JPH075481Y2 - 原稿合わせ機構 - Google Patents
原稿合わせ機構Info
- Publication number
- JPH075481Y2 JPH075481Y2 JP1988156437U JP15643788U JPH075481Y2 JP H075481 Y2 JPH075481 Y2 JP H075481Y2 JP 1988156437 U JP1988156437 U JP 1988156437U JP 15643788 U JP15643788 U JP 15643788U JP H075481 Y2 JPH075481 Y2 JP H075481Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- document
- plate
- piece
- engaging piece
- aligning mechanism
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Holders For Sensitive Materials And Originals (AREA)
- Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は原稿合わせ機構に係り、特に、原稿搬送手段を
原稿押さえカバーに取り付け、原稿を搬送手段によって
自動的にコンタクトガラス面(複写位置)まで案内し、
原稿を複写した後、外に送り出す原稿自動供給装置を備
えた画像形成装置に於いての、原稿押さえカバーの開放
時にコンタクトガラス面で原稿を合わせるための原稿合
わせ機構に関する。
原稿押さえカバーに取り付け、原稿を搬送手段によって
自動的にコンタクトガラス面(複写位置)まで案内し、
原稿を複写した後、外に送り出す原稿自動供給装置を備
えた画像形成装置に於いての、原稿押さえカバーの開放
時にコンタクトガラス面で原稿を合わせるための原稿合
わせ機構に関する。
原稿合わせ機構は、コンタクトガラス面で原稿の幅方向
を規制する原稿合わせ板と、原稿合わせ板をコンタクト
ガラス面で搬送路の横断方向にスライド移動させる駆動
手段と、原稿合わせ板をコンタクトガラス面に密着押圧
する弾性部材と、から構成されている(実開昭59-10613
6)。
を規制する原稿合わせ板と、原稿合わせ板をコンタクト
ガラス面で搬送路の横断方向にスライド移動させる駆動
手段と、原稿合わせ板をコンタクトガラス面に密着押圧
する弾性部材と、から構成されている(実開昭59-10613
6)。
従来、原稿合わせ板は原稿押さえカバーを閉じたとき、
原稿自動供給装置の邪魔にならないように非規制位置ま
で後退し、原稿押さえカバーを開放したとき、コンタク
トガラス面に原稿を正確にセットできるように、原稿合
わせ板が規制位置までスライドしてくる。また、原稿合
わせ板は弾性部材に常に付勢されてコンタクトガラス面
を押圧し、薄い原稿が原稿合わせ板とコンタクトガラス
面の間に入り込むのを防止している。また、このような
原稿合わせ板の駆動手段としては、一般にソレノイドが
使用されている。
原稿自動供給装置の邪魔にならないように非規制位置ま
で後退し、原稿押さえカバーを開放したとき、コンタク
トガラス面に原稿を正確にセットできるように、原稿合
わせ板が規制位置までスライドしてくる。また、原稿合
わせ板は弾性部材に常に付勢されてコンタクトガラス面
を押圧し、薄い原稿が原稿合わせ板とコンタクトガラス
面の間に入り込むのを防止している。また、このような
原稿合わせ板の駆動手段としては、一般にソレノイドが
使用されている。
しかしながら、このような従来の原稿合わせ機構では、
原稿合わせ板は常時コンタクトガラス面に密着押圧さ
れ、スライド移動に大きな負荷が加わる。この為、駆動
手段であるソレノイドは、大型化し、消費電力が大きく
なる不具合がある。
原稿合わせ板は常時コンタクトガラス面に密着押圧さ
れ、スライド移動に大きな負荷が加わる。この為、駆動
手段であるソレノイドは、大型化し、消費電力が大きく
なる不具合がある。
本考案はこのような事情に鑑みて成されたもので、駆動
手段を小型化して、電力の省エネ化を図って、原稿をコ
ンタクトガラス面の基準位置に正確にセットできる原稿
合わせ機構を提供することを目的としている。
手段を小型化して、電力の省エネ化を図って、原稿をコ
ンタクトガラス面の基準位置に正確にセットできる原稿
合わせ機構を提供することを目的としている。
本考案によれば、原稿自動供給装置を内蔵する原稿押さ
えカバーを機台上面に有する画像形成装置に用いられる
原稿合わせ機構であって、機台上面内の原稿載置用のコ
ンタクトガラス面上にスライド可能に設けられた原稿合
わせ板と、原稿合わせ板のスライド移動を行う駆動手段
とを備えた原稿合わせ機構において、 前記原稿合わせ板は、スライド可能に前記駆動手段に連
結されている支持部材に固定され、 該支持部材は、これと一体にスライドし得る第1の係合
片を有しており、 機台上面には、第2の係合片が位置固定されて設けられ
ており、 原稿押さえカバーを開けた場合において、所定の原稿位
置を規定する様に前記原稿合わせ板が位置決めされ、且
つこの状態において第1の係合片と第2の係合片とが弾
性的に係合することにより、原稿合わせ板はコンタクト
ガラス面に弾性的に押圧され、 原稿押さえカバーを閉じた場合において、前記駆動部材
の作動による支持部材のスライドにしたがって、原稿合
わせ板が所定位置から後退し且つ第1の係合片と第2の
係合片との弾性的係合が解除されて原稿合わせ板に作用
している押圧力が解除されることを特徴とする原稿合わ
せ機構が提供される。
えカバーを機台上面に有する画像形成装置に用いられる
原稿合わせ機構であって、機台上面内の原稿載置用のコ
ンタクトガラス面上にスライド可能に設けられた原稿合
わせ板と、原稿合わせ板のスライド移動を行う駆動手段
とを備えた原稿合わせ機構において、 前記原稿合わせ板は、スライド可能に前記駆動手段に連
結されている支持部材に固定され、 該支持部材は、これと一体にスライドし得る第1の係合
片を有しており、 機台上面には、第2の係合片が位置固定されて設けられ
ており、 原稿押さえカバーを開けた場合において、所定の原稿位
置を規定する様に前記原稿合わせ板が位置決めされ、且
つこの状態において第1の係合片と第2の係合片とが弾
性的に係合することにより、原稿合わせ板はコンタクト
ガラス面に弾性的に押圧され、 原稿押さえカバーを閉じた場合において、前記駆動部材
の作動による支持部材のスライドにしたがって、原稿合
わせ板が所定位置から後退し且つ第1の係合片と第2の
係合片との弾性的係合が解除されて原稿合わせ板に作用
している押圧力が解除されることを特徴とする原稿合わ
せ機構が提供される。
本考案において、支持部材に設けられている第1の係合
片としては、例えば剛性の突起が使用され、且つ機台に
固定されている第2の係合片としては板バネ等の弾性部
材が好適に使用されるが、勿論、この逆に、第1の係合
片として弾性部材を使用し、第2の係合片を剛性の突起
とすることも可能である。
片としては、例えば剛性の突起が使用され、且つ機台に
固定されている第2の係合片としては板バネ等の弾性部
材が好適に使用されるが、勿論、この逆に、第1の係合
片として弾性部材を使用し、第2の係合片を剛性の突起
とすることも可能である。
また原稿合わせ板のスライド移動を行う駆動手段として
は、例えばソレノイドを好適に使用することもできる。
は、例えばソレノイドを好適に使用することもできる。
さらに前記支持部材は、上記駆動手段に連結されてスラ
イド移動するものであるが、直接或いは間接的に駆動手
段に連結されていればよく、一般的には、適当な揺動片
を介してソレノイドの駆動軸に連結される。
イド移動するものであるが、直接或いは間接的に駆動手
段に連結されていればよく、一般的には、適当な揺動片
を介してソレノイドの駆動軸に連結される。
本考案の原稿合わせ機構においては、原稿自動供給装置
を内蔵している原稿押さえカバーの閉時に、原稿合わせ
板はコンタクトガラス面上から後退している。この状態
では、第1の係合片と第2の係合片との弾性的係合は解
除されており、原稿合わせ板に押圧力は作用していな
い。
を内蔵している原稿押さえカバーの閉時に、原稿合わせ
板はコンタクトガラス面上から後退している。この状態
では、第1の係合片と第2の係合片との弾性的係合は解
除されており、原稿合わせ板に押圧力は作用していな
い。
次に、この原稿押さえカバーを開放すると、ソレノイド
等の駆動手段が作動して、支持部材がスライドし、支持
部材に固定されている原稿合わせ板もスライドして原稿
の規制位置までスライドする。原稿合わせ板が所定の規
制位置に達した時には、第1の係合片と第2の係合片と
が弾性的に係合し、これにより原稿合わせ板には押圧力
が作用し、原稿合わせ板はコンタクトガラス面に圧接さ
れる。従って、原稿合わせ板の位置決めは確実に行われ
ることになる。
等の駆動手段が作動して、支持部材がスライドし、支持
部材に固定されている原稿合わせ板もスライドして原稿
の規制位置までスライドする。原稿合わせ板が所定の規
制位置に達した時には、第1の係合片と第2の係合片と
が弾性的に係合し、これにより原稿合わせ板には押圧力
が作用し、原稿合わせ板はコンタクトガラス面に圧接さ
れる。従って、原稿合わせ板の位置決めは確実に行われ
ることになる。
また、原稿押さえカバーを閉じると、駆動手段が作動
し、支持部材がスライドして原稿合わせ板はコンタクト
ガラス面上から後退するが、支持部材の移動により、第
1の係合片と第2の係合片との弾性的係合が解除される
ので、原稿合わせ板はコンタクトガラス面に圧接され
ず、その後退が小さな力で速やかに行われる。従って、
本考案においては、原稿合わせ板が所定の原稿規制位置
にある時にのみ押圧力が作用して原稿合わせ板の圧接が
行われるために、ソレノイド等の駆動手段としては、小
型でしかも低消費電力のものを使用することができるの
である。
し、支持部材がスライドして原稿合わせ板はコンタクト
ガラス面上から後退するが、支持部材の移動により、第
1の係合片と第2の係合片との弾性的係合が解除される
ので、原稿合わせ板はコンタクトガラス面に圧接され
ず、その後退が小さな力で速やかに行われる。従って、
本考案においては、原稿合わせ板が所定の原稿規制位置
にある時にのみ押圧力が作用して原稿合わせ板の圧接が
行われるために、ソレノイド等の駆動手段としては、小
型でしかも低消費電力のものを使用することができるの
である。
以下、本考案に係る原稿合わせ機構の好ましい実施例を
添付図面に従って説明する。
添付図面に従って説明する。
第1図は本考案に係る原稿合わせ機構が設けられた複写
機の斜視図である。第1図に示すように複写機10の上面
には複写位置にコンタクトガラス面12が形成されると共
にコントロールパネル14が配されている。また、複写機
10の上面には、原稿給紙トレイ16、挿入口カバー18、原
稿押さえカバー20が設けられている。
機の斜視図である。第1図に示すように複写機10の上面
には複写位置にコンタクトガラス面12が形成されると共
にコントロールパネル14が配されている。また、複写機
10の上面には、原稿給紙トレイ16、挿入口カバー18、原
稿押さえカバー20が設けられている。
原稿押さえカバー20はコンタクトガラス面12に対向して
配せられ、ヒンジ22、22を介して開閉可能になってい
る。原稿押さえカバーには搬送ベルト24が設けられ、給
紙トレイ16からの原稿の搬送を行っている。
配せられ、ヒンジ22、22を介して開閉可能になってい
る。原稿押さえカバーには搬送ベルト24が設けられ、給
紙トレイ16からの原稿の搬送を行っている。
また、複写機10の上面には本考案に係る原稿合わせ機構
26が設けられており、原稿合わせ機構26の原稿合わせ板
28は、コンタクトガラス面でスライド可能に設けられ
る。原稿合わせ板28はコンタクトガラス面12において原
稿押さえカバー20を開放したときに原稿の規制位置に配
される。原稿押さえカバー20を閉じた時は、後述するソ
レノイドによって、原稿の搬送路の横断方向に後退す
る。
26が設けられており、原稿合わせ機構26の原稿合わせ板
28は、コンタクトガラス面でスライド可能に設けられ
る。原稿合わせ板28はコンタクトガラス面12において原
稿押さえカバー20を開放したときに原稿の規制位置に配
される。原稿押さえカバー20を閉じた時は、後述するソ
レノイドによって、原稿の搬送路の横断方向に後退す
る。
第2図及び第3図に示すように原稿合わせ板28は移動ロ
ッド30に取り付けられ、移動ロッド30の基端部30Aには
溝32が形成されている。溝32には軸34が挿入され、挿入
軸34はL字状部材36に取り付けられている。L字状部材
36は図示しない機枠の固定軸38に枢支され、L字状部材
36の他端は前述のソレノイド40の伸縮ロッド42に取り付
けられている。尚、移動ロッド30は複写機上面10Aから
少し浮かせて配せられる。また、伸縮ロッド42は図示し
ないばねによって常に伸長方向に付勢されている。
ッド30に取り付けられ、移動ロッド30の基端部30Aには
溝32が形成されている。溝32には軸34が挿入され、挿入
軸34はL字状部材36に取り付けられている。L字状部材
36は図示しない機枠の固定軸38に枢支され、L字状部材
36の他端は前述のソレノイド40の伸縮ロッド42に取り付
けられている。尚、移動ロッド30は複写機上面10Aから
少し浮かせて配せられる。また、伸縮ロッド42は図示し
ないばねによって常に伸長方向に付勢されている。
従って、伸縮ロッド42が第2図の縮んだ状態から第3図
の伸びた状態になると、L字状部材36は第2図の矢印A
方向に回動し、移動ロッド30は第2図の矢印B方向に移
動する。この為、原稿合わせ板28は規制位置から非規制
位置へと移動する。一方、伸縮ロッド42が第3図の伸び
た状態から第2図の縮んだ状態になると、L字状部材36
は第3図の矢印C方向に回動し、移動ロッド30は第3図
の矢印D方向に移動する。この為、原稿合わせ板28は非
規制位置から規制位置へと移動する。
の伸びた状態になると、L字状部材36は第2図の矢印A
方向に回動し、移動ロッド30は第2図の矢印B方向に移
動する。この為、原稿合わせ板28は規制位置から非規制
位置へと移動する。一方、伸縮ロッド42が第3図の伸び
た状態から第2図の縮んだ状態になると、L字状部材36
は第3図の矢印C方向に回動し、移動ロッド30は第3図
の矢印D方向に移動する。この為、原稿合わせ板28は非
規制位置から規制位置へと移動する。
また、伸縮ロッド42の伸縮は、原稿押さえカバー20と連
動しており、原稿押さえカバー20を閉じると、伸縮ロッ
ド42はソレノイド40から開放され、第3図に示すように
伸長する。原稿押さえカバー20を開放すると、伸縮ロッ
ド42はソレノイド40の作用を受け、ばねの付勢力に抗し
て第2図に示すように縮む。
動しており、原稿押さえカバー20を閉じると、伸縮ロッ
ド42はソレノイド40から開放され、第3図に示すように
伸長する。原稿押さえカバー20を開放すると、伸縮ロッ
ド42はソレノイド40の作用を受け、ばねの付勢力に抗し
て第2図に示すように縮む。
第2図及び第3図に示すように複写機10の上面には、線
状ばね44が取り付けられている。線ばね44の先端部44A
は複写機10の上面で移動ロッド30の移動方向に沿って設
けられると共に、傾けて配せられる。この為、線状ばね
44の先端部44Aは、第2図に示すように原稿合わせ板28
がコンタクトガラス面12の規制位置にある時、移動ロッ
ド30に設けた突片46を上方から押圧付勢する。また、線
状ばね44の先端部44Aは、第3図に示すように原稿合わ
せ板28がコンタクトガラス面12の非規制位置にある時、
突片46から離間し付勢しなくなる。
状ばね44が取り付けられている。線ばね44の先端部44A
は複写機10の上面で移動ロッド30の移動方向に沿って設
けられると共に、傾けて配せられる。この為、線状ばね
44の先端部44Aは、第2図に示すように原稿合わせ板28
がコンタクトガラス面12の規制位置にある時、移動ロッ
ド30に設けた突片46を上方から押圧付勢する。また、線
状ばね44の先端部44Aは、第3図に示すように原稿合わ
せ板28がコンタクトガラス面12の非規制位置にある時、
突片46から離間し付勢しなくなる。
前記の如く構成された原稿合わせ機構によれば、第3図
に示すように原稿押さえカバー20の閉時に、原稿合わせ
板28はコンタクトガラス面12で非規制位置に後退してい
る。また、この時、原稿合わせ板28は線状バネ44の付勢
を受けない状態にある。
に示すように原稿押さえカバー20の閉時に、原稿合わせ
板28はコンタクトガラス面12で非規制位置に後退してい
る。また、この時、原稿合わせ板28は線状バネ44の付勢
を受けない状態にある。
次に、この原稿押さえカバー20を開放すると、ソレノイ
ド40の伸縮ロッド42が縮められる。この為、原稿合わせ
板28は移動ロッド30を介してコンタクトガラス面12の規
制位置までスライドされる。この時、移動ロッド30の突
片46は線状ばね44の先端部44Aが移動の終点付近で当接
する。突片46は当接後更に押し込まれ、線状ばね44に上
方から複写機上面10Aに向けて付勢される。この為、原
稿合わせ板28は突片46及び移動ロッド30から線状ばね44
の付勢力が伝達され、コンタクトガラス面12を押圧す
る。このような線状ばね44の付勢力により、原稿は原稿
合わせ板28によって基準位置に確実にセットされる。
ド40の伸縮ロッド42が縮められる。この為、原稿合わせ
板28は移動ロッド30を介してコンタクトガラス面12の規
制位置までスライドされる。この時、移動ロッド30の突
片46は線状ばね44の先端部44Aが移動の終点付近で当接
する。突片46は当接後更に押し込まれ、線状ばね44に上
方から複写機上面10Aに向けて付勢される。この為、原
稿合わせ板28は突片46及び移動ロッド30から線状ばね44
の付勢力が伝達され、コンタクトガラス面12を押圧す
る。このような線状ばね44の付勢力により、原稿は原稿
合わせ板28によって基準位置に確実にセットされる。
また、原稿押さえカバー20を閉じると、ソレノイドの伸
縮ロッド42が伸長され、原稿合わせ板28は元の位置に後
退する。この移動時にも規制位置付近にある時のみ線状
ばね44の付勢力を受ける。
縮ロッド42が伸長され、原稿合わせ板28は元の位置に後
退する。この移動時にも規制位置付近にある時のみ線状
ばね44の付勢力を受ける。
従って、原稿合わせ板28はスライド時において殆ど線状
ばね44から付勢されず、コンタクトガラス面12を押圧し
ない。この為、ソレノイドには負荷が加わらず小型で消
費電力の少ないものでよい。
ばね44から付勢されず、コンタクトガラス面12を押圧し
ない。この為、ソレノイドには負荷が加わらず小型で消
費電力の少ないものでよい。
以上説明したように本考案に係る原稿合わせ機構によれ
ば、原稿合わせ板を付勢する弾性部材は、原稿合わせ板
が原稿を規定する位置にスライドしてきたときのみ付勢
するように設けられるので、原稿合わせ板を駆動する負
荷は少なくて済む。この為、駆動手段を小型化して、電
力の省エネ化を図ることができる。
ば、原稿合わせ板を付勢する弾性部材は、原稿合わせ板
が原稿を規定する位置にスライドしてきたときのみ付勢
するように設けられるので、原稿合わせ板を駆動する負
荷は少なくて済む。この為、駆動手段を小型化して、電
力の省エネ化を図ることができる。
第1図は本考案に係る原稿合わせ機構が設けられた複写
機の斜視図、 第2図及び第3図は原稿合わせ機構の説明図である。 10……複写機、12……コンタクトガラス面、20……原稿
押さえカバー、24……搬送ベルト、26……原稿合わせ機
構、28……原稿合わせ板、30……移動ロッド、40……ソ
レノイド、42……伸縮ロッド、44……線状ばね、46……
突片。
機の斜視図、 第2図及び第3図は原稿合わせ機構の説明図である。 10……複写機、12……コンタクトガラス面、20……原稿
押さえカバー、24……搬送ベルト、26……原稿合わせ機
構、28……原稿合わせ板、30……移動ロッド、40……ソ
レノイド、42……伸縮ロッド、44……線状ばね、46……
突片。
Claims (4)
- 【請求項1】原稿自動供給装置を内蔵する原稿押さえカ
バーを機台上面に有する画像形成装置に用いられる原稿
合わせ機構であって、機台上面内の原稿載置用のコンタ
クトガラス面上にスライド可能に設けられた原稿合わせ
板と、原稿合わせ板のスライド移動を行う駆動手段とを
備えた原稿合わせ機構において、 前記原稿合わせ板は、スライド可能に前記駆動手段に連
結されている支持部材に固定され、 該支持部材は、これと一体にスライドし得る第1の係合
片を有しており、 機台上面には、第2の係合片が位置固定されて設けられ
ており、 原稿押さえカバーを開けた場合において、所定の原稿位
置を規定する様に前記原稿合わせ板が位置決めされ、且
つこの状態において第1の係合片と第2の係合片とが弾
性的に係合することにより、原稿合わせ板はコンタクト
ガラス面に弾性的に押圧され、 原稿押さえカバーを閉じた場合において、前記駆動部材
の作動による支持部材のスライドにしたがって、原稿合
わせ板が所定位置から後退し且つ第1の係合片と第2の
係合片との弾性的係合が解除されて原稿合わせ板に作用
している押圧力が解除されることを特徴とする原稿合わ
せ機構。 - 【請求項2】第1の係合片が剛性の突起であり、機台上
面に固定されている第2の係合片が弾性部材である請求
項1に記載の原稿合わせ機構。 - 【請求項3】第2の係合片が、先端が傾斜した板バネ
(44)である請求項2に記載の原稿合わせ機構。 - 【請求項4】前記駆動手段がソレノイド(40)であり、
前記支持部材(30)は、該ソレノイドの可動軸(42)に
連結された揺動片(36)に連結されてスライド移動可能
となっている請求項1に記載の原稿合わせ機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988156437U JPH075481Y2 (ja) | 1988-11-30 | 1988-11-30 | 原稿合わせ機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988156437U JPH075481Y2 (ja) | 1988-11-30 | 1988-11-30 | 原稿合わせ機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0276725U JPH0276725U (ja) | 1990-06-12 |
JPH075481Y2 true JPH075481Y2 (ja) | 1995-02-08 |
Family
ID=31434978
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988156437U Expired - Lifetime JPH075481Y2 (ja) | 1988-11-30 | 1988-11-30 | 原稿合わせ機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH075481Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5682374B2 (ja) * | 2011-02-28 | 2015-03-11 | ブラザー工業株式会社 | 画像読取装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59106136U (ja) * | 1982-12-29 | 1984-07-17 | 株式会社リコー | 複写機 |
-
1988
- 1988-11-30 JP JP1988156437U patent/JPH075481Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0276725U (ja) | 1990-06-12 |
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