JP3265179B2 - 部品供給装置 - Google Patents

部品供給装置

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JP3265179B2
JP3265179B2 JP03763596A JP3763596A JP3265179B2 JP 3265179 B2 JP3265179 B2 JP 3265179B2 JP 03763596 A JP03763596 A JP 03763596A JP 3763596 A JP3763596 A JP 3763596A JP 3265179 B2 JP3265179 B2 JP 3265179B2
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潔 村瀬
太郎 安田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バラ状態にあるチ
ップ状電子部品をベルト上に所定向きで一列に並べて供
給し、先頭の部品を吸着ヘッド等によって取り出すよう
にした部品供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の部品供給装置を開示する
ものとして、特開平6−232596号公報が知られて
いる。
【0003】同公報に開示される部品供給装置は、バラ
状態にあるチップ状電子部品(以下単に部品と言う)を
収納する収納箱と、収納箱の下面に上下動可能に挿通さ
れた部品取出管と、部品取出管を上下動させる機構と、
部品取出管に連通して下方に延設された部品搬送管と、
部品搬送管の終端位置に配設され該部品搬送管から排出
される部品を搬送するベルトと、ベルトを所定ピッチで
間欠移動させる機構と、ベルト上の部品を整列するカバ
ーと、ベルトにより搬送される部品を所定位置に停止さ
せる開放可能なストッパーと、部品停止後にストッパー
を開放させる機構とから構成されている。
【0004】この部品供給装置では、部品取出管を上下
動させることによって、収納箱内の部品を所定向きで部
品取出管内に取り込み、これを部品搬送管を通じてベル
ト上に排出させ、排出部品をベルトの間欠移動によって
ストッパー方向に搬送できるようにすると共に、搬送部
品をストッパーで停止させた後に該ストッパーを開放さ
せることによって、先頭の部品からストッパーを離して
該ストッパーから部品にかかる力(挟み力)を解除でき
るようにしている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】上記従来の部品供給装
置で所期の部品供給を行うためには、部品取出管を上下
動させる機構とベルトを所定ピッチで間欠移動させる機
構とをほぼ同期して動作させる必要があり、これを実現
するために両機構を1回の押圧で動作させるための動力
変換機構を両機構の間に設けている。
【0006】しかし、上記従来の部品供給装置では先に
述べた動力変換機構として直結リンク式のものを使用し
ているため、各々の機構に見合った駆動ストロークを得
ることはできても、駆動力を各々の機構に見合ったもの
に変換することが難しく、とりわけ部品供給速度が高速
化すると、ベルトを所定ピッチで間欠移動させる機構に
必要以上に大きな駆動力が繰り返し付与されてしまって
機械的損傷や故障を生じやすい。
【0007】本考案は上記問題点に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、パイプ上下動機構の操作
部位とベルト送り機構の操作部位のそれぞれに適正な駆
動力を付与できるようにして、部品供給を安定して行え
る部品供給装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、バラ状態にあるチップ状電子部品をベ
ルト上に所定向きで一列に並べて供給する部品供給装置
において、バラ状態にある部品を収納するホッパーと、
ホッパー内の部品を所定向きで取り込み、取り込んだ部
品をベルト上に導出する部品導出通路と、操作部位への
駆動力付与によって部品導出通路上部にてパイプを上下
動させ、該上下動によってホッパー内部品の部品導出通
路への取り込みを促進させるパイプ上下動機構と、操作
部位への駆動力付与によって部品導出通路下側にあるベ
ルトを所定方向に移動させるベルト送り機構と、パイプ
上下動機構の操作部位とベルト送り機構の操作部位をバ
ネ材を介して対向配置し、パイプ上下動機構の操作部位
への付与駆動力をバネ材を介してベルト送り機構の操作
部位に伝達するようにした、ことをその主たる特徴とし
ている。
【0009】本発明に係る部品供給装置では、パイプ上
下動機構の操作部位とベルト送り機構の操作部位をバネ
材を介して上下に配置してあるので、1回の押圧操作で
両機構10,11を同期して動作させることができる。
しかも、ベルト送り機構の操作部位への押圧力をバネ材
による緩衝作用によって軽減できるので、部品供給速度
が高速化するような場合でも、ベルト送り機構の操作部
位にはパイプ上下動機構の操作部位よりも常に小さな駆
動力を付与できる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る部品供給装置
の側面図を示すもので、同図において、1はベースフレ
ーム、2はホッパー、3は固定パイプ、4は可動パイ
プ、5は部品ガイド、6はベルトガイド、7はベルト、
8は前後一対のプーリー、9は部品ストッパ、10はパ
イプ上下動機構、11はベルト送り機構、12は部品ス
トッパ開放機構である。
【0011】ホッパー2は、収納室2aと、該収納室2
aの上端開口を開閉自在に覆う蓋板2bと、収納室2a
の底面に貫通形成された可動パイプ用の円形摺動孔2c
を具備しており、その側面をベースフレーム1に固定さ
れている。収納室2a内には図2(a)(b)(c)に
示すような円柱状,角柱状,扁平角柱状等のチップ状電
子部品P(以下、単に部品Pと言う)の1種類がバラ状
態で多数個収納されている。ホッパー2内に収納された
部品Pは部品供給に伴い底面傾斜に沿って摺動孔2cに
向けて自重移動する。
【0012】固定パイプ3は、図3及び図4に示すよう
に、所定長さの薄肉円形パイプ材から成り、部品ガイド
5に下端部を固着され、その上端が摺動孔2cの上端よ
りも僅かに低くなるような位置関係にて、該摺動孔2c
内の中心位置に垂直に挿通配置されている。また、固定
パイプ3の内径は供給対象となる部品Pの端面最大長よ
りも僅かに大きく、収納室2a内の部品Pは固定パイプ
3の上端開口に長手向きで取り込まれ、同向きのままパ
イプ内を自重落下する。
【0013】可動パイプ4は、図3及び図4に示すよう
に、摺動孔2cよりも僅かに小さな外径と固定パイプ3
の外径よりも僅かに大きな内径を備えた所定長さの円形
パイプ材から成り、上端が固定パイプ3の上端よりも僅
かに低くなるような位置関係にて、固定パイプ3の外側
に上下動可能に配置されている。つまり、可動パイプ4
が下降位置にある状態(図4参照)では、該可動パイプ
4の上端と摺動孔2cの内面と固定パイプ3の外面の間
に、少量の部品Pを受容可能な環状ポケットEが形成さ
れる。また、可動パイプ4は供給対象となる部品Pの端
面最大長よりも僅かに大きな厚みを有しており、その上
端面に中心に向かって下向きに傾斜するすりばち状の案
内面4aを有している。さらに、可動パイプ4の外面中
間部と外面下端部には係合鍔4b,4cがそれぞれ形成
され、中間鍔4bの上下にはS1<S2の力関係を有す
るコイルバネS1とS2が介装されている。
【0014】部品ガイド5は、図3及び図9に示すよう
に、供給部品に対応した所定の幅及び深さの直線状ガイ
ド溝5aを下面に有し、その側面をベースフレーム1に
固定されている。ガイド溝5aの後端には固定パイプ3
の内孔と連通する同一径或いは僅かに大径の垂直通路5
bが形成されており、本実施形態では、固定パイプ3の
内孔と該垂直通路5bによって、固定パイプ3内に長手
向きで取り込まれた部品Pをベルト10上に導出する部
品導出通路(符号なし)が形成されている。また、部品
ガイド5の前部には、図11に示すように、先頭の部品
Pの上面を外部に露出させるための部品取出口5cが形
成されている。ちなみに、図12に概略図を示すよう
に、先頭の部品Pに対応する部品取出口5cの位置はベ
ルト7上の前側プーリー8の軸心8’よりも後方として
ある。
【0015】ベルトガイド6は、部品ガイド6よりも小
さな長手長さを備えており、図3及び図9に示すよう
に、ベルト7に対応した所定の幅及び深さの直線状ガイ
ド溝6aを上面に有し、ガイド溝6aの中心がガイド溝
5aの中心と一致するように、部品ガイド5の下側位置
でその側面をベースフレーム1に固定されている。
【0016】ベルト7は、合成ゴム或いは軟質樹脂等か
ら形成された平ベルト或いはタイミングベルトから成
り、ベルトガイド6の前後位置においてベースフレーム
1に回動自在に軸支された一対のプーリー8に巻き付け
られ、その上側部分をベルトガイド6のガイド溝6a内
に位置している。ちなみに、ベルト7には、ベルト7表
面と部品Pとの滑りを防止するために、必要に応じてそ
の表面に部品Pを吸着可能な磁力が付与される。ベルト
7自体に磁力を付与する方法としては、磁性材粉をベル
ト材に含有させ所定の極性が上面長手方向に交互に現れ
るようにこれを磁化するか、または同様の極性を有する
磁性材膜や磁気テープをベルト材の表面や内部に設ける
方法が挙げられる。
【0017】部品ストッパ9は、図11に示すように、
ガイド溝5aの溝深さと同等厚みの矩形板から成り、ガ
イド溝5aの前側位置において、その一端をピン9aを
介してストッパ支持部材9bに水平動自在に支持されて
いる。この部品ストッパ9は図示省略のバネ材によって
図中反時計回り方向に付勢されており、その後端面をガ
イド溝5aの前端に当接(図11(c)参照)したとき
に所期の部品停止位置を確保する。また、部品ストッパ
9のガイド溝5aと対向する位置には、矩形状の希土類
永久磁石JがN極とS極の一方が先頭部品と向き合うよ
うに埋設されている。ちなみに図示例のものでは、スト
ッパ支持部材9bはその一端をピン9cを介して部品ガ
イド5の前部に上側方向に回動自在に取り付けられてお
り、板バネ9dとの係合によって水平状態を維持すると
共に、板バネ9dとの係合を解いて全体を上方に回動さ
せることによってガイド溝5a内の部品Pの排出を可能
としている。
【0018】パイプ上下動機構10は、図3及び図5に
示すように、操作レバー10aと、その下側に配置され
た中継レバー10bと、操作レバー10aの復帰位置を
規定するための位置決めストッパ10cとから構成され
ている。操作レバー10aは、ベースフレーム1に設け
られたピン10dによってその一端部を支持され、上下
方向の回動を可能としており、待機状態ではレバー中央
上面を位置決めストッパ10cに当接している。中継レ
バー10bはベースフレーム1に設けられたピン10e
によってその中央部を支持され上下方向の回動を可能と
している。この中継レバー10bは、一端部(図中右端
部)に形成された丸穴部分或いはU字形部分を、可動パ
イプ4の下端鍔4cと下側コイルバネS2との間に装着
され、待機状態では上側コイルバネS1によって下方に
付勢され、他端部に設けられたローラ10fを操作レバ
ー10aの中央下面に当接している。
【0019】ちなみに、位置決めストッパ10cは偏心
カムとこれを固定するためのネジとから構成され、偏心
カムの固定向きを変化させることにより操作レバー10
aの復帰位置、つまり可動パイプ4の下降位置を任意に
調整できるようになっている。例えば、位置決めストッ
パ10cを図3中に破線で示す位置に変化させれば、操
作レバー10aの復帰位置を実線位置よりも下側にずら
して可動パイプ4の下降位置を上方に変位させることが
できる。
【0020】このパイプ上下動機構10では、図5に示
すように、操作レバー10aの端部に下向きの力Fを加
えることによりこれをピン10dを中心として反時計回
り方向に回動させ、該操作レバー10aの下面で中継レ
バー10bのローラ10fに下向きの力を加えてこれを
ピン10eを中心として反時計回り方向に回動させるこ
とができ、上方変位する中継レバー10bの端部により
コイルバネS2を介してコイルバネS1を縮めながら可
動パイプ4を上方移動させることができる。また、図5
の状態で操作レバー10aの端部への力Fを解除するこ
とにより、コイルバネS1の付勢力によって可動パイプ
4を下方移動させ、これに伴って中継レバー10bを時
計回り方向に回動させることができ、そしてローラ10
fによる押し上げによって操作レバー10aを時計回り
方向に回動させ、位置決めストッパ10cに当接したと
ころで該操作レバー10aの回動を停止させて図3の待
機状態に復帰させることができる。
【0021】ベルト送り機構11は、図1,図7及び図
8に示すように、操作レバー11aと、これに回動自在
に連結された中継レバー11bと、これに回動自在に連
結され前側プーリー8と同一軸で回動可能な送りレバー
11cと、送りレバー11cに回動自在に設けられた爪
11dと、前側プーリー8に同軸上に固着された爪車1
1eと、操作レバー11aの復帰位置を規定するための
位置決めストッパ11fと、操作レバー11aの回動限
界位置を規定するための位置決めストッパ11gと、操
作レバー11aを図中時計回り方向に付勢するコイルバ
ネS3と、爪11dを爪車11eに圧接する巻きバネS
4とから構成されている。操作レバー11aは、パイプ
上下動機構10と共通のピン10dによってその一端部
を支持されて上下方向の回動を可能としており、待機状
態ではレバー側面中央を位置決めストッパ11fに当接
している。また、ベルト送り機構11の操作レバー11
aと先に述べたパイプ上下動機構10の操作レバー10
aとは、互いの操作部位をコイルバネSSを介して上下
に対向配置されている。
【0022】ちなみに、位置決めストッパ11gは上記
の位置決めストッパ10cと同様に偏心カムとこれを固
定するためのネジとから構成され、偏心カムの固定向き
を変化させることにより操作レバー11aの回動限界位
置、つまりベルト7の送り量を任意に調整できるように
なっている。例えば、位置決めストッパ11gを図8中
に破線で示す位置に変化させれば、操作レバー11aの
回動限界位置を実線位置よりも右側にずらしてベルト送
り量を大きくすることができる。
【0023】このベルト送り機構11では、パイプ上下
動機構10の操作レバー10aの端部に下向きの力Fを
加えてこれをピン10dを中心として反時計回り方向に
回動させ(図5参照)、コイルバネSSを介して操作レ
バー11aの端部に下向きの力を加えることによりこれ
をコイルバネS3の付勢力に抗しピン10dを中心とし
て反時計回り方向に回動させ、中継レバー11bを介し
て送りレバー11cを反時計回り方向に回動させること
ができ、該回動過程で爪11dに係合する爪車11eを
前側プーリー8と一緒に反時計回り方向に回動させて、
ベルト7を回動角に応じた距離だけ前方に移動させるこ
とができる。また、図8の状態でパイプ上下動機構10
の操作レバー10aの端部への力Fを解除してベルト送
り機構11の操作レバー11aの端部への力を解除する
ことにより、コイルバネS3の付勢力によってこれを時
計回り方向に回動させ、位置決めストッパ11fに当接
したところで該操作レバー11aの回動を停止させて中
継レバー11bと送りレバー11cを図1の待機状態に
復帰させることができ、該回動過程で爪11dを今現在
係合している溝から時計回り方向で隣接する溝に移動さ
せて係合させることができる。
【0024】部品ストッパ開放機構12は、図7及び図
11に示すように、前側プーリー8に同軸上に固着され
た爪車12aと、ピン12bによってベースフレーム1
の側面に回動自在に取り付けられたストッパ作動板12
cと、ストッパ作動板12cを前方に付勢する図示省略
のバネ材と、ピン12dによって部品ガイド5の前部に
水平動自在に取り付けられた部品保持レバー12eと、
部品保持レバー12eを図中時計回り方向に付勢するコ
イルバネS5と、ガイド溝5aの前部側面に設けた孔5
dに挿通された部品保持ピン12fと、部品保持ピン1
2fを外方に付勢するコイルバネS6とから構成されて
いる。
【0025】ストッパ作動板12cが前方位置にある待
機状態では、部品保持レバー12eはコイルバネS5に
よって図中時計回り方向に付勢され、これにより部品保
持ピン12fがコイルバネS6の付勢力に抗してガイド
溝5a内に押し込まれ、該部品保持ピン12fによって
先頭から2番目の部品Pが案内溝12aの内面に押し付
けられて同位置に保持されている。また、ストッパ作動
板12cの押圧によって部品ストッパ9は前方に変位し
ており、先頭の部品Pは永久磁石Jに吸着されたまま部
品ストッパ9と共に前方に変位し、2番目の部品Pから
完全に離れている。
【0026】この部品ストッパ開放機構12では、爪車
12aが先に述べたベルト送り機構11の爪車11eと
一体に回動する過程(ベルト7が所定距離前方に移動す
る過程)で、ストッパ作動板12cの爪部分12c’を
今現在係合している溝から時計回り方向で隣接する溝に
移動させて、該ストッパ作動板12cを爪車12aの一
爪分の起伏によって後方に移動させることができる。ス
トッパ作動板12cが後方に移動するときには、図11
(c)に示すように、部品ストッパ9がバネ付勢力によ
ってガイド溝5aの前端に当接すると共に、部品保持レ
バー12eの後端突出部分がストッパ作動板12cによ
って内方に押し込まれてこれがバネ付勢力に抗して図中
反時計回り方向に回動し、部品保持ピン12fがバネ付
勢力によって外方に移動して2番目の部品Pの保持が解
除され、ベルト上部品全体の前進が可能となる。
【0027】以下に、上述の部品供給装置の動作につい
て説明する。パイプ上下動機構10の操作レバー10a
の端部(操作部位)は、吸着ヘッド等によってベルト7
上の先頭の部品Pを部品取出口5cから取り出す際に、
該吸着ヘッド等の一部或いは他の作動機器によって下向
きに押圧される。
【0028】パイプ上下動機構10の操作レバー10a
の端部が下向きの押圧されると、先に述べたように該操
作レバー10a及び中継レバー10bの回動によって可
動パイプ4が下降位置から所定ストロークだけ上昇し、
その上端がホッパー2の収納室2a内に入り込む。
【0029】可動パイプ4が下降位置から上昇位置まで
移動する過程では、図4及び図6に示すように、該可動
パイプ4によって環状ポケットE内の部品Pが上方に持
ち上がると共に収納室内2aの収納部品が解され、また
固定パイプ3上に横たわる部品も同位置から押し退けら
れる。同過程では、収納部品Pが可動パイプ4の上端案
内面4aの傾斜を利用して固定パイプ3の上端開口に長
手向きで取り込まれ、同向きのまま該固定パイプ3内を
自重落下する。
【0030】また、パイプ上下動機構10の操作レバー
10aの端部への押圧が解除されると、先に述べたよう
に中継レバー10b及び操作レバー10aがバネ付勢力
によって回動復帰し、可動パイプ4もバネ付勢力によっ
て上昇位置から下降復帰する。
【0031】可動パイプ4が上昇位置から下降位置まで
移動する過程では、環状ポケットE内に再び少数の部品
Pが入り込み、収納部品全体が降下する。同過程でも、
収納部品Pが可動パイプ4の上端案内面4aの傾斜を利
用して固定パイプ3の上端開口に長手向きで取り込ま
れ、同向きのまま該固定パイプ3内を自重落下する。こ
のように、固定パイプ3内への部品取り込みは、可動パ
イプ4の上昇過程及び下降過程の両方で行われ、固定パ
イプ3内は常に部品Pで一杯になる。
【0032】一方、パイプ上下動機構10の操作レバー
10aの端部に下向きの力が加わるときには、先に述べ
たようにコイルバネSSを介してベルト送り機構11の
操作レバー11aの端部(操作部位)も下向きに押圧さ
れることになる。
【0033】ベルト送り機構11の操作レバー11aの
端部に下向きに押圧されると、先に述べたように中継レ
バー11bの変位と送りレバー11cの回動によって、
爪11dが係合する爪車11eが前側プーリー8と一緒
に反時計回り方向に回動し、ベルト7がこの回動角に応
じた距離、好ましくは部品Pの長手長さよりも大きな距
離だけ前方に移動する。
【0034】ベルト7が前方に所定距離移動する過程で
は、図9及び図10に示すように、ベルト7の上面に縦
向き状態で当接する部品P(導出通路内の最下位の部品
P)がその接触端部を前方に押圧されて横転する。ベル
ト7の前進は部品取り出しの都度繰り返されるため、部
品導出通路内の部品Pはベルト7上に順次導出して横転
し、これら部品Pがガイド溝5aによって整列作用を受
けながらベルト7と共に前方に移動する。
【0035】また、ベルト送り機構11の爪車11eが
前側プーリー8と共に回動してベルト7が前方に移動す
るときには、これと同方向に回動する部品ストッパ開放
機構12の爪車12aによってストッパ作動板12cが
所定距離後退し、これによりバネ付勢力によって部品ス
トッパ9が移動してその後端面がガイド溝5aの前端に
当接して所期の部品停止位置が確保される。つまり、ベ
ルト7と共に前進するベルト7上の部品Pはその先頭の
部品Pが部品ストッパー9に当接したところで停止し、
長手向きで隙間なく一列に並ぶと共にそれ以上前進しな
い(図11(c)参照)。
【0036】ベルト送り機構11によるベルト送りは操
作レバー11aが位置決めストッパ11gに当接したと
ころで停止し、停止後は操作レバー11aの端部への押
圧が解除されたところで先に述べたように中継レバー1
0b及び操作レバー10aがバネ付勢力によって回動復
帰し、この回動過程で爪11dが今現在係合している爪
車11eの溝から隣接する溝に移動して係合する。
【0037】また、部品ストッパ9の後端面がガイド溝
5aの前端に当接している状態(図11(c)参照)
は、基本的にはベルト送りが開始されてから停止される
まで継続され、ベルト送りが停止した後は先に述べたよ
うにストッパ作動板12cの爪部分が爪車12aの隣接
する溝に移動して係合し、これにより部品ストッパ9が
ストッパ作動板12cによる押圧によって前方に変位し
(図11(b)参照)、部品保持ピン12fがガイド溝
5a内に突出してその突出端でガイド溝6a内にある2
番目の部品Pが隣接面に押し付けて保持されると共に、
先頭の部品Pが永久磁石Jの磁力によって部品ストッパ
9と一緒に前方に移動して2番目の部品Pから離反し、
両者間に強制的に隙間Cが形成される。
【0038】吸着ヘッド等による先頭の部品Pの取り出
しは、可動パイプ4が下降過程から上昇過程に切り替わ
るとき或いはこれ以後、つまり図11(a)(b)に示
すように部品ストッパ9が前方に変位した状態(開放状
態)にあって先頭の部品Pが後続部品から完全に離れて
いる状態で実施されるため、先頭の部品Pと2番目の部
品Pとが湿気等の影響でくっついていたり引っかかって
いるような場合でも、これを解消して先頭の部品Pの取
り出しを極めて良好に行える。
【0039】このように上述の部品供給装置によれば、
パイプ上下動機構10の操作レバー10aの端部とベル
ト送り機構11の操作レバー11aの端部をコイルバネ
SSを介して上下に対向配置してあるので、1回の押圧
操作で両機構10,11を同期して動作させることがで
き、両機構10,11それぞれに別々に駆動力を付与す
る面倒がない。
【0040】しかも、ベルト送り機構11の操作部位へ
の押圧力をコイルバネSSによる緩衝作用によって軽減
できるので、部品供給速度が高速化するような場合で
も、ベルト送り機構11の操作部位にはパイプ上下動機
構10の操作部位よりも常に小さな駆動力を付与して、
ベルト送り機構11の構成部品に過剰な力が加わること
を防止してその損傷及び故障を未然に回避できる。
【0041】また、ベルト送り機構11の操作レバー1
1aの回動限界位置を位置決めストッパ11gによって
規定することにより、ベルト送り機構11における1回
の操作当たりのベルト送り量を管理するようにしている
ので、位置決めストッパ11gの位置を変化させること
によって1回の操作当たりのベルト送り量を任意に調整
できる。特に、図示例のもののように位置決めストッパ
11gを偏心カムとこれを固定するためのネジとから構
成すれば、偏心カムの回動によってベルト送り量の調整
が極めて容易であり、微調整も可能となる。
【0042】さらに、前側プーリー8と一体に回動する
爪車12aの爪起伏を利用して、ストッパ開放機構12
のストッパ作動板12cの前後動、つまり部品ストッパ
9の前後動(開閉)を行うようにしてあるので、部品ス
トッパ9の前後動のために別途駆動力を付与する必要が
なく、ベルト送りに連動して部品ストッパ9の前後動を
適正に行って先頭部品Pの分離を確実に行うことができ
る。
【0043】さらにまた、図12に概略図を示すよう
に、先頭の部品Pの部品取出位置を前側プーリー8の軸
心8’よりも後方としてあるので、部品取出時に吸着ヘ
ッド等から先頭の部品Pに垂直荷重が加わるような場合
でも、該荷重をベルト自体の弾性とベルトの撓みによっ
て的確に吸収して、取出部品Pに余計な応力が加わるこ
とを回避して特性劣化や損傷の問題を回避できる。
【0044】尚、上述の実施形態では、パイプ上下動機
構10による可動パイプ4の上昇ストロークを特段規制
していないが、図13に示すように、中継レバー10b
の下側或いは上側に該中継レバー10bの回動限界位置
を規定するストッパ10gを配設すれば、中継レバー1
0bとストッパ10gとの当接によって可動パイプ4の
上昇ストロークを規制することができる。勿論、上昇ス
トローク規制用のストッパは操作レバー10aの下側に
設けてもよく、これらストッパを位置決めストッパ10
cと同様の位置調整可能な構成とする場合には、ベルト
送り機構11の操作レバー11aにストッパ調整用の切
り欠きや窓穴を形成するとよい。
【0045】また、上述の実施形態では、ベルト送り機
構11によるベルト送り量を操作レバー11aの位置決
めストッパ11gへの当接によって規制するようにした
が、これの代わりに同機構11を構成する他の部品、例
えば中継レバー11bや送りレバー11cの動きを同様
の位置調整可能なストッパによって規定するようにして
もよい。また、図14に示すように、位置決めストッパ
11gの他に、送りレバー11cの右側或いは上側に該
送りレバー11cの回動限界位置を規定するストッパ1
1hを配設すれば、ベルト送り機構11によるベルト送
り量を2ヶ所で規制してストッパ精度を向上させること
ができる。勿論、位置決めストッパ11gで主たる規制
を行うようにし、且つ操作レバー11aが位置決めスト
ッパ11gに当接したときにストッパ11h側に僅かな
クリアランスが形成されるようにすれば、該ストッパ1
hを、位置決めストッパ11gにずれや損傷や磨耗等を
生じて所期の規制ができなくなった場合の補助手段とし
て利用できる。
【0046】さらに、上述の実施形態では、ベルト7を
前後一対のプーリー8に巻き付けるようにしたが、図1
5(a)に示すように、補助プーリー8aをベルト7の
内面に当てて、該補助プーリー8aの軸8bを長穴8c
に沿って移動且つ移動位置で固定できるようにすれば、
ベルト7に生じたたるみを該補助プーリー8aによって
解消することができる。また、図15(b)に示すよう
に、補助プーリー8aの軸8bをバネ材S7によって外
側に付勢するようにすれば、ベルト7に常に所定のテン
ションを付与してたるみを未然に防止することができ
る。
【0047】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
ベルト送り機構の操作部位への押圧力をバネ材による緩
衝作用によって軽減できるので、部品供給速度が高速化
するような場合でも、ベルト送り機構の操作部位にはパ
イプ上下動機構の操作部位よりも常に小さな駆動力を付
与して、ベルト送り機構の構成部品に過剰な力が加わる
ことを防止してその損傷及び故障を未然に回避でき、パ
イプ上下動機構の操作部位とベルト送り機構の操作部位
のそれぞれに適正な駆動力を付与して部品供給を安定し
て行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る部品供給装置の側面図
【図2】供給対象となる部品の斜視図
【図3】パイプ上下動機構の詳細図
【図4】可動パイプが下降位置にある状態を示す詳細図
【図5】パイプ上下動機構の動作説明図
【図6】可動パイプが上昇位置にある状態を示す詳細図
【図7】前側プーリー部分の詳細図
【図8】ベルト送り機構の動作説明図
【図9】ベルト上への部品導出作用を示す図
【図10】ベルト上への部品導出作用を示す図
【図11】部品ストッパ及び部品ストッパ開放機構の詳
細図及び動作説明図
【図12】前側プーリーと先頭部品の取り出し位置の関
係を示す概略図
【図13】パイプ上下動機構の他の構造例を示す図
【図14】ベルト送り機構の他の構造例を示す図
【図15】ベルトたるみ防止機構を示す図
【符号の説明】
P…部品、1…ベースフレーム、2…ホッパー、3…固
定パイプ、4…可動パイプ、5…部品ガイド、6…ベル
トガイド、7…ベルト、8…前後一対のプーリー、9…
部品ストッパ、J…磁石、10…パイプ上下動機構、1
0a…操作レバー、11…ベルト送り機構、10a…操
作レバー、SS…コイルバネ、12…部品ストッパ開放
機構、12a…爪車。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−48419(JP,A) 特開 平6−232596(JP,A) 特開 昭62−111858(JP,A) 特開 昭60−213100(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05K 13/02

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バラ状態にあるチップ状電子部品をベル
    ト上に所定向きで一列に並べて供給する部品供給装置に
    おいて、 バラ状態にある部品を収納するホッパーと、 ホッパー内の部品を所定向きで取り込み、取り込んだ部
    品をベルト上に導出する部品導出通路と、 操作部位への駆動力付与によって部品導出通路上部にて
    パイプを上下動させ、該上下動によってホッパー内部品
    の部品導出通路への取り込みを促進させるパイプ上下動
    機構と、 操作部位への駆動力付与によって部品導出通路下側にあ
    るベルトを所定方向に移動させるベルト送り機構と、 パイプ上下動機構の操作部位とベルト送り機構の操作部
    位をバネ材を介して対向配置し、パイプ上下動機構の操
    作部位への付与駆動力をバネ材を介してベルト送り機構
    の操作部位に伝達するようにした、 ことを特徴とする部品供給装置。
  2. 【請求項2】 ベルト送り機構の少なくとも一構成部品
    の変位量を該構成部品に当接可能なストッパによって調
    整することにより駆動力付与時におけるベルト送り量を
    規定するようにした、 ことを特徴とする請求項1記載の部品供給装置。
  3. 【請求項3】 ベルト上の先頭の部品を所定位置で停止
    させる部品ストッパと、 先頭の部品を部品ストッパに吸着させる手段と、 ベルト移動が停止したときに部品ストッパを部品停止位
    置から離れた位置に変位させるストッパ開放機構とを備
    え、 ベルト送りと同期して回動する爪車の爪起伏を利用して
    ストッパ開放機構の駆動を行う、 ことを特徴とする請求項1または2記載の部品供給装
    置。
  4. 【請求項4】 ベルトを前後一対のプーリーで支持し、
    先頭の部品の部品取出位置をベルト上の前側プーリーの
    軸心よりも後方とした、 ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項記載の部
    品供給装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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