JPH10288108A - 内燃機関の燃料供給装置 - Google Patents
内燃機関の燃料供給装置Info
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Abstract
この燃料輸送モデルに基づいて燃料ポンプの制御補正量
を設定する。この燃料輸送モデルは、燃料ポンプの特性
を模擬したモデル31と、燃料配管の燃圧伝搬遅れを模
擬したモデル32と、燃料配管の弾性係数による燃圧変
化特性(配管容積の伸縮)を模擬したモデル33とから
成る。更に、燃料ポンプ特性モデル31は、燃料ポンプ
のモータに加わるトルクを模擬したモデル34と、イナ
ーシャを模擬したモデル35と、燃料ポンプの回転数と
燃圧と吐出量との関係を模擬したモデル36とから成
る。この燃料輸送モデルを逆算して制御補正量演算モデ
ルを導き出す。この補正電流演算モデルは、噴射量を1
回微分して波形整形した値と、該噴射量を2回微分して
波形整形した値とを加算することで、燃料ポンプの制御
補正量を求める。
Description
して燃料の圧力(燃圧)を調整するようにした内燃機関
の燃料供給装置に関するものである。
系の小型化・コストダウンを実現するために、インジェ
クタに送った燃料の余剰分を燃料タンクに戻すリターン
配管を廃止したリターンレス配管構成を採用したものが
ある。このものでは、特開平6−147047号公報に
示すように、燃料配管系の燃圧を検出する燃圧センサを
設け、その検出結果に基づいて燃圧を目標燃圧に一致さ
せるように、燃料ポンプの内蔵モータへの印加電圧をフ
ィードバック制御するようになっている。
ェクタの燃料噴射量が急激に増加する過渡時に、エンジ
ンの燃料消費量が増加してから燃料ポンプの吐出量を増
加させることになるため、制御の応答遅れと燃料の輸送
遅れとによって燃圧が一時的に低下してしまう。逆に、
燃料噴射量が急激に減少する過渡時には、エンジンの燃
料消費量が減少してから燃料ポンプの吐出量を減少させ
ることになるため、応答遅れにより燃圧が一時的に上昇
してしまう。このような燃圧変動は、内燃機関に供給す
る混合気の空燃比がずれる原因となり、エミッションの
悪化やドライバビリティの低下を招く原因にもなる。
47047号公報では、要求燃料噴射量の過渡変化度合
いを検出し、この過渡変化度合いに応じて燃料ポンプの
制御量を補正するための補正値をマップにより算出し、
過渡応答遅れを補償するようにしている。
ステムでは、要求燃料噴射量の過渡変化度合いを検出し
たり、その過渡変化度合いに応じて補正値をマップによ
り算出する必要があり、その演算処理が比較的複雑で、
多くのメモリ容量を必要とする欠点がある。
たものであり、従ってその目的は、比較的簡単な演算処
理又は簡単な構成のハードウエアによって過渡時の燃圧
制御特性を向上することができる内燃機関の燃料供給装
置を提供することにある。
に、本発明の請求項1の内燃機関の燃料供給装置は、例
えば内燃機関の過渡運転時に生じる燃料供給系の応答遅
れに相当する補正量を燃料タンクからインジェクタまで
の燃料供給系の燃料輸送モデルを用いて演算する。燃料
ポンプは、基本制御量とこの応答遅れ補正量とに基づい
て演算された制御量にて駆動されるので、制御と燃料輸
送の過渡応答遅れを抑制することができる。ひいては、
過渡時の燃料圧力(燃圧)の変動を抑制することができ
るので、エミッションやドライバビリティを向上するこ
とができる。
によれば、燃料輸送モデルを用いて応答遅れ補正量を演
算するため、要求燃料噴射量の過渡度合いを検出する必
要はなく、且つ過渡度合いに応じた補正量を記憶したマ
ップを持つ必要もない。よって、大容量のメモリを必要
としない比較的簡単な演算処理で過渡時の応答遅れを抑
制できる。尚、応答遅れ補正量の演算は、例えば電子回
路からなるハードウエアによって実行するようにしても
良い。
デルには、少なくとも燃料ポンプの特性を含ませること
が好ましい。このようにすれば、燃料ポンプの応答遅れ
を確実に補償することができ、燃圧制御特性向上につな
がる。
には、燃料ポンプからインジェクタまでの燃料配管の燃
圧伝搬の遅れを含ませるようにしても良い。このように
すれば、燃料配管の燃圧伝搬の遅れを補償した燃圧制御
が可能となり、燃圧制御特性向上につながる。
には、燃料配管の弾性係数による配管容積の伸縮特性を
含ませるようにしても良い。このようにすれば、燃圧変
化によって発生する燃料配管容積の弾性伸縮が燃圧の挙
動に与える影響を考慮することができ、燃圧制御特性向
上につながる。
に含まれる燃料ポンプの特性は、回転数と燃圧と吐出量
との関係を考慮して設定すると良い。燃料ポンプの吐出
量は回転数と燃圧に依存して変化するため、これらの関
係を考慮することで、燃料ポンプの特性を精度良く燃圧
制御特性に反映させることができる。
性を、該燃料ポンプを駆動するモータに加わるトルクを
考慮して設定しても良い。燃料ポンプの駆動モータは制
御電流に応じて発生トルクが変化し、また、ポンプ部の
燃圧により消費トルクが変化する。この発生トルクと消
費トルクとの差が燃料ポンプの駆動モータに加わる。こ
の加わるトルクによって燃料ポンプの回転数や吐出量が
変化するため、モータに加わるトルクを考慮すること
で、燃料ポンプの特性を精度良く燃圧制御特性に反映さ
せることができる。
性を、イナーシャ(慣性)を考慮して設定しても良い。
燃料ポンプのイナーシャは、燃料ポンプの応答遅れの主
たる要因であるため、イナーシャを考慮することで、燃
料ポンプの特性を精度良く燃圧制御特性に反映させるこ
とができる。
の式を逆算して求められた逆モデルを用いて燃料供給系
の応答遅れ補正量を演算するようにしても良い。この逆
モデルを用いることで、インジェクタの噴射量(内燃機
関の消費燃料量)から燃料供給系の応答遅れ補正量を容
易に演算することができる。
は、内燃機関を制御する内燃機関制御回路内に設けても
良い。このようにすれば、内燃機関制御回路内で全ての
演算処理を行うことができ、補正量演算手段の機能を実
現する専用のマイクロコンピュータが不要となる。
回路からの制御信号に基づいて燃料ポンプを駆動する燃
料ポンプ制御回路内に補正量演算手段を設けても良い。
このようにすれば、内燃機関制御回路の演算負荷を軽減
でき、その分、内燃機関制御回路で実施する点火制御や
噴射制御の能力を向上させることができる。
いずれも燃料輸送モデルに基づいて燃料ポンプの制御補
正量を設定するようにしたが、燃料輸送モデルを用いず
に、次のようにしても、ほぼ同様の作用効果が得られ
る。
の燃料噴射量の一次遅れ分と実噴射量との差分に基づい
て燃料ポンプの応答遅れ補正量を演算する。つまり、燃
料噴射量の一次遅れ分と実噴射量との差分は、燃料噴射
量の変化が急になるほど大きくなるため、この差分に基
づいて燃料供給系の応答遅れ補正量を演算することで、
燃料噴射量の過渡変化度合いに応じた適正な応答遅れ補
正量を演算することができ、過渡時の燃圧変動を抑えた
燃圧制御が可能となる。この場合、燃料噴射量の一次遅
れ分と実噴射量との差分は、簡単な演算処理又は簡単な
構成のハードウエアによって求めることができ、応答遅
れ補正量の演算が容易である。
の燃料噴射量の変化量に基づいて燃料ポンプの応答遅れ
補正量を演算しても良い。つまり、燃料噴射量の変化量
が燃圧変動の原因になるため、燃料噴射量の変化量に基
づいて燃料供給系の応答遅れ補正量を演算することで、
燃料噴射量の過渡変化度合いに応じた適正な応答遅れ補
正量を演算することができ、過渡時の燃圧変動を抑えた
燃圧制御が可能となる。この場合、燃料噴射量の変化量
は、簡単な演算処理又は簡単な構成のハードウエアによ
って求めることができ、応答遅れ補正量の演算が容易で
ある。
1乃至図11に基づいて説明する。まず、燃料供給系全
体の構成を図1に基づいて説明する。燃料タンク11内
には燃料ポンプ12が設置され、この燃料ポンプ12の
吸込み口にフィルタ13が装着されている。この燃料ポ
ンプ12は、駆動源として直流モータ(図示せず)を内
蔵している。燃料ポンプ12から吐出される燃料は、燃
料配管15→燃料フィルタ16→燃料配管17の経路で
デリバリパイプ18に送られ、このデリバリパイプ18
に取り付けられた各気筒のインジェクタ19から各気筒
に噴射される。燃料配管系は、構成を簡素化するために
デリバリパイプ18から燃料の余剰分を燃料タンク11
に戻すリターン配管を廃止したリターンレス配管構成と
なっている。
路)は、エンジン回転数センサ21から出力されるエン
ジン回転数Neや、スロットルセンサ22から出力され
るスロットル開度等、各種のセンサ情報を読み込んで、
点火時期、燃料噴射量、目標燃圧等を演算し、各インジ
ェクタ19を駆動すると共に、燃料ポンプ12を駆動す
る定電流型制御回路23(燃料ポンプ制御回路)を制御
する。
御回路20からの制御信号により燃料ポンプ12を駆動
する制御電流値をフィードバック制御する電流フィード
バック回路で構成され、エンジン制御回路20と定電流
型制御回路23とから燃料ポンプ12を制御する燃料ポ
ンプ制御手段が構成されている。エンジン制御回路20
から定電流型制御回路23に入力される制御信号はデュ
ーティ信号の形式で入力され、定電流型制御回路23
は、入力されたデューティ信号を目標電流値に変換し、
燃料ポンプ12の制御電流値が目標電流値となるように
フィードバック制御する。尚、エンジン制御回路20か
らの制御信号はデューティ信号に代えてアナログ信号を
用いても良い。
の燃料輸送モデル(図2参照)に基づいて燃料ポンプ1
2の制御電流値を補正する補正電流値(応答遅れ補正
量)を演算する補正電流演算回路24(補正量演算手段
に相当する)を内蔵し、エンジン制御回路20から入力
された目標電流値を補正電流演算回路24で演算された
補正電流値で補正する。尚、この補正電流演算回路24
をエンジン制御回路20に内蔵し、応答遅れ補正後の制
御信号を定電流型制御回路23に入力する構成としても
良い。
に基づいて説明する。燃料輸送モデルは、燃料ポンプ1
2の特性を模擬したモデル31と、燃料タンク11から
インジェクタ19までの燃料供給系全体の燃圧伝搬遅れ
を模擬したモデル32と、燃料供給系全体の弾性係数に
よる配管容積の伸縮を模擬したモデル33とを組み合わ
せて構成されている。更に、燃料ポンプ12の特性を模
擬したモデル31は、燃料ポンプ12のモータに加わる
トルクを模擬したモデル34と、イナーシャ(慣性)を
模擬したモデル35と、燃料ポンプ12の回転数と燃圧
と吐出量との関係を模擬したモデル36とから成る。
ルクを模擬したモデル34について説明する。燃料ポン
プ12の内蔵モータに加わるトルクΔTp は、制御電流
iによる発生トルクTi と昇圧圧力損失等による消費ト
ルクTp との差により求められる。 ΔTp =Ti −Tp
る。 Ti =α・φ・z・i (α:定数,φ:マグネット磁束,z:巻線抵抗) この式から明らかなように、発生トルクTi はマグネッ
ト磁束φ、巻線抵抗z等で決まる。これらは、燃料ポン
プ12の種類によって異なるが、α・φ・zを1つの定
数Aで置き換えて次式で求めることが可能である。 Ti =A・i ……(1)
のポンプ部の形状(受圧面積等)とデリバリパイプ18
から燃料配管17,15を通して燃料ポンプ12に伝搬
されるポンプ部内の燃圧Pp とにより決まり、この燃圧
Pp にトルクへの変換定数Fを乗算することにより算出
される。 Tp =F・Pp ……(2)
(2)式を用いて、燃料ポンプ12のモータに加わるト
ルクを模擬したが、消費トルクTp の他に、流体の圧力
損失TqとモータのロストルクTn を考慮して燃料ポン
プ12のモータに加わるトルクΔTp を求めれば、更に
精度が高くなる。 ΔTp =Ti −(Tp +Tq +Tn )
の吐出量Qに基づいて次式により求められる(図3参
照)。 Tq =f1(Q) (f1:吐出量Qをパラメータとする関数)
の回転数Np に基づいて次式により求められる(図4参
照)。 Tn =f2(Np ) (f2:回転数Np をパラメータとする関数)
ル35の伝達関数は、G/sとなる(G:定数)。この
イナーシャのモデル35の伝達関数G/sによって、燃
料ポンプ12に加わるトルクΔTp を積分することで、
回転数Np が求められる。
Pp と吐出量Qとの関係を模擬したモデル36について
説明する。図5に示すように、回転数Np が高くなるほ
ど、吐出量Qが増加し、燃圧Pp が高くなるほど、吐出
量Qが減少する特性があり、この特性は次式で表され
る。 Q=a・Np +b ……(3)
の切片であり、次式で求められる。 a=B・Pp +C ……(4) b=D・Pp +E ……(5) (B,C,D,E:定数)
燃圧Pp を基にして上記(4),(5)式の演算を行っ
て図5の直線の傾きaと縦軸の切片bを求め、これら
a,bとイナーシャのモデル35の出力値である回転数
Np を用いて上記(3)式の演算を行って吐出量Qを求
める。これにより、燃料ポンプ12の吐出量Qを精度良
く求めることができる。
を模擬したモデル32について説明する。燃料配管1
5,17の燃圧伝搬は、実際には、燃料配管15,17
を微小間隔に区切り、隣り合う2つの領域の圧力差によ
り流体に加わる力を求める方法を用いるが、このモデル
32では、燃圧伝搬の特徴のみをとらえるため、一次遅
れにより近似する。伝搬遅れ(時定数:T)は、燃料配
管15,17の形状や材質等によって変化するので、車
種毎に時定数Tの適合が必要となる。
含む)の弾性係数Eによる配管容積の伸縮を模擬したモ
デル33について説明する。燃料配管系の燃圧の変化P
/dtは燃料配管系への流入量Qinと流出量Qout との差
と容積Vの比に弾性係数Eを乗算して求められる。 P/dt={(Qin−Qout )/V}・E =(Qin−Qout )・H (但し、H=E/V)
と同じく、特徴をつかむため、それぞれの値は燃料供給
系全体でまとめたものを用いる。 つまり、Qin:燃料ポンプ12の吐出量が遅れて伝わっ
た量 Qout :エンジン消費燃料量 V:燃料ポンプ12や燃料フィルタ16を含む燃料配管
系の全容積 E:燃料の弾性も考慮した総合弾性係数
ら図6に示す補正電流演算モデルを導き出す。この補正
電流演算モデルは、インジェクタ19の噴射量(エンジ
ン消費燃料量)Qout から補正電流Δiを算出するモデ
ルであり、燃料輸送モデルの式を逆算することで設定さ
れている(つまり補正電流演算モデルは燃料輸送モデル
の逆モデルである)。この補正電流演算モデルは、噴射
量Qout を1回微分して波形整形した値と、該噴射量Q
out を2回微分して波形整形した値とを加算すること
で、補正電流(応答遅れ補正量)Δiを求める。そし
て、この補正電流Δiを、エンジン制御回路20で設定
した目標電流値(基本制御量)ibas に加算すること
で、目標電流値を補正し、燃料ポンプ12の制御電流i
を補正する。これら一連の処理は、補正電流演算回路2
4を内蔵した定電流型制御回路23によってソフト的又
はハード的に行われる。
ル)を用いた燃料ポンプ12の制御方法の一例を図9の
フローチャートに従って説明する。まず、ステップ10
1で、エンジン運転状態(例えばエンジン回転数,燃料
噴射量,吸気管圧力,エンジン冷却水温等)を読み込
み、次のステップ102で、始動時か否かを判定する。
始動時の場合には、ステップ103に進み、始動時の基
本制御量ibas (始動時目標燃圧)を例えばエンジン冷
却水温に応じて設定する。この際、例えば図10に示す
ように、エンジン冷却水温が高くなるほど、始動時目標
燃圧を高くするように設定する。この理由は、高温再始
動時に燃料配管内のベーパ発生を抑制して始動性を向上
させるためである。
応じて始動時目標燃圧を2段階に設定するようにしてい
るが、3段階以上に設定しても良い。或は、始動時目標
燃圧を段階的に変化させるのではなく、図10に点線で
示すように、燃料の飽和蒸気圧特性に基づいてエンジン
冷却水温に応じて始動時目標燃圧を連続的に設定しても
良く、また、これを単純化するためにエンジン冷却水温
に応じて始動時目標燃圧をリニアに変化させるようにし
ても良い。また、エンジン冷却水温の代わりに、デリバ
リパイプ18内の燃料温度又は吸気温度を検出して、こ
の燃料温度又は吸気温度に応じて始動時目標燃圧を設定
するようにしても良い。この他、処理を単純化するため
に、始動時目標燃圧を常に一定の高燃圧に制御するよう
にしても良い。
らステップ103に進み、始動後の基本制御量ibas
(始動後の目標燃圧)を例えばエンジン負荷に応じて設
定する。図11は、始動後の目標燃圧を設定するマップ
の一例を示している。このマップは、エンジン負荷の情
報であるエンジン回転数と吸気管圧力をパラメータと
し、始動後の目標燃圧を、低負荷時には低く、高負荷時
に高く設定する。これにより、低負荷時の燃料ポンプ1
2の騒音低減と燃費向上(消費電力低減)を図り、高負
荷時に目標燃圧を高くしてエンジン性能を向上させる。
尚、図11のマップは、あくまでも一例であり、目標燃
圧の設定値を適宜変更しても良いことは言うまでもな
い。また、エンジン回転数と吸気管圧力のいずれか一方
のみで目標燃圧を設定しても良く、更には、エンジン冷
却水温、吸気温度、燃料温度等の他の情報を用いて目標
燃圧を設定しても良い。勿論、始動後の目標燃圧を一定
燃圧に固定するようにしても良い。
圧を同じ一定燃圧にしても良い。この場合には、ステッ
プ102〜104の処理を省略できる。尚、ステップ1
02〜104の処理は、特許請求の範囲でいう基本制御
量演算手段としての役割を果たす。
ステップ105に進み、燃料タンク11からインジェク
タ19までの燃料輸送モデルの逆モデル(補正電流演算
モデル)に基づいて応答遅れ補正量Δi(補正電流)を
算出する。このステップ105の処理が特許請求の範囲
でいう補正量演算手段としての役割を果たす。
06に進み、基本制御量ibas に応答遅れ補正量Δiを
加算することで、燃料ポンプ12の制御電流iを算出
し、この制御電流iにて燃料ポンプ12を制御する。こ
のステップ106の処理が特許請求の範囲でいう燃料ポ
ンプ制御量演算手段としての役割を果たす。尚、ステッ
プ101〜104の処理はエンジン制御回路20にて実
行され、ステップ105,106の処理は定電流型制御
回路23にて実行される。
ル)を用いて燃料ポンプ12の制御電流を補正する効果
を図7及び図8のタイムチャートを用いて説明する。
に増減する過渡時でも、燃料ポンプ12のモータに供給
する制御電流が一定であるため、噴射量の急激な変化に
対して燃料ポンプ12の回転数(吐出能力)の変化が遅
れて、噴射量の急激な変化に対する吐出量の追従性が悪
い。このため、過渡時に、デリバリパイプ18内の燃圧
が大きく変動し、内燃機関に供給する混合気の空燃比が
ずれて、エミッションの悪化やドライバビリティの低下
を招く。
ように、噴射量を1回微分して波形整形した値と、該噴
射量を2回微分して波形整形した値とを加算すること
で、補正電流Δiを求め、この補正電流Δiを目標電流
値に加算して、燃料ポンプ12の制御電流を補正する。
これにより、過渡時に、噴射量の変化に対して燃料ポン
プ12の回転数(吐出能力)が追従性良く変化し、噴射
量の変化に対する吐出量の追従性が良くなって、過渡時
のデリバリパイプ18内の燃圧変動が抑制される。この
結果、過渡時でも、内燃機関に供給する混合気の空燃比
がずれなくなり、エミッションやドライバビリティを向
上できる。
23と燃料ポンプ12の負荷を低減するため、制御電流
を0〜5Aの範囲に制限(ガード)している。これによ
り、定電流型制御回路23の構成を簡単化して、低コス
ト化できると共に、定電流型制御回路23と燃料ポンプ
12を過負荷にならないように保護することができ、耐
久性・信頼性を向上させることができる。但し、制御電
流の制限範囲は、0〜5Aに限定されないことは言うま
でもない。
燃料輸送モデルでは、図2に示すように、燃料配管系の
燃圧伝搬遅れを模擬したモデル32と、燃料配管系の弾
性係数による配管容積の伸縮を模擬したモデル33との
双方を考慮している。
の燃料輸送モデルでは、燃料配管系のの燃圧伝搬遅れを
燃料配管系の膨張による燃圧変動の吸収とみなし、燃料
配管系の燃圧伝搬遅れを模擬したモデル32を省略した
構成としている。従って、燃料輸送モデルは、燃料ポン
プ12の特性のモデル31と燃料配管系の弾性係数のモ
デル33とから構成されている。これ以外は図2のモデ
ルと同じである。
ルは、図13に示すように、噴射量Qout の微分値(す
なわち変化量)に定数Mを乗算して補正電流Δiを求め
る。これにより、噴射量Qout の変化の度合いに応じた
適正な補正電流Δiを設定することができ、過渡時の燃
圧変動を抑えた燃圧制御が可能となる。尚、この実施形
態(2)においても、図6の補正電流演算モデルを用い
ても良い。
燃料配管系の弾性係数に応じた膨張を燃料配管系の燃圧
伝搬遅れとみなし、図14に示すように、燃料輸送モデ
ルを、燃料ポンプ12の特性のモデル31と燃料配管系
の燃圧伝搬遅れのモデル32とから構成している。この
場合、燃圧Pの変化P/dtは次式で求められる。 P/dt=(Qin−Qout )・H” (Qin:吐出量,Qout :噴射量,H”:定数) 尚、補正電流演算モデルは、図6又は図13の補正電流
演算モデルを用いれば良い。
燃料配管系の燃圧伝搬遅れと弾性係数を燃料ポンプ12
の特性(イナーシャ等)に含めたモデルとし、図15に
示すように、燃料輸送モデルを燃料ポンプ12の特性の
モデル31のみで構成している。この場合も、補正電流
演算モデルは、図6又は図13の補正電流演算モデルを
用いれば良い。
演算モデルでは、噴射量Qout の微分値に定数Mを乗算
して補正電流Δiを求めるようにしたが、実施形態
(5)では、図16に示すように噴射量Qout とその一
次遅れ分との差分に定数M’を乗算して補正電流Δiを
求めるようにしている。このようにしても、図13の補
正電流演算モデルと実質的に同じ補正電流Δiが得られ
る。図13と図16の補正電流演算モデルは、制御電流
を十分に低い値に制限する場合(例えば0〜5A)に、
簡易的なモデルとして用いることができ、回路構成や演
算処理を簡単化できる。
図17に示す燃料輸送モデルを用いる。この燃料輸送モ
デルは、逆モデル(補正電流演算モデル)を算出しやす
くするために、燃料ポンプ12の回転数Np と燃圧Pp
と吐出量Qとの関係を模擬した燃料ポンプモデル36を
簡略化したものであり、これ以外は、前記実施形態
(1)で用いた図2の燃料輸送モデルと同じである。
プモデル36は、燃料ポンプ12の回転数Np と燃圧P
p と吐出量Qとの関係を次式により模擬している。 Q=B’・Np +b b=D・Pp +E (B’,D,E:定数)
量Qout 、電流iの伝達関数で表現すると、次の(6)
式のようになり、この伝達関数から燃料供給系の応答遅
れ要素を抽出する。 P=G1(s)・i+G2(s)・Qout +G3(s) ……(6) ここで、G1(s)、G2(s)、G3(s)は次式で表され
る。
に変化したときに、燃圧Pを一定に保つための電流値を
i+Δiとすると、前記(6)式は次の(7)式のよう
になる。 P=G1(s)・(i+Δi)+G2(s)・(Qout +ΔQout )+G3(s) ……(7)
式で表される補正電流演算モデル(逆モデル)が導き出
される。 Δi=−G2(s)/G1(s)・ΔQout ……(8) この(8)式を整理すると、補正電流演算モデルの式は
次のようになる。
正電流Δiを算出すれば、過渡時に噴射量Qout の変化
に対して燃料ポンプ12の回転数(吐出能力)が追従性
良く変化し、噴射量Qout の変化に対する吐出量の追従
性が良くなって、過渡時のデリバリパイプ18内の燃圧
変動が抑制される。この結果、過渡時でも、内燃機関に
供給する混合気の空燃比がずれなくなり、エミッション
やドライバビリティを向上できる。
説明した図1のシステム構成例では、定電流型制御回路
23内に補正電流演算回路24を設けたが、図18に示
す実施形態(7)では、補正電流演算回路24をエンジ
ン制御回路20内に設けている。この場合、補正電流演
算回路24はハードウエアで構成しても良いが、これと
同じ機能をエンジン制御回路20内のマイクロコンピュ
ータが実行するソフトウエア(プログラム)で実現する
ようにしても良い。
いずれかの実施形態で用いた補正電流演算モデルによっ
て補正電流Δiを算出すれば良い。
(1)〜(7)は、いずれも、燃料ポンプ12の制御電
流を一定に制御する定電流制御方式の燃料供給システム
に本発明を適用したものであるが、燃料配管系の燃圧を
検出する燃圧センサを設け、その検出結果に基づいて燃
圧を目標燃圧に一致させるように、燃料ポンプの印加電
圧をフィードバック制御する電圧制御方式の燃料供給シ
ステムに本発明を適用しても良い。この場合には、前述
したいずれかのモデルを用いて補正電圧を求め、目標電
圧をこの補正電圧で補正すれば良い。
ム全体の概略構成図
を示す図
関係を示す図
関係を示す図
微分との関係を示すタイムチャート
フローチャート
設定するマップの一例を示す図
の目標燃圧を設定するマップの一例を示す図
構成図
ルの構成図
構成図
構成図
ルの構成図
構成図
テム全体の概略構成図
管、16…燃料フィルタ、17…燃料配管、18…デリ
バリパイプ、19…インジェクタ、20…エンジン制御
回路(燃料ポンプ制御手段,基本制御量演算手段,内燃
機関制御回路)、23…定電流型制御回路(燃料ポンプ
制御手段,燃料ポンプ制御量演算手段,燃料ポンプ制御
回路)、24…補正電流演算回路(補正量演算手段)、
31…燃料ポンプの特性を模擬したモデル、32…燃料
配管の燃圧伝搬遅れを模擬したモデル、33…燃料配管
の弾性係数による燃圧変化特性を模擬したモデル、34
…燃料ポンプのモータの制御電流と発生トルクとの関係
を模擬したモデル、35…イナーシャを模擬したモデ
ル、36…燃料ポンプの回転数と燃圧と吐出量との関係
を模擬したモデル。
Claims (12)
- 【請求項1】 燃料タンク内の燃料をインジェクタに送
る燃料ポンプと、 前記燃料ポンプを制御して前記インジェクタに供給する
燃料の圧力を調整する燃料ポンプ制御手段とを備え、 前記燃料ポンプ制御手段は、前記インジェクタに供給す
る燃料の圧力が目標燃料圧力となるように基本制御量を
演算する基本制御量演算手段と、前記燃料タンクから前
記インジェクタまでの燃料供給系の燃料輸送モデルに基
づいて前記燃料供給系の応答遅れ補正量を演算する補正
量演算手段と、前記基本制御量と前記応答遅れ補正量と
に基づいて前記燃料ポンプを制御する燃料ポンプ制御量
を演算する燃料ポンプ制御量演算手段とを備えることを
特徴とする内燃機関の燃料供給装置。 - 【請求項2】 前記燃料輸送モデルは、少なくとも前記
燃料ポンプの特性を含むことを特徴とする請求項1に記
載の内燃機関の燃料供給装置。 - 【請求項3】 前記燃料輸送モデルは、前記燃料ポンプ
から前記インジェクタまでの燃料配管の燃料圧力(以下
「燃圧」という)の伝搬遅れを含むことを特徴とする請
求項2に記載の内燃機関の燃料供給装置。 - 【請求項4】 前記燃料輸送モデルは、前記燃料配管の
弾性係数による配管容積の伸縮特性を含むことを特徴と
する請求項2又は3に記載の内燃機関の燃料供給装置。 - 【請求項5】 前記燃料輸送モデルに含まれる前記燃料
ポンプの特性は、回転数と燃圧と吐出量との関係を考慮
して設定されていることを特徴とする請求項2乃至4の
いずれかに記載の内燃機関の燃料供給装置。 - 【請求項6】 前記燃料輸送モデルに含まれる前記燃料
ポンプの特性は、該燃料ポンプを駆動するモータに加わ
るトルクを考慮して設定されていることを特徴とする請
求項2乃至5のいずれかに記載の内燃機関の燃料供給装
置。 - 【請求項7】 前記燃料輸送モデルに含まれる前記燃料
ポンプの特性は、イナーシャを考慮して設定されている
ことを特徴とする請求項2乃至6のいずれかに記載の内
燃機関の燃料供給装置。 - 【請求項8】 前記補正量演算手段は、前記燃料輸送モ
デルの式を逆算して求められた逆モデルを用いて前記燃
料供給系の応答遅れ補正量を演算することを特徴とする
請求項1乃至7のいずれかに記載の内燃機関の燃料供給
装置。 - 【請求項9】 前記補正量演算手段は、内燃機関を制御
する内燃機関制御回路内に設けられていることを特徴と
する請求項1乃至8のいずれかに記載の内燃機関の燃料
供給装置。 - 【請求項10】 前記燃料ポンプ制御手段は、内燃機関
を制御する内燃機関制御回路と、この内燃機関制御回路
からの制御信号に基づいて前記燃料ポンプを駆動する燃
料ポンプ制御回路とから構成され、 前記補正量演算手段は、前記燃料ポンプ制御回路内に設
けられていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれ
かに記載の内燃機関の燃料供給装置。 - 【請求項11】 燃料タンク内の燃料をインジェクタに
送る燃料ポンプと、 前記燃料ポンプを制御して前記インジェクタに供給する
燃料の圧力を調整する燃料ポンプ制御手段とを備え、 前記燃料ポンプ制御手段は、前記インジェクタに供給す
る燃料の圧力が目標燃料圧力となるように基本制御量を
演算する基本制御量演算手段と、前記インジェクタの燃
料噴射量の一次遅れ分と実噴射量との差分に基づいて前
記燃料供給系の応答遅れ補正量を演算する補正量演算手
段と、前記基本制御量と前記応答遅れ補正量とに基づい
て前記燃料ポンプを制御する燃料ポンプ制御量を演算す
る燃料ポンプ制御量演算手段とを備えることを特徴とす
る内燃機関の燃料供給装置。 - 【請求項12】 燃料タンク内の燃料をインジェクタに
送る燃料ポンプと、 前記燃料ポンプを制御して前記インジェクタに供給する
燃料の圧力を調整する燃料ポンプ制御手段とを備え、 前記燃料ポンプ制御手段は、前記インジェクタに供給す
る燃料の圧力が目標燃料圧力となるように基本制御量を
演算する基本制御量演算手段と、前記インジェクタの燃
料噴射量の変化量に基づいて前記燃料供給系の応答遅れ
補正量を演算する補正量演算手段と、前記基本制御量と
前記応答遅れ補正量とに基づいて前記燃料ポンプを制御
する燃料ポンプ制御量を演算する燃料ポンプ制御量演算
手段とを備えることを特徴とする内燃機関の燃料供給装
置。
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