JPH10270895A - チップ部品供給装置の部品取込機構 - Google Patents

チップ部品供給装置の部品取込機構

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JPH10270895A
JPH10270895A JP9071477A JP7147797A JPH10270895A JP H10270895 A JPH10270895 A JP H10270895A JP 9071477 A JP9071477 A JP 9071477A JP 7147797 A JP7147797 A JP 7147797A JP H10270895 A JPH10270895 A JP H10270895A
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JP
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slider
chip component
chip
supply device
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JP9071477A
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Koji Saito
浩二 斉藤
Taro Yasuda
太郎 安田
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Taiyo Yuden Co Ltd
Original Assignee
Taiyo Yuden Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 扁平角柱状のチップ部品の取り込みを安定、
且つ効率的に行えるチップ部品供給装置の部品取込機構
を提供する。 【解決手段】 可動スライダ6を上下動させる課程で、
該可動スライダ6及び固定スライダ7の案内溝6b,7
bや可動スライダ6のガイド溝6cに適正姿勢で入り込
んでいるチップ部品Pを案内溝6b,7b及びガイド溝
6cによって案内しながらパイプ8の上端開口に滑り落
として、扁平角柱状のチップ部品Pを長手向きで、しか
も最も面積の広い面の一方が可動スライダ側に向き、且
つ他方が固定スライダ側に向くような向きでパイプ8に
取り込むことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、扁平角柱状のチッ
プ部品を取り扱うチップ部品供給装置に適した部品取込
機構、詳しくは、部品収納室内にばら状態で収納された
扁平角柱状のチップ部品を所定向きで1個宛取り込んで
部品搬送路に導出するための部品取込機構に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のチップ部品供給装置を開
示するものとして、特開平6−232596号公報があ
る。
【0003】同公報に開示されたチップ部品供給装置
は、円柱状のチップ部品をばら状態で収納する収納箱
と、収納箱の下面に上下動可能に挿通された部品取出管
と、部品取出管を上下動させる機構と、部品取出管に連
通して下方に延設された部品搬送管と、部品搬送管の終
端位置に配設され該部品搬送管から排出される部品を搬
送するベルトと、ベルトを所定ピッチで間欠移動させる
機構と、ベルト上の部品を整列する溝付きカバーとを具
備している。
【0004】このチップ部品供給装置では、部品取出管
と部品取出管上下動機構と部品搬送管とから部品取込機
構が構成されており、収納箱内にばら状態で収納された
円柱状のチップ部品は、上下動する部品取出管内に長手
向きで1個宛取り込まれ、部品搬送管を介してベルト上
に導出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の部品取込機構
は、円柱状のチップ部品を取込対象とするものであるた
め、図2に示すような扁平角柱状のチップ部品を取り扱
うには不向きである。つまり、扁平角柱状のチップ部品
の場合には、長手方向の両端面を除く4面の向きを揃え
て部品取出管に取り込む必要があるが、上記の部品取込
機構ではこのような取込姿勢の制御を行うことができな
い。
【0006】取込姿勢を制御するために、部品取出管及
び部品搬送管の内孔断面形を扁平角柱状のチップ部品の
端面形状と整合させることは容易に考えつくが、部品取
込管を上下動させて部品取り込みを行う上記の部品取込
機構では、部品取出管への部品取り込みの確率が低いた
め、ベルト上への部品導出が途切れてしまう不具合が
る。
【0007】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、扁平角柱状のチップ部品
の取り込みを安定、且つ効率的に行えるチップ部品供給
装置の部品取込機構を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、請求項1に記載のように、部品収納室内
にばら状態で収納された扁平角柱状のチップ部品を、所
定向きで1個宛取り込んで部品搬送路に導出するチップ
部品供給装置の部品取込機構であって、面接触状態で相
対的な上下動を可能とし、その上端が部品収納室内に臨
むように配置された一対のスライダと、チップ部品の端
面形状に整合した角形内孔を有し、一対のスライダ間に
挿通配置されたパイプと、少なくとも一方のスライダを
パイプに対して上下動させるスライダ上下動機構とを備
え、上記スライダの上端にパイプ側に向かって傾く傾斜
面を設け、チップ部品が所定の姿勢で入り込む案内溝を
該傾斜面に沿って設けると共に、上記パイプの内孔の向
きをスライダの案内溝に入り込むチップ部品の姿勢に整
合させた、ことをその主たる特徴としている。
【0009】本発明によれば、スライダ上下動機構によ
って少なくとも一方のスライダを上下動させると、該ス
ライダの案内面に所定の姿勢で入り込んでいるチップ部
品が案内溝によって案内されながらパイプの上端開口に
滑り落ち、これにより、扁平角柱状のチップ部品が長手
向きで、しかも両端面を除く4面の向きが揃った状態で
パイプ内に取り込まれる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1乃至図12は本発明の一実施
形態を示すもので、図中の1はフレーム、2は第1スペ
ーサ、3は第3スペーサ、4は透明板、5は開閉蓋、6
は可動スライダ、7は固定スライダ、8はパイプ、9は
パイプホルダ、10は部品ガイド、11はベルトガイ
ド、12はベルト、13は前後一対のプーリ、14は部
品ストッパ、15はストッパ支持アーム、16は駆動ア
ーム、17はスライダ作動アーム、18はベルト送りア
ーム、19は中継アーム、20はホイール作動アーム、
21は係合爪、22はラチェットホイール、23はカム
ホイール、24はストッパ作動アーム、25はピン作動
アーム、26は部品保持ピンである。
【0011】フレーム1は、後述する各構成機器を支持
する役目を果たし、図1に示すように、装置取付相手
(図示省略)に設けられた位置決め孔に挿入可能な2つ
の脚ピン1aを下面に有している。
【0012】第1スペーサ2と第2スペーサ3は透明板
4及び開閉蓋5と共に、縦断面5角形で所定の幅寸法を
有する部品収納室Rを形成している。第1,第2スペー
サ2,3はこれらの表面を覆う透明板4と一緒にフレー
ム1にネジ止めされ、開閉蓋5は部品収納室Rの上部開
口に開閉可能に取り付けられている。
【0013】部品収納室Rには、図2に示すようなL
(長さ)>W(幅)>T(厚み)の寸法関係を有する扁
平角柱状のチップ部品P、例えば、チップコンデンサや
チップ抵抗器やチップインダクタ等で代表されるチップ
部品の1種類がばら状態で多数個収納される。
【0014】第1スペーサ2は、図3及び図4に示すよ
うに、部品収納室Rの底面を構成する傾斜面2aとこれ
に続く垂直面2bを備えており、該垂直面2bを第2ス
ペーサ3の垂直面3bに当接している。また、傾斜面2
aの幅方向略中央には、チップ部品Pの幅Wよりも僅か
に大きな幅と厚みTよりも僅かに小さな深さを有する断
面コ字形の案内溝2cが形成され、垂直面2bの幅方向
略中央には、可動スライダ6を上下動可能に収容する断
面コ字形の摺動溝2dが形成されている。
【0015】第2スペーサ3は、図3及び図4に示すよ
うに、部品収納室Rの底面を構成する傾斜面3aとこれ
に続く垂直面3bを備えており、該垂直面3bを第1ス
ペーサ2の垂直面2bに当接している。また、傾斜面3
aの幅方向略中央には、第1スペーサ2の案内溝2cと
同一の幅及び深さを有する断面コ字形の案内溝3cが形
成され、垂直面3bの幅方向中央には、固定スライダ7
を固定状態で収容保持する該固定スライダ7と同一形状
の凹部3dが形成されている。
【0016】可動スライダ6は、図3乃至図5に示すよ
うに、第1スペーサ2の摺動溝2dの幅及び深さよりも
僅かに大きな幅及び厚みを有しており、該摺動溝2d内
に上下動可能に収容されている。また、可動スライダ6
の上端には、第1スペーサ2の傾斜面2aと同一角度の
傾斜面6aが形成され、該傾斜面6aの幅方向略中央に
は、第1スペーサ2の案内溝2cと同一の幅及び深さを
有する断面コ字形の案内溝6bが形成されている。さら
に、可動スライダ6の固定スライダ7と対向する面の幅
方向中央には、パイプ8の幅よりも僅かに小さな幅とパ
イプ8の厚みの1/2に相当する深さを有し、且つ案内
溝6bと角度をもって連続する断面コ字形のガイド溝6
cが形成されている。さらにまた、可動スライダ6の下
端には、有頭の操作ロッド6dが垂設され、該操作ロッ
ド6dにはワッシャ6eとスプリングSP1が装着され
ている。この可動スライダ6は、その上端傾斜面6aが
第1スペーサ2の傾斜面2aよりも低い状態を待機位置
としており、該待機位置から上端傾斜面6aが第1スペ
ーサ2の傾斜面2aよりも高くなる位置まで上昇し、そ
して上昇位置から待機位置に下降する動作を1サイクル
として動作する。
【0017】固定スライダ7は、図3乃至図5に示すよ
うに、第2スペーサ2の凹部3dの幅及び深さとほぼ一
致した幅及び厚みを有しており、該凹部3d内に固定状
態で収容保持されている。また、固定スライダ7の上端
には、第2スペーサ3の傾斜面3aと同一角度の傾斜面
7aが形成され、該傾斜面7aの幅方向略中央には、第
2スペーサ3の案内溝3cと同一の幅及び深さを有する
断面コ字形の案内溝7bが形成されており、これら傾斜
面7a及び案内溝7bは第2スペーサ3の傾斜面3a及
び案内溝3cと段差なく連続している。さらに、固定ス
ライダ7の可動スライダ6と対向する面の幅方向中央に
は、可動スライダ6のガイド溝6cと同一の幅及び深さ
を有し、且つ案内溝7bと角度をもって連続する断面コ
字形のガイド溝7cが形成されている。つまり、可動ス
ライダ6と固定スライダ7の当接面には、ガイド溝6c
及び7cによって、パイプ8が挿通配置される横断面角
形の縦長通路が形成されている。
【0018】図示例のものでは、固定スライダ7を第2
スペーサ3と別体に構成したものを示したが、第2スペ
ーサ3を耐磨耗性に優れた金属等の材料から形成する場
合には、固定スライダ7に相当する部分を第2スペーサ
3に一体に形成して固定スライダを排除してもよい。
【0019】パイプ8はチップ部品Pの厚みTよりも小
さな肉厚を有する角パイプ材から成り、図3乃至図5に
示すように、可動スライダ6と固定スライダ7の相互当
接面に形成された縦長通路に挿入され、その下端部を第
2スペーサ3にネジ止めされたパイプホルダ9(図6参
照)によって固着されている。このパイプ8は、下端が
部品ガイド10に当接し、且つ上端が固定スライダ7の
案内溝7bとガイド溝7cの境界線よりも低くなるよう
な長さを有している。このパイプ8は、チップ部品Pの
幅W及び厚みTよりも僅かに大きな幅及び奥行きを有す
る角形内孔、つまり、チップ部品Pの端面形状に整合し
た角形内孔を有している。即ち、図示例のパイプ8は、
扁平角柱状のチップ部品Pを長手向きで、しかも最も面
積の広い面の一方が可動スライダ側に向き、且つ他方が
固定スライダ側に向くような向きで取り込むことがで
き、取り込んだチップ部品Pをそのままの姿勢で自重落
下させることができる。パイプ8へのチップ部品Pの取
り込みを容易に行うため、パイプ8の内孔上端にはR付
け(図11参照)や面取りが施されている。
【0020】部品ガイド10は、図3,図6及び図8に
示すように、パイプ8の内孔断面形と一致或いはこれよ
りも僅かに大きな横断面形状を有する湾曲通路10a
と、チップ部品Pの幅W及び厚みTよりも僅かに大きな
幅及び深さを有し、湾曲通路10aと段差なく連続する
断面コ字形のガイド溝10bを備えており、第2スペー
サ3の下面と接するようにフレーム1にネジ止めされて
いる。湾曲通路10aは側面から見て90度弱の角度範
囲を有すると共に通路中心に所定の曲率を有しており、
通路上端を部品ガイド10の上面で開口してパイプ8の
内孔と連通している。ベルト12上への部品導出を容易
に行うため、湾曲通路10aのベルト近傍部分はベルト
表面と平行に切り欠かれている。また、ガイド溝10b
の前端上面には単一部品の取り出しを可能とした部品取
出口10cが形成されている。さらに、部品ガイド10
の前部側面にはピン作動アーム25を収容するための凹
み10dが形成され、その内側には部品保持ピン26用
の挿通孔10eがガイド溝10bに及んで横向きに形成
されている。
【0021】ベルトガイド11は、図3,図6及び図8
に示すように、ベルト12の幅及び厚みよりも僅かに大
きな幅及び深さを有する断面コ字形のガイド溝11aを
上面に有しており、ガイド溝11aの幅方向中心が部品
ガイド10のガイド溝10bの幅方向中心と一致し、且
つ部品ガイド10の下面と接するようにフレーム1にネ
ジ止めされている。
【0022】ベルト12は、図1,図3,図6乃至図8
に示すように、合成ゴムや樹脂等から形成された非磁性
の平ベルト或いはタイミングベルトから成り、ベルトガ
イド11の前後位置においてフレーム1に回動自在に取
り付けられた一対のプーリ13に巻き付けられ、その上
側部分をベルトガイド11のガイド溝11a内に位置
し、巻き付けテンションによって同部分の表面を部品ガ
イド10の下面に移動可能な状態で接している。
【0023】部品ストッパ14は、図1,図7及び図8
に示すように、部品ガイド10のガイド溝10bの深さ
と一致或いはこれよりも僅かに大きな厚みを有する非磁
性の長方形板から成り、ガイド溝10bの前方位置にお
いて、その一端をピン10aを介してストッパ支持アー
ム15に回動自在に取り付けられ、ベルト表面と平行な
方向での変動を可能としている。この部品ストッパ14
が、ストッパ支持アーム15との間に張設したスプリン
グSP2によって図8中で反時計回り方向に付勢されて
おり、待機状態ではストッパ作動アーム24によって前
方に押圧されて部品ガイド10の前端から離れている
が、ストッパ作動アーム24による押圧が解かれその後
面を部品ガイド10の前端に当接したときに所期の部品
停止位置を確保する(図12参照)。また、部品ストッ
パ14のガイド溝10a前端と対峙する部分には、直方
体形状の希土類永久磁石MがそのN,S極面の一方がガ
イド溝10a前端と向き合うように設けられている。図
示例では、磁石Mとしてその高さが部品ストッパ14の
厚みと一致し、且つ幅がチップ部品Pの幅Wよりも大き
なものを示してあるが、磁石Mの高さはチップ部品Pの
厚みT以下でもよく、幅もチップ部品Pの幅W以下であ
ってもよい。
【0024】ストッパ支持アーム15は、図1,図7及
び図8に示すように、その一端をピン15aを介して部
品ガイド10の前部側面に回動自在に取り付けられ、部
品ガイド10の全体に設けた板バネ15bとの係合によ
って上記部品ストッパ14をベルト表面と平行な状態で
保持する。また、板バネ15bとの係合を解いてストッ
パ支持アーム15を部品ストッパ14と一緒に上方に回
動させて、部品ストッパ14をベルト表面から引き離す
ことで、部品ガイド10のガイド溝10b内にあるチッ
プ部品Pをガイド溝10b前端から排出することができ
る。
【0025】駆動アーム16は、図1及び図3に示すよ
うに、ピン16aを介してフレーム1に回動自在に取り
付けられ、上下方向の変動を可能としている。この駆動
アーム16の復帰位置は、フレーム1に設けたストッパ
27によって規定されている。
【0026】スライダ作動アーム17は、図1及び図3
に示すように、駆動アーム16の下側において、ピン1
7aを介してフレーム1に回動自在に取り付けられ、上
下方向の変動を可能としている。このスライダ作動アー
ム17は、駆動アーム16との間に張設したスプリング
SP3によって図3中で時計回り方向に付勢され、その
一端を駆動アーム16の下面に当接し、この押圧によっ
て、駆動アーム16も図3中で時計回り方向に付勢さ
れ、その上面をストッパ27に当接している。また、ス
ライダ作動アーム17の後端には、U字形やコ字形の切
り欠きを有する係合部17bが設けられており、該係合
部17bは可動スライダ6の操作ロッド6dの頭部とワ
ッシャ6eの間に挿入係合されている。
【0027】図示例のものでは、上記の駆動アーム16
とスライダ作動アーム17によって、可動スライダ6を
所定ストロークで上下動させるスライダ上下動機構が構
成されている。
【0028】ベルト送りアーム18は、図1に示すよう
に、駆動アーム16と共通のピン16aを介してフレー
ム1に回動自在に取り付けられ、上下方向の変動を可能
としている。このベルト送りアーム18は、ベルトガイ
ド11との間に張設したスプリングSP4によって図1
中で時計回り方向に付勢され、その一端をストッパ28
に当接して復帰位置を規定されている。また、ベルト送
りアーム18の変動限界位置は、ベルトガイド11に設
けたストッパ24によって規定されている。このベルト
送りアーム18と上記の駆動レバー16とは、互いの操
作部位をスプリングSP5を介して上下に対向してお
り、駆動レバー16の端部に加えられた下向きの力をス
プリングSP5を介してベルト送りアーム18の端部に
伝えることができるようになっている。
【0029】ちなみに、上記のストッパ27と29は、
円板とこれを偏心位置で固定するためのネジとから構成
されており、円板の向きをそれぞれ変化させることによ
って駆動アーム16の復帰位置とベルト送りアーム18
の変動限界位置を微調整できるようになっている。例え
ば、ストッパ27の円板の向きを変えて駆動アーム16
の復帰位置を図1中で下側に下げれば、可動スライダ6
の待機位置(下降位置)を上方に変化させることができ
る。また、ストッパ29の円板の向きを変えてベルト送
りアーム18の変動限界位置を図1中で右側にずれせ
ば、後述するベルト送り量を増加させることができる。
【0030】ホイール作動アーム20は、図1及び図7
に示すように、前側プーリ13の軸に回動自在に取り付
けられており、中継アーム19を介して上記ベルト送り
アーム18と連結されている。
【0031】係合爪21は、図1及び図7に示すよう
に、ピン21aを介してホイール作動アーム20に回動
自在に取り付けれており、ピン21aに装着されたスプ
リングSP6によって図7中で反時計回り方向に付勢さ
れ、待機状態ではその先端をラチェットホイール22の
1つの谷部に係合している。
【0032】ラチェットホイール22は、図1及び図7
に示すように、前側プーリ13と一緒に回動できるよう
に、前側プーリ13またはその軸に同軸上に固着されて
いる。このラチェットホイール22の外周縁には、谷部
と山部が所定の角度ピッチで交互に設けられている。
【0033】図示例のものでは、上記のベルト送りアー
ム18と中継アーム19とホイール作動アーム20と係
合爪21とラチェットホイール22によって、前側プー
リ13を所定角度で間欠回動させるベルト送り機構が構
成されている。
【0034】カムホイール23は、図1及び図7に示す
ように、前側プーリ13と一緒に回動できるように、前
側プーリ13またはその軸に同軸上に固着されている。
このラチェットホイール22の外周縁には、ラチェット
ホイール22と同一の角度ピッチで谷部と山部が交互に
設けられている。
【0035】ストッパ作動アーム24は、図1,図7及
び図8に示すように、ピン24aを介してフレーム1に
回動自在に取り付けられ、前後方向の変動を可能として
いる。このストッパ作動アーム24は、ベルトガイド1
1との間に張設したスプリングSP7によって図7中で
反時計回り方向に付勢され、待機状態ではその作動突起
24bをカムホイール23の1つの谷部に係合すると共
に、部品ストッパ14を前方に押圧移動させて部品ガイ
ド10の前端から離れた部品取出位置で保持している
(図8参照)。
【0036】ピン作動アーム25は、図7及び図8に示
すように、ピン25aを介して部品ガイド10の凹み1
0d内に回動自在に取り付けられ、ベルト表面と平行な
方向での変動を可能としている。このピン作動アーム2
5は、部品ガイド10との間に張設したスプリングSP
8によって図8中で時計回り方向に付勢され、その一端
を部品保持ピン26に当接しており、待機状態では他端
側に設けた作動突起25bを部品ガイド10の側面から
突出している。
【0037】部品保持ピン26は、図8に示すように、
スプリングSP9を介して部品ガイド10の挿通孔10
eに移動可能に挿入されている。スプリングSP9と上
記スプリングSP8とはSP9<SP8の力関係が設定
されており、ピン作動アーム25がストッパ作動アーム
24によって押圧されていない待機状態では、部品保持
ピン26はピン作動アーム25による押圧を受けてその
先端をガイド溝10b内に突出し、同位置にあるチップ
部品Pをガイド溝内面に押し付けて保持している(図8
参照)。
【0038】図示例のものでは、上記のカムホイール2
3とストッパ作動アーム24とピン作動アーム25と部
品保持ピン26によって、部品ストッパ14を部品取出
位置と部品停止位置とに変動させると共に、部品ストッ
パ14が部品取出位置にあるときには部品保持ピン26
をガイド溝10b内に突出させるストッパ変位機構が構
成されている。
【0039】以下に、上述のチップ部品供給装置におけ
る部品供給動作について説明する。図9に白抜き矢印で
示すように、駆動アーム16の端部は、吸着ノズル等に
よって部品取出口10cからチップ部品Pを取り出すと
きに、該吸着ノズル等の一部或いは他の駆動機器によっ
て下方に押圧される。
【0040】可動スライダ6が下降位置にある待機状態
では、図10(a)に示すように、可動スライダ6の上
端傾斜面6aは第1スペーサ2の傾斜面2aよりも低い
位置にあり、可動スライダ6上に形成される凹み部分に
は少量のチップ部品Pが入り込んでいる。
【0041】このような状態で、駆動アーム16の端部
が下方に押圧されると、スライダ作動アーム17の変動
によって、可動スライダ6が第1スペーサ2の摺動溝2
dに沿って下降位置から所定ストローク上昇し、図10
(b)に示すように、その上端傾斜面6aが第1スペー
サ2の傾斜面2aよりも上方に突出する。また、駆動ア
ーム16の端部への押圧が解除されると、スライダ作動
アーム17の復帰によって、可動スライダ6が上昇位置
から所定ストローク下降して、図10(a)の待機状態
に戻る。
【0042】可動スライダ6が下降位置から上昇位置に
移動する課程では、可動スライダ6によってその上側の
チップ部品Pが持ち上げられると共にパイプ上端近傍部
分の収納部品Pが解される。また、可動スライダ6が上
昇位置から下降位置に移動する課程でも、パイプ上端近
傍部分の収納部品Pが解され、可動スライダ6上に形成
される凹み部分に再び少量のチップ部品Pが入り込む。
【0043】可動スライダ6の上昇過程及び下降課程に
おいて、部品収納室Rのパイプ上端近傍部分や可動スラ
イダ6上の凹み部分に存在するチップ部品Pの姿勢は様
々であるが、幾つかのチップ部品Pは、両スライダ6,
7の案内溝6b,7b内にその最も面積の広い面の一方
を溝底面に面接触した適正姿勢で入り込み、上昇した可
動スライダ6のガイド溝6c内に同様の適正姿勢で入り
込む。
【0044】可動スライダ6の案内溝6b内にチップ部
品Pが適正姿勢で入り込んでいるときには、図11
(a)(b)に示すように、該チップ部品Pが案内溝6
bによって案内されながらパイプ8の上端開口に滑り落
ち、扁平角柱状のチップ部品Pが長手向きで、しかも最
も面積の広い面の一方が可動スライダ側に向き、且つ他
方が固定スライダ側に向くような向きで取り込まれる。
また、固定スライダ7の案内溝7b内にチップ部品Pが
適正姿勢で入り込んでいるときには、図11(c)に示
すように、該チップ部品Pが案内溝7bによって案内さ
れながらパイプ8の上端開口に滑り落ち、上記と同様の
向きで取り込まれる。さらに、上昇した可動スライダ6
のガイド溝6c内にチップ部品Pが適正姿勢で入り込ん
でいるときには、図11(d)に示すように、該チップ
部品Pがガイド溝6cによって案内されながらパイプ8
の上端開口に滑り落ち、上記と同様の向きで取り込まれ
る。勿論、上記以外のタイミングでも収納部品Pがパイ
プ8に取り込まれるがここではその説明を省略する。
【0045】図10(b)に示すように、パイプ8内に
取り込まれたチップ部品Pはそのままの姿勢でパイプ8
内を自重落下し、部品ガイド10の湾曲通路10aを通
過する課程で縦向きから横向きに変更され、湾曲通路1
0aの終端からベルト12上に導出される。ベルト12
上に導出された扁平角柱状のチップ部品Pは、最も面積
の広い面の一方、或いはその面の一部をベルト表面に接
触する。
【0046】一方、駆動アーム16の端部が下方に押圧
されるときには、その下側のベルト送りアーム18の端
部にも押圧力が加わり、中継アーム19の変動によって
ホイール作動アーム20が図9中で反時計回り方向に回
動し、係合爪21によってラチェットホイール22が前
側プーリ13と一緒に同方向に回動して、ベルト12が
この回動角に応じた距離、好ましくはチップ部品Pの長
さLよりも大きな距離だけ前方に移動する。また、駆動
アーム16の端部への押圧が解除されると、ベルト送り
アーム18,中継アーム19及びホイール作動アーム2
0がラチェットホイール22を逆回動させることなく復
帰し、係合爪21がラチェットホイール22の隣接する
谷部に移行して再び係合する。
【0047】ベルト12が所定距離前方に移動する課程
では、湾曲通路10aの終端からベルト12上に導出さ
れ、少なくとも一部をベルト表面に接触するチップ部品
Pが、図10(b)に破線矢印で示すように、ベルト1
2との摩擦抵抗によって導出位置から前方に引き出され
てベルト12と一緒に前進し、後続のチップ部品Pがベ
ルト表面に接触する。
【0048】上記のベルト移動は、駆動アーム16が押
圧される度、つまり、部品取出口10cからチップ部品
Pが取り出される度に間欠的に繰り返されるため、湾曲
通路10a内で連なるチップ部品Pは順次ベルト12上
に導出され、そしてベルト12と一緒に前進する。
【0049】他方、ベルト移動に際して前側プーリ13
が所定角度回動するときには、カムホイール23も該前
側プーリ13と一緒に同方向に回動し、カムホイール1
2の谷部と山部の起伏によってストッパ作動アーム24
が後方に変動し、後方変動位置から復帰して、ストッパ
作動アーム24の作動突起24bがカムホイール23の
隣接する谷部に移行して再び係合する。
【0050】カムホイール23の谷部から山部に至る経
路を利用してストッパ作動アーム24が後方に変動する
ときには、図12に示すように、後方に変動するストッ
パ作動アーム24によってピン作動アーム25の作動突
起25bが内側に押し込まれ、該ピン作動アーム25が
図12中で反時計回り方向に回動して、部品保持ピン2
6がスプリングSP9の付勢力によって移動して部品ガ
イド10のガイド溝10eから抜け出す。
【0051】これと同時に、ストッパ作動アーム24に
よる押圧が解かれた部品ストッパ14がスプリングSP
2の付勢力によって後方に変動してその後面を部品ガイ
ド10の前端に当接し、所期の部品停止位置が確保され
る。つまり、ベルト12と一緒に前進する複数のチップ
部品Pは、その先頭のチップ部品Pが部品ストッパ14
に当接したところで停止し、該先頭のチップ部品Pは磁
石Mの磁力によって部品ストッパ12に吸着保持され
る。1回当たりのベルト移動量がチップ部品Pの長さL
よりも大きく、先頭のチップ部品Pが部品ストッパ14
に当接して停止した後も部品接触面との滑りを利用して
ベルト12のみが前進するため、ベルト12上の複数の
チップ部品Pの間に隙間があるような場合でも部品間の
隙間はやがて無くなり、ベルト12上には複数のチップ
部品Pが長手向きで隙間無く一列に並ぶことになる。
【0052】また、カムホイール23の山部から谷部に
至る経路を利用してストッパ作動アーム24が後方変動
位置から前方に変動(復帰)するときには、図8に示す
ように、ストッパ作動アーム24による押圧が解かれた
ピン作動アーム25がスプリングSP8の付勢力によっ
て図8中で時計回り方向に回動し、部品保持ピン26が
ピン作動アーム25による押圧を受けてその先端をガイ
ド溝10b内に突出し、同位置にあるチップ部品Pをガ
イド溝内面に押し付けて保持する。
【0053】これと同時に、前方に変動するストッパ作
動アーム24によって部品ストッパ14が前方に変動し
て部品ガイド10の前端から離れ、該部品ガイド10の
磁石Mに吸着保持されている先頭のチップ部品Pがこれ
と一緒に前方に移動して、先頭のチップ部品Pが後続の
チップ部品Pから引き離され、両者の間に強制的に隙間
Cが形成される。
【0054】吸着ノズル等による部品取り出しは、図8
に示すように、部品ストッパ14が部品取出位置に変動
して先頭のチップ部品Pが後続のチップ部品Pから引き
離され、しかも磁力によって同位置に保持されている状
態で実施されるため、先頭のチップ部品Pと後続のチッ
プ部品Pとがくっついていたり引っかかっているような
場合でもこれを解消することができると共に、先頭のチ
ップ部品Pを安定した姿勢のまま取り出すことができ
る。
【0055】このように、上述の実施形態によれば、可
動スライダ6を上下動させる課程で、該可動スライダ6
及び固定スライダ7の案内溝6b,7bや可動スライダ
6のガイド溝6cに適正姿勢で入り込んでいるチップ部
品Pを案内溝6b,7b及びガイド溝6cによって案内
しながらパイプ8の上端開口に滑り落として、扁平角柱
状のチップ部品Pを長手向きで、しかも最も面積の広い
面の一方が可動スライダ側に向き、且つ他方が固定スラ
イダ側に向くような向きでパイプ8に取り込むことがで
きる。つまり、扁平角柱状のチップ部品Pを、長手向き
で、しかも両端面を除く4面の向きが揃った状態でパイ
プ8内に安定、且つ効率的に取り込んで、ベルト12上
への部品導出を途切れることなく連続的に行うことがで
きる。
【0056】尚、上記実施形態では、可動スライダ6を
第1スペーサ2の摺動溝2dに沿って上下動させるよう
にしたものを例示したが、可動スライダ6をその幅方向
に微振動させながら上下動させるようにすれば、可動ス
ライダ6上にチップ部品Pが停滞することを防止して、
パイプ8への部品取り込みをより効率的に行うことがで
きる。
【0057】図13及び図14はその一例を示すもの
で、図13(a)に示すように、第1スペーサ2の摺動
溝2dの幅を振動量分(図14(a)のS1分)だけ大
きくし、該摺動溝2dの内面に一対の突起2eを対向し
て設けると共に、図13(b)に示すように、可動スラ
イダ6の裏面に一対の突起2eにそれぞれ摺接する一対
の波形凹部(波形面を有する凹部)6fを対向して設け
てある。
【0058】上記の可動スライダ6を第1スペーサ2の
摺動溝2dに収容した図14(a)の状態から可動スラ
イダ6を上昇させれば、波形凹部6fが突起2eに沿っ
て摺接するときの左右変位を利用して、上昇する可動ス
ライダ6を図14(b)に矢印で示すような軌跡で移動
させて微振動を付与することができ、可動スライダ6が
下降するときにも同様の微振動を付与することができ
る。上記S1の寸法をチップ部品Pの厚みTよりも小さ
く設定しておけば、S1に相当する最大隙間にチップ部
品Pが嵌まり込むこともない。
【0059】図15及び図16が他の例を示すもので、
図15(a)に示すように、第1スペーサ2の摺動溝2
dの幅を振動量分(図16(a)のS2の2倍分)だけ
大きくし、摺動溝2d内の幅方向中央にピン2fを設け
ると共に、図14(b)に示すように、可動スライダ6
の裏面にピン2fが挿入状態で摺接する波形溝(波形面
を有する溝)6gを設けてある。また、第1スペーサ2
には、上記S2に相当する隙間を吸収するためのバネ付
勢型の可動スペーサ2gを、可動スライダ6の両側面と
接するように摺動溝2dの上部に設けてある。
【0060】上記の可動スライダ6を第1スペーサ2の
摺動溝2dに収容した図16(a)の状態から可動スラ
イダ6を上昇させれば、波形溝6gがピン2fに沿って
摺接するときの左右変位を利用して、上昇する可動スラ
イダ6を図16(b)に矢印で示すような軌跡で移動さ
せて微振動を付与することができ、可動スライダ6が下
降するときにも同様の微振動を付与することができる。
可動スライダ6が左右に変位するときの隙間を可動スペ
ーサ2gによって吸収できるので、S2の2倍分に相当
する最大隙間にチップ部品Pが嵌まり込むこともない。
【0061】また、上記実施形態では、可動スライダ6
の上端に傾斜面6aを設けたものを例示したが、該傾斜
面6aの案内溝6bを除く平坦面に、静電気等を原因と
してチップ部品Pが密着したまま動かなくなるような場
合には、傾斜面6a1を図17(a)(b)に示すよう
な曲面にして同面に対するチップ部品Pの面接触を回避
するとよい。勿論、固定スライダ7及び第1,第2スペ
ーサの傾斜面も同様の曲面としてもよく、また、傾斜面
に微細な段差や突起を幾つか設けるようにしても同様の
効果が得られる。
【0062】さらに、上記実施形態では、可動スライダ
6の上端傾斜面6aに該傾斜面6aと同一角度を持つ案
内溝6bを設けたものを例示したが、図18に示すよう
に、案内溝6b1を段差付きのものとすれば、チップ部
品Pが案内溝6b1に沿って滑り落ちる作用を溝途中に
設けた段差によって促進して、パイプ8への部品取り込
みを効果的に行うことができる。勿論、固定スライダ7
及び第1,第2スペーサの案内溝を同じようにしてもよ
い。
【0063】さらにまた、上記実施形態では、可動スラ
イダ6の案内溝6bと摺動溝6cとの境界線がスライダ
移動方向と直交するものを例示したが、該境界線部位に
チップ部品Pが止まってしまうような場合には、図19
(a)に示すように案内溝6b2の底面を上端傾斜面6
aと非平行にしたり、または、図19(b)に示すよう
に案内溝6b3の底面に捻り角度を持たせて、各案内溝
6b2,6b3の底面と摺動溝6cの底面との境界線B
Lを傾斜させるようにするとよく、このようにすれば、
同部位に止まろうとするチップ部品Pを傾斜を利用して
不安定な状態にさせて同部位から退かせることができ
る。
【0064】さらにまた、上記実施形態では、可動スラ
イダ6のみを上下動させるようにしたものを例示した
が、図20に示すように、固定スライダ7を可動スライ
ダ同様に上下動できるように構成し、両スライダ6,7
を交互に上下移動させることによってパイプ8への部品
取り込みを行うようにしてもよい。
【0065】さらにまた、上記実施形態では、部品搬送
路としてベルト12を用いたものを例示したが、ベルト
12及びベルトガイド11のガイド溝11aを排除し
て、部品ガイド10のガイド溝10bとベルトガイド1
1の上面との間に所定断面の部品搬送路を形成すれば、
該搬送路の後ろからエアを吹き込むか、またはロッドを
押し込むことによって、該搬送路に導出されたチップ部
品Pの前方搬送をベルトを用いることなく行うことがで
きる。
【0066】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
スライダの上下動作によって、扁平角柱状のチップ部品
を長手向きで、しかも両端面を除く4面の向きが揃った
状態でパイプ内に安定、且つ効率的に取り込んで、部品
搬送路への部品導出を途切れることなく連続的に行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るチップ部品供給装置の側面図
【図2】図1に示したチップ部品供給装置で取り扱われ
るチップ部品の斜視図
【図3】図1に示したチップ部品供給装置のスライダ部
分の縦断面図
【図4】図1に示したチップ部品供給装置のスライダ部
分の上面図
【図5】図1に示したチップ部品供給装置のスライダ及
びパイプの部分斜視図
【図6】図1に示したチップ部品供給装置のパイプ下部
分の斜視図
【図7】図1に示したチップ部品供給装置の前側プーリ
部分の拡大図
【図8】図1に示したチップ部品供給装置のストッパ部
分の横断面図
【図9】図1に示したチップ部品供給装置の動作説明図
【図10】図1に示したチップ部品供給装置の部品取込
作用を示す図
【図11】図1に示したチップ部品供給装置の部品取込
作用を示す図
【図12】図1に示したチップ部品供給装置の部品停止
作用を示す図
【図13】振動付与機構の構造例を示す図
【図14】図13に示した可動スライダの動作説明図
【図15】振動付与機構の構造例を示す図
【図16】図15に示した可動スライダの動作説明図
【図17】可動スライダの細部改良例を示す図
【図18】可動スライダの細部改良例を示す図
【図19】可動スライダの細部改良例を示す図
【図20】スライダの他の動作例を示す図
【符号の説明】
P…チップ部品、1…フレーム、2…第1スペーサ、2
a…傾斜面、2b…垂直面、2c…案内溝、2d…摺動
溝、2e…突起、2f…ピン、3…第3スペーサ、3a
…傾斜面、3b…垂直面、3c…案内溝、3d…凹部、
4…透明板、5…開閉蓋、6…可動スライダ、6a,6
a1…傾斜面、6b,6b1,6b2,6b3…案内
溝、6c…ガイド溝、6f…波形凹部、6g…波形溝、
7…固定スライダ、7a…傾斜面、7b…案内溝、7c
…ガイド溝、8…パイプ、9…パイプホルダ、10…部
品ガイド、11…ベルトガイド、12…ベルト、13…
前後一対のプーリ、14…部品ストッパ、15…ストッ
パ支持アーム、16…駆動アーム、17…スライダ作動
アーム、18…ベルト送りアーム、19…中継アーム、
20…ホイール作動アーム、21…係合爪、22…ラチ
ェットホイール、23…カムホイール、24…ストッパ
作動アーム、25…ピン作動アーム、26…部品保持ピ
ン。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部品収納室内にばら状態で収納された扁
    平角柱状のチップ部品を、所定向きで1個宛取り込んで
    部品搬送路に導出するチップ部品供給装置の部品取込機
    構であって、 面接触状態で相対的な上下動を可能とし、その上端が部
    品収納室内に臨むように配置された一対のスライダと、 チップ部品の端面形状に整合した角形内孔を有し、一対
    のスライダ間に挿通配置されたパイプと、 少なくとも一方のスライダをパイプに対して上下動させ
    るスライダ上下動機構とを備え、 上記スライダの上端にパイプ側に向かって傾く傾斜面を
    設け、チップ部品が所定の姿勢で入り込む案内溝を該傾
    斜面に沿って設けると共に、 上記パイプの内孔の向きをスライダの案内溝に入り込む
    チップ部品の姿勢に整合させた、 ことを特徴とするチップ部品供給装置の部品取込機構。
  2. 【請求項2】 スライダ上下動機構は、一方のスライダ
    のみを上下動させるものである、 ことを特徴とする請求項1記載のチップ部品供給装置の
    部品取込機構。
  3. 【請求項3】 スライダ上下動機構は、両方のスライダ
    を交互に上下動させるものである、 ことを特徴とする請求項1記載のチップ部品供給装置の
    部品取込機構。
  4. 【請求項4】 スライダの傾斜面が非平坦面から成る、 ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項記載のチ
    ップ部品供給装置の部品取込機構。
  5. 【請求項5】 スライダの案内溝の底面が非平坦面から
    成る、 ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項記載のチ
    ップ部品供給装置の部品取込機構。
  6. 【請求項6】 スライダが上下動するときに該スライダ
    に微振動を付与する振動付与機構を備えた、 ことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項記載のチ
    ップ部品供給装置の部品取込機構。
  7. 【請求項7】 振動付与機構が、波形面とこれに摺接す
    る部材を有する、 ことを特徴とする請求項6記載のチップ部品供給装置の
    部品取込機構。
JP9071477A 1997-03-25 1997-03-25 チップ部品供給装置の部品取込機構 Withdrawn JPH10270895A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6619467B1 (en) * 1998-04-07 2003-09-16 Murata Manufacturing Co., Ltd. Component feeder apparatus and method
CN115092646A (zh) * 2022-05-18 2022-09-23 科来思(深圳)科技有限公司 震动式物料仓

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6619467B1 (en) * 1998-04-07 2003-09-16 Murata Manufacturing Co., Ltd. Component feeder apparatus and method
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