JP2682843B2 - 自転車ギヤの後部ディレイラー - Google Patents
自転車ギヤの後部ディレイラーInfo
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- JP2682843B2 JP2682843B2 JP63147937A JP14793788A JP2682843B2 JP 2682843 B2 JP2682843 B2 JP 2682843B2 JP 63147937 A JP63147937 A JP 63147937A JP 14793788 A JP14793788 A JP 14793788A JP 2682843 B2 JP2682843 B2 JP 2682843B2
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- Japan
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- upper body
- respect
- connecting member
- derailleur
- intermediate connecting
- Prior art date
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62M—RIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
- B62M9/00—Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like
- B62M9/04—Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like of changeable ratio
- B62M9/06—Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like of changeable ratio using a single chain, belt, or the like
- B62M9/10—Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like of changeable ratio using a single chain, belt, or the like involving different-sized wheels, e.g. rear sprocket chain wheels selectively engaged by the chain, belt, or the like
- B62M9/12—Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like of changeable ratio using a single chain, belt, or the like involving different-sized wheels, e.g. rear sprocket chain wheels selectively engaged by the chain, belt, or the like the chain, belt, or the like being laterally shiftable, e.g. using a rear derailleur
- B62M9/121—Rear derailleurs
- B62M9/124—Mechanisms for shifting laterally
- B62M9/1242—Mechanisms for shifting laterally characterised by the linkage mechanisms
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
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- B62M9/121—Rear derailleurs
- B62M9/124—Mechanisms for shifting laterally
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
- Transmissions By Endless Flexible Members (AREA)
- Gears, Cams (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、自転車ギヤの後部ディレイラーに関し、詳
しくは、自転車のフレームに固定される上部ボディと、
自転車のチェインの伝動手段を支持すると共に、自転車
の後輪のハブによって支持される一連のスプロケットに
チェインを選択的に係合させるために、上部ボディに対
して移動可能である下部ボディと、下部ボディを上部ボ
ディに連結する軸着された平行四辺形ジョイントとを備
えたものに関する。
しくは、自転車のフレームに固定される上部ボディと、
自転車のチェインの伝動手段を支持すると共に、自転車
の後輪のハブによって支持される一連のスプロケットに
チェインを選択的に係合させるために、上部ボディに対
して移動可能である下部ボディと、下部ボディを上部ボ
ディに連結する軸着された平行四辺形ジョイントとを備
えたものに関する。
従来の技術 上記した形式の後部ディレイラーにおいては、ディレ
イラーの効果的な作用のために、チェイン伝動手段と、
この伝動手段に最も近接したチェインと係合したスプロ
ケットの歯との間の距離は、どんなスプロケットでも選
択可能とされるように均一に保持されることが望まし
い。（一つのスプロケットから他のスプロケットへのデ
ィレイリングさせるために）後輪のハブの軸線に対して
平行な成分を持つと共に（スプロケットの相違する直径
に対して対応するために）上記軸線に対して径方向の成
分を持つ一つの方向内で、下部ボディが上部ボディに対
して移動可能とされるようにした種々のディレイラーが
既に提供されている。
イラーの効果的な作用のために、チェイン伝動手段と、
この伝動手段に最も近接したチェインと係合したスプロ
ケットの歯との間の距離は、どんなスプロケットでも選
択可能とされるように均一に保持されることが望まし
い。（一つのスプロケットから他のスプロケットへのデ
ィレイリングさせるために）後輪のハブの軸線に対して
平行な成分を持つと共に（スプロケットの相違する直径
に対して対応するために）上記軸線に対して径方向の成
分を持つ一つの方向内で、下部ボディが上部ボディに対
して移動可能とされるようにした種々のディレイラーが
既に提供されている。
本発明の目的は、上記した要求を満足すると共に、同
時に、特に簡単で信頼性のある構造を持つ後部ディレイ
ラーを提供することにある。
時に、特に簡単で信頼性のある構造を持つ後部ディレイ
ラーを提供することにある。
課題を解決するための手段 即ち、本発明は自転車のフレームに固定される上部ボ
ディと、 自転車のチェインの伝動手段を支持すると共に、自転
車の後輪のハブによって支持される一連のスプロケット
にチェインを選択的に係合させるために、上部ボディに
対して移動可能である下部ボディと、下部ボディを上部
ボディに連結する軸着された平行四辺形ジョイントとを
備えた自転車ギヤの後部ディレイラーにおいて、上記軸
着された平行四辺形ジョイントは、上部ボディにより上
記スプロケットの各々に平行に支持されたガイドピン等
のガイド手段上を移動するために取り付けられている中
間連結部材を直接的に下部ボディを連結するものであ
り、また、上記ガイド手段は、上部ボディに対する中間
連結部材の作動と、該中間連結部材に対する下部ボディ
の作動とを一義的に関連するために設けられ、それによ
って、上部ボディに対する下部ボディの作動は後輪のハ
ブの軸線に沿う成分と、後輪のハブ軸線に対して径方向
の成分を有するものであることを特徴とする自転車ギヤ
の後部ディレイラーを提供するものである。
ディと、 自転車のチェインの伝動手段を支持すると共に、自転
車の後輪のハブによって支持される一連のスプロケット
にチェインを選択的に係合させるために、上部ボディに
対して移動可能である下部ボディと、下部ボディを上部
ボディに連結する軸着された平行四辺形ジョイントとを
備えた自転車ギヤの後部ディレイラーにおいて、上記軸
着された平行四辺形ジョイントは、上部ボディにより上
記スプロケットの各々に平行に支持されたガイドピン等
のガイド手段上を移動するために取り付けられている中
間連結部材を直接的に下部ボディを連結するものであ
り、また、上記ガイド手段は、上部ボディに対する中間
連結部材の作動と、該中間連結部材に対する下部ボディ
の作動とを一義的に関連するために設けられ、それによ
って、上部ボディに対する下部ボディの作動は後輪のハ
ブの軸線に沿う成分と、後輪のハブ軸線に対して径方向
の成分を有するものであることを特徴とする自転車ギヤ
の後部ディレイラーを提供するものである。
上記した特徴に応じて、中間連結部材はハブの軸線に
対して好ましくは垂直である平面を含む方向に於いてガ
イド手段上を移動するために取り付けられている。ま
た、相互に軸着された平行四辺形ジョイントはハブの軸
線に沿った成分を有する方向において、中間連結部材に
対して下部ボディの移動を可能とするものである。
対して好ましくは垂直である平面を含む方向に於いてガ
イド手段上を移動するために取り付けられている。ま
た、相互に軸着された平行四辺形ジョイントはハブの軸
線に沿った成分を有する方向において、中間連結部材に
対して下部ボディの移動を可能とするものである。
作用 この構成により、上記したチェイン伝動手段と選択さ
れたスプロケットの間の距離を出来るだけ均一に保持す
る要求は満足される。
れたスプロケットの間の距離を出来るだけ均一に保持す
る要求は満足される。
本発明の好ましい実施例においては、上部ボディに対
する中間連結部材の移動と、該中間連結部材に対する下
部ボディの移動を相関させる手段は、上部ボディと下部
ボディに両端にそれぞれ軸着されたレバーによって構成
されている。しかしながら、他の実施例においては、こ
のような手段は、上部ボディと、軸着された平行四辺形
ジョイントの連結ロッドの内の一つの突出部との間に介
装されたカム結合によって構成されている。さらに、別
の実施例では、上部ボディと、軸着された平行四辺形ジ
ョイントの連結ロッドの突出部とに両端とに軸着された
少なくとも一つの補助連結ロッドを備えたトグルジョイ
ントを使用している。
する中間連結部材の移動と、該中間連結部材に対する下
部ボディの移動を相関させる手段は、上部ボディと下部
ボディに両端にそれぞれ軸着されたレバーによって構成
されている。しかしながら、他の実施例においては、こ
のような手段は、上部ボディと、軸着された平行四辺形
ジョイントの連結ロッドの内の一つの突出部との間に介
装されたカム結合によって構成されている。さらに、別
の実施例では、上部ボディと、軸着された平行四辺形ジ
ョイントの連結ロッドの突出部とに両端とに軸着された
少なくとも一つの補助連結ロッドを備えたトグルジョイ
ントを使用している。
本発明の他の特徴および利点は添付した図面の説明よ
り明らかになるものであるが、該実施例に限定されるも
のではない。
り明らかになるものであるが、該実施例に限定されるも
のではない。
実施例 以下、本発明を図面に示す実施例により詳細に説明す
る。
る。
第１図から第３図において、１は自転車の後輪のハブ
（図面上は一点鎖線によって概略的に示している）であ
り、自転車のフレーム２の一部に取り付けられている。
ハブ１は、種々の伝動率となるように選択的に自転車の
チェインに係合される一連のスプロケット３を支持して
いる（スプロケット３も図面中、一点鎖線によって概略
的に示されている。）。４は自転車の後部ディレイラー
であり、自転車のフレーム２からの突出部７にボルト
（図示せず）によって軸心６で固定された上部ボディ５
を備えている。ディレイラー４の上部ボディ５は円柱状
ガイドピン８を支持しており、該ガイドピン８上に、中
間連結部材９を移動自在に設けてある（出来れば、プラ
スチック・ブッシュを介装して。）。上記中間連結部材
９は、自転車のチェインへの伝動手段を支持する下部ボ
ディ11に、相互に軸着された平行四辺形のジョイント10
を介して連結されている。
（図面上は一点鎖線によって概略的に示している）であ
り、自転車のフレーム２の一部に取り付けられている。
ハブ１は、種々の伝動率となるように選択的に自転車の
チェインに係合される一連のスプロケット３を支持して
いる（スプロケット３も図面中、一点鎖線によって概略
的に示されている。）。４は自転車の後部ディレイラー
であり、自転車のフレーム２からの突出部７にボルト
（図示せず）によって軸心６で固定された上部ボディ５
を備えている。ディレイラー４の上部ボディ５は円柱状
ガイドピン８を支持しており、該ガイドピン８上に、中
間連結部材９を移動自在に設けてある（出来れば、プラ
スチック・ブッシュを介装して。）。上記中間連結部材
９は、自転車のチェインへの伝動手段を支持する下部ボ
ディ11に、相互に軸着された平行四辺形のジョイント10
を介して連結されている。
第１図から第３図に示す実施例によれば、ガイドピン
８は上部ボディ５の一部分13内に形成されている貫通穴
12内に取り付けられると共に、上記部分13の円環状の台
面上に支持されるヘッド14を有し、かつ、穴12のネジ切
りされた拡大先端部内に螺合されたピン15によって該位
置にロックされている。相互に軸着された平行四辺形ジ
ョイント10のヘッドを構成する中間連結部材９は、一対
の連結ロッド16によって下部ボディ11に連結される。こ
れらの連結ロッド16はピン17によって中間連結部材９に
軸着されると共に、ピン18によって下部ボディ11に軸着
される。チェイン伝動手段は下部ボディ11に軸20により
回転自在に支持された第１ホイール19と、一端が下部ボ
ディ11に軸20で軸着されるピボットレバー23の他方に軸
22によって回転自在に支持された第２ホイール21とから
なる。上記ピボットレバー23は、ホイール21が自転車の
チェインの張力を保持する位置（図示せず）の方向に
（図示してない弾性手段によって）弾力的に付勢されて
いる。
８は上部ボディ５の一部分13内に形成されている貫通穴
12内に取り付けられると共に、上記部分13の円環状の台
面上に支持されるヘッド14を有し、かつ、穴12のネジ切
りされた拡大先端部内に螺合されたピン15によって該位
置にロックされている。相互に軸着された平行四辺形ジ
ョイント10のヘッドを構成する中間連結部材９は、一対
の連結ロッド16によって下部ボディ11に連結される。こ
れらの連結ロッド16はピン17によって中間連結部材９に
軸着されると共に、ピン18によって下部ボディ11に軸着
される。チェイン伝動手段は下部ボディ11に軸20により
回転自在に支持された第１ホイール19と、一端が下部ボ
ディ11に軸20で軸着されるピボットレバー23の他方に軸
22によって回転自在に支持された第２ホイール21とから
なる。上記ピボットレバー23は、ホイール21が自転車の
チェインの張力を保持する位置（図示せず）の方向に
（図示してない弾性手段によって）弾力的に付勢されて
いる。
第２図に示すように、円柱状のガイドピン８はハブ１
の軸線25に対して、好ましくは垂直な平面内に位置する
軸線24を有している。よって、軸着された平行四辺形ジ
ョイント10の中間連結部材９は、ディレイラーの上部ボ
ディ５に対して、この方向（ハブ１の軸線に対して垂直
平面）において作動し得るようになっている。更に、相
互に軸着された平行四辺形ジョイント10によって、下部
ボディ11は、上記中間連結部材９の作動と関連して、ハ
ブ１の軸線25に対して平行な直線に近づく湾曲した行程
に沿って作動する。円柱状ガイドピン８上の中間連結部
材９の移動と、該中間連結部材９に軸着した平行四辺形
ジョイント10の移動は、他方において、上部ボディ５と
下部ボディ11を補助連結ロッド26によって直接的に相互
に連結していることから、一義的な相関関係を有する。
上記補助連結ロッド26は一端をピンネジ27によって上部
ボディ５に軸着する共に、上記連結ロッド16の軸着のた
めに使用される二つのピン18の内の一つによって下部ボ
ディ11に軸着される。当然のことながら、連結ロッド16
の軸着点からスペースをあけた点で、下部ボディ11に対
して補助連結ロッド26を軸着している。
の軸線25に対して、好ましくは垂直な平面内に位置する
軸線24を有している。よって、軸着された平行四辺形ジ
ョイント10の中間連結部材９は、ディレイラーの上部ボ
ディ５に対して、この方向（ハブ１の軸線に対して垂直
平面）において作動し得るようになっている。更に、相
互に軸着された平行四辺形ジョイント10によって、下部
ボディ11は、上記中間連結部材９の作動と関連して、ハ
ブ１の軸線25に対して平行な直線に近づく湾曲した行程
に沿って作動する。円柱状ガイドピン８上の中間連結部
材９の移動と、該中間連結部材９に軸着した平行四辺形
ジョイント10の移動は、他方において、上部ボディ５と
下部ボディ11を補助連結ロッド26によって直接的に相互
に連結していることから、一義的な相関関係を有する。
上記補助連結ロッド26は一端をピンネジ27によって上部
ボディ５に軸着する共に、上記連結ロッド16の軸着のた
めに使用される二つのピン18の内の一つによって下部ボ
ディ11に軸着される。当然のことながら、連結ロッド16
の軸着点からスペースをあけた点で、下部ボディ11に対
して補助連結ロッド26を軸着している。
上記補助連結ロッド26は突出部28を有し、該突出部28
には、ディレイラーを操作する可撓性を有する金属ケー
ブル30の一端を固定部材29によって固定している。該ケ
ーブル30はカバー31内に収納されており、該カバー31の
先端32を上部ボディ５の突出部７および／または中間連
結部材９（第４図および第５図）に固定している。上記
補助連結ロッド26によって、下部ボディ11は上部ボディ
５に対して、湾曲した行程Ｓ（第２図）に沿って移動
し、該行程Ｓはハブ１の軸線25に対して平行方向の成分
と該軸線25に対して径方向の成分を有するストレートラ
イン行程に近接するものである。平行四辺形ジョイント
10は軸線20、22の方向が変化しないようにするものであ
る。
には、ディレイラーを操作する可撓性を有する金属ケー
ブル30の一端を固定部材29によって固定している。該ケ
ーブル30はカバー31内に収納されており、該カバー31の
先端32を上部ボディ５の突出部７および／または中間連
結部材９（第４図および第５図）に固定している。上記
補助連結ロッド26によって、下部ボディ11は上部ボディ
５に対して、湾曲した行程Ｓ（第２図）に沿って移動
し、該行程Ｓはハブ１の軸線25に対して平行方向の成分
と該軸線25に対して径方向の成分を有するストレートラ
イン行程に近接するものである。平行四辺形ジョイント
10は軸線20、22の方向が変化しないようにするものであ
る。
上記構成とすることにより、チェイン伝動ホイール19
と該ホイールに最も近接したチェインと係合するスプロ
ケット３の歯との間の距離は、相違したスプロケットが
選択された時にも殆んど変化しない。
と該ホイールに最も近接したチェインと係合するスプロ
ケット３の歯との間の距離は、相違したスプロケットが
選択された時にも殆んど変化しない。
第２図および第３図は最小の直径のスプロケット上に
チェインを係合させた場合と、最大の直径のスプロケッ
トをチェインに係合させた場合との二つの相違する位置
における第１図に示す実施例のディレイラーを示すもの
である。
チェインを係合させた場合と、最大の直径のスプロケッ
トをチェインに係合させた場合との二つの相違する位置
における第１図に示す実施例のディレイラーを示すもの
である。
第４図に示す他の実施例では、円柱状ガイドピン８上
での中間連結部材９の移動と、該中間連結部材９に対す
る軸着された平行四辺形ジョイント10の揺動との間の相
関関係が、二つの連結ロッド16の内の一つが、上部ボデ
ィ５から突出している釘35と係合するカム面34を備えた
突出部33を設けていることによって得られるようにして
いる。釘35と突出部33の間のカム結合は、軸着された平
行四辺形ジョイント10がケーブル30の作動下で揺動する
時、釘35とカム表面34の係合によりヘッド９が円柱ガイ
ドピン８に沿って移動されるように配置されている。
での中間連結部材９の移動と、該中間連結部材９に対す
る軸着された平行四辺形ジョイント10の揺動との間の相
関関係が、二つの連結ロッド16の内の一つが、上部ボデ
ィ５から突出している釘35と係合するカム面34を備えた
突出部33を設けていることによって得られるようにして
いる。釘35と突出部33の間のカム結合は、軸着された平
行四辺形ジョイント10がケーブル30の作動下で揺動する
時、釘35とカム表面34の係合によりヘッド９が円柱ガイ
ドピン８に沿って移動されるように配置されている。
第５図に示す他の実施例では、上部ボディと下部ボデ
ィの間の連結システムの二つの動きの相関関係が、軸着
された平行四辺形ジョイント10の二つの連結ロッド16と
固着されている突出部39に軸38で、また、ディレイラー
の上部ボディ５に対して軸37で軸着された１またはそれ
より多くの補助連結ロッド36（第５図に示された例にお
いては、二つの補助連結ロッドが示されている）によっ
て得られるようにしてある。
ィの間の連結システムの二つの動きの相関関係が、軸着
された平行四辺形ジョイント10の二つの連結ロッド16と
固着されている突出部39に軸38で、また、ディレイラー
の上部ボディ５に対して軸37で軸着された１またはそれ
より多くの補助連結ロッド36（第５図に示された例にお
いては、二つの補助連結ロッドが示されている）によっ
て得られるようにしてある。
第５図に示す実施例では、可撓性を有するケーブル30
がピン17に対して、連結ロッド16を時計方向に揺動させ
るように作動された時、この揺動は対応する突出部39の
回転を発生させると共に、引き続いて、軸37を支点とす
る補助連結ロッド36の反時計方向の回転を発生させる。
この回転はピン37からピン17との間の距離に変化を発生
させ、引き続いて、円柱状のガイドピン８上でヘッド９
を移動させる。
がピン17に対して、連結ロッド16を時計方向に揺動させ
るように作動された時、この揺動は対応する突出部39の
回転を発生させると共に、引き続いて、軸37を支点とす
る補助連結ロッド36の反時計方向の回転を発生させる。
この回転はピン37からピン17との間の距離に変化を発生
させ、引き続いて、円柱状のガイドピン８上でヘッド９
を移動させる。
当然のことながら、本発明の要旨を逸脱しない範囲に
おいて、本発明を広い範囲で変更することが出来、図面
および図面に基づく上記説明に限定されるものではな
い。
おいて、本発明を広い範囲で変更することが出来、図面
および図面に基づく上記説明に限定されるものではな
い。
第１図は自転車の後輪の軸に垂直な平面上において、自
転車のフレームに取り付けられた本発明に係るディレイ
ラーを示す図面、第２図は第１図のII矢視図、第３図は
相違した作用状態における第２図と同様の図面、第４図
および第５図は他の実施例を示す第２図と同様の図面で
ある。 １……ハブ、２……自転車のフレーム、３……スプロケ
ット、４……ディレイラー、５……上部ボディ、８……
ガイドピン、９……中間連結部材、10……平行四辺形ジ
ョイント、11……下部ボディ、16……連結ロッド、26…
…補助連結ロッド、30……ワイヤ
転車のフレームに取り付けられた本発明に係るディレイ
ラーを示す図面、第２図は第１図のII矢視図、第３図は
相違した作用状態における第２図と同様の図面、第４図
および第５図は他の実施例を示す第２図と同様の図面で
ある。 １……ハブ、２……自転車のフレーム、３……スプロケ
ット、４……ディレイラー、５……上部ボディ、８……
ガイドピン、９……中間連結部材、10……平行四辺形ジ
ョイント、11……下部ボディ、16……連結ロッド、26…
…補助連結ロッド、30……ワイヤ
Claims (8)
- 【請求項１】自転車のフレーム（２）に固定される上部
ボディ（５）と、 自転車のチェインの伝動手段のホイール（19、21）を支
持すると共に、自転車の後輪のハブ（１）によって支持
される一連のスプロケット（３）にチェインを選択的に
係合させるために、上部ボディ（５）に対して移動可能
である下部ボディ（11）と、 下部ボディ（11）を上部ボディ（５）に連結する相互に
軸着された平行四辺形ジョイント（10）とを備えた自転
車ギヤの後部ディレイラーにおいて、 上記相互に軸着された平行四辺形ジョイント（10）によ
って、上部ボディ（５）により上記スプロケット（３）
の各々に平行に支持されたガイドピン（８）上に移動自
在に取り付けられる中間連結部材（９）を、下部ボディ
（11）に直接的に連結し、また、上記ガイドピン（８）
を、上部ボディ（５）に対する中間連結部材（９）の作
動と、該中間連結部材（９）に対する下部ボディ（11）
の作動とを一義的に関連するように設けることにより、 上部ボディ（５）に対する下部ボディ（11）の作動を後
輪のハブの軸線に沿った成分と該軸線に対して径方向の
成分とを有するように設定していることを特徴とする自
転車ギヤの後部ディレイラー。 - 【請求項２】上記中間連結部材（９）は、ハブの軸線に
垂直な平面を含む方向に、ガイドピン（８）上で移動す
るように取り付けられ、かつ、上記軸着された平行四辺
形のジョイント（10）はハブの軸線に沿う成分を有する
方向において、中間連結部材（９）に対して下部ボディ
（11）を移動可能とするものであることを特徴とする請
求項１記載のディレイラー。 - 【請求項３】上記上部ボディ（５）に対する中間連結部
材（９）の作動と、中間連結部材（９）に対する下部ボ
ディ（11）の移動とを一義的に相関させるための手段
は、上部ボディ（５）と下部ボディ（11）に両端に軸着
された補助連結ロッド（26）を備えていることを特徴と
する請求項１記載のディレイラー。 - 【請求項４】上記上部ボディ（５）に対する中間連結部
材（９）の作動と、中間連結部材（９）に対する下部ボ
ディ（11）の移動とを一義的に相関させるための手段
は、上部ボディ（５）と軸着された平行四辺形ジョイン
ト（10）の一部分を形成する連結ロッド（16）の突出部
（33）に設けたカム面（34）と、上部ボディ（５）に設
けた釘（35）との間のカム結合部を備えていることを特
徴とする請求項１記載のディレイラー。 - 【請求項５】上記上部ボディ（５）に対する中間連結部
材（９）の作動と、中間連結部材（９）に対する下部ボ
ディ（11）の移動とを一義的に相関させるための手段
は、上部ボディ（５）と、軸着された平行四辺形ジョイ
ント（10）の一部を形成する連結ロッド（16）の突出部
（39）との両端に軸着された少なくとも一つの補助連結
ロッド（36）を含むトグルジョイントを備えていること
を特徴とする請求項１記載のディレイラー。 - 【請求項６】上記軸着された平行四辺形ジョイント（1
0）の揺動の軸線は自転車の後輪のハブの軸に対して垂
直である請求項２記載のディレイラー。 - 【請求項７】上記軸着された平行四辺形ジョイント（1
0）の揺動軸線は自転車の後輪のハブの軸に対して垂直
な平面に対して傾斜していることを特徴とする請求項２
記載のディレイラー。 - 【請求項８】上記中間連結部材は摩擦係数の低い材質で
形成された部材を介装して、ディレイラーの上部ボディ
（５）に固定された円柱状ガイドピン（８）上に移動自
在に取り付けられていることを特徴とする請求項１記載
のディレイラー。
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