JPH10273978A - 二段駐車装置 - Google Patents
二段駐車装置Info
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- JPH10273978A JPH10273978A JP9527297A JP9527297A JPH10273978A JP H10273978 A JPH10273978 A JP H10273978A JP 9527297 A JP9527297 A JP 9527297A JP 9527297 A JP9527297 A JP 9527297A JP H10273978 A JPH10273978 A JP H10273978A
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- ground
- guide
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 駐車に必要な面積を最小化すると共に駐車面
積を最小化する二段駐車装置を提供することを課題とす
る。 【解決手段】 地面上に所定の間隔をおいて設置された
一対の基礎フレーム１、１と、上記の基礎フレームフレ
ーム１、１の上に載せられシリンダー４により入庫装置
又は出庫位置に移動可能な接地パーレット３と、基礎フ
レームの長さ方向の両先端部に垂直に各々設置されたガ
イド支柱５、５及び支柱６、６と、一端部が基礎フレー
ム１、１に所定の間隔にて回動可能にそれぞれ設置され
ていると共にその他端部が相互連結され、シリンダー１
１により回動するようにされた２対の回動リンク９、
９、１０、１０と、回動リンクの可動側の先端部に地面
に対して回動可能に設置されると共に回動リンクの回動
により上記ガイド支柱５に案内されて地面から垂直に上
昇し、上記の接地パーレット３の上側に移動可能な昇降
パーレット１５とから構成する。
積を最小化する二段駐車装置を提供することを課題とす
る。 【解決手段】 地面上に所定の間隔をおいて設置された
一対の基礎フレーム１、１と、上記の基礎フレームフレ
ーム１、１の上に載せられシリンダー４により入庫装置
又は出庫位置に移動可能な接地パーレット３と、基礎フ
レームの長さ方向の両先端部に垂直に各々設置されたガ
イド支柱５、５及び支柱６、６と、一端部が基礎フレー
ム１、１に所定の間隔にて回動可能にそれぞれ設置され
ていると共にその他端部が相互連結され、シリンダー１
１により回動するようにされた２対の回動リンク９、
９、１０、１０と、回動リンクの可動側の先端部に地面
に対して回動可能に設置されると共に回動リンクの回動
により上記ガイド支柱５に案内されて地面から垂直に上
昇し、上記の接地パーレット３の上側に移動可能な昇降
パーレット１５とから構成する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は駐車装置、より詳細
には、上下部に２台の自動車を同時に駐車させると共
に、下側の自動車を移動させることなく上側の自動車を
出庫することが出来る二段駐車装置に関するものであ
る。
には、上下部に２台の自動車を同時に駐車させると共
に、下側の自動車を移動させることなく上側の自動車を
出庫することが出来る二段駐車装置に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】ビルディングの駐車場の様に多数の自動
車を駐車させる場合には、駐車空間を地面だけでなく地
面上の空中にも具備させる必要があり、一般住宅でも２
台以上の自動車を駐車させる場合に上下二段に駐車させ
ることにより、駐車空間を最小化することが出来る。
車を駐車させる場合には、駐車空間を地面だけでなく地
面上の空中にも具備させる必要があり、一般住宅でも２
台以上の自動車を駐車させる場合に上下二段に駐車させ
ることにより、駐車空間を最小化することが出来る。
【０００３】上記のように車を上下二段に駐車させるた
めの技術としては、従来にも多くのものが提案されてい
る。これら従来の二段駐車装置は、空中に車を駐車させ
るためのパーレットを、単純にシリンダーとかロープの
牽引力により回動する回動リンクの可動軸に設置して、
回動リンクの回動によりパーレットを地面上の出庫位置
とか空中の入庫位置に移動させるようになっており、
又、この昇降可能なパーレットの昇降位置の下部には、
地面上に車を駐車させるためのパーレットを地面上の入
庫位置を移動可能に設置した構成になっている。
めの技術としては、従来にも多くのものが提案されてい
る。これら従来の二段駐車装置は、空中に車を駐車させ
るためのパーレットを、単純にシリンダーとかロープの
牽引力により回動する回動リンクの可動軸に設置して、
回動リンクの回動によりパーレットを地面上の出庫位置
とか空中の入庫位置に移動させるようになっており、
又、この昇降可能なパーレットの昇降位置の下部には、
地面上に車を駐車させるためのパーレットを地面上の入
庫位置を移動可能に設置した構成になっている。
【０００４】しかしながら、この様な従来の二段駐車装
置においては昇降可能なパーレットが円弧を描きながら
昇降するものであるから、下部に位置する他のパーレッ
トの上側の隅部を侵すことになる。従って、下側に駐車
する車の損傷を防止するためには、昇降可能なパーレッ
トの回動半径を大きくしなけらればならない。このた
め、駐車装置が占める垂直方向の面積が広くなることは
勿論、駐車に必要な水平方向の面積も広くなるという問
題点があった。
置においては昇降可能なパーレットが円弧を描きながら
昇降するものであるから、下部に位置する他のパーレッ
トの上側の隅部を侵すことになる。従って、下側に駐車
する車の損傷を防止するためには、昇降可能なパーレッ
トの回動半径を大きくしなけらればならない。このた
め、駐車装置が占める垂直方向の面積が広くなることは
勿論、駐車に必要な水平方向の面積も広くなるという問
題点があった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の如き
従来の二段駐車装置における問題点を解決するために、
駐車に必要な面積を最小化し、駐車装置の設置面積を最
小化し得る二段駐車装置を提供することを課題とする。
従来の二段駐車装置における問題点を解決するために、
駐車に必要な面積を最小化し、駐車装置の設置面積を最
小化し得る二段駐車装置を提供することを課題とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、地面上に所定
の間隔をおいて設置された一対の基礎フレーム１、１
と、上記基礎フレーム１、１の上に載せられシリンダー
４により入庫位置、又は出庫位置に移動可能な接地パー
レット３と、基礎フレーム１、１の長さ方向の両先端部
に垂直に各々設置されたガイド支柱５、５及び支柱６、
６と、一端部が基礎フレーム１、１に所定の間隔にて回
動可能にそれぞれ設置されていると共にその他端部が相
互連結されシリンダー１１により回動するようになされ
た２対の回動リンク９、９、１０、１０と、回動リンク
９、９、１０、１０の可動側の先端部に地面に対して回
動可能に設置されると共に、回動リンク９、９、１０、
１０の回動により上記ガイド支柱５に案内されて地面か
ら垂直に上昇し上記の接地パーレット３の上側に移動可
能になった昇降パーレット１５とからなり、接地パーレ
ット３と昇降パーレット１５に２台の自動車を２段に駐
車するようにした二段駐車装置、を以て上記の課題を解
決した。
の間隔をおいて設置された一対の基礎フレーム１、１
と、上記基礎フレーム１、１の上に載せられシリンダー
４により入庫位置、又は出庫位置に移動可能な接地パー
レット３と、基礎フレーム１、１の長さ方向の両先端部
に垂直に各々設置されたガイド支柱５、５及び支柱６、
６と、一端部が基礎フレーム１、１に所定の間隔にて回
動可能にそれぞれ設置されていると共にその他端部が相
互連結されシリンダー１１により回動するようになされ
た２対の回動リンク９、９、１０、１０と、回動リンク
９、９、１０、１０の可動側の先端部に地面に対して回
動可能に設置されると共に、回動リンク９、９、１０、
１０の回動により上記ガイド支柱５に案内されて地面か
ら垂直に上昇し上記の接地パーレット３の上側に移動可
能になった昇降パーレット１５とからなり、接地パーレ
ット３と昇降パーレット１５に２台の自動車を２段に駐
車するようにした二段駐車装置、を以て上記の課題を解
決した。
【０００７】上記のような本発明は、昇降パーレットが
回動リンクの回動動作によりガイド支柱に案内されて垂
直方向に上昇した後、接地パーレットの上部に入庫する
か、回動リンクの反対の回動動作により、ガイド支柱に
案内されて垂直方向に下降して地面の上の出庫位置に移
動するのである。また、接地パーレットは、昇降パーレ
ットの入庫位置から入庫及び出庫位置に移動可能なもの
である。
回動リンクの回動動作によりガイド支柱に案内されて垂
直方向に上昇した後、接地パーレットの上部に入庫する
か、回動リンクの反対の回動動作により、ガイド支柱に
案内されて垂直方向に下降して地面の上の出庫位置に移
動するのである。また、接地パーレットは、昇降パーレ
ットの入庫位置から入庫及び出庫位置に移動可能なもの
である。
【０００８】従って、上記のような本発明は、昇降パー
レットが上側の一部の区間で円弧を描きながら移動する
ことを除いては、総ての区間で垂直方向に昇降するもの
であるから、昇降時、接地パーレットの上側の隅部を全
く侵さないので駐車装置の設置面積を最小化できること
は勿論、駐車に必要な面積も最小化することができるも
のである。また、本発明は接地パーレットとか昇降パー
レットを出庫状態に移動させる場合、その入出口方向が
道路の自動車進行方向と一致するので、自動車を進行方
向のままパーレットに進入させて二段駐車させることが
できるから、駐車のために自動車を回動させる等の不便
がなく容易に駐車させることができる。
レットが上側の一部の区間で円弧を描きながら移動する
ことを除いては、総ての区間で垂直方向に昇降するもの
であるから、昇降時、接地パーレットの上側の隅部を全
く侵さないので駐車装置の設置面積を最小化できること
は勿論、駐車に必要な面積も最小化することができるも
のである。また、本発明は接地パーレットとか昇降パー
レットを出庫状態に移動させる場合、その入出口方向が
道路の自動車進行方向と一致するので、自動車を進行方
向のままパーレットに進入させて二段駐車させることが
できるから、駐車のために自動車を回動させる等の不便
がなく容易に駐車させることができる。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な一実施例
を図面により詳細に説明する。本発明の説明において対
称的な構造は、その一側の構造だけを説明する。図１は
本発明の正面図を、図２は本発明の平面図を示す。指示
番号１は、地面に所定の間隔を置いて平行に設置された
１対の基礎フレームである。基礎フレーム１の近くには
レール部１ａが具備されており、基礎フレーム１の相互
は連結台２により相互連結されている。
を図面により詳細に説明する。本発明の説明において対
称的な構造は、その一側の構造だけを説明する。図１は
本発明の正面図を、図２は本発明の平面図を示す。指示
番号１は、地面に所定の間隔を置いて平行に設置された
１対の基礎フレームである。基礎フレーム１の近くには
レール部１ａが具備されており、基礎フレーム１の相互
は連結台２により相互連結されている。
【００１０】この基礎フレーム１の上部には接地パーレ
ット３が、基礎フレーム１の長さ方向にスライディング
可能に設置されている。接地パーレット３は、所定の間
隔を置いて配置した横ビーム３ａが多数の縦ビーム３ｂ
により連結されていると共に、縦ビーム３ｂと縦ビーム
３ｂの間には支持板３ｃが設置されている。また、上記
の横ビーム３ａの長さ方向の両端部にはローラ３ｄが設
置され、このローラ３ｄは基礎フレーム１のレール部１
ａに沿って移動するようになっている。また、上記のよ
うな接地パーレット３は、その下部に設置された１対の
シリンダー４により、基礎フレーム１の長さ方向に移動
するようになっている。
ット３が、基礎フレーム１の長さ方向にスライディング
可能に設置されている。接地パーレット３は、所定の間
隔を置いて配置した横ビーム３ａが多数の縦ビーム３ｂ
により連結されていると共に、縦ビーム３ｂと縦ビーム
３ｂの間には支持板３ｃが設置されている。また、上記
の横ビーム３ａの長さ方向の両端部にはローラ３ｄが設
置され、このローラ３ｄは基礎フレーム１のレール部１
ａに沿って移動するようになっている。また、上記のよ
うな接地パーレット３は、その下部に設置された１対の
シリンダー４により、基礎フレーム１の長さ方向に移動
するようになっている。
【００１１】指示番号５は、基礎フレーム１の長さ方向
側の一側の先端部に垂直に固定された１対のガイド支柱
であり、指示番号６は、基礎フレーム１の長さ方向側の
他側先端部に垂直に固定した１対の支柱である。上記の
支柱６はガイド支柱５より少し長く上側に延びており、
ガイド支柱５の先端部と支柱６の先端部にはアーチ状に
なったガイドビーム７の両長さ方向の先端部がそれぞれ
固定されている。また、上記のガイド支柱５とガイドビ
ーム７はその縦断面が倒コ字状になっており、その内部
に形成されたガイド溝５ａ、７ａは相互に連なるように
なっている。また、上記のガイド支柱５とガイドビーム
７のガイド溝５ａ、７ａには基礎フレーム１側の面にチ
ェーン８が設置されている。
側の一側の先端部に垂直に固定された１対のガイド支柱
であり、指示番号６は、基礎フレーム１の長さ方向側の
他側先端部に垂直に固定した１対の支柱である。上記の
支柱６はガイド支柱５より少し長く上側に延びており、
ガイド支柱５の先端部と支柱６の先端部にはアーチ状に
なったガイドビーム７の両長さ方向の先端部がそれぞれ
固定されている。また、上記のガイド支柱５とガイドビ
ーム７はその縦断面が倒コ字状になっており、その内部
に形成されたガイド溝５ａ、７ａは相互に連なるように
なっている。また、上記のガイド支柱５とガイドビーム
７のガイド溝５ａ、７ａには基礎フレーム１側の面にチ
ェーン８が設置されている。
【００１２】指示番号９、１０は、その下端部が所定の
間隔を置いて基礎フレーム１に回動可能に設置された回
動リンクである。上記の回動リンク９、１０の中で一側
の回動リンク１０の下側の近くには突出部１０ａが形成
されていて、この突出部１０ａにはシリンダー１１のロ
ッド１１ａの先端が回動可能に固定されている。また、
シリンダー１１はその一側の先端部が基礎フレーム１に
回動可能に固定されている。また、上記の回動リンク
９、１０の可動側の先端部にはローラ１２、１３が設置
されており、回動リンク９、１０の可動側の先端部は連
結リンク１４により相互連結されている。
間隔を置いて基礎フレーム１に回動可能に設置された回
動リンクである。上記の回動リンク９、１０の中で一側
の回動リンク１０の下側の近くには突出部１０ａが形成
されていて、この突出部１０ａにはシリンダー１１のロ
ッド１１ａの先端が回動可能に固定されている。また、
シリンダー１１はその一側の先端部が基礎フレーム１に
回動可能に固定されている。また、上記の回動リンク
９、１０の可動側の先端部にはローラ１２、１３が設置
されており、回動リンク９、１０の可動側の先端部は連
結リンク１４により相互連結されている。
【００１３】指示番号１５は、ガイド支柱５とガイドビ
ーム８に案内され地面に接地した状態からパーレット３
の間に昇降する昇降パーレットである。昇降パーレット
１５は、所定の間隔を置いて配置された横ビーム１５ａ
が多数個の縦ビーム１５ｂにより連結されており、縦ビ
ーム１５ｂと縦ビーム１５ｂの間には支持板１５ｃが固
定されていると共に、上記の横ビーム１５ａの長さ方向
側の両先端部近くにはガイド板１６、１６が固定されて
いる。また、ガイド板１６、１６は内側に長さ方向にガ
イド孔１６ａ、１６ａが形成されていると共に、これら
ガイド孔１６ａの一側の先端部にはガイド孔１６ａより
少し大きい直径を持つストップ孔１６ｂが形成されてい
る（図４参照）。また上記のガイド孔１６ａには回動リ
ンク９、１０の可動側に設置したローラ１２、１３がそ
れぞれ挿入されている。
ーム８に案内され地面に接地した状態からパーレット３
の間に昇降する昇降パーレットである。昇降パーレット
１５は、所定の間隔を置いて配置された横ビーム１５ａ
が多数個の縦ビーム１５ｂにより連結されており、縦ビ
ーム１５ｂと縦ビーム１５ｂの間には支持板１５ｃが固
定されていると共に、上記の横ビーム１５ａの長さ方向
側の両先端部近くにはガイド板１６、１６が固定されて
いる。また、ガイド板１６、１６は内側に長さ方向にガ
イド孔１６ａ、１６ａが形成されていると共に、これら
ガイド孔１６ａの一側の先端部にはガイド孔１６ａより
少し大きい直径を持つストップ孔１６ｂが形成されてい
る（図４参照）。また上記のガイド孔１６ａには回動リ
ンク９、１０の可動側に設置したローラ１２、１３がそ
れぞれ挿入されている。
【００１４】一方、上記の昇降パーレット１５におい
て、横ビーム１５ａ、１５ａのガイド支柱５側の先端部
にはブラケット１７の一側の先端部が固定され、ブラケ
ット１７の他側の先端部には、ガイド支柱５及びガイド
ビーム８のガイド孔５ａ、７ａに設置されたチェ−ン８
に沿って移動するスプロケットホイ−ル１８、１８が設
置されている。符号１９は、接地パーレット３と昇降パ
ーレット１５の入口側に所定の間隔を置いて設置した傾
斜板である。
て、横ビーム１５ａ、１５ａのガイド支柱５側の先端部
にはブラケット１７の一側の先端部が固定され、ブラケ
ット１７の他側の先端部には、ガイド支柱５及びガイド
ビーム８のガイド孔５ａ、７ａに設置されたチェ−ン８
に沿って移動するスプロケットホイ−ル１８、１８が設
置されている。符号１９は、接地パーレット３と昇降パ
ーレット１５の入口側に所定の間隔を置いて設置した傾
斜板である。
【００１５】以下、上記のように構成された本発明の動
作について説明する。まず、図１において仮想線で示し
たように昇降パーレット１５を出庫位置、即ち、接地パ
ーレット３側の地面に接地させた状態で昇降パーレット
１５の上に自動車を進入させた後、シリンダー１１を作
動させてロード１１ａを伸ばすと、相互連結された回動
リンク９、１０は、図１において一点鎖線で示したよう
に、相互に平行状態を維持したまま時計方向に回動す
る。
作について説明する。まず、図１において仮想線で示し
たように昇降パーレット１５を出庫位置、即ち、接地パ
ーレット３側の地面に接地させた状態で昇降パーレット
１５の上に自動車を進入させた後、シリンダー１１を作
動させてロード１１ａを伸ばすと、相互連結された回動
リンク９、１０は、図１において一点鎖線で示したよう
に、相互に平行状態を維持したまま時計方向に回動す
る。
【００１６】このように回動リンク９、１０が回動する
と、回動リンク９、１０の可動端に設置してあるロ−ラ
１２、１３が昇降パ−レット１５に形成されたガイド孔
１６ａ内でスライディングし、昇降パ−レット１５と共
に移動するスプロケットホイ−ル１８がガイド支柱５に
設置されたチェーン８に沿って移動することにより、昇
降パーレット１５は地面と水平状態を維持しながらガイ
ド支柱５に沿って上昇してガイド支柱５の上段部側に到
達する。
と、回動リンク９、１０の可動端に設置してあるロ−ラ
１２、１３が昇降パ−レット１５に形成されたガイド孔
１６ａ内でスライディングし、昇降パ−レット１５と共
に移動するスプロケットホイ−ル１８がガイド支柱５に
設置されたチェーン８に沿って移動することにより、昇
降パーレット１５は地面と水平状態を維持しながらガイ
ド支柱５に沿って上昇してガイド支柱５の上段部側に到
達する。
【００１７】昇降パーレット１５がガイド支柱５の上段
部側に到達すると、回動リンク９、１０の可動段側に設
置されたローラ１２、１３は昇降パーレット１５のガイ
ド板１６に具備したストップ孔１６ｂに挿入される。ま
た、このような状態で回動リンク９、１０が更に回動す
ると、昇降パーレット１５に設置されたスプロケット１
８がガイドビーム７内のチェーン８に沿って移動するこ
とにより、昇降パーレット１５は何の障害もなく回動し
て接地パーレット３の上の入庫位置に到達する。また、
昇降パーレット１５が入庫位置に到達すると別のコント
ローラ装置によりシリンダー１１の動作が停止し、これ
と同時に昇降パーレット１５は入庫状態で停止する。
部側に到達すると、回動リンク９、１０の可動段側に設
置されたローラ１２、１３は昇降パーレット１５のガイ
ド板１６に具備したストップ孔１６ｂに挿入される。ま
た、このような状態で回動リンク９、１０が更に回動す
ると、昇降パーレット１５に設置されたスプロケット１
８がガイドビーム７内のチェーン８に沿って移動するこ
とにより、昇降パーレット１５は何の障害もなく回動し
て接地パーレット３の上の入庫位置に到達する。また、
昇降パーレット１５が入庫位置に到達すると別のコント
ローラ装置によりシリンダー１１の動作が停止し、これ
と同時に昇降パーレット１５は入庫状態で停止する。
【００１８】上記のような動作において回動リンク９、
１０が傾斜位置にある時は、基礎フレーム１に回動モー
メントが作用するが、これは連結台２に固定されたウェ
イト（Ｗ）により阻まれるので、駐車台が倒れる等の虞
はない。
１０が傾斜位置にある時は、基礎フレーム１に回動モー
メントが作用するが、これは連結台２に固定されたウェ
イト（Ｗ）により阻まれるので、駐車台が倒れる等の虞
はない。
【００１９】次に、昇降パーレット１５に載せている自
動車を出庫位置に下降させるため、シリンダー１１を作
動させてロッド１１ａを縮めると、上記の動作とは反対
の動作動により昇降パ−レット１５は地面の出庫位置に
移動し、昇降パーレット１５が出庫位置に到達すると、
昇降パーレット１５の上の車を道路側に走行させること
ができるのである。
動車を出庫位置に下降させるため、シリンダー１１を作
動させてロッド１１ａを縮めると、上記の動作とは反対
の動作動により昇降パ−レット１５は地面の出庫位置に
移動し、昇降パーレット１５が出庫位置に到達すると、
昇降パーレット１５の上の車を道路側に走行させること
ができるのである。
【００２０】本発明の二段駐車装置は、昇降パーレット
１５を入庫位置にした状態から接地パーレット３を基礎
フレーム１の上の入庫位置とか昇降パーレット１５の出
庫位置と同じ出庫位置に移動させることができ、その動
作過程は次の如くである。
１５を入庫位置にした状態から接地パーレット３を基礎
フレーム１の上の入庫位置とか昇降パーレット１５の出
庫位置と同じ出庫位置に移動させることができ、その動
作過程は次の如くである。
【００２１】接地パーレット３は図１と同様に基礎フレ
ーム１の上に位置する時、入庫状態になるのである。こ
の状態から接地パーレット３を出庫位置に移動するた
め、シリンダー４を作動させてロッド４ａを伸ばすと、
接地パーレット３に具備されたローラ３ｄが基礎フレー
ム１のレール部１ａに沿って図５に１点鎖線として示し
たように左側に移動することにより接地パーレット３は
昇降パーレット１５の出庫位置、即ち、同一の出庫位置
に移動される。
ーム１の上に位置する時、入庫状態になるのである。こ
の状態から接地パーレット３を出庫位置に移動するた
め、シリンダー４を作動させてロッド４ａを伸ばすと、
接地パーレット３に具備されたローラ３ｄが基礎フレー
ム１のレール部１ａに沿って図５に１点鎖線として示し
たように左側に移動することにより接地パーレット３は
昇降パーレット１５の出庫位置、即ち、同一の出庫位置
に移動される。
【００２２】次いで、接地パーレット３が出庫位置に到
達すると、コントロール装置の制御によりシリンダー４
の回動が停止すると共に接地パーレット３が出庫状態で
停止する。このように接地パーレット３が出庫状態で停
止すると、その上に自動車を進入させることができる。
次に、接地パーレット３に載せている自動車を入庫位置
に移動させるためシリンダー４を作動させロッド４ａを
縮めると、前の動作と反対の動作により、接地パーレッ
ト３は入庫位置に移動して停止するのである。
達すると、コントロール装置の制御によりシリンダー４
の回動が停止すると共に接地パーレット３が出庫状態で
停止する。このように接地パーレット３が出庫状態で停
止すると、その上に自動車を進入させることができる。
次に、接地パーレット３に載せている自動車を入庫位置
に移動させるためシリンダー４を作動させロッド４ａを
縮めると、前の動作と反対の動作により、接地パーレッ
ト３は入庫位置に移動して停止するのである。
【００２３】上記のような本発明において、基礎フレー
ム１のレール部１ａを接地パーレット３の出庫位置まで
伸長させて設置する場合には、接地パーレット３の移動
をより円滑にすることが出来る。
ム１のレール部１ａを接地パーレット３の出庫位置まで
伸長させて設置する場合には、接地パーレット３の移動
をより円滑にすることが出来る。
【００２４】
【発明の効果】上述した本発明は、昇降パーレットが上
部の一部の区間で円弧を描きながら移動することを除い
ては総ての区間で垂直方向に昇降するので、昇降時接地
パーレットの上側の隅を全く侵すことがなく駐車装置の
設置面積を最小化できることは勿論、駐車に必要な面積
を最小化することが出来る。また、本発明は、図６に示
したように住宅とか道端に設置すると、接地パーレット
とか出庫パーレットの出庫位置が道路の自動車の進行方
向と一致するので自動車を進行方向のままパーレットの
上に進入させて二段駐車することができ、駐車のために
自動車を回転させる等の不便がなく、容易に駐車させる
ことができる効果がある。
部の一部の区間で円弧を描きながら移動することを除い
ては総ての区間で垂直方向に昇降するので、昇降時接地
パーレットの上側の隅を全く侵すことがなく駐車装置の
設置面積を最小化できることは勿論、駐車に必要な面積
を最小化することが出来る。また、本発明は、図６に示
したように住宅とか道端に設置すると、接地パーレット
とか出庫パーレットの出庫位置が道路の自動車の進行方
向と一致するので自動車を進行方向のままパーレットの
上に進入させて二段駐車することができ、駐車のために
自動車を回転させる等の不便がなく、容易に駐車させる
ことができる効果がある。
【図１】 本発明の一実施形態の正面図である。
【図２】 本発明の一実施形態の平面図である。
【図３】 図１における１−１線断面図である。
【図４】 図２における２−２線断面図である。
【図５】 本発明に係る二段駐車装置において接地パー
レットを出庫位置にした状態の正面図。
レットを出庫位置にした状態の正面図。
【図６】 本発明に係る二段駐車装置を住宅又は道路側
に設置した状態の平面図である。
に設置した状態の平面図である。
１ 基礎フレーム ２ 連結台 ３ 接地パーレット ４ シリンダー ５ ガイド支柱 ６ 支柱 ７ ガイドビーム ８ チェーン ９ 回動リンク 10 回動リンク 11 シリンダー 12 ローラ 13 ローラ 14 連結リンク 15 昇降パーレット 16 ガイド板 17 ブラケット 18 スプロケット
Claims (2)
- 【請求項１】 地面上に所定の間隔をおいて設置された
一対の基礎フレーム１、１と、上記の基礎フレーム１、
１の上に載せられシリンダー４により入庫位置、又は出
庫位置に移動可能な接地パーレット３と、基礎フレーム
１、１の長さ方向の両先端部に垂直に各々設置されたガ
イド支柱５、５及び支柱６、６と、一端部が基礎フレー
ム１、１に所定の間隔にて回動可能にそれぞれ設置され
ていると共に、その他端部が相互連結されシリンダー１
１により回動するようになされた２対の回動リンク９、
９、１０、１０と、回動リンク９、９、１０、１０の可
動側の先端部に地面に対して回動可能に設置されると共
に、回動リンク９、９、１０、１０の回動により上記ガ
イド支柱５に案内されて地面から垂直に上昇し、上記の
接地パーレット３の上側に移動可能にされた昇降パーレ
ット１５とからなり、接地パーレット３と昇降パーレッ
ト１５に２台の自動車を２段に駐車することを可能にし
た二段駐車装置。 - 【請求項２】 ガイド支柱５と支柱６の間の上部にアー
チ状のガイドビーム７を設置し、昇降パーレット１５が
上記ガイドビーム７に支持案内されて回動するようにし
た請求項１に記載の二段駐車装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9527297A JP2936471B2 (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 二段駐車装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9527297A JP2936471B2 (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 二段駐車装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10273978A true JPH10273978A (ja) | 1998-10-13 |
| JP2936471B2 JP2936471B2 (ja) | 1999-08-23 |
Family
ID=14133146
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9527297A Expired - Lifetime JP2936471B2 (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 二段駐車装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2936471B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105464428A (zh) * | 2016-01-15 | 2016-04-06 | 株洲华盛实业有限公司 | 一种吊篮式立体车库及汽车出入库方法 |
| CN107143184A (zh) * | 2017-05-18 | 2017-09-08 | 浙江风雷信息科技有限公司 | 一种智能停车用可移动式保护装置 |
| CN107304638A (zh) * | 2016-04-20 | 2017-10-31 | 沈阳科华工业设备制造有限公司 | 一种三层立体车库 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106996211B (zh) * | 2017-05-18 | 2018-12-11 | 浙江唐桥电子有限公司 | 一种智能停车用汽车放置装置 |
-
1997
- 1997-03-28 JP JP9527297A patent/JP2936471B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105464428A (zh) * | 2016-01-15 | 2016-04-06 | 株洲华盛实业有限公司 | 一种吊篮式立体车库及汽车出入库方法 |
| CN105464428B (zh) * | 2016-01-15 | 2018-04-20 | 株洲华盛实业有限公司 | 一种吊篮式立体车库及汽车出入库方法 |
| CN107304638A (zh) * | 2016-04-20 | 2017-10-31 | 沈阳科华工业设备制造有限公司 | 一种三层立体车库 |
| CN107143184A (zh) * | 2017-05-18 | 2017-09-08 | 浙江风雷信息科技有限公司 | 一种智能停车用可移动式保护装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2936471B2 (ja) | 1999-08-23 |
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