JPH0577867B2 - - Google Patents

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JPH0577867B2
JPH0577867B2 JP21024184A JP21024184A JPH0577867B2 JP H0577867 B2 JPH0577867 B2 JP H0577867B2 JP 21024184 A JP21024184 A JP 21024184A JP 21024184 A JP21024184 A JP 21024184A JP H0577867 B2 JPH0577867 B2 JP H0577867B2
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JP
Japan
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engine
amount
fuel
throttle valve
target
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JP21024184A
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JPS6187938A (ja
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Katsuhiko Yokooku
Katsuyoshi Iida
Akira Takai
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
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Publication of JPS6187938A publication Critical patent/JPS6187938A/ja
Publication of JPH0577867B2 publication Critical patent/JPH0577867B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/02Circuit arrangements for generating control signals
    • F02D41/04Introducing corrections for particular operating conditions
    • F02D41/06Introducing corrections for particular operating conditions for engine starting or warming up
    • F02D41/068Introducing corrections for particular operating conditions for engine starting or warming up for warming-up

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、エンジンのスロツトル弁制御装置に
関し、特に要求エンジン出力を示すアクセル操作
量に対して所定吸気量とすべくスロツトル弁開度
を電気的に制御するようにしたものの改良に関す
る。
(従来の技術) 従来、要求エンジン出力を示すアクセル操作量
に対してエンジンに供給される吸気量を所定吸気
量に制御する技術として、特開昭51−138235号公
報に示されるように、アクセル操作量を検出する
アクセル検出手段と、該アクセル検出手段の出力
を受け、アクセル操作量に応じてスロツトル弁の
開度を制御するスロツトル弁開度制御手段とを備
えて、スロツトル弁の開度をアクセル操作量に応
じた開度にフイードバツク制御するようにしたも
のは知られている。そして、このスロツトル弁開
度に基づく吸入空気量に応じて予め設定された空
燃比になるように燃料量をエンジンに供給するこ
とにより、エンジンの空燃比を目標値にするよう
にしたものである。
(発明が解決しようとする課題) しかるに、エンジン冷機時には、燃料の気化霧
化特性がエンジン温度の高いエンジン暖機時より
も悪いことから、上記の如きスロツトル弁の開度
制御をエンジン冷機時と暖機時とで同一とし、エ
ンジン冷機時においてもスロツトル弁の開度をエ
ンジン暖機時と同一開度とする場合には、燃焼効
率がエンジン暖機時よりも低下してアクセル操作
量に応じた要求出力が得られないことから、エン
ジン性能を常に有効に発揮し得ず、またエンジン
冷機時のスロツトル弁の最大開度をエンジン暖機
時と同じようにすると、エンジンの信頼性に影響
が出ることになる。
本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであ
り、その目的は、アクセル操作量に対するスロツ
トル弁の開度及びスロツトル弁の最大開度をエン
ジン温度に応じて適切に補正することにより、エ
ンジン冷機時においても吸入空気量を増大させて
燃焼効率を高め、エンジン温度に拘わらず常にア
クセル操作量に応じた要求出力を発揮できるよう
にするとともに、エンジン冷機時のエンジンの信
頼性を確保することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明の解決手段
は、第1図に示すように、アクセル操作量を検出
するアクセル検出手段19と、該アクセル検出手
段19の出力を受け、アクセル操作量に応じてス
ロツトル弁の開度を制御するスロツトル弁開度制
御手段37とを備えたエンジンのスロツトル弁制
御装置であつて、エンジンの温度を検出するエン
ジン温度検出手段23と、該エンジン温度検出手
段23の出力を受け、エンジン温度が低いほどア
クセル操作量に対するスロツトル弁開度を大きく
補正するとともに、スロツトル弁の最大開度をエ
ンジン温度が低いほど小さく補正する補正手段3
8とを備える構成としたものである。
(作用) 上記の構成により、本発明では、エンジン冷機
時にはアクセル操作量に対するスロツトル弁開度
が大きく補正されて、その分、吸入空気量が増大
することによつて燃焼効率が高まることになり、
アクセル操作量に応じた要求出力が得られるとと
もに、スロツトル弁の最大開度はエンジン温度が
低いほど小さく設定されることにより、エンジン
冷機時の出力を制限してエンジンの信頼性が確保
できる。
(実施例) 以下、本発明の実施例について第2図以下の図
面に基づいて説明する。
第2図は本発明の実施例に係るエンジンの制御
装置の全体構成を示し、1は例えば4気筒のエン
ジン、2は一端がエアクリーナ3を介して大気に
開口し他端がエンジン1に開口してエンジン1に
吸気(空気)を供給する吸気通路、4は一端がエ
ンジン1に開口し他端が大気に開口してエンジン
1からの排気を排出する排気通路である。5はエ
ンジン出力要求に応じて踏込み操作されるアクセ
ルペダル、6は吸気通路2に配設され吸入空気量
を制御するスロツトル弁である。該スロツトル弁
6は、アクセルペダル5とは機械的な連係関係が
なく、後述の如くアクセルペダル5の踏込み量つ
まりアクセル操作量により電気的に制御される。
7はスロツトル弁6を開閉作動させるステツプモ
ータ等よりなるスロツトルアクチユエータであ
る。8は排気通路4に介設され排気ガスを浄化す
るための触媒装置である。
また、9は、一端が排気通路4の触媒装置8上
流に開口し他端が吸気通路2のスロツトル弁6下
流に開口して、排気通路4の排気ガスの一部を吸
気通路2に還流する排気還流通路、10は該排気
還流通路9の途中に介設され、排気還流量を制御
する、吸気負圧を作動源とするダイヤフラム装置
よりなる還流制御弁、11は該還流制御弁10を
開閉制御するソレノイド弁である。
一方、12は吸気通路2のスロツトル弁6下流
に配設され燃料を噴射供給する燃料噴射弁であ
る。該燃料噴射弁12は、燃料ポンプ13および
燃料フイルタ14を介設した燃料供給通路15を
介して燃料タンク16に連通されており、該燃料
タンク16からの燃料が供給されるとともに、そ
の余剰燃料は燃圧レジユレータ17を介設したリ
ターン通路18を介して燃料タンク16に還流さ
れ、よつて所定圧の燃料が燃料噴射弁12に供給
されるようにしている。
加えて、19は上記アクセルペダル5の踏込み
量つまりアクセル操作量αを検出するアクセル検
出手段としてのアクセルペダルポジシヨンセン
サ、20は吸気通路2のスロツトル弁6上流に配
設され吸入空気量QaRを検出するエアフローメー
タ、21は同じく吸気通路2のスロツトル弁6上
流に配設され吸入空気温度を検出する吸気温セン
サ、22はスロツトル弁6の開度を検出するスロ
ツトルポジシヨンセンサ、23はエンジン冷却水
の温度TWによりエンジン温度を検出するエンジ
ン温度検出手段としての水温センサ、24は排気
通路4の触媒装置8上流に配設され排気ガス中の
酸素濃度成分よりエンジン1の空燃比λを検出す
るO2センサ、25は上記還流制御弁10に付設
され排気還流時を検出する還流センサであつて、
これら19〜25の検出信号はアナログコンピユ
ータ等よりなるコントロールユニツト26に入力
されていて、該コントロールユニツト26により
上記スロツトルアクチユエータ7、ソレノイド弁
11および燃料噴射弁12が制御される。さら
に、上記コントロールユニツト26にはイグナイ
タ27が入力接続されていて、点火回数つまりエ
ンジン回転数Neの信号を入力している。また、
上記コントロールユニツト26はデユストリビユ
ータ28およびバツテリ29が入力接続されてい
て、それぞれ点火時期およびバツテリ電圧VB
信号を入力している。
次に、上記コントロールユニツト26の作動を
第3図により説明する。尚、第3図では4気筒エ
ンジンの場合について示している。
第3図において、先ず、スロツトル弁開度制御
系について述べるに、MA1はアクセル操作量αに
対して予め設定された空燃比になるようにエンジ
ン1に供給する空気の目標値Qa1が設定された第
1マツプであつて、アクセルペダルポジシヨンセ
ンサ19からの出力を受け、アクセル操作量αに
応じてエンジン1に供給する目標空気量Qa1を設
定するようにしている。MA2はエンジン冷却水温
度TWがエンジン冷機時に相当する所定値TWO
満の範囲内においてエンジン冷却水温度TWの低
下に応じて増大する水温補正係数Ktwが設定さ
れた第2マツプであつて、水温センサ23からの
出力を受け、エンジン冷却水温度TWに応じて水
温補正係数Ktwを設定するようにしている。3
0は上記第1マツプMA1および第2マツプMA2
各出力を受け、第1マツプMA1で求められた目標
空気量Qa1を第2マツプMA2で求められた水温補
正係数Ktwで乗算補正して目標空気量Qa1′を算出
するものである。また、MA3はエンジン冷却水温
度TWに対して該エンジン冷却水温度TWにより決
まる最大空気量QMaxが設定された第3マツプで
あつて、水温センサ23からの出力を受け、エン
ジン冷却水温度TW(エンジン温度)に応じて最大
空気量QMax(つまりスロツトル弁6の最大開度)
を設定するようにしている。31は上記乗算器3
0および第3マツプMA3の各出力を受け、乗算器
30で求められた目標空気量Qa1′と第3マツプ
MA3で求められた最大空気量QMaxとのうちのその
最小値Qa2を選択する最小値選択回路であり、上
記目標空気量Qa1′が最大空気量QMaxを上回るとき
には最大空気量QMaxを選択して、エンジン冷機
時にはエンジン出力を設定値に制限してエンジン
信頼性を確保するようにしている。また、MA4
エンジン回転数Neに対して該エンジン回転数Ne
により決まる最大空気量QaMが設定された第4マ
ツプであつて、イグナイタ27からの出力を受
け、エンジン回転数Neに応じて最大空気量QaM
を設定するようにしている。32は、上記最小値
選択回路31および第4マツプMA4の各出力を受
け、最小値選択回路31で求められた最小空気量
Qa2と第4マツプMA4で求められた最大空気量
QaMとのうちその最小値Qa3を選択する最小値選
択回路であつて、上記目標空気量Qa1がエンジン
回転数Neにより定まる最大空気量QaMを上回る
ときには、スロツトル弁6が全開で吸入可能な空
気量以上の量を目標値としても無意味であること
から、上記最大空気量QaMを選択して最大値を制
限することにより、スロツトル弁6全開に対応し
た全開信号を後段に出力するようにしている。以
上により、アクセル操作量αに対して、エンジン
冷却水温度TWに対する補正およびエンジン回転
数Neにより決まるスロツトル弁6全開での最大
空気量に対する補正を考慮した目標空気量Qa3
求まる。
さらに、33は上記最小値選択回路32からの
出力を受け、上記目標空気量Qa3を、エンジン回
転数Neを2倍した値(Ne×2)で除算する除算
器で、4気筒エンジンでの1気筒当りの吸気量
Ac1を求めている。MA5およびMA6はそれぞれ排
気還流停止時および排気還流時におけるエンジン
回転数Neに対する目標吸気量Ac1とすべきスロ
ツトル弁開度θ1又はθ1Eが設定された第5および
第6マツプであつて、両マツプMA5、MA6は上記
還流センサ25からの信号により排気還流停止時
と排気還流時とで切換わる還流スイツチ34によ
つて選択され、上記除算器33からの出力を受
け、目標吸気量Ac1とすべきスロツトル弁開度θ1
又はθ1Eを設定するようにしている。また、35
は吸気量フイードバツク補正モジユールで、上記
除算器33からの目標吸気量Ac1の信号を受ける
とともに、上記エアフローメータ20により実測
された実空気量QaRおよびエンジン回転数Neの
信号を受け、実空気量QaRとエンジン回転数Ne
とで演算された1気筒当りの実吸気量AcRと目標
吸気量Ac1とを比較して、その偏差に応じてスロ
ツトル弁開度をフイードバツク補正するためのフ
イードバツク補正係数CaFBを算出するものであ
る。さらに、36は、上記第5又は第6マツプ
MA5,MA6および吸気量フイードバツク補正モジ
ユール35からの各出力を受け、該マツプMA5
MA6で求められた目標スロツトル弁開度θ1又はθ1E
を吸気量フイードバツク補正モジユール35で求
められたフイードバツク補正係数CaFBで乗算補正
する乗算器であつて、該乗算器36で補正された
目標スロツトル弁開度θ2の信号は上記スロツトル
アクチユエータ7に出力され、スロツトル弁6の
開度が目標スロツトル弁開度θ2に制御される。以
上により、アクセルペダルポジシヨンセンサ19
の出力を受け、アクセル操作量αに応じてスロツ
トル弁6の開度を制御して目標開度θ2にするスロ
ツトル弁開度制御手段37を構成している。ま
た、上記第2マツプMA2および乗算器30による
目標吸気量Qa1の水温補正係数KtWによる乗算補
正、並びに上記第3マツプMA3および最小値選択
回路31による最大空気量QMaxのエンジン冷却
水温度TWによる補正により、水温センサ23の
出力を受け、エンジン温度が低いほど目標空気量
Qa1′を大にしてスロツトル弁6の開度θ2を大きく
補正するとともに、スロツトル弁6の最大開度を
エンジン温度が低いほど小さく補正する補正手段
38を構成している。
次に、第3図における燃料供給量制御系につい
て述べるに、MB7はアクセル操作量αに対して予
め設定された空燃比になるようにエンジン1に供
給する燃料の目標値Qf1が設定された第7マツプ
であつて、アクセルペダルポジシヨンセンサ19
からの出力を受け、アクセル操作量αに応じてエ
ンジン1に供給する目標燃料量Qf1を設定するよ
うにしている。MB8はアイドルアツプのために必
要な空燃比となるようにエンジン冷却水温度TW
に対する最低燃料量Qfmが設定された第8マツ
プであつて、水温センサ23の出力を受け、エン
ジン冷却水温度TWに応じて水温補正用最低燃料
量Qfmを設定する。39は、上記第7マツプMB7
および第8マツプMB8の各出力を受け、第7マツ
プMB7で求められた目標燃料量Qf1と第8マツプ
MB8で求められた水温補正用最低燃料量Qfmとの
うちその最大値Qf2を選択する最大値選択回路で
あり、上記目標燃料量Qf1が水温補正用最低燃料
量Qfmを下回るときにはアイドルアツプのため
水温補正用最低燃料量Qfmを選択して良好なエ
ンジン運転性を確保するようにしている。また、
MB9は上記第4マツプMA4で設定される最大空気
量QaMに対して予め設定された目標空燃比となる
ようにエンジン回転数Neに対する最大燃料量
QfMが設定された第9マツプであつて、エンジン
回転数Neに応じて最大燃料量QfMを設定する。
40は、上記最大値選択回路39および第9マツ
プMB9の各出力を受け、最大値選択回路39で求
められた最大燃料量Qf2と第9マツプMB9で求め
られた最大燃料量QfMとのうちその最小値Qf3
選択する最小値選択回路であり、上記目標燃料量
Qf1がエンジン回転数Neにより定まる最大燃料量
QfMを上回つているとき、つまり上述の如く目標
空気量Qa1がエンジン回転数Neにより定まる最
大空気量QaMを上回つて、スロツトル弁6が全開
で吸入可能な空気量以上の量を目標値としている
時には、最大空気量QaMを選択すると共に上記最
大燃料量QfMを選択して、エンジン1に供給され
る吸気量に対し予め設定された目標空燃比になる
ように上記第7マツプMB7の目標値Qf1を補正す
るようにしている。以上により、空気量の場合と
同様に、アクセル操作量αに対して、エンジン冷
却水温度TWに対する補正およびエンジン回転数
Neにより決まるスロツトル弁6全開での最大燃
料量に対する補正を考慮した目標燃料量Qf3が求
まる。
そして、上記最大値選択回路40からの目標燃
料量Qf3信号は、除算器41、第1〜第3除算器
42〜44、フユエルカツトスイツチ45および
燃料噴射弁補正回路46を介して燃料噴射弁12
に出力される。上記除算器41は、最小値選択回
路40からの出力を受け、目標燃料量Qf3を、2
気筒ずつ同時に燃料噴射するものとしてエンジン
回転数Neで除算して、1気筒当りの燃料供給量
Qfiを算出するものである。また、上記第1乗算
器42は、除算器41で求められた目標燃料供給
量Qfiを、第10マツプMB10で求められたエンジン
冷却水温度TWに対する水温補正係数CTWおよびエ
ンリツチ補正モジユール47で求められたエンリ
ツチ補正係数CERで乗算補正して目標燃料供給量
Qfi1を算出するものである。このエンリツチ補正
モジユール47は、後述のゾーン判定モジユール
51からのゾーン信号に基づいてエンジン回転数
Neに対する吸気量Ac1がエンリツチライン領域
にあるときには燃料供給量を例えば一律8%増量
すべくエンリツチ補正係数CER(例えば1.08)を出
力するものである。
さらに、上記第2乗算器43は、第1乗算器4
2で求められた目標燃料供給量Qfi1を、燃料学習
補正モジユール48で求められた学習補正係数
CSTDで乗算補正して目標燃料供給量Qfi2を算出す
るものである。この燃料学習補正モジユール48
は、ゾーン判定モジユール51からのゾーン信号
および後述の燃料フイードバツク補正モジユール
49からの燃料フイードバツク補正係数CfFB信号
に基づいて、燃料フイードバツク補正モジユール
49での燃料フイードバツク補正条件の成立例え
ば2秒以上経過したとき、燃料学習補正係数CSTD
を、その初期値=1.0としたのち、下記式 CSTD=CSTD+1/8・{(過去8回のCfFBのピー
ク値+過去8回のCfFBのボトム値)/16−1.0} によつて順次更新して出力するものである。
また、第3乗算器44は、上記第2乗算器43
で求められた目標燃料供給量Qfi2を、燃料フイー
ドバツク補正モジユール49で求められた燃料フ
イードバツク補正係数CfFBで乗算補正して目標燃
料供給量Qfi3を算出するものである。この燃料フ
イードバツク補正モジユール49は、ゾーン判定
モジユール51からのゾーン信号およびO2セン
サ24からの空燃比λ信号に基づいて例えば下記
条件 エンジン冷却水温度TW>60℃ 吸気量Ac1≧シリンダ行程容積の10% エンジン回転数Neに対する吸気量Ac1がエ
ンリツチラインおよびフユエルカツトゾーン以
外であること O2センサ24が活性であること を満たすとき、燃料供給量をフイードバツク制御
すべく燃料フイードバツク補正係数CfFB(例えば
0.8≦CfFB≦1.25で、比例定数P=0.06、積分定数
I=0.05/sec)を出力するものである。
さらに、上記フユエルカツトスイツチ45は、
フユエルカツト制御モジユール50からの出力信
号によつて開閉制御されるものである。このフユ
エルカツト制御モジユール50は、ゾーン判定モ
ジユール51からのゾーン信号および目標吸気量
Ac1の信号に基づいて、例えば下記条件 エンジン冷却水温度TW>60℃ 吸気量Ac1<シリンダ行程容積の10% エンジン回転数Ne>1000rpm を満たすとき、燃料噴射をカツトすべくフユエル
カツトスイツチ45を開くように制御するもので
ある。ここで、上記ゾーン判定モジユール51
は、エンジン回転数Ne、目標吸気量Ac1、エン
ジン冷却水温度TWおよび空燃比λの各信号に基
づいて上記各制御モジユール47〜50の条件判
定信号(ゾーン信号)を作成するものである。
さらにまた、上記燃料噴射弁補正回路46は、
上記第3乗算器44からの目標燃料供給量Qfi3
号およびバツテリ29からのバツテリ電圧VB
号を受け、バツテリ電圧VBに応じて燃料噴射弁
12への目標燃料供給量信号としてのパルス信号
を補正して燃料噴射弁12に出力するものであ
る。以上により、該燃料噴射弁12を点火と同期
して所定時間駆動し、その燃料供給量を目標値に
制御するようにしている。
したがつて、上記実施例においては、アクセル
操作量αに応じて目標空気量Qa1が求められ、こ
の求められた目標空気量Qa1に基づいて目標スロ
ツトル弁開度θ2が求められ、該目標スロツトル弁
開度θ2になるようにスロツトル弁6の開度がスロ
ツトル弁開度制御手段37により制御されて、目
標空気量Qa1の吸気がエンジン1に供給される。
その場合、エンジン温度TWが所定値TWO未満の
エンジン冷機時には、補正手段38により目標吸
気量Qa1が第2マツプMA2の水温補正係数Ktwに
基づき増量補正されて目標スロツトル弁開度θ2
第4図に示すようにエンジン暖気時に対して大き
く補正されるので、その分、吸入空気量が増大し
て燃料噴射弁12から噴射される燃料量Qfi3の気
化霧化が良好に行われる。このことにより、燃焼
効率が向上してアクセル操作量αに応じたエンジ
ン1の要求出力が得られ、エンジン性能が有効に
発揮されることになる。尚、エンジン温度TW
所定値TWO以上のエンジン暖機時には、燃料の気
化霧化特性は良好であるので、燃焼効率は高く、
アクセル操作量αに応じたエンジン1の要求出力
が確実に得られる。よつて、エンジン温度に拘わ
らず常にエンジン性能を有効に発揮することがで
きる。また、スロツトル弁6の最大開度は第3マ
ツプMA3によりエンジン温度が低いほど小さく設
定されるので、エンジン冷機時の出力が制限され
てエンジン1の信頼性が確保される。
また、アクセル操作量αに対して目標空気量と
目標燃料量とがそれぞれ求められ、この求められ
た目標値に基づいて吸入空気量と燃料供給量とが
それぞれ同時に並行して目標値になるように制御
されることにより、アクセル操作量αの変化に対
して吸入空気量と燃料供給量とが双方間に時間的
ズレなく共に同時に目標値に変化するので、エン
ジンの過渡運転時においても燃料の応答遅れなど
を生じることがなく、エンジンの空燃比を目標空
燃比に精度良く制御することができ、よつてエン
ジンの加速性能および運転性能を向上させること
ができる。しかも、アクセル操作量αに対して吸
入空気量と燃料供給量とを予め設定された空燃比
になるように同時に制御するので、フイードバツ
ク制御を要さずに目標空燃比に精度良く制御する
ことができ、よつて制御の簡略化を図ることがで
きる。
尚、上記実施例では、補正手段38を、目標空
気量Qa1の水温補正係数Ktwによる増量補正によ
り構成したが、その他、例えば目標スロツトル弁
開度θ2をエンジン温度が低いほど大きく補正する
もの等で構成してもよいのは勿論である。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、エンジ
ン冷機時には、アクセル操作量に対するスロツト
ル弁開度が大きく補正されて、燃料の気化霧化特
性、燃焼効率が向上するようにしたので、エンジ
ン冷機時においてもアクセル操作量に応じた要求
出力を得ることができ、よつてエンジン温度に拘
わらず常にアクセル操作量に応じた要求出力を発
揮して、エンジン性能の向上を図ることができ
る。さらに、スロツトル弁の最大開度はエンジン
温度が低いほど小さく設定されるので、エンジン
冷機時のエンジン信頼性も確保できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示すブロツク図であ
る。第2図ないし第4図は本発明の実施例を示
し、第2図は全体概略構成図、第3図はコントロ
ールユニツトの作動フローを示すブロツク図、第
4図はアクセル操作量に対するエンジン冷却水温
の高温時と低温時とにおけるスロツトル弁開度特
性を示す図である。 1……エンジン、5……アクセルペダル、6…
…スロツトル弁、7……スロツトルアクチユエー
タ、19……アクセルペダルポジシヨンセンサ、
23……水温センサ、26……コントロールユニ
ツト、37……スロツトル弁開度制御手段、38
……補正手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 アクセル操作量を検出するアクセル検出手段
    と、該アクセル検出手段の出力を受け、アクセル
    操作量に応じてスロツトル弁の開度を制御するス
    ロツトル弁開度制御手段とを備えたエンジンのス
    ロツトル弁制御装置であつて、エンジンの温度を
    検出するエンジン温度検出手段と、該エンジン温
    度検出手段の出力を受け、エンジン温度が低いほ
    どアクセル操作量に対するスロツトル弁開度を大
    きく補正するとともに、スロツトル弁の最大開度
    をエンジン温度が低いほど小さく補正する補正手
    段とを備えたことを特徴とするエンジンのスロツ
    トル弁制御装置。
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