JPH1022692A - 部品供給装置 - Google Patents

部品供給装置

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JPH1022692A
JPH1022692A JP8174008A JP17400896A JPH1022692A JP H1022692 A JPH1022692 A JP H1022692A JP 8174008 A JP8174008 A JP 8174008A JP 17400896 A JP17400896 A JP 17400896A JP H1022692 A JPH1022692 A JP H1022692A
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JP
Japan
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component
belt
prismatic
fixed pipe
posture
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Withdrawn
Application number
JP8174008A
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English (en)
Inventor
Koji Saito
浩二 斉藤
Taro Yasuda
太郎 安田
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Taiyo Yuden Co Ltd
Original Assignee
Taiyo Yuden Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 角柱状部品または扁平角柱状部品を供給する
場合に好適な部品供給装置を提供する。 【解決手段】 固定パイプ3の周囲に該固定パイプ3内
を通過する部品の姿勢を矯正するための磁石M1をその
磁力中心線がベルト移動方向と直交する向きで配置して
あるので、供給部品Pが角柱状または扁平角柱状の場合
には、これら部品Pが固定パイプ3内を通過する課程で
その姿勢(部品の長手方向両端面の中心を結ぶ直線を軸
とした回転方向の向き)を、磁石M1の磁力によってベ
ルト7上面と整合するような姿勢に矯正することが可能
であり、これにより角柱状部品及び扁平角柱状部品にお
けるベルト7上への部品排出とベルト7による部品横転
及び部品搬送を的確に行って、所期の部品供給を円柱状
部品と同様に良好に行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バラ状態にあるチ
ップ状部品をベルト上に所定向きで一列に並べて搬送
し、先頭の部品を吸着ノズル等によって取り出すように
した部品供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の部品供給装置を開示する
ものとして、特開平6−232596号公報が知られて
いる。
【0003】同公報に開示される部品供給装置は、バラ
状態にあるチップ状部品(以下単に部品と言う)を収納
する収納箱と、収納箱の下面に上下動可能に挿通された
部品取出管と、部品取出管を上下動させる機構と、部品
取出管に連通して下方に延設された部品搬送管と、部品
搬送管の終端位置に配設され該部品搬送管から排出され
る部品を搬送するベルトと、ベルトを所定ピッチで間欠
移動させる機構と、ベルト上の部品を整列する溝付きカ
バーと、ベルトにより搬送される部品を所定位置に停止
させる開放可能なストッパーと、部品停止後にストッパ
ーを開放させる機構とから構成されている。
【0004】この部品供給装置では、部品取出管を上下
動させることによって、収納箱内の部品を長手向きで部
品取出管内に取り込み、これを部品搬送管を通じてベル
ト上に排出させ、排出部品をベルトの間欠移動によって
ストッパー方向に搬送できるようにすると共に、搬送部
品をストッパーで停止させた後に該ストッパーを開放さ
せることによって、先頭の部品からストッパーを離して
該ストッパーから部品にかかる力(挟み力)を解除でき
るようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の部品
供給装置で角柱状部品(図2(b)参照)または扁平角柱
状部品(図2(c)参照)を供給する場合には、円柱状部
品(図2(a)参照)を供給する場合と異なり、ベルト上
に排出される部品の姿勢(部品の長手方向両端面の中心
を結ぶ直線を軸とした回転方向の向き)をベルト面との
関係で適正に制御する必要がある。
【0006】詳しくは、角柱状部品の場合は4側面のう
ちの1つがベルト上面と整合するような姿勢を確保し、
また扁平角柱状部品の場合は面積が大きな2側面のうち
の1つがベルト上面と整合するような姿勢を確保する必
要があり、このような姿勢制御が的確に行えないと角柱
状部品及び扁平角柱状部品を円柱状部品と同様に連続供
給することが難しくなる。
【0007】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、角柱状部品または扁平角
柱状部品を供給する場合に好適な部品供給装置を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、バラ状態にあるチップ状部品を収納する
ホッパーと、ホッパー内の部品を長手向きで取り込んで
下方に導く部品導出通路と、部品導出通路から導出され
た部品を所定方向に搬送するベルトとを備えた部品供給
装置において、部品導出通路の周囲に、該部品導出通路
内を通過する部品の姿勢を矯正するための磁石をその磁
力中心線がベルト移動方向と直交する向きで配置した、
ことをその主たる特徴としている。
【0009】本発明に係る部品供給装置では、部品導出
通路を通過する部品の姿勢(部品の長手方向両端面の中
心を結ぶ直線を軸とした回転方向の向き)を、通路周囲
に設けた磁石の磁力によって矯正することができる。詳
しくは、角柱状部品の場合は4側面のうちの1つがベル
ト面と整合するような姿勢を確保し、また扁平角柱状部
品の場合は面積の大きな2側面のうちの1つがベルト面
と整合するような姿勢を確保して、これら部品を矯正さ
れた姿勢のままベルト上に導出することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施形態に係る
部品供給装置の全体構成を示すもので、同図において、
1はベースフレーム、2はホッパー、3は固定パイプ、
4は可動パイプ、5は部品ガイド、6はベルトガイド、
7はベルト、8は前後一対のプーリー、9は部品ストッ
パ、10はパイプ上下動機構、11はベルト送り機構、
12は部品ストッパ開放機構である。
【0011】ホッパー2は、収納室2aと、該収納室2
aの上端開口を開閉自在に覆う蓋板2bと、収納室2a
の底面に貫通形成された可動パイプ用の円形摺動孔2c
を具備しており、その側面をベースフレーム1に固定さ
れている。収納室2a内には、図2(a),(b),(c)に
示すような円柱状,角柱状,扁平角柱状等の形状を有す
る、チップコンデンサ,チップインダクタ,チップ抵抗
器等で代表される各種のチップ状部品P(以下、単に部
品Pと言う)の1種類が、バラ状態で多数個収納されて
いる。このホッパー2内に収納された部品Pは、部品供
給に伴い底面傾斜に沿って摺動孔2cに向けて自重移動
する。
【0012】固定パイプ3は、図3及び図4に示すよう
に、所定長さの薄肉円形パイプ材から成り、部品ガイド
5に下端部を固着され、その上端が摺動孔2cの上端よ
りも僅かに低くなるような位置関係にて、該摺動孔2c
内の中心位置に垂直に挿通配置されている。また、固定
パイプ3の内径は供給対象となる部品Pの端面最大長よ
りも僅かに大きく、収納室2a内の部品Pは固定パイプ
3の上端開口に長手向きで取り込まれ、同向きのまま固
定パイプ3内を自重落下する。
【0013】可動パイプ4は、図3及び図4に示すよう
に、摺動孔2cよりも僅かに小さな外径と固定パイプ3
の外径よりも僅かに大きな内径を備えた所定長さの円形
パイプ材から成り、上端が固定パイプ3の上端よりも僅
かに低くなるような位置関係にて、固定パイプ3の外側
に上下動可能に配置されている。つまり、可動パイプ4
が下降位置にある状態(図4参照)では、該可動パイプ
4の上端と摺動孔2cの内面と固定パイプ3の外面の間
に、少量の部品Pを受容可能な環状ポケットEが形成さ
れる。また、可動パイプ4は供給対象となる部品Pの端
面最大長よりも僅かに大きな厚みを有しており、その上
端面に中心に向かって下向きに傾斜するすりばち状の案
内面4aを有している。さらに、可動パイプ4の外面中
間部と外面下端部には係合鍔4b,4cがそれぞれ形成
され、中間鍔4bの上下にはS1<S2の力関係を有す
るコイルバネS1とS2が介装されている。
【0014】部品ガイド5は、図3,図5,図9乃至図
11に示すように、供給部品に対応した所定の幅及び深
さの直線状ガイド溝5aを下面に有し、その側面をベー
スフレーム1に固定されている。ガイド溝5aの後端に
は固定パイプ3の内孔と連通する垂直通路5bが形成さ
れており、該垂直通路5bの断面形状はガイド溝5aの
それと一致または近似した矩形状を成している。尚、本
実施形態では、固定パイプ3の内孔とこの垂直通路5b
によって、固定パイプ3内に取り込まれた部品Pを下方
に導いてベルト7上に導出する部品導出通路(符号な
し)が形成されている。また、部品ガイド5の前部に
は、図10に示すように、先頭の部品Pの上面を外部に
露出させるための部品取出口5cが形成されている。
【0015】また、部品ガイド5内には、図9(a),
(c)に示すように、円盤状の希土類永久磁石M1が、そ
のN,S極の一方が固定パイプ3のフレーム側と接触し
た状態或いは微細間隙を有した状態で埋設されている。
この永久磁石M1はその磁力中心線(ここではN極の中
心とS極の中心を結ぶ線)がベルト移動方向と直交する
向きで配置されており、また磁力中心線と固定パイプ3
の軸線とは互いに交差する位置関係にある。
【0016】ベルトガイド6は、図3,図5及び図9に
示すように、ベルト7に対応した所定の幅及び深さの直
線状ガイド溝6aを上面に有し、ガイド溝6aの中心が
ガイド溝5aの中心と一致するように、部品ガイド5の
下側位置でその側面をベースフレーム1に固定されてい
る。
【0017】ベルト7は、図3,図5,図9及び図10
に示すように、合成ゴム或いは軟質樹脂等から形成され
た無端状の平ベルト或いはタイミングベルトから成り、
部品ガイド5のガイド溝5aよりも大きな幅を有してい
る。このベルト7は、ベルトガイド7の前後位置におい
てベースフレーム1に回動自在に軸支された一対のプー
リー8に巻き付けられ、その上側部分をベルトガイド6
のガイド溝6a内に位置しており、自らのテンションに
よって同部分上面を部品ガイド5の下面に移動可能な状
態で圧接されている。
【0018】部品ストッパ9は、図10及び図11に示
すように、ガイド溝5aの溝深さと同等厚みの矩形板か
ら成り、ガイド溝5aの前側位置において、その一端を
ピン9aを介してストッパ支持部材9bに水平動自在に
支持されている。この部品ストッパ9は図示省略のバネ
材によって図中反時計回り方向に付勢されており、その
後端面をガイド溝5aの前端に当接(図11参照)した
ときに所期の部品停止位置を確保する。また、部品スト
ッパ9のガイド溝5aと対向する位置には、矩形状の希
土類永久磁石JがそのN,S極の一方が先頭の部品Pと
向き合うように埋設されている。
【0019】ちなみに図示例のものでは、ストッパ支持
部材9bはその一端をピン9cを介して部品ガイド5の
前部に上側方向に回動自在に取り付けられており、板バ
ネ9dとの係合によって水平状態を維持すると共に、板
バネ9dとの係合を解いて全体を上方に回動させること
によってガイド溝5a内の部品Pの排出を可能としてい
る。
【0020】パイプ上下動機構10は、図1,図3及び
図5に示すように、操作レバー10aと、その下側に配
置された中継レバー10bと、操作レバー10aの復帰
位置を規定するための位置決めストッパ10cとから構
成されている。操作レバー10aは、ベースフレーム1
に設けられたピン10dによってその一端部を支持さ
れ、上下方向の回動を可能としており、待機状態ではレ
バー中央上面を位置決めストッパ10cに当接してい
る。中継レバー10bはベースフレーム1に設けられた
ピン10eによってその中央部を支持され上下方向の回
動を可能としている。この中継レバー10bは、一端部
(図中右端部)に形成された丸穴部分或いはU字形部分
を、可動パイプ4の下端鍔4cと下側コイルバネS2と
の間に装着され、待機状態では上側コイルバネS1によ
って下方に付勢され、他端部に設けられたローラ10f
を操作レバー10aの中央下面に当接している。
【0021】ちなみに、位置決めストッパ10cは偏心
カムとこれを固定するためのネジとから構成され、偏心
カムの固定向きを変化させることにより操作レバー10
aの復帰位置、つまり可動パイプ4の下降位置を任意に
調整できるようになっている。例えば、位置決めストッ
パ10cを図3中に破線で示す位置に変化させれば、操
作レバー10aの復帰位置を実線位置よりも下側にずら
して可動パイプ4の下降位置を上方に変位させることが
できる。
【0022】このパイプ上下動機構10では、図5に示
すように、操作レバー10aの端部に下向きの力Fを加
えることによりこれをピン10dを中心として反時計回
り方向に回動させ、該操作レバー10aの下面で中継レ
バー10bのローラ10fに下向きの力を加えてこれを
ピン10eを中心として反時計回り方向に回動させるこ
とができ、上方変位する中継レバー10bの端部により
コイルバネS2を介してコイルバネS1を縮めながら可
動パイプ4を上方移動させることができる。また、図5
の状態で操作レバー10aの端部への力Fを解除するこ
とにより、コイルバネS1の付勢力によって可動パイプ
4を下方移動させ、これに伴って中継レバー10bを時
計回り方向に回動させることができ、そしてローラ10
fによる押し上げによって操作レバー10aを時計回り
方向に回動させ、位置決めストッパ10cに当接したと
ころで該操作レバー10aの回動を停止させて図3の待
機状態に復帰させることができる。
【0023】ベルト送り機構11は、図1,図7及び図
8に示すように、操作レバー11aと、これに回動自在
に連結された中継レバー11bと、これに回動自在に連
結され前側プーリー8と同一軸で回動可能な送りレバー
11cと、送りレバー11cに回動自在に設けられた爪
11dと、前側プーリー8に同軸上に固着された爪車1
1eと、操作レバー11aの復帰位置を規定するための
位置決めストッパ11fと、操作レバー11aの回動限
界位置を規定するための位置決めストッパ11gと、操
作レバー11aを図中時計回り方向に付勢するコイルバ
ネS3と、爪11dを爪車11eに圧接する巻きバネS
4とから構成されている。操作レバー11aは、パイプ
上下動機構10と共通のピン10dによってその一端部
を支持されて上下方向の回動を可能としており、待機状
態ではレバー側面中央を位置決めストッパ11fに当接
している。また、ベルト送り機構11の操作レバー11
aと先に述べたパイプ上下動機構10の操作レバー10
aとは、互いの操作部位をコイルバネSSを介して上下
に対向配置されている。
【0024】ちなみに、位置決めストッパ11gは上記
の位置決めストッパ10cと同様に偏心カムとこれを固
定するためのネジとから構成され、偏心カムの固定向き
を変化させることにより操作レバー11aの回動限界位
置、つまりベルト7の送り量を任意に調整できるように
なっている。例えば、位置決めストッパ11gを図8中
に破線で示す位置に変化させれば、操作レバー11aの
回動限界位置を実線位置よりも右側にずらしてベルト送
り量を大きくすることができる。
【0025】このベルト送り機構11では、パイプ上下
動機構10の操作レバー10aの端部に下向きの力Fを
加えてこれをピン10dを中心として反時計回り方向に
回動させ(図5参照)、コイルバネSSを介して操作レ
バー11aの端部に下向きの力を加えることにより、図
8に示すように、該操作レバー11aをコイルバネS3
の付勢力に抗しピン10dを中心として反時計回り方向
に回動させ、中継レバー11bを介して送りレバー11
cを反時計回り方向に回動させることができ、該回動過
程で爪11dに係合する爪車11eを前側プーリー8と
一緒に反時計回り方向に回動させて、ベルト7を回動角
に応じた距離だけ前方に移動させることができる。ま
た、図8の状態でパイプ上下動機構10の操作レバー1
0aの端部への力Fを解除してベルト送り機構11の操
作レバー11aの端部への力を解除することにより、コ
イルバネS3の付勢力によってこれを時計回り方向に回
動させ、位置決めストッパ11fに当接したところで該
操作レバー11aの回動を停止させて中継レバー11b
と送りレバー11cを図1の待機状態に復帰させること
ができ、該回動過程で爪11dを今現在係合している溝
から時計回り方向で隣接する溝に移動させて係合させる
ことができる。
【0026】部品ストッパ開放機構12は、図1,図
7,図10及び図11に示すように、前側プーリー8に
同軸上に固着された爪車12aと、ピン12bによって
ベースフレーム1の側面に回動自在に取り付けられたス
トッパ作動板12cと、ストッパ作動板12cを前方に
付勢する図示省略のバネ材と、ピン12dによって部品
ガイド5の前部に水平動自在に取り付けられた部品保持
レバー12eと、部品保持レバー12eを図中時計回り
方向に付勢するコイルバネS5と、ガイド溝5aの前部
側面に設けた孔5dに挿通された部品保持ピン12f
と、部品保持ピン12fを外方に付勢するコイルバネS
6とから構成されている。
【0027】ストッパ作動板12cが前方位置にある待
機状態では、図10に示すように、部品保持レバー12
eはコイルバネS5によって図中時計回り方向に付勢さ
れ、これにより部品保持ピン12fがコイルバネS6の
付勢力に抗してガイド溝5a内に押し込まれ、該部品保
持ピン12fによって先頭から2番目の部品Pが案内溝
12aの内面に押し付けられて同位置に保持されてい
る。また、ストッパ作動板12cの押圧によって部品ス
トッパ9は前方に変位しており、先頭の部品Pは永久磁
石Jに吸着されたまま部品ストッパ9と共に前方に変位
し、2番目の部品Pから完全に離れている。
【0028】この部品ストッパ開放機構12では、爪車
12aが先に述べたベルト送り機構11の爪車11eと
一体に回動する過程(ベルト7が所定距離前方に移動す
る過程)で、ストッパ作動板12cの爪部分12c’を
今現在係合している溝から時計回り方向で隣接する溝に
移動させて、該ストッパ作動板12cを爪車12aの一
爪分の起伏によって後方に移動させることができる。ス
トッパ作動板12cが後方に移動するときには、図11
に示すように、部品ストッパ9がバネ付勢力によってガ
イド溝5aの前端に当接して部品停止位置が確保される
と共に、部品保持レバー12eの後端突出部分がストッ
パ作動板12cによって内方に押し込まれてこれがバネ
付勢力に抗して図中反時計回り方向に回動し、部品保持
ピン12fがバネ付勢力によって外方に移動して2番目
の部品Pの保持が解除され、ベルト上部品全体の前進が
可能となる。
【0029】以下に、上述の部品供給装置の動作につい
て説明する。パイプ上下動機構10の操作レバー10a
の端部(操作部位)は、吸着ノズル等によってベルト7
上の先頭の部品Pを部品取出口5cから取り出す際に、
該吸着ノズル等の一部或いは他の作動機器によって下向
きに押圧される。
【0030】パイプ上下動機構10の操作レバー10a
の端部が下向きの押圧されると、先に述べたように該操
作レバー10a及び中継レバー10bの回動によって可
動パイプ4が下降位置から所定ストロークだけ上昇し、
その上端がホッパー2の収納室2a内に入り込む。
【0031】可動パイプ4が下降位置から上昇位置まで
移動する過程では、図4及び図6に示すように、該可動
パイプ4によって環状ポケットE内の部品Pが上方に持
ち上がると共に収納室内2aの収納部品が解され、また
固定パイプ3上に横たわる部品も同位置から押し退けら
れる。同過程では、収納部品Pが可動パイプ4の上端案
内面4aの傾斜を利用して固定パイプ3の上端開口に長
手向きで取り込まれ、同向きのまま該固定パイプ3内を
自重落下する。
【0032】また、パイプ上下動機構10の操作レバー
10aの端部への押圧が解除されると、先に述べたよう
に中継レバー10b及び操作レバー10aがバネ付勢力
によって回動復帰し、可動パイプ4もバネ付勢力によっ
て上昇位置から下降復帰する。
【0033】可動パイプ4が上昇位置から下降位置まで
移動する過程では、環状ポケットE内に再び少数の部品
Pが入り込み、収納部品全体が降下する。同過程でも、
収納部品Pが可動パイプ4の上端案内面4aの傾斜を利
用して固定パイプ3の上端開口に長手向きで取り込ま
れ、同向きのまま該固定パイプ3内を自重落下する。
【0034】このように、固定パイプ3内への部品取り
込みは可動パイプ4の上昇過程及び下降過程の両方で行
われる。固定パイプ3内に長手向きで取り込まれた部品
Pは該固定パイプ3内を自重落下して垂直通路5b内に
導かれ、そして該垂直通路5b内を自重落下する。
【0035】固定パイプ3内に取り込まれた部品Pが該
固定パイプ3内を自重落下する課程では、図9(c)に示
すように、永久磁石M1の磁力によって通過部品Pが磁
石側に引き寄せられ、該部品Pの姿勢(部品の長手方向
両端面の中心を結ぶ直線を軸とした回転方向の向き)が
矯正される。詳しくは、部品Pが角柱状の場合には4側
面のうちの1つが永久磁石M1と正対するように、換言
すればこれと隣接する1側面がベルト7上面と直角を成
すようにその姿勢が矯正される(図9(c)参照)。ま
た、部品Pが扁平角柱状の場合には面積が小さな2側面
のうちの1つが永久磁石M1と正対するように、換言す
ればこれと隣接する面積が大きな1側面がベルト7上面
と直角を成すようにその姿勢が矯正される。
【0036】つまり、供給部品が角柱状または扁平角柱
状の場合には、これら部品は固定パイプ3内を自重落下
する課程でその姿勢を矯正され、矯正された姿勢のまま
垂直通路5bを自重落下してその一端面をベルト7上面
に当接する。尚、供給部品が円柱状の場合には、該部品
Pは磁石側に引き寄せられるだけで上記のような姿勢矯
正は特段行われず、垂直通路5bを自重落下してその一
端面をベルト7上面に当接する。
【0037】一方、パイプ上下動機構10の操作レバー
10aの端部に下向きの力が加わるときには、先に述べ
たようにコイルバネSSを介してベルト送り機構11の
操作レバー11aの端部(操作部位)も下向きに押圧さ
れることになる。
【0038】ベルト送り機構11の操作レバー11aの
端部に下向きに押圧されると、先に述べたように中継レ
バー11bの変位と送りレバー11cの回動によって、
爪11dが係合する爪車11eが前側プーリー8と一緒
に反時計回り方向に回動し、ベルト7がこの回動角に応
じた距離、好ましくは部品Pの長手長さよりも大きな距
離だけ前方に移動する。
【0039】ベルト7が前方に所定距離移動する過程で
は、図9(a)に示すように、ベルト7上面に当接する部
品P(導出通路内の最下位の部品P)がその接触端部を
前方に押圧されて横転する。ちなみに、供給部品が角柱
状または扁平角柱状の場合はこれら部品は矯正された姿
勢のままその接触端部を前方に押圧されて横転するた
め、横転後、角柱状部品は4側面のうちの1つをベルト
7上面と面接触し、また扁平角柱状部品は面積が大きな
2側面のうちの1つをベルト7上面と面接触する。ベル
ト7の前進は部品取り出しの都度繰り返されるため、部
品導出通路内の部品Pはベルト7上に順次導出されて横
転し、これら部品Pがガイド溝5aによって整列作用を
受けながら長手向きで一列に並んだ状態でベルト7と共
に前方に移動する。
【0040】また、ベルト送り機構11の爪車11eが
前側プーリー8と共に回動してベルト7が前方に移動す
るときには、これと同方向に回動する部品ストッパ開放
機構12の爪車12aによってストッパ作動板12cが
所定距離後退し、これによりバネ付勢力によって部品ス
トッパ9が後方に変位し、その後端面がガイド溝5aの
前端に当接して所期の部品停止位置が確保される。つま
り、ベルト7と共に前進するベルト7上の部品Pはその
先頭の部品Pが部品ストッパ9に当接したところで停止
して隙間なく一列に並ぶと共に、部品ストッパ9による
規制を受けてそれ以上前進しない(図11参照)。
【0041】ベルト送り機構11によるベルト送りは操
作レバー11aが位置決めストッパ11gに当接したと
ころで停止し、停止後は操作レバー11aの端部への押
圧が解除されたところで先に述べたように中継レバー1
0b及び操作レバー10aがバネ付勢力によって回動復
帰し、この回動過程で爪11dが今現在係合している爪
車11eの溝から隣接する溝に移動して係合する。
【0042】また、部品ストッパ9の後端面がガイド溝
5aの前端に当接している状態(図11参照)は、基本
的にはベルト送りが開始されてから停止されるまで継続
され、ベルト送りが停止した後は先に述べたようにスト
ッパ作動板12cの爪部分が爪車12aの隣接する溝に
移動して係合し、これにより部品ストッパ9がストッパ
作動板12cによる押圧によって前方に変位し(図10
参照)、部品保持ピン12fがガイド溝5a内に突出し
てその突出端で2番目の部品Pが隣接面に押し付けて保
持されると共に、先頭の部品Pが永久磁石Jの磁力によ
って部品ストッパ9と一緒に前方に移動して2番目の部
品Pから離反し、両者間に強制的に隙間Cが形成され
る。
【0043】吸着ノズル等による先頭の部品Pの取り出
しは、可動パイプ4が下降過程から上昇過程に切り替わ
るとき或いはこれ以後、つまり図10に示すように部品
ストッパ9が前方に変位して先頭の部品Pが後続部品か
ら完全に離れている状態で実施されるため、先頭の部品
Pと2番目の部品Pとが湿気等の影響でくっついていた
り引っかかっているような場合でも、これを解消して先
頭の部品Pの取り出しを極めて良好に行える。
【0044】このように上述の部品供給装置によれば、
供給部品Pが角柱状または扁平角柱状の場合には、これ
ら部品Pが固定パイプ3内を通過する課程でその姿勢
(部品の長手方向両端面の中心を結ぶ直線を軸とした回
転方向の向き)を、磁石M1の磁力によってベルト7上
面と整合するような姿勢に矯正することが可能であり、
これにより角柱状部品及び扁平角柱状部品におけるベル
ト7上への部品排出とベルト7による部品横転及び部品
搬送を的確に行って、所期の部品供給を円柱状部品と同
様に良好に行うことができる。
【0045】図12には部品ガイドの他の構造例を示し
てある。同図に示した部品ガイド5は、ガイド溝5aの
後端に固定パイプ3の内孔と連通する湾曲通路5eを形
成したものであり、該湾曲通路5eの断面形状はガイド
溝5aのそれと一致または近似した矩形状を成してい
る。この湾曲通路5bは、図12(b)に示すように、2
つの曲面m1,m2と2つの平面(符号なし)とから形
成され、曲面m1とm2はそれぞれ固有の曲率半径r1
とr2(r1<r2)を有し両者の曲率中心は点xで一
致している。また、湾曲通路5bの通路中心tsの曲率
半径rsはrs=(r1+r2)/2の関係にあり、つ
まり湾曲通路5bは90度の角度範囲において一定曲率
をもって湾曲している。
【0046】この部品ガイド構造によれば、供給部品P
が角柱状または扁平角柱状の場合に、これら部品Pの姿
勢(部品の長手方向両端面の中心を結ぶ直線を軸とした
回転方向の向き)を固定パイプ3内を通過する課程でベ
ルト7上面と整合するような姿勢に矯正することがで
き、矯正された姿勢のまま湾曲通路5e内に導くことが
できる。湾曲通路5e内に導かれた部品Pは該湾曲通路
5e内を一定曲率に従って自重通過し、通過課程でその
向きを垂直向きから水平向きに略90度変更され、水平
向きのままベルト7上に導出され少なくともその一部を
ベルト7上面に当接する。
【0047】図13には永久磁石の他の配置例を示して
ある。同図(a)のものは、一対の永久磁石M1を互いの
N極とS極が向き合うように固定パイプ3を挟んで対向
配置してある。各永久磁石M1はその磁力中心線(ここ
では双方の磁石の極面中心を結ぶ線)がベルト移動方向
と直交する向きで配置されており、また磁力中心線と固
定パイプ3の軸線とは互いに交差する位置関係にある。
この磁石配置によれば、角柱状または扁平角柱状の部品
Pが固定パイプ3内を通過する課程で、対向配置された
永久磁石M1の磁力によってその姿勢(部品の長手方向
両端面の中心を結ぶ直線を軸とした回転方向の向き)を
図9(c)で説明したものと同様に矯正することができ
る。
【0048】また、同図(b)のものは、矩形状の希土類
永久磁石M1をN,S極が両側に位置し極性を有しない
面が固定パイプ3の後側と接触した状態或いは微細間隙
を有した状態で設けてある。永久磁石M1はその磁力中
心線(ここではN極の中心とS極の中心を結ぶ線)がベ
ルト移動方向と直交する向きで配置されており、また磁
力中心線と固定パイプ3の軸線とは互いに交差する位置
関係にある。この磁石配置によれば、角柱状または扁平
角柱状の部品Pが固定パイプ3内を通過する課程で、永
久磁石M1の磁力によってその姿勢(部品の長手方向両
端面の中心を結ぶ直線を軸とした回転方向の向き)を図
9(c)で説明したものと同様に矯正することができる。
尚、図示を省略したが、一対の永久磁石M2を互いのN
極とS極が周方向で向き合うように固定パイプ3を挟ん
で対向配置するようにしても同様の矯正作用を得ること
ができる。
【0049】図14には固定パイプの他の構造例を示し
てある。同図(a)のものは、固定パイプ21を鉄等の強
磁性材料から形成し、パイプ自体を着磁して永久磁石と
して利用してある。固定パイプ21はその半分RnがN
極性を有し残りの半分RsがS極性を有するように着磁
されており、その磁力中心線(ここではN極部分の中心
とS極部分の中心を結ぶ線)がベルト移動方向と直交す
る向きとなっている。この固定パイプ構造によれば、角
柱状または扁平角柱状の部品Pが固定パイプ3内を通過
する課程で、パイプ自体が持つ磁力によってその姿勢
(部品の長手方向両端面の中心を結ぶ直線を軸とした回
転方向の向き)を図9(c)で説明したものと同様に矯正
することができる。
【0050】同図(b)のものは、固定パイプ22の周方
向一部に直線状のスリット或いは溝を形成し、同部分に
縦長の永久磁石M3を埋設してある。固定パイプ22に
埋設された永久磁石M3は、N極とS極を内外面または
パイプ接触面に有しており、その磁力中心線(ここでは
N極の双方の磁石の対向面中心を結ぶ線)がベルト移動
方向と直交する向きを有し、また磁力中心線と固定パイ
プ22の軸線とは互いに交差する位置関係にある。この
固定パイプ構造によれば、角柱状または扁平角柱状の部
品Pが固定パイプ3内を通過する課程で、永久磁石M3
の磁力によってその姿勢(部品の長手方向両端面の中心
を結ぶ直線を軸とした回転方向の向き)を図9(c)で説
明したものと同様に矯正することができる。
【0051】図15には永久磁石の他の配置例を示して
ある。同図(a)のものは、図9(a)に示した垂直通路5
bのフレーム側に該垂直通路5bに沿って縦長の永久磁
石M4を微細間隙を介して配置、またはその通路側の面
が露出するように配置してある。永久磁石M4はN,S
極の一方を通路側に面しており、その磁力中心線(ここ
ではN極の中心とS極の中心を結ぶ線)がベルト移動方
向と直交する向きとなっている。勿論、図13(a)のよ
うに一対の永久磁石を垂直通路5bを挟んで対向配置し
たり、図13(b)のような永久磁石の配置位置及び極性
向きを採用してもよい。
【0052】同図(b)のものは、図12(a)に示した湾
曲通路5eのフレーム側に該湾曲通路5eに沿って湾曲
形状の永久磁石M5を微細間隙を介して配置、またはそ
の通路側の面が露出するように配置してある。永久磁石
M5はN,S極の一方を通路側に面しており、その磁力
中心線(ここではN極の中心とS極の中心を結ぶ線)が
ベルト移動方向と直交する向きとなっている。勿論、図
13(a)のように一対の永久磁石を垂直通路5bを挟ん
で対向配置したり、図13(b)のような永久磁石の配置
位置及び極性向きを採用してもよい。
【0053】これら磁石配置によれば、角柱状または扁
平角柱状の部品Pが垂直通路5a内または湾曲通路5e
内を通過する課程で、永久磁石M4またはM5の磁力に
よってその姿勢(部品の長手方向両端面の中心を結ぶ直
線を軸とした回転方向の向き)を図9(c)で説明したも
のと同様に矯正することができる。尚、これら磁石M
4,M5は単独でも使用できるが、固定パイプ側の永久
磁石と併用して用いればより確実に通過部品の姿勢矯正
を行うことができる。
【0054】図16には永久磁石の他の配置例を示して
ある。同図のものは、可動パイプ24の内側に永久磁石
M6をそのN,S極の一方が固定パイプ23と向き合う
ように配置すると共に、固定パイプ23を磁化され難い
ステンレス等から形成し、その周面一部に磁化され易い
鉄等から成るリング部23aを帯状材貼着やペーストコ
ーティング等の手法によって設けてある。
【0055】この磁石配置によれば、角柱状または扁平
角柱状の部品Pが固定パイプ23内を通過する課程で、
永久磁石M6の磁力によってその姿勢(部品の長手方向
両端面の中心を結ぶ直線を軸とした回転方向の向き)を
図9(c)で説明したものと同様に矯正することができ
る。また、可動パイプ24が上昇(同図(b)参照)また
は下降するときにリング部23aによって固定パイプ2
3a内に及ぶ永久磁石M6の磁力を一時的に遮ることに
より、姿勢矯正された部品が磁力によってその場に止ま
ることを防止して自重による部品通過をスムーズに行う
ことができる。
【0056】図17には固定パイプの他の構造例を示し
てある。同図のものは、固定パイプ25の内面に断面略
半円状の凸部25aを設け、該凸部25aによって通過
部品の姿勢変動を規制するようにしてある。
【0057】この固定パイプ構造は角柱状または扁平角
柱状の部品を供給する場合に有用でり、固定パイプ25
内に取り込まれた部品の姿勢変動角度を凸部25aによ
って制限して、部品姿勢が360度自由に変わってしま
うことを防止することができる。特に扁平角柱状の部品
の場合では、該部品が固定パイプ内に重なった状態で取
り込まれることがある得るが、上記のパイプ構造を採用
すればこの問題をも確実に防止することができる。尚、
凸部の断面形状は、同様の姿勢変動規制が行えるもので
あれば図示例以外のものであってもよい。
【0058】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
供給部品が角柱状または扁平角柱状の場合には、これら
部品が固定パイプ内を通過する課程でその姿勢を磁石の
磁力によってベルト上面と整合するような姿勢に矯正す
ることが可能であり、これにより角柱状部品及び扁平角
柱状部品におけるベルト上への部品排出とベルトによる
部品搬送を的確に行って、所期の部品供給を円柱状部品
と同様に良好に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る部品供給装置の側面図
【図2】供給対象となる部品の斜視図
【図3】パイプ上下動機構の詳細図
【図4】可動パイプが下降位置にある状態を示す詳細図
【図5】パイプ上下動機構の動作説明図
【図6】可動パイプが上昇位置にある状態を示す詳細図
【図7】前側プーリー部分の詳細図
【図8】ベルト送り機構の動作説明図
【図9】部品導出部分の詳細図とそのb−b線断面図及
びc−c線断面図
【図10】部品ストッパ開放機構の詳細図とその一部破
断図
【図11】部品ストッパ開放機構の動作説明図
【図12】部品ガイドの他の構造例を示す図
【図13】永久磁石の他の配置例を示す図
【図14】固定パイプの他の構造例を示す図
【図15】永久磁石の他の配置例を示す図
【図16】永久磁石の他の配置例を示す図
【図17】固定パイプの他の構造例を示す図
【符号の説明】
P…部品、1…ベースフレーム、2…ホッパー、3…固
定パイプ、4…可動パイプ、5…部品ガイド、5a…ガ
イド溝、5b…垂直通路、5e…湾曲通路、6…ベルト
ガイド、7…ベルト、8…前後一対のプーリー、9…部
品ストッパ、10…パイプ上下動機構、11…ベルト送
り機構、12…部品ストッパ開放機構、M1〜M6…永
久磁石、21,22,23,25…固定パイプ、24…
可動パイプ、25a…凸部。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バラ状態にあるチップ状部品を収納する
    ホッパーと、ホッパー内の部品を長手向きで取り込んで
    下方に導く部品導出通路と、部品導出通路から導出され
    た部品を所定方向に搬送するベルトとを備えた部品供給
    装置において、 部品導出通路の周囲に、該部品導出通路内を通過する部
    品の姿勢を矯正するための磁石をその磁力中心線がベル
    ト移動方向と直交する向きで配置した、 ことを特徴とする部品供給装置。
  2. 【請求項2】 磁石を部品導出通路を挟んで対向配置し
    た、 ことを特徴とする請求項1記載の部品供給装置。
  3. 【請求項3】 部品導出通路を構成する部品の少なくと
    も一部を着磁し同部分を磁石として利用した、 ことを特徴とする請求項1または2記載の部品供給装
    置。
  4. 【請求項4】 部品導出通路を構成する部品の少なくと
    も一部を磁石によって形成した、 ことを特徴とする請求項1または2記載の部品供給装
    置。
  5. 【請求項5】 部品導出通路内に通過部品の姿勢変動を
    規制するための凸部を設けた、 ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項記載の部
    品供給装置。
JP8174008A 1996-07-03 1996-07-03 部品供給装置 Withdrawn JPH1022692A (ja)

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JP8174008A JPH1022692A (ja) 1996-07-03 1996-07-03 部品供給装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0930234A1 (en) 1998-01-19 1999-07-21 Kurz Japan Limited Method and apparatus for wrapping elongate articles

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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