JP3762886B2 - 部品供給装置の部品取込機構 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、収納室内にバラ状態で収納されたチップ状部品を所定向きで取り込んで部品搬送路等に導く部品供給装置の部品取込機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の部品供給装置を開示するものとして、特開平6−232596号公報がある。
【0003】
同公報に開示された部品供給装置は、バラ状態のチップ状部品を収納する収納箱と、収納箱の下面に上下動可能に挿通された部品取出管と、部品取出管を上下動させる機構と、部品取出管に連通して下方に延設された部品搬送管と、部品搬送管の終端位置に配設され該部品搬送管から排出される部品を搬送するベルトと、ベルトを所定ピッチで間欠移動させる機構と、ベルト上の部品を整列する溝付きカバーとを具備している。
【0004】
この部品供給装置では、部品取出管を上下動させることによって、収納箱内の部品を所定向きで1個宛部品取出管内に取り込み、これを部品搬送管を通じてベルト上に排出させ、該排出部品をベルトによって搬送するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の部品供給装置では、部品取出管を部品搬送管の上方にて上から下に移動し、且つ下から上に移動する動作を1サイクルとして上下動させることにより、収納箱内の部品を部品取出管内に長手向きで取り込むようにしているが、1サイクルの上下動作で1個以上の部品を部品取出管に安定して取り込むことが難しく、往々にして部品取り込みが中断して所期の部品供給に支障を生じる不具合がある。
【0006】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、チップ状部品の取り込みを安定、且つ効率的に行うことができる部品供給装置の部品取込機構を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本発明に係る部品取込機構は、チップ状部品をバラ状態で収納するための収納室と、円柱形を成し周面の一部が収納室内に露出するように配置された回動自在な可動取込部材と、可動取込部材の周面の他の一部と面接触する曲面と該曲面に沿って設けられた所定横断面形の取込溝とを有し、該取込溝の上端が収納室内に露出するように配置された固定取込部材とを備える、ことをその特徴としている。
【0008】
この部品取込機構によれば、可動取込部材を回転させることによって収納室内のチップ状部品を固定取込部材の取込溝内に所定向きで取り込んで自重により下方移動させることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1乃至図10は本発明の第1実施形態を示すもので、図中の1はフレーム、2はホッパー、3は固定側の取込部材、4は可動側の取込部材、5は第1の部品ガイド、6は第2の部品ガイド、7はベルトガイド、8はベルト、9は前後一対のプーリー、10は部品ストッパ、11は取込部材上下動機構、12はベルト送り機構、13は部品ストッパ変位機構である。
【0010】
フレーム1は、後述する各構成機器を支持する役目を果たし、図1に示すように、装置取付相手(図示省略)に設けられた位置決め孔に挿入される2つの取付ピン1aを下面に有している。
【0011】
ホッパー2は、図1及び図3に示すように、収納室2aと、該収納室2aの上端開口を開閉自在に覆う蓋板2bと、収納室2aの底面に貫通形成された取込部材用の挿通孔2cを具備しており、その側面をフレーム1に着脱自在に固着されている。挿通孔2cの断面形は、固定側の取込部材3と可動側の取込部材4を左右に重ね合わせたときの外形にほぼ一致している。
【0012】
このホッパー2の収納室2a内には、図2(a)(b)に示すような扁平四角柱状や正四角柱状の形状を有するチップ状部品P、例えば、チップコンデンサ,チップインダクタ,チップ抵抗器等で代表される部品Pの1種類がバラ状態で多数個収納されている。このホッパー2内に収納された部品Pは、部品供給に伴い底面傾斜に沿って挿通孔2cに向けて自重移動する。
【0013】
固定側の取込部材3は、図1,図3及び図4に示すように、所定の幅,厚み及び長さを有する直方体形状のプレートから成り、第1の部品ガイド5に下端を固着され、その上端が挿通孔2cの上端よりも僅かに低くなるような位置関係にて、該挿通孔2c内に垂直に挿通配置されている。また、可動側の取込部材4と面接触する摺接面には、所定の幅及び深さを有する横断面コ字形の取込溝3aがその幅方向中央に形成され、さらに、球面の1/4程度の凹曲面から成る案内凹部3bがその最深部に取込溝3aの端部が位置するように形成されている。
【0014】
可動側の取込部材4は、図1,図3及び図4に示すように、可動側の取込部材3と同じ幅及び厚みと該取込部材3よりも短い長さを有する直方体形状のプレートから成り、第1の部品ガイド5に下端を接し、その上端が固定側の取込部材3の上端によりも僅かに低くなるような位置関係にて、固定側の取込部材3と面接触した状態で挿通孔2c内に垂直に挿通配置され、挿通孔2cに沿った上下動を可能としている。また、固定側の取込部材3と面接触する摺接面には、固定側の取込部材3と同じ幅及び深さを有する横断面コ字形の取込溝4aがその幅方向中央に形成され、さらに、球面の1/4程度の凹曲面から成る案内凹部4bがその最深部に取込溝4aの端部が位置するように形成されている。
【0015】
ちなみに、固定側と可動側の取込部材3,4に形成された取込溝3a,4aの幅寸法は取込対象部品P(図2参照)の幅寸法よりも僅かに大きく、深さは取込対象部品Pの高さ寸法(厚み寸法)の1/2よりも僅かに大きく設定されており、これら取込部材3,4が整合した状態では、部品Pが長手向きで自重落下可能な断面四角形の垂直通路(符号なし)が構成される。
【0016】
また、案内凹部3b,4bを構成する凹曲面の曲率については特段制限はなく、必ずしも一定である必要はないが、部品誘導を速やかに行うには少なくとも取込対象部品Pの6面何れとも面接触しないような曲率値とすることが好ましい。図示例のものでは、取込部材3,4が直方体状で、しかも、案内凹部3b,4bを上から見たときの大きさが取込部材3,4の上面面積よりも小さいため、該取込部材3,4の上面には平らな面が残っている。
【0017】
第1の部品ガイド5は、図1,図3及び図5に示すように、上記垂直通路(整合した取込溝3a,4aによって構成される通路)の形状と一致またはこれよりも大きな横断面形状を有する湾曲通路5aを内部に有し、その側面をフレーム1に固着されている。この湾曲通路5は、長手向きで垂直に取り込まれた部品Pの姿勢を自重通過の際に水平に近い状態まで変更するためのもので、通路中心に所定の曲率を有しており、通路上端を部品ガイド5の上面に開口し、また、通路下端を部品ガイド5の前面下部に開口している。また、湾曲通路5のベルト近傍部分は、ベルト表面と平行に切り欠かれて開口しており、該湾曲通路5からベルト8への部品導出を良好に行えるようになっている。
【0018】
また、第1の部品ガイド5には、可動側の取込部材4が上昇したときに該取込部材4と部品ガイド5の上面との間に生じる隙間を埋めるガイドプレート5bが立設されている。このガイドプレート5bはコ字形の薄肉板から成り、第1の部品ガイド5の湾曲通路5aの上端開口にその下端を固着され、図4(a)に示すように、可動側の取込部材4の取込溝4a内にその外面が取込溝4aの内面に微少な隙間を介して接するように配置されている。また、ガイドプレート5bの肉厚は、上記垂直通路(整合した取込溝3a,4aによって構成される通路)と取込対象部品Pとの間に形成されるクリアランスよりも薄い。さらに、垂直通路内を自重落下する部品Pとの引っかかりを防止するため、ガイドプレート5bの上端には面取り或いは丸みが付けられている。
【0019】
図4(b)は、ガイドプレート5bの他の配置形態を示すもので、図4(a)のものとは、可動側の取込部材4の内面に、ガイドプレート5bの肉厚に相当する凹み4cを設けて、該凹み4cにガイドプレート5bを嵌め込むようにして配置した点で構成を異にする。
【0020】
第2の部品ガイド6は、図1,図3,図5及び図7に示すように、上記湾曲通路5aの下端開口形状と位置した横断面形状を有する直線溝6aを下面に有し、その側面をフレーム1に固着されている。また、直線溝6aの前端には、先頭部品Pの上面を外部に露出させるための取出口6bが形成されている。
【0021】
ベルトガイド7は、図3及び図7に示すように、ベルト8の幅及び厚みよりも僅かに大きな所定の幅及び深さの直線溝7aを上面に有し、直線溝7aの幅方向中心が第2の部品ガイド6の直線溝6aの幅方向中心と一致するように第1,第2の部品ガイド5,6の下側に配置され、その側面をフレーム1に固着されている。
【0022】
ベルト8は、図1,図3及び図7に示すように、合成ゴム或いは軟質樹脂等から形成された非磁性の平ベルト或いはタイミングベルトから成り、ベルトガイド7の前後位置においてフレーム1に回動自在に支持された一対のプーリー9に巻き付けられ、その上側部分をベルトガイド7の直線溝7a内に位置し、巻き付けテンションによって同部分を第1,第2の部品ガイド5,6の下面に移動可能な状態で接している。
【0023】
部品ストッパ10は、図1及び図7に示すように、第2の部品ガイド6の直線溝6aの溝深さと同等厚みを有する非磁性の長方形板から成り、直線溝6aの前側位置において、その一端をピン9aを介してストッパ支持部材9bに水平動自在に支持されている。この部品ストッパ10はコイルバネS1によって図7中で反時計回り方向に付勢されており、その一面を取出口6bの前端に当接(図10参照)したときに所期の部品停止位置を確保する。また、部品ストッパ10の先頭部品Pと向き合う位置には、直方体形状の希土類永久磁石MがそのN,S極の一方の面が先頭部品Pと接触するように設けられている。図示例では、磁石Mとして、高さ寸法が部品ストッパ10の厚み寸法とほぼ一致し、且つ幅寸法が搬送部品Pの幅寸法よりも大きなものを示してあるが、該磁石Mの高さ寸法は部品Pの高さ寸法よりも小さくてもよく、また幅寸法も部品Pの幅寸法以下としてもよい。
【0024】
また、図示例のものでは、ベルト8上の部品Pを容易に排出できるように、部品ストッパ10を回動自在に支持するストッパ支持部材10bを、その一端をピン10cを介して第2の部品ガイド6の前部に上側方向に回動自在に取り付けてある。つまり、部品ストッパ10は、第2の部品ガイド6の前端に設けた板バネ10dにその前部を係合させることで水平状態を保持できると共に、板バネ10dとの係合を解いてストッパ支持部材10bを上方に回動させることによってベルト8から離せるようになっており、この上方可動によって部品ストッパ10による部品移動規制を解いてベルト8上の部品Pを取出口6bから排出することができる。
【0025】
取込部材上下動機構11は、図1及び図3に示すように、操作レバー11aと、操作レバー11aの回動限界位置を規定するための位置決めストッパ11bと、操作レバー11aを図中時計回り方向に付勢する巻バネS2とから構成されている。
【0026】
操作レバー11aは、ピン11cを介してその略中央部をフレーム1に回動自在に支持されており、その先端を可動側の取込部材4にピン係合している。この操作レバー11aは上下方向の回動を可能としており、待機状態では巻バネS2の付勢力によって可動側の取込部材4の下端を第1の部品ガイド5の上面に当接している。
【0027】
この可動パイプ上下動機構11では、図8に示すように、操作レバー11aの端部に外力(白抜き矢印参照)を加えることにより、該操作レバー11aをピン11cを中心としバネ付勢力に抗して反時計回り方向に回動させて、可動側の取込部材4を下降位置から上方移動させることができる。
【0028】
また、図8の状態で操作レバー11aの端部への力を解除することにより、巻バネS2の付勢力により可動側の取込部材4を上昇位置から下方移動させて、図3の待機状態に復帰させることができる。
【0029】
ベルト送り機構12は、図1及び図6に示すように、操作レバー12aと、これに回動自在に連結された中継レバー12bと、これに回動自在に連結され前側プーリー9と同一軸で回動可能な送りレバー12cと、送りレバー12cに回動自在に設けられた爪12dと、前側プーリー9に同軸上に固着された爪車12eと、操作レバー12aの復帰位置を規定するための位置決めストッパ12fと、操作レバー12aの回動限界位置を規定するための位置決めストッパ12gと、操作レバー12aを図中反時計回り方向に付勢するコイルバネS3と、爪12dを爪車12eの溝に圧接する巻きバネS4とから構成されている。
【0030】
操作レバー12aは、ピン12hを介してその略中央部をフレーム1に回動自在に支持されている。この操作レバー12aは上下方向の回動を可能としており、待機状態ではコイルバネS3の付勢力によって位置決めストッパ12fに当接している。また、爪車11eの周面には、爪係合用の溝が周方向に等間隔、詳しくは、後述するカム板13aの谷部間隔と同じ角度ピッチで設けられている。
【0031】
このベルト送り機構12では、操作レバー12aの端部に外力(図1中の白抜き矢印参照)を加えることにより、該操作レバー12aをコイルバネS3の付勢力に抗して時計回り方向に回動させ、中継レバー12bを介して送りレバー12cを反時計回り方向に回動させることができ、そして、送りレバー12cの爪12dに係合する爪車12eを前側プーリー9と一緒に反時計回り方向に所定角度回動させて、ベルト8を回動角に応じた距離だけ前進させることができる。
【0032】
また、操作レバー12aの端部への力を解除することにより、コイルバネS3の付勢力により中継レバー12bを介して送りレバー12cを回動復帰させ、該送りレバー12cの爪12dを時計回り方向で隣接する溝に移動させて係合させることができる。
【0033】
部品ストッパ変位機構13は、図1,図6及び図7に示すように、前側プーリー9に同軸上に固着された円形カム板13aと、ピン13bによってフレーム1の側面に回動自在に支持されたストッパ駆動板13cと、ストッパ駆動板13cを前方に付勢してその作動部13c1をカム板13aの周面に圧接するコイルバネS5と、ピン13dによって第2の部品ガイド6の前部に水平動自在に取り付けられた部品保持レバー13eと、部品保持レバー13eを図7中で時計回り方向に付勢するコイルバネS6と、直線溝6aの前部側面に設けた孔6cに挿通された部品保持ピン13fと、部品保持ピン13fを外方に付勢するコイルバネS7とから構成されている。カム板13aの周面には、所定の形状を有する谷部及び山部が周方向に等間隔で交互に設けられている。
【0034】
ストッパ駆動板13cが前方位置にある待機状態では、図6に示すように、ストッパ駆動板13cの作動部13c1はコイルバネS5の付勢力によってカム板13aの1つの谷部に圧接され、これにより図7に示すように、部品保持レバー13eはコイルバネS6によって図中時計回り方向に付勢され、部品保持ピン13fがコイルバネS7の付勢力に抗して直線溝6a内に押し込まれ、該部品保持ピン13fによって先頭から2番目の部品Pが直線溝6aの内面に押し付けられて同位置に保持されている。また、ストッパ駆動板13cの押圧によって、部品ストッパ10はコイルバネS1の付勢力に抗して前方(部品取出位置から前方に離れた部品取出位置)に変位しており、先頭部品Pは磁石Mに吸着されたまま部品ストッパ10と一緒に前方に変位して2番目部品Pから引き離されている。
【0035】
この部品ストッパ変位機構13では、カム板13aが先に述べたベルト送り機構13の爪車11eと一緒に所定の角度ピッチで反時計回り方向に間欠回動する課程で、該カム板13aの谷部と山部の起伏を利用して、ストッパ駆動板13cを待機位置から所定角度後方に回動させ、そして後方回動位置から待機位置に復帰させることができる。
【0036】
ストッパ駆動板13cが待機位置から後方回動するときには、図10に示すように、部品ストッパ10がコイルバネS1の付勢力によって取出口6bの前端に当接して部品停止位置が確保される。これと同時に、部品保持レバー13eの後端突出部分13e1がストッパ駆動板13cによってコイルバネS6の付勢力に抗して内方に押し込まれて図中反時計回り方向に回動し、部品保持ピン13fがコイルバネS7の付勢力により外方に移動して2番目部品Pの保持が解除され、ベルト8上に並ぶ部品全体の前進が可能となる。
【0037】
以下に、上述の部品供給装置の動作について説明する。
【0038】
取込部材上下動機構11の操作レバー11aの端部と、ベルト送り機構12の操作レバー12aの端部は、吸着ノズル等によってベルト8上の先頭部品Pを取出口6bから取り出す際に、該吸着ノズル等の一部或いは他の駆動機器によって同時に押圧される。
【0039】
可動側の取込部材4が下降位置にある状態では、図3に示すように、該取込部材4の上端は固定側の取込部材3の上端よりも、取込対象部品Pの長手寸法より大きな距離を隔てて低い位置にあり、両取込部材3,4の段差部分には少量の部品Pが入り込んでいる。また、この段差部分に入り込んだ部品Pの姿勢は様々であるが、図9(a)(b)に示すように、幾つかの部品Pは最も広い面積を有する面、例えば、取込対象部品Pが扁平四角柱状の場合には最も面積の大きな2側面のうちの1つを、該段差部分に露出した固定側の取込部材3の摺接面に面接触している。
【0040】
同状態で、取込部材上下動機構11の操作レバー11aの端部が押圧されると、先に述べたように、該操作レバー11aの回動によって可動側の取込部材4が、固定側の取込部材3との面接触状態を維持しながら、下降位置から所定ストローク上昇しその上端がホッパー2の収納室2a内に若干入り込む。
【0041】
可動側の取込部材4が下降位置から上昇位置まで移動する過程では、図8に示すように、該取込部材4によって段差部分の部品Pが上方に持ち上げられると共に収納室内2aの収納部品が解される。
【0042】
また、同課程では、固定側の取込部材3の摺接面に面接触していた部品Pが、図9(c)(d)に示すように、上昇する可動側の取込部材4の案内凹部4bの凹曲面によって徐々に中央に誘導され、そして、整合した取込溝3a,4aによって構成された垂直通路内に長手向きで取り込まれ、同向きのまま該垂直通路内を自重落下して下方に導かれる。
【0043】
可動側の取込部材4が上昇位置にある状態では、図3に示すように、該取込部材4の上端は固定側の取込部材3の上端よりも、取込対象部品Pの長手寸法より大きな距離を隔てて高い位置にあり、両取込部材3,4の段差部分には少量の部品Pが入り込んでいる。また、この段差部分に入り込んだ部品Pの姿勢は様々であるが、図9(e)に示すように、幾つかの部品Pは最も広い面積を有する面、例えば、取込対象部品Pが扁平四角柱状の場合には最も面積の大きな2側面のうちの1つを、該段差部分に露出した可動側の取込部材4の摺接面に面接触している。
【0044】
同状態で、取込部材上下動機構11の操作レバー11aの端部への押圧が解除されると、先に述べたように、該操作レバー11aの回動復帰によって可動側の取込部材4が、固定側の取込部材3との面接触状態を維持しながら、上昇位置から所定ストローク下降して復帰する。
【0045】
可動側の取込部材4が上昇位置から下降位置まで移動する過程では、図3に示すように、取込部材4の下降によって収納部品全体が降下する。
【0046】
また、同過程では、可動側の取込部材4の摺接面に面接触していた部品Pが、図9(c)(d)と同じように、相対的に上昇する固定側の取込部材3の案内凹部3bの凹曲面によって徐々に中央に誘導され、そして、整合した取込溝3a,4aによって構成された垂直通路内に長手向きで取り込まれ、同向きのまま該垂直通路内を自重落下して下方に導かれる。
【0047】
このように両取込部材3,4の取込溝3a,4aによって構成される垂直通路内への部品取り込みは、可動側の取込部材4の上昇過程と下降過程の両方で行われる。垂直通路内に長手向きで1個宛取り込まれた部品Pは、該垂直通路内をガイドプレート5bを経由し自重落下して湾曲通路5a内に同向きのまま取り込まれ、該湾曲通路5a内をその曲率に従って自重通過する課程でその姿勢を水平に近い状態まで変更され、その一端部をベルト8の上面に当接し、後続の部品Pはこの後ろに長手向きで繋がる(図3参照)。
【0048】
一方、ベルト送り機構12の操作レバー12aの端部が押圧されると、中継レバー12bと送りレバー12cの回動によって、爪12dが係合する爪車12eが前側プーリー9と一緒に反時計回り方向に所定角度回動し、ベルト8がこの回動角に応じた距離、好ましくは部品Pの長手寸法よりも大きな距離だけ前方に移動する。
【0049】
ベルト8が前方に所定距離移動する過程では、ベルト8の上面に一端部を当接する部品Pが、ベルト8との摩擦抵抗によって前方に引き出されてベルト8上に横たわり、次の部品Pがベルト8の上面に一端部を当接する(図8参照)。
【0050】
ベルト8の移動(間欠移動)は取出口6bから先頭部品Pが取り出される度に繰り返されるため、湾曲通路5a内の部品Pは上記同様の横転作用を受けながら前方に順次引き出されて移動する。これにより、複数の部品Pが第2の部品ガイド6の直線溝6aによって整列作用を受けながらベルト8上に一列に並び、同並び状態のままベルト8の間欠移動に合わせて前方に搬送される。
【0051】
他方、ベルト送り機構12の爪車12eが前側プーリー8と一緒に回動してベルト8が前方に移動するときには、これと同方向に所定角度回動する部品ストッパ変位機構13のカム板13aによって、ストッパ駆動板13cがバネ付勢力に抗して後方回動し、そして後方回動位置から復帰する。
【0052】
カム板13aの谷部から時計回り方向で隣接する山部に至る経路を利用してストッパ駆動板13cが後方回動するときには、図10に示すように、バネ付勢力によって部品ストッパ10が後方に変位し、その後端面が取出口6bの前端に当接して所期の部品停止位置が確保される。つまり、ベルト8によって搬送される部品Pは、その先頭部品Pが部品ストッパ10に当接したところで停止してベルト8上に長手向きで隙間なく一列に並び、先頭部品Pは磁石Mの磁力によって部品ストッパ10に吸着する。また、ベルト8の前方移動量が部品Pの長手寸法よりも大きいときには、部品移動が部品ストッパ10によって規制された後も、部品接触面との滑りを利用してベルト8のみが前進する。
【0053】
また、カム板13aの山部から時計回り方向で隣接する谷部に至る経路を利用してストッパ駆動板13cが復帰するときには、図7に示すように、部品保持レバー13cの回動復帰によって部品保持ピン13fの先端が直線溝6a内に突出して先頭から2番目の部品Pが保持されると共に、部品ストッパ10が前方に変位して取出口6bの前端から離れ、これと一緒に先頭部品Pが吸着されたまま部品取出位置に移動して2番目部品Pから離れ、先頭部品Pと2番目部品Pとの間に強制的に隙間Cが形成される。
【0054】
吸着ノズル等による先頭部品Pの取り出しは、図7に示すように、部品ストッパ10が前方に変位して先頭部品Pが2番目部品Pから完全に離され、しかも、部品取出位置に変位した部品Pが磁力によって同位置に保持されている状態で実施される。
【0055】
このように、上述の第1実施形態によれば、可動側の取込部材4が下降位置から上昇位置まで移動する過程で、固定側の取込部材3の摺接面に面接触していた部品Pを、上昇する可動側の取込部材4の案内凹部4bの凹曲面によって徐々に中央に誘導し、該部品Pを整合した取込溝3a,4a(垂直通路)内に長手向きで取り込むことができると共に、可動側の取込部材4が上昇位置から下降位置まで移動する過程で、可動側の取込部材4の摺接面に面接触していた部品Pを、相対的に上昇する固定側の取込部材3の案内凹部3bの凹曲面によって徐々に中央に誘導し、該部品Pを整合した取込溝3a,4a(垂直通路)内に長手向きで取り込むことができる。依って、可動側の取込部材4の1サイクルの上下動作で、ホッパー2内に収納された部品Pを整合した取込溝(垂直通路)内に安定、且つ効率よく取り込むことができ、部品取り込みが中断することを確実に防止して所期の部品供給を的確に行うことができる。
【0056】
尚、上記の第1実施形態では、取込溝3a,4aの端部に凹曲面から成る案内凹部3b,4bを設けたものを例示したが、取込溝(垂直通路)への部品取り込みをより効率的に行うには、案内凹部3b,4bの取込溝3a,4aとの境界部分に、図11(a)に示すような取込溝3a,4aに向かって傾く傾斜面Fを設けるようにしたり、または、同図(b)に示すような段差Gを設けるようにするとよい。このようにすれば、案内凹部3b,4bの取込溝3a,4aとの境界部分で止まろうとする部品Pを、図中矢印で示すように傾斜面Fや段差Gを利用して取込溝側に回転させて、取込溝3a,4aで構成される垂直通路に容易に落とし込むことができる。勿論、取込溝3a,4aの上端縁3辺のうち幅方向の2辺にも同様の傾斜面Fや段差Gを設ければ、これら辺部分で止まろうとする部品Pにも同様の回転作用を発揮させることができる。
【0057】
図12は本発明の第2実施形態を示すもので、先に述べた第1実施形態とは、固定側と可動側の取込部材21,22の上面から平らな面を除去した点、換言すれば、案内凹部21b,22bの最大外形と取込部材21,22の横断面形とを一致させた点で異なる。他の構成は基本的には第1実施例と同じであるためここでの説明を省略する。
【0058】
ちなみに、この取込部材21,22を用いる場合には、ホッパー2の下部に貫通形成した挿通孔2cの内形を、両取込部材21,22を左右に重ね合わせたときの外形(図示例のものでは円形)に一致させる。
【0059】
本第2実施形態によれば、両取込部材21,22の上端に平らな面がないので、各取込部材21,22の上に部品Pが止まることを防止して、ホッパー2内に収納された部品Pを最後の1個まで無駄なく取り込める利点がある。
【0060】
図13は本発明の第3実施形態を示すもので、先に述べた第1実施形態とは、2つの取込部材23,24の長さを一致させた点と、取込部材23,24の両方を可動側として用いた点で異なる。他の構成は基本的には第1実施例と同じであるためここでの説明を省略する。
【0061】
つまり、一方の取込部材23または24が上昇するときには、他方の取込部材24または23を下降させるようにして、双方の上下動作によって第1実施形態と同様の部品取り込みを行うようにしている。この取込部材23,24を交互に上下動させる機構には、両取込部材23,24を回動自在に連結するリンクをその中央を支点として正逆回転させる機構等が適宜利用できる。
【0062】
本第3実施形態によれば、取込部材それぞれに付与する上下動作のストロークが小さくて済むため、その分、装置の高さ寸法を小さくできる利点がある。
【0063】
図14は本発明の第4実施形態を示すもので、先に述べた第1実施形態とは、一方の取込部材25を円柱形とし、他方の取込部材26に取込部材25の周面と同一曲率の曲面を設けて、該曲面の幅方向中央に横断面コ字形の取込溝26aを設ける共に、該取込溝26aの端部に球面の1/4程度の凹曲面から成る案内凹部26bを設けた点で異なる。他の構成は基本的には第1実施例と同じであるためここでの説明を省略する。
【0064】
円柱形の取込部材24は、その周面一部が収納室2a内に露出するようにホッパー2の挿通孔2c’内に回動自在に配置され、取込部材26はその上部が収納室2a内に露出し、且つその曲面が取付部材24の周面に面接触するように挿通孔2c’内に固定配置される。この取込部材24を所定方向に回動させる機構には、ベルト送り機構12と同様のラチェット機構等が適宜利用できる。
【0065】
また、取込部材26の取込溝26aの幅寸法は取込対象部品Pの幅寸法よりも僅かに大きく、深さは取込対象部品Pの高さ寸法(厚み寸法)よりも僅かに大きく設定されており、曲面から下には取込溝26aに通じる該取込溝26aと同一形状の垂直通路(符号なし)が設けられている。
【0066】
本第4実施形態によれば、円柱形の取込部材25を図中時計回り方向に間欠回動または連続回動させることにより、該取込部材25の周面に面接触に近い状態で接触していた部品Pを、相対的に逆回転する取込部材26の案内凹部26bの凹曲面によって徐々に中央に誘導し、該部品Pを取込溝26a内に長手向きで取り込んで、同向きのまま垂直通路内を自重落下させることができる。つまり、取込部材25の回転動作によって部品取り込みを行えるので、取込部材を上下動させる場合に比べて装置の高さ寸法を小さくできる利点がある。
【0067】
尚、上記の第4実施形態では、円柱形の取込部材25を回動させるものを例示したが、円柱形の取込部材25を固定とし他方の取込部材26を取込部材25の周面に沿って回動させるようにしても同様の部品取り込みを行うことができる。また、図15に示すように、円柱形の取込部材25の周面中央にも横断面コ字形の取込溝25aを設ければ、該取込溝25aを利用して取り込まれる部品Pの向き矯正を行うことができる。
【0068】
以上、上述した各実施形態では、第1の部品ガイドの湾曲通路によって部品の姿勢変更(横転)を行うものを例示したが、湾曲通路を垂直通路に変えて、取り込まれた部品をそのまま垂直に自重落下させてベルト表面に当接させ、該部品を前進するベルトによって引き出しつつ横転させるようにしても同様の姿勢変更を行うことができる。
【0069】
また、上述した各実施形態では、部品搬送路としてベルトを用いたものを例示したが、ベルト及びベルトガイドの直線溝を排除して、第2の部品ガイドの直線溝とベルトガイドの上面とで所定断面の搬送路を形成し、該搬送路の後ろからエアーを吹き込むことによって、該搬送路に導出された部品の搬送を行うようにしてもよく、第1の部品ガイドの湾曲通路を垂直通路に変える場合には、同エアーによって部品横転を行うこともできる。
【0070】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、収納室内に収納されたチップ状部品を固定取込部材の取込溝内に安定、且つ効率よく取り込むことができ、部品取り込みが中断することを確実に防止して所期の部品供給を的確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る部品供給装置の側面図
【図2】取込対象部品の斜視図
【図3】取込部材及び取込部材上下動機構の詳細図
【図4】取込部材の部分拡大断面図
【図5】取込部材,第1の部品ガイド及び第2の部品ガイドの斜視図
【図6】ベルト送り機構及び部品ストッパ変位機構の部分詳細図
【図7】部品ストッパ及び部品ストッパ変位機構の部分詳細図
【図8】取込部材上下動機構の動作説明図
【図9】部品取込作用を示す図
【図10】部品ストッパ変位機構の動作説明図
【図11】案内凹部の変形例を示す図
【図12】本発明の第2実施形態に係る取込部材の斜視図
【図13】本発明の第3実施形態に係る取込部材の動作説明図
【図14】本発明の第4実施形態に係る取込部材及び取込部分の詳細図と、取込部材の斜視図
【図15】円柱形の取込部材の変形例を示す図
【符号の説明】
P…チップ状部品、2a…収納室、25…可動側の取込部材、25a…溝、26…固定側の取込部材、26a…溝、26b…案内凹部。

Claims (5)

  1. チップ状部品をバラ状態で収納するための収納室と、
    円柱形を成し周面の一部が収納室内に露出するように配置された回動自在な可動取込部材と、
    可動取込部材の周面の他の一部と面接触する曲面と該曲面に沿って設けられた所定横断面形の取込溝とを有し、該取込溝の上端が収納室内に露出するように配置された固定取込部材とを備える、
    ことを特徴とする部品供給装置の部品取込機構。
  2. 可動取込部材の取込溝の下端には該取込溝と同一横断面形の通路が設けられている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の部品供給装置の部品取込機構。
  3. 固定取込部材の取込溝の横断面形は四角形である、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の部品供給装置の部品取込機構。
  4. 固定取込部材の取込溝の上端には、収納室内のチップ状部品を取込溝上端に向かって誘導する案内凹部が設けられている、
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の部品供給装置の部品取込装置。
  5. 可動取込部材の周面には、固定取込部材の取込溝内に取り込まれるチップ状部品の向き矯正を行う溝が周方向に連続して設けられている、
    ことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の部品供給装置の部品取込機構。
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