JPH0554908U - スムーストップ用トッププレート - Google Patents
スムーストップ用トッププレートInfo
- Publication number
- JPH0554908U JPH0554908U JP11260591U JP11260591U JPH0554908U JP H0554908 U JPH0554908 U JP H0554908U JP 11260591 U JP11260591 U JP 11260591U JP 11260591 U JP11260591 U JP 11260591U JP H0554908 U JPH0554908 U JP H0554908U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- top plate
- smooth
- opaque film
- crystallized glass
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Electric Stoves And Ranges (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 赤外線を透過するとともに可視光線の透過を
制限し、且つ、所望の外観を呈することが可能なスムー
ストップ用トッププレートを得る。 【構成】 表面に不透明被膜11が被着された透明結晶
化ガラス板12からなり、しかも不透明膜11中には、
下方に配置される発熱体の一部が透視できる位置に、非
被着部分13が設けられている。 【効果】 不透明膜を着色することにより、また非被着
部分の形状、配置等を変えることによって、所望の外観
を呈するスムーストップ用トッププレートを得ることが
できる。
制限し、且つ、所望の外観を呈することが可能なスムー
ストップ用トッププレートを得る。 【構成】 表面に不透明被膜11が被着された透明結晶
化ガラス板12からなり、しかも不透明膜11中には、
下方に配置される発熱体の一部が透視できる位置に、非
被着部分13が設けられている。 【効果】 不透明膜を着色することにより、また非被着
部分の形状、配置等を変えることによって、所望の外観
を呈するスムーストップ用トッププレートを得ることが
できる。
Description
【0001】
本考案は、スムーストップと呼ばれる、平滑な調理面を有する調理器の調理面 に用いられるトッププレートに関するものである。
【0002】
スムーストップに用いられるトッププレートには、下方に配置される発熱体( ニクロムヒーター、ハロゲンヒーター等)から放射される赤外線を透過すること 、及び器具の内部が見えると美観が損なわれるために、可視光線の透過を制限す ることが要求される。
【0003】 従来、上記したような条件を満たすものとして、白色の結晶化ガラス板が使用 されていた。ところがこの結晶化ガラス板は透光性がないために、発熱体が点火 しているかどうかが全く確認できず、それゆえ高温になった調理面に誤って触れ 、火傷してしまうといった危険があった。
【0004】 このような事情に鑑み、特公昭60−54896号及び特公平3−9056号 において、赤外線を透過し、また一部の可視光のみを透過する、スムーストップ 用トッププレートとして好適な黒色透明結晶化ガラスが提案されている。
【0005】
しかしながら、上記特公昭60−54896号及び特公平3−9056号の黒 色透明結晶化ガラスからなるトッププレートは、スムーストップの外観を大きく 左右する調理面が、黒色系に限られてしまうという問題を有している。
【0006】 本考案の目的は、先記したような諸条件を満足し、且つ、所望の外観を呈する ことが可能なスムーストップ用トッププレートを提供することである。
【0007】
本考案のスムーストップ用トッププレートは、透明結晶化ガラス板の表面に不 透明膜が被着されてなるスムーストップ用トッププレートであって、該不透明膜 中に、下方に配置される発熱体が透視できるように、非被着部分が設けられてな ることを特徴とする。
【0008】
本考案のスムーストップ用トッププレートは、透明結晶化ガラス板の表面に被 着された不透明膜によって、器具の内部を隠すことができるとともに、不透明膜 中の非被着部分から発熱体が点火しているかどうかを確認することができる。し かも不透明膜の色調を変えることによって、また非被着部分の形状、配置等を変 えることによって種々の外観を得ることが可能である。
【0009】
以下、実施例に基づいて本考案のスムーストップ用トッププレートを説明する 。図1は、本考案のスムーストップ用トッププレートの一例を示す平面図である 。
【0010】 スムーストップ用トッププレート10は、表面に不透明膜11が被着された透 明結晶化ガラス板12からなっている。しかも不透明膜11中には、下方に配置 される発熱体の少なくとも一部が透視できる位置に、非被着部分13が設けられ ている。
【0011】 このようなトッププレート10は、次のようにして作製することができる。
【0012】 まず所定形状に成形された透明結晶化ガラス板12を用意する。透明結晶化ガ ラス板としては、低膨張で、赤外線の透過率の高いもの、特に結晶相がβ−石英 固溶体である透明結晶化ガラスを使用することが好ましい。
【0013】 次いで透明結晶化ガラス板12の表面に、例えばガラス粉末、バインダー、顔 料等を混練して作製した塗料をスクリーン印刷等の方法によって塗布する。この とき、下方に配置される発熱体の少なくとも一部が透視できる位置に、非塗装部 分を設けておくことが重要である。
【0014】 その後、透明結晶化ガラス板12を熱処理することによって、塗布された塗料 が透明結晶化ガラス板12と結合して不透明膜11となる。このようにして不透 明膜11中に非被着部分(非塗装部分)13が設けられてなるトッププレート1 0を得ることができる。
【0015】 なお塗料に含まれる顔料を適宜選択することにより、所望の色調の不透明膜を 得ることができ、例えばTiO2 を使用すると、白色の不透明膜を形成すること ができる。また不透明膜の膜厚は、20μm以下になるように調整することが好 ましい。
【0016】 図2は、このようにして作製したトッププレート10を用いたスムーストップ 1を示しており、スムーストップ1は、不透明膜11が上面に被着された透明結 晶化ガラス板12からなるトッププレート10と、その下方に配置された発熱体 20と、該発熱体20を囲むようにして設けられた断熱材30とを有している。
【0017】 このような構造を有するスムーストップ1は、トッププレート10に不透明膜 11が被着されてなるため、その内部が見え難い。また不透明膜11中の非被着 部分13から、発熱体20の一部が透視でき、その点火が確認できる。しかも不 透明膜11に含まれる顔料を適宜選択することにより、トッププレート10を種 々の色調に着色することができる。
【0018】 なお本実施例では、不透明膜がトッププレートの上面に被着されたものについ て説明したが、本考案はこれに限られるものではなく、不透明膜が下面あるいは 上下両面に被着されていてもよい。また非被着部分の形状、配置等についても、 本実施例で示したものに限られず、例えば図3に示すように、種々のパターンを 有していてもよい。
【0019】
本考案のスムーストップ用トッププレートは、表面に不透明膜が被着されてい るために器具内部を隠すことができ、美観が損なわれることがない。また不透明 膜中の非被着部分の存在によって発熱体の点火が確認できるため、安全性にも優 れている。しかも不透明膜を着色することにより、また非被着部分の形状、配置 等を調節することにより、所望の外観を呈することができ、スムーストップ用ト ッププレートとして好適である。
【図1】本考案のスムーストップ用トッププレートの一
例を示す平面図である。
例を示す平面図である。
【図2】本考案のスムーストップ用トッププレートを用
いたスムーストップの概略断面図である。
いたスムーストップの概略断面図である。
【図3】本考案のスムーストップ用トッププレートの他
の実施例を示す平面図である。
の実施例を示す平面図である。
1 スムーストップ 10 スムーストップ用トッププレート 11 不透明膜 12 透明結晶化ガラス板 13 非被着部分 20 発熱体
Claims (1)
- 【請求項1】 透明結晶化ガラス板の表面に、不透明膜
が被着されてなるスムーストップ用トッププレートであ
って、該不透明膜中に、下方に配置される発熱体が透視
できるように、非被着部分が設けられてなることを特徴
とするスムーストップ用トッププレート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11260591U JPH0554908U (ja) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | スムーストップ用トッププレート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11260591U JPH0554908U (ja) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | スムーストップ用トッププレート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0554908U true JPH0554908U (ja) | 1993-07-23 |
Family
ID=14590917
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11260591U Pending JPH0554908U (ja) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | スムーストップ用トッププレート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0554908U (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003297540A (ja) * | 2002-04-02 | 2003-10-17 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 加熱調理器 |
WO2003098115A1 (fr) * | 2002-05-16 | 2003-11-27 | Nippon Electric Glass Co., Ltd. | Plaque de cuisson superieure |
JP2003338360A (ja) * | 2001-06-12 | 2003-11-28 | Nippon Electric Glass Co Ltd | 調理器用トッププレート |
JP2003338359A (ja) * | 2001-06-12 | 2003-11-28 | Nippon Electric Glass Co Ltd | 調理器用トッププレート |
JP2004225950A (ja) * | 2003-01-21 | 2004-08-12 | Nippon Electric Glass Co Ltd | 調理器用トッププレート及びその製造方法 |
JP2004333102A (ja) * | 2002-05-16 | 2004-11-25 | Nippon Electric Glass Co Ltd | 調理器用トッププレート |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61186728A (ja) * | 1985-02-13 | 1986-08-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電気こんろ |
-
1991
- 1991-12-25 JP JP11260591U patent/JPH0554908U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61186728A (ja) * | 1985-02-13 | 1986-08-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電気こんろ |
Cited By (6)
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