JPH10297575A - 自転車用リアディレイラ - Google Patents
自転車用リアディレイラInfo
- Publication number
- JPH10297575A JPH10297575A JP10121106A JP12110698A JPH10297575A JP H10297575 A JPH10297575 A JP H10297575A JP 10121106 A JP10121106 A JP 10121106A JP 12110698 A JP12110698 A JP 12110698A JP H10297575 A JPH10297575 A JP H10297575A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- link
- pivot pin
- spring
- supported
- rear derailleur
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62M—RIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
- B62M9/00—Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like
- B62M9/04—Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like of changeable ratio
- B62M9/06—Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like of changeable ratio using a single chain, belt, or the like
- B62M9/10—Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like of changeable ratio using a single chain, belt, or the like involving different-sized wheels, e.g. rear sprocket chain wheels selectively engaged by the chain, belt, or the like
- B62M9/12—Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like of changeable ratio using a single chain, belt, or the like involving different-sized wheels, e.g. rear sprocket chain wheels selectively engaged by the chain, belt, or the like the chain, belt, or the like being laterally shiftable, e.g. using a rear derailleur
- B62M9/121—Rear derailleurs
- B62M9/124—Mechanisms for shifting laterally
- B62M9/1248—Mechanisms for shifting laterally characterised by the use of biasing means, e.g. springs; Arrangements thereof
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62M—RIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
- B62M9/00—Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like
- B62M9/04—Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like of changeable ratio
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- B62M9/121—Rear derailleurs
- B62M9/124—Mechanisms for shifting laterally
- B62M9/1242—Mechanisms for shifting laterally characterised by the linkage mechanisms
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
- Transmissions By Endless Flexible Members (AREA)
- Pivots And Pivotal Connections (AREA)
- Motorcycle And Bicycle Frame (AREA)
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 安価でかつ低摩擦のリアディレイラを実現す
る。 【解決手段】 このリアディレイラは、ベース部材11
4と、チェーン・ガイドを支持する可動部材118と、
第1及び第2端部を有するリンク122を備えている。
リンク122の第1端部は移動可能にベース部材114
に支持されており、リンク122の第2端部は移動可能
に可動部材118に支持されている。スプリング144
は、リンク122の長軸の一方側に可動部材118から
離れる方向にスプリング力を加える。また、制御ケーブ
ル156がリンク122の長軸の他方側に可動部材11
8から離れる方向の制御要素力を加えるようにリンク1
22に連結されている。ここでは、スプリング力及び制
御要素力は、主にリンク122とベース部材114との
間の連結箇所に作用し、ディレイラのその他の構成要素
間の連結箇所からは力が解放される。
る。 【解決手段】 このリアディレイラは、ベース部材11
4と、チェーン・ガイドを支持する可動部材118と、
第1及び第2端部を有するリンク122を備えている。
リンク122の第1端部は移動可能にベース部材114
に支持されており、リンク122の第2端部は移動可能
に可動部材118に支持されている。スプリング144
は、リンク122の長軸の一方側に可動部材118から
離れる方向にスプリング力を加える。また、制御ケーブ
ル156がリンク122の長軸の他方側に可動部材11
8から離れる方向の制御要素力を加えるようにリンク1
22に連結されている。ここでは、スプリング力及び制
御要素力は、主にリンク122とベース部材114との
間の連結箇所に作用し、ディレイラのその他の構成要素
間の連結箇所からは力が解放される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自転車用リアディ
レイラ、特に、複数のピボット・ピンを介してベース部
材及び可動部材に旋回可能に取り付けられた複数のリン
クを有し、複数のピボット・ピンのうちから選択された
いくつかのピボット・ピンにはベアリングを配設されて
いる自転車用ディレイラに関する。
レイラ、特に、複数のピボット・ピンを介してベース部
材及び可動部材に旋回可能に取り付けられた複数のリン
クを有し、複数のピボット・ピンのうちから選択された
いくつかのピボット・ピンにはベアリングを配設されて
いる自転車用ディレイラに関する。
【0002】
【従来の技術】図1は、従来の自転車用ディレイラ10
の概念図である。ディレイラ10は、ベース部材14
と、可動部材18と、可動部材18がベース部材14に
対して相対的に移動できるように可動部材18をベース
部材14に連結するリンク22及び24とを備えてい
る。通常、ベース部材14は自転車のフレーム(図示せ
ず)に固定されており、また、通常、可動部材18は複
数のスプロケット(図示せず)上でチェーンを移動させ
るチェーン・ガイド(図示せず)を支持している。リン
ク22は、ピボット・ピン28を介してベース部材14
に旋回可能に連結され、またピボット・ピン32を介し
て可動部材18に旋回可能に連結されている。同様に、
リンク24は、ピボット・ピン36を介してベース部材
14に旋回可能に連結され、またピボット・ピン40を
介して可動部材18に旋回可能に連結されている。した
がって、この場合、ベース部材14、可動部材18、及
びリンク22、24は、平行四辺形の4節型リンケージ
機構を構成している。ベース部材14、可動部材18、
及びリンク22、24が形成するリンケージ機構の対角
コーナ間にスプリング44を連結して、可動部材18を
希望の方向に付勢させる付勢力Fsを発生させる場合も
ある。図1において、ベース部材14は固定されてお
り、したがって、図示したようにスプリング44を連結
すると、可動部材18が上方に付勢される。
の概念図である。ディレイラ10は、ベース部材14
と、可動部材18と、可動部材18がベース部材14に
対して相対的に移動できるように可動部材18をベース
部材14に連結するリンク22及び24とを備えてい
る。通常、ベース部材14は自転車のフレーム(図示せ
ず)に固定されており、また、通常、可動部材18は複
数のスプロケット(図示せず)上でチェーンを移動させ
るチェーン・ガイド(図示せず)を支持している。リン
ク22は、ピボット・ピン28を介してベース部材14
に旋回可能に連結され、またピボット・ピン32を介し
て可動部材18に旋回可能に連結されている。同様に、
リンク24は、ピボット・ピン36を介してベース部材
14に旋回可能に連結され、またピボット・ピン40を
介して可動部材18に旋回可能に連結されている。した
がって、この場合、ベース部材14、可動部材18、及
びリンク22、24は、平行四辺形の4節型リンケージ
機構を構成している。ベース部材14、可動部材18、
及びリンク22、24が形成するリンケージ機構の対角
コーナ間にスプリング44を連結して、可動部材18を
希望の方向に付勢させる付勢力Fsを発生させる場合も
ある。図1において、ベース部材14は固定されてお
り、したがって、図示したようにスプリング44を連結
すると、可動部材18が上方に付勢される。
【0003】リンケージ機構の対角コーナ間にスプリン
グ44が連結されているため、ピボット・ピン28、3
2、36、及び40に位置する4つのピボット点すべて
に実質的なスプリング力が加わり、各ピボット・ピンの
摩擦が増大する。この摩擦を低下させるために、ピボッ
ト・ピン28とリンク22との間でピボット・ピン28
の周囲にベアリング50を取り付け、ピボット・ピン3
2とリンク22との間でピボット・ピン32の周囲にベ
アリング54を取り付け、ピボット・ピン36とリンク
24との間でピボット・ピン36の周囲にベアリング5
8を取り付け、ピボット・ピン40とリンク24との間
でピボット・ピン40の周囲にベアリング62を取り付
けてある。ベアリング50、54、58、及び62は、
ピボット・ピン28、32、36、及び40とリンク2
2及び24との間の摩擦力を低減するが、ベアリングの
使用によりディレイラのコストは大幅に増大する。
グ44が連結されているため、ピボット・ピン28、3
2、36、及び40に位置する4つのピボット点すべて
に実質的なスプリング力が加わり、各ピボット・ピンの
摩擦が増大する。この摩擦を低下させるために、ピボッ
ト・ピン28とリンク22との間でピボット・ピン28
の周囲にベアリング50を取り付け、ピボット・ピン3
2とリンク22との間でピボット・ピン32の周囲にベ
アリング54を取り付け、ピボット・ピン36とリンク
24との間でピボット・ピン36の周囲にベアリング5
8を取り付け、ピボット・ピン40とリンク24との間
でピボット・ピン40の周囲にベアリング62を取り付
けてある。ベアリング50、54、58、及び62は、
ピボット・ピン28、32、36、及び40とリンク2
2及び24との間の摩擦力を低減するが、ベアリングの
使用によりディレイラのコストは大幅に増大する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、リンクとピ
ボット・ピンとの間の摩擦を低減する上で、リンクとピ
ボット・ピンとの間に必要なベアリングの数を従来のデ
ィレイラに比べて少なくてすむようにすることにある。
ボット・ピンとの間の摩擦を低減する上で、リンクとピ
ボット・ピンとの間に必要なベアリングの数を従来のデ
ィレイラに比べて少なくてすむようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の一見地に係る自
転車用リアディレイラは、ベース部材と、チェーン・ガ
イドを支持する可動部材と、第1及び第2端部を有する
第1リンクとを備えている。第1リンクの第1端部はベ
ース部材に移動可能に支持されており、第1リンクの第
2端部は可動部材に移動可能に支持されている。スプリ
ングは、第1リンクの長軸の一方側に、可動部材から遠
ざかる方向にスプリング力を加える。第1リンクの長軸
の他方側に可動部材から遠ざかる方向の制御要素力を加
えるために、第1リンクには制御要素が連結されてい
る。したがって、スプリング力及び制御要素力は、主に
第1リンクとベース部材との連結箇所に作用し、ディレ
イラのその他の構成要素同士の連結箇所からは力が解放
される。その結果、第1リンクの第1端部とベース部材
との間の連結箇所に使用するベアリングが1つだけの、
低摩擦ディレイラを構成することができる。
転車用リアディレイラは、ベース部材と、チェーン・ガ
イドを支持する可動部材と、第1及び第2端部を有する
第1リンクとを備えている。第1リンクの第1端部はベ
ース部材に移動可能に支持されており、第1リンクの第
2端部は可動部材に移動可能に支持されている。スプリ
ングは、第1リンクの長軸の一方側に、可動部材から遠
ざかる方向にスプリング力を加える。第1リンクの長軸
の他方側に可動部材から遠ざかる方向の制御要素力を加
えるために、第1リンクには制御要素が連結されてい
る。したがって、スプリング力及び制御要素力は、主に
第1リンクとベース部材との連結箇所に作用し、ディレ
イラのその他の構成要素同士の連結箇所からは力が解放
される。その結果、第1リンクの第1端部とベース部材
との間の連結箇所に使用するベアリングが1つだけの、
低摩擦ディレイラを構成することができる。
【0006】本発明の別の見地に係る自転車用ディレイ
ラは、ベース部材と、チェーン・ガイドを支持する可動
部材と、可動部材がベース部材に対して相対的に移動で
きるようにベース部材を可動部材に連結する第1及び第
2リンクとを備えている。さらに具体的に述べると、第
1リンクは、第1ピボット・ピンを介してベース部材に
旋回可能に連結されており、また第2ピボット・ピンを
介して可動部材に旋回可能に連結されている。同様に第
2リンクは、第3ピボット・ピンを介してベース部材に
旋回可能に連結されており、また第4ピボット・ピンを
介して可動部材に旋回可能に連結されている。ディレイ
ラに対するスプリングの取り付けは、このスプリングの
第1端部が第1ピボット・ピンからずれた位置でベース
部材に取り付けられ、スプリングの第2端部が第1リン
クの経路に沿って取り付けられるようになっている。例
えば、スプリングは第1及び第2リンクから遠ざかるよ
うに傾斜させてあり、スプリングの第2端部は、第1リ
ンクの中間点、または第2ピボット・ピンの位置にあ
る、第1リンクの第2端部に配置することができる。ス
プリングをこのように連結すると、4つのピボット・ピ
ンのうち3つから実質的なスプリング力が除去され、ベ
アリング1つで、低摩擦ディレイラを構成することがで
きる。
ラは、ベース部材と、チェーン・ガイドを支持する可動
部材と、可動部材がベース部材に対して相対的に移動で
きるようにベース部材を可動部材に連結する第1及び第
2リンクとを備えている。さらに具体的に述べると、第
1リンクは、第1ピボット・ピンを介してベース部材に
旋回可能に連結されており、また第2ピボット・ピンを
介して可動部材に旋回可能に連結されている。同様に第
2リンクは、第3ピボット・ピンを介してベース部材に
旋回可能に連結されており、また第4ピボット・ピンを
介して可動部材に旋回可能に連結されている。ディレイ
ラに対するスプリングの取り付けは、このスプリングの
第1端部が第1ピボット・ピンからずれた位置でベース
部材に取り付けられ、スプリングの第2端部が第1リン
クの経路に沿って取り付けられるようになっている。例
えば、スプリングは第1及び第2リンクから遠ざかるよ
うに傾斜させてあり、スプリングの第2端部は、第1リ
ンクの中間点、または第2ピボット・ピンの位置にあ
る、第1リンクの第2端部に配置することができる。ス
プリングをこのように連結すると、4つのピボット・ピ
ンのうち3つから実質的なスプリング力が除去され、ベ
アリング1つで、低摩擦ディレイラを構成することがで
きる。
【0007】さらに特徴的な実施形態においては、第1
リンクの第1端部とピボット・ピンとの間で第1ピボッ
ト・ピンにベアリングが支持されている。第1リンクの
第2端部は、第1リンクの第2端部が第2ピボット・ピ
ンに接触するように、第2ピボット・ピンを介して可動
部材に旋回可能に支持されている。第2リンクの第1端
部は、第2リンクの第1端部が第3ピボット・ピンに接
触するように、第3ピボット・ピンを介してベース部材
に旋回可能に支持されている。さらに、第2リンクの第
2端部は、第2リンクの第2端部が第4ピボット・ピン
に接触するように、第4ピボット・ピンを介して可動部
材に旋回可能に支持されている。摩擦をさらに低下させ
たい場合は、取り付けポストを介してスプリングの第2
端部を第1リンクに取り付け、スプリングの第2端部と
取り付けポストとの間で取り付けポストに第2ベアリン
グを取り付ければよい。
リンクの第1端部とピボット・ピンとの間で第1ピボッ
ト・ピンにベアリングが支持されている。第1リンクの
第2端部は、第1リンクの第2端部が第2ピボット・ピ
ンに接触するように、第2ピボット・ピンを介して可動
部材に旋回可能に支持されている。第2リンクの第1端
部は、第2リンクの第1端部が第3ピボット・ピンに接
触するように、第3ピボット・ピンを介してベース部材
に旋回可能に支持されている。さらに、第2リンクの第
2端部は、第2リンクの第2端部が第4ピボット・ピン
に接触するように、第4ピボット・ピンを介して可動部
材に旋回可能に支持されている。摩擦をさらに低下させ
たい場合は、取り付けポストを介してスプリングの第2
端部を第1リンクに取り付け、スプリングの第2端部と
取り付けポストとの間で取り付けポストに第2ベアリン
グを取り付ければよい。
【0008】
【発明の実施の形態】図2は、本発明にしたがって構成
したディレイラ100の一実施形態の概念図である。デ
ィレイラ100は、ベース部材114と、可動部材11
8と、可動部材118がベース部材114に対して相対
的に移動できるように可動部材118をベース部材11
4に連結するリンク122、124とを備えている。リ
ンク122は、ピボット・ピン128を介してベース部
材114に旋回可能に連結され、さらにピボット・ピン
132を介して可動部材118に旋回可能に連結されて
いる。同様にリンク124は、ピボット・ピン136を
介してベース部材114に旋回可能に連結され、さらに
ピボット・ピン140を介して可動部材118に旋回可
能に連結されている。したがって、ベース部材114、
可動部材118、及びリンク122、124が4節型リ
ンケージ機構を形成している。
したディレイラ100の一実施形態の概念図である。デ
ィレイラ100は、ベース部材114と、可動部材11
8と、可動部材118がベース部材114に対して相対
的に移動できるように可動部材118をベース部材11
4に連結するリンク122、124とを備えている。リ
ンク122は、ピボット・ピン128を介してベース部
材114に旋回可能に連結され、さらにピボット・ピン
132を介して可動部材118に旋回可能に連結されて
いる。同様にリンク124は、ピボット・ピン136を
介してベース部材114に旋回可能に連結され、さらに
ピボット・ピン140を介して可動部材118に旋回可
能に連結されている。したがって、ベース部材114、
可動部材118、及びリンク122、124が4節型リ
ンケージ機構を形成している。
【0009】ディレイラ100に対するスプリング14
4の取り付けは、このスプリング144の第1端部14
8が第1ピボット・ピン128からずれた位置で取り付
けポスト150に固定された状態になっている。スプリ
ング144の第2端部154は、リンク122の経路に
沿った位置に設けられた取り付けポスト158に取り付
けられている。本実施形態において、スプリング144
は、リンク122、124から遠ざかるように傾斜させ
て装着されており、スプリング144の第2端部154
はピボット・ピン128と132との間のリンク122
の中間位置に位置している。リンク122の側部からは
作動アーム155が延びて設けられており、ケーブル1
56の形態をした制御要素が、スプリング144の付勢
力Fsに逆らって可動部材118を引っぱるように、作
動アーム155の自由端部に連結されている。
4の取り付けは、このスプリング144の第1端部14
8が第1ピボット・ピン128からずれた位置で取り付
けポスト150に固定された状態になっている。スプリ
ング144の第2端部154は、リンク122の経路に
沿った位置に設けられた取り付けポスト158に取り付
けられている。本実施形態において、スプリング144
は、リンク122、124から遠ざかるように傾斜させ
て装着されており、スプリング144の第2端部154
はピボット・ピン128と132との間のリンク122
の中間位置に位置している。リンク122の側部からは
作動アーム155が延びて設けられており、ケーブル1
56の形態をした制御要素が、スプリング144の付勢
力Fsに逆らって可動部材118を引っぱるように、作
動アーム155の自由端部に連結されている。
【0010】図2を参照すれば明らかなように、スプリ
ング144は、リンク122の長軸Xの一方の側部に対
して傾斜し、可動部材118から離れる方向に向かうス
プリング力Fsを生成し、制御ケーブル156は、リン
ク122の長軸Xのもう一方の側部に対して傾斜し、可
動部材118から離れる方向に向かう制御要素力Fcを
生成する。スプリング144と制御ケーブル156とを
このように連結すると、ピボット・ピン132、13
6、及び140の連結箇所から実質的な力が除去される
ので、これらの連結箇所にはベアリングが不必要にな
る。一方、ピボット・ピン128とリンク122との間
の連結箇所には、やはり実質的な力が存在するので、リ
ンク122とピボット・ピン128との間でピボット・
ピン128の周囲にベアリング162を取り付けるのが
よい。
ング144は、リンク122の長軸Xの一方の側部に対
して傾斜し、可動部材118から離れる方向に向かうス
プリング力Fsを生成し、制御ケーブル156は、リン
ク122の長軸Xのもう一方の側部に対して傾斜し、可
動部材118から離れる方向に向かう制御要素力Fcを
生成する。スプリング144と制御ケーブル156とを
このように連結すると、ピボット・ピン132、13
6、及び140の連結箇所から実質的な力が除去される
ので、これらの連結箇所にはベアリングが不必要にな
る。一方、ピボット・ピン128とリンク122との間
の連結箇所には、やはり実質的な力が存在するので、リ
ンク122とピボット・ピン128との間でピボット・
ピン128の周囲にベアリング162を取り付けるのが
よい。
【0011】図3は図2に示した概念図にしたがって構
成した実際のディレイラの実施形態を示す側面図であ
り、図4は図3に示したディレイラの底面図である。図
2に示した構成要素に対応する構成要素には、同じ参照
番号を付してある。図3及び図4に示すように、ベース
部材114は、自転車のフレーム180に取り付けてあ
り、可動部材118は、ガイド・プーリ186及びテン
ション・プーリ188を有するチェーン・ガイド184
を支持している。ピボット・ピン128とリンク122
との間でピボット・ピン128の周囲にベアリング16
2が取り付けられているが、ピボット・ピン132、1
36、及び140の周囲にはこのようなベアリングは取
り付けられておらず、リンク122、124はピボット
・ピン132、136、及び140に接触している。
成した実際のディレイラの実施形態を示す側面図であ
り、図4は図3に示したディレイラの底面図である。図
2に示した構成要素に対応する構成要素には、同じ参照
番号を付してある。図3及び図4に示すように、ベース
部材114は、自転車のフレーム180に取り付けてあ
り、可動部材118は、ガイド・プーリ186及びテン
ション・プーリ188を有するチェーン・ガイド184
を支持している。ピボット・ピン128とリンク122
との間でピボット・ピン128の周囲にベアリング16
2が取り付けられているが、ピボット・ピン132、1
36、及び140の周囲にはこのようなベアリングは取
り付けられておらず、リンク122、124はピボット
・ピン132、136、及び140に接触している。
【0012】図5は、図3及び図4に示したディレイラ
のリンク122とベース部材114との間の連結箇所を
示す詳細断面図である。図5に示すように、リンク12
2は、上部カラー200及び下部カラー204を備えて
いる。したがって、ベアリング162は各カラー200
及び204に支持されている。各ベアリング162は、
内部リング210と、外部リング214と、内部リング
210及び外部リング214によって形成される環状間
隙に支持された複数のボール218とを備えている。
のリンク122とベース部材114との間の連結箇所を
示す詳細断面図である。図5に示すように、リンク12
2は、上部カラー200及び下部カラー204を備えて
いる。したがって、ベアリング162は各カラー200
及び204に支持されている。各ベアリング162は、
内部リング210と、外部リング214と、内部リング
210及び外部リング214によって形成される環状間
隙に支持された複数のボール218とを備えている。
【0013】リンク122は、ディレイラ100の作動
中に実質的に移動するため、スプリング端部154と取
り付けポスト158との間に実質的な摩擦が発生するこ
とがある。取り付けポスト158とスプリング端部15
4の間で取り付けポスト158の周囲にベアリング19
0を取り付け、前記の摩擦を低減させてもよい。なお、
このようなベアリングは必ずしも必要ではないが、取り
付けた方が好ましい。図6は、ベアリング190を介し
て取り付けポスト158にスプリング端部154を取り
付ける方法を詳細に示す図である。ピボット・ピン12
8の周囲に取り付けたベアリング162の場合と同じ
く、ベアリング190は、内部リング220と、外部リ
ング224と、内部リング220及び外部リング228
によって形成される環状間隙に支持された複数のボール
228とを備えている。
中に実質的に移動するため、スプリング端部154と取
り付けポスト158との間に実質的な摩擦が発生するこ
とがある。取り付けポスト158とスプリング端部15
4の間で取り付けポスト158の周囲にベアリング19
0を取り付け、前記の摩擦を低減させてもよい。なお、
このようなベアリングは必ずしも必要ではないが、取り
付けた方が好ましい。図6は、ベアリング190を介し
て取り付けポスト158にスプリング端部154を取り
付ける方法を詳細に示す図である。ピボット・ピン12
8の周囲に取り付けたベアリング162の場合と同じ
く、ベアリング190は、内部リング220と、外部リ
ング224と、内部リング220及び外部リング228
によって形成される環状間隙に支持された複数のボール
228とを備えている。
【0014】図7は、本発明にしたがって構成した別の
実施形態である実際のディレイラ200の側面図であ
る。本実施形態が、図3及び図4に示した実施形態と異
なるのは、スプリングを2個使用し、上部リンクを可動
部材に連結するピボット・ピンに各スプリングの第2端
部を取り付けてある点である。さらに具体的に述べる
と、ディレイラ200は、ベース部材214と、可動部
材218と、可動部材218がベース部材214に対し
て相対的に移動できるように可動部材218をベース部
材214に連結するリンク222及び224とを備えて
いる。リンク222は、ピボット・ピン228を介して
旋回可能にベース部材214に連結され、さらにピボッ
ト・ピン232を介して可動部材218に旋回可能に連
結されている。同様にリンク224は、ピボット・ピン
236を介してベース部材214に旋回可能に連結さ
れ、さらにピボット・ピン240を介して可動部材21
8に旋回可能に連結されている。したがって、ベース部
材214、可動部材218、及びリンク222、224
が4節型リンケージ機構を構成している。
実施形態である実際のディレイラ200の側面図であ
る。本実施形態が、図3及び図4に示した実施形態と異
なるのは、スプリングを2個使用し、上部リンクを可動
部材に連結するピボット・ピンに各スプリングの第2端
部を取り付けてある点である。さらに具体的に述べる
と、ディレイラ200は、ベース部材214と、可動部
材218と、可動部材218がベース部材214に対し
て相対的に移動できるように可動部材218をベース部
材214に連結するリンク222及び224とを備えて
いる。リンク222は、ピボット・ピン228を介して
旋回可能にベース部材214に連結され、さらにピボッ
ト・ピン232を介して可動部材218に旋回可能に連
結されている。同様にリンク224は、ピボット・ピン
236を介してベース部材214に旋回可能に連結さ
れ、さらにピボット・ピン240を介して可動部材21
8に旋回可能に連結されている。したがって、ベース部
材214、可動部材218、及びリンク222、224
が4節型リンケージ機構を構成している。
【0015】スプリング244は、リンク222の一方
の側部でディレイラ200に取り付けられており、スプ
リング244の第1端部248が第1ピボット・ピン2
28からずれた位置で取り付けポスト250に固定され
ている。スプリング244の第2端部254は取り付け
ポスト258に取り付けられており、本実施形態では、
前記ポストがピボット・ピン232の延長部になってい
る。別のスプリング270が、リンク222のもう一方
の側部に取り付けられており、スプリング270の第1
端部274が第1ピボット・ピン228からずれた位置
で取り付けポスト278に取り付けられている。スプリ
ング270の第2端部282は取り付けポスト286に
取り付けられており、このポストもピボット・ピン23
2の延長部になっている。必要な場合、取り付けポスト
250及び278を、ベース部材214を通って一直線
に延びる1つのポストとして形成してもよい。
の側部でディレイラ200に取り付けられており、スプ
リング244の第1端部248が第1ピボット・ピン2
28からずれた位置で取り付けポスト250に固定され
ている。スプリング244の第2端部254は取り付け
ポスト258に取り付けられており、本実施形態では、
前記ポストがピボット・ピン232の延長部になってい
る。別のスプリング270が、リンク222のもう一方
の側部に取り付けられており、スプリング270の第1
端部274が第1ピボット・ピン228からずれた位置
で取り付けポスト278に取り付けられている。スプリ
ング270の第2端部282は取り付けポスト286に
取り付けられており、このポストもピボット・ピン23
2の延長部になっている。必要な場合、取り付けポスト
250及び278を、ベース部材214を通って一直線
に延びる1つのポストとして形成してもよい。
【0016】図3及び図4に示した実施の形態の場合と
同じく、ピボット・ピン228とリンク222との間で
ピボット・ピン228の周囲にベアリングを取り付ける
のが好ましい。また、本実施形態においては、スプリン
グ端部248、274と、その関連取り付けポスト25
0、278との間で実質的な枢支が行われるので、取り
付けポスト250、278と、その対応スプリング端部
248、274との間で取り付けポスト250と278
の周囲にさらにベアリングを取り付けてもよい。このベ
アリングは、図5及び図6に示すように構成してもよ
い。
同じく、ピボット・ピン228とリンク222との間で
ピボット・ピン228の周囲にベアリングを取り付ける
のが好ましい。また、本実施形態においては、スプリン
グ端部248、274と、その関連取り付けポスト25
0、278との間で実質的な枢支が行われるので、取り
付けポスト250、278と、その対応スプリング端部
248、274との間で取り付けポスト250と278
の周囲にさらにベアリングを取り付けてもよい。このベ
アリングは、図5及び図6に示すように構成してもよ
い。
【0017】以上、本発明の複数の実施形態について述
べたが、本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく、さ
らに変形を行うことが可能である。例えば、上記の実施
形態では、内部リングと、外部リングと、内部リング及
び外部リングの間の環状間隙に配設された複数のボール
とから構成されるベアリングを使用したが、円筒ベアリ
ングなど、その他の形式のベアリングやブッシングを採
用することも可能である。したがって、本発明の範囲
は、開示した具体的な構造に限定されるものではない。
本発明の真の範囲は、請求項により限定されるものであ
る。
べたが、本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく、さ
らに変形を行うことが可能である。例えば、上記の実施
形態では、内部リングと、外部リングと、内部リング及
び外部リングの間の環状間隙に配設された複数のボール
とから構成されるベアリングを使用したが、円筒ベアリ
ングなど、その他の形式のベアリングやブッシングを採
用することも可能である。したがって、本発明の範囲
は、開示した具体的な構造に限定されるものではない。
本発明の真の範囲は、請求項により限定されるものであ
る。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明では、ベース部材、
可動部材及びリンク機構を有するリアディレイラにおい
て、リンクと各部材の連結部の一部に対して実質的な力
が除去されるようにしたので、安価でかつ低摩擦のディ
レイラを実現できる。
可動部材及びリンク機構を有するリアディレイラにおい
て、リンクと各部材の連結部の一部に対して実質的な力
が除去されるようにしたので、安価でかつ低摩擦のディ
レイラを実現できる。
【図1】従来技術によるディレイラの概念図である。
【図2】本発明にしたがって構成したディレイラの実施
形態の概念図である。
形態の概念図である。
【図3】本発明にしたがって構成した実際のディレイラ
の実施形態の側面図である。
の実施形態の側面図である。
【図4】図3に示したディレイラの底面図である。
【図5】図4に示したディレイラの第1リンクとベース
部材との連結を示す詳細図である。
部材との連結を示す詳細図である。
【図6】図4に示したディレイラのスプリングとベース
部材との連結を示す詳細図である。
部材との連結を示す詳細図である。
【図7】本発明にしたがって構成した実際のディレイラ
の別実施形態の側面図である。
の別実施形態の側面図である。
【符号の説明】 100,200 ディレイラ 114,214 ベース部材 118,218 可動部材 122,124,222,224 リンク 128,132,136,140,228,232,2
36,240 ピボットピン 144,244 スプリング 155 作動アーム 156 制御ケーブル 162,190 ベアリング
36,240 ピボットピン 144,244 スプリング 155 作動アーム 156 制御ケーブル 162,190 ベアリング
Claims (21)
- 【請求項1】チェーン・ガイドを移動させて複数のスプ
ロケットのうちの1つに選択的にチェーンを案内する自
転車用リアディレイラであって、 ベース部材と、 チェーン・ガイドを支持する可動部材と、 前記ベース部材に移動可能に支持された第1端部と前記
可動部材に移動可能に支持された第2端部とを有する第
1リンクと、 前記第1リンクの長軸の一方側に前記可動部材から遠ざ
かる方向のスプリング力を加えるスプリングと、 前記第1リンクに連結され、前記第1リンクの他方側に
前記可動部材から遠ざかる制御要素力を加える制御要素
に連結するための制御要素連結部材と、を備えた自転車
用リアディレイラ。 - 【請求項2】前記第1リンクの第1端部は第1ピボット
・ピンを介して旋回可能に前記ベース部材に支持されて
いる、請求項1に記載の自転車用リアディレイラ。 - 【請求項3】前記第1リンクの第1端部と前記第1ピボ
ット・ピンとの間で前記第1ピボット・ピンに支持され
た第1ベアリングをさらに備える、請求項2に記載の自
転車用リアディレイラ。 - 【請求項4】前記制御要素は前記第1リンクから延びる
作動アームである、請求項3に記載の自転車用リアディ
レイラ。 - 【請求項5】第1及び第2端部を有する第2リンクをさ
らに備え、 前記第1リンクの第2端部は第2ピボット・ピンを介し
て旋回可能に前記可動部材に支持されており、 前記第2リンクの第1端部は第3ピボット・ピンを介し
て旋回可能に前記ベース部材に支持されており、前記第
2リンクの第2端部は第4ピボット・ピンを介して旋回
可能に前記可動部材に支持されている、請求項2に記載
の自転車用リアディレイラ。 - 【請求項6】前記第1リンクの第1端部と前記第1ピボ
ット・ピンとの間で前記第1ピボット・ピンに支持され
た第1ベアリングをさらに備える、請求項5に記載の自
転車用リアディレイラ。 - 【請求項7】前記第1リンクの第2端部は前記第2ピボ
ット・ピンに接触するように前記可動部材に旋回可能に
支持されている、請求項6に記載の自転車用リアディレ
イラ。 - 【請求項8】前記第2リンクの第1端部は前記第3ピボ
ット・ピンに接触するように前記ベース部材に旋回可能
に支持されており、前記第2リンクの第2端部は前記第
4ピボット・ピンに接触するように前記可動部材に旋回
可能に支持されている、請求項7に記載の自転車用リア
ディレイラ。 - 【請求項9】前記スプリングの端部は取り付け部材を介
して前記第1リンクに支持されており、前記スプリング
の端部と取り付け部材との間で前記取り付け部材に支持
された第2ベアリングをさらに備える、請求項6に記載
の自転車用リアディレイラ。 - 【請求項10】前記スプリングの端部は取り付け部材を
介して前記ベース部材に支持されており、前記スプリン
グの端部と取り付け部材との間で前記取り付け部材に支
持された第2ベアリングをさらに備える、請求項6に記
載の自転車用リアディレイラ。 - 【請求項11】チェーン・ガイドを移動させて複数のス
プロケットのうちの1つに選択的にチェーンを案内する
自転車用リアディレイラであって、 ベース部材と、 チェーン・ガイドを支持する可動部材と、 第1ピボット・ピンを介して第1端部が前記ベース部材
に旋回可能に支持されるとともに、第2ピボット・ピン
に接触する第2端部が前記第2ピボット・ピンを介して
前記可動部材に旋回可能に支持された第1リンクと、 前記第1リンクの第1端部と前記第1ピボット・ピンと
の間で前記第1ピボット・ピンに支持された第1ベアリ
ングと、 第3ピボット・ピンに接触する第1端部が前記第3ピボ
ット・ピンを介して前記ベース部材に旋回可能に支持さ
れるとともに、第4ピボット・ピンに接触する第2端部
が前記第4ピボット・ピンを介して前記可動部材に旋回
可能に支持された第2リンクと、 前記第1ピボット・ピンからずれた位置で前記ベース部
材に支持された第1端部と前記第1リンクの経路に沿っ
て支持された第2端部とを有する第1スプリングと、を
備えた自転車用リアディレイラ。 - 【請求項12】前記第1スプリングは、前記第1リンク
及び前記第2リンクから離れる方向に傾斜している、請
求項11に記載の自転車用リアディレイラ。 - 【請求項13】前記第1スプリングの第2端部は、前記
第1ピボット・ピンと前記第2ピボット・ピンとの間の
位置で前記第1リンクに支持されている、請求項11又
は12に記載の自転車用リアディレイラ。 - 【請求項14】前記第1スプリングの第2端部は、前記
第2ピボット・ピンの位置で前記第1リンクに支持され
ている、請求項11又は12に記載の自転車用リアディ
レイラ。 - 【請求項15】前記第1スプリングの第2端部は、取り
付け部材を介して前記第1リンクに支持されており、前
記第1スプリングの第2端部と前記取り付け部材との間
で前記取り付け部材に支持された第2ベアリングをさら
に備える、請求項11に記載の自転車用リアディレイ
ラ。 - 【請求項16】前記第1スプリングは前記第1リンクの
横側部に位置している、請求項11に記載の自転車用リ
アディレイラ。 - 【請求項17】前記第1リンクの対向横側部に位置する
第2スプリングをさらに備え、前記第2スプリングは、
前記第1ピボット・ピンからずれた位置で前記ベース部
材に支持された第1端部と、前記第1リンクの経路に沿
って支持された第2端部とを備える、請求項16に記載
の自転車用リアディレイラ。 - 【請求項18】前記第1スプリングの第2端部及び前記
第2スプリングの第2端部が共に、前記第1ピボット・
ピンと前記第2ピボット・ピンとの間の位置で前記第1
リンクに支持されている、請求項17に記載の自転車用
リアディレイラ。 - 【請求項19】前記第1スプリングの第2端部及び前記
第2スプリングの第2端部が共に、前記第2ピボット・
ピンの位置で前記第1リンクに支持されている、請求項
17に記載の自転車用リアディレイラ。 - 【請求項20】前記第1スプリング及び前記第2スプリ
ングが共に、前記第1リンク及び前記第2リンクから離
れる方向に傾斜している、請求項17に記載の自転車用
リアディレイラ。 - 【請求項21】前記第1スプリングの第1端部は第1取
り付け部材を介して前記ベース部材に支持されており、
前記第2スプリングの第1端部は前記第2取り付け部材
を介して前記ベース部材に支持されており、 前記第1スプリングの第1端部と前記第1取り付け部材
との間で前記第1取り付け部材に支持された第2ベアリ
ングと、 前記第2スプリングの第1端部と前記第2取り付け部材
との間で前記第2取り付け部材に支持された第3ベアリ
ングとをさらに備える、請求項17に記載の自転車用リ
アディレイラ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/846,567 US5897451A (en) | 1997-04-29 | 1997-04-29 | Bicycle derailleur having operating forces disposed on opposite sides of a link pivot |
US08/846567 | 1997-04-29 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10297575A true JPH10297575A (ja) | 1998-11-10 |
Family
ID=25298306
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10121106A Pending JPH10297575A (ja) | 1997-04-29 | 1998-04-30 | 自転車用リアディレイラ |
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EP (2) | EP1281610B2 (ja) |
JP (1) | JPH10297575A (ja) |
CN (1) | CN1144724C (ja) |
CZ (1) | CZ291457B6 (ja) |
DE (2) | DE69833391T3 (ja) |
PL (1) | PL189239B1 (ja) |
RU (1) | RU2237591C2 (ja) |
SK (1) | SK283776B6 (ja) |
TW (1) | TW412495B (ja) |
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US6354971B1 (en) * | 2000-02-02 | 2002-03-12 | Brigham Young University | Compliant derailleur |
US6757975B1 (en) | 2001-01-25 | 2004-07-06 | Brigham Young University | Multi-layered compliant mechanisms and method of manufacture |
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DE102005050988A1 (de) | 2005-10-25 | 2007-06-14 | Sram Deutschland Gmbh | Kettenumwerfer |
ITMI20072062A1 (it) * | 2007-10-25 | 2009-04-26 | Campagnolo Srl | Cambio di bicicletta |
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US9150281B2 (en) * | 2011-09-27 | 2015-10-06 | Shimano Inc. | Bicycle rear derailleur |
RU2656001C1 (ru) * | 2017-05-03 | 2018-05-30 | Юрий Антонович Петровский | Задний переключатель передач велосипеда |
RU184897U1 (ru) * | 2018-06-22 | 2018-11-13 | Виктор Николаевич Михалев | Устройство автоматического переключения передач |
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FR1319997A (fr) * | 1962-04-20 | 1963-03-01 | Changement de vitesse par déraillement de chaîne, en éléments combinés en matière plastique et en métal pour cycles, tandems, vélomoteurs, motocyclettes ou véhicules similaires | |
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-
1998
- 1998-03-31 TW TW087104827A patent/TW412495B/zh not_active IP Right Cessation
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- 1998-04-24 DE DE69819810T patent/DE69819810T2/de not_active Revoked
- 1998-04-24 EP EP02025030A patent/EP1281610B2/en not_active Expired - Lifetime
- 1998-04-24 EP EP98303202A patent/EP0875445B1/en not_active Revoked
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- 1998-04-28 CN CNB981079148A patent/CN1144724C/zh not_active Expired - Fee Related
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