシートバック等に固定す
ると共に、ロータをシートバック等の回転対象物の回転
支軸に連結して、ケースがシートバックと共に回動する
ことに伴って相対的にロータが回転することにより、粘
性液体の抵抗が発揮されて回転対象物の動作を緩慢なも
のにさせている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たシートバック等に配設する場合、シートバックの側部
に配設されるリクライニング部材等の適宜位置にロータ
リーダンパのケースを固定ねじを用いて固定すると共
に、リクライニング部材等の回転支軸にロータリーダン
パのロータを連結する。このため、固定ねじの位置が僅
かでも所定の位置からずれている場合、回転支軸の軸心
とロータの軸心とが一直線上に位置しないことになり、
ロータの一部がケース内面に押し付けられる力が作用す
る。従って、そのままシートバックを動作させた場合に
は、ロータやケースに無理な力が加わったまま動作する
ことになるため、緩衝力が不安定になる。このため、ロ
ータリーダンパを取り付ける際には、作業者が相当慎重
に作業を行う必要があり、作業負担が大きいと共に、如
何に慎重に作業を行っても、このような取り付け不良を
減らすことは困難であった。
【0005】本発明は上記に鑑みなされたものであり、
取り付ける際の作業負担を軽減させることができると共
に、取り付け不良も少なくすることができるロータリー
ダンパ及び該ロータリーダンパを用いたリクライニング
部材を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明のロータリーダンパは、本体ケースと、該本
体ケースに固定されるキャップと、該本体ケース内に粘
性液体を介して相対的に回転可能に配設されるロータと
を有するロータリーダンパにおいて、前記本体ケースと
ロータとの間に、本体ケースに対して遊びを有して係合
され、ロータに対して対向面が粘性液体を介して摺接す
る固定体が配設されていることを特徴とする。
【0007】前記本体ケースとキャップとは金属製と
し、両者をかしめ加工によって接合することが好まし
い。また、前記固定体には、円周方向に沿う第1の環状
突壁を径方向に間隔をおいて複数形成し、前記ロータに
は、該第1の環状突壁と互い違いにかみ合うように円周
方向に沿う第2の環状突壁を形成することが好ましい。
また、前記固定体における本体ケース内面に対する対向
面及び本体ケース内面のうち、一方に凸部を、他方に凹
部を形成し、該凸部と凹部をはまり合わせて固定体を本
体ケースに係合し、前記遊びを該凸部と凹部との隙間と
することができる。さらに、前記固定体とロータとを構
成する材料は異質材とすることが好ましく、取り付け部
は、キャップ及び本体ケースのいずれか一方に突設する
ことが好ましい。なお、本発明のロータリーダンパは、
車両用シートのシートバックのリクライニング部材の回
動支軸に、前記ロータを連結し、取り付け部をシートバ
ック又はリクライニング部材におけるシートバック固定
部の適宜位置に固定して使用するのに適している。ま
た、本発明のリクライニング部材は、シートバック固定
部とシートクッション固定部とを有し、両者が回転支軸
を介して回動可能に連結されていると共に、シートバッ
クを前方に付勢するバネ部材が設けられている車両用シ
ートのリクライニング部材において、前記ロータリーダ
ンパのロータが該回転支軸に連結され、取り付け部がシ
ートバック自体又はシートバック固定部に連結されてい
ることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳述する。図において、1は本実施の形態に
係るロータリーダンパであり、本体ケース2、キャップ
3、固定体4、ロータ5等を有して構成される。
【0009】本体ケース2は、図1に示すように平面視
で略環状に形成されていると共に、図2に示すようにそ
の環部2aが所定深さの断面略凹状に形成され、その一
面(開放面)2bが開放されている。但し、後述の固定
体4及びロータ5の一部を本体ケース2の内周孔内に突
出させて配設するため、内周壁2cは、底壁2dからの
立ち上げ高さが、外周壁2eの立ち上げ高さよりも低く
なるように形成されている。また、底壁2dの適宜位
置、本実施例では、後述の固定体4の凸部4fと係合す
る凹部となる係合孔2fが4カ所に設けられている。な
お、本実施の形態では、凹部として底壁2dを厚み方向
に貫通する孔としての係合孔2fを採用しているが、固
定体4の凸部4fと係合する限り、厚み方向に貫通しな
い溝あるいは凹みであってもよいことはもちろんであ
る。
【0010】キャップ3は、本体ケース2と同様、平面
視で略環状に形成され、その環部により本体ケース2の
開放面2bを閉塞するよう、本体ケース2に取り付けら
れる。また、キャップ3には、略U字状切り欠き部31
aを有する突片31が外周縁から外方に伸びるように突
出形成されている。この突片31は、シートバック等の
取り付け対象物に本実施の形態のロータリーダンパ1を
取り付ける際、切り欠き部31aにボルト(図示せず)
などが挿通され、ボルト頭部で突片31が押さえつけら
れることにより取り付け部として機能する。なお、本実
施の形態では、このように、取り付け部として機能する
突片31をキャップ3に設けているが、本体ケース2に
設けてもよい。また、本体ケース2とキャップ3の両方
に設けてもよい。但し、取り付け対象が変わるなどし
て、突片の形状を変化させる必要がある場合であって
も、金型変更が片方で済むことから、該取り付け部(突
片)は本体ケース2とキャップ3のうちの一方に設ける
ことが好ましい。
【0011】固定体4は、図3に示すように、平面視で
略環状に形成されると共に、図2〜図4に示すように、
環状基盤部4aから円周方向に沿った4つの第1の環状
突壁4b,4c,4d,4eがそれぞれ径方向に所定間
隔をおいて立ち上げ形成されている。なお、図3に示す
ように、この第1の環状突壁4b,4c,4d,4eの
うち、最内方及び最外方に設けられる第1の環状突壁4
b及び4eは、円周の全てに亘って形成されているが、
両者に挟まれた2つの第1の環状突壁4c,4dは、成
形強度等の関係から部分的に途切れている。また、図2
及び図4に示すように、シール性の関係から、最外方に
形成された第1の環状突壁4dは、本体ケース2内に配
設したときに、先端面がキャップ3の内面に接する程度
の高さを有している。
【0012】固定体4の環状基盤部4aの外面には、図
5に示すように、上記した本体ケース2の係合孔2fに
係合する凸部4fが設けられている。この凸部4fを該
係合孔2fに係合させることにより、固定体4の位置決
めがなされるわけであるが、本実施の形態では、係合孔
2fの径よりも、凸部4fの径の方が僅かに小さくなる
ように形成し、これにより、両者間に遊びを設けてい
る。
【0013】ロータ5は、図6及び図8に示すように、
平面視で略環状に形成されていると共に、図2,図6及
び図7に示すように、その環状基盤部5aには上記した
固定体4に形成された4つの第1の環状突壁4b,4
c,4d,4eにより形成される間隙にはまり合うよ
う、径方向に所定の間隔をおいて、環状に第2の環状突
壁5b,5c,5d,5eが4つ突設されている。な
お、第2の環状突壁5b,5c,5d,5eのうち、内
方側の2つの第2の環状突壁5b,5cは円周全体に亘
って設けられているが、外方側の2つの第2の環状突壁
5d,5eは、成形強度等の関係から部分的に切り欠か
れて途切れている。
【0014】また、このロータ5の環状基盤部5aの中
央孔部5gの適宜位置には、内周縁から外周縁に向かっ
て所定幅の切り欠き溝5fが複数形成されている(図
1、図6及び図8参照)。この切り欠き溝35は、取り
付け対象の回転支軸に形成された突出片と係合する被係
合部として機能する。
【0015】上記構成の本体ケース2、キャップ3、固
定体4、及びロータ5は次のように組み付けられる。ま
ず、本体ケース2内に、固定体4を、上記したように、
本体ケース2の係合孔2fに固定体4の凸部4fを係合
させて位置決めし、配設する。固定体4の最内方に形成
された第1の環状突壁4bの裏面には、図2、図4及び
図5に示すように、嵌合溝4hが形成されており、この
嵌合溝4hに本体ケース2の内周壁2cが嵌合するよう
に配設される。次に、ロータ5を、第2の環状突壁5
c,5d,5eが、それぞれ、固定体4の第1の環状突
壁4b,4c間、4c,4d間、4d,4e間にはまり
合うように配設する。なお、最内方に形成されている第
2の環状突壁5bは、固定体4の最内方に形成されてい
る第1の環状突壁4bよりも内方に位置するように配設
される。ロータ5の第2の環状突壁5b,5c間に対応
する環状基盤部5a外面には、図2、図7及び図8に示
すように、円周方向に沿った溝5iが刻設されており、
この溝5iにキャップ3の内周縁を折り曲げ形成するこ
とにより形成した内周突起32を嵌合させ、組み付け
る。なお、図2に示すように、固定体4の最内方の第1
の環状突壁4bとロータ5の最内方の第2の環状突壁5
bとの間には第1のOリング6が、キャップ3の内周突
起32とロータ5の環状基盤部5aの外周面に設けた溝
5iとの間には第2のOリング7が、固定体4の最外方
の第1の環状突壁4e、本体ケース2の外周壁2e及び
キャップ3の内面との間には第3のOリング8が、それ
ぞれ液漏れ防止のため配設されている。
【0016】各部材をこのようにして配設した後、図1
に示すように、キャップ3の外周部適所に設けた突起3
3を本体ケース2の外周壁2eに対してかしめて本体ケ
ース2とキャップ3とを接合する。本体ケース2とキャ
ップ3は、このようにかしめ加工により簡易に接合で
き、かつ強度的にも優れている金属材料から構成するこ
とが好ましい。
【0017】ここで、粘性液体は、固定体4とロータ5
との対向面間、及びロータ5とキャップ3の対向面間で
あって、上記した3つのOリング6,7,8内に充填さ
れている。また、使用環境温度が上昇すると、各部材が
僅かながら膨張変化する。このため、使用環境温度の変
化に伴い粘性液体が充填される固定体4とロータ5との
対向面間の僅かな隙間も小さくなることがある。両者間
の隙間は極めて小さいため、このような部材膨張が生ず
るといわゆるかじりを生じることがある。特に、固定体
4とロータ5とが同質材である場合(例えば、金属同
士、あるいは合成樹脂同士)には、かじりつきが発生し
やすく、従って、固定体4とロータ5は、部材膨張して
もかじりつきが生じにくい異質材(例えば、一方を金
属、他方を合成樹脂)から形成することが好ましい。
【0018】次に、本実施の形態にかかるロータリーダ
ンパ1の作用を、図9に基づき、自動車の前部シートの
リクライニング部材10に取り付けた場合を例に取り説
明する。
【0019】ここで、リクライニング部材10は、前部
シートのシートバック21に固定され、シートバック固
定部として機能する第1のブラケット11と、シートク
ッション22に固定されるシートクッション固定部とし
て機能する第2のブラケット12とを有し、この2つの
ブラケット11,12が回転支軸13により連結されて
いる。また、回転支軸13は、その端部が二股に分かれ
ており、その二股部の隙間に一端が固定され、他端が第
1のブラケット11に設けた取り付け突起11aに固定
され、第1のブラケット11及びシートバック21を前
方(図中、X方向)に付勢するバネ部材としての巻きバ
ネ14が設けられている。第1のブラケット11の下方
部にはギア15が設けられており、このギア15が第2
のブラケット12において一端が回転自由に支持された
ラチェット16と噛合sる。レバー17はラチェット1
6の回動軸15a付近とコイルスプリング18を介して
連結され、常態においてラチェット16がギア15と噛
合するように付勢され、レバー17を持ち上げるとラチ
ェット16から離間し、これに伴ってラチェット16も
ギア15から離間して、第1のブラケット11及びシー
トバック21を後方(図中、Y方向)にリクライニング
できる構造となっている。
【0020】本実施の形態にかかるロータリーダンパ1
は、図9では図示しないが、回転支軸13にロータ5の
中央孔部5gに挿通して連結する。ここで、このように
ロータ5の中央孔部5gと回転支軸13とを直接連結す
るようにした場合、中央孔部5gの形状又は回転支軸1
3の端部形状を両者が合致するように加工する必要があ
る。しかしながら、これでは、各メーカによって異なる
完成品としてのリクライニング部材10に後付けする事
が困難であり、本実施の形態にかかるロータリーダンパ
1の汎用性を損なう。従って、ロータ5の中央孔部5g
にはまり合うアダプタ軸(図示せず)を準備することが
好ましい。アダプタ軸として、種々の連結形状を有する
ものを取りそろえておけば、ロータ5を取り替えること
なく、種々のシートバックに取り付けることができる。
【0021】次に、例えば、ボルトを、取り付け部とし
て機能する突片31の略U字状切り欠き溝31aに挿通
して、リクライニング部材10の第1のブラケット11
に突設した取り付け片11bに、該突片31を押し付け
るようにして固定する。
【0022】かかる状態で、レバー17を持ち上げると
ラチェット16がギア15から離間するため、引き続
き、前部シートに着席している者がシートバック21に
体重をかけると、シートバック21は回転支軸13を中
心として、本体ケース2、キャップ3及び固定体4と共
に後方に回動する。持ち上げていたレバー17を離す
と、ラチェット16がギア15に噛み合い、シートバッ
ク21が所定角度のリクライニング状態で保持される。
再び、レバー17を持ち上げるとラチェット16とギア
15との噛合が解除されて、巻きバネ14の付勢力によ
りシートバック21は第1のブラケット11と共に前方
(ハンドル側)に回転する復帰動作を行う。このとき、
本体ケース2、キャップ3及び固定体4は、ロータ5及
びアダプタ軸に対して相対的に前方に回動するが、その
際に、充填された粘性液体の粘性抵抗が働き、シートバ
ック21の復帰動作はゆっくりと行われる。
【0023】上記したように、本実施の形態では、ロー
タ5と粘性液体を介して摺動し、相対的に回転する部分
として、本体ケース2と別体に形成された固定体4を有
する。しかも、本体ケース2と固定体4との係合部に遊
び空間を有している。従って、シートバック21のリク
ライニング部材10に固定する場合、取り付け部材であ
るねじ等の位置が設定の位置から多少ずれたとしても、
固定体4が回転支軸13の軸心に合わせてこの遊び空間
の範囲内で位置修正され、軸心位置が一致することにな
る。
【0024】また、本実施の形態では、固定体4に複数
の第1の環状突壁4b,4c,4d,4eが設けられ、
ロータ5にはこれに互い違いにかみ合う複数の第2の環
状突壁5b,5c,5d,5eが設けられ、その間に粘
性液体が充填されている。従って、ロータ5が固定体4
に対して相対的に回転することによる粘性液体の粘性抵
抗を複数の箇所で生じさせることができると共に、軸心
から離れた固定体4の最外方の第1の環状突壁4e付近
でも粘性抵抗が働く。このため、小型であっても大きな
粘性抵抗を働かせることができる。
【0025】なお、本実施の形態では、ロータ5とし
て、図2及び図7に示すように、キャップ3との接合面
側が平坦なものを採用しているが、キャップ3との接合
面側にも環状突起(図示せず)を形成することもでき
る。この場合、キャップ3にもこれと噛み合う環状突起
(図示せず)を形成することはもちろんである。但し、
環状突起同士を噛み合わせる構成とすると、組立の際
に、その間に充填される粘性液体中に空気だまりが生じ
やすく、これがあまり多く生じると粘性特性が安定しに
くい。その意味では、図2及び図7に示したロータ5の
ように、キャップ3との接合面側は平坦とし、片側だけ
に環状突起を形成した構成として方が、空気だまりの生
じる部分が絶対量として少ないため好ましい。また、本
実施の形態にかかるロータリーダンパ1は、小型であり
ながら強度的に優れていると共に、使用環境温度の変化
にも対応できることから、好適な適用例として車両用シ
ートのリクライニング部材に用いた場合を取り上げて説
明しているが、これ以外の回転対象物にも適用可能であ
ることはもちろんである。
【0026】
【発明の効果】本発明のロータリーダンパによれば、回
転対象物への取り付け位置に多少のズレが生じても、該
ロータリーダンパの軸心と回転対象物の軸心とを一致さ
せることができ、本体ケース、固定体、ロータ等に無理
な力が加わって緩衝機能が不安定になることを防止でき
る。その結果、取り付け不良を少なくすることができる
と共に、ロータリーダンパを取り付ける際の作業者の作
業負担を軽減することができる。また、車両用シートの
リクライニング部材に用いると好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明のロータリーダンパの一の実施
の形態を示す本体ケース側からみた平面図である。
【図2】図2は、図1のA−A線断面図である。
【図3】図3は、同実施の形態にかかるロータリーダン
パで用いた固定体の平面図である。
【図4】図4は、図3のB−B線断面図である。
【図5】図5は、固定体の一部を示す裏面図である。
【図6】図6は、同実施の形態にかかるロータリーダン
パのロータの平面図である。
【図7】図7は、図6のC−C線断面図である。
【図8】図8は、ロータの一部を示す裏面図である。
【図9】図9は、同実施の形態にかかるロータリーダン
パを取り付ける自動車の前部シートのリクライニング部
材の概略を示す図である。
【符号の説明】
1 ロータリーダンパ 2 本体ケース 3 キャップ 4 固定体 5 ロータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 光雄 静岡県浜松市古川町500 株式会社ソミッ ク石川内 (72)発明者 福川 孝雄 静岡県浜松市古川町500 株式会社ソミッ ク石川内 (72)発明者 長谷 幸弘 静岡県浜松市古川町500 株式会社ソミッ ク石川内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体ケースと、該本体ケースに固定され
    るキャップと、該本体ケース内に粘性液体を介して相対
    的に回転可能に配設されるロータとを有するロータリー
    ダンパにおいて、 前記本体ケースとロータとの間に、本体ケースに対して
    遊びを有して係合され、ロータに対して対向面が粘性液
    体を介して摺接する固定体が配設されていることを特徴
    とするロータリーダンパ。
  2. 【請求項2】 前記本体ケースとキャップとが金属製で
    あり、両者がかしめ加工によって接合されている請求項
    1記載のロータリーダンパ。
  3. 【請求項3】 前記固定体に、円周方向に沿う第1の環
    状突壁が径方向に間隔をおいて複数形成されていると共
    に、前記ロータに該第1の環状突壁と互い違いにかみ合
    うように円周方向に沿う第2の環状突壁が形成されてい
    る請求項1又は2記載のロータリーダンパ。
  4. 【請求項4】 前記固定体における本体ケース内面に対
    する対向面及び本体ケース内面のうち、一方に凸部が、
    他方に凹部が形成され、該凸部と凹部がはまり合うこと
    により固定体が本体ケースに係合され、前記遊びが該凸
    部と凹部との隙間である請求項1〜3のいずれか1に記
    載のロータリーダンパ。
  5. 【請求項5】 前記固定体とロータとを構成する材料
    が、異質材である請求項1〜4のいずれか1に記載のロ
    ータリーダンパ。
  6. 【請求項6】 取り付け部がキャップ及び本体ケースの
    いずれか一方に突設されている請求項1〜5のいずれか
    1に記載のロータリーダンパ。
  7. 【請求項7】 車両用シートのシートバックのリクライ
    ニング部材の回転支軸に、前記ロータを連結し、取り付
    け部をシートバック又はリクライニング部材におけるシ
    ートバック固定部の適宜位置に固定して配設される請求
    項2〜6のいずれか1に記載のロータリーダンパ。
  8. 【請求項8】 シートバック固定部とシートクッション
    固定部とを有し、両者が回転支軸を介して回動可能に連
    結されていると共に、シートバックを前方に付勢するバ
    ネ部材が設けられている車両用シートのリクライニング
    部材において、請求項1〜6のいずれか1に記載のロー
    タリーダンパのロータが該回転支軸に連結され、取り付
    け部がシートバック自体又はシートバック固定部に連結
    されていることを特徴とする車両用シートのリクライニ
    ング部材。
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Cited By (11)

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