JPH04236829A - 液圧緩衝器のオイルシール部製造方法 - Google Patents

液圧緩衝器のオイルシール部製造方法

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JPH04236829A
JPH04236829A JP355391A JP355391A JPH04236829A JP H04236829 A JPH04236829 A JP H04236829A JP 355391 A JP355391 A JP 355391A JP 355391 A JP355391 A JP 355391A JP H04236829 A JPH04236829 A JP H04236829A
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JP
Japan
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seal
reinforcing ring
cylinder
seal reinforcing
oil seal
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Yoshiaki Watanabe
渡辺 嘉昭
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Hitachi Unisia Automotive Ltd
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Atsugi Unisia Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用サスペンショ
ン等に用いられる液圧緩衝器においてシリンダ上端部で
ピストンロッドのシールを担うオイルシール部の製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、液圧緩衝器は、図3に示すよう
にシリンダ1の上部に、オイルシール2が設けられ、こ
のオイルシール2によってピストンロッド3回りからの
オイルの漏れを阻止するようになっている。そして、オ
イルシール2は、ピストンロッド3の外周面に直接接触
するシール本体4と、このシール本体4を内周側の縁部
で保持した状態でシリンダ1の上端部にかしめ固定され
る金属製のシール補強環5と、から構成されている。
【0003】従来、このようなオイルシール部の製造に
あたっては、シール補強環5をプレス成形によって打ち
抜き成形してからその内周側の縁部にシール本体4を接
着し、シリンダ1の上部に、ピストンロッド3を案内す
るためのロッドガイド6を嵌着した後に、このロッドガ
イド6の上面に、前記シール補強環5を、打ち抜き時に
加圧側となる面を上に向けるようにして載置し、この状
態でシリンダ1の上端部をシール補強環5の上面側外周
縁部に対してかしめるという方法を採用している。
【0004】この類似構造は、実公昭61−36825
号等に示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のオイル
シール部の製造方法の場合、プレス成形によって打ち抜
き成形したシール補強環5を、打ち抜き時に加圧側とな
る面を上に向けるようにしてロッドガイド6上に載置す
るため、シリンダ1の上端部をかしめる際に曲げの支点
となるシール補強環5の上面側の外周コーナCが丸みを
おびることとなり、かしめ時の支点が安定しなくなって
かしめ作業が難しいという不具合がある。
【0006】また、シール補強環を冷間鍛造によって成
形するという技術が従来からあり、これを採用した場合
には、シール補強環の上面側の外周コーナが直角状とな
ってかしめ作業は容易に行えるようになるものの、製造
コストが嵩むという別の不具合が生じる。
【0007】そこで本発明は、製造コストが低く、しか
も、シール補強環に対するシリンダの上端部のかしめ作
業を容易に行える液圧緩衝器のオイルシール部製造方法
を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上述した課題を
解決するための手段として、シール本体を保持するシー
ル補強環をプレス成形で打ち抜き成形し、該シール補強
環を、打ち抜き時に加圧側となった面を下に向けてシリ
ンダにセットして、該シリンダの上端部をシール補強環
の上面側外周縁部に対してかしめるようにした。
【0009】
【作用】シリンダにセットした状態においてシール補強
環の上面側の外周縁部は直角、もしくは、鋭角状となり
、シリンダの上端部をかしめる際の曲げの支点が安定す
る。
【0010】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図1,図2によっ
て説明する。尚、図3に示したものと同一部分には同一
符号を用いるものとする。
【0011】図1,図2において、1は、複筒式の液圧
緩衝器のアウター側のシリンダ、7は、インナー側のシ
リンダ、3は、図示しないピストンと共にシリンダ7内
を進退動するピストンロッド、6は、両シリンダ1,7
の上端部に嵌着固定されてピストンロッド3の進退動作
を摺動自在に案内するロッドガイドである。また、10
2は、シリンダ1の上端部に固定されてピストンロッド
3回りからのオイルの漏れを阻止するオイルシールであ
り、8は、シリンダ1の上端部に延設されてオイルシー
ル102をかしめ固定するかしめ片である。
【0012】オイルシール102は、オイルの流出を防
止する第一リップ9と埃の侵入を防止する第二リップ1
0を備えたシール本体4が、金属製のシール補強環5の
内周縁部に保持された構造であって、シール補強環5の
上面側の外周縁部がシリンダ1の上端部のかしめ片8に
よってかしめられるようになっている。尚、11は、シ
ール補強環5の下面側に形成され、ピストンロッド3の
上昇と共にロッドガイド6の上部に押し上げられたオイ
ルをシリンダ1,7間のリザーバ室に戻す流通溝であり
、12は、シール補強環5の外周面に形成されたガス封
入孔である。
【0013】このような構成の液圧緩衝器のオイルシー
ル部を本発明にかかる方法によって製造する場合には、
シール補強環5をプレス成形によって打ち抜き成形し、
その内周縁部にシール本体4を接着することによってオ
イルシール102を成形する。尚、シール補強環5の打
ち抜き時には、シリンダ1へのセット時に下側となる側
の面(ロッドガイド6の上面に載置される側の面)が加
圧側となるようにする。このため、成形を完了したシー
ル補強環5は、図1中下側の外周コーナが丸みをおび、
上側の外周コーナが直角、もしくは、鋭角状となる。
【0014】そして、互い組み付けたシリンダ1,7の
上部にロッドガイド6を嵌入した後、前記オイルシール
102のシール補強環5をシリンダ1の上部に嵌入して
、このロッドガイド6の上面に載置する。このとき、シ
ール補強環5の打ち抜き時に加圧側となった面が下側に
向いてセットされることとなる。
【0015】つづいて、この状態からシリンダ1の上端
部のかしめ片8を内側に折曲してシール補強環5の上面
側外周縁部に対してかしめる。このとき、かしめの支点
となるシール補強環5の上面側外周コーナは、直角、も
しくは、鋭角状となっているため、かしめ片8は安定し
て折曲される。この結果、かしめ作業は確実に、かつ、
容易に行えるようになり、シール補強環5もより強固に
シリンダ1に固定されることとなる。
【0016】
【発明の効果】以上で説明したように、本発明はシール
本体を保持するシール補強環をプレス成形で打ち抜き成
形し、このシール補強環を、打ち抜き時に加圧側となっ
た面を下に向けてシリンダにセットするようにしたため
、シール補強環の上面側外周コーナが直角、もしくは、
鋭角状となって、この後シリンダの上端部をシール補強
環の上面側の外周縁部にかしめる際に曲げの支点が安定
してかしめ作業を容易に行えるようになる。さらに、シ
ール補強環をプレス成形による打ち抜きによって成形す
るため、冷間鍛造によって成形する場合に比較して製造
コストの低減が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例を示す図2のA−A線
に沿う断面図。
【図2】本発明の一実施例を示す下面図。
【図3】従来の技術を示す半断面図。
【符号の説明】
1…シリンダ、4…シール本体、5…シール補強環。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  シール本体を保持するシール補強環を
    プレス成形で打ち抜き成形し、該シール補強環を、打ち
    抜き時に加圧側となった面を下に向けてシリンダにセッ
    トして、該シリンダの上端部をシール補強環の上面側外
    周縁部に対してかしめることを特徴とする液圧緩衝器の
    オイルシール部製造方法。
JP355391A 1991-01-17 1991-01-17 液圧緩衝器のオイルシール部製造方法 Expired - Fee Related JP2889711B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10299809A (ja) * 1997-04-21 1998-11-13 Fuji Seiki Co Ltd ロータリーダンパ及びそれを用いたリクライニング部材
JP2014196793A (ja) * 2013-03-29 2014-10-16 株式会社ショーワ 蓋材の固定方法、及び、当該方法を用いた緩衝器の製造方法

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JPH10299809A (ja) * 1997-04-21 1998-11-13 Fuji Seiki Co Ltd ロータリーダンパ及びそれを用いたリクライニング部材
JP2014196793A (ja) * 2013-03-29 2014-10-16 株式会社ショーワ 蓋材の固定方法、及び、当該方法を用いた緩衝器の製造方法

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