JPH10190283A - 部品供給装置 - Google Patents
部品供給装置Info
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- JPH10190283A JPH10190283A JP8350663A JP35066396A JPH10190283A JP H10190283 A JPH10190283 A JP H10190283A JP 8350663 A JP8350663 A JP 8350663A JP 35066396 A JP35066396 A JP 35066396A JP H10190283 A JPH10190283 A JP H10190283A
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- Japan
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- stopper
- belt
- magnet
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ベルト上に一列に並ぶ部品のうち、先頭の部
品を2番目の部品から完全に引き離すことにより、先頭
の部品の取り出しを良好に行えるようにした部品供給装
置を提供する。 【解決手段】 ベルト7として磁気透過性を有するもの
を用い、部品ストッパ9の下面と対向するベルト下側位
置に磁石Mを配置することにより、強磁性体材料から成
る部品ストッパ9の部品当接面に磁力による部品吸着力
を発揮させて、ベルト7上の先頭の部品Pを該部品スト
ッパ9に吸着保持できるようにしてあるので、部品停止
位置にある部品ストッパ9をベルト7に沿って同位置か
ら離れた位置に変位させれば、ベルト7上に一列に並ぶ
部品Pのうち先頭の部品Pを2番目の部品Pから完全に
引き離すことができる。
品を2番目の部品から完全に引き離すことにより、先頭
の部品の取り出しを良好に行えるようにした部品供給装
置を提供する。 【解決手段】 ベルト7として磁気透過性を有するもの
を用い、部品ストッパ9の下面と対向するベルト下側位
置に磁石Mを配置することにより、強磁性体材料から成
る部品ストッパ9の部品当接面に磁力による部品吸着力
を発揮させて、ベルト7上の先頭の部品Pを該部品スト
ッパ9に吸着保持できるようにしてあるので、部品停止
位置にある部品ストッパ9をベルト7に沿って同位置か
ら離れた位置に変位させれば、ベルト7上に一列に並ぶ
部品Pのうち先頭の部品Pを2番目の部品Pから完全に
引き離すことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バラ状態にあるチ
ップ状部品を所定向きで一列に並んだ状態で供給する部
品供給装置に関するものである。
ップ状部品を所定向きで一列に並んだ状態で供給する部
品供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の部品供給装置を開示する
ものとして、特開平6−232596号公報が知られて
いる。
ものとして、特開平6−232596号公報が知られて
いる。
【0003】同公報に開示された部品供給装置は、バラ
状態のチップ状部品(以下単に部品と言う)を収納する
収納箱と、収納箱の下面に上下動可能に挿通された部品
取出管と、部品取出管を上下動させる機構と、部品取出
管に連通して下方に延設された部品搬送管と、部品搬送
管の終端位置に配設され該部品搬送管から排出される部
品を搬送するベルトと、ベルトを所定ピッチで間欠移動
させる機構と、ベルト上の部品を整列する溝付きカバー
と、ベルトにより搬送される部品を所定位置に停止させ
るストッパと、ストッパを部品停止位置とベルトに沿っ
て同位置から離れた位置とに変位させる機構とを具備し
ている。
状態のチップ状部品(以下単に部品と言う)を収納する
収納箱と、収納箱の下面に上下動可能に挿通された部品
取出管と、部品取出管を上下動させる機構と、部品取出
管に連通して下方に延設された部品搬送管と、部品搬送
管の終端位置に配設され該部品搬送管から排出される部
品を搬送するベルトと、ベルトを所定ピッチで間欠移動
させる機構と、ベルト上の部品を整列する溝付きカバー
と、ベルトにより搬送される部品を所定位置に停止させ
るストッパと、ストッパを部品停止位置とベルトに沿っ
て同位置から離れた位置とに変位させる機構とを具備し
ている。
【0004】この部品供給装置では、部品取出管を上下
動させることによって、収納箱内の部品を所定向きで部
品取出管内に取り込み、これを部品搬送管を通じてベル
ト上に排出させ、該排出部品をベルトによってストッパ
方向に搬送することができる。また、搬送部品をストッ
パで停止させた後に該ストッパを前方に変位させて先頭
の部品から離すことにより、ベルト上に一列に並んだ部
品のうち先頭の部品にかかる力(挟み力)を解除できる
ようにしている。
動させることによって、収納箱内の部品を所定向きで部
品取出管内に取り込み、これを部品搬送管を通じてベル
ト上に排出させ、該排出部品をベルトによってストッパ
方向に搬送することができる。また、搬送部品をストッ
パで停止させた後に該ストッパを前方に変位させて先頭
の部品から離すことにより、ベルト上に一列に並んだ部
品のうち先頭の部品にかかる力(挟み力)を解除できる
ようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の部品供給装
置では、ストッパによる部品停止後に該ストッパを前方
に移動させて先頭の部品から離しているだけなので、先
頭の部品と2番目の部品とが湿気や部品製造段階で用い
られる処理液等の影響でくっついていたり、或いは、先
頭の部品と2番目の部品とに相互の表面凹凸による引っ
かかりがあると、先頭の部品を吸着ノズル等で取り出す
際に2番目の部品がひきつられて飛び出てしまったり、
2番目の部品の位置及び姿勢に乱れを生じてそれ以後の
部品取り出しに支障を生じる不具合がある。
置では、ストッパによる部品停止後に該ストッパを前方
に移動させて先頭の部品から離しているだけなので、先
頭の部品と2番目の部品とが湿気や部品製造段階で用い
られる処理液等の影響でくっついていたり、或いは、先
頭の部品と2番目の部品とに相互の表面凹凸による引っ
かかりがあると、先頭の部品を吸着ノズル等で取り出す
際に2番目の部品がひきつられて飛び出てしまったり、
2番目の部品の位置及び姿勢に乱れを生じてそれ以後の
部品取り出しに支障を生じる不具合がある。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、ベルト上に一列に並ぶ部
品のうち、先頭の部品を2番目の部品から完全に引き離
すことにより、先頭の部品の取り出しを良好に行えるよ
うにした部品供給装置を提供することにある。
で、その目的とするところは、ベルト上に一列に並ぶ部
品のうち、先頭の部品を2番目の部品から完全に引き離
すことにより、先頭の部品の取り出しを良好に行えるよ
うにした部品供給装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、チップ状部品をバラ状態で収納するホッ
パーと、ホッパー内の部品を所定向きで取り込んで下方
に導く部品導出通路と、部品導出通路から導出された部
品を受け止めて所定方向に搬送するベルトと、ベルト上
の先頭の部品を相互当接により所定位置で停止させる部
品ストッパと、部品ストッパを部品停止位置とベルトに
沿って同位置から離れた位置とに変位させるストッパ変
位機構とを具備した部品供給装置において、部品ストッ
パと対向する位置に磁石を配置すると共に、部品ストッ
パに少なくとも磁石対向箇所と部品当接箇所とを結ぶ磁
気通路を設けて、該部品当接箇所における磁力による部
品吸着を可能とした、ことをその主たる特徴としてい
る。
め、本発明は、チップ状部品をバラ状態で収納するホッ
パーと、ホッパー内の部品を所定向きで取り込んで下方
に導く部品導出通路と、部品導出通路から導出された部
品を受け止めて所定方向に搬送するベルトと、ベルト上
の先頭の部品を相互当接により所定位置で停止させる部
品ストッパと、部品ストッパを部品停止位置とベルトに
沿って同位置から離れた位置とに変位させるストッパ変
位機構とを具備した部品供給装置において、部品ストッ
パと対向する位置に磁石を配置すると共に、部品ストッ
パに少なくとも磁石対向箇所と部品当接箇所とを結ぶ磁
気通路を設けて、該部品当接箇所における磁力による部
品吸着を可能とした、ことをその主たる特徴としてい
る。
【0008】本発明によれば、磁石の磁力を利用して部
品ストッパの部品当接箇所での磁力による部品吸着を可
能としてあるので、部品停止位置の部品ストッパに接す
る先頭の部品を磁力によって吸着保持できると共に、ス
トッパ変位機構によって部品ストッパを部品停止位置か
ら離れた位置に変位させれば、部品ストッパに吸着保持
されている先頭の部品を2番目の部品から完全に引き離
すことができる。
品ストッパの部品当接箇所での磁力による部品吸着を可
能としてあるので、部品停止位置の部品ストッパに接す
る先頭の部品を磁力によって吸着保持できると共に、ス
トッパ変位機構によって部品ストッパを部品停止位置か
ら離れた位置に変位させれば、部品ストッパに吸着保持
されている先頭の部品を2番目の部品から完全に引き離
すことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る部品供給装置
の側面図を示すもので、同図において、1はフレーム、
2はホッパー、3は固定パイプ、4は可動パイプ、5は
部品ガイド、6はベルトガイド、7はベルト、8は前後
一対のプーリー、9は部品ストッパ、Mは磁石、10は
パイプ上下動機構、11はベルト送り機構、12はスト
ッパ変位機構である。
の側面図を示すもので、同図において、1はフレーム、
2はホッパー、3は固定パイプ、4は可動パイプ、5は
部品ガイド、6はベルトガイド、7はベルト、8は前後
一対のプーリー、9は部品ストッパ、Mは磁石、10は
パイプ上下動機構、11はベルト送り機構、12はスト
ッパ変位機構である。
【0010】ホッパー2は、図3にも示すように、収納
室2aと、該収納室2aの上端開口を開閉自在に覆う蓋
板2bと、収納室2aの底部に貫通形成された可動パイ
プ用の円形摺動孔2cを具備しており、その側面をフレ
ーム1に着脱自在に固着されている。
室2aと、該収納室2aの上端開口を開閉自在に覆う蓋
板2bと、収納室2aの底部に貫通形成された可動パイ
プ用の円形摺動孔2cを具備しており、その側面をフレ
ーム1に着脱自在に固着されている。
【0011】収納室2a内には、図2に示すような円柱
状,角柱状或いは扁平角柱状等の形状を有するチップ状
部品P(以下、単に部品Pと言う)、例えば、チップコ
ンデンサ,チップインダクタ,チップ抵抗器等で代表さ
れる部品Pの1種類がバラ状態で多数個収納されてい
る。このホッパー2内に収納された部品Pは、部品供給
に伴い底面傾斜に沿って摺動孔2cに向けて自重移動す
る。
状,角柱状或いは扁平角柱状等の形状を有するチップ状
部品P(以下、単に部品Pと言う)、例えば、チップコ
ンデンサ,チップインダクタ,チップ抵抗器等で代表さ
れる部品Pの1種類がバラ状態で多数個収納されてい
る。このホッパー2内に収納された部品Pは、部品供給
に伴い底面傾斜に沿って摺動孔2cに向けて自重移動す
る。
【0012】固定パイプ3は、図3及び図4に示すよう
に、所定長さの薄肉円形パイプ材から成り、部品ガイド
5に下端部を固着され、その上端が摺動孔2cの上端よ
りも僅かに低くなるような位置関係にて、該摺動孔2c
内の中心位置に垂直に挿通配置されている。また、固定
パイプ3の内径は供給対象となる部品Pの端面最大長よ
りも僅かに大きく、収納室2a内の部品Pは固定パイプ
3の上端開口に縦向きで取り込まれ、同向きのままパイ
プ内を自重落下して下方に導かれる。
に、所定長さの薄肉円形パイプ材から成り、部品ガイド
5に下端部を固着され、その上端が摺動孔2cの上端よ
りも僅かに低くなるような位置関係にて、該摺動孔2c
内の中心位置に垂直に挿通配置されている。また、固定
パイプ3の内径は供給対象となる部品Pの端面最大長よ
りも僅かに大きく、収納室2a内の部品Pは固定パイプ
3の上端開口に縦向きで取り込まれ、同向きのままパイ
プ内を自重落下して下方に導かれる。
【0013】可動パイプ4は、図3及び図4に示すよう
に、摺動孔2cよりも僅かに小さな外径と固定パイプ3
の外径よりも僅かに大きな内径を備えた所定長さの円形
パイプ材から成り、上端が固定パイプ3の上端よりも僅
かに低くなるような位置関係にて、固定パイプ3の外側
に上下動可能に配置されている。また、可動パイプ4は
供給対象となる部品Pの端面最大長よりも僅かに大きな
厚みを有しており、その上端面に中心に向かって下向き
に傾斜するすりばち状の案内面4aを有している。さら
に、可動パイプ4の外面中間部と外面下端部には係合鍔
4b,4cがそれぞれ形成され、中間鍔4bの上下には
S1<S2の力関係を有するコイルバネS1とS2が介
装されている。
に、摺動孔2cよりも僅かに小さな外径と固定パイプ3
の外径よりも僅かに大きな内径を備えた所定長さの円形
パイプ材から成り、上端が固定パイプ3の上端よりも僅
かに低くなるような位置関係にて、固定パイプ3の外側
に上下動可能に配置されている。また、可動パイプ4は
供給対象となる部品Pの端面最大長よりも僅かに大きな
厚みを有しており、その上端面に中心に向かって下向き
に傾斜するすりばち状の案内面4aを有している。さら
に、可動パイプ4の外面中間部と外面下端部には係合鍔
4b,4cがそれぞれ形成され、中間鍔4bの上下には
S1<S2の力関係を有するコイルバネS1とS2が介
装されている。
【0014】部品ガイド5は、図3,図5,図9乃至図
11に示すように、供給部品に対応した所定の幅及び深
さの直線状ガイド溝5aを下面に有し、その側面をフレ
ーム1に固着されている。ガイド溝5aの後端には固定
パイプ3の内孔と連通する同一径或いは僅かに大径の垂
直通路5bが形成されており、本実施形態では、固定パ
イプ3の内孔と該垂直通路5bによって、ホッパー2内
の部品Pを縦向きで取り込んで下方に導く部品導出通路
(符号なし)が形成されている。また、部品ガイド5の
前部には、先頭の部品Pの少なくとも上面を外部に露出
させるための部品取出口5cが形成されている。
11に示すように、供給部品に対応した所定の幅及び深
さの直線状ガイド溝5aを下面に有し、その側面をフレ
ーム1に固着されている。ガイド溝5aの後端には固定
パイプ3の内孔と連通する同一径或いは僅かに大径の垂
直通路5bが形成されており、本実施形態では、固定パ
イプ3の内孔と該垂直通路5bによって、ホッパー2内
の部品Pを縦向きで取り込んで下方に導く部品導出通路
(符号なし)が形成されている。また、部品ガイド5の
前部には、先頭の部品Pの少なくとも上面を外部に露出
させるための部品取出口5cが形成されている。
【0015】ベルトガイド6は、図3,図5,図9乃至
図11に示すように、ベルト7に対応した所定の幅及び
深さの直線状ガイド溝6aを上面に有し、ガイド溝6a
の中心が部品ガイド5のガイド溝5aの中心と一致する
ように、部品ガイド5の下側位置に配置されその側面を
フレーム1に固着されている。
図11に示すように、ベルト7に対応した所定の幅及び
深さの直線状ガイド溝6aを上面に有し、ガイド溝6a
の中心が部品ガイド5のガイド溝5aの中心と一致する
ように、部品ガイド5の下側位置に配置されその側面を
フレーム1に固着されている。
【0016】ベルト7は、図3,図5,図9乃至図11
に示すように、無端状の平ベルト或いはタイミングベル
トから成り、部品ガイド5のガイド溝5aよりも大きな
幅を有している。また、ベルト7は合成ゴムや軟質樹脂
等にフェライト粉末を添加した材料や種々の多孔質材料
から形成され、それ自体が磁気透過性を有しており、後
述する磁石Mの磁束を部品ストッパ9に向けて透過でき
るようになっている。このベルト7は、ベルトガイド7
の前後位置においてフレーム1に回動自在に軸支された
一対のプーリー8に巻き付けられ、その上側部分をベル
トガイド6のガイド溝6a内に位置しており、巻き付け
テンションによって同部分を部品ガイド5の下面に移動
可能な状態で接している。
に示すように、無端状の平ベルト或いはタイミングベル
トから成り、部品ガイド5のガイド溝5aよりも大きな
幅を有している。また、ベルト7は合成ゴムや軟質樹脂
等にフェライト粉末を添加した材料や種々の多孔質材料
から形成され、それ自体が磁気透過性を有しており、後
述する磁石Mの磁束を部品ストッパ9に向けて透過でき
るようになっている。このベルト7は、ベルトガイド7
の前後位置においてフレーム1に回動自在に軸支された
一対のプーリー8に巻き付けられ、その上側部分をベル
トガイド6のガイド溝6a内に位置しており、巻き付け
テンションによって同部分を部品ガイド5の下面に移動
可能な状態で接している。
【0017】部品ストッパ9は、図11に示すように、
ガイド溝5aの溝深さと同等厚みまたはこれよりも厚み
の薄い長方形板から成り、ガイド溝5aの前側位置にお
いて、その一端をピン9aを介してストッパ支持部材9
bに水平方向で回動自在に支持され、ベルト7に沿って
部品停止位置と同位置から前方に離れた位置とに変位で
きるようになっている。この部品ストッパ9はフェライ
ト等の強磁性体材料から成り、後に詳述するように全体
を磁気通路として利用される。また、部品ストッパ9は
図示省略のバネ材によって図中反時計回り方向に付勢さ
れており、後述するストッパ作動板12cが後退すると
きには、バネ付勢力によってその後端面を部品ガイド5
のガイド溝5aの前端に当接して部品停止位置を確保す
る(図12参照)。
ガイド溝5aの溝深さと同等厚みまたはこれよりも厚み
の薄い長方形板から成り、ガイド溝5aの前側位置にお
いて、その一端をピン9aを介してストッパ支持部材9
bに水平方向で回動自在に支持され、ベルト7に沿って
部品停止位置と同位置から前方に離れた位置とに変位で
きるようになっている。この部品ストッパ9はフェライ
ト等の強磁性体材料から成り、後に詳述するように全体
を磁気通路として利用される。また、部品ストッパ9は
図示省略のバネ材によって図中反時計回り方向に付勢さ
れており、後述するストッパ作動板12cが後退すると
きには、バネ付勢力によってその後端面を部品ガイド5
のガイド溝5aの前端に当接して部品停止位置を確保す
る(図12参照)。
【0018】ちなみに図示例のものでは、部品ストッパ
9を回動自在に支持するストッパ支持部材9bを、その
一端をピン9cを介して部品ガイド5の前部に上側方向
に回動自在に取り付けてある。つまり、部品ストッパ9
は、ストッパ支持部材9bの前部をベルトガイド6の前
端に設けた板バネ9dに係合させることで水平状態を保
持できる共に、板バネ9dとの係合を解いてストッパ支
持部材9bを上方に回動させることによってベルト7か
ら離せるようになっている(図13参照)。
9を回動自在に支持するストッパ支持部材9bを、その
一端をピン9cを介して部品ガイド5の前部に上側方向
に回動自在に取り付けてある。つまり、部品ストッパ9
は、ストッパ支持部材9bの前部をベルトガイド6の前
端に設けた板バネ9dに係合させることで水平状態を保
持できる共に、板バネ9dとの係合を解いてストッパ支
持部材9bを上方に回動させることによってベルト7か
ら離せるようになっている(図13参照)。
【0019】磁石Mは、図11に示すように、直方体状
の希土類永久磁石から成り、部品ストッパ9の下面に対
向するベルト7の下側(図示例ではベルトガイド6のガ
イド溝6a)に、そのN,S極を結ぶ線がベルト移動方
向と平行となる向きで配置されている。
の希土類永久磁石から成り、部品ストッパ9の下面に対
向するベルト7の下側(図示例ではベルトガイド6のガ
イド溝6a)に、そのN,S極を結ぶ線がベルト移動方
向と平行となる向きで配置されている。
【0020】先に述べたように、部品ストッパ9が強磁
性体材料から成り、しかもベルト7が磁気透過性を有す
ることから、磁石Mの磁界内にある部品ストッパ9はそ
の位置(部品停止位置と同位置から離れた位置)に拘わ
らず該磁界の影響を受けて磁化されることになり、先頭
の部品Pと向き合う部品ストッパ9の一側面(部品当接
面)にはN,S極の一方の極性が現れ、これにより、部
品ストッパ9の部品当接面での磁力による部品吸着が可
能となる。
性体材料から成り、しかもベルト7が磁気透過性を有す
ることから、磁石Mの磁界内にある部品ストッパ9はそ
の位置(部品停止位置と同位置から離れた位置)に拘わ
らず該磁界の影響を受けて磁化されることになり、先頭
の部品Pと向き合う部品ストッパ9の一側面(部品当接
面)にはN,S極の一方の極性が現れ、これにより、部
品ストッパ9の部品当接面での磁力による部品吸着が可
能となる。
【0021】パイプ上下動機構10は、図1,図3及び
図5に示すように、操作レバー10aと、その下側に配
置された中継レバー10bと、操作レバー10aの復帰
位置を規定するための位置決めストッパ10cとから構
成されている。操作レバー10aは、フレーム1に設け
られたピン10dによってその一端部を支持され、上下
方向の回動を可能としており、初期状態ではレバー中央
上面を位置決めストッパ10cに当接している。また、
中継レバー10bはフレーム1に設けられたピン10e
によってその中央部を支持され上下方向の回動を可能と
している。この中継レバー10bは、一端部(図中右端
部)に形成された丸穴部分或いはU字形部分を、可動パ
イプ4の下端鍔4cと下側コイルバネS2との間に装着
され、初期状態では上側コイルバネS1によって下方に
付勢され、他端部に設けられたローラ10fを操作レバ
ー10aの中央下面に当接している。
図5に示すように、操作レバー10aと、その下側に配
置された中継レバー10bと、操作レバー10aの復帰
位置を規定するための位置決めストッパ10cとから構
成されている。操作レバー10aは、フレーム1に設け
られたピン10dによってその一端部を支持され、上下
方向の回動を可能としており、初期状態ではレバー中央
上面を位置決めストッパ10cに当接している。また、
中継レバー10bはフレーム1に設けられたピン10e
によってその中央部を支持され上下方向の回動を可能と
している。この中継レバー10bは、一端部(図中右端
部)に形成された丸穴部分或いはU字形部分を、可動パ
イプ4の下端鍔4cと下側コイルバネS2との間に装着
され、初期状態では上側コイルバネS1によって下方に
付勢され、他端部に設けられたローラ10fを操作レバ
ー10aの中央下面に当接している。
【0022】ちなみに、位置決めストッパ10cは円板
とこれを偏心位置で固着するためのネジとから構成され
ており、円板の固着向きを変化させることにより操作レ
バー10aの復帰位置、つまり可動パイプ4の下降位置
を任意に調整できるようになっている。例えば、位置決
めストッパ10cを図3中に破線で示す位置に変化させ
れば、操作レバー10aの復帰位置を実線位置よりも下
側にずらして可動パイプ4の下降位置を上方に変化させ
ることができる。
とこれを偏心位置で固着するためのネジとから構成され
ており、円板の固着向きを変化させることにより操作レ
バー10aの復帰位置、つまり可動パイプ4の下降位置
を任意に調整できるようになっている。例えば、位置決
めストッパ10cを図3中に破線で示す位置に変化させ
れば、操作レバー10aの復帰位置を実線位置よりも下
側にずらして可動パイプ4の下降位置を上方に変化させ
ることができる。
【0023】このパイプ上下動機構10では、図5に示
すように、操作レバー10aの端部に下向きの力Fを加
えることによりこれをピン10dを中心として反時計回
り方向に回動させ、該操作レバー10aの下面で中継レ
バー10bのローラ10fに下向きの力を加えてこれを
ピン10eを中心として反時計回り方向に回動させるこ
とができ、そして、中継レバー10bの端部によりコイ
ルバネS2を介してコイルバネS1を縮めながら可動パ
イプ4を上方移動させることができる。
すように、操作レバー10aの端部に下向きの力Fを加
えることによりこれをピン10dを中心として反時計回
り方向に回動させ、該操作レバー10aの下面で中継レ
バー10bのローラ10fに下向きの力を加えてこれを
ピン10eを中心として反時計回り方向に回動させるこ
とができ、そして、中継レバー10bの端部によりコイ
ルバネS2を介してコイルバネS1を縮めながら可動パ
イプ4を上方移動させることができる。
【0024】また、図5の状態で操作レバー10aの端
部への力Fを解除することにより、コイルバネS1の付
勢力によって可動パイプ4を下方移動させ、これに伴っ
て中継レバー10bを時計回り方向に回動させることが
でき、そして、ローラ10fによる押し上げによって操
作レバー10aを時計回り方向に回動させ、位置決めス
トッパ10cに当接したところで該操作レバー10aの
回動を停止させて図3の初期状態に復帰させることがで
きる。
部への力Fを解除することにより、コイルバネS1の付
勢力によって可動パイプ4を下方移動させ、これに伴っ
て中継レバー10bを時計回り方向に回動させることが
でき、そして、ローラ10fによる押し上げによって操
作レバー10aを時計回り方向に回動させ、位置決めス
トッパ10cに当接したところで該操作レバー10aの
回動を停止させて図3の初期状態に復帰させることがで
きる。
【0025】ベルト送り機構11は、図1,図7及び図
8に示すように、操作レバー11aと、これに回動自在
に連結された中継レバー11bと、これに回動自在に連
結され前側プーリー8と同一軸で回動可能な送りレバー
11cと、送りレバー11cに回動自在に設けられた爪
11dと、前側プーリー8に同軸上に固着された爪車1
1eと、操作レバー11aの復帰位置を規定するための
位置決めストッパ11fと、操作レバー11aの回動限
界位置を規定するための位置決めストッパ11gと、操
作レバー11aを図中時計回り方向に付勢するコイルバ
ネS3と、爪11dを爪車11eに圧接する巻きバネS
4とから構成されている。操作レバー11aは、パイプ
上下動機構10と共通のピン10dによってその一端部
を支持されて上下方向の回動を可能としており、初期状
態ではレバー側面中央を位置決めストッパ11fに当接
している。また、ベルト送り機構11の操作レバー11
aと先に述べたパイプ上下動機構10の操作レバー10
aとは、互いの操作部位をコイルバネSSを介して上下
に対向配置されている。
8に示すように、操作レバー11aと、これに回動自在
に連結された中継レバー11bと、これに回動自在に連
結され前側プーリー8と同一軸で回動可能な送りレバー
11cと、送りレバー11cに回動自在に設けられた爪
11dと、前側プーリー8に同軸上に固着された爪車1
1eと、操作レバー11aの復帰位置を規定するための
位置決めストッパ11fと、操作レバー11aの回動限
界位置を規定するための位置決めストッパ11gと、操
作レバー11aを図中時計回り方向に付勢するコイルバ
ネS3と、爪11dを爪車11eに圧接する巻きバネS
4とから構成されている。操作レバー11aは、パイプ
上下動機構10と共通のピン10dによってその一端部
を支持されて上下方向の回動を可能としており、初期状
態ではレバー側面中央を位置決めストッパ11fに当接
している。また、ベルト送り機構11の操作レバー11
aと先に述べたパイプ上下動機構10の操作レバー10
aとは、互いの操作部位をコイルバネSSを介して上下
に対向配置されている。
【0026】ちなみに、位置決めストッパ11gは上記
の位置決めストッパ10cと同様に円板とこれを偏心位
置で固着するためのネジとから構成されており、円板の
固着向きを変化させることにより操作レバー11aの回
動限界位置、つまりベルト7の送り量を任意に調整でき
るようになっている。例えば、位置決めストッパ11g
を図8中に破線で示す位置に変化させれば、操作レバー
11aの回動限界位置を実線位置よりも右側にずらして
ベルト送り量を大きくすることができる。
の位置決めストッパ10cと同様に円板とこれを偏心位
置で固着するためのネジとから構成されており、円板の
固着向きを変化させることにより操作レバー11aの回
動限界位置、つまりベルト7の送り量を任意に調整でき
るようになっている。例えば、位置決めストッパ11g
を図8中に破線で示す位置に変化させれば、操作レバー
11aの回動限界位置を実線位置よりも右側にずらして
ベルト送り量を大きくすることができる。
【0027】このベルト送り機構11では、パイプ上下
動機構10の操作レバー10aの端部に下向きの力Fを
加えてこれをピン10dを中心として反時計回り方向に
回動させ(図5参照)、コイルバネSSを介して操作レ
バー11aの端部に下向きの力を加えることにより、図
8に示すように、該操作レバー11aをコイルバネS3
の付勢力に抗しピン10dを中心として反時計回り方向
に回動させ、中継レバー11bを介して送りレバー11
cを反時計回り方向に回動させることができ、そして、
送りレバー11cの回動過程で爪11dに係合する爪車
11eを前側プーリー8と一緒に反時計回り方向に回動
させて、ベルト7を回動角に応じた距離だけ前方に移動
させることができる。
動機構10の操作レバー10aの端部に下向きの力Fを
加えてこれをピン10dを中心として反時計回り方向に
回動させ(図5参照)、コイルバネSSを介して操作レ
バー11aの端部に下向きの力を加えることにより、図
8に示すように、該操作レバー11aをコイルバネS3
の付勢力に抗しピン10dを中心として反時計回り方向
に回動させ、中継レバー11bを介して送りレバー11
cを反時計回り方向に回動させることができ、そして、
送りレバー11cの回動過程で爪11dに係合する爪車
11eを前側プーリー8と一緒に反時計回り方向に回動
させて、ベルト7を回動角に応じた距離だけ前方に移動
させることができる。
【0028】また、図8の状態でパイプ上下動機構10
の操作レバー10aの端部への力Fを解除してベルト送
り機構11の操作レバー11aの端部への力を解除する
ことにより、コイルバネS3の付勢力によってこれを時
計回り方向に回動させ、位置決めストッパ11fに当接
したところで該操作レバー11aの回動を停止させて中
継レバー11bと送りレバー11cを図1の初期状態に
復帰させることができ、該回動過程で爪11dを今現在
係合している溝から時計回り方向で隣接する溝に移動さ
せて係合させることができる。
の操作レバー10aの端部への力Fを解除してベルト送
り機構11の操作レバー11aの端部への力を解除する
ことにより、コイルバネS3の付勢力によってこれを時
計回り方向に回動させ、位置決めストッパ11fに当接
したところで該操作レバー11aの回動を停止させて中
継レバー11bと送りレバー11cを図1の初期状態に
復帰させることができ、該回動過程で爪11dを今現在
係合している溝から時計回り方向で隣接する溝に移動さ
せて係合させることができる。
【0029】ストッパ変位機構12は、図1,図7,図
8,図11及び図12に示すように、前側プーリー8に
同軸上に固着された爪車12aと、ピン12bによって
フレーム1の側面に回動自在に取り付けられたストッパ
作動板12cと、ストッパ作動板12cを前方に付勢す
る図示省略のバネ材と、ピン12dによって部品ガイド
5の前部に水平方向で回動自在に取り付けられた部品保
持レバー12eと、部品保持レバー12eを図中時計回
り方向に付勢するコイルバネS5と、ガイド溝5aの前
部側面に設けた孔5dに挿通された部品保持ピン12f
と、部品保持ピン12fを外方に付勢するコイルバネS
6とから構成されている。
8,図11及び図12に示すように、前側プーリー8に
同軸上に固着された爪車12aと、ピン12bによって
フレーム1の側面に回動自在に取り付けられたストッパ
作動板12cと、ストッパ作動板12cを前方に付勢す
る図示省略のバネ材と、ピン12dによって部品ガイド
5の前部に水平方向で回動自在に取り付けられた部品保
持レバー12eと、部品保持レバー12eを図中時計回
り方向に付勢するコイルバネS5と、ガイド溝5aの前
部側面に設けた孔5dに挿通された部品保持ピン12f
と、部品保持ピン12fを外方に付勢するコイルバネS
6とから構成されている。
【0030】ストッパ作動板12cが前方位置にある初
期状態では、図11に示すように、部品保持レバー12
eはコイルバネS5によって図中時計回り方向に付勢さ
れ、これにより部品保持ピン12fがコイルバネS6の
付勢力に抗してガイド溝5a内に押し込まれ、該部品保
持ピン12fによって先頭から2番目の部品Pがガイド
溝5aの内面に押し付けられて同位置に保持されてい
る。また、ストッパ作動板12cの押圧によって部品ス
トッパ9は前方(部品停止位置からベルトに沿って離れ
た位置)に変位し、先頭の部品Pは部品ストッパ9に吸
着保持されたまま該部品ストッパ9と共に前方に移動し
て2番目の部品Pから完全に引き離されている。
期状態では、図11に示すように、部品保持レバー12
eはコイルバネS5によって図中時計回り方向に付勢さ
れ、これにより部品保持ピン12fがコイルバネS6の
付勢力に抗してガイド溝5a内に押し込まれ、該部品保
持ピン12fによって先頭から2番目の部品Pがガイド
溝5aの内面に押し付けられて同位置に保持されてい
る。また、ストッパ作動板12cの押圧によって部品ス
トッパ9は前方(部品停止位置からベルトに沿って離れ
た位置)に変位し、先頭の部品Pは部品ストッパ9に吸
着保持されたまま該部品ストッパ9と共に前方に移動し
て2番目の部品Pから完全に引き離されている。
【0031】このストッパ変位機構12では、爪車12
aが先に述べたベルト送り機構11の爪車11eと一緒
に回動する過程(ベルト7が所定距離前方に移動する過
程)で、ストッパ作動板12cの爪部分12c’を今現
在係合している溝から時計回り方向で隣接する溝に移動
させて、該ストッパ作動板12cを爪車12aの一爪分
の起伏によって後方に移動させることができる。ストッ
パ作動板12cが後退するときには、図12に示すよう
に、部品ストッパ9がバネ付勢力によって部品ガイド5
のガイド溝5aの前端に当接して部品停止位置が確保さ
れると共に、部品保持レバー12eの後端突出部分がス
トッパ作動板12cによってバネ付勢力に抗して内方に
押し込まれて図中反時計回り方向に回動し、部品保持ピ
ン12fがバネ付勢力によって外方に移動して2番目の
部品Pの保持が解除され、ベルト7上に並ぶ部品Pの前
進が可能となる。
aが先に述べたベルト送り機構11の爪車11eと一緒
に回動する過程(ベルト7が所定距離前方に移動する過
程)で、ストッパ作動板12cの爪部分12c’を今現
在係合している溝から時計回り方向で隣接する溝に移動
させて、該ストッパ作動板12cを爪車12aの一爪分
の起伏によって後方に移動させることができる。ストッ
パ作動板12cが後退するときには、図12に示すよう
に、部品ストッパ9がバネ付勢力によって部品ガイド5
のガイド溝5aの前端に当接して部品停止位置が確保さ
れると共に、部品保持レバー12eの後端突出部分がス
トッパ作動板12cによってバネ付勢力に抗して内方に
押し込まれて図中反時計回り方向に回動し、部品保持ピ
ン12fがバネ付勢力によって外方に移動して2番目の
部品Pの保持が解除され、ベルト7上に並ぶ部品Pの前
進が可能となる。
【0032】以下に、上述の部品供給装置の動作につい
て説明する。パイプ上下動機構10の操作レバー10a
の端部(操作部位)は、吸着ノズル等によってベルト7
上の先頭の部品Pを部品取出口5cから取り出す際に、
該吸着ノズル等の一部或いは他の作動機器によって下向
きに押圧される。
て説明する。パイプ上下動機構10の操作レバー10a
の端部(操作部位)は、吸着ノズル等によってベルト7
上の先頭の部品Pを部品取出口5cから取り出す際に、
該吸着ノズル等の一部或いは他の作動機器によって下向
きに押圧される。
【0033】可動パイプ4が下降位置にある状態では、
図3及び図4に示すように、該可動パイプ4の上端と摺
動孔2cの内面と固定パイプ3の外面の間に環状ポケッ
トEが形成され、該環状ポケットEには少量の部品Pが
入り込んでいる。
図3及び図4に示すように、該可動パイプ4の上端と摺
動孔2cの内面と固定パイプ3の外面の間に環状ポケッ
トEが形成され、該環状ポケットEには少量の部品Pが
入り込んでいる。
【0034】パイプ上下動機構10の操作レバー10a
の端部が下向きの押圧されると、先に述べたように、該
操作レバー10a及び中継レバー10bの回動によって
可動パイプ4が下降位置から所定ストロークだけ上昇
し、その上端がホッパー2の収納室2a内に入り込む。
の端部が下向きの押圧されると、先に述べたように、該
操作レバー10a及び中継レバー10bの回動によって
可動パイプ4が下降位置から所定ストロークだけ上昇
し、その上端がホッパー2の収納室2a内に入り込む。
【0035】可動パイプ4が下降位置から上昇位置まで
移動する過程では、図5及び図6に示すように、該可動
パイプ4によって環状ポケットE内の部品Pが上方に持
ち上がると共に収納室内2aの収納部品が解され、ま
た、固定パイプ3上に横たわる部品も同位置から押し退
けられる。同過程では、収納部品Pが可動パイプ4の上
端案内面4aの傾斜を利用して固定パイプ3の上端開口
に縦向きで取り込まれ、同向きのまま該固定パイプ3内
を自重落下して下方に導かれる。
移動する過程では、図5及び図6に示すように、該可動
パイプ4によって環状ポケットE内の部品Pが上方に持
ち上がると共に収納室内2aの収納部品が解され、ま
た、固定パイプ3上に横たわる部品も同位置から押し退
けられる。同過程では、収納部品Pが可動パイプ4の上
端案内面4aの傾斜を利用して固定パイプ3の上端開口
に縦向きで取り込まれ、同向きのまま該固定パイプ3内
を自重落下して下方に導かれる。
【0036】また、パイプ上下動機構10の操作レバー
10aの端部への押圧が解除されると、先に述べたよう
に、中継レバー10b及び操作レバー10aがバネ付勢
力によって回動復帰し、可動パイプ4もバネ付勢力によ
って上昇位置から下降復帰する。
10aの端部への押圧が解除されると、先に述べたよう
に、中継レバー10b及び操作レバー10aがバネ付勢
力によって回動復帰し、可動パイプ4もバネ付勢力によ
って上昇位置から下降復帰する。
【0037】可動パイプ4が上昇位置から下降位置まで
移動する過程では、図3及び図4に示すように、環状ポ
ケットE内に再び少数の部品Pが入り込み、収納部品全
体が降下する。同過程でも、収納部品Pが可動パイプ4
の上端案内面4aの傾斜を利用して固定パイプ3の上端
開口に縦向きで取り込まれ、同向きのまま該固定パイプ
3内を自重落下する。
移動する過程では、図3及び図4に示すように、環状ポ
ケットE内に再び少数の部品Pが入り込み、収納部品全
体が降下する。同過程でも、収納部品Pが可動パイプ4
の上端案内面4aの傾斜を利用して固定パイプ3の上端
開口に縦向きで取り込まれ、同向きのまま該固定パイプ
3内を自重落下する。
【0038】このように固定パイプ3内への部品取り込
みは、可動パイプ4の上昇過程及び下降過程の両方で行
われる。固定パイプ3内に縦向きに取り込まれた部品P
は、該固定パイプ3内を自重落下して下側の垂直通路5
b内に同向きのまま取り込まれ、該垂直通路5b内を自
重落下してその一端部をベルト7の上面に当接し、後続
の部品Pはこの上に縦向きで積み重なる。
みは、可動パイプ4の上昇過程及び下降過程の両方で行
われる。固定パイプ3内に縦向きに取り込まれた部品P
は、該固定パイプ3内を自重落下して下側の垂直通路5
b内に同向きのまま取り込まれ、該垂直通路5b内を自
重落下してその一端部をベルト7の上面に当接し、後続
の部品Pはこの上に縦向きで積み重なる。
【0039】一方、パイプ上下動機構10の操作レバー
10aの端部に下向きの力が加わるときには、先に述べ
たように、コイルバネSSを介してベルト送り機構11
の操作レバー11aの端部(操作部位)も下向きに押圧
されることになる。
10aの端部に下向きの力が加わるときには、先に述べ
たように、コイルバネSSを介してベルト送り機構11
の操作レバー11aの端部(操作部位)も下向きに押圧
されることになる。
【0040】ベルト送り機構11の操作レバー11aの
端部に下向きに押圧されると、先に述べたように、中継
レバー11bと送りレバー11cの回動によって、爪1
1dが係合する爪車11eが前側プーリー8と一緒に反
時計回り方向に回動し、ベルト7がこの回動角に応じた
距離、好ましくは部品Pの長手長さよりも大きな距離だ
け前方に移動する。
端部に下向きに押圧されると、先に述べたように、中継
レバー11bと送りレバー11cの回動によって、爪1
1dが係合する爪車11eが前側プーリー8と一緒に反
時計回り方向に回動し、ベルト7がこの回動角に応じた
距離、好ましくは部品Pの長手長さよりも大きな距離だ
け前方に移動する。
【0041】ベルト7が前方に所定距離移動する過程で
は、図9及び図10に示すように、ベルト7の上面に一
端部を当接する部品Pが摩擦抵抗により前方に引き出さ
れて横転してベルト7上に横たわり、次の部品Pがベル
ト7の上面に一端部を当接する。ベルト7の間欠前進は
部品取出口5cから先頭の部品Pが取り出される度に繰
り返されるため、垂直通路5b内の最下位の部品Pは同
様の横転作用を受けながらベルト7上に順次導出され、
複数の部品Pが部品ガイド5のガイド溝5aによって整
列作用を受けながらベルト7上に縦向きで一列に並び、
同並び状態のままベルト7の間欠移動に合わせて前方に
搬送される。
は、図9及び図10に示すように、ベルト7の上面に一
端部を当接する部品Pが摩擦抵抗により前方に引き出さ
れて横転してベルト7上に横たわり、次の部品Pがベル
ト7の上面に一端部を当接する。ベルト7の間欠前進は
部品取出口5cから先頭の部品Pが取り出される度に繰
り返されるため、垂直通路5b内の最下位の部品Pは同
様の横転作用を受けながらベルト7上に順次導出され、
複数の部品Pが部品ガイド5のガイド溝5aによって整
列作用を受けながらベルト7上に縦向きで一列に並び、
同並び状態のままベルト7の間欠移動に合わせて前方に
搬送される。
【0042】また、ベルト送り機構11の爪車11eが
前側プーリー8と一緒に回動してベルト7が前方に移動
するときには、これと同方向に回動するストッパ変位機
構12の爪車12aによってストッパ作動板12cが所
定距離後退し、これにより、バネ付勢力によって部品ス
トッパ9が後方に変位し、その後端面がガイド溝5aの
前端に当接して所期の部品停止位置が確保される。つま
り、ベルト7によって搬送される部品Pは、その先頭の
部品Pが部品ストッパ9に当接したところで停止し、ベ
ルト7上に縦向きで隙間なく一列に並ぶと共に、部品移
動が部品ストッパ9によって規制された後は部品接触面
の滑りを利用してベルト7のみが前進する(図12参
照)。
前側プーリー8と一緒に回動してベルト7が前方に移動
するときには、これと同方向に回動するストッパ変位機
構12の爪車12aによってストッパ作動板12cが所
定距離後退し、これにより、バネ付勢力によって部品ス
トッパ9が後方に変位し、その後端面がガイド溝5aの
前端に当接して所期の部品停止位置が確保される。つま
り、ベルト7によって搬送される部品Pは、その先頭の
部品Pが部品ストッパ9に当接したところで停止し、ベ
ルト7上に縦向きで隙間なく一列に並ぶと共に、部品移
動が部品ストッパ9によって規制された後は部品接触面
の滑りを利用してベルト7のみが前進する(図12参
照)。
【0043】ストッパ変位機構12の爪車12aがベル
ト送り機構11の爪車11eと一緒に所定角度(一山
分)だけ反時計回り方向に回動した後は、先に述べたよ
うに、ストッパ作動板12cが初期位置に回動復帰し、
図11に示すように、部品保持レバー12cの回動復帰
によって部品保持ピン12fの先端がガイド溝5a内に
突出して先頭から2番目の部品Pが保持されると共に、
部品ストッパ9が前方に変位してガイド溝5aの前端か
ら離れ、これと一緒に先頭の部品Pが吸着保持されたま
ま前方に移動して2番目の部品Pから離れ、先頭の部品
Pと2番目の部品Pとの間に強制的に隙間Cが形成され
る。
ト送り機構11の爪車11eと一緒に所定角度(一山
分)だけ反時計回り方向に回動した後は、先に述べたよ
うに、ストッパ作動板12cが初期位置に回動復帰し、
図11に示すように、部品保持レバー12cの回動復帰
によって部品保持ピン12fの先端がガイド溝5a内に
突出して先頭から2番目の部品Pが保持されると共に、
部品ストッパ9が前方に変位してガイド溝5aの前端か
ら離れ、これと一緒に先頭の部品Pが吸着保持されたま
ま前方に移動して2番目の部品Pから離れ、先頭の部品
Pと2番目の部品Pとの間に強制的に隙間Cが形成され
る。
【0044】吸着ノズル等による先頭の部品Pの取り出
しは、図11に示すように、部品ストッパ9が前方に変
位して先頭の部品Pが2番目の部品Pから完全に引き離
された状態で実施されるため、先頭の部品Pと2番目の
部品Pとが湿気等の影響でくっついていたり引っかかっ
ているような場合でも、これを解消して先頭の部品Pの
取り出しを極めて良好に行える。
しは、図11に示すように、部品ストッパ9が前方に変
位して先頭の部品Pが2番目の部品Pから完全に引き離
された状態で実施されるため、先頭の部品Pと2番目の
部品Pとが湿気等の影響でくっついていたり引っかかっ
ているような場合でも、これを解消して先頭の部品Pの
取り出しを極めて良好に行える。
【0045】また、供給対象となる部品を交換する場合
には、ホッパー2をフレーム1から取り外し、装置を逆
さにして固定パイプ3の内孔及び垂直通路5b内に存在
する部品Pを排出すると共に、図13に示すように、ス
トッパ支持部材9bを板バネ9dから外して上方に回動
させ、同状態のまま装置を下向きにしてガイド溝5a内
に存在する部品Pを排出する。そして、異なる種類の部
品Pが収納されたホッパー2をフレーム1に取り付けば
よい。
には、ホッパー2をフレーム1から取り外し、装置を逆
さにして固定パイプ3の内孔及び垂直通路5b内に存在
する部品Pを排出すると共に、図13に示すように、ス
トッパ支持部材9bを板バネ9dから外して上方に回動
させ、同状態のまま装置を下向きにしてガイド溝5a内
に存在する部品Pを排出する。そして、異なる種類の部
品Pが収納されたホッパー2をフレーム1に取り付けば
よい。
【0046】ストッパ支持部材9bを上方に回動させた
状態では、図13に示すように、部品ストッパ9は磁石
Mの磁界から外れるため、該部品ストッパ9の部品当接
面の極性が消えて吸着保持力が消失する。依って、部品
ストッパ9に部品Pが吸着保持されている状態でストッ
パ支持部材9bを上方に回動させた場合でも、回動直後
に部品ストッパ9における吸着保持力を消失させて、部
品ストッパ9に接していた部品Pがくっついたまま持ち
上がることを防止できる。
状態では、図13に示すように、部品ストッパ9は磁石
Mの磁界から外れるため、該部品ストッパ9の部品当接
面の極性が消えて吸着保持力が消失する。依って、部品
ストッパ9に部品Pが吸着保持されている状態でストッ
パ支持部材9bを上方に回動させた場合でも、回動直後
に部品ストッパ9における吸着保持力を消失させて、部
品ストッパ9に接していた部品Pがくっついたまま持ち
上がることを防止できる。
【0047】このように、上述の部品供給装置によれ
ば、ベルト7として磁気透過性を有するものを用い、部
品ストッパ9の下面と対向するベルト下側位置に磁石M
を配置することにより、強磁性体材料から成る部品スト
ッパ9の部品当接面に磁力による部品吸着力を発揮させ
て、ベルト7上の先頭の部品Pを該部品ストッパ9に吸
着保持できるようにしてあるので、部品停止位置にある
部品ストッパ9をベルト7に沿って同位置から離れた位
置に変位させれば、ベルト7上に一列に並ぶ部品Pのう
ち先頭の部品Pを2番目の部品Pから完全に引き離すこ
とができ、依って、先頭の部品Pと2番目の部品Pとが
湿気等の影響でくっついていたり引っかかっているよう
な場合でも、これを解消して先頭の部品Pの取り出しを
極めて良好に行うことができる。
ば、ベルト7として磁気透過性を有するものを用い、部
品ストッパ9の下面と対向するベルト下側位置に磁石M
を配置することにより、強磁性体材料から成る部品スト
ッパ9の部品当接面に磁力による部品吸着力を発揮させ
て、ベルト7上の先頭の部品Pを該部品ストッパ9に吸
着保持できるようにしてあるので、部品停止位置にある
部品ストッパ9をベルト7に沿って同位置から離れた位
置に変位させれば、ベルト7上に一列に並ぶ部品Pのう
ち先頭の部品Pを2番目の部品Pから完全に引き離すこ
とができ、依って、先頭の部品Pと2番目の部品Pとが
湿気等の影響でくっついていたり引っかかっているよう
な場合でも、これを解消して先頭の部品Pの取り出しを
極めて良好に行うことができる。
【0048】また、部品ストッパ9を変位可能に支持す
るストッパ支持部材9bを、部品ストッパ9がベルト7
から離れる方向に変位できるように構成してあるので、
ストッパ支持部材9bを回動して部品ストッパ9をベル
ト7から離反させることにより、部品ストッパ9による
移動規制を解除してベルト7上に存在する部品Pを外部
に排出することができる。しかも、ストッパ支持部材9
bを回動させて部品ストッパ9をベルト7から離した状
態では、磁石Mによる部品吸着力が部品ストッパ9から
消失するので、部品ストッパ9に接していた部品Pがく
っついたまま持ち上がることを防止できる。
るストッパ支持部材9bを、部品ストッパ9がベルト7
から離れる方向に変位できるように構成してあるので、
ストッパ支持部材9bを回動して部品ストッパ9をベル
ト7から離反させることにより、部品ストッパ9による
移動規制を解除してベルト7上に存在する部品Pを外部
に排出することができる。しかも、ストッパ支持部材9
bを回動させて部品ストッパ9をベルト7から離した状
態では、磁石Mによる部品吸着力が部品ストッパ9から
消失するので、部品ストッパ9に接していた部品Pがく
っついたまま持ち上がることを防止できる。
【0049】尚、上述の実施形態では、強磁性体材料か
ら成る部品ストッパ9全体を磁気通路として利用したも
のを例示したが、図14に示すように、樹脂,絶縁材等
の非磁性体材料から部品ストッパ9を形成し、該部品ス
トッパ9の内部に磁石対向箇所と部品当接箇所とを結ぶ
強磁性体材料から成るL字形の磁気通路Mwを設け、且
つ磁石Mの向きをそのN,S極の一方が部品ストッパ9
と向き合うようにして、磁気通路Mwの部品当接箇所に
N,S極の一方の極性を付与して該部品当接箇所のみに
部品吸着力を発揮させるようにしてもよい。ちなみにこ
の場合にはベルトとして磁気透過性のものを用いる必要
はない。
ら成る部品ストッパ9全体を磁気通路として利用したも
のを例示したが、図14に示すように、樹脂,絶縁材等
の非磁性体材料から部品ストッパ9を形成し、該部品ス
トッパ9の内部に磁石対向箇所と部品当接箇所とを結ぶ
強磁性体材料から成るL字形の磁気通路Mwを設け、且
つ磁石Mの向きをそのN,S極の一方が部品ストッパ9
と向き合うようにして、磁気通路Mwの部品当接箇所に
N,S極の一方の極性を付与して該部品当接箇所のみに
部品吸着力を発揮させるようにしてもよい。ちなみにこ
の場合にはベルトとして磁気透過性のものを用いる必要
はない。
【0050】また、上述の実施形態では、磁石Mを部品
ストッパ9の下面と対向するベルト下側位置に配置した
ものを例示したが、図15に示すように、磁石Mを部品
ストッパ9の回動中心と対向する位置(ベルトガイド6
の前部)に配置するようにしてもよく、この場合には、
部品ストッパ9の内部に磁石対向箇所と部品当接箇所と
を結ぶ折れ曲がった磁気通路Mwを設け、且つ磁石Mの
向きをそのN,S極の一方が部品ストッパ9と向き合う
ようにして、磁気通路Mwの部品当接箇所のみに部品吸
着力を発揮させるようにしてもよい。ちなみにこの場合
もベルトとして磁気透過性のものを用いる必要はない。
ストッパ9の下面と対向するベルト下側位置に配置した
ものを例示したが、図15に示すように、磁石Mを部品
ストッパ9の回動中心と対向する位置(ベルトガイド6
の前部)に配置するようにしてもよく、この場合には、
部品ストッパ9の内部に磁石対向箇所と部品当接箇所と
を結ぶ折れ曲がった磁気通路Mwを設け、且つ磁石Mの
向きをそのN,S極の一方が部品ストッパ9と向き合う
ようにして、磁気通路Mwの部品当接箇所のみに部品吸
着力を発揮させるようにしてもよい。ちなみにこの場合
もベルトとして磁気透過性のものを用いる必要はない。
【0051】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
部品ストッパと対向する位置に磁石を配置すると共に、
部品ストッパに少なくとも磁石対向箇所と部品当接箇所
とを結ぶ磁気通路を設けて、該部品当接箇所での磁力に
よる部品吸着を可能としてあるので、部品停止位置にあ
る部品ストッパをベルトに沿って同位置から離れた位置
に変位させれば、ベルト上に一列に並ぶ部品のうち先頭
の部品を2番目の部品から完全に引き離すことができ、
依って、先頭の部品と2番目の部品とが湿気等の影響で
くっついていたり引っかかっているような場合でも、こ
れを解消して先頭の部品の取り出しを極めて良好に行う
ことができる。
部品ストッパと対向する位置に磁石を配置すると共に、
部品ストッパに少なくとも磁石対向箇所と部品当接箇所
とを結ぶ磁気通路を設けて、該部品当接箇所での磁力に
よる部品吸着を可能としてあるので、部品停止位置にあ
る部品ストッパをベルトに沿って同位置から離れた位置
に変位させれば、ベルト上に一列に並ぶ部品のうち先頭
の部品を2番目の部品から完全に引き離すことができ、
依って、先頭の部品と2番目の部品とが湿気等の影響で
くっついていたり引っかかっているような場合でも、こ
れを解消して先頭の部品の取り出しを極めて良好に行う
ことができる。
【図1】本発明に係る部品供給装置の側面図
【図2】供給対象となる部品の斜視図
【図3】パイプ上下動機構の詳細図
【図4】可動パイプが下降位置にある状態を示す詳細図
【図5】パイプ上下動機構の動作説明図
【図6】可動パイプが上昇位置にある状態を示す詳細図
【図7】前側プーリー部分の部分詳細図
【図8】ベルト送り機構の動作説明図
【図9】ベルト上への部品導出作用を示す図
【図10】ベルト上への部品導出作用を示す図
【図11】ストッパ変位機構の詳細図とそのb−b線及
びc−c線矢視図
びc−c線矢視図
【図12】ストッパ変位機構の動作説明図
【図13】部品ストッパをベルトから離した状態を示す
上面図とそのb−b線矢視図
上面図とそのb−b線矢視図
【図14】他の構造例を示す部品ストッパの上面図とそ
のb−b線矢視図
のb−b線矢視図
【図15】他の構造例を示すストッパ変位機構の上面図
と部品ストッパの側面図と図11(c)に対応する側面
図
と部品ストッパの側面図と図11(c)に対応する側面
図
1…フレーム、2…ホッパー、P…部品、3…固定パイ
プ、4…可動パイプ、5…部品ガイド、6…ベルトガイ
ド、7…ベルト、8…前後一対のプーリー、9…部品ス
トッパ、9b…ストッパ支持部材、M…永久磁石、Mw
…磁気通路、10…パイプ上下動機構、11…ベルト送
り機構、12…ストッパ変位機構。
プ、4…可動パイプ、5…部品ガイド、6…ベルトガイ
ド、7…ベルト、8…前後一対のプーリー、9…部品ス
トッパ、9b…ストッパ支持部材、M…永久磁石、Mw
…磁気通路、10…パイプ上下動機構、11…ベルト送
り機構、12…ストッパ変位機構。
Claims (4)
- 【請求項1】 チップ状部品をバラ状態で収納するホッ
パーと、ホッパー内の部品を所定向きで取り込んで下方
に導く部品導出通路と、部品導出通路から導出された部
品を受け止めて所定方向に搬送するベルトと、ベルト上
の先頭の部品を相互当接により所定位置で停止させる部
品ストッパと、部品ストッパを部品停止位置とベルトに
沿って同位置から離れた位置とに変位させるストッパ変
位機構とを具備した部品供給装置において、 部品ストッパと対向する位置に磁石を配置すると共に、
部品ストッパに少なくとも磁石対向箇所と部品当接箇所
とを結ぶ磁気通路を設けて、該部品当接箇所での磁力に
よる部品吸着を可能とした、 ことを特徴とする部品供給装置。 - 【請求項2】 ベルトとして磁気透過性を有するものを
用い、部品ストッパの下面と対向するベルト下側位置に
磁石を配置した、 ことを特徴とする請求項1記載の部品供給装置。 - 【請求項3】 部品ストッパを一端部を中心として回動
できるように構成し、部品ストッパの回動中心と対向す
る位置に磁石を配置した、 ことを特徴とする請求項1記載の部品供給装置。 - 【請求項4】 部品ストッパを変位可能に支持するスト
ッパ支持部材を、部品ストッパがベルトから離れる方向
に変位できるように構成した、 ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項記載の部
品供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8350663A JPH10190283A (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | 部品供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8350663A JPH10190283A (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | 部品供給装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10190283A true JPH10190283A (ja) | 1998-07-21 |
Family
ID=18412017
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8350663A Pending JPH10190283A (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | 部品供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10190283A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05147730A (ja) * | 1991-11-26 | 1993-06-15 | Canon Inc | ワーク分離供給装置、及び、ワーク分離供給方法 |
JPH0738286A (ja) * | 1993-07-16 | 1995-02-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 部品供給装置 |
JPH0848419A (ja) * | 1994-05-18 | 1996-02-20 | Taiyo Yuden Co Ltd | チップ部品供給装置及びチップ部品供給方法 |
JPH0856097A (ja) * | 1994-08-09 | 1996-02-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | チップ部品供給装置 |
-
1996
- 1996-12-27 JP JP8350663A patent/JPH10190283A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05147730A (ja) * | 1991-11-26 | 1993-06-15 | Canon Inc | ワーク分離供給装置、及び、ワーク分離供給方法 |
JPH0738286A (ja) * | 1993-07-16 | 1995-02-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 部品供給装置 |
JPH0848419A (ja) * | 1994-05-18 | 1996-02-20 | Taiyo Yuden Co Ltd | チップ部品供給装置及びチップ部品供給方法 |
JPH0856097A (ja) * | 1994-08-09 | 1996-02-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | チップ部品供給装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030715 |