JP2015027945A - ガラス−セラミックプレート及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ガラス−セラミックプレート及びその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明は、特に発熱体を覆うための、少なくとも1つの面上に少なくとも1つのエナメルパッチ及び/又は少なくとも1つの塗料被膜を、適切な場合には、機能及び/又は装飾領域を除いて設けたガラス−セラミックプレートに関する。
本発明はまた、該プレートを製造する方法、及び該プレートを含んで成る調理器具に関する。
【選択図】なし

Description

本発明は、ガラス−セラミックプレート、特に発熱体を覆うためのガラス−セラミックプレートであって、とりわけ天板(hob)として使用されることを意図され、この天板に関連する下の発熱体が、例えば、ハロゲン、放射又は誘導加熱タイプの熱源であるガラス−セラミックプレートに関する。
ガラス−セラミックは、その固有の化学組成により、セラミック化と呼ばれる好適な熱処理で以って、制御された結晶化の誘導が可能となる前駆体ガラスと呼ばれるガラスから得られる。この部分的に結晶化された固有の構造は、ガラスセラミックに特有の性質を与える。セラミック化処理の際、以下の段階、即ち、その上で結晶が形成される核が凝集する核形成段階、及び結晶が形成し、次いでそれが成長する結晶化段階が一般に観察される。初期加熱の際、ガラスの粘度は低下し、結晶化の直前に最小になり、次いで結晶化の効果により増加する。核形成は約700℃で起こる。透明材料に対するセラミック化は約900℃で起こるのに対し、不透明材料に対するセラミック化は約1100℃で起こり、乳白色化(opalization)が約1000℃で始まる。
その下に発熱体を有する天板として使用できるようにするためには、ガラス−セラミックプレートは、いくつかの基準を満たさなければならない。即ち、特に、ガラス−セラミックプレートは、その可視光領域の波長における透過性が、下にある発熱体を少なくとも部分的にマスクしかつ使用中にこれら同じ下にある発熱体によってユーザーが目のくらみを起こさないほど十分低く、また、安全のため、発熱体が作動している場合に、ユーザーがその発熱体を視覚的に感知できるほど十分高くなければならない。さらに、ガラス−セラミックプレートは、赤外領域の波長において透過性が高くなければならない。
上記の基準を満たすよう開発された第1のプレートは、暗い色、特には黒色のプレートであった。より最近では、より明るい又はより薄い色(特には白色)の外観を有し、かつ例えば、(フランス特許第2766816号明細書において記載されている)少なくとも50%の曇り度を有する他のプレートが開発された。しかしながら、上記の基準を満たす現在のところ入手可能なプレートの選択は限られたままであり、プレートの組成が変化すること又はそのセラミック化プロセスのパラメータ(例えば、温度)が変化することで、所望の特性を得ることが困難になる可能性がある。さらには、いくつかのプレート、例えば、フランス特許第2766816号明細書に従って得られる乳白色の外観を有するプレートに関し、上記の基準(例えば、目がくらむことなく作動状態の発熱体を感知できること、又は発熱体が人目を引かないように見えること)の間でよい妥協点を得ることは、プレートの下にある任意選択の表示器の良好な可視性(強さ又は時間など)を損ねることになる。
それゆえ、本発明の目的は、より様々な台所用家具と調和し、及び/又はより機能的な新規の態様、特には、領域単位でより良好な機能性、例えば、表示器のより良好な可視性に関するより異質の又は区別された態様を、他の所望の基準を害することなく示すという観点で、新規の態様を示すプレートを開発することであり、これらの態様及び光学的特性は、下にある発熱体の使用、特には電気誘導の発熱体と特に適合したままである。
この目的は、本発明によるプレートを用いて達成され、このプレートは、特には発熱体を覆うことを意図しており、少なくとも1つの面上に少なくとも1つのエナメルパッチ(若しくは層)及び/又は少なくとも1つの塗料被膜(若しくは層)を設けたガラス−セラミックプレートである。有利には、エナメル及び/又は塗料で覆われた表面は、面の表面の少なくとも40%に相当する。さらに有利には、「面」という語は、プレートの1つ又は複数の縁(又は厚さ)と対照的に、プレートの最も大きい面の1つ、即ち、操作位置でユーザーの方に向いた面(上面若しくは外面)又は操作位置で発熱体の方に向いた面(下面若しくは内面)を意味すると解される。
好ましくは、コーティング(エナメルパッチ及び/又は塗料被膜)は、適切な場合には(任意選択で及び所望であれば)機能領域(加熱及び/又は表示領域)及び/又は装飾領域(1つ又は複数の「ネガティブ」パターン、即ち、塗料及び/又はエナメルコーティングにおいて残された開口により形成されるパターンであって、その場合、これらパターンの色は、一般にプレートの組成により与えられるものである)を除いて、面の表面の大部分を覆う。
これまで、開発されたゼロ膨張係数を有する第1の黒色プレートを試験した際に生じる耐久性の問題(摩耗若しくは加熱による塗料の劣化)又は美的な問題(エナメルにおけるクラックの発生)のため、プレート表面の広い部分を被覆するのは先験的に消極的であった。それゆえ、プレート上への或る組成物の堆積は、狭い領域(装飾部材、商標の表示、又は加熱領域の周辺)に限られたままであった。
有利には、本発明は、とりわけ、既存のゼロでない膨張係数を有するガラス−セラミックプレート及び/又は色の薄い(若しくはより明るい)外観(例えば、フランス特許第2766816号明細書に記載されているようなもの)を有するプレートの場合に、より大きな領域、特にプレートの面全体をエナメルパッチ及び/又は塗料被膜で覆うことができることを示した。
「パッチ」という語は、プレート面の少なくとも1つの方向に少なくとも1cmにわたって、好ましくはプレート面の少なくとも1cm2の面積にわたって少なくとも1つの連続部分(特には、熱的変動の場合に材料の応力を緩和することを目的とした穿孔のない部分)を有する被膜を意味すると解される。さらに好ましくは、この被膜は単一の操作(又はパス)で作製されると解されるべきである。この被膜は、上記の通り少なくとも1cm又は1cm2の連続部分を少なくとも1つの場所に有するが、例えば、あるパターンを形成するか又は目に見える部分を残すよう不連続部分を有することもでき、同様に、好ましくはパッチでもある塗料の被膜は、不連続部分を有することができる。
さらに、本発明によるプレートをエナメル及び/若しくは塗料の複数の被膜で被覆するか、並びに/又はより広い面のそれぞれの少なくとも一部を被覆することが可能であり、これらすべての被膜によって両面に形成されるコーティングは、上で示したように面の表面を少なくとも40%覆うことが有利である(言い換えると、1つの面だけ覆う場合には、このコーティングは面の少なくとも40%を覆い、より大きなサイズの面のそれぞれを少なくとも部分的に覆う場合には、プレート面に平行な面に投射されたこれら2つの面上の被膜によって形成されるコーティングは、面の表面の少なくとも40%を占める)。これらの被膜は、同一の又は異なる組成であることができ、重ね合せることができるか又は分離していることができ、一般に、別々の組成物がある場合と同じ回数の操作で当該各面上に堆積される。したがって、複数の領域の形成を考えることが可能であり、そのそれぞれは、その領域に応じて異なる組成のエナメル及び/又は塗料の少なくとも1つの被膜を受け入れることができ、(たとえ被膜のうちの1つ又は複数が狭い範囲である場合でも)被膜によって形成される全領域のコーティングは、1つの面を又は1つの面の表面を少なくとも40%覆う。このように、同じプレートが様々な色を有することが可能であり、様々な上記の領域がパターンを形成することも可能である。
さらに、1つ又はそれぞれの面の大部分にわたって単一の被膜を含んで成る最も簡単な実施態様においては、したがって、適切である場合にガラス−セラミックの色と組み合せたコーティングは、(主として着色の点で)プレートの全体的な外観を与える底部又はフレームを形成する。
覆われていない(未被覆又は予備の)領域によって、有利にはパターン又はマスクを形成することができ、プレートの下に配置された、例えば、異なる色を有する発光指示器又は表示器をより良好に見ることができる(プレートの使用位置におけるフロントパネルは、コーティングがないままであることができ、適切な場合、プレートが、例えば、表示器を収容するときには透明なままであることができる)。この利点は、例えば、単に大部分が着色したプレートでは得ることができず、又は種々の独立した部品を加えることにより不都合なく得ることはできない(例えば、表示器を備えた透明パネルを半透明のガラス−セラミックプレートに加えるにより、この解決策は、アッセンブリの寿命の問題を引き起こす)。
本発明のエナメル及び/又は塗料によって覆われる領域は、好ましくは面の表面の少なくとも50%、より特に好ましくは面の表面又は表示器の領域より小さい(及び任意選択で加熱領域よりも小さい)面の表面の少なくとも95%(又は100%でさえある)に相当する。
それゆえ、本発明は、新規範囲のガラス−セラミックプレート、特には着色されたガラス−セラミックプレート、並びに区別された着色及び/又は光透過率を有するプレートであって、装飾及び家具との調和という観点でより優れた想像力と多様性を可能にし、並びに/又はより優れた機能性を有するガラス−セラミックプレートを提供する。その構成材料の選択のため、このプレートは、何ら劣化の恐れなく天板として使用するのに好適なままである。
本発明の第1の好ましい実施態様によれば、本発明によるプレートは、適切な場合には、装飾及び/又は機能領域、例えば、表示器のための領域、又はさらに同様にハロゲン若しくは放射電気発熱体を使用する場合の加熱領域を除いて、その下面に少なくとも1つの塗料被膜を設けた透明又は半透明のガラス−セラミックプレートである。このプレートは、(適切な場合には、機能及び/又は装飾領域を除いて)その表面の大部分にわたって単一の塗料被膜を設けていることが好ましく、この塗料は、白色か又は(黒以外の)色がついていることが好ましい。
プレートを形成するのに使用される塗料は、有利には350℃よりも高い分解温度を有する(一般には350℃〜500℃)。好ましくは、これは1つ又は複数のシリコーン樹脂に基づいた塗料であり、特に好ましくは、それは1つ又は複数のシリコーンアルキド樹脂(即ち、1つ又は複数のアルキド樹脂を取り込むことによって改質された1つ又は複数のシリコーン樹脂)を含んで成る。この塗料は、顔料を含有することもでき(例えば、それは白色塗料の場合にはTiO2を含有することができる)、好ましくは所望の着色に応じて(50wt%以下の割合で)エナメル用の顔料を含有することもできる。任意選択で、塗料は、その粘度を調節するため、ガラス−セラミックに適用する目的で希釈され、希釈剤又は溶媒(例えば、ホワイトスピリット、トルエン等)は、適切な場合には、塗料の最終的な焼付けの際に除去される。
透明なガラス−セラミックと組み合せて選択された塗料により、下にあるエレメントを、それが作動状態にある場合に視覚的に感知するのを妨げないで十分マスクできるようになり、該塗料は、特に温度変化によって損なわれるという恐れがほとんどなく、即ち、化学薬品又は摩擦によって損なわれるという恐れは、塗料被膜がプレートの内面にある場合にはさらに低減される。
本発明の第2の好ましい実施態様によれば、本発明によるプレートは、その上面に(場合により機能及び/又は装飾領域を除いて)少なくとも1つのエナメルパッチを設けたガラス−セラミックプレートである(下面にエナメルを堆積させると、プレートが弱くなる場合がある)。有利には、このエナメルパッチ(又は堆積された各エナメル被膜)の厚さは5μm未満、好ましくは約3.5μm以下である。さらに好ましくは、プレートは単一のエナメルパッチで、単一のパスにおいて被覆され、このパッチは、(適切な場合には、(任意選択で)機能領域、例えば、表示及び/又は装飾用コンポーネントのための領域を除いて)プレートの上面の大部分を覆い、特に好ましくは黒色又は白色以外の色を有するエナメルである。
このエナメルは、既存のエナメル組成物から選択することができ、一般には(ガラス質のマトリックスを形成しなければならない)ガラスフリットと顔料(特に着色剤として、これらの顔料はフリットの一部を形成する場合もある)とを含んで成る粉末から(プレートへの適用及び焼付けの前に)形成され、このフリットと顔料は、金属酸化物に基づいており、エナメルを基材に対し一時的に適用及び付着できるようにする媒質又は「ビヒクル」に基づいている。ガラスフリットは、エナメル用のフリットに一般に用いられる酸化物から特に選択された、例えば、酸化ケイ素、酸化亜鉛、酸化ビスマス、酸化ナトリウム、酸化ホウ素、酸化リチウム、酸化カリウム、酸化カルシウム、酸化アルミニウム、酸化マグネシウムなどから選択された、又はさらに酸化バリウム、酸化ストロンチウム、酸化アンチモンなどから選択された酸化物のガラス化可能な混合物である。エナメルについての1つ又は複数のフリット/1つ又は複数の顔料の組み合せにおける1つ又は複数の顔料の含有量は、一般に(1つ又は複数のフリット/1つ又は複数の顔料の組み合せに関して)10〜50wt%である。フリットと顔料の粒子が適切に懸濁状態にあることを確実にするよう選択され、かつエナメルを焼付ける間に遅くとも消費されなければならないビヒクルは、溶媒、希釈剤、油、樹脂などを含むことができる。
エナメル用の顔料は(この顔料が、本発明に従って用いられる塗料及び/又はエナメルの一部を形成するかどうかに関わらず)、金属酸化物、例えば、酸化クロム、酸化銅、酸化鉄、酸化コバルト、及び酸化ニッケルを含有する化合物から選択することができるか、又はクロム酸銅、クロム酸コバルトなどから選択することができる。顔料は、適切な場合には、得ることが望ましい色に応じて塗料及び/又はエナメル中に使用される。
本発明の第3の実施態様によれば、プレートは、その上面を少なくとも1つのエナメル被膜で、及びその下面を少なくとも塗料被膜で被覆され、被膜の1つが狭い範囲である(例えば、エナメルが装飾のみを形成する)場合でも、被膜の組み合せにより、プレートの大部分を通した可視性が改良される。
この説明はガラス−セラミックプレートに適用されるが、この表現は、実際のガラス−セラミックから作製されたプレートだけでなく、高温に対して耐性がありかつゼロ又はほとんどゼロの膨張係数(例えば、15×10-7-1未満)を有する他の任意の類似材料から作製されたプレートも含むと解されなければならない。しかしながら、ガラス−セラミックそれ自体から作製されたプレートが好ましい。さらに好ましくは、ガラス−セラミックは、ゼロではないがゼロに近い膨張係数(例えば、4×10-7-1より大きい)、特には15×10-7-1未満、例えば、特にプレートが少なくとも1つのエナメルパッチで被覆される場合には約9×10-7-1の膨張係数を有する。
さらに好ましくは、被覆されたガラス−セラミックは、特にプレートが少なくとも1つの塗料被膜で被覆される場合には、透明又は半透明である。
最後に、特に好ましくは、本発明によるプレートは、薄い(又は明るい)色(黒色又は茶色以外)を有するガラス−セラミックに基づいており、この薄い色のベースは、被覆プレート、例えば、白色又はクリーム色の(又は場合によって他の任意の薄い色合いで大部分を着色された)ガラス−セラミックから作製されたプレートに、特に追加の明るさを提供する。例えば、ガラス−セラミックは、以下の色度座標、即ち、L*値が82〜87、a*値が−3.0〜−0.5、及びb*値が−4.0〜+4.0であることができる(多くの分野で用いられる(L*、a*、b*)座標系は特に公式推奨の主題を形成する。Commission Internationale de l’Eclairage,Colorimetry − Recommandations Officielles [International Illumination Committee,Colorimetry − Official Recommendations],CIE[IIC]Publications No.15−2,Vienna,1986を参照。これらの値を決定するための透過率測定は、一般に発光体D65のもとで実施される。)
1つの有利な実施態様によれば、本発明によるプレートは、wt%で表される以下の組成、即ち、
SiO2 63〜70
Al23 18〜22
Li2O 2.5〜4.5
を有するガラスをセラミック化することにより得られるガラス−セラミックに基づいている。
好ましくは、ガラス−セラミックは、フランス特許第2766816号明細書で規定されている曇り度(曇り度は光散乱のレベルの基準であり、波長550nmでの散乱透過率/全透過率の比として規定されている)、特には少なくとも50%の曇り度、好ましくは98%未満の曇り度を有する。さらに好ましくは、プレートが、プレートを通して見ることができるべきである部材、例えば、表示器を含まなければならない場合には、ガラス−セラミックは、(より)低い温度で「不十分にセラミック化」又はセラミック化され、即ち、特に、後で説明する通り、フランス特許第2766816号明細書に従って少なくとも50%の曇り度を有するプレートを得るためのセラミック化サイクルを使用する場合には、セラミック化の保持温度が約十度又は数十度だけ下がる公知のセラミック化サイクルを用いてセラミック化される。したがって、より低い温度でセラミック化されたガラス−セラミックにより、表示器などの部材がよりはっきりと見えるようになり、そうして、プレートの残りの部分に関する透明度の増加は、表示器などの部材を見るために残された免除領域を除いて、本発明に従ったエナメル及び/又は塗料の1つ又は複数の被膜を存在させること、好ましくはプレート、好ましくはその下面を覆う塗料の少なくとも1つの被膜を存在させることにより相殺される。
ガラス−セラミックが乳白色の外観を有さなければならない1つの実施態様においては、より低温でのセラミック化は色及び光沢をわずかに損ねる場合があるので(イエロー−グレー効果)、白色塗料を(表示器の場所を除く)プレートの下面に適用することによって、低温セラミック化の効果を補うこと、及びさらに白色背景と明るい外観を有するプレートを得ることができる。
本発明によるプレートを形成するのに使用されるガラス−セラミック基材は、滑らかでかつ平坦であることができるか、傾斜した部分を有することができるか、或いは(特には上面において)少なくとも1つの高くなった領域、少なくとも1つの凹んだ領域、及び/又は少なくとも1つの開口、例えば、ガスレンジの場合に、ガス/空気バーナーを収容することを意図した少なくとも1つの開口を含むことができる。フランス特許第2763583号明細書に記載されているように、この開口を成形して、プレートの局部変形の上部にあるようにすることができる。下面は滑らかであることができるか、又は高くなった特徴及び/若しくは凹部を有することができ;一般には、下面は、プレートにより良好な機械的保全性を与えるスタッド又は小さな高くなった特徴を有する。
スタッドが存在することで、表示器の可視性が低下する場合があるので、本発明によるプレートはまた、その下面に、表示器と対面するよう意図された領域において、スタッド間の中空部分を満たすように、ガラス−セラミックと同じ光学指数(optical index)を有する(通常はインデックス樹脂(index resin)と呼ばれる)少なくとも1つの樹脂被膜を有することができる。
本発明によるプレートはまた、機能又は装飾部材を設けることができ(又はそれと結びつけることができ)、それは一般には付加的であり、例えば、フレーム、1つ若しくは複数のコネクター及び/又はケーブル、1つ若しくは複数の制御部材、1つ若しくは複数の表示器、例えば、火力表示器(例えば、いわゆる「7セグメント」表示器)、デジタル表示器を有するタッチセンシティブ電気制御パネルなどである。表示器がプレートの下に設けられる好ましい実施態様においては、上記のように、これらの表示器に対面するよう意図された場所に、エナメル及び/又は塗料の1つ又は複数の被膜で被覆されていない領域を提供することができる。
好ましくは、本発明によるプレートは、下にある誘導発熱体と組み合せるよう意図される。誘導加熱による調理のための熱源が公知であり、一般には導線コイルによって形成されるインダクターに接続された変換器(又は発生器)から構成される。変換器で作り出される高周波電流の流れによって生成した電磁場が、プレートの上に置いた調理容器の金属ベースにフーコー電流を発生させ、これら調理容器の急速加熱を可能にする。それゆえ、プレートが受ける温度の変動及び温度の最大値は、他の発熱体、例えば、ハロゲン又は放射エレメントで観測されるものよりも小さく、その結果として、本発明によるプレートは、この加熱方法に特に十分適しており、塗料及び/又はエナメルによって受ける熱衝撃はより小さく、長期間にわたってプレートにダメージをより与えないようである。
本発明によるプレートは、光学的性質と安全性の点で要件を満たし、10〜50kHzの放射線に対する良好な透過性、熱衝撃に対する良好な耐性などを示す。1つの有利な特徴によれば、本発明によるプレートは、5〜40%の光透過率TLを有する。
本発明によるプレートは、有利には絶縁支持体の上に取り付けることができ、この支持体の内側に、ユーザーの視界から器具の内部をマスクするための中間複合体なしで、1つ又は複数の発熱体、例えば、インダクターが配置されている。
本発明はまた、本発明による少なくとも1つのプレートを含んで成る、高温で調理及び/又は保持するための器具(又は装置)に関する(例えば、レンジ及びはめ込み式天板)。本発明はまた、1つのプレートを含んで成る調理器具と、複数のプレートを含んで成る調理器具の両方を包含し、これらプレートのそれぞれは、1つのホットスポットを有するプレートであるか、又は複数のホットスポットを有するプレートである。「ホットスポット」という語は、調理する場所又は焼く場所を意味すると解される。本発明はまた、1つ又は複数の天板が複数のタイプのホットスポット(ガス、放射、ハロゲン又は誘導)を含んで成る混合調理器具に関する。
さらに、本発明は、たとえ本発明の基礎を形成する問題がこの適用に関して規定されるとしても、レンジ又は天板のための調理用プレートの製造に限定されない。本発明に従って製造されるプレートは、ほや用のグレージングユニット又は温度の変動に非常に非感受性でなければならない他のプレートであることもできる。
本発明の主題はまた、本発明によるプレートを製造する方法であって、この方法においては、少なくとも1つのガラスプレートセラミック化サイクルが実施され、プレート面の少なくとも1つが、セラミック化サイクルの前に少なくとも1つのエナメル被膜でコーティングされ、及び/又はセラミック化サイクルの後に上で規定された少なくとも1つの塗料被膜でコーティングされる。
セラミック化サイクルは、温度Tでの結晶化保持時間tを含み、このサイクルにより、得ることが望ましいガラス−セラミックのタイプ(透明、半透明又は不透明)に応じて、1つ又は複数のβ−石英及び/又はβ−リチア輝石の結晶相が得られる。本発明の1つの特定の有利な実施態様によれば、ガラスの組成は、曇り度が少なくとも50%の白色プレートを得ることができるものを使用し、セラミック化の保持温度を下げること(約10〜60℃だけ下げること)によって該プレートを得ることができるようになるセラミック化サイクルが適用される。例を挙げると、セラミック化は、フランス特許第2766816号明細書の例2〜4に記載されている通りに実施されるが、1050〜1070℃の温度ではなく、約1020〜1040℃の温度で実施される。この「不十分なセラミック化」は、塗料又はエナメルで被覆されていないプレートの部分を通してより良好な可視性(例えば、表示器の良好な可視性)を可能にするという利点を有し、プレートの着色及び光透過率は、所望の色に応じて選択されたエナメル及び/又は塗料の被膜が存在するため、上記の特許に記載されている半透明なプレートに関して他の部分で維持される。
塗料及び/又はエナメルは、スクリーン印刷によって一般に適用される。意図される平坦な又は構造化された面に適用した後、この1つ又は複数の被膜は、エナメルの場合にはセラミック化サイクル中に焼付けられ、又は塗料の場合にはセラミック化サイクル後に、この塗料被覆のガラス−セラミックプレートを数十秒から数十分(一般には1分から1時間)の間、約80〜450℃の温度での熱処理にさらすことによって焼付けられる。インデックス樹脂が、表示器の場所において未被覆領域のプレート上に堆積される場合には、この樹脂は、一般にはプレートをセラミック化した後、適切な場合には、塗料が焼付けられた後に堆積され、好ましくは屋外で乾燥される。
更なる詳細及び有利な特徴は、以下、本発明の説明的でかつ非限定的な例の記載から明らかになるであろう。
これは、フランス特許第2766816号明細書の例に示されているものと類似又は同一の組成を有するガラスから形成されたガラス−セラミックに基づいている。このガラスを、ガラスリボンを圧延できるような量において約1650℃で溶融し、このガラスリボンから、56.5cm×56.5cm×0.4cmの最終寸法を有するリボンガラスプレートを切り取る。
これらのガラスプレートを、以下の工程、即ち、
a)30〜80℃/分で以って、一般にガラス転移範囲付近にある核形成範囲まで温度を上げること;
b)数分の温度保持で以って、約20分で核形成範囲(670〜800℃)を通り過ぎること;
c)15〜30分で温度を約1030℃のセラミック化保持温度Tに上げること;
d)セラミック化保持温度Tを約20分の時間t保持すること;及び
e)室温まで急激に冷却すること
を含んで成るセラミック化サイクルに従って、セラミックグリッド上でセラミック化する。
セラミック化サイクルの最後で、ガラスプレートはβ−リチア輝石の結晶相を含む。
得られたプレートは、表示器のための場所及び任意選択で加熱領域のための場所を除き、その下面を、シリコーンアルキド樹脂を含んで成る白色塗料の被膜で以ってスクリーン印刷によりコーティングされる。この塗料は、その粘度を調節するため、ホワイトスピリットで希釈されている。次いで、塗料は、140℃で75秒間にわたり乾燥器において焼付けられる。
このようにして得られた本発明によるプレートは、表示器のための場所及び任意選択で加熱領域のための場所を除いて、より透明なホワイト−グレーの外観を有するフランス特許第2766816号明細書の例2〜4に記載されているプレートに類似の乳白色の全体的な外観を有する。
変形態様においては、(未被覆領域を除いて)紺色のプレートを得るために、15wt%のコバルトに基づいた顔料を使用されるプレートに添加することが可能である。
本発明によるプレートは、有利にはレンジ又はキャビネット型レンジのための天板の新規範囲を作り出すのに特に使用することができる。

Claims (20)

  1. ガラス−セラミックプレートであって、特に発熱体を覆うための、少なくとも1つの面上に少なくとも1つのエナメルパッチ及び/又は少なくとも1つの塗料被膜を設けた、ガラス−セラミックプレート。
  2. 前記プレートが、面の表面の少なくとも40%に相当する領域にわたり、適切な場合には、機能及び/又は装飾領域を除いて、少なくとも1つのエナメルパッチ及び/又は少なくとも1つの塗料被膜を設けたことを特徴とする、請求項1に記載のガラス−セラミックプレート。
  3. 透明又は半透明のガラス−セラミックに基づいており、かつその下面に少なくとも1つの塗料被膜、好ましくは単一の塗料被膜を、白色か又は色がついているかに関わらず、適切な場合には、機能及び/又は装飾領域を除いて、該面の大部分にわたり設けたことを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載のガラス−セラミックプレート。
  4. 前記塗料が350℃よりも高い分解温度を有し、任意選択で顔料、好ましくはエナメル用の顔料を含むことを特徴とする、請求項1〜3の何れか1項に記載のガラス−セラミックプレート。
  5. 前記塗料が、1つ又は複数のシリコーン樹脂に基づいており、好ましくは1つ又は複数のシリコーンアルキド樹脂を含んで成ることを特徴とする、請求項1〜4の何れか1項に記載のガラス−セラミックプレート。
  6. その上面にエナメルパッチ、好ましくは該面の大部分を覆う単一色のエナメルパッチを、適切な場合には、機能及び/又は装飾領域を除いて設け、該エナメルパッチの厚さが好ましくは5μm未満であることを特徴とする、請求項1〜5の何れか1項に記載のガラス−セラミックプレート。
  7. 前記プレートが、ゼロでない膨張係数、特には15×10-7-1未満の膨張係数を有するガラス−セラミックに基づいていることを特徴とする、請求項1〜6の何れか1項に記載のガラス−セラミックプレート。
  8. 前記プレートが、透明又は半透明のガラスセラミックに基づいていることを特徴とする、請求項1〜7の何れか1項に記載のガラス−セラミックプレート。
  9. 前記プレートが、薄い色、例えば、白色又はクリーム色のガラス−セラミックに基づいており、例えば、L*値が82〜87、a*値が−3.0〜−0.5、及びb*値が−4.0〜+4.0であることを特徴とする、請求項1〜8の何れか1項に記載のガラス−セラミックプレート。
  10. 前記プレートが、wt%で表される以下の組成、即ち、
    SiO2 63〜70
    Al23 18〜22
    Li2O 2.5〜4.5
    を有するガラスから得られるガラス−セラミックに基づいていることを特徴とする、請求項1〜9の何れか1項に記載のガラス−セラミックプレート。
  11. 前記プレートが、少なくとも50%の曇り度、好ましくは98%未満の曇り度を有するガラスセラミックに基づいていることを特徴とする、請求項1〜10の何れか1項に記載のガラス−セラミックプレート。
  12. 前記プレートが、不十分にセラミック化されたガラス−セラミックに基づいていることを特徴とする、請求項1〜11の何れか1項に記載のガラス−セラミックプレート。
  13. 前記プレートが、そのコーティング中に、例えば、表示器に対面することを意図された領域中に、未被覆領域を有することを特徴とする、請求項1〜12の何れか1項に記載のガラス−セラミックプレート。
  14. 前記プレートが、その下面に、表示器と対面するよう意図された領域において少なくとも1つのインデックス樹脂(index resin)被膜をさらにコーティングしたことを特徴とする、請求項13に記載のガラス−セラミックプレート。
  15. 下にある誘導発熱体と組み合せるよう意図されたことを特徴とする、請求項1〜14の何れか1項に記載のガラス−セラミックプレート。
  16. 請求項1〜15の何れか1項に記載のプレートを製造する方法であって、少なくとも1つのガラスプレートセラミック化サイクルが実施され、該プレート面の少なくとも1つが、セラミック化サイクルの前に少なくとも1つのエナメルパッチでコーティングされ、及び/又はセラミック化サイクルの後に少なくとも1つの塗料被膜でコーティングされる、請求項1〜15の何れか1項に記載のプレートを製造する方法。
  17. 曇り度が少なくとも50%のプレートを得ることを可能にするガラス組成が用いられ、前記セラミック化の保持温度を10〜60℃だけ下げることにより該プレートを得ることを可能にする前記セラミック化サイクルが適用されることを特徴とする、請求項16に記載の方法。
  18. 1つ又は複数の被膜が、エナメルの場合にはセラミック化サイクル中に焼付けられ、又は塗料の場合にはセラミック化サイクル後に、この塗料被覆のガラス−セラミックプレートを数十秒から数十分の間、約80〜450℃の温度での熱処理にさらすことによって焼付けられ、任意選択でインデックス樹脂を、セラミック化後、場合により塗料の焼付け後に表示器の場所において未被覆領域のプレート上に堆積することが可能であり、この樹脂が場合により屋外で乾燥されることを特徴とする、請求項16又は請求項17に記載の方法。
  19. 請求項1〜15の何れか1項に記載のガラス−セラミックプレート、並びに1つ若しくは複数の発熱体、例えば、放射若しくはハロゲンエレメント、1つ若しくは複数の空気/ガスバーナー、及び/又は1つ若しくは複数の誘導加熱手段を含んで成る、高温で調理及び/又は保持するための装置。
  20. 前記プレートが、ユーザーの視界から器具の内部をマスクするための中間複合体なしで、絶縁支持体の上に取り付けられたことを特徴とする、請求項19に記載の装置。
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