JP3067967B2 - 簡易型パレット式立体駐車場 - Google Patents
簡易型パレット式立体駐車場Info
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- JP3067967B2 JP3067967B2 JP6299168A JP29916894A JP3067967B2 JP 3067967 B2 JP3067967 B2 JP 3067967B2 JP 6299168 A JP6299168 A JP 6299168A JP 29916894 A JP29916894 A JP 29916894A JP 3067967 B2 JP3067967 B2 JP 3067967B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、小さい空間を利用して
車を上下２段または複数段に駐車させる簡易型パレット
式立体駐車場に関する。
車を上下２段または複数段に駐車させる簡易型パレット
式立体駐車場に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、狭い敷地でできるだけ多くの車を
駐車させるために、駐車空間に進入した車を上に持ち上
げて２段または３段に駐車させるリフト装置を複数並設
したものや、リフト装置と共に入庫段または２段、３段
位置の駐車空間の間で車をシフトさせる横行装置を設け
たものがある。
駐車させるために、駐車空間に進入した車を上に持ち上
げて２段または３段に駐車させるリフト装置を複数並設
したものや、リフト装置と共に入庫段または２段、３段
位置の駐車空間の間で車をシフトさせる横行装置を設け
たものがある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の簡易型
立体駐車場は、通常車をバックで決められた駐車位置に
進入させて駐車するため、充分な注意と運転技術とが必
要であり、不特定多数が使用するためには指導員を常時
待機させる必要があった。したがって、同一運転者が常
時車を出し入れする月極め用に大部分が使用されている
のが現状である。
立体駐車場は、通常車をバックで決められた駐車位置に
進入させて駐車するため、充分な注意と運転技術とが必
要であり、不特定多数が使用するためには指導員を常時
待機させる必要があった。したがって、同一運転者が常
時車を出し入れする月極め用に大部分が使用されている
のが現状である。
【０００４】本発明は、上記問題点を解決して、指導員
がいなくても、容易にかつ安全に駐車位置に対して入庫
および出庫できる簡易型パレット式立体駐車場を提供す
ることを目的とする。
がいなくても、容易にかつ安全に駐車位置に対して入庫
および出庫できる簡易型パレット式立体駐車場を提供す
ることを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明は、複数の駐車段にそれぞれ車を駐車できる
複数の駐車空間を形成し、各駐車段の駐車空間に形成さ
れた昇降駐車空間にわたって車を昇降するリフト装置を
設け、各駐車段に、前記昇降駐車空間と他の駐車空間の
間で車を移送可能な横行装置をそれぞれ設け、駐車段に
形成された入出庫段で車を出し入れする入出庫空間に、
前記横行装置から車を持ち上げて１８０度旋回可能な旋
回装置を設けたものである。
めに本発明は、複数の駐車段にそれぞれ車を駐車できる
複数の駐車空間を形成し、各駐車段の駐車空間に形成さ
れた昇降駐車空間にわたって車を昇降するリフト装置を
設け、各駐車段に、前記昇降駐車空間と他の駐車空間の
間で車を移送可能な横行装置をそれぞれ設け、駐車段に
形成された入出庫段で車を出し入れする入出庫空間に、
前記横行装置から車を持ち上げて１８０度旋回可能な旋
回装置を設けたものである。
【０００６】また、上記構成における入出庫空間の旋回
装置を、その旋回軸心が駐車空間の中心から隣接する駐
車空間側に所定距離ずらして配置したものである。
装置を、その旋回軸心が駐車空間の中心から隣接する駐
車空間側に所定距離ずらして配置したものである。
【０００７】
【作用】上記構成において、入庫時または出庫時に車を
搭載したパレットを、入出庫空間の旋回装置により１８
０度旋回できるので、入庫時の進入と出庫時の退出をそ
れぞれ前進運転で行うことができ、従来後進で入庫する
必要があったのに比べて入出庫が容易となり、指導員等
も不要で不特定多数の車を利用させることができ、使用
用途を大幅に広げることができる。
搭載したパレットを、入出庫空間の旋回装置により１８
０度旋回できるので、入庫時の進入と出庫時の退出をそ
れぞれ前進運転で行うことができ、従来後進で入庫する
必要があったのに比べて入出庫が容易となり、指導員等
も不要で不特定多数の車を利用させることができ、使用
用途を大幅に広げることができる。
【０００８】また、旋回装置の旋回中心を駐車空間から
ずらし、ここを入出庫空間とすることにより、パレット
の旋回空間を駐車場の占有面積からはみ出す部分を少な
くできるとともに、隣接する駐車空間への干渉も最小に
止めることができ、空間の有効使用を図ることができ
る。
ずらし、ここを入出庫空間とすることにより、パレット
の旋回空間を駐車場の占有面積からはみ出す部分を少な
くできるとともに、隣接する駐車空間への干渉も最小に
止めることができ、空間の有効使用を図ることができ
る。
【０００９】
【実施例】以下、本発明に係る簡易型パレット式立体駐
車場の一実施例を図面に基づいて説明する。
車場の一実施例を図面に基づいて説明する。
【００１０】図１〜図３に示すように、この立体駐車場
は、たとえば上下２段の駐車段に５台ずつ駐車できる駐
車区画１を２組並設したもので、左右に設置された駐車
区画１は同一に構成され、一部使用空間が共用される。
以下、一方の駐車区画１のみ説明する。
は、たとえば上下２段の駐車段に５台ずつ駐車できる駐
車区画１を２組並設したもので、左右に設置された駐車
区画１は同一に構成され、一部使用空間が共用される。
以下、一方の駐車区画１のみ説明する。
【００１１】前記駐車段のうち入出庫階である下段空間
２（入出庫階が上段であってもよい。）には、左右に、
リフト装置３Ｒ，３Ｌにより上段空間４との間で車を昇
降自在な下段昇降駐車空間５Ｒ，５Ｌが形成されるとと
もに、駐車は行わないが、パレットＰや車の一時退避に
使用するために下段昇降駐車空間５Ｒ，５Ｌの間に退避
空間６が形成され、また左側の下段昇降駐車空間５Ｒと
退避空間６とに重なって入出庫空間７が形成されてい
る。また、上段空間４には左右位置に上段昇降駐車空間
８Ｒ，８Ｌが設けられるとともに、上段昇降駐車空間８
Ｒ，８Ｌの間に上段駐車空間９が設けられている。
２（入出庫階が上段であってもよい。）には、左右に、
リフト装置３Ｒ，３Ｌにより上段空間４との間で車を昇
降自在な下段昇降駐車空間５Ｒ，５Ｌが形成されるとと
もに、駐車は行わないが、パレットＰや車の一時退避に
使用するために下段昇降駐車空間５Ｒ，５Ｌの間に退避
空間６が形成され、また左側の下段昇降駐車空間５Ｒと
退避空間６とに重なって入出庫空間７が形成されてい
る。また、上段空間４には左右位置に上段昇降駐車空間
８Ｒ，８Ｌが設けられるとともに、上段昇降駐車空間８
Ｒ，８Ｌの間に上段駐車空間９が設けられている。
【００１２】すなわち、立体駐車場が設置されるピット
１１内の駐車区画１の四隅位置には、支柱１２が立設さ
れ、この支柱１２に各種梁フレーム（図示せず）が連結
されて全体フレームが構成されている。ピット１１の上
面には、駆動式ローラーコンベヤからなる前後一対の下
段横行コンベヤ装置１３が設置され、入庫された車をパ
レットＰを介して下段昇降駐車空間５Ｒ，５Ｌと退避空
間６（入出庫空間７も含む）の間で移動させることがで
きる。
１１内の駐車区画１の四隅位置には、支柱１２が立設さ
れ、この支柱１２に各種梁フレーム（図示せず）が連結
されて全体フレームが構成されている。ピット１１の上
面には、駆動式ローラーコンベヤからなる前後一対の下
段横行コンベヤ装置１３が設置され、入庫された車をパ
レットＰを介して下段昇降駐車空間５Ｒ，５Ｌと退避空
間６（入出庫空間７も含む）の間で移動させることがで
きる。
【００１３】左右に２基が設置されたリフト装置３Ｒ，
３Ｌは、図４に示すように、上下位置に配置されて回転
駆動装置に連動連結された駆動スプロケットおよび遊転
スプロケット間に、両端が昇降体３１に連結された左右
一対の昇降用チェーン３２が巻張された巻掛式昇降駆動
装置を備え、前記昇降体３１は支柱１２に形成したガイ
ド溝１２ａにガイドローラ３３を介して昇降自在に案内
されている。そして、昇降体３１の前後両側には、上下
一対の水平方向のガイドレール３４に案内されて互いに
接近離間自在な可動部材３５Ａ，３５Ｂが配設され、こ
れら可動部材３５Ａ，３５Ｂにそれぞれ片持ち式支持ア
ーム３６Ａ，３６Ｂが突設されている。これら支持アー
ム３６Ａ，３６Ｂの上面には駆動ローラー式の昇降体横
行コンベヤ装置３７Ａ，３７Ｂがそれぞれ設けられてい
る。また昇降体３１には、両可動部材３５Ａ，３５Ｂを
接近離間移動させる拡縮用シリンダ装置３８Ａ，３８Ｂ
がそれぞれ配設され、空荷状態で支持アーム３６Ａ，３
６Ｂを下降する時に、矢印Ｃ方向に離間動して下段横行
コンベヤ装置１３上にあるパレットＰへの干渉を回避す
ることができる。
３Ｌは、図４に示すように、上下位置に配置されて回転
駆動装置に連動連結された駆動スプロケットおよび遊転
スプロケット間に、両端が昇降体３１に連結された左右
一対の昇降用チェーン３２が巻張された巻掛式昇降駆動
装置を備え、前記昇降体３１は支柱１２に形成したガイ
ド溝１２ａにガイドローラ３３を介して昇降自在に案内
されている。そして、昇降体３１の前後両側には、上下
一対の水平方向のガイドレール３４に案内されて互いに
接近離間自在な可動部材３５Ａ，３５Ｂが配設され、こ
れら可動部材３５Ａ，３５Ｂにそれぞれ片持ち式支持ア
ーム３６Ａ，３６Ｂが突設されている。これら支持アー
ム３６Ａ，３６Ｂの上面には駆動ローラー式の昇降体横
行コンベヤ装置３７Ａ，３７Ｂがそれぞれ設けられてい
る。また昇降体３１には、両可動部材３５Ａ，３５Ｂを
接近離間移動させる拡縮用シリンダ装置３８Ａ，３８Ｂ
がそれぞれ配設され、空荷状態で支持アーム３６Ａ，３
６Ｂを下降する時に、矢印Ｃ方向に離間動して下段横行
コンベヤ装置１３上にあるパレットＰへの干渉を回避す
ることができる。
【００１４】また前記入出庫空間７には、その中心部で
左側の下段昇降駐車空間５Ｌに配置されたパレットＰの
右縁（左縁）内側近傍に、パレットＰを介して車を１８
０度旋回させる旋回装置２１がピット１１内に設置され
ており、この旋回装置２１は載置台２１ａを内蔵油圧シ
リンダ（図示せず）により上昇させてパレットＰの底部
に当接支持させ、図２に示すように、パレットＰを下段
横行コンベヤ装置１３から上方に少し持ち上げた状態
で、ギヤ機構からなる旋回駆動装置２１ｂにより載置台
２１ａを介してパレットＰおよび車を垂直軸心回りに１
８０度旋回させるように構成されている。この時のパレ
ットＰの最大回転軌跡Ｒは、図１に示すように、右側の
駐車空間１において、右端側が右の下段昇降駐車空間５
Ｒに接近し、さらに左端側が他方の駐車区画１に僅かに
重なるように設定されており、旋回により周囲に及ぼす
占有空間が他の空間に及ぼす影響がきわめて少なくなる
ように構成されている。
左側の下段昇降駐車空間５Ｌに配置されたパレットＰの
右縁（左縁）内側近傍に、パレットＰを介して車を１８
０度旋回させる旋回装置２１がピット１１内に設置され
ており、この旋回装置２１は載置台２１ａを内蔵油圧シ
リンダ（図示せず）により上昇させてパレットＰの底部
に当接支持させ、図２に示すように、パレットＰを下段
横行コンベヤ装置１３から上方に少し持ち上げた状態
で、ギヤ機構からなる旋回駆動装置２１ｂにより載置台
２１ａを介してパレットＰおよび車を垂直軸心回りに１
８０度旋回させるように構成されている。この時のパレ
ットＰの最大回転軌跡Ｒは、図１に示すように、右側の
駐車空間１において、右端側が右の下段昇降駐車空間５
Ｒに接近し、さらに左端側が他方の駐車区画１に僅かに
重なるように設定されており、旋回により周囲に及ぼす
占有空間が他の空間に及ぼす影響がきわめて少なくなる
ように構成されている。
【００１５】上段空間４の上段駐車空間９には、左右の
リフト装置３Ｒ，３Ｌの昇降体横行コンベヤ装置３７
Ａ，３７Ｂに連続する位置に、駆動ローラー式の上段横
行コンベヤ装置２２が設置されている。
リフト装置３Ｒ，３Ｌの昇降体横行コンベヤ装置３７
Ａ，３７Ｂに連続する位置に、駆動ローラー式の上段横
行コンベヤ装置２２が設置されている。
【００１６】上記構成において、車を入庫する場合に
は、車を前進させて入出庫空間７のパレットＰ上に進入
させ、停車させて運転者を降車させる。ついで、下段横
行コンベヤ装置１３により、車をパレットＰとともに空
いた（パレットＰのない）下段昇降駐車空間５Ｒまたは
５Ｌに移動させ駐車する。また上段空間４側に駐車する
場合は、他方の下段昇降駐車空間５Ｌまたは５Ｒから車
搭載パレットＰを退避空間６に移送して上段空間４の１
部を空けておき、リフト装置３Ｒまたは３Ｌの昇降部材
１４を下段昇降駐車空間５Ｒまたは５Ｌに下降させ、リ
フト装置３Ｒまたは３Ｌを駆動することにより、上段昇
降駐車空間８Ｒまたは８Ｌに駐車させる。さらにまた上
段駐車空間９に駐車する場合には、昇降体横行コンベヤ
装置１６および上段横行コンベヤ装置２２を駆動して車
搭載パレットＰを移動させる。
は、車を前進させて入出庫空間７のパレットＰ上に進入
させ、停車させて運転者を降車させる。ついで、下段横
行コンベヤ装置１３により、車をパレットＰとともに空
いた（パレットＰのない）下段昇降駐車空間５Ｒまたは
５Ｌに移動させ駐車する。また上段空間４側に駐車する
場合は、他方の下段昇降駐車空間５Ｌまたは５Ｒから車
搭載パレットＰを退避空間６に移送して上段空間４の１
部を空けておき、リフト装置３Ｒまたは３Ｌの昇降部材
１４を下段昇降駐車空間５Ｒまたは５Ｌに下降させ、リ
フト装置３Ｒまたは３Ｌを駆動することにより、上段昇
降駐車空間８Ｒまたは８Ｌに駐車させる。さらにまた上
段駐車空間９に駐車する場合には、昇降体横行コンベヤ
装置１６および上段横行コンベヤ装置２２を駆動して車
搭載パレットＰを移動させる。
【００１７】車を出庫させる場合、下段昇降駐車空間５
Ｌに駐車した車は、下段横行コンベヤ装置１３により、
車搭載パレットＰを入出庫空間７に移動させた後、旋回
装置２１を駆動して上昇後、車搭載パレットＰを１８０
度旋回させて出入口側に前部を向けさせさらに下降後、
運転者を乗り込ませて前進により出庫させる。また上段
空間４の車を出庫する場合は、車搭載パレットＰが移動
する空間部を空けて順次移動させ、旋回装置２１により
車搭載パレットＰを１８０度旋回させた後、運転者を乗
り込ませ、前進により出庫させる。
Ｌに駐車した車は、下段横行コンベヤ装置１３により、
車搭載パレットＰを入出庫空間７に移動させた後、旋回
装置２１を駆動して上昇後、車搭載パレットＰを１８０
度旋回させて出入口側に前部を向けさせさらに下降後、
運転者を乗り込ませて前進により出庫させる。また上段
空間４の車を出庫する場合は、車搭載パレットＰが移動
する空間部を空けて順次移動させ、旋回装置２１により
車搭載パレットＰを１８０度旋回させた後、運転者を乗
り込ませ、前進により出庫させる。
【００１８】なお、入庫時に旋回装置２により車搭載パ
レットＰを先に１８０度旋回させておくこともできる。
レットＰを先に１８０度旋回させておくこともできる。
【００１９】上記実施例によれば、下部空間２に車を１
８０度旋回する旋回装置２１を設けたので、車の後進に
より入庫または出庫させる必要がなくなり、指導員が不
要で熟練者でなくても容易に入出庫することができ、し
たがって、従来主に契約者との月極め用として使用され
たものを、スーパーマーケット用などのように不特定多
数が容易に駐車できる駐車場となり、使用用途を大幅に
拡大することができる。
８０度旋回する旋回装置２１を設けたので、車の後進に
より入庫または出庫させる必要がなくなり、指導員が不
要で熟練者でなくても容易に入出庫することができ、し
たがって、従来主に契約者との月極め用として使用され
たものを、スーパーマーケット用などのように不特定多
数が容易に駐車できる駐車場となり、使用用途を大幅に
拡大することができる。
【００２０】また、旋回装置の位置を、下段昇降駐車空
間５Ｌ（５Ｒ）や退避空間７の中心でなく、下段昇降駐
車空間５Ｌに配置されたパレットＰの右縁内側近傍に位
置ずれして配置したことにより、旋回に必要な占有空間
の下部空間２からはみ出し部分を極力少なくできるとと
もに、他方の下部昇降駐車空間５Ｒへの干渉を無くすこ
とができる。また２つの駐車区画１を並設することによ
り、このはみ出す部分を互いに吸収することができる。
間５Ｌ（５Ｒ）や退避空間７の中心でなく、下段昇降駐
車空間５Ｌに配置されたパレットＰの右縁内側近傍に位
置ずれして配置したことにより、旋回に必要な占有空間
の下部空間２からはみ出し部分を極力少なくできるとと
もに、他方の下部昇降駐車空間５Ｒへの干渉を無くすこ
とができる。また２つの駐車区画１を並設することによ
り、このはみ出す部分を互いに吸収することができる。
【００２１】なお、上記実施例では、上下２段に構成し
たが、上下３段以上とすることもできる。また入出庫階
を下段としたが、上段に設けた地下型とすることもでき
る。
たが、上下３段以上とすることもできる。また入出庫階
を下段としたが、上段に設けた地下型とすることもでき
る。
【００２２】
【発明の効果】以上に述べたごとく本発明の簡易型パレ
ット式立体駐車場によれば、入庫時または出庫時に車を
搭載したパレットを、入出庫空間の旋回装置により１８
０度旋回できるので、入庫時の進入と出庫時の退出をそ
れぞれ前進運転で行うことができ、従来後進で入庫する
必要があったのに比べて入出庫が容易となり、指導員等
も不要で不特定多数の車を利用させることができ、使用
用途を大幅に広げることができる。
ット式立体駐車場によれば、入庫時または出庫時に車を
搭載したパレットを、入出庫空間の旋回装置により１８
０度旋回できるので、入庫時の進入と出庫時の退出をそ
れぞれ前進運転で行うことができ、従来後進で入庫する
必要があったのに比べて入出庫が容易となり、指導員等
も不要で不特定多数の車を利用させることができ、使用
用途を大幅に広げることができる。
【００２３】また、旋回装置の旋回中心を駐車空間から
ずらし、ここを入出庫空間とすることにより、パレット
の旋回空間を駐車場の占有面積からはみ出す部分を少な
くできるとともに、隣接する駐車空間への干渉も最小に
止めることができ、空間の有効利用を図ることができ
る。
ずらし、ここを入出庫空間とすることにより、パレット
の旋回空間を駐車場の占有面積からはみ出す部分を少な
くできるとともに、隣接する駐車空間への干渉も最小に
止めることができ、空間の有効利用を図ることができ
る。
【図１】本発明に係るパレット式立体駐車場の一実施例
を示し、入出庫階である下段空間を示す平面断面図であ
る。
を示し、入出庫階である下段空間を示す平面断面図であ
る。
【図２】同立体駐車場の部分正面図である。
【図３】同立体駐車場の上段空間を示す平面断面図であ
る。
る。
【図４】同立体駐車場のリフト装置を示す概略斜視図で
ある。
ある。
【図５】同立体駐車場の旋回装置を示す概略斜視図であ
る。
る。
１ 駐車区画 ２ 下段空間 ３Ｒ，３Ｌ リフト装置 ４ 上段空間 ５Ｒ，５Ｌ 下段昇降駐車空間 ６ 退避空間 ７ 入出庫空間 ８Ｒ，８Ｌ 上段昇降駐車空間 ９ 上段駐車空間 １３ 下段横行コンベヤ装置 ２１ 旋回装置 ２２ 上段横行コンベヤ装置 ３６Ａ，３６Ｂ 支持アーム ３７Ａ，３７Ｂ 昇降体横行コンベヤ装置
Claims (2)
- 【請求項１】複数の駐車段にそれぞれ車を駐車できる複
数の駐車空間を形成し、各駐車段の駐車空間に形成された昇降駐車空間にわたっ
て車を昇降するリフト装置を設け、 各駐車段に、前記昇降駐車空間と他の駐車空間の間で車
を移送可能な横行装置をそれぞれ設け、 駐車段に形成された入出庫段で車を出し入れする入出庫
空間に、前記横行装置から車を持ち上げて１８０度旋回
可能な旋回装置を設けた ことを特徴とする簡易型パレッ
ト式立体駐車場。 - 【請求項２】入出庫空間の旋回装置を、その旋回軸心が
駐車空間の中心から隣接する駐車空間側に所定距離ずら
して配置した ことを特徴とする請求項１記載の簡易型パ
レット式立体駐車場。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6299168A JP3067967B2 (ja) | 1994-12-02 | 1994-12-02 | 簡易型パレット式立体駐車場 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6299168A JP3067967B2 (ja) | 1994-12-02 | 1994-12-02 | 簡易型パレット式立体駐車場 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08158686A JPH08158686A (ja) | 1996-06-18 |
| JP3067967B2 true JP3067967B2 (ja) | 2000-07-24 |
Family
ID=17869014
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6299168A Expired - Fee Related JP3067967B2 (ja) | 1994-12-02 | 1994-12-02 | 簡易型パレット式立体駐車場 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3067967B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100359121C (zh) * | 2006-04-30 | 2008-01-02 | 江苏双良停车设备有限公司 | 垂直升降停车设备用双曲柄机械手存取交接装置 |
| US9181722B2 (en) * | 2011-03-31 | 2015-11-10 | Criterion Manufacturing Solutions, Inc. | Automatic storage system for vehicles |
| CN105569406A (zh) * | 2016-01-18 | 2016-05-11 | 于君 | 用于停车设备的可升降和回转的载车板 |
| CN106760742A (zh) * | 2017-01-23 | 2017-05-31 | 武汉慧能机器人科技有限公司 | 立体停车库运行方法及全自动立体停车库 |
-
1994
- 1994-12-02 JP JP6299168A patent/JP3067967B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08158686A (ja) | 1996-06-18 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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