JP2004333102A - 調理器用トッププレート - Google Patents

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Abstract

【課題】一種類のガラス生地で多色化を達成することができ、耐摩耗性に優れ、温度センサーを耐熱樹脂で接着しても、耐熱樹脂が接着した部分が異質に見えることがない調理器用トッププレートを提供することができる。
【解決手段】基板11は透光性を有する結晶化ガラスからなり、調理器の外部側に臨む第1面(使用面)11aと、内部側に臨む第2面(非使用面)11bとを備えている。基板11の第2面11bには、スパッタ法で遮光膜12a及び酸化防止膜12bからなる遮光層12が形成されている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、調理器用トッププレートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
家庭用や業務用の調理器として、従来からのガスコンロを採用したガス調理器だけでなく、ラジエントヒーターやハロゲンヒーターを採用した赤外線加熱調理器、電磁加熱(IH)調理器が使用されるようになってきた。
【0003】
例えば、電磁加熱調理器に用いられるトッププレートには、熱効率、安全性、熱衝撃性の点から、電磁誘導加熱量が小さく、低熱膨張であるガラス、セラミックス、結晶化ガラス等の材料が使用されてきた。
【0004】
また、トッププレートとして、琺瑯やステンレスを使用していたガス調理器においても、材料の美観や清掃性が優れていることから、低熱膨張のガラス、セラミックス、結晶化ガラス等の非金属系材料が使用されるようになってきた。
【0005】
調理器用トッププレートの本来の役割は、加熱装置に対して、水、調味料、食品等が飛散するのを防止することであるが、最近では、この役割に加え、加熱装置、配線等の調理器の内部構造を隠蔽して美観を向上させることも求められるようになってきた。
【0006】
トッププレートに非金属系材料を用いた場合において、トッププレートにより調理器の内部構造を隠蔽するための第1の方法は、トッププレートとして、金属遷移元素を用いた濃色に着色した低膨張結晶化ガラス、例えば、ブラウン色の日本電気硝子社製のGC−190やショット社製のセランを用いることである。
【0007】
第2の方法は、透明な低膨張ガラスからなる基板の表面に印刷法を用いて遮光膜を形成することである。例えば、下記の特許文献1には、透明な低膨張結晶化ガラス製の基板の表面に、ガラスと無機顔料からなる遮光膜を設けたトッププレートが記載されている。この遮光膜は、低膨張結晶化ガラスからなる基板よりも熱膨張係数が高いため、特許文献1では、遮光膜を多孔質にすることによって、この膜にクラックが発生することを抑えている。また、下記の特許文献2には、透明な低膨張結晶化ガラスからなる基板の表面に、貴金属と卑金属からなるラスター彩の皮膜を設けたトッププレートが記載されている。
【0008】
【特許文献1】
特開平10―273342号公報
【特許文献2】
特公平7―17409号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記の第1の方法では、色の異なるトッププレートを製造するにあたり、色毎にガラス生地を用意しなければならず、コストアップとなり、またガラスに適した遷移金属元素が限られているため、多彩な色を出すことに限界があった。また、電磁加熱調理器のトッププレートの場合、印加される電力量等を表示するインジケータをトッププレートの非使用面(調理器の内部に臨む表面)の側に設ける場合が多いが、使用面(調理器の外部に臨む表面)の側からは赤色のインジケータの光がかろうじて見えるだけであり、インジケータが赤色以外の色を発光する場合であっても、トッププレートが赤色以外の光を全く透過しないために、その色の光は使用面の側には表示されない。従って、インジケータが赤色以外の色を発光する場合には、その色の光を使用面の側に表示させるため、トッププレートに穴をあける必要があり、そのために、トッププレートに欠けや割れが生じ易くなるという問題があった。
【0010】
また、従来、上記の第2の方法は、遮光膜の耐摩耗性が低く、簡単に剥がれてしまうため、取扱いが難しいという問題を有していた。特に、ガラスと無機顔料からなる多孔質の遮光膜は、耐摩耗性が非常に低いため、トッププレートの非使用面側に設けざるをえない。また、遮光膜の上に、温度センサーを耐熱樹脂で接着する場合には、耐熱樹脂が遮光膜に浸透し、トッププレートの使用面側から見たときに、耐熱樹脂が付けられた部分が異質に見えることも問題となっていた。さらに、遮光膜を構成する無機顔料や貴金属は、トッププレートをリサイクルした際に、ガラスを着色させたり、ブツ等のガラス欠陥を発生させたりするという問題も有していた。
【0011】
本発明の目的は、一種類のガラス生地で多色化を達成することができ、耐摩耗性に優れ、温度センサーを耐熱樹脂で接着しても、耐熱樹脂が接着した部分が異質に見えることがない調理器用トッププレートを提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、低膨張ガラスからなり、調理器の外部側に臨む第1面と内部側に臨む第2面とを有する基板と、基板の第1面及び第2面のうち少なくとも一方に蒸着法により形成された遮光層とを備えた調理器用トッププレートを提供する。
【0013】
化学蒸着法(CVD)、物理蒸着法、イオンプレーティング法、スパッタ法等の蒸着法により形成された遮光層は、その材質を変えることにより様々な色調を発色させることができ、この遮光層を基板の第1面及び/又は第2面に形成することにより、基板として一種類のガラス生地を用いた場合でも、様々な色調を有するトッププレートを得ることができる。また、この遮光層は緻密構造を有しているため、耐摩耗にも優れている。さらに、この遮光層は、例えば2μm以下の非常に薄い膜であっても、高い遮光能力を有するため、加熱装置、配線等の調理器の内部構造を効果的に隠蔽することができる。しかも、温度センサーを取り付けるための耐熱樹脂が遮光層中に浸透することがないので、耐熱樹脂が接着した部分が異質に見えることもない。
【0014】
また、この遮光層は遮光性能が高く、非常に薄くても十分な遮光性能を有するため、基板との熱膨張係数差が大きい材料を用いる場合であっても、基板の表面に薄く形成することで、遮光層にクラックが生じることを防止しつつ、充分な遮光性能を得ることができる。
【0015】
遮光層を形成する蒸着法としては、スパッタ法を採用するのが好ましい。スパッタ法により形成された遮光層は、平滑で、より緻密な構造を有し、また、基板の表面に強固に形成される。そのため、この遮光層を基板の第1面(使用面)に形成したトッププレートでは、使用時に第1面に付着した食品、調味料等の汚れを簡単に除去することができ、あるいは、汚れを落とすために、クレンザーやブラシを使っても、耐摩耗性に優れるため、膜が剥がれにくい。
【0016】
本発明の調理器用トッププレートは、波長0.4〜0.8μmにおける平均透過率が10%以下、好ましくは7%以下、さらに好ましくは6%以下であると、遮光能力に優れ、加熱装置、配線等の調理器の内部構造を隠蔽することができる。
【0017】
また、本発明の調理器用トッププレートは、波長0.45〜0.75μmにわたって、透過率が、0.25%以上、好ましくは0.5%以上、さらに好ましくは1%以上であると、印加される電力量等を表示するインジケータを基板の第2面(非使用面)の側に設けても、青色、緑色、黄色、赤色等の、全ての色のインジケータの光が遮光層を透過し、それを第1面(使用面)の側から視認できるため好ましい。
【0018】
また、遮光層が、可視光や赤外光を透過しない膜であっても、インジケータと対向する遮光層の所定領域に、部分的に開孔を有するパターン(例えばメッシュパターン)または全体的に開孔を有するパターンを形成しておくと、青色、緑色、黄色、赤色等の全ての色のインジケータの光を透過できる。特に、赤色の可視光から赤外線の光だけを透過すればよい場合には、上記の開孔に、波長0.6〜2.5μmの光を透過し、波長0.4〜0.6μmの光を隠蔽する赤外線透過膜を形成すれば、加熱装置、配線等の調理器の内部構造を隠蔽することができるため好ましい。この赤外線透過膜としては、有機塗料やラスター膜が好適である。
【0019】
また、本発明の調理器用トッププレートは、波長0.4〜0.8μmにおける平均透過率が0.5%以上、好ましくは1%以上、さらに好ましくは2%以上であると、波長0.45〜0.75μmにわたって、透過率が、0.25%以上、好ましくは0.5%以上、さらに好ましくは1%以上となりやすいため好ましい。
【0020】
また、本発明の調理器用トッププレートは、波長1〜2.5μmにおける平均透過率が10%以上、好ましくは、20%以上であると、赤外線による加熱が可能となるため、ラジエントヒーターやハロゲンヒーターを用いた赤外線加熱調理器のトッププレートとして好適である。
【0021】
上記の遮光層は遮光膜を含み、遮光膜が、Si、Ti、Al、Nb、W、Mo、Sn、Cr、Pt及びAuからなる群より選ばれた1種の金属、ステンレス、ハステロイ、インコネル及びニクロムからなる群より選ばれた1種の合金、ステンレス、ハステロイ、インコネル及びニクロムからなる群より選ばれた1種の合金の窒化物、又はTi、Nb、W、及びMoからなる群より選ばれた1種もしくは2種以上の金属の窒化物を含むことが好ましい。このような遮光層を有するトッププレートは、遮光能力に優れるため、加熱装置、配線等の調理器の内部構造を隠蔽することができ、また、正反射率が高く、金属光沢を有する外観となるため、調理器周囲にあるステンレス等の金属製の調理台や壁と良く調和する。さらに、この遮光層は化学的耐久性に優れるため、水、洗剤、調味料等によって変色したり、浸食されたりすることがない。
【0022】
ラジエントヒーターやハロゲンヒーターと対向する遮光層の所定領域に、部分的に開孔を有するパターン(例えばメッシュパターン)または全体的に開孔を有するパターンを形成すると、トッププレートの波長1〜2.5μmにおける平均透過率が10%以上になりやすく、これらのヒーターの熱効率が高くなるため好ましい。
【0023】
本発明の調理器用トッププレートは、液晶表示部において遮光層が抜けていると、液晶表示が見やすくなるため好ましい。また、液晶表示部に相当する基板の少なくとも一方の面、好ましくは第1面及び第2面に反射防止膜を形成すると、照明等からの光が反射しにくく、さらに液晶表示が見やすくなるため好ましい。
【0024】
また、遮光膜の材料として、上記した金属、合金あるいは金属窒化物にアルミニウムを導入すると、アルミニウムが遮光膜の界面で酸化物となりバリアとして働くため、遮光膜の耐熱性が向上して好ましい。
【0025】
特に窒化チタンからなる遮光膜は、膜中の窒素含有量を変化させることによって、窒素の少ない順に、銀色、金色、赤黒色、黒色と無段階的に外観が変化するため、所望の色調を容易に得ることができる。
【0026】
また、本発明の調理器用トッププレートは、遮光膜がSi(金属)からなると、波長1〜2.5μmにおける平均透過率が10%以上になりやすいため好ましい。
【0027】
尚、遮光膜は、1層の膜で構成しても良いし、材料が相互に異なる2層以上の膜で構成しても良い。後者の場合、例えば、遮光膜をSi膜と、その上層又は下層のTi膜との2層の膜で構成すると、Si膜の赤外線透過特性をあまり下げることなく、遮光性と耐熱性を向上させることができる。
【0028】
上記の遮光層は、遮光膜に加え、酸化防止膜を含んでいることが好ましい。この酸化防止膜は、遮光膜の上層に形成し、及び/又は、基板の表面と遮光膜との間に形成することができる。酸化防止膜により、遮光膜が酸化されにくくなり、熱による遮光膜の変質が抑制される。すなわち、酸化防止膜が遮光膜の上層(空気側)に形成されている場合は、酸化防止膜は空気中の酸素によって遮光膜が酸化されるのを阻止し、また、酸化防止膜が基板の表面と遮光膜との間に形成されている場合は、酸化防止膜は基板中(低膨張ガラス中)の酸素によって遮光膜が酸化されるのを阻止する働きを有する。特に、基板の第1面(使用面)に遮光膜を形成し、その上層に酸化防止膜を形成した場合、あるいは、基板の第2面(非使用面)に酸化防止膜を形成し、その上層に遮光膜を形成した場合、膜材質や膜厚を調整することによって、トッププレートとして、光の干渉を利用した種々の色調を得ることができる。
【0029】
上記の酸化防止膜は、Si、Ti、Al、Nb、W、Mo、Ta及びSnからなる群より選ばれた1種もしくは2種以上の金属の窒化物、又は、Si、Al及びTiからなる群より選ばれた1種の金属の酸化物を含むと、遮光膜の酸化防止能力が高いため好ましい。
【0030】
また、遮光膜や酸化防止膜が、基板中(低膨張ガラス中)に含まれる成分、具体的には、Ti、Si又はAl、これらの金属の窒化物又は酸化物からなると、トッププレートをガラス原料として再溶融する際、ガラスを着色させたり、ブツ等のガラス欠陥を発生させたりすることがないため好ましい。
【0031】
遮光層の好ましい第1の形態は、基板の表面から順に、10〜1000nm、好ましくは15〜700nmの幾何学的厚みを有する遮光膜からなる第1の層と、10〜1000nm、好ましくは15〜700nmの幾何学的厚みを有する酸化防止膜からなる第2の層を備えたものである。
【0032】
遮光層の好ましい第2の形態は、基板の表面から順に、10〜1000nm、好ましくは20〜700nmの幾何学的厚みを有する酸化防止膜からなる第1の層と、10〜1000nm、好ましくは15〜700nmの幾何学的厚みを有する遮光膜からなる第2の層と、10〜1000nm、好ましくは20〜700nmの幾何学的厚みを有する酸化防止膜からなる第3の層を備えたものである。
【0033】
上記した第1及び第2の実施形態において、特に、遮光膜が、TiN、Si、Ti、AlTiN、W又はWNを含むと、耐熱性に優れるため好ましい。また、酸化防止膜が、SiN、AlN、SiO、Al、又はTiOを含むと、遮光膜の酸化防止効果に優れるため好ましい。
【0034】
本発明の調理器用トッププレートは、遮光層の他に装飾膜を適宜設けても良い。尚、遮光層を第2面(非使用面)の側に設けた場合には、装飾膜は、基板と遮光層と間、あるいは、第1面(使用面)に形成する。また、遮光層を第1面(使用面)の側に形成した場合には、装飾膜は、遮光層の上層に設けると良い。
【0035】
例えば、基板の第2面(非使用面)に遮光層を形成した場合において、基板と遮光層との間に、使用の際の注意文や警告文、温度や火力を表示するインジケータの説明文等の文字又は図形を形成すると、文字や図形が二重写りすることが無く、しかも陶器のような硬い材料の調理器具を使用しても、文字や図形が削れることがないので好ましい。なぜならば、文字や図形が遮光層と接して形成されるため、文字や図形の遮光層での反射像が生成されず、また、文字や図形が基板の第2面(非使用面)に形成されるため、陶器のような硬い材料の調理器具と文字や図形が直接接触することがないからである。
【0036】
また、装飾膜や、文字又は図形は、遮光層と異なる色調、又は遮光層と異なる光沢を有していると、装飾膜や、文字又は図形が見やすくなるので好ましい。このような装飾膜や、文字又は図形は、蒸着法や印刷法のいずれの方法を用いて形成しても構わない。例えば、文字又は図形をスクリーン印刷法で形成すると、メッシュ(孔版)の種類やインクを変えるだけで、多種類の文字や図形を形成することが可能であるので、製品の品種を容易に増やすことができて好ましい。
【0037】
基板を構成する低膨張ガラスとしては、600°Cからの急冷に耐える、いわゆる耐熱衝撃性の高い材料が使用でき、具体的には50×10−7/°C以下の熱膨張係数を有する材料が好適であり、低膨張の硼珪酸ガラス、石英ガラスあるいはβ−石英固溶体を主結晶とする低膨張結晶化ガラスが使用可能である。特に、30〜500°Cにおける平均熱膨張係数が、−10〜+30×10−7/°C、さらに好ましくは−10〜+20×10−7/°Cのガラスは、耐熱衝撃性がさらに高く、燃焼時に、低膨張ガラス板内での温度分布が大きくなってもストレスが発生しにくく割れにくいため好ましい。基板を構成する低膨張ガラスは、透光性(可視光を透過する性質)を有することが好ましく、その限りにおいて、着色していても構わない。
【0038】
また、基板が透光性を有する(可視光を透過させる)低膨張ガラスで形成されていると、電磁加熱調理器用トッププレートの場合において、印加される電力量等を表示するインジケータを基板の第2面(非使用面)の側に設けても、基板の第1面(使用面)の側からインジケータの光を視認することができる。従って、インジケータの光を視認するための穴を基板にあける必要がないので、トッププレートに欠けや割れが発生しにくい。
【0039】
また、基板の第1面及び/又は第2面が粗面であると、基板の第2面(非使用面)に光沢を有する遮光層が形成されても、照明等からの光が遮光層で反射して直接目に入ることがなく、照明等からの光が散乱するため眩しくない。特に、基板の第2面(非使用面)が粗面であり、第1面(使用面)が平滑面であると、第1面(使用面)に調味料、食品等の汚れがつきにくく、ふき取りやすいため好ましい。
【0040】
上記の粗面の表面粗さはRmax0.5〜30μmであることが好ましく、粗面の表面粗さが0.5μmよりも小さいと、照明等からの光が散乱しにくく、粗面の表面粗さが30μmよりも大きいと、遮光層を均一な厚さに成膜しにくく、文字や図形を印刷しにくくなる。またトッププレートの機械的強度も低下しやすい。尚、上記の平滑面とは、0.5μm未満の表面粗さ(Rmax)を有する面をいう。
【0041】
また、本発明の調理器用トッププレートは、遮光膜、酸化防止膜あるいは装飾膜の上から、フッ素コート等の防汚処理がなされていると、洗浄性に優れるため好ましい。
【0042】
本発明の調理器用トッププレートは、ラジエントヒーターやハロゲンヒーターを用いた赤外線加熱調理器、電磁加熱(IH)調理器、ガス調理器のトッププレートとして好適である。
【0043】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の調理器用トッププレートを実施例に基づいて詳細に説明する。
【0044】
表1〜7は、本発明の実施例1〜28を、表8は、実施例29、30及び比較例1、2示す。図1は実施例1〜12の調理器用トッププレートの説明図、図2は実施例13〜28の調理器用トッププレートの説明図、図3は実施例29、30の調理器用トッププレートの説明図である。図4は、実施例6の調理器用トッププレートの透過率曲線である。
【表1】
Figure 2004333102
【表2】
Figure 2004333102
【表3】
Figure 2004333102
【表4】
Figure 2004333102
【表5】
Figure 2004333102
【表6】
Figure 2004333102
【表7】
Figure 2004333102
【表8】
Figure 2004333102
【0045】
まず、サンドブラストによって梨地状に表面加工した金属ロールを用いて、ロールアウト法によってガラスを板状に成形し、一方の面が粗面、他方の面が平滑面である結晶性ガラス板を得た。次に、図1〜図3に示すように、この結晶性ガラス板を熱処理することによって、透明結晶化ガラス(日本電気硝子社製N−0、30〜500°Cにおける平均線熱膨張係数が−5×10−7/°C)からなる基板11を得た。基板11の第1面(使用面)11aは表面粗さがRmaxで0.5μm未満の平滑面であり、第2面(非使用面)11bは表面粗さがRmaxで4μmの粗面であった。そして、図1及び図2に示すように、基板11の第2面11bに、表1〜7に示す膜材質と膜厚になるようにスパッタ法で遮光膜12a及び酸化防止膜12bからなる遮光層12を形成して、実施例1〜28の調理器用トッププレート10を作製した。また、図3に示すように、基板11の第2面11bに、表8に示す膜材質と膜厚になるようにスパッタ法で遮光膜12aからなる遮光層12を形成して、実施例29、30の調理器用トッププレート10を作製した。尚、表1〜7の遮光層の欄において、遮光膜12aは材質名の左に星印★をつけて示している。例えば、実施例1の遮光層12は、TiNからなる第1層の遮光膜12aと、SiNからなる第2層の酸化防止膜12bとで構成されている。また、実施例13の遮光層12は、SiNからなる第1層の酸化防止膜12bと、Siからなる第2層の遮光膜12aと、SiNからなる第3層の酸化防止膜12bとで構成されている。実施例28の遮光層12は、2層の遮光膜12aを有し、SiNからなる第1層の酸化防止膜12bと、Tiからなる第2層の遮光膜12aと、Siからなる第3層の遮光膜12aと、SiNからなる第4層の酸化防止膜12bとで構成されている。実施例29の遮光層12は、Siからなる遮光膜12aのみで構成されている。
【0046】
比較例1では、まず、質量%で、LiO 4.0%、Al 15.0%、SiO 34.0%、PbO 40.0%、B 4.0%、TiO 2.0%、ZrO 1.0%の組成を有するガラスフリットを準備した。次に、質量%で、Cr 15.0%、Fe 45.0%、Co 30.0%、NiO 5.0%、Al 3.0%、SiO 2.0%の組成を有する黒色顔料粉末を準備した。上記ガラスフリット40質量%と黒色顔料粉末60質量%とを混合し、この混合物100質量部に対して、アクリル系の有機バインダー60質量部を加え、印刷しやすい粘度となるように、ブチルカルビトールアセテートをさらに添加し、ペーストを作製した。そして、実施例と同じ透明結晶化ガラスからなる基板上に、このペーストを印刷法によって塗布し、820°Cで焼成して、調理器用トッププレートを作製した。
【0047】
比較例2では、実施例と同じ透明結晶化ガラスからなる基板上に、黒色のラスターペースト(SL−900X−3)を250メッシュのスクリーンを用いて塗布し、乾燥後、830°Cにて焼き付けて、調理器用トッププレートを作製した。
【0048】
上記のように形成した遮光層の上に、部分的に耐熱樹脂(大信ペイント製GSX)を塗布し、遮光層が形成されていない面の側から耐熱樹脂が塗布された部分が異質に見えるかどうかを、目視で確認した。
【0049】
波長0.4〜0.8μmにおける透過率及び波長1.0〜2.5μmにおける平均透過率は、分光光度計を使用して測定した。尚、波長0.4〜0.8μmにおける透過率は、遮光層が形成されていない面の側から、波長1.0〜2.5μmにおける平均透過率は、遮光膜が形成された面の側から、それぞれの波長の光を入射して測定した。
【0050】
耐摩耗性は、トッププレートの遮光層上に、水をスポイトで1滴垂らし、底面(4×8cm)に#220のSiCサンドペーパーを貼り付けた重さ1.3kgの直方体の重しを遮光層上に載せ、振幅長10cmで重しを往復運動させ、摩耗により遮光層が削られて基板の表面が認められるようになった重しの往復回数によって評価した。つまり、基板表面が見えるような摩耗の跡が認められた重しの往復回数が多いほど、耐摩耗性が高いことを表している。
【0051】
耐熱性は、トッププレートを電気炉中で加熱し、色調変化等の膜質変化が観測された温度によって評価した。つまり、色調変化等の膜質変化が観測された温度が高いほど、耐熱性が高いことを示す。
【0052】
以上の試験の結果、実施例1〜30は、耐摩耗性が高く、特に実施例1〜28は、耐熱性についても問題がないことが確認された。また、耐熱樹脂を部分的に遮光層上に塗布しても、遮光層が形成されていない面の側から耐熱樹脂が接着した部分が異質に見えることはなく、また、照明等からの光が遮光層で反射しても、直接目に入ることがなく、眩しくなかった。
【0053】
さらに、実施例10、11、12、13、14、15、28、29、30は、波長1.0〜2.5μmにおける平均透過率が、それぞれ65%、80%、45%、60%、75%、35%、50%、67%、61%と高かった。また、図4から分かるように、実施例6は、波長0.45〜0.75μmにわたって、透過率が、1.5〜6.0%であり、印加される電力量等を表示するインジケータを基板の第2面(非使用面)の側に設けても、青色、緑色、黄色、赤色等の全ての色のインジケータの光が遮光層を透過し、それを視認できた。
【0054】
一方、比較例1、2は、耐摩耗性が低く、特に、比較例1は、耐熱樹脂を部分的に遮光層上に塗布した場合、遮光層が形成されていない面の側から耐熱樹脂が接着した部分が異質に見えた。
【0055】
図5に示す実施例の調理器用トッププレート20は、基板11の第2面(非使用面)11bに、文字及び/又は図形を構成する、ガラスフリットと顔料とを含む印刷層13(膜厚5μm)をスクリーン印刷法によって形成し、その上に、スパッタ法で遮光膜12a及び酸化防止膜12bからなる遮光層12を形成したものである。基板11の材質及び形態、遮光層12の層構成、各層の膜材質及び膜厚等はすべて前述した実施例に準じるので、重複する説明を省略する。
【0056】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、一種類のガラス生地で多色化を達成することができ、耐摩耗性に優れ、温度センサーを耐熱樹脂で接着しても、耐熱樹脂が接着した部分が異質に見えることがない調理器用トッププレートを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る調理器用トッププレートの部分断面図である。
【図2】本発明の他の実施例に係る調理器用トッププレートの部分断面図である。
【図3】本発明の他の実施例に係る調理器用トッププレートの部分断面図である。
【図4】本発明の一実施例に係る調理器用トッププレートの透過率曲線である。
【図5】本発明の他の実施例に係る調理器用トッププレートの部分断面図である。
【符号の説明】
10 調理器用トッププレート
11 基板
11a 第1面(使用面)
11b 第2面(非使用面)
12 遮光層
12a 遮光膜
12b 酸化防止膜

Claims (7)

  1. 低膨張ガラスからなり、調理器の外部側に臨む第1面と内部側に臨む第2面とを有する基板と、前記基板の第1面及び第2面のうち少なくとも一方に蒸着法により形成された遮光層とを備えた調理器用トッププレート。
  2. 前記蒸着法がスパッタ法である請求項1に記載の調理器用トッププレート。
  3. 前記遮光層が遮光膜を含み、前記遮光膜が下記の(a)、(b)、(c)、及び(d)の中から選ばれた1の成分を含み、
    (a)はSi、Ti、Al、Nb、W、Mo、Sn、Cr、Pt及びAuからなる群より選ばれた1種の金属であり、
    (b)はステンレス、ハステロイ、インコネル及びニクロムからなる群より選ばれた1種の合金であり、
    (c)はステンレス、ハステロイ、インコネル及びニクロムからなる群より選ばれた1種の合金の窒化物であり、
    (d)はTi、Nb、W、及びMoからなる群より選ばれた1種もしくは2種以上の金属の窒化物である、請求項1又は2に記載の調理器用トッププレート。
  4. 前記遮光層がさらに酸化防止膜を含む請求項1〜3の何れかに記載の調理器用トッププレート。
  5. 前記酸化防止膜は前記遮光膜の上に形成されている請求項4に記載の調理器用トッププレート。
  6. 前記酸化防止膜は前記基板の表面と前記遮光膜との間に形成されている請求項4又は5に記載の調理器用トッププレート。
  7. 前記酸化防止膜が、下記の(e)及び(f)の中から選ばれた1の成分を含み、
    (e)はSi、Ti、Al、Nb、W、Mo、Ta、及びSnからなる群より選ばれた1種もしくは2種以上の金属の窒化物であり、
    (f)はSi、Al、及びTiからなる群より選ばれた1種の金属の酸化物である、請求項4〜6の何れかに記載の調理器用トッププレート。
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