JPH10273342A - 遮光性ガラスプレート - Google Patents

遮光性ガラスプレート

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JPH10273342A
JPH10273342A JP9475197A JP9475197A JPH10273342A JP H10273342 A JPH10273342 A JP H10273342A JP 9475197 A JP9475197 A JP 9475197A JP 9475197 A JP9475197 A JP 9475197A JP H10273342 A JPH10273342 A JP H10273342A
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glass plate
glass
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徹 福原
Takuji Kameyama
卓司 亀山
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    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C17/00Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating
    • C03C17/02Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating with glass

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  • Organic Chemistry (AREA)
  • Resistance Heating (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機械的強度及び耐熱衝撃性に優れ,且つ,使
用可能な色彩の選択幅が大きい遮光性ガラスプレートを
提供する。 【解決手段】 低膨張結晶化ガラスからなるガラスプレ
ート6の表面に,無機顔料粉末40〜90重量%とガラ
スフラックス10〜60重量%とからなる多孔質の遮光
層1を設けている。隣接する無機顔料粉末11同士,又
は無機顔料粉末11とガラスプレート6との間は,ガラ
スフラックス12を溶融,固化してなるガラスにより接
合している。ガラスプレート6の表面には,遮光層から
なるパターン模様を形成していることが好ましい。ガラ
スフラックスは,Li2 O−Al23 −SiO2 −P
bO−B2 3 を含むことが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は,ハロゲンヒーターやラジェント
ヒーター等の加熱調理器等のトッププレートとして利用
することができる,低膨張性の遮光性ガラスプレートに
関する。
【0002】
【従来技術】家庭用,業務用のキッチンでは電化が進ん
でおり, ガスコンロだけでなく,電気を使用した調理器
を使うようになってきている。かかる調理器としては,
例えば,ハロゲンヒーターやラジェントヒーター等の光
発生装置を用いて光を照射することにより被加熱体を加
熱するものである。この調理器は,上記光発生装置と,
光発生装置の上に設けたヒーター保護用のトッププレー
トとを有する。ガラスプレートは,ハロゲンやラジェン
トの光( 可視光線や赤外線) を透過する透光性,及び6
00℃以上の耐熱性が必要である。そのため,トッププ
レートとして,透明な結晶化ガラスからなるガラスプレ
ートを用いることができる。
【0003】しかし,ハロゲンやラジェントの光は眩し
い。そこで,ガラスプレートとして使用する結晶化ガラ
スを以下のような種々の方法により着色して遮光層を形
成することが考えられる。まず,第1に,結晶化ガラス
中に無機顔料粉末からなる着色材を溶かし込んだ色ガラ
スを,上記のガラスプレートとして用いることが考えら
れる。無機顔料粉末を用いた絵具では,一般に,青,
緑, 黄, 白, 赤など様々な色を出すことができる。上記
色ガラスとしては,例えば透光性のあるブラウン色の日
本電気硝子製GC−190, 透光性のあるパープル色の
ドイツのショット社のセランなどが挙げられる。
【0004】第2に,結晶化ガラスの上部面に,ガラス
フラックスと無機顔料粉末とからなる絵具を印刷,焼き
付ける方法が考えられる。絵具は,一般に,低膨張性の
ガラスフラックス80〜95重量%と,無機顔料粉末5
〜20重量%とからなる。
【0005】第3に,結晶化ガラスの下部面に耐熱塗料
を印刷して, 硬化させる方法が考えられる。 第4に,
透明な結晶化ガラスに印刷法によりラスター系の着色層
を形成すること( 特公平7−17409号,実公平7−
14343号) も考えられる。
【0006】
【解決しようとする課題】しかしながら,上記の従来の
ガラスプレートへの着色法においては,以下の問題があ
る。第1の色ガラスを用いる方法においては,着色材を
ガラスの中に溶け込める成分にする必要がある。そのた
め,着色材になりうるCr2 3 ,MnO2 ,Fe2
3 ,CoO,NiO,CuO,V2 5 ,Bi2 3
の遷移金属酸化物を,ガラス中に溶け込むことができる
量だけしか添加できないため,多彩な色を出すことがで
きないという問題がある。例えば,ブラウン色の上記G
C−190には,着色材として,V2 5 が0.1重量
%だけ含まれている。また,パープル色の上記セランに
は,着色材として,MnO2 0.65重量%,Fe2
3 0.23重量%,CoO0.37重量%が添加されて
おり,これらの総量は1.25重量とわずかである。
【0007】第2の無機顔料粉末からなる絵具を用いる
方法においては,ガラスフラックスの熱膨張はほとんど
0であるのに対し,無機顔料粉末の熱膨張は比較的大き
い。そのため,上記のごとく多量にガラスフラックスを
配合すると,図5に示すごとく,絵具90の焼き付け後
の冷却時に,ガラスフラックス92と無機顔料粉末91
との間の熱膨張差によって,両者の界面に微細なクラッ
ク93が生じ,絵具90の結晶化ガラス95への接着強
度が著しく劣化する。それゆえ,クラックが生じたガラ
スプレート97の上に,鍋を置く,落とす等の操作によ
り圧力98が加わると,絵具90が剥がれる場合があ
る。
【0008】第3の耐熱塗料を印刷, 硬化させる方法で
は,耐熱塗料は耐熱性があるとはいえ,有機系の高分子
材料であるためにハロゲンやラジエントの熱により分解
するために使用することができない。
【0009】第4のラスター系着色層は金などの貴金属
を主体とする成分であるため, 発色できる色としては黒
( ブラック) , 茶( ブラウン) , 紫( パープル) など制
限がある。
【0010】本発明はかかる従来の問題点に鑑み,機械
的強度及び耐熱衝撃性に優れ,且つ,色彩の選択幅が大
きい遮光性ガラスプレートを提供しようとするものであ
る。
【0011】
【課題の解決手段】請求項1の発明は,透明な低膨張結
晶化ガラスからなるガラスプレートの表面に,無機顔料
粉末40〜90重量%とガラスフラックス10〜60重
量%とからなる多孔質の遮光層を設けてなり,且つ,隣
接する無機顔料粉末同士,又は無機顔料粉末とガラスプ
レートとの間は,上記ガラスフラックスを溶融,固化し
てなるガラスにより接着してなることを特徴とする遮光
性ガラスプレートである。
【0012】本発明において最も注目すべきことは,遮
光層が,ガラスフラックス10〜60重量%と無機顔料
粉末40〜90重量%とからなる多孔層であることであ
る。
【0013】次に,本発明の作用及び効果について説明
する。本発明においては,上記のごとく,遮光層に含ま
れる低膨張のガラスフラックスを減量する一方で, 無機
顔料粉末を増量している。そのため,遮光層が多孔質と
なり,耐熱衝撃性が向上する。
【0014】即ち,遮光層には,ガラスフラックスが1
0〜60重量%含まれている。そのため,ガラスフラッ
クスは,溶融,固化することにより,無機顔料粉末同
士,又は無機顔料粉末とガラスプレートとを接着する接
着剤として働く。また,隣接する無機顔料粉末の間に空
隙ができ,遮光層が多孔質となる。そのため,遮光層が
熱衝撃を受けた場合にも,無機顔料粉末間の空隙によっ
て緩和される。それ故,遮光層にクラックが生じること
はなく,遮光層の剥離を防止することができる。
【0015】一方,ガラスフラックスが10重量%未満
の場合には,ガラスフラックスの接着強度が低下して,
遮光層がガラスプレートから剥離する場合がある。ま
た,60重量%を超える場合には,ガラスフラックスが
無機顔料粉末を溶かし込むようにして固化してガラスプ
レートと結合する。そのため, 遮光層をガラスプレート
に焼き付けた後の冷却時に,ガラスフラックスと無機顔
料粉末との熱膨張差により,両者の界面に微細なクラッ
クを生じ, 遮光層の強度が著しく劣化する場合がある。
【0016】また,無機顔料粉末は,遮光層に,青,
緑, 黄, 白, 赤,茶など様々な色を付与することができ
る着色剤である。無機顔料粉末は,遮光層の中に,40
〜90重量%含まれている。そのため,多孔質の遮光層
を形成することができる。
【0017】一方,40重量%未満の場合には,ガラス
フラックスと無機顔料粉末との界面に微細なクラックが
生じて,遮光層の強度が著しく劣化する場合がある。ま
た,90重量%を超える場合には,ガラスフラックスの
接着力が低下して,遮光層がガラスプレートから剥離す
る恐れがある。
【0018】上記無機顔料粉末としては,例えば,Cr
(クロム),Mn(マンガン),Fe(鉄),Co(コ
バルト),Ni(ニッケル),Cu(銅),Al(アル
ミニウム),Si(シリコン),Zn(亜鉛),V(バ
ナジウム),Sn(スズ),Pr(プラセオジウム)等
の金属の酸化物を用いることができる。
【0019】また,ガラスプレートは,低膨張結晶化ガ
ラスからなるため,機械的強度に優れている。以上のよ
うに,本発明の遮光性ガラスプレートは,耐熱衝撃性及
び機械的強度に優れ,かつ使用可能な色彩の選択幅が大
きい。
【0020】また, 請求項2の発明のように,上記遮光
層は,無機顔料粉末65〜90重量%と,ガラスフラッ
クス10〜35重量%とからなることが好ましい。これ
により,遮光層の耐熱衝撃性を更に向上させることがで
きる。一方,ガラスフラックスが10重量%未満の場
合,又は無機顔料粉末が90重量%を超える場合には,
ガラスフラックスの接着剤としての役割が低下する恐れ
がある。また,ガラスフラックスが35重量%を超える
場合,又は無機顔料粉末が65重量%未満の場合には,
遮光層の耐熱衝撃性が低下するおそれがある。
【0021】請求項3の発明のように,上記ガラスプレ
ートの表面には,上記遮光層と,金属薄膜とからなる複
数の着色層が形成されていることが好ましい。これによ
り,遮光層に複数の色を付与することができる。
【0022】ここに,金属薄膜は,例えば,金属と樹脂
との混合物を,被塗布面に印刷し,焼き付けることによ
り形成することができる。上記金属としては,例えば,
Au(金),Pt(白金),Pd(パラジウム),Rh
(ロジウム),Ru(ルテニウム),Bi(ビスマ
ス),Fe(鉄),Cu(銅),Si(シリコン),T
i(チタン)等を用いることができる。また,上記樹脂
としては,コロホニウム,バルサム,アスファルト等を
用いることができる。上記金属薄膜は,遮光層の表面に
形成されていてもよいし,また遮光層とガラスプレート
との間に形成されていても良い。
【0023】また,金属薄膜は,上記の金属の樹脂系液
体を原料としてペースト化し,上記ガラスプレートの表
面にスクリーン印刷することができる。この場合,ペー
スト化は,エチルセルロース系やニトロセルロース系樹
脂を加えて混合することにより行なう。
【0024】請求項4の発明のように,上記遮光層は,
パターン模様を形成していることが好ましい。これによ
り,遮光性ガラスプレートの意匠性が向上する。また,
上記遮光層は,ガラスプレート全面に形成してもよい
し,部分的に形成してもよい。ガラスプレートのうち,
調理のため鍋やフライパン等が置かれるとそれらの底に
隠れてしまう部分には形成しなくてもよい。
【0025】請求項5の発明のように,上記ガラスフラ
ックスは,Li2 O−Al2 3 −SiO2 −PbO−
2 3 を含むことが好ましい。これにより,ガラスフ
ラックスの熱膨張率が低くなるとともに,遮光層の機械
的強度も更に向上する。
【0026】また,請求項6の発明のように,上記ガラ
スフラックスには,低膨張性結晶形成剤,結晶化剤,溶
融剤,又は接着性向上剤の少なくともいずれかが添加さ
れていることが好ましい。これにより,ガラスフラック
スに要求される特性,具体的には結晶性,低膨張性,機
械的強度,接着力を更に向上させることができる。
【0027】低膨張性結晶形成剤は,焼成によりガラス
フラックスを結晶化し,低膨張性結晶を析出させる。上
記低膨張性結晶形成剤としては,例えば,Li2 O−A
2 3 −SiO2系の低膨張性結晶形成剤を用いるこ
とができる。上記溶融剤は,ガラスフラックスを溶融さ
せて,無機顔料粉末同士,無機顔料粉末とガラスプレー
トとの間の接着に寄与する。上記溶融剤としては,例え
ば,PbO−B2 3 系の溶融剤を用いることができ
る。
【0028】上記結晶化剤は上記低膨張性結晶形成剤が
結晶化するのを促進させる。上記結晶化剤としては,例
えば,TiO2 ,ZrO2 などを用いることができる。
上記接着性向上剤は上記溶融剤の働きを強め, 無機顔料
粉末同士,又は無機顔料粉末とガラスプレートとの接着
性を向上させる。上記接着性向上剤としては,例えば,
Bi2 3 ,CuOなどを用いることができる。
【0029】請求項7の発明のように,上記無機顔料粉
末は,平均粒径が0.8〜5.0μmであることが好ま
しい。これにより,遮光層のガラスプレートへの接着性
が更に向上する。一方,0.8μm未満の場合,又は
5.0μmを越える場合は,遮光層の接着性が低下する
おそれがある。
【0030】請求項8の発明のように,上記遮光層は,
厚みが3.0〜50.0μmであることが好ましい。こ
れにより,遮光層のガラスプレートへの接着性が更に向
上する。一方,3.0μm未満の場合,又は50.0μ
mを越える場合は,遮光層の接着性が低下するおそれが
ある。
【0031】また,上記の透明な結晶化ガラスには,そ
の中に着色材を添加してなる色ガラスを用いてもよい。
例えば,透明性を有するブラウン色,透明性を有するパ
ープル色がある。
【0032】次に,上記遮光性ガラスプレートの利用例
としては,例えば,光発生源を内蔵するケースと,該ケ
ースの上に配置した光透過性のトッププレートとからな
り,光の照射により上記トッププレート上に載置した器
の中の食物を加熱調理する調理器であって,上記トップ
プレートは,請求項1〜8に記載のいずれか1項の遮光
性ガラスプレートであることを特徴とする調理器があ
る。これにより,加熱可能な光を透過させつつ,眩しさ
感を和らげることができる。また,鍋擦れ等により外圧
が加わったとしても,トッププレートが損傷することは
ない。
【0033】また,上記遮光性ガラスプレートは,上記
遮光層を光発生源側に向けて,上記ケースの上に配置す
ることが好ましい。トッププレートの表面には,遮光層
がなく,平滑面となる。そのため,鍋擦れなどにより遮
光層が剥げたり, キズが付いたりすることがなく, 清掃
性にも優れる。上記光発生源としては,例えば,ハロゲ
ンヒーター,ラジェントヒーター等を用いることができ
る。
【0034】
【発明の実施の形態】
実施形態例1 本発明の実施例に用いる低膨張のガラスフラックスにつ
いて,図1,図2を用いて説明する。本例の遮光性ガラ
スプレート7は,図1に示すごとく,低膨張結晶化ガラ
スからなるガラスプレート6の表面に多孔質の遮光層1
を設けてなる。
【0035】遮光層1は,無機顔料粉末60重量%とガ
ラスフラックス40重量%とからなる。図2に示すごと
く,遮光層1における,隣接する無機顔料粉末11同士
は,ガラスフラックスが溶融,固化してなるガラス12
により接着されている。隣接する無機顔料粉末11の間
には,独立又は連通した空隙10が形成されており,遮
光層1を多孔質としている。
【0036】次に,本例の遮光性ガラスプレートの製造
方法について説明する。まず,主成分がLi2 O−Al
2 3 −SiO2 −PbO−B2 3系であるガラスフ
ラックスを調製した。具体的には,4.0重量%のLi
2 Oと, 15.0重量%のAl2 3 と,34.0重量
%のSiO2 と, 40.0重量%のPbOと, 4.0w
t%のB2 3 と,2.0wt%のTiO2 と,1.0
wt%のZrO2 とを混合して,ガラス原料粉末を得
た。次に,ガラス原料粉末を1300〜1450℃で加
熱溶融した。次いで,溶融したガラスを水中に流し入れ
て急冷し, 固化した。次に, この固化物をボールミルに
より湿式で微粉砕し, 乾燥して,平均粒径は3〜5μm
のガラスフラックスAを得た。
【0037】次に,15.0重量%のCr2 3 と, 4
5.0重量%のFe2 3 と, 30.0重量%のCo3
4 と5.0重量%のNiOと3.0重量%のAl2
3 と2.0wt%のSiO2 とを混合して,黒顔料原料
粉末を得た。次いで,黒顔料原料粉末を900〜100
0℃で仮焼し, 粉砕後1200〜1400℃で焼成し,
さらに微粉砕した。これにより,平均粒径が2〜4μm
の無機顔料粉末を得た。
【0038】次に,上記ガラスフラックスA40重量%
と上記の黒色の無機顔料粉末60重量%とを混合し,こ
の混合物100重量部に対して,アクリル系の有機バイ
ンダー60重量部を加えて,練り合わせ, ペースト状に
した。次いで,このペーストを印刷しやすい粘度になる
までブチルカルビトールアセテート等の有機溶剤で希釈
した。これにより,遮光層用原料を得た。
【0039】また,透明な低膨張結晶化ガラスからなる
ガラスプレートを準備した。ガラスプレートの大きさ
は,250×250×4mmとした。透明な低膨張結晶
化ガラスは,以下のようにして作製した。即ち,4.5
重量%Li2 O,65.5重量%SiO2 ,22.0重
量%Al2 3 ,0.5重量%Na2 O,0.3重量%
2 , 0.5重量%MgO,2.0重量%TiO2,
2.5重量%ZrO2 ,1.0重量%P2 5 ,1.2
重量%As2 3 の組成になるように調整された原料粉
末を約1700℃の高温で溶融し,1400℃の温度で
板状にロール成形し,その後ゆっくり除冷した。
【0040】この成形品を上記のガラスプレートの大き
さに切断して,約700℃の温度で一旦加熱して十分に
ZrO2 ・TiO2 ,ZrO2 などの結晶核を生成さ
せ,約850℃の温度でβ−石英あるいはβ−ユークリ
プタイトLi2 O・Al2 3・2SiO2 結晶を生成
させて低膨張の透明な結晶化ガラス品を得た。このとき
の結晶化ガラスの厚みは4.0mmであった。
【0041】次いで,上記遮光層用原料を,ガラスプレ
ートの表面に印刷し,820℃で焼成した。これによ
り,ガラスプレートの表面に遮光層を焼き付けた。遮光
層の厚みは,10μmであった。以上により, 透明なガ
ラスプレートの表面に黒色の濃い彩色が付けることがで
きた。また, この遮光層はクラックの発生もなく, 剥離
することもなく, 透明な熱膨張のほとんど0であるガラ
スプレートに強固に固着した。
【0042】次に,得られた遮光性ガラスプレートにつ
いて,以下のように機械的強度の測定を行った。即ち,
上記遮光性ガラスプレートから100×100mmの大
きさに切断したサンプルを,遮光層の側を下方に向け
て,その4辺を専用治具に固定した。遮光性ガラスプレ
ートの上面に, 130gの鋼球を落下させた。落下高さ
は2cmから, 2cmきざみで高くし, 遮光性ガラスプ
レートが破損するまで行った。遮光性ガラスプレートが
破損したときの落下高さを落球強度とした。試験数は1
0回とした。
【0043】また,ブランク試験のために,遮光層を印
刷,形成していないガラスプレートについても,比較試
料として,上記の測定を行った。
【0044】上記の試験の結果, 本例の遮光性ガラスプ
レートの落球強度は23.0cmであり, 印刷していな
いブランク試料の落球強度は25.0cmであった。こ
のことから,ガラスプレートに遮光層を設けた場合に
も,機械的強度はほとんど劣化していないことがわかっ
た。
【0045】実施形態例2 本例の遮光性ガラスプレートは,図3に示すごとく,遮
光層1の表面に金属薄膜2を形成したことを特徴とす
る。即ち,遮光性ガラスプレート71は,ガラスプレー
ト6の表面に,所望のパターン15を有する遮光層1
と,遮光層1を含めてガラスプレート6の表面全体を被
覆する金属薄膜2とよりなる。
【0046】次に,本例の遮光性ガラスプレートの製造
方法について説明する。まず,ルチル結晶からなるTi
2 (酸化チタン)を主成分とする白顔料原料粉末を準
備し,これを実施形態例1と同様にして,無機顔料粉末
を調製した。
【0047】次いで,実施形態例1と同様のガラスフラ
ックスA30重量%と,上記の白色の無機顔料粉末70
重量%とを混合した。次いで,この混合物100重量部
に対して,アクリル系の有機バインダー60重量部を加
えて,練り合わせ, ペースト状にした。このペーストを
印刷しやすい粘度までブチルカルビトールアセテート等
の有機溶剤で希釈して,遮光層用原料を得た。
【0048】次いで, 上記遮光層形成用原料を,実施形
態例1と同様のガラスプレートの表面にスクリーン印刷
して,所望のパターンを形成した。次いで,800〜8
50℃で焼成して, 遮光層をガラスプレートに焼き付け
た。遮光層の厚みは,12μmであった。また,Au3
0.0重量%と,シリコン10.0重量%と,ビスマス
20.0重量%と,Fe40.0重量%とからなる茶色
のラスター絵具ペーストを調製した。
【0049】次に,上記遮光層の上に,上記ラスター絵
具ペーストを全面に重ねてスクリーン印刷し, 800〜
850℃で焼成して, ガラスプレートの表面に焼き付け
た。金属薄膜の厚みは0.01μmであった。これによ
り, 透明なガラスプレートの裏面に白色の遮光層からな
るパターンと茶色の彩色を付すことができた。
【0050】また, この白色の遮光層, 茶色の金属薄膜
の上に,更に遮光層及び金属薄膜を重ねた場合にも,こ
れらの複層着色部にはクラックの発生はなく, 剥離する
こともなく, 透明な熱膨張のほとんど0であるガラスプ
レートに強固に固着した。
【0051】得られた遮光性ガラスプレート( 100×
100×4mm) について,実施形態例1と同様な方法
で落球試験を行った。この実施形態例2の遮光性ガラス
プレートの落球強度は22.5cmであった。この結果
を上述の比較試料の落球試験の結果と比較すると,両者
の落球強度は,ほとんど変わらないことがわかった。
【0052】比較例1 本例においては,ガラスフラックスの含有量を増加させ
て遮光層を形成した。即ち,80重量%のガラスフラッ
クスAと20重量%の黒色の無機顔料粉末とを混合し,
この混合物100重量部に対してアクリル系の有機バイ
ンダー60重量部を添加して練り合わせ, ペーストを得
た。上記ガラスフラックス及び黒色の無機顔料粉末は,
上記実施形態例1と同様のものを用いた。次いで,上記
ペーストを印刷しやすい粘度までブチルカルビトールア
セテート等の有機溶剤で希釈して,遮光層用原料を得
た。
【0053】次に,遮光層用原料を透明なガラスプレー
トの表面にスクリーン印刷した。次いで,800〜85
0℃で焼成して, 遮光層をガラスプレートの表面に焼き
付けた。遮光層の厚みは10μmであった。これによ
り, 透明なガラスプレートの表面に黒色の濃い彩色を付
すことができた。得られた遮光性ガラスプレートには,
遮光層とガラスプレートとの間に,微細なクラックが発
生していた。
【0054】次に,遮光性ガラスプレート( 100×1
00×4mm) について,実施形態例1と同様の方法で
落球試験を行った。本例の遮光性ガラスプレートの落球
強度は8.3cmであった。この結果を,上記の実施形
態例1と比較すると,落球強度は,かなり劣化してお
り, 実用上問題があることがわかった。
【0055】比較例2 本例の遮光性ガラスプレートは,実施形態例1と種類の
異なるガラスフラックスBを用いて,遮光層への混合比
を増加させた点を特徴とする。本例の遮光性ガラスプレ
ートを製造するに当たっては,まず,ガラスフラックス
Bを調製した。ガラスフラックスBは,2.5重量%の
Li2 O,12.5重量%のAl2 3 ,52.5重量
%のSiO2 ,25.0重量%のPbO,5.0重量%
のB2 3 ,2.5重量%のTiO2 ,2.5重量%の
ZrO2 ,2.5重量%のBaOを,混合して,ガラス
原料粉末を得た。次に,ガラス原料粉末を1300〜1
450℃で加熱溶融した。次いで,溶融したガラスを水
中に流し入れて急冷し, 固化した。次に, この固化物を
ボールミルにより湿式で微粉砕し, 乾燥して,平均粒径
は3〜5μmのガラスフラックスBを得た。
【0056】次いで,95重量%の上記ガラスフラック
スBと,5重量%の黒色の無機顔料粉末とを混合し,混
合物100重量部に対してアクリル系の有機バインダー
60重量部を添加して,練り合わせ, ペースト状とし
た。上記黒色の無機顔料粉末としては,実施形態例1と
同様のものを用いた。次いで,このペーストを印刷しや
すい粘度までブチルカルビトールアセテート等の有機溶
剤で希釈して,遮光層用原料を得た。
【0057】次いで,遮光層用原料を, ガラスプレート
の表面にスクリーン印刷した。ガラスプレートは,実施
形態例1と同様のものを用いた。次いで,800〜85
0℃で焼成して, 遮光層をガラスプレートに焼き付け
た。遮光層の厚みは,12μmであった。これにより,
透明なガラスプレートの裏面に黒色の濃い彩色が付ける
ことができた。得られた遮光性ガラスプレートは,その
黒色の遮光層と透明なガラスプレートとの間に微細なク
ラックが発生していた。
【0058】次に,本例の遮光性ガラスプレート( 10
0×100×4mm) について,実施形態例1と同様の
方法で落球試験を行った。その結果,本例の遮光性ガラ
スプレートの落球強度は5.6cmであった。この結果
を実施形態例1と比較したところ,かなり劣化してお
り,実用上問題があることがわかった。
【0059】なお,上記実施形態例1,2,比較例1,
2及びブランク試験の遮光層の成分,金属薄膜の有無及
び落球強度について,表1にまとめて示した。
【0060】
【表1】
【0061】実施形態例3 本例は,遮光性ガラスプレートをハロゲン調理器のトッ
ププレートとして用いた例である。即ち,本例のハロゲ
ン調理器は,図4に示すごとく,光発生源51を内蔵す
るケース52と,ケース52の上に配置したトッププレ
ート70とからなる。
【0062】トッププレート70は,実施形態例1と同
様のガラスプレート6と,その表面を被覆する遮光層1
とからなる。ガラスプレート6は,光発生源51が配置
された赤外線透過部701を除いて,上記遮光層1によ
り被覆されている。トッププレート70は,ガラスプレ
ート6の側を上方に,遮光層1の側を下方に向けて,ケ
ース52の上に配置する。光発生源51としては,ハロ
ゲンヒーターを用いる。ハロゲンヒーターは,温度制御
パネル520の中の温度制御装置により,出力の調整が
行われる。
【0063】ハロゲン調理器5は,ハロゲン光510の
照射により,トッププレート70の上に載置した容器5
9の中の食物590を加熱調理する。ハロゲン光510
は,トッププレート70により遮られて眩しくなかっ
た。また,トッププレート70の表面は,遮光層がな
く,平滑面であるため,鍋擦れなどにより遮光層1が剥
れたり, キズが付いたりすることがなく, 清掃もしやす
かった。
【0064】次に,トッププレートについて,可視光及
び赤外線の分光透過率を測定し,表2に示した。可視光
の代表的な波長として500nmを選び,また赤外線の
代表的な波長として1500nmを選んだ。また,比較
のために,上記遮光層の代わりに金属薄膜を表面に形成
したガラスプレート(比較試料C1),及び遮光層を形
成していないガラスプレート(比較試料C2)を製造し
た。比較試料C1の金属薄膜は,黒色ラスターペースト
をガラスプレートの表面に印刷,形成した。そして,こ
れらの比較試料C1,C2についても,上記と同様に分
光透過率を測定した。
【0065】
【表2】
【0066】同表より知られるように,実施形態例1の
遮光性ガラスプレートは,可視光及び赤外線のいずれに
対しても透過率が低く,遮光性に優れていることがわか
る。一方,金属薄膜を形成したガラスプレート(比較試
料C1)は,可視光に対する遮光性は高いが,赤外線に
対する遮光性は低いことがわかる。
【0067】このことから,実施形態例1の遮光層は赤
外線を透過しないので,図4に示すトッププレート70
の赤外線透過部701には形成することは熱効率の点の
みだけで判断すれば好ましくはないが,容器59の内部
の食物590を加熱するには十分である。また,金属薄
膜は赤外線を透過するので,赤外線透過部701に形成
することができることがわかる。また,金属薄膜は,上
記赤外線透過部701を含めてガラスプレート6の表面
全体を被覆することもできる。
【0068】
【発明の効果】本発明によれば,機械的強度及び耐熱衝
撃性に優れ,且つ,色彩の選択幅が大きい遮光性ガラス
プレートを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態例1の遮光性ガラスプレートの断面説
明図。
【図2】実施形態例1における,遮光層の断面説明図。
【図3】実施形態例2における,遮光性ガラスプレート
の断面説明図。
【図4】実施形態例3における,遮光性ガラスプレート
を調理器具のトッププレートとして用いた場合の説明
図。
【図5】従来例における,問題点を示す説明図。
【符号の説明】
1...遮光層, 11...無機顔料粉末, 12...ガラス, 2...金属薄膜, 5...調理器, 6...ガラスプレート, 7,71...遮光性ガラスプレート, 70...トッププレート,

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明な低膨張結晶化ガラスからなるガラ
    スプレートの表面に,無機顔料粉末40〜90重量%と
    ガラスフラックス10〜60重量%とからなる多孔質の
    遮光層を設けてなり,且つ,隣接する無機顔料粉末同
    士,又は無機顔料粉末とガラスプレートとの間は,上記
    ガラスフラックスを溶融,固化してなるガラスにより接
    着してなることを特徴とする遮光性ガラスプレート。
  2. 【請求項2】 請求項1において,上記遮光層は,無機
    顔料粉末65〜90重量%と,ガラスフラックス10〜
    35重量%とからなることを特徴とする遮光性ガラスプ
    レート。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において,上記ガラスプ
    レートの表面には,上記遮光層と,金属薄膜とからなる
    複数の着色層が形成されていることを特徴とする遮光性
    ガラスプレート。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項において,
    上記遮光層は,パターン模様を形成していることを特徴
    とする遮光性ガラスプレート。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項において,
    上記ガラスフラックスは,Li2 O−Al2 3 −Si
    2 −PbO−B2 3 を含むことを特徴とする遮光性
    ガラスプレート。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項において,
    上記ガラスフラックスには,低膨張性結晶形成剤,結晶
    化剤,溶融剤,又は接着性向上剤の少なくともいずれか
    が添加されていることを特徴とする遮光性ガラスプレー
    ト。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1項において,
    上記無機顔料粉末は,平均粒径が0.8〜5.0μmで
    あることを特徴とする遮光性ガラスプレート。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれか1項において,
    上記遮光層は,厚みが3.0〜50.0μmであること
    を特徴とする遮光性ガラスプレート。
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