JPH10287108A - 空気入りタイヤ - Google Patents
空気入りタイヤInfo
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- JPH10287108A JPH10287108A JP9315356A JP31535697A JPH10287108A JP H10287108 A JPH10287108 A JP H10287108A JP 9315356 A JP9315356 A JP 9315356A JP 31535697 A JP31535697 A JP 31535697A JP H10287108 A JPH10287108 A JP H10287108A
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Abstract
イヤ赤道から隔てる位置とタイヤ赤道Cとの間の中央域
Crと、接地巾の40%をタイヤ赤道Cから隔てる位置
とトレッド縁Eとの間の外側域Shと、それらの間の中
間域Mdとに仮想区分する。タイヤは、タイヤ赤道Cの
両側にはタイヤ赤道Cの近傍にある内端2iからタイヤ
周方向に対して互いに逆向きに傾いてのび中央域Mdを
こえて外端2eが位置する内の傾斜溝2を具える。この
内の傾斜溝2は、タイヤ赤道側に位置しかつタイヤ周方
向線となす角度θ1が5〜15°の範囲にある急傾斜部
2Aと、この急傾斜部2Aの端部2Aeに連なりかつ前
記同向きの周方向線Nとなす角度が15°よりも大かつ
90°以下の範囲にある緩傾斜部2Bとを含むことを特
徴とする。
Description
とウエット性能とを共に向上しうる空気入りタイヤに関
する。
年、法規制や環境保護政策などにより、自動車の低騒音
化、静粛化が強く望まれており、そのためにはタイヤ自
身から発生する騒音をも減じることが必要である。ま
た、運転中の快適性を向上するために、室内で聴取され
る車内騒音についても静粛化が強く要望されている。
溝による気柱共鳴作用、横溝によるポンピングノイズ、
ピッチノイズなどが挙げられ、とりわけ前記気柱共鳴音
は、約1KHz付近にピーク持つノイズであり通過騒音
の主要因として考えられている。また横溝のポンピング
ノイズ、ピッチノイズは特に車室内での騒音に影響して
いる。
に路面との間で両端解放の気柱管を構成し、この気柱管
内に圧縮された空気が通過すると共鳴振動音が発生す
る。この気柱共鳴音を低減するためには、周方向溝の溝
容積などを減らし、音エネルギーを下げることが有効で
あるが、その反面、濡れた路面での走行性能である耐ハ
イドロプレーニング性能などを含むウエット性能を低下
させてしまう問題がある。
研究を重ねたところ、トレッドの溝が路面と接地した際
に両端解放の気柱管となり難いよう溝の内端をタイヤ赤
道の近傍に位置させた傾斜溝の構成を採用すると同時
に、この傾斜溝による十分なウエット性能を確保するた
めに、溝の傾斜角度をタイヤ周方向に対して比較的小さ
い角度とした急傾斜部分を設けることを基本として、背
反する騒音性能とウエット性能を両立しうることを見出
し本発明を完成させた。
815号公報、特開平8−34212号公報及び特開平
8−113015号公報があるが、これらはいずれも傾
斜溝の内端を有しないため、該傾斜溝が両端開放の気柱
管を容易に構成し、騒音性能の十分な向上を期待し得な
いものと考えられる。
とウエット性能とを共に向上しうる空気入りタイヤの提
供を目的としている。
載の発明は、トレッド面を、接地面のタイヤ軸方向外端
間の距離である接地巾の25%をタイヤ赤道から隔てる
位置とタイヤ赤道との間の中央域と、接地巾の40%を
タイヤ赤道から隔てる位置とトレッド縁との間の外側域
と、それらの間の中間域とに仮想区分するとともに、タ
イヤ赤道の両側でタイヤ赤道近傍の内端からタイヤ周方
向に対して互いに逆向きに傾いてのび前記中央域をこえ
て外端が位置する内の傾斜溝を具え、かつ内の傾斜溝
は、前記タイヤ赤道側に位置しかつタイヤ周方向線とな
す角度が5〜15°の範囲にある急傾斜部と、この急傾
斜部の端部に連なりかつ前記同向きの周方向線となす角
度が15°よりも大かつ90°以下の範囲にある緩傾斜
部とを含むことを特徴とする空気入りタイヤである。
溝は、前記外端が前記中間域を周方向にのびる縦溝に接
続され、かつこの縦溝に、前記外側域を前記同向きのタ
イヤ周方向に対して45°〜120°の角度で傾いてト
レッド縁までのびる外の傾斜溝を接続したことを特徴と
する請求項1記載の空気入りタイヤである。
部は、タイヤ赤道から、前記内の傾斜溝の内端と前記縦
溝に達する外端との間のタイヤ軸方向長さWGの0.2
5倍〜0.70倍の距離Sを隔てた位置で前記急傾斜部
に連なることを特徴とする請求項2記載の空気入りタイ
ヤである。
は、接地巾の2〜4%の範囲で溝巾が変化し、かつタイ
ヤ赤道の両側に各1本が配されたことを特徴とする請求
項2又は3に記載の空気入りタイヤである。
斜溝は、隣り合う該内の傾斜溝間に、前記縦溝からタイ
ヤ軸方向内側にのびかつ前記緩傾斜部と同じ向きで傾き
かつ途切れる1又は複数本の内の補助傾斜溝を設けたこ
とを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載の空気
入りタイヤである。
斜溝は、接地面において、1本がこの接地面の中央域周
方向両縁で開口していることを特徴とする請求項1乃至
5のいずれかに記載の空気入りタイヤである。
斜溝は、前記内端をタイヤ赤道から小距離Lをそれぞれ
タイヤ軸方向外側に隔てるとともに、この内端が、タイ
ヤ赤道の両側でタイヤ周方向に位置ずれ量LRで位置ず
れしていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか
に記載の空気入りタイヤである。
斜溝は、タイヤ回転時の接地面において少なくとも5本
が現れるように配置されていることを特徴とする請求項
1乃至7記載の空気入りタイヤである。
斜溝は、タイヤ回転時の接地面において少なくとも一端
が接地面縁に開口することを特徴とする請求項1乃至8
記載の空気入りタイヤである。
ッド面は、前記内の傾斜溝が前記内端側から路面に接地
するように回転方向を特定されたことを特徴とする請求
項1乃至9のいずれかに記載の空気入りタイヤである。
面」とは、タイヤをJIS、JATMA、ETRTOな
どの規格で定まる測定リムにリム組みしかつ正規内圧を
充填するとともに、キャンバー角0°で規格で定まる最
大荷重の88%の荷重を負荷したときの接地面をいい、
また「接地巾」とは前記接地面の接地端間のタイヤ軸方
向距離をいうものとして定義する。
面に基づき説明する。図1には、本実施形態の乗用車用
の空気入りタイヤ(サイズ235/45ZR17)のト
レッドパターンの展開図を示している。
ド面Tを、接地巾Wの25%をタイヤ赤道Cから隔てる
位置とタイヤ赤道Cとの間の中央域Crと、接地巾Wの
40%をタイヤ赤道Cから隔てる位置とトレッド縁Eと
の間の外側域Shと、それらの間の中間域Mdとに仮想
区分している。
タイヤ赤道Cの近傍に位置する内端2iからタイヤ周方
向に対して互いに逆向きに傾いてのび前記中央域Crを
軸方向外側にこえて外端2eが位置する内の傾斜溝2を
具えている。
Cから小距離Lをそれぞれタイヤ軸方向外側に隔てた位
置に、他の溝とは交わらない独立した前記内端2iを有
しており、タイヤ周方向には連続していない。前記小距
離Lを設ける場合、小距離Lは例えば接地巾Wの2%以
下で、例えば10mm以下が好ましく、本例では接地巾W
の約2%としたものを示す。この小距離Lが大きすぎる
と、トレッド中央、とりわけタイヤ赤道付近の水膜排水
効果が低下する傾向がある。なお内端2iは、タイヤ赤
道C上に位置させても良い。
の溝、例えばタイヤ周方向に隣り合う他の内の傾斜溝2
と交わる場合など、独立した内端2iを有しない場合に
は、この内の傾斜溝2が接地に際して実質的に両端解放
の気柱管を構成し易く、騒音性能上好ましくない。
ように、本例では前記内端2iから始まってのびタイヤ
周方向線Nとなす角度θ1が5〜15°の範囲の急傾斜
部2Aと、この急傾斜部2Aの端部2Aeに連なり、前
記同向きの周方向線Nとのなす角度θ2が15°よりも
大かつ90°以下の緩傾斜部2Bとからなるものを例示
している。
線に対して小角度でのびる前記急傾斜部2Aをタイヤ赤
道側に含むことにより、従来、タイヤ赤道両側に形成さ
れていた周方向溝と実質的に大差ない優れた排水性を発
揮でき、しかも他の溝とは交わらない内端2iがタイヤ
赤道近傍に設けられることにより、タイヤ赤道付近の水
膜排水効果を発揮しつつタイヤ回転中に該急傾斜部2A
が両端解放の気柱管を構成しにくくなる。
の気柱管に比べ共鳴ノイズの周波数が略半減、すなわち
低周波数側へとシフトする。したがって、本発明のよう
に前記内端2iを有する内の傾斜溝2は、一端が閉じた
気柱管となる場合に共鳴ノイズを低周波数側へと移行さ
せることができ、ノイズ周波数の分散化などを図り、通
過騒音、車内騒音を低減できる。
°未満ではウエット性能は向上しうるが、内端2iをタ
イヤ赤道Cに近接させてかつタイヤ周方向に多数の内の
傾斜溝2を隔設するのが実質上困難になり、逆に15°
を超えると溝の傾斜による排水抵抗が増し、ウエット性
能の低下を招くなどの問題がありいずれも採用しがた
い。このような観点から、前記急傾斜部の角度θ1は5
〜10°とするのが特に好ましい。
Aよりもタイヤ周方向線に対して大きな傾きでのび、そ
の外端2eが前記中間域Mdを周方向にのびる縦溝3に
接続されている。このような緩傾斜部2Bは、とりわけ
中央域Crのパターン剛性を維持して、ドライグリップ
を高めるなど操縦安定性能の低下を防止するとともに、
急傾斜部2Aから送られた排水を縦溝3に効果的に排出
するのに役立つ。好ましくは、緩傾斜部2Bの前記角度
θ2は、15°よりも大かつ50°以下に止めるのが特
に望ましい。
大きな角度で傾くラグ溝などでは、タイヤ回転による接
地時に、溝内の空気が抜け難い傾向があるため、この溝
内の空気の圧縮、解放作用によりいわゆるポンピングノ
イズを生じやすい。本発明では、前記緩傾斜部2Bが、
周方向の縦溝3と連通していることにより、内の傾斜溝
2の空気を、この縦溝3を利用して効果的に排気するこ
とができるから、ポンピングノイズをも低減することが
でき、通過騒音、車内騒音のさらなる低減に寄与しう
る。
ぞれ一定の角度でのびるものでも良いが、本例では急傾
斜部2A、緩傾斜部2Bともタイヤ軸方向外側に向かう
につれて前記角度θ1、θ2が漸増するものを例示して
いる。これによって、内の傾斜溝2は、内端2iから滑
らかにカーブを描いて前記外端2eに到達している。
15°まで滑らかに角度を増す。また、緩傾斜部は、1
5°を超える角度から略45°まで滑らかにその角度を
増して終端することにより、全体として滑らかにカーブ
する好ましい態様を例示している。このように内の傾斜
溝2が滑らかにカーブする場合、前記急傾斜部2A、緩
傾斜部2Bの角度θ1、θ2は、溝中心線Gcの接線L
1、L2と同向きのタイヤ周方向線N(本例では図にお
いて上)とがなす角度として測定しうる。
いて、前記緩傾斜部2Bは、タイヤ赤道Cから、前記内
の傾斜溝の内端2iと前記縦溝3に達する外端2eとの
間のタイヤ軸方向長さである内の傾斜溝の軸方向長さW
Gの0.25倍〜0.70倍、好ましくは0.35〜
0.65倍の距離Sを隔てた位置で前記急傾斜部2Aの
端部2Ae外端に連なるることが望ましい。これによっ
て、内の傾斜溝2に、周方向に十分な長さの急傾斜部2
Aを含ませることができ、排水性、騒音性能をバランス
良く向上できる(同時に、緩傾斜部2Bの成分によって
トレッド面の剛性を確保しうる。)なお前記距離Sは、
例えば接地巾Wの10%〜13%の範囲、本例では1
1.5%としたものを例示している。
いる場合、前記急傾斜部2Aの端部2Aeと前記内端2
iとを結ぶ第1の直線F1と前記同向きの周方向線Nと
なす角度θ1Fは5°〜15°の範囲、また急傾斜部2
Aの端部2Aeと内の傾斜溝2の外端2eを結ぶ第2の
直線F2と前記同向きの周方向線Nとなす角度θ2Fも
15°よりも大かつ90°以下の範囲にあることが望ま
しい。
記急傾斜部2Aの角度θ1を5〜15°とし、かつ前記
緩傾斜部2Bが、タイヤ赤道から、前記軸方向長さWG
の0.25倍〜0.70倍、より好ましくは0.4〜
0.7倍、さらに好ましくは0.55〜0.7倍、さら
に好ましくは0.6〜0.65倍で急傾斜部2Aと接続
するのが望ましい。
て構成できるが、本例では前記内端2iから漸増して急
傾斜部2Aの範囲で最大巾Gmとなり、そこから再び漸
減して緩傾斜部2Bをへて前記縦溝3へと連通させるこ
とができる。この場合には、排水性の寄与率が高い急傾
斜部2Aにおいて溝容積が大きく確保されるから、ウエ
ット性能を一層向上するのに役立つとともに、縦溝3へ
と接続される過程において溝巾が徐々に狭くなること
は、とりわけ車内騒音の低減に大きな効果を発揮する。
例えば前記接地巾Wの2〜9%、好ましくは2.5〜
5.5%、さらに好ましくは4〜8%、より好ましくは
4〜7%とするのが望ましいが、下限を6mm以上とする
のがさらに望ましく、溝深さは7mm以上とすることが望
ましい。なお溝巾は、溝ののびる向きと直交する断面で
測定する。
Tは、前記内の傾斜溝2が、前記内端2i側から路面に
接地するように回転方向を特定(図1に回転方向Aを示
す)されているものを例示しており、この回転方向は、
例えばタイヤのサイドウォール部などに表示される。ウ
エット路面において、タイヤを前記回転方向で走行させ
ると、路面の水膜は、急傾斜部2の内端2iから流水抵
抗の少ない急傾斜部2Aを経て、緩傾斜部2Bから縦溝
3へと効果的に排出することができる。なおこの縦溝3
には、本例ではタイヤ軸方向外側にのびる外の傾斜溝4
が配置されていることにより、この外の傾斜溝4を利用
してさらに排水性を高めることができる。
ヤの接地面を示している。この図から明らかなように、
空気入りタイヤの接地面は、前記左右の中央域Crにお
いて、前記内の傾斜溝2は1本のみ(図3において)
がこの接地面の中央域Crの周方向両縁を連続するよう
に配置されている。残りの内の傾斜溝2(〜)は、
いずれも内端2iが接地面内に現れているか又は一端が
中間域Mdにまでのびて縦溝3に連通している。
最も接地圧の高い中央域において両端解放となる機会を
大幅に減じることによって、気柱共鳴を減じ、ノイズレ
ベルを低減させるとともに、他の内の傾斜溝2について
は、一端を閉じうることにより共鳴したときでもノイズ
を低周波化でき、周波数の分散化を可能とする。これに
よって全体的な通過騒音、車室騒音のノイズレベルを低
減しうる。
ヤ回転時の接地面において、少なくとも5本以上、さら
に好ましくは6本以上現れるようトレッド面に配置され
ていることが望ましい。本例では、図3に示すように、
〜の計6本の内の傾斜溝2が現れるものを例示して
いる。図3に示す接地面から明らかなように、内の傾斜
溝2は、様々な溝の角度、溝巾で現れることができ、騒
音の低減に非常に効果がある。
接地面において、少なくとも一端が接地面縁に開口する
ことが好ましい。これにより、空気の圧縮や、排水の堰
き止めを防止でき、騒音性能とウエットグリップとを両
立するのに役立つ。なお図3のの内の傾斜溝2は、縦
溝3を介して接地面縁に開口している。
に、タイヤ赤道Cの両側でこの内の傾斜溝2の前記内端
2iがタイヤ周方向に位置ずれ量LR(小さい方とす
る)で位置ずれ(いわゆるパターンシフト)しているも
のを例示している。このように、タイヤ赤道Cの両側の
内の傾斜溝2を互いに位置ずれさせることにより、内の
傾斜溝2は、位置ずれした略ハ字状をなすとともにタイ
ヤ赤道付近かつ前記内端2i、2iに挟まれる接地陸部
の剛性低下を効果的に防止しうる。
2iの位置を、タイヤ周方向に分散させることができ、
周方向に均一なウエット性能を確保しうる。なお、前記
位置ずれ量LRは、例えば内の傾斜溝2の前記軸方向長
さWGの0.25〜0.85倍、好ましくは0.35〜
0.65倍とするのが好ましい。
Cの各側において、タイヤ周方向に隔たり合う内端2i
間の周方向長さLG、いわゆる内の傾斜溝ピッチを、例
えば前記位置ずれ量LRの1.5倍〜3.5倍、好まし
くは1.5〜3.0倍に設定でき、本例では3.0倍の
ものを例示している。この周方向長さLGが小さすぎる
と急傾斜部2A、2A間の陸部の剛性が低下し、また大
きすぎるとウエット性能を低下させる傾向があるため、
前記範囲が好ましい。なお前記内の傾斜溝ピッチは、例
えばピッチ長さが異なる3種以上、より好ましくは5種
以上に設定し、これをランダムに配列することによりピ
ッチノイズをも防止することが好ましい。このとき、最
短ピッチPSと最長ピッチPLとの比(PL/PS)
は、1.5〜1.7、好ましくは1.6とするのが良
い。
較的離れた前記中間域Mdに実質的な周方向中心線3c
を有し、本例では、タイヤ赤道Cの両側に各1本が略対
称位置に配されたものが例示される。この縦溝3の中心
線3cを接地圧が最も高くなる中央域Crに設けた場
合、気柱共鳴を生じやすくなり好ましくなく、逆に外側
域Shに設けた場合には、ウェット性能の向上効果に劣
るため好ましくない。このような観点より、縦溝3の周
方向中心線は、タイヤ赤道Cから接地巾Wの26〜35
%、好ましくは26〜30%の範囲に設けるのが好まし
い。
ように、接地巾Wの2〜6%、好ましくは2〜4%の範
囲で溝巾が増減を繰り返すとともに、例えばタイヤ周方
向に対して5°以下の小角度で傾いてのびる第1傾斜部
3aと、この第1傾斜部3aに連なりかつ第1傾斜部3
aと逆向きに55°以下の角度で傾いてのびる第1傾斜
部3aよりも小長さかつ小巾の第2傾斜部3bを含む振
巾の小さい略鋸歯状のジグザグ溝をなすことによってタ
イヤ周方向に連続してのびる。このように溝巾が増減す
る場合、縦溝3は、溝巾を流れる空気に抵抗を与え音エ
ネルギを減じうるのに役立ち、さらに騒音を小さくす
る。
傾斜部2Bの空気を効果的に排気しえずポンピングノイ
ズの低減効果に劣り、逆に大きすぎるとタイヤ赤道Cか
ら離間した位置に配置されているとはいえこの縦溝3に
よる気柱共鳴が問題となる場合がある。かかる観点よ
り、縦溝3の溝巾(本例のように変化する場合には平均
溝巾)が、好ましくは接地巾Wの2〜4%とするのが望
ましく、かつさらに下限を3mm、上限を12mmとするの
が好ましく、溝深さは6mm以上とするのが好ましい。な
お縦溝3は、ストレート溝とし、又溝巾を均一としうる
ことは言うまでもない。
外側域Shを前記同向きのタイヤ周方向に対して45°
〜120°の範囲で傾いてトレッド縁E、Eまでのびる
外の傾斜溝4を接続したものを例示している。なお前記
内の傾斜溝2及びこの外の傾斜溝4は、前記縦溝3の小
巾をなす第2傾斜部3bの両端に夫々接続されたものを
示す。
同向きのタイヤ周方向Nに対して45°〜120°、好
ましくは50〜90°の角度θ4で外側域Shをのび
る。この外の傾斜溝4は、ウエット路面を走行した際、
前記縦溝3に集められた水をトレッド縁E側からも排出
する作用を補うことにより、ウエット性能のさらなる向
上に寄与する。
向外側に向かうにつれて前記角度θ4が大きくなるよう
な緩やかな円弧状に形成されるが、同一の角度で直線上
に形成しても良い。このときには、外側域Shでの偏摩
耗を効果的に防止しうる点で好ましい。そして、外の傾
斜溝4は、タイヤ軸方向外側に向かうにつれ徐々に溝巾
が減少するものを示している。これにより、耳障りな車
内音を低減することができる。なお外の傾斜溝4の溝巾
は、前記内の傾斜溝2よりも小巾とし、例えば3〜7m
m、溝深さは5mm以上とするのが望ましい。また、外の
傾斜溝4は、内の傾斜溝の外端2eと隣接して設けるこ
とが好ましい。
に比して小巾をなすため、トレッド面の外側域において
剛性の高いトレッドパターンを容易に形成でき、ハンド
リング性を向上しうる。
タイヤ周方向に隣り合う該内の傾斜溝2、2間に、前記
縦溝3からタイヤ軸方向内側に中央域Crまでのびかつ
前記緩傾斜部2Bと同じ向きで傾きかつ途切れる1本又
は複数本、本例では2本の内の補助傾斜溝5a、5bを
設けたものを例示している。
の傾斜溝2、2間かつタイヤ回転方向先着側に配置され
る。また他方の内の補助傾斜溝5bは、前記内の傾斜溝
2、2間かつタイヤ回転方向後着側に配置される。これ
らの補助傾斜溝5a、5bは、前記同向きの周方向線N
とのなす角度θ3(図1に示す)を、例えば10°〜1
20°、好ましくは10〜90、より好ましくは10〜
50°とするのが望ましく、かつ前記内の傾斜溝2の緩
傾斜部2Bに略沿って、しかも内の傾斜溝2、2間に略
等間隔で配置するのが好ましい。
の傾斜溝2と同様、溝中心線の接線と周方向線Nとのな
す角度として測定する。また図4に示すように、内の補
助傾斜溝5の途切れ端5iと外端5eとを結ぶ直線F3
と、前記同向きの周方向線とのなす角度θ3Fも10〜
120、好ましくは10〜90、より好ましくは10〜
50°の範囲とするのが望ましい。
れ端5iが、タイヤ赤道側に近づき過ぎると、内の傾斜
溝2、2の間の陸部の剛性を低下させる傾向にあり、逆
にタイヤ赤道Cから離間し過ぎると、中央域Crの排水
性の向上に寄与する効果が少なくなる。かかる観点よ
り、タイヤ赤道Cから前記内の補助傾斜溝5a、5bの
途切れ端5iまでの距離Sa、Sbは、前記内の傾斜溝
2の軸方向長さWGの0.4〜0.75倍の距離、又は
接地巾Wの13〜17%のいずれかを採用しうる。な
お、内の補助傾斜溝5が含まれる領域においては、より
騒音を減じるべく内の傾斜溝2の溝深さを他の領域より
も小とすることもありうる。
5aの途切れ端5iを、後着側の内の補助傾斜溝5bの
途切れ端5iよりもタイヤ赤道側に位置させるなど軸方
向長さ、溝角度などを違えた不規則化したものを例示し
ている。これによって、先ず接地初期により多くの水膜
を排水しうる他、騒音をさらに減じうる点で好ましい。
これらの内の補助傾斜溝5a、5bの溝巾は、本例で
は、途切れ端近傍を略4mmとし、そこから略15mmまで
漸増するものを例示しているが、平均溝巾は、例えば7
〜10mm以上とすることが望ましい。なお、本例のよう
に途切れ端5iから縦溝3まで溝巾が漸増することによ
り、ウエット性能のさらなる向上に寄与しうる。
る排水用の溝は、全てまっすぐに流れるものはなく、と
くに耳障りな気柱共鳴音が避けられ、しかも耐ハイドロ
プレーニング性能の低下もない。また、トレッド面の剛
性を調節するために、例えばタイヤ赤道Cを通る中の細
溝6、或いは前記縦溝3と、外の傾斜溝4とによって区
切られる外のブロックBに、周方向に隣り合う複数個の
該外のブロックB、B、…を連ねてタイヤ軸方向内側か
ら外側に湾曲するブロック細溝7を設けることができ
る。これらの細溝は、例えば0.5mmとしうる。また、
図5に示すように、外の傾斜溝4の溝深さを内の傾斜溝
の溝深さよりも小とすることにより中間域Md、外側域
Shの剛性を向上でき、ドライグリップを向上した空気
入りタイヤを得ることもできる。
は、ラジアル構造カーカスとベルト層を具える乗用車用
のラジアルタイヤ、とくに偏平率が60%以下のラジア
ルタイヤに好ましく適用でき、また回転方向を特定する
ことなく使用することでも良い。
り、図1の基本構成を有する空気入りタイヤ(実施例1
〜19)、図5に示すパターンを有し、図6の接地面を
なすタイヤ(従来例)及び図1のパターンを基調とした
本発明外のタイヤ(比較例1)を試作し、ウエット性
能、騒音性能について性能を比較評価した。なお、縦溝
の周方向中心は、タイヤ赤道から接地巾Wの0.33倍
の位置とし、また、実施例1〜18は、図1の如く内の
傾斜溝が滑らかにカーブし緩傾斜部をタイヤ赤道から前
記長さWGの0.5倍の位置で急傾斜部と接続させてい
る。テスト方法は、次の通りである。
ニングテスト) 試供タイヤを8JJホイールリムに内圧2.2kgf/
cm2 (前後同一)でリム組み後、3000ccの後輪駆
動車の4輪に装着し、半径100mのアスファルト路面
に、水深5mm、長さ20mの水たまりを設けたコース上
を走行させる。このとき、水たまりに速度を段階的に増
加させながら前記車両を進入させ、横加速度(横G)を
計測し、50〜80km/hの速度における前輪の平均横
Gを算出した。結果は、従来例を100とする指数で表
示し、数値が大きい程良好である。
て、直線状のテストコース(アスファルト路面)を通過
速度60km/hで50mの距離を惰行走行させるととも
に、コースの中間点において走行中心線から側方に7.
5m、かつ路面から1.2mの位置に設置した定置マイ
クロフォンにより通過騒音の最大レベルdB(A)を測
定した。結果は、従来例を基準とした差で表示している
(−は減少を意味する)。
聴取されるパターンノイズについて、ドライバーのフィ
ーリングにより従来例を100とする指数で表示した。
数値が大きいほど良好である。テストの結果を表1に示
す。
ト性能と騒音性能とを両立しているいることが確認でき
る。
溝は、タイヤ周方向線となす角度をきわめて小さな角度
とした急傾斜部をタイヤ赤道側に含むことにより優れた
排水性を発揮でき、しかもこの急傾斜部の内端がタイヤ
赤道近傍に設けられたことにより、タイヤ赤道付近の排
水効果を維持しつつ、タイヤ回転中に該内の傾斜溝が両
端解放の気柱管を構成しにくくなり、気柱共鳴音の発生
を低減する。また傾斜溝は、一端を閉じた気柱管を構成
した場合には、ノイズの周波数を低周波数側へとシフト
でき、ノイズ周波数の分散化とともに通過騒音のノイズ
レベルを低減しうる。また内の傾斜溝は、急傾斜部の端
部に急傾斜部よりも大きな角度で傾斜する緩衝部を含む
ことにより、トレッド中央域の剛性を維持でき、ドライ
グリップ性をも維持しうる。
斜部からの排水は、緩傾斜部を介して中間域に配置され
る周方向の縦溝、さらにはこの縦溝からタイヤ軸方向外
側にのびる外の傾斜溝を利用して効果的に排出され、ウ
エット性能をさらに向上することができる。
方向線に対して比較的緩やかな角度で、また外の傾斜溝
は、同向きのタイヤ周方向に対してさらに緩やかな角度
でそれぞれ傾かせたことにより、接地面のパターン剛性
を維持して操縦安定性能の低下を防止しうる。また緩傾
斜溝が前記周方向の縦溝と連通することにより、緩傾斜
溝内の空気をこの縦溝を利用して効果的に逃がすことが
できるから、このような角度の傾斜溝で従来生じがちで
あったポンピングノイズをも低減し、とりわけ車室内騒
音の低減に大きな効果がある。
斜部と急傾斜部との接続位置を最も好ましい位置として
定めたことにより、ウエット性能と騒音性能をバランス
良く向上しうる。
は、接地巾の2〜4%の比較的細い溝巾に限定し、しか
もその溝巾が変化することによって、気柱共鳴音を減じ
うるとともにタイヤ赤道の両側に各1本を配したことに
より内の傾斜溝からの流水を効果的に排出しうる。
内の傾斜溝間に、前記縦溝から軸方向内側にのびかつ緩
傾斜部と同じ向きで傾きかつ途切れる1又は複数本の内
の補助傾斜溝を設けたことにより、この内の補助傾斜溝
からも前記縦溝へと排水しうることにより、中央域での
排水効果を高め、さらにウエット性能を向上することが
できる。
傾斜溝が、接地面において1本のみがこの接地面の中央
域周方向両縁を連続するため、内の傾斜溝が両端開放の
気柱管を構成する機会を減じ通過騒音、とりわけ1KH
z付近にピークを持つ気柱共鳴音を抑制することにより
通過騒音をより一層低減しうる。
傾斜溝は、タイヤ赤道の両側でこの内の傾斜溝の前記内
端がタイヤ周方向に位置ずれ量LRで位置ずれしている
ことにより、内端に挟まれる陸部の剛性低下を効果的に
防止しつつこの内端の位置をタイヤ周方向に分散させる
ことによりウエット性能をタイヤ周方向の位置で万遍な
く確保しうる。
面の排水を高める内の傾斜溝を出現させることができ、
しかも一端が接地面縁で開口することによって、騒音性
能とウエット性能とをさらに向上しうる。
レッド面が、内の傾斜溝が前記内端側から路面に接地す
るように回転方向を特定することによって、タイヤの回
転に伴い内端から急傾斜部へと路面の水をより効果的に
排出しうる結果、ウエット性能をさらに向上しうる。
開図である。
Claims (10)
- 【請求項1】トレッド面を、接地面のタイヤ軸方向外端
間の距離である接地巾の25%をタイヤ赤道から隔てる
位置とタイヤ赤道との間の中央域と、接地巾の40%を
タイヤ赤道から隔てる位置とトレッド縁との間の外側域
と、それらの間の中間域とに仮想区分するとともに、 タイヤ赤道の両側でタイヤ赤道近傍の内端からタイヤ周
方向に対して互いに逆向きに傾いてのび前記中央域をこ
えて外端が位置する内の傾斜溝を具え、 かつ内の傾斜溝は、前記タイヤ赤道側に位置しかつタイ
ヤ周方向線となす角度が5〜15°の範囲にある急傾斜
部と、この急傾斜部の端部に連なりかつ前記同向きの周
方向線となす角度が15°よりも大かつ90°以下の範
囲にある緩傾斜部とを含むことを特徴とする空気入りタ
イヤ。 - 【請求項2】前記内の傾斜溝は、前記外端が前記中間域
を周方向にのびる縦溝に接続され、かつこの縦溝に、前
記外側域を前記同向きのタイヤ周方向に対して45°〜
120°の角度で傾いてトレッド縁までのびる外の傾斜
溝を接続したことを特徴とする請求項1記載の空気入り
タイヤ。 - 【請求項3】前記緩傾斜部は、タイヤ赤道から、前記内
の傾斜溝の内端と前記縦溝に達する外端との間のタイヤ
軸方向長さWGの0.25倍〜0.70倍の距離Sを隔
てた位置で前記急傾斜部に連なることを特徴とする請求
項2記載の空気入りタイヤ。 - 【請求項4】前記縦溝は、接地巾の2〜4%の範囲で溝
巾が変化し、かつタイヤ赤道の両側に各1本が配された
ことを特徴とする請求項2又は3に記載の空気入りタイ
ヤ。 - 【請求項5】前記内の傾斜溝は、隣り合う該内の傾斜溝
間に、前記縦溝からタイヤ軸方向内側にのびかつ前記緩
傾斜部と同じ向きで傾きかつ途切れる1又は複数本の内
の補助傾斜溝を設けたことを特徴とする請求項2乃至4
のいずれかに記載の空気入りタイヤ。 - 【請求項6】前記内の傾斜溝は、接地面において、1本
がこの接地面の中央域周方向両縁で開口していることを
特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の空気入り
タイヤ。 - 【請求項7】前記内の傾斜溝は、前記内端をタイヤ赤道
から小距離Lをそれぞれタイヤ軸方向外側に隔てるとと
もに、この内端が、タイヤ赤道の両側でタイヤ周方向に
位置ずれ量LRで位置ずれしていることを特徴とする請
求項1乃至6のいずれかに記載の空気入りタイヤ。 - 【請求項8】前記内の傾斜溝は、タイヤ回転時の接地面
において少なくとも5本が現れるように配置されている
ことを特徴とする請求項1乃至7記載の空気入りタイ
ヤ。 - 【請求項9】前記内の傾斜溝は、タイヤ回転時の接地面
において少なくとも一端が接地面縁に開口することを特
徴とする請求項1乃至8記載の空気入りタイヤ。 - 【請求項10】前記トレッド面は、前記内の傾斜溝が前
記内端側から路面に接地するように回転方向を特定され
ていることを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記
載の空気入りタイヤ。
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