JP3149762B2 - 機械式駐車場用ターンテーブル装置 - Google Patents
機械式駐車場用ターンテーブル装置Info
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Description
機械式駐車場の入出庫口に設けられる車の方向を変える
機械式駐車場用ターンテーブル装置に関し、特に、駐車
場が入出庫口から下方にのみ位置する型(上部乗り込
み)と上方、下方に位置する型(中間乗り込み)の機械
式駐車場のターンテーブル装置に関する。
の方向を変えるためのターンテーブル装置が設けられて
いる。
際し、常に車を前進入庫、前進出庫とするための位置変
更に使用される。
下部に設けられ、該機械式駐車場建物の上方に車が格納
される形式(下部乗り込み型)においては、ターンテー
ブル装置は、入出庫口の地面に設けられたピット内に回
転駆動機構とともに設置される。
示すように車の格納場所が入出庫口Cより下方にある中
間乗り込み型(イ)や上部乗り込み型(ロ)の機械式駐
車場の場合は、エレベータ(搬機)が下方に移動するた
めピットを形成することができず、従来のピット設置型
のターンテーブル装置は、使用できない問題がある。
回転機構等を車の搬送機の障害とならないよう設置する
必要がある。
中間乗り込み型や上部乗り込み型の機械式駐車場におい
ても、車の方向転換が可能なターンテーブル装置を提供
することを目的とする。
一の手段は、エレベータを用いた機械式駐車場の入出庫
口に設けられ車の方向を変える機械式駐車場用ターンテ
ーブル装置において、固定床にエレベータが通過可能な
空間を設け、該空間の両側部に円弧状レールを配置し、
該円弧レール上に半月状の回転床を回動可能に載置し、
さらに前記エレベータ通過空間にパレットおよび前記回
転床の下部が回動可能な分割レール体を設け、該分割レ
ール体を所定位置に固定する支持棒を固定床に設けると
ともに前記回転床を回動させる回動機構を固定床に設け
たことを特徴とする機械式駐車場用ターンテーブル装置
である。
下方向へ格納する機械式駐車場において、固定床の一部
にパレットが通過可能な空間を設け、該空間をパレット
および回転床が回動して通過するとき、固定床に支持さ
れる分割レール体が空間に位置しているので、入出庫口
における車の進入方向に対し、回転床とパレットが18
0°回動し、車の向きを出口方向へ向けることができ
る。
ベータを用いた機械式駐車場の入出庫口に設けられ車の
方向を変える機械式駐車場用ターンテーブル装置におい
て、固定床にエレベータが通過可能な空間を設け、該空
間の両側部に円弧状レールを配置し、該円弧レール上に
半月状の回転床を回動可能に載置し、さらに前記エレベ
ータ通過空間にパレットおよび前記回転床の下部が回動
可能な分割レール体を設け、該分割レール体をエレベー
タに固定して設けるとともに前記回転床を回動させる回
動機構を固定床に設けたことを特徴とする機械式駐車場
用ターンテーブル装置である。
他、分割レール体はエレベータに固定されており、エレ
ベータの停止位置により分割レール体のレベルが決定さ
れるので、固定床の支持棒および電動シリンダーは不要
となる。
いて、図面を参照して説明する。
車場用ターンテーブル装置の平面図であり、図2は図1
におけるターンテーブル装置の下部構造を示したもので
ある。
車の荷重に耐えるように中央を凸型断面とした剛性を有
する構造となっている。
り、4、4′は架構6に取付けられた固定床である。該
固定床4、4′は二重床となっており、上部床は回転床
2、3の部分だけくり抜かれた形状となっており、下部
床はパレット1面積相当分だけ空間となっており、ま
た、下部床には後述する円弧レールや回転床2、3の回
動機構等が設置されている。
ット1の固定機構2a、2bおよび3a、3bが取付け
られ、パレット1と回転床2、3とが一体となって水平
回動する。
くして車の入出庫を滑らかにするフラップであり、後述
のエレベータ(搬機)がパレット1を載せて上昇、下降
または回転床2、3が回転するときは、架構6の軸(図
示せず)を中心として上方に回動し、起立状態となる。
しパレット1上に載ると、パレット1が回転床2、3と
一体になって180°回転し、車を出庫方向のB矢印方
向に向け、その向きでエレベータ(搬機)で上方または
下方の駐車場に格納される。
れた状態で入出庫口に出てくるので、そのままの向きで
駐車場から外部へ去ることになる。
床2、3、固定床4、4′およびフラップ5、5′を撤
去した状態の構造を示した平面図で、7a、7bはエレ
ベータ(搬機)の一部を構成するエレベータフレーム
で、図示しないが内部にパレット1を格納庫方向へ移動
させる横行装置等を格納しており、また、エレベータフ
レーム7a、7bは下部を互いに一体的に連結してお
り、4隅には昇降用ロープが係止してある。
配設された溝型円弧レールであり、9、9′は凸型円弧
レールであり、10、10′は、前記下部床4a、4b
上に複数円弧状に配設されたローラである。前記溝型円
弧レール8、8′および凸型円弧レール9、9′は、そ
れぞれ前記半月状の回転床2、3の下部に設けた車輪4
0、41、42、43および44、45(後述)をガイ
ドし、ローラ10、10′は、前記半月状の回転床2、
3の下面に設けた溝部に当接して転動する。
ール体で、空間部のパレット1および回転床2、3の回
動を行うためレールとなる。分割レール体11、11′
の径と上面は前記溝型円弧レール8、8′と一致してお
り、また、分割レール体12、12′も前記下部床4
a、4bに円弧状に配設されたローラ10、10′の配
設径とその上面を一致させて複数のローラ12a、12
bが配設されている。このローラ12aおよび12bは
ボール型のローラでもよい。
2、12′は、フレーム13に固定されており、該フレ
ーム13は、エレベータフレーム7a,7bとは分離し
てエレベータ7上に載置されている。
機構14、15、16、17で伸縮する支持棒14a、
14b、15a、15b、16a、16b、および17
a、17bが設けられ、パレット1および回転床2、3
が回動するときのみ前記分割レール体11、11′およ
び12、12′の荷重を受ける構造となっており、エレ
ベータ7が上方または下方へ移動するときは後退する。
2、12′は、パレット1が格納場所へ移動するとき、
あるいは入出庫口まで戻ってくるときはエレベータ7に
荷重を支持され、共に移動する。
月状の回転床2、3の回動機構(図4で後述する。)で
ある。
3の停止位置のロック機構で、該回転床2、3の側面に
設けられた孔にピンが嵌入する等の手段でロックされ
る。
回転床2、3は、固定床4、4′の下部床4a、4b面
に配設された溝型円弧レール8、8′、凸型円弧レール
9、9′に沿って、車輪40、41、横方向から挟み込
み型の車輪42、43および44、45によりガイドさ
れて回動する。
数のローラ10、10′にも回転床2、3の下面に設け
られた溝部が当接して、回転床2、3の回動がスムーズ
に行われる。
ータ7上のパレット1も回動するが、分割レール体1
2、12′上のローラ12a、12bにより回動はスム
ーズに行われる。
た側面拡大図で、モータ等の動力で回転される駆動ロー
ラ21aを回転床2、3の側部に当接することにより摩
擦力で回転を伝える。
および12、12′をエレベータ7に固定とし、エレベ
ータ7の停止位置により分割レール体11、11′の上
面を下部床4a、4bの溝型円弧レール8、8′のレベ
ルに、また分割レ−ル体12、12′のローラ12a、
12bの上面を下部床4a、4bのローラ10、10′
のレベルに、それぞれ一致させればよい。
6、17および支持棒14a,14b,15a,15
b,16a,16b,および17a,17bは不要とな
る。
にターンテーブルが設置不可能な上部乗り込み、中間乗
り込み型の機械式駐車場の入出庫口においても、ターン
テーブルが設置でき、車の方向転回が迅速に行える効果
がある。
平面図。
の内部平面図。
の回動機構側面拡大図。
Claims (2)
- 【請求項1】 エレベータを用いた機械式駐車場の入出
庫口に設けられ車の方向を変える機械式駐車場用ターン
テーブル装置において、固定床にエレベータが通過可能
な空間を設け、該空間の両側部に円弧状レールを配置
し、該円弧レール上に半月状の回転床を回動可能に載置
し、さらに前記エレベータ通過空間にパレットおよび前
記回転床の下部が回動可能な分割レール体を設け、該分
割レール体を所定位置に固定する支持棒を固定床に設け
るとともに前記回転床を回動させる回動機構を固定床に
設けたことを特徴とする機械式駐車場用ターンテーブル
装置。 - 【請求項2】 エレベータを用いた機械式駐車場の入出
庫口に設けられ車の方向を変える機械式駐車場用ターン
テーブル装置において、固定床にエレベータが通過可能
な空間を設け、該空間の両側部に円弧状レールを配置
し、該円弧レール上に半月状の回転床を回動可能に載置
し、さらに前記エレベータ通過空間にパレットおよび前
記回転床の下部が回動可能な分割レール体を設け、該分
割レール体をエレベータに固定して設けるとともに前記
回転床を回動させる回動機構を固定床に設けたことを特
徴とする機械式駐車場用ターンテーブル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33885595A JP3149762B2 (ja) | 1995-12-26 | 1995-12-26 | 機械式駐車場用ターンテーブル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33885595A JP3149762B2 (ja) | 1995-12-26 | 1995-12-26 | 機械式駐車場用ターンテーブル装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09177353A JPH09177353A (ja) | 1997-07-08 |
JP3149762B2 true JP3149762B2 (ja) | 2001-03-26 |
Family
ID=18322042
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33885595A Expired - Fee Related JP3149762B2 (ja) | 1995-12-26 | 1995-12-26 | 機械式駐車場用ターンテーブル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3149762B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102006025836A1 (de) * | 2006-06-02 | 2007-12-06 | Schröpfer, Hans-Joachim | Turn-Garage |
JP5198755B2 (ja) * | 2006-10-31 | 2013-05-15 | 日精株式会社 | 機械式駐車場装置 |
CN107675929A (zh) * | 2017-10-09 | 2018-02-09 | 徐州恒奥立体车库有限公司 | 一种用于立体车库中的车辆进出装置 |
-
1995
- 1995-12-26 JP JP33885595A patent/JP3149762B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09177353A (ja) | 1997-07-08 |
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