JP2001018914A - フイルムパトローネの製造方法および装置 - Google Patents

フイルムパトローネの製造方法および装置

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JP2001018914A JP11192914A JP19291499A JP2001018914A JP 2001018914 A JP2001018914 A JP 2001018914A JP 11192914 A JP11192914 A JP 11192914A JP 19291499 A JP19291499 A JP 19291499A JP 2001018914 A JP2001018914 A JP 2001018914A
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智明 鈴木
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佐藤  進
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隆之 神原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な構成で、片開パトローネ内にフイルム巻
回体を高精度かつ効率的に挿入するとともに、小型化を
図ることを可能にする。 【解決手段】パトローネ位置決め保持機構172は、片
開パトローネがキャップを挿入方向先端にしてパトロー
ネ軸方向に挿入される際にこの片開パトローネの位置決
めを行う固定ガイド部176と、前記片開パトローネ内
にフイルム巻回体がスプール軸方向に挿入された後、該
片開パトローネの成形保持を行う開閉可能な可動チャッ
ク部174とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、位置決め保持され
た片開パトローネ内にフイルム巻回体を挿入するフイル
ムパトローネの製造方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、写真感光用フイルムを加工して包
装する際には、フイルムの加工、加工された定寸フイル
ムの巻き取り、巻き取られた定寸フイルムのパトローネ
への組み込み、およびパトローネのケース(外包材)へ
の装填等の種々の処理が行われている。ここで、スプー
ルに定寸フイルムが巻き込まれたフイルム巻回体をパト
ローネ内に装填してフイルムパトローネを作成するため
に、従来より種々の装置が提案されている。
【0003】例えば、特開平10−258806号公報
に開示された装置は、図36に示すように、一対の開閉
自在なアゴ部材1、2を備えており、このアゴ部材1、
2は、巻回体3を包囲するプリフォームシェル4を閉じ
込めるために所定の形状を有している。アゴ部材1、2
は、一連のピボット軸5a〜5eおよびコネクティング
リンク6、7により駆動手段8に連結されている。
【0004】このような構成において、アゴ部材1、2
は、駆動手段8の駆動作用下に複数の開閉制御を行うこ
とができる。このため、パトローネ胴板であるプリフォ
ームシェル4のチャックと巻回体3の挿入とを、同一ス
テーションでかつ同一のアゴ部材1、2で行い、さらに
前記アゴ部材1、2でパトローネキャッピングステーシ
ョンにパトローネを移送し、キャッピングを行ってパト
ローネを次工程に受け渡した後、該アゴ部材1、2が最
初のプリフォームシェル4のチャックと巻回体3の挿入
用ステーションに戻る動作が遂行される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術では、巻回体3をプリフォームシェル4の横方
向から挿入可能にするために、このプリフォームシェル
4が大きく開いた形状を有しており、前記プリフォーム
シェル4を把持するために、アゴ部材1、2も相当に大
きな角度範囲にわたって開閉する必要がある。しかも、
アゴ部材1、2が複数の開閉制御を行うとともに、2つ
のステーション間でパトローネ移送のために前記アゴ部
材1、2を揺動運動させている。このように、多数のピ
ボット軸5a〜5e等を用いており、全体構造が相当に
複雑化かつ大型化するという問題が指摘されている。
【0006】本発明はこの種の問題を解決するものであ
り、装置全体を有効に小型化するとともに、簡単な構成
で、フイルムパトローネを高精度かつ効率的に製造する
ことが可能なフイルムパトローネの製造方法および装置
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るフイルムパ
トローネの製造方法および装置では、片開パトローネ
が、その一方の端部にかしめられたキャップを挿入方向
先端にしてパトローネ軸方向に向かってパトローネ位置
決め保持機構に挿入される。このパトローネ位置決め保
持機構では、固定ガイド部を介して片開パトローネのキ
ャップ側がガイドされることにより、前記片開パトロー
ネの位置決め保持が行われる。次いで、片開パトローネ
内には、スプールに定寸フイルムが巻き込まれたフイル
ム巻回体がスプール軸方向に挿入された後、可動チャッ
ク部が開閉されて前記片開パトローネが成形保持される
とともに、前記片開パトローネの開口する他方の端部に
キャップがかしめられてフイルムパトローネが製造され
る。
【0008】このように、パトローネおよびフイルム巻
回体がそれぞれの軸方向に挿入されるため、パトローネ
位置決め保持機構を構成する可動チャック部を可及的に
小さな角度範囲で、例えば、相対角度で10度〜20度
の範囲で開閉させるだけでよく、かつ一対の可動チャッ
ク部の開閉動作は、パトローネにフイルム巻回体を挿入
してキャップを装着する工程中に各1回だけ行えばよ
い。これにより、パトローネ位置決め保持機構全体の構
成が有効に簡素化されるとともに、容易に小型化が図ら
れる。しかも、片開パトローネは、固定ガイド部により
キャップ側がガイドされるとともに、可動チャック部に
よりその外周部が成形保持されるため、前記片開パトロ
ーネの位置決め保持動作が精度よくかつ効率的に遂行さ
れる。
【0009】ここで、可動チャック部は、片開パトロー
ネのハゼ折り側およびストレート側を把持するハゼ折り
側チャックおよびストレート側チャックを開閉可能に備
える一方、固定ガイド部は、前記片開パトローネのセン
タリングを行う機能を有している。従って、可動チャッ
ク部および固定ガイド部を介して、片開パトローネを高
精度に位置決め保持することが可能になる。
【0010】また、パトローネ位置決め保持機構は、片
開パトローネのキャップ側を吸着するマグネットと、こ
のマグネットを前記片開パトローネのパトローネ軸方向
に進退可能な可動部材とを備えている。このため、パト
ローネ軸方向に挿入される片開パトローネのキャップ側
が、簡単な構成で確実に吸着保持される。
【0011】さらにまた、片開パトローネをパトローネ
位置決め保持機構に挿入する前に、前記片開パトローネ
をパトローネ軸回りに回転させて周方向の位置決めが行
われる。従って、片開パトローネをパトローネ位置決め
保持機構に挿入する際に、前記片開パトローネの位置決
め不良による挿入不能状態を確実に阻止することができ
る。その際、位置決め挿入機構は、搬送路上の片開パト
ローネを位置決めステーションに移送する第1手段と、
この片開パトローネを回転させることによって周方向の
位置決めを行う位置決め手段と、前記片開パトローネを
前記位置決めステーションからパトローネ位置決め保持
機構に搬送して挿入する第2移送手段とを備え、前記第
1および第2移送手段が移動部を介して一体的に変位す
る。これにより、搬送路上の片開パトローネは、位置決
めステーションに一旦配置されて周方向の位置決めが行
われた後、パトローネ位置決め保持機構に正確かつ効率
的に挿入される。
【0012】さらに、位置決め手段は、片開パトローネ
内に挿入されるテーパガイドを介して前記片開パトロー
ネのセンタリングを行った後、駆動部の作用下に爪部材
が前記片開パトローネの周方向に回転し、この爪部材に
係合する該片開パトローネの周方向の位置決めがなされ
る。次いで、第2移送手段は、位置決めステーションで
位置決めされた片開パトローネの開口側をマグネットに
より吸着し、パトローネ位置決め保持機構内に前記片開
パトローネを挿入する際、前記マグネットがストッパ部
材に当接して所定の位置に保持された後、押し込み部材
が前記片開パトローネを前記パトローネ位置決め保持機
構内に押し込む。
【0013】その際、パトローネ位置決め保持機構を構
成するマグネットが上方位置に配置されており、このマ
グネットと押し込み部材とを介して片開パトローネが挟
持された状態で、前記押し込み部材と前記マグネットと
が同一方向に移動する。従って、片開パトローネをパト
ローネ位置決め保持機構内に円滑かつ確実に挿入するこ
とが可能になる。
【0014】また、スプールのボス部を保持するスプー
ルチャックと、このスプールに巻き込まれた定寸フイル
ムの先端ベロ部を挟持する開閉可能なベロチャックとを
備えた巻回体挿入機構が設けられている。このため、ス
プールに巻き込まれた定寸フイルムに巻き緩みが発生す
ることを確実に阻止するとともに、前記定寸フイルムの
先端ベロ部と前記スプールとの位置関係を、常に、一定
位置に保持することができ、フイルム巻回体を片開パト
ローネ内に確実に挿入することが可能になる。その際、
片開パトローネがインサートガイドに案内されて可動チ
ャック部から所定距離だけ突出した位置に保持されると
ともに、前記インサートガイドを介してフイルム巻回体
が案内され、前記フイルム巻回体を前記片開パトローネ
内に円滑に挿入することができる。
【0015】さらにまた、フイルムパトローネをパトロ
ーネ位置決め保持機構から取り出すフイルムパトローネ
取り出し機構を備えている。このフイルムパトローネ取
り出し機構は、フイルムパトローネのストレート側を一
方の爪部材で保持し、このストレート側とは反対の周面
側を他方の爪部材で支持する。これにより、フイルムパ
トローネを、正確に位置決め保持した状態でパトローネ
位置決め保持機構から取り出して、次工程に高精度に送
り出すことが可能になる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態に係る
フイルムパトローネの製造装置10により製品である包
装品12を製造する際の概略斜視説明図であり、図2
は、この製造装置10の概略構成平面図であり、図3
は、前記製造装置10の概略構成側面図である。
【0017】製造装置10は、長尺な写真感光用フイル
ムF(以下、長尺フイルムFという)が巻回されたフイ
ルムロール14を巻き戻して所定の長さに切断すること
により定寸フイルム16を供給するフイルム供給部18
と、スプール20と前記定寸フイルム16とを互いに位
置決めして前記スプール20に該定寸フイルム16を巻
き込むフイルム巻込部22と、胴板24を丸めるととも
に、その一方の端部にキャップ26aをかしめて片開パ
トローネ28を製造するパトローネ製造部30と、この
パトローネ製造部30で製造された前記片開パトローネ
28内に前記スプール20に前記定寸フイルム16が巻
き込まれたフイルム巻回体32を挿入した後、該片開パ
トローネ28の開口する他方の端部にキャップ26bを
かしめてフイルムパトローネ34を形成する組立部36
と、このフイルムパトローネ34をケース38内に収納
し、このケース38の開口端部にケースキャップ40を
装着して包装品12を得るケース詰め部42とを備え、
前記フイルム供給部18、前記フイルム巻込部22およ
び前記組立部36が一体的に暗室44に収容される一
方、その他が明室45に配置される。
【0018】図1に示すように、片開パトローネ28
は、周面部28aの一端にハゼ折り部28bが設けられ
るとともに、この周面部28aの他端部にストレート部
28cが設けられ、前記ハゼ折り部28bと前記ストレ
ート部28cとの間には、パトローネ軸方向に沿ってポ
ート部28dが形成されている。
【0019】図2に示すように、フイルム供給部18、
フイルム巻込部22、組立部36およびケース詰め部4
2は、フイルム加工包装工程(矢印A方向)に沿って直
線上に配設されるとともに、パトローネ製造部30から
前記組立部36に片開パトローネ28を搬送する直線状
の第1搬送路46と、この組立部36から前記ケース詰
め部42にフイルムパトローネ34を搬送する直線状の
第2搬送路48とが設けられる。
【0020】フイルム加工包装工程下流側には、スプー
ル20をフイルム巻込部22に供給するためのスプール
供給部50と、キャップ26bを組立部36に供給する
ためのキャップ供給部52と、ケースキャップ40を前
記ケース詰め部42に供給するためのケースキャップ供
給部54と、ケース38を前記ケース詰め部42に供給
するためのケース供給部56とが集中的に配設されるこ
とにより、部品供給部58が一体的に構成される。パト
ローネ製造部30には、キャップ26aを供給するため
のキャップ供給部59と、胴板24を供給するための胴
板供給部60とが近接して配設される。
【0021】部品供給部58に近接して製品集積部であ
る包装品集積部76a〜76cが配置される。包装品集
積部76a〜76cとケース詰め部42とが搬送コンベ
ア77を介して連結されるとともに、この搬送コンベア
77の途上に半製品集積部79が設けられる。
【0022】図4に示すように、フイルム供給部18
は、フイルムロール14を保持してこのフイルムロール
14を巻き戻す送り出し部80と、前記フイルムロール
14の終端と新たなフイルムロール14の先端とを接合
する接合部82と、前記フイルムロール14から巻き戻
される長尺フイルムFの両側にパーフォレーション84
(図1参照)を形成する穿孔部86と、前記長尺フイル
ムFの片側または両側にサイドプリントを潜像として記
録するサイドプリント部88と、前記長尺フイルムFを
所定の長さに切断して定寸フイルム16を形成する切断
部89とを備える。
【0023】サイドプリント部88は、定速搬送用のパ
スローラ90に対応して配置される第1プリント部92
と、定尺フィード用スプロケット94に対応して配置さ
れる第2プリント部96とを備える。第1プリント部9
2は、長尺フイルムFの片側または両側にフイルム品種
に応じて帯状のサイドプリントを潜像として記録する一
方、第2プリント部96は、フイルムサイズに応じてD
Xバーコード、コマ番号数字、コマ番号バーコード、商
品名等を潜像として記録する。
【0024】切断部89は、互いに上下方向に対向して
配置される可動刃98と固定刃100とを備え、フイル
ムサイズに応じて長尺フイルムFを所定の長さ毎に切断
して定寸フイルム16を形成する。切断部89の下流側
には、端末送り用ニップローラ102、開閉ガイド10
4、インサート用ローラ対106、108およびガイド
板110、112が配設される。開閉ガイド104は、
フイルム搬送路から退避自在であり、その下方側に図示
しない吸引排出手段が配設される。
【0025】図5に示すように、フイルム巻込部22
は、矢印E方向に回転駆動される主軸120に固着され
たターンテーブル122と、このターンテーブル122
に等角度間隔離間して、例えば6箇所に設けられるスプ
ールチャック手段124と、このスプールチャック手段
124に保持されたスプール20の位置決めを行うスプ
ール位置決め手段126と、前記スプール20に先端1
6aが挿入された定寸フイルム16を押さえるニップロ
ーラ128と、前記定寸フイルム16をプレワインドす
るプレワインド手段130と、前記プレワインドされた
定寸フイルム16を所望の状態に巻回させるワインド手
段132とを備える。
【0026】図4に示すように、ターンテーブル122
には、時計方向(矢印E方向)に向かってスプール供給
ステーションST1、スプール位置決めステーションS
T2、インサートステーションST3、プレワインドス
テーションST4、ワインドステーションST5および
受け渡しステーションST6が設けられている。ターン
テーブル122には、図示していないが、スプール20
が回転することを阻止するための自己保持用ブレーキが
備えられている。
【0027】図6に示すように、ターンテーブル122
は一対の回転板122a、122bを備える。一方の回
転板122aには、スプールチャック手段124を構成
する固定チャック134が装着されるとともに、他方の
回転板122bには、可動チャック136が図示しない
ばね等によって矢印方向に進退自在に配設される。スプ
ール供給ステーションST1では、スプール20が昇降
自在な支持アーム138を介して1つのスプールチャッ
ク手段124を構成する固定チャック134と可動チャ
ック136の間に搬入される。
【0028】図5に示すように、スプール位置決め手段
126は、爪部材140を備え、この爪部材140が、
図示しないばねやシリンダ等を介してスプールチャック
手段124に保持されているスプール20に当接した状
態で、前記スプール20が回転される。このスプール2
0の回転駆動は、クラッチを介して行い、スプール20
の段差部に爪部材140を係合させる。
【0029】プレワインド手段130は、プレワインド
モータ142を備え、このプレワインドモータ142に
ベルト・プーリ手段144を介して主軸146が連結さ
れる。主軸146は、図示しないタッチローラを有して
おり、このタッチローラがスプールチャック手段124
を構成する可動チャック136に接触してスプール20
を一定回転数で回転させる。
【0030】図4に示すように、プレワインドステーシ
ョンST4には、フイルムガイド148が設けられ、こ
のフイルムガイド148に所定間隔離間して二対の第1
および第2フォトセンサ150a、150bが配設され
る。プレワインドステーションST4でスプール20に
プレワインドされる定寸フイルム16の後端であるベロ
部16cが第1フォトセンサ150aを通過すると、プ
レワインド手段130が減速され、さらに第2フォトセ
ンサ150bを通過することにより、前記プレワインド
手段130が停止される。
【0031】図5に示すように、ワインド手段132は
ワインドモータ152を備え、このワインドモータ15
2は、1つのスプールチャック手段124のチャック駆
動軸と同軸的にクラッチ等(図示せず)を介して連結可
能である。
【0032】フイルム巻込部22の下流側には、第1ト
ランスファ154と、第2トランスファ156とが配列
される。第1トランスファ154は、スプール20に定
寸フイルム16が巻回されたフイルム巻回体32をスプ
ールチャック手段124から受け取った後、180°旋
回する際にこのフイルム巻回体32を水平姿勢から立位
姿勢に姿勢変換させる。この第1トランスファ154
は、回転軸158と、この回転軸158により矢印F方
向に旋回するホルダ160とを備える。
【0033】第2トランスファ156は、鉛直回転軸1
62を介して鉛直軸回りに旋回自在な旋回台164を備
え、この旋回台164には、昇降自在な複数の把持部材
166が配設される。第2トランスファ156は、第1
トランスファ154から受け取ったフイルム巻回体32
を、組立部36のインデックステーブル168に載置さ
れた片開パトローネ28内に挿入する。
【0034】インデックステーブル168は、鉛直回転
軸170に固着されて12位置に割出し可能に構成され
ており、各割出し位置に対応して片開パトローネ28を
位置決め保持するためのパトローネ位置決め保持機構1
72が装着される。図7および図8に示すように、パト
ローネ位置決め保持機構172は、片開パトローネ28
の外周部を成形保持する開閉可能な可動チャック部17
4と、前記片開パトローネ28のキャップ26a側をガ
イドする固定ガイド部176とを備える。
【0035】パトローネ位置決め保持機構172を構成
する基台178は、インデックステーブル168の外周
側端部にねじ止め固定されており、この基台178から
前記インデックステーブル168を貫通して鉛直下方向
に筒体部180が延在している。筒体部180内に回動
軸182が回動自在に配置されるとともに、この回動軸
182の下端部には、アーム部材184を介してカムロ
ーラ186が装着される。カムローラ186と同軸的に
設けられた軸188と、インデックステーブル168の
底面側に設けられた軸190とにスプリング192が介
装されており、このスプリング192の引張作用下に可
動チャック部174が開状態に維持されている。
【0036】回動軸182の上部には段付き筒部材19
4が固定され、この段付き筒部材194に第1アーム1
96の一端が固着されるとともに、前記第1アーム19
6の他端にボルト198が挿通される。ボルト198
は、第2アーム200の端部に貫通してその先端にナッ
ト201がねじ込まれており、このボルト198を周回
して前記第1および第2アーム196、200間にスプ
リング202が介装されている。第2アーム200の端
部は、可動チャック部174を構成する円筒状回動部材
204に固着される。
【0037】図7〜図9に示すように、可動チャック部
174は、片開パトローネ28のハゼ折り部28b側お
よびストレート部28c側を把持して前記片開パトロー
ネ28の成形保持を行うために、固定軸206を支点に
して互いに開閉可能なハゼ折り側チャック208および
ストレート側チャック210と、前記ハゼ折り側チャッ
ク208に第1支軸212を介して回動自在に連結され
るハゼ折り側アーム214と、前記ストレート側チャッ
ク210に第2支軸216を介して回動自在に連結され
るストレート側アーム218と、前記ハゼ折り側アーム
214およびストレート側アーム218に第3支軸22
0を介して一体的に連結されるとともに、回転駆動され
る回動部材204とを備える。
【0038】ハゼ折り側チャック208およびストレー
ト側チャック210の上端側には、それぞれ半円状のリ
ング部222、224が設けられ、このリング部22
2、224は互いに閉動した際にそれぞれの端面同士を
接触させて円柱状空間部を形成する。ハゼ折り側チャッ
ク208およびストレート側チャック210の開閉する
端面側には、リング部222、224から軸方向に所定
距離だけ離間してそれぞれハゼ折り部28bおよびスト
レート部28cの形状に対応する成形部材226、22
8が固定されている。図10に示すように、成形部材2
26、228には、長孔形状の取付孔226a、226
aが形成されている。
【0039】基台178の先端部にはボス部230が設
けられ、このボス部230上に固定ガイド部176が固
着される。固定ガイド部176は略リング上に構成され
ており、その上面側には片開パトローネ28のセンタリ
ングを行うためのテーパ面232が形成され、このテー
パ面232の最小径側には、前記片開パトローネ28の
キャップ26aの直径に対応する孔部234が形成され
る。固定ガイド部176には、孔部234から外周側に
切り欠いてフイルム巻回体32のベロ部16cを通過さ
せるための溝部236が形成されている(図9参照)。
【0040】ボス部230には支持筒体238が固定さ
れ、この支持筒体238内に昇降ロッド(可動部材)2
40が進退自在に配置される。昇降ロッド240は、図
示しないストッパを介して所定の高さ位置に保持されて
おり、この昇降ロッド240を覆ってスプリング244
が介装され、このスプリング244は前記昇降ロッド2
40の下端部に設けられている大径部246に支持され
ている。昇降ロッド240は、支持筒体238、ボス部
230および固定ガイド部176を通って昇降自在であ
り、その先端部に片開パトローネ28のキャップ26a
を吸着するためのマグネット248が設けられている。
【0041】図11に示すように、インデックステーブ
ル168は、矢印G方向に回転することにより、片開パ
トローネ供給ステーションST1a、巻済みスプールイ
ンサートステーションST2a、キャップ供給ステーシ
ョンST3a、キャップかしめステーションST4aお
よびフイルムパトローネ排出ステーションST5a等に
割り出し可能である。
【0042】片開パトローネ供給ステーションST1a
には、第1搬送路46を介して所望の姿勢で搬送される
片開パトローネ28を、パトローネ軸回りに回転させて
周方向に位置決めを行った後、パトローネ位置決め保持
機構172に挿入する位置決め挿入機構250が配置さ
れ、巻済みスプールインサートステーションST2aに
は、前記片開パトローネ28内にフイルム巻回体32を
挿入する巻回体挿入機構252が配置され、キャップ供
給ステーションST3aおよびキャップかしめステーシ
ョンST4aには、前記片開パトローネ28の開口する
上方の端部にキャップ26bを供給し、さらにかしめ処
理を施してフイルムパトローネ34を製造するキャップ
装填機構254が配置され、フイルムパトローネ排出ス
テーションST5aには、前記フイルムパトローネ34
を前記パトローネ位置決め保持機構172から取り出し
て第2搬送路48に送り出すフイルムパトローネ取り出
し機構256が配置される。
【0043】図12〜図14に示すように、位置決め挿
入機構250は、第1搬送路46上の片開パトローネ2
8を保持して位置決めステーションST6aに配置する
第1移送手段260と、前記位置決めステーションST
6aで前記片開パトローネ28をパトローネ軸回りに回
転させて周方向の位置決めを行う位置決め手段262
と、前記位置決めステーションST6aで位置決めされ
た前記片開パトローネ28をパトローネ位置決め保持機
構172に挿入する第2移送手段264と、前記第1お
よび第2移送手段260、264を一体的に変位させる
移動部266とを備える。
【0044】第1搬送路46は、コンベア268を介し
て片開パトローネ28を所定の姿勢で矢印K方向に搬送
するものであり、このコンベア268の途上にストッパ
270が設けられる。ストッパ270は、カム272を
介して揺動自在な係止部材274を備え、この係止部材
274がコンベア268上の片開パトローネ28の搬送
路上に進退可能である。
【0045】移動部266は支持筒体276を備え、こ
の支持筒体276に駆動軸278が回転および昇降自在
に支持される。図13に示すように、駆動軸278の下
部には、この駆動軸278を回転させるための第1カム
280と、前記駆動軸278を昇降させるための第2カ
ム282とが設けられている。駆動軸278の上部に
は、第1アーム部283aと第2アーム部283bとが
一体的に設けられており、前記第1および第2アーム部
283a、283bに第1および第2移送手段260、
264が装着される。
【0046】第1移送手段260は、図12および図1
3に示すように、第1アーム部283aに設けられたガ
イド部284に進退自在に挿入される押し込み部材28
6と、前記押し込み部材286の下端側にホルダ288
を介して相対的に進退自在に配置され、片開パトローネ
28の開口側を吸着するマグネット290と、前記マグ
ネット290に吸着されている前記片開パトローネ28
を前記押し込み部材286を介して押し込むために該マ
グネット290を所定の位置に保持するストッパ部材2
92とを備える。
【0047】押し込み部材286は、その途上に大径部
294が設けられており、この大径部294がガイド部
284の上面部に当接支持される。押し込み部材286
の上端部とガイド部284との間にスプリング296が
介装されるとともに、前記押し込み部材286の下端部
に円錐状部298が形成されている。ホルダ288は、
側壁部に軸方向に対して長尺に形成された長孔300
と、この長孔300に配置されて押し込み部材286に
固定されるピン302とを介して所定量だけ上下方向に
移動自在である。このホルダ288とガイド部284と
の間には、スプリング303が介装されている。第2移
送手段264は第1移送手段260と同様に構成されて
おり、同一の構成要素には同一の参照符号を付して、そ
の詳細な説明は省略する。
【0048】位置決め手段262は、片開パトローネ2
8内に挿入されてこの片開パトローネ28のセンタリン
グを行うテーパガイド304と、前記テーパガイド30
4に対しスプリング(弾性体)306を介して相対的に
進退自在であり、前記片開パトローネ28のキャップ2
6a側を吸着するマグネット308と、前記マグネット
308に吸着されている前記片開パトローネ28に係合
する爪部材310と、前記爪部材310を該片開パトロ
ーネ28の周方向に回転させる駆動部312とを備え
る。マグネット308の吸着力は、マグネット290の
吸着力よりも弱く設定されている。
【0049】図12および図13に示すように、位置決
め手段262を構成する基台314上に支柱316が立
接されており、この支柱316の上部に複数のシート状
のマグネット308が設けられる。支柱316内にはス
プリング306を介してテーパガイド304が進退自在
に配置されるとともに、前記支柱316の外周には回転
リング318が配置される。この回転リング318に爪
部材310が固着されるとともに、前記回転リング31
8の外周にピニオン320が固定され、このピニオン3
20が駆動カム322に連結されたラック324に噛合
する。
【0050】図15および図16に示すように、巻回体
挿入機構252は、フイルム巻回体32を構成するスプ
ール20の長ボス20cを保持するスプールチャック3
30と、前記フイルム巻回体32を構成する定寸フイル
ム16のベロ部16cを挟持する開閉可能なベロチャッ
ク332とを備える。巻回体挿入機構252を構成する
固定フレーム334には、スプリング336の一端が支
持されるとともに、このスプリング336の他端(下
端)が昇降本体部338に係合しており、前記昇降本体
部338が前記固定フレーム334に対してガイドレー
ル340に沿って昇降自在に支持される。昇降本体部3
38の側部には、係止部342が固定され、この係止部
342には昇降カム344が係合している。
【0051】昇降本体部338には、スプールチャック
330を構成する開閉ロッド346が鉛直方向に指向し
て貫通挿入されており、この開閉ロッド346の上部側
にスプリング348が介装されて該開閉ロッド346
が、常時、上方位置に付勢されている。図17に示すよ
うに、開閉ロッド346の下部には、ピン350が固着
されており、このピン350にはそれぞれ略T字状の爪
部材352a、352bが係合している。爪部材352
a、352bの上部側は、支点354a、354bを介
して昇降本体部338の下部側に揺動自在に支持されて
おり、前記爪部材352a、352bの鉛直方向に延在
する下端部には、スプール20の長ボス20cを把持す
るための把持部356a、356bが形成される。
【0052】開閉ロッド346の途上には、昇降本体部
338の開口部358に対応してリング状のカム部材3
60が固定されており、このカム部材360は、前記昇
降本体部338に水平方向に沿って挿入される第1カム
ロッド362に係合する。第1カムロッド362の両端
は、昇降本体部338の両側部から外方に突出してお
り、その一端側に大径部364が設けられるとともに、
その他端側に小径部366が設けられ、前記大径部36
4と前記小径部366との間にテーパ部368が形成さ
れている(図16参照)。爪部材352a、352b
は、昇降本体部338の下部に鉛直方向に延在して設け
られた断面円弧状の筒状体369a、369bの間に配
置されている。
【0053】昇降本体部338には、ベロチャック33
2を構成する第2カムロッド370が第1カムロッド3
62と平行してスライド自在に配置される。図15に示
すように、第2カムロッド370の外周部には、径方向
に切り欠いて湾曲するガイド面372が形成され、この
ガイド面372には、第1揺動アーム374の上端に設
けられているリング状カム部材376が摺接する。図1
8に示すように、第1揺動アーム374の略中央部は、
第1支軸378を介して昇降本体部338に揺動自在に
支持されるとともに、この第1支軸378に第1歯車3
80が軸着される。第1揺動アーム374の下部側には
内方に膨出して係止部382が形成され、前記第1揺動
アーム374の下端には第1ブロック384を介して板
状樹脂製の第1把持板386が固定される。
【0054】昇降本体部338には、第2支軸388を
介して第2揺動アーム390が揺動自在に支持されると
ともに、この第2支軸388には第1歯車380に噛合
する第2歯車392が軸着される。第2揺動アーム39
0の下端部には、第2ブロック394を介して板状樹脂
製の第2把持板396が固着される。第1および第2揺
動アーム374、390は、スプリング398を介して
互いに閉塞する方向に付勢されている。
【0055】図19および図20に示すように、巻済み
スプールインサートステーションST2aには、位置決
め挿入機構250とパトローネ位置決め保持機構172
との間に位置してインサートガイド400が配置されて
いる。インサートガイド400は、固定ガイド400a
とばね401を介して揺動自在な可動ガイド400bと
を備える。固定ガイド400aと可動ガイド400bと
には、上方から下方に向かって縮径するテーパ孔402
が一体的に設けられるとともに、この固定ガイド400
aと可動ガイド400bの下部には、片開パトローネ2
8の開口側端部に進入してその開口径を所定の寸法に維
持するための突起部404が膨出形成されている。イン
サートガイド400には、テーパ孔402に連通して定
寸フイルム16のベロ部16cを挿通させるための溝部
406が形成されている。
【0056】図21および図22に示すように、キャッ
プ装填機構254はキャップ26bを挿入するためのキ
ャップ挿入手段410と、前記キャップ26bを片開パ
トローネ28の開口側にかしめるための図示しないかし
め手段とを備える。キャップ挿入手段410は、コンベ
ア412を介して1つずつ搬送されるキャップ26bを
パトローネ位置決め保持機構172に保持されている片
開パトローネ28の開口側端部に挿入する押し込み部材
414を備え、この押し込み部材414は支持筒体41
6に対しスプリング418を介して進退自在に支持され
る。
【0057】支持筒体416はロッド部材420の下端
部に固定されており、このロッド部材420が複数のガ
イド422に案内されて昇降自在である。ロッド部材4
20の上端部には取り付け部材424が固定され、この
取り付け部材424の両端から水平方向に突出する係止
ピン426は、一対の板体428に形成された長孔43
0に挿入される。係止ピン426と板体428の下端部
に一体的に装着された係止ピン432とに、それぞれス
プリング434が架け渡される。係止ピン432には揺
動カム436の一端が係合するとともに、この揺動カム
436の他端にはカム部材438が係合している。
【0058】図23および図24に示すように、フイル
ムパトローネ取り出し機構256は、フイルムパトロー
ネ34のストレート部28c側とこのストレート部28
cとは反対の周面部28aとを把持する第1および第2
爪部材440、442を備える。図25に示すように、
第1爪部材440は、ストレート部28cに対応する平
面部444と、この平面部444の一端部側に設けられ
る傾斜部446とを有する。第2爪部材442は、平面
部448と、この平面部448の両端側に設けられる傾
斜部450a、450bとを有する。
【0059】第1および第2爪部材440、442は、
ピン452a、452bを介してチャック本体454に
揺動自在に支持されており、このピン452a、452
bには揺動アーム456a、456bを介して駆動ピン
458が係合する。駆動ピン458は昇降ロッド460
の下端部に設けられており、前記昇降ロッド460はチ
ャック本体454の上部側から上方に突出し、その外周
部にスプリング462が外装されている。チャック本体
454は、アーム464に保持されており、このアーム
464が所定の方向に移動可能である。
【0060】図26および図27に示すように、パトロ
ーネ製造部30は、胴板24の下部を成形するためのサ
ポート押し込み機構470と、上下動作をする二対(4
個)の丸めローラ472により前記胴板24を丸め成形
するための丸めローラ機構474と、この丸められた胴
板24の端部にキャップ26aをかしめるかしめ機構4
76とを備える。
【0061】丸めローラ機構474は、図27に示すよ
うに、ハウジング478に昇降自在に支持された図示し
ないカムによって上下方向に駆動される一対の軸480
を備え、この軸480にローラホルダ482が固定され
る。ローラホルダ482には、一対のアーム484が揺
動自在に支持されており、このアーム484の端部に丸
めローラ472が回転自在に配設される。アーム484
には、押し金具486がばね488を介して常時摺接し
ている。アーム484の上方に配置されるサポート押し
込み機構470は、胴板24を保持するための芯金49
0とサポート492とを備えている。
【0062】かしめ機構476は、図示しないカムによ
って、図26中、矢印H方向に移動自在な軸494を保
持するホルダ496を備え、前記軸494の端部にチャ
ックホルダ498を介して一対の開閉自在なチャック5
00が装着される。ホルダ496には、軸502を介し
てかしめヘッド504が設けられ、前記軸502内に往
復動自在に保持される軸506により爪先端508が開
閉される。
【0063】図28に示すように、胴板24の丸め成形
は、丸めインデックス510で常時行われており、この
丸めインデックス510で成形された片開パトローネ2
8は、斜行搬送路512に保持されて水平姿勢から垂直
姿勢に姿勢変換された後、第1搬送路46に送り出され
る。
【0064】パトローネ製造部30に近接して配置され
た胴板供給部60には、複数枚の胴板24を複数列(例
えば5列)に垂直姿勢で収容したコンテナ514を導入
する導入位置516と、このコンテナ514から前記胴
板24を1列ずつ取り出すための取り出し位置518
と、全ての胴板24が取り出された空のコンテナ514
を排出するための導出位置520とが設けられる。取り
出し位置518に対応して胴板取り出し機構522が設
けられ、この胴板取り出し機構522は、コンテナ51
4と前記胴板24を丸めインデックス510に送り出す
ための傾斜コンベア524との間を移動可能に構成され
る。
【0065】キャップ供給部59は、複数のキャップ2
6aを貯留するホッパー530を備え、このホッパー5
30から所定量のキャップ26aを保持して昇降自在な
部品リフタ532が、前記ホッパー530と該ホッパー
530の上方側に配置されたフィーダ534との間を往
復移動する。部品リフタ532は、その下端位置でホッ
パー530から所定量のキャップ26aを収容した後、
上昇してフィーダ534に前記所定数のキャップ26a
を自動的に供給する。
【0066】図29に示すように、第2搬送路48は、
暗室44から明室45に延在した後、略90°屈曲して
ケース詰め部42側に延在しており、この第2搬送路4
8の屈曲部分を覆って遮光カバー540が装着されてい
る。第2搬送路48の屈曲した終端縁部には、検査テー
ブル542が設けられ、フイルムパトローネ34から突
出する定寸フイルム16のベロ部16cを所定の長さま
で引き出す際の上下トルクをトルクチェッカで検出し、
一定トルク以上であるものを不良と判定するトルク検出
手段と、このベロ部16cの長さを検出する長さ検出手
段と、キャップ26bのかしめ不良等によりフイルムパ
トローネ34の高さが高くなったものを検出する高さ検
出手段と、このキャップ26bの有無を検出するキャッ
プ有無検出手段とパトローネバーコードチェックとが設
けられている。検査テーブル542の下流側には、上記
の検査によって不良品と判断されたフイルムパトローネ
34を搬出するためのNGゲート544が設けられる。
【0067】ケース詰め部42は、矢印I方向に回転す
るインデッステーブル546を備え、このインデックス
テーブル546は8位置に割り出し自在である。このイ
ンデックステーブル546が割り出される位置には、ケ
ース38を供給する供給ステーションST1b、このケ
ース38内にフイルムパトローネ34を挿入する挿入ス
テーションST2b、前記フイルムパトローネ34の有
無を検出する有無検出ステーションST3b、前記ケー
ス38の開放端部にケースキャップ40を挿入するケー
スキャップ挿入ステーションST4b、正常な包装品1
2を排出する良品排出ステーションST5b、および不
良な包装品12を排出する不良品排出ステーションST
6bが設けられる。
【0068】図30に示すように、挿入ステーションS
T2bには、パトローネローディング手段548が設け
られる。パトローネローディング手段548は、鉛直軸
回りに回転自在な回転軸550を備え、この回転軸55
0の上部に揺動アーム552の一端が固着されるととも
に、固定アーム553の端部に所定の曲率を有する円弧
状歯車部材554が配設される。揺動アーム552の他
端には、円弧状歯車部材554に噛合する歯車部556
を一端に設けた筒体558が回転自在に支持されてお
り、この筒体558の下端側には、周方向に所定の幅寸
法を有して軸方向に延在する開口部560が形成され
る。筒体558内には、図示しない真空発生源に連通す
る吸着体562が昇降自在に配設される。
【0069】揺動アーム552は、筒体558を第2搬
送路48のバケット564上とインデックステーブル5
46のバケット566上とに配置自在である。バケット
566上には、このバケット566から上方に押し出さ
れるケース38をガイドするための筒部材568が配設
される。
【0070】図31に示すように、ケースキャップ挿入
ステーションST4bには、キャッパ570が配設され
る。キャッパ570は、図示しない駆動機構を介して昇
降自在な軸体572を備え、この軸体572の上端部に
アーム574の一端が固定される。アーム574の他端
には、ロッド576がばね578を介して昇降自在に配
置されており、このロッド576の下端部に押圧部材5
80が装着される。
【0071】このように構成される製造装置10の動作
について、以下に説明する。
【0072】図4に示すように、フイルムロール14
は、送り出し部80から巻き戻されてその巻戻し先端部
が接合部82に搬送され、穿孔部86を介して長尺フイ
ルムFの両側にパーフォレーション84が形成される。
上記の動作を繰り返すことにより、長尺フイルムFに
は、一定のピッチでパーフォレーション84が連続して
形成されることになる。
【0073】穿孔処理された長尺フイルムFは、サイド
プリント部88に搬送され、第1プリント部92を介し
てこの長尺フイルムFの片側または両側にフイルム品種
に応じた帯状のサイドプリントが潜像として記録され
る。サイドプリントされた長尺フイルムFは、パスロー
ラ90とスプロケット94との間でフリーループが設け
られた後、このスプロケット94に対応して配置された
第2プリント部96を介してフイルムサイズに応じてD
Xバーコード、コマ番号数字、コマ番号バーコードおよ
び商品名等が潜像として記録される。
【0074】サイドプリント部88を通過した長尺フイ
ルムFは、切断部89に送られ、可動刃98と固定刃1
00とにより所定の長さに切断され、定寸フイルム16
が得られる。この切断時には、切り離された定寸フイル
ム16のベロ部16cと次に作成される定寸フイルム1
6の先端部との加工が行われる。また、この先端部の加
工と同時に、スプール係止用の穴が形成される。
【0075】フイルム巻込部22では、図6に示すよう
に、スプール20が、支持アーム138からターンテー
ブル122のスプール供給ステーションST1に配置さ
れたスプールチャック手段124に送り込まれる。スプ
ールチャック手段124では、可動チャック136が図
示しないばね等により固定チャック134側に変位し、
この可動チャック136とこの固定チャック134とで
スプール20の両端が把持される。
【0076】次いで、図5に示すように、主軸120が
矢印E方向に間欠回転され、スプール20を把持してい
るスプールチャック手段124がスプール位置決めステ
ーションST2に至ると、スプール位置決め手段126
を構成する爪部材140が前記スプール20に押圧され
る。ここで、スプール20が、図示しないクラッチを介
して回転駆動されることにより、このスプール20の段
差部に爪部材140が係止され、前記スプール20の位
置決めが行われる。
【0077】ターンテーブル122がさらに矢印E方向
に回転し、スプール20がインサートステーションST
3に至ると、定寸フイルム16がこのターンテーブル1
22側に移送され、前記定寸フイルム16の先端16a
がスプール20の溝部に挿入される。そして、ガイド板
112が開放されて定寸フイルム16のベロ部16cが
フイルムガイド148側に垂下する(図4参照)。
【0078】さらに、ターンテーブル122が回転して
スプール20を保持しているスプールチャック手段12
4がプレワインドステーションST4に至ると、図5に
示すように、プレワインド手段130を構成するプレワ
インドモータ142が駆動され、ベルト・プーリ手段1
44を介して図示しないタッチローラがスプールチャッ
ク手段124に摺接して前記スプール20を回転させ
る。このため、スプール20に先端16aが係止されて
いる定寸フイルム16がこのスプール20に所定の長さ
までプレワインドされる。その際、図4に示すように、
定寸フイルム16のベロ部16cが第1フォトセンサ1
50aを通過する際に、タッチローラの回転速度が減速
され、さらに第2フォトセンサ150bにより前記ベロ
部16cが検出されると、スプール20の回転が停止さ
れる。
【0079】次に、ターンテーブル122が回転し、プ
レワインドされたスプール20を把持しているスプール
チャック手段124がワインドステーションST5に至
ると、図5に示すように、ワインド手段132を構成す
るワインドモータ152が駆動される。これにより、ス
プール20に定寸フイルム16がワインドされ、フイル
ム巻回体32が得られる。
【0080】フイルム巻回体32は、第1トランスファ
154を構成するホルダ160に把持された後、このホ
ルダ160が180°旋回される際に水平姿勢から垂直
姿勢に90°だけ回転され、この立位姿勢で第2トラン
スファ156を構成する把持部材166に把持される。
この第2トランスファ156では、旋回台164が鉛直
回転軸162と一体的に回転し、把持部材166に把持
されているフイルム巻回体32を立位姿勢のまま組立部
36を構成するインデックステーブル168のインサー
トステーションST3に配置されているパトローネ位置
決め保持機構172の上方に待機させる。このパトロー
ネ位置決め保持機構172には、片開パトローネ28が
載置されている。
【0081】一方、パトローネ製造部30では、図27
に示すように、芯金490とサポート492とにより胴
板24が把持された後、図示しないカム機構を介して軸
480が鉛直上方向に変位する。このため、ローラホル
ダ482が上昇し、このローラホルダ482に揺動自在
に支持されているアーム484の先端部に設けられた丸
めローラ472が胴板24に摺接して、この胴板24を
芯金490の形状に沿って丸め成形する(図27中、二
点鎖線参照)。
【0082】次いで、図26に示すように、かしめ機構
476を構成する軸494が丸めローラ機構474側に
変位されると、チャックホルダ498と一体的にこの丸
めローラ機構474側に移動するチャック500が前記
丸めローラ機構474で丸め成形された胴板24を把持
する。チャックホルダ498の移動とともに、かしめヘ
ッド504が軸502の移動によって矢印方向に移動
し、丸め成形された胴板24の一端にキャップ26aが
嵌合される。その際、軸506は、図示しないカムの駆
動により移動し、かしめヘッド504の爪先端508が
開いてキャップ26aのかしめを行う。これにより、片
開パトローネ28が製造される。
【0083】図28に示すように、片開パトローネ28
は、丸めインデックス510から斜行搬送路512に送
り出された後、第1搬送路46を介して組立部36側に
搬送される。片開パトローネ28は、位置決め挿入機構
250を介して第1搬送路46から片開パトローネ供給
ステーションST1aに配置されているパトローネ位置
決め保持機構172に受け渡される。
【0084】具体的には、図12〜図14に示すよう
に、第1搬送路46に沿って片開パトローネ28が順次
搬送されてくると、ストッパ270を構成するカム27
2が駆動され、係止部材274がコンベア268上に配
置される。このため、係止部材274が片開パトローネ
28を保持し、最先端の一つの片開パトローネ28のみ
がコンベア268の取り出し位置に配置される。そこ
で、位置決め挿入機構250を構成する第1および第2
カム280、282が駆動され、移動部266が変位す
る。従って、第1移送手段260が第1搬送路46上に
配置されている片開パトローネ28の上方から下降し、
この第1移送手段260を構成するマグネット290が
前記片開パトローネ28の開口側を吸着する。
【0085】次に、移動部266の作用下に第1移送手
段260が上昇し、第1搬送路46から片開パトローネ
28を取り出した後、この第1移送手段260が前記片
開パトローネ28を吸着保持した状態で位置決めステー
ションST6a上に移動する。さらに、第2カム282
を介して第1移送手段260が下降すると、この第1移
送手段260に吸着保持されている片開パトローネ28
が下降し、キャップ26aに位置決め手段262を構成
するテーパガイド304が挿入されて、この片開パトロ
ーネ28の芯出しが行われる。
【0086】第1移送手段260がさらに下降すると、
マグネット290が設けられているホルダ288の下端
部がストッパ部材292に当接して支持され、押し込み
部材286が前記ホルダ288に対して下方向に変位す
る。このため、押し込み部材286の円錐状部298
は、片開パトローネ28の開口側端部を下方向に押し込
み、前記片開パトローネ28は、第1移送手段260か
ら離脱されてそのキャップ26a側が位置決め手段26
2に設けられているマグネット308に吸着保持され
る。片開パトローネ28が位置決め手段262に保持さ
れた後、第1移送手段260は上方に移動し、さらに第
1搬送路46上に移動する。
【0087】位置決め手段262では、駆動カム322
を介してラック324が水平方向に所定の位置まで変位
する。このラック324に噛合するピニオン320は、
支柱316に対して回転リング318および爪部材31
0と一体的に回転する。従って、爪部材310は、片開
パトローネ28のハゼ折り部28bに係合してこの片開
パトローネ28を回転させる。そして、爪部材310が
所定の位置に停止することにより、片開パトローネ28
は、ポート部28dを所定の角度位置に位置決めされる
ことになる。
【0088】なお、片開パトローネ28のキャップ26
aがマグネット308に吸着されているため、爪部材3
10がハゼ折り部28bに係合して回転し、所定の位置
で停止する際に、前記片開パトローネ28の回転イナー
シャが前記マグネット308により保持される。これに
より、ポート部28dが正確な角度位置に位置決めされ
ることになる。
【0089】位置決めステーションST6aで片開パト
ローネ28の周方向の位置決めが行われた後、この位置
決めステーションST6aの上方に配置されている第2
移送手段264が下降する。このため、第2移送手段2
64を構成するホルダ288がストッパ部材292に当
接し、このホルダ288に設けられているマグネット2
90を介して位置決め手段262上の片開パトローネ2
8が吸着される。マグネット290の吸着力は、マグネ
ット308の吸着力よりも強く設定されているからであ
る。
【0090】第2移送手段264に片開パトローネ28
が吸着保持されると、この第2移送手段264が上昇さ
れた後に移動部266を構成する第1カム280の作用
下に、片開パトローネ供給ステーションST1aの上方
に配置される。片開パトローネ供給ステーションST1
aでは、図7および図8に示すように、パトローネ位置
決め保持機構172を構成する可動チャック部174が
開放されている。そして、図示しないアクチュエータ、
例えば、カムやシリンダ等により昇降ロッド240の大
径部246が上方に押圧され、この昇降ロッド240の
先端部に装着されているマグネット248が上昇位置に
配置されている。
【0091】そこで、第2移送手段264が下降する
と、図12に示すように、ホルダ288がストッパ部材
292に当接し、押し込み部材286がこのホルダ28
8から下方向に突出する。このため、マグネット290
に吸着保持されていた片開パトローネ28は、キャップ
26aがマグネット248に吸着保持されるとともに、
開口側端部が押し込み部材286の円錐状部298に保
持される。この状態で、押し込み部材286と昇降ロッ
ド240とは、同期して下方向に変位する。
【0092】マグネット248と押し込み部材286と
に挟持された片開パトローネ28は、可動チャック部1
74の内方に導入されてキャップ26aが固定ガイド部
176のテーパ面232の案内作用下に孔部234に配
置される。これにより、片開パトローネ28の軸芯がセ
ンタリングされるとともに円周方向にも位置決めされた
状態で、固定ガイド部176に位置決め保持される。次
いで、押し込み部材286が上昇されるとともに、イン
デックステーブル168が矢印G方向に所定の角度だけ
回転し、片開パトローネ供給ステーションST1aで片
開パトローネ28が受け渡されたパトローネ位置決め保
持機構172は巻済みスプールインサートステーション
ST2aに配置される。
【0093】この場合、位置決め挿入機構250は、互
いに同期して動作される第1および第2移送手段26
0、264を備えており、前記第1移送手段260を介
して第1搬送路46上の片開パトローネ28を位置決め
ステーションST6aに搬送するとともに、前記第2移
送手段264を介して前記位置決めステーションST6
aで位置決めされた前記片開パトローネ28をパトロー
ネ位置決め保持機構172に供給している。
【0094】この位置決めステーションST6aには、
位置決め手段262が設けられており、片開パトローネ
28を爪部材310により回転させてその周方向の位置
決めを行った後、前記片開パトローネ28がパトローネ
位置決め保持機構172に受け渡されている。これによ
り、片開パトローネ28のポート部28dが高精度に位
置決めされるとともに、この片開パトローネ28の軸方
向のセンタリングがなされ、前記片開パトローネ28の
位置決め不良によるローディングミスを可及的に阻止す
ることが可能になるという効果が得られる。
【0095】しかも、第1および第2移送手段260、
264は、片開パトローネ28を吸着保持するためのマ
グネット290を設けるとともに、このマグネット29
0に吸着されている前記片開パトローネ28を押し出す
ために進退自在な押し込み部材286を設けている。従
って、位置決め挿入機構250全体の構成が有効に簡素
化される。
【0096】また、パトローネ位置決め保持機構172
では、片開パトローネ28が第2移送手段264を介し
キャップ26aを挿入方向先端にしてパトローネ軸方向
に沿って挿入される。このため、片開パトローネ28を
周方向から把持する構造に比べ、ハゼ折り側チャック2
08およびストレ−ト側チャック210の開閉角度の範
囲が一挙に狭小化され、回動部材204の回動範囲が大
幅に削減される。これにより、可動チャック部174の
構成が有効に簡素化されるとともに、小型化が容易に図
られるという利点が得られる。
【0097】さらに、パトローネ位置決め保持機構17
2は、パトローネ軸方向に挿入される片開パトローネ2
8のキャップ26aを円滑に案内し、かつこの片開パト
ローネ28の軸芯のセンタリングを行うための固定ガイ
ド部176を備えている。従って、固定ガイド部176
と可動チャック部174とを介して、片開パトローネ2
8を高精度に位置決め保持することが可能になる。
【0098】巻済みスプールインサートステーションS
T2aでは、巻回体挿入機構252が第2トラスファ1
56を介してフイルム巻回体32を保持している。具体
的には、図15および図16に示すように、スプールチ
ャック330がフイルム巻回体32を構成するスプール
20の長ボス20cを把持部356a、356bにより
把持するとともに、定寸フイルム16のベロ部16cが
ベロチャック332を構成する第1および第2把持板3
86、396により把持されている。
【0099】そこで、図32に示すように、パトローネ
位置決め保持機構172を構成する昇降ロッド240が
上昇され、マグネット248に吸着保持されている片開
パトローネ28がインサートガイド400の案内作用下
に上昇する。図33に示すように、このインサートガイ
ド400には、突起部404が下方に向かって膨出形成
されており、片開パトローネ28の開口端部が所定の形
状に維持されている。
【0100】次に、巻回体挿入機構252を構成する昇
降本体部338が昇降カム344および係止部342の
作用下に固定フレーム334に対して鉛直下方向に変位
する。このため、図34に示すように、フイルム巻回体
32のスプール20がインサートガイド400に設けら
れたテーパ孔402の案内作用下に片開パトローネ28
内に円滑に挿入されるとともに、ベロ部16cが前記イ
ンサートガイド400に形成された溝部406を通って
前記片開パトローネ28のポート部28dに挿入される
(図19参照)。そして、スプール20の短ボス20d
が片開パトローネ28のキャップ26aに当接する位置
まで、すなわち、フイルム巻回体32が前記片開パトロ
ーネ28内に完全に挿入された後、スプールチャック3
30およびベロチャック332を構成する第1および第
2カムロッド362、370が、図16中、矢印方向に
駆動される。
【0101】第1カムロッド362が矢印方向に移動す
ると、図16および図17に示すように、スプールチャ
ック330を構成するカム部材360が小径部366か
らテーパ部368を介して大径部364に接触する。こ
のため、カム部材360が固定されている開閉ロッド3
46は、スプリング348に抗して下方向に変位し、前
記開閉ロッド346の下端部に設けられているピン35
0が下方向に移動する。このピン350に係合する爪部
材352a、352bは、把持部356a、356b側
を互いに離間する方向に揺動し、スプール20の長ボス
20cの把持作用が解除される。
【0102】一方、第2カムロッド370が矢印方向に
変位すると、図15および図18に示すように、この第
2カムロッド370のガイド面372の奥側に接触して
いたカム部材376がこのガイド面372に沿って径方
向外方に向かって変位する。従って、カム部材376を
一端に設けた第1揺動アーム374が第1支軸378を
支点にして揺動する(図18中、実線の位置から二点鎖
線の位置参照)。第1揺動アーム374が揺動すること
により、第1支軸378に軸着されている第1歯車38
0が矢印方向に回転し、この第1歯車380に噛合する
第2歯車392が矢印方向に回転する。このため、第2
歯車392を軸着する第2支軸388を介して第2揺動
アーム390が実線の位置から二点鎖線の位置に揺動す
る。これにより、第1および第2把持板386、396
が互いに離間する方向に揺動変位してベロ部16cの把
持が解除され、巻回体挿入機構252を構成する昇降本
体部338が上昇する。
【0103】このように、巻回体挿入機構252では、
スプールチャック330を介してフイルム巻回体32を
構成するスプール20の長ボス20cが把持される一
方、ベロチャック332を介して前記フイルム巻回体3
2のベロ部16cが把持される。このため、スプール2
0に巻き込まれた定寸フイルム16に巻き緩みが発生す
ることを防止するとともに、前記スプール20とベロ部
16cとの相対位置関係を、常に一定にかつ正確に保持
することができ、フイルム巻回体32を片開パトローネ
28内に確実に挿入することが可能になるという効果が
得られる。
【0104】その際、片開パトローネ28の開口側端部
がインサートガイド400を構成する突起部404で支
持される一方、フイルム巻回体32のスプール20が前
記インサートガイド400のテーパ孔402に案内され
る。従って、フイルム巻回体32を片開パトローネ28
内に円滑かつ効率的に挿入することが可能になる。
【0105】ところで、スプールチャック330および
ベロチャック332によりフイルム巻回体32を把持す
る際には、第1および第2カムロッド362、370
が、図16中、矢印とは反対方向に変位される。このた
め、第1カムロッド362の大径部364に接していた
カム部材360がテーパ部368から小径部366に接
触し、スプリング348の弾性力を介して前記カム部材
360と開閉ロッド346とが一体的に上昇する。開閉
ロッド346の下端にはピン350が設けられており、
このピン350が上昇することによって爪部材352
a、352bの把持部356a、356bが互いに近接
する方向に揺動変位し、筒状体369a、369b内に
挿入されているスプール20の長ボス20cが把持され
る。
【0106】また、第2カムロッド370のガイド面3
72に接触しているカム部材376は、このガイド面3
72の形状に沿って外周側から中央側へと変位し、スプ
リング398の弾性力を介して第1および第2揺動アー
ム374、390が互いに近接する方向に揺動する。こ
のため、第1および第2把持板386、396が互いに
近接変位してベロ部16cが把持されることになる。
【0107】巻済みスプールインサートステーションS
T2aで片開パトローネ28内にフイルム巻回体32が
挿入された後、昇降ロッド240が下降してマグネット
248に吸着保持されている片開パトローネ28が可動
チャック部174の内方に挿入され、キャップ26aが
固定ガイド部176を介してセンタリング保持される
(図35参照)。そして、インデックステーブル168
が所定の角度だけ回転され、フイルム巻回体32が挿入
された片開パトローネ28は、キャップ供給ステーショ
ンST3aに搬送されるとともに、可動チャック部17
4を構成するカムローラ186が図示しないカムを介し
て駆動される。
【0108】図7および図8に示すように、カムローラ
186は、アーム部材184を介して回動軸182に連
結されており、この回動軸182と一体的に第1アーム
196が揺動する。第1アーム196には、ボルト19
8を介して第2アーム200が係合しており、この第2
アーム200が前記第1アーム196およびスプリング
202を介して揺動する。第2アーム200は回動部材
204に固着されており、この回動部材204が回動す
ると、第3支軸220にそれぞれの一端が連結されてい
るハゼ折り側アーム214およびストレート側アーム2
18の揺動作用下にハゼ折り側チャック208およびス
トレート側チャック210が閉じられる。
【0109】従って、ハゼ折り側チャック208および
ストレート側チャック210の端部に設けられている成
形部材226、228は、図10に示すように、片開パ
トローネ28のハゼ折り部28bおよびストレート部2
8cに係合して前記片開パトローネ28の成形作業が行
われる。成形部材226、228は、ハゼ折り側チャッ
ク208およびストレート側チャック210への取り付
け孔226a、228aが長孔に設定されており、片開
パトローネ28をチャックする際に、この片開パトロー
ネ28のチャック姿勢の適正化やポート幅の微調整がで
きるように構成されている。
【0110】その際、ハゼ折り側チャック208とスト
レート側チャック210とによる成形圧力は、第1およ
び第2アーム196、200間に介装されているスプリ
ング202の弾性力によって制御される。このスプリン
グ202の弾性力は、片開パトローネ28の開き側をス
プリングバックに抗して円筒状に成形可能な値に設定さ
れており、常に一定の圧力で成形を行うとともに、フイ
ルム巻回体32の挿入異常や異物の噛み込み等が生じた
際に、構造上の破損を防止する機構を有している。
【0111】キャップ供給ステーションST3aでは、
図21および図22に示すように、キャップ挿入手段4
10が配置されており、コンベア412を介して1つず
つ送られるキャップ26bがキャップ挿入位置に配置さ
れる。そこで、カム部材438の駆動作用下に揺動カム
436が下方向に揺動すると、前記揺動カム436の先
端部に係止ピン432を介して連結されている一対の板
体428が下降し、前記係止ピン432にスプリング4
34を介して連結されている取り付け部材424と一体
的にロッド部材420が下降する。
【0112】ロッド部材420は、ガイド422に案内
されて鉛直下方向に移動し、その下端部に設けられてい
る支持筒体416にスプリング418を介して進退自在
な押し込み部材414が、コンベア412上のキャップ
26bを下方向に押圧する。このキャップ26bは、パ
トローネ位置決め保持機構172に保持されてフイルム
巻回体32が収容されている片開パトローネ28の開口
側端部に挿入される。片開パトローネ28の上部にキャ
ップ26bが挿入された後、インデックステーブル16
8が回転して前記片開パトローネ28がキャップかしめ
ステーションST4aに配置される。
【0113】このキャップかしめステーションST4a
では、図示しないかしめ機構を介してキャップ26bが
片開パトローネ28の上部側端部にかしめられ、フイル
ムパトローネ34が製造される。このフイルムパトロー
ネ34は、インデックステーブル168を介してフイル
ムパトローネ排出ステーションST5aに配置される。
この排出ステーションST5aには、フイルムパトロー
ネ取り出し機構256が配置されている。
【0114】そこで、パトローネ位置決め保持機構17
2を構成する可動チャック部174が開放されるととも
に、昇降ロッド240が上昇されてマグネット248に
吸着されているフイルムパトローネ34が上方に配置さ
れている。図23および図24に示すように、昇降ロッ
ド460がスプリング462の弾性力に抗して下方向に
押圧されると、この昇降ロッド460に設けられている
駆動ピン458を介して揺動アーム456a、456b
が互いに離間する方向に揺動する。従って、チャック本
体454が所定の受け取り高さ位置に配置された後、昇
降ロッド460への押圧力が解除されると、揺動アーム
456a、456bが互いに隣接する方向に揺動し、第
1および第2爪部材440、442でフイルムパトロー
ネ34が把持される。
【0115】その際、図25に示すように、第1爪部材
440は、フイルムパトローネ34のストレート部28
cを平面部444で把持し、かつ傾斜部446で周面部
28aを把持する一方、第2爪部材442は、平面部4
48および傾斜部450a、450bで前記周面部28
aを2点支持している。このため、第1および第2爪部
材440、442でフイルムパトローネ34を把持する
ことにより、このフイルムパトローネ34のポート部2
8dを正確に位置決め保持することができ、前記フイル
ムパトローネ34を第2搬送路48上のバケット564
に対して正確に供給することが可能になる(図30参
照)。
【0116】第2搬送路48は、暗室44から明室45
側に延在し、図29に示すように、フイルムパトローネ
34を遮光カバー540で遮光した状態でその屈曲部側
に搬送し、検査テーブル542に送り出す。検査テーブ
ル542では、フイルムパトローネ34から突出する定
寸フイルム16のベロ部16cの引出しトルクの検出
と、このベロ部16cの長さの検出と、フイルムパトロ
ーネ34の高さ検出と、キャップ26bの有無の検出と
が行われる。この検出結果により、不良と判断されたフ
イルムパトローネ34は、NGゲート544から排出さ
れる一方、良品と判定されたフイルムパトローネ34は
ケース詰め部42に送り出される。
【0117】ケース詰め部42では、図30に示すよう
に、供給ステーションST1bでインデックステーブル
546を構成するバケット566にケース38が送り込
まれた後、このインデックステーブル546が矢印I方
向に間欠回転されて挿入ステーションST2bに配置さ
れる。そこで、パトローネローディング手段548を構
成する回転軸550が駆動され、揺動アーム552が第
2搬送路48のバケット564に支持されているフイル
ムパトローネ34上に配置される。
【0118】さらに、吸着体562が下降するととも
に、図示しない真空発生源の駆動作用下にこの吸着体5
62によりフイルムパトローネ34が吸着保持される。
フイルムパトローネ34を保持した吸着体562が上昇
すると、このフイルムパトローネ34が筒体558内に
導入される一方、定寸フイルム16のベロ部16cが開
口部560から外方に導出される。
【0119】このような姿勢で、揺動アーム552が回
転軸550と一体的に筒部材568の上方に搬送され
る。その際、筒体558の上部に設けられている歯車部
556が円弧状歯車部材554に噛合しており、揺動ア
ーム552が第2搬送路48からインデックステーブル
546側に揺動する際、この歯車部556と一体的に筒
体558が自転する。これにより、筒体558の開口部
560から外方に延在するベロ部16cがこの筒体55
8内に巻き込まれる。
【0120】筒部材568の下方には、インデックステ
ーブル546のバケット566に挿入されたケース38
が配置されており、このケース38が図示しないカム手
段等を介して上昇され、前記筒部材568内に配置され
ている。ここで、吸着体562が下降すると同時に、サ
クションがブローに変わってこの吸着体562に吸着保
持されているフイルムパトローネ34がケース38内に
挿入される。
【0121】フイルムパトローネ34が挿入されたケー
ス38は、図29に示すように、インデックステーブル
546と一体的に矢印I方向に間欠回転され、有無検出
ステーションST3bで前記フイルムパトローネ34の
有無が検出された後、ケースキャップ挿入ステーション
ST4bで前記ケース38の開放端部にケースキャップ
40が挿入され、包装品12が得られる。この包装品1
2は、不良と判定された際に不良品排出ステーションS
T6bで排出される一方、良品と判定された際に良品排
出ステーションST5bから搬送コンベア77に送り出
され、部品供給部58に近接して配置されている包装品
集積部76a〜76cに送り出される。
【0122】なお、フイルムパトローネ34は、ケース
詰め部42でケース38に挿入されることなく、搬送コ
ンベア77を介して半製品集積部79に集積される場合
もある。
【0123】
【発明の効果】本発明に係るフイルムパトローネの製造
方法および装置では、片開パトローネが、パトローネ位
置決め保持機構に対してその一端部にかしめられたキャ
ップを挿入方向先端にしてパトローネ軸方向に挿入され
た後、この片開パトローネ内にフイルム巻回体がスプー
ル軸方向に挿入され、さらに可動チャック部が閉動され
て該片開パトローネの成形保持が行われる。このよう
に、片開パトローネおよびフイルム巻回体が、それぞれ
の軸方向に向かってパトローネ位置決め保持機構に対し
挿入されるため、前記パトローネ位置決め保持機構を構
成する可動チャック部の開閉角度を可及的に小さい範囲
に設定することができ、簡単な構成で、精度よくかつ効
率的にフイルムパトローネを製造することが可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る製造装置により包装品
を製造する際の概略斜視説明図である。
【図2】前記製造装置の概略構成平面図である。
【図3】前記製造装置の概略構成側面図である。
【図4】フイルム供給部から組立部に至る概略構成図で
ある。
【図5】フイルム巻込部および前記組立部の構成側面図
である。
【図6】前記フイルム巻込部を構成するスプールチャッ
ク手段の説明図である。
【図7】パトローネ位置決め保持機構の概略斜視説明図
である。
【図8】前記パトローネ位置決め保持機構の一部断面側
面図である。
【図9】前記パトローネ位置決め保持機構の平面説明図
である。
【図10】前記パトローネ位置決め保持機構の一部分解
斜視図である。
【図11】前記組立部の平面説明図である。
【図12】位置決め挿入機構の斜視説明図である。
【図13】前記位置決め挿入機構の正面図である。
【図14】前記位置決め挿入機構の平面説明図である。
【図15】巻回体挿入機構の概略斜視説明図である。
【図16】前記巻回体挿入機構の正面説明図である。
【図17】前記巻回体挿入機構の一部断面側面図であ
る。
【図18】前記巻回体挿入機構の他方の側面説明図であ
る。
【図19】インサートガイドの平面説明図である。
【図20】前記巻回体挿入機構と前記パトローネ位置決
め保持機構の動作説明図である。
【図21】キャップ挿入手段の斜視説明図である。
【図22】前記キャップ挿入手段の一部断面側面図であ
る。
【図23】フイルムパトローネ取り出し機構の斜視説明
図である。
【図24】前記フイルムパトローネ取り出し機構の正面
説明図である。
【図25】図24中、前記フイルムパトローネ取り出し
機構のXXV―XXV線断面図である。
【図26】パトローネ製造部の一部断面説明図である。
【図27】前記パトローネ製造部の一部断面正面図であ
る。
【図28】前記パトローネ製造部の平面概略構成図であ
る。
【図29】ケース詰め部の概略平面説明図である。
【図30】前記ケース詰め部の一部斜視説明図である。
【図31】前記ケース詰め部の一部斜視説明図である。
【図32】片開パトローネ上にフイルム巻回体が配置さ
れた際の説明図である。
【図33】前記片開パトローネが上昇した際の説明図で
ある。
【図34】前記片開パトローネ内に前記フイルム巻回体
が挿入された際の説明図である。
【図35】前記片開パトローネが下降した際の説明図で
ある。
【図36】従来技術に係るチャック構造の説明図であ
る。
【符号の説明】
10…製造装置 12…包装品 16…定寸フイルム 16c…ベロ部 18…フイルム供給部 20…スプール 20c…長ボス 22…フイルム巻込部 24…胴板 26a、26b…キャ
ップ 28…片開パトローネ 28a…周面部 28b…ハゼ折り部 28c…ストレート部 28d…ポート部 30…パトローネ製造
部 32…フイルム巻回体 34…フイルムパトロ
ーネ 36…組立部 38…ケース 40…ケースキャップ 42…ケース詰め部 168…インデックステーブル 172…パトローネ位
置決め保持機構 174…可動チャック部 176…固定ガイド部 182…回動軸 196、200…アー
ム 202、306…スプリング 204…回動部材 206…固定軸 208…ハゼ折り側チ
ャック 210…ストレート側チャック 212、216、22
0…支軸 214…ハゼ折り側アーム 222、224…リン
グ部 226、228…成形部材 232…テーパ面 234…孔部 236、406…溝部 240…昇降ロッド 248、290、30
8…マグネット 250…位置決め挿入機構 252…巻回体挿入機
構 254…キャップ装填機構 256…フイルムパト
ローネ取り出し機構 260、264…移送手段 262…位置決め手段 266…移動部 286…押し込み部材 288…ホルダ 304…テーパガイド 310、352a、352b…爪部材 312…駆動部 330…スプールチャ
ック 332…ベロチャック 338…昇降本体部 346…開閉ロッド 356a、356b…
把持部 362、370…カムロッド 372…ガイド面 386、396…把持板 400…インサートガ
イド 404…突起部 402…テーパ孔 410…キャップ挿入手段 440、442…爪部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 神原 隆之 神奈川県南足柄市中沼210番地 富士写真 フイルム株式会社内 Fターム(参考) 3E028 AA04 BB04 CA03 GA01 GA02 GA04 HA02

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】胴板を丸めるとともに、その一方の端部に
    キャップをかしめて製造された片開パトローネを、パト
    ローネ位置決め保持機構に対し前記キャップを挿入方向
    先端にしてパトローネ軸方向に挿入する工程と、 前記パトローネ位置決め保持機構を構成する固定ガイド
    部で該片開パトローネの前記キャップ側をガイドするこ
    とにより、前記片開パトローネの位置決め保持を行う工
    程と、 位置決め保持された前記片開パトローネ内に、スプール
    に定寸フイルムが巻き込まれたフイルム巻回体をスプー
    ル軸方向に挿入する工程と、 前記片開パトローネ内に前記フイルム巻回体が挿入され
    た後、前記パトローネ位置決め保持機構を構成する可動
    チャック部を閉動させて前記片開パトローネの成形保持
    を行う工程と、 該片開パトローネの開口する他方の端部にキャップをか
    しめてフイルムパトローネを製造する工程と、 を有することを特徴とするフイルムパトローネの製造方
    法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の製造方法において、前記可
    動チャック部を構成するハゼ折り側チャックとストレー
    ト側チャックとを互いに開閉させ、前記片開パトローネ
    のハゼ折り側とストレート側とを把持して該片開パトロ
    ーネの成形保持を行うことを特徴とするフイルムパトロ
    ーネの製造方法。
  3. 【請求項3】請求項1記載の製造方法において、前記片
    開パトローネを前記パトローネ位置決め保持機構に挿入
    する前に、該片開パトローネを前記パトローネ軸回りに
    回転させて周方向の位置決めを行う工程を有することを
    特徴とするフイルムパトローネの製造方法。
  4. 【請求項4】請求項1記載の製造方法において、前記フ
    イルム巻回体を前記片開パトローネ内に挿入する際、前
    記スプールのボス部をスプールチャックにより保持する
    とともに、前記定寸フイルムの先端ベロ部をベロチャッ
    クにより挟持することを特徴とするフイルムパトローネ
    の製造方法。
  5. 【請求項5】請求項1または4記載の製造方法におい
    て、前記フイルム巻回体を前記片開パトローネ内に挿入
    する際、前記片開パトローネをインサートガイドの案内
    作用下に上昇させた後、前記フイルム巻回体を前記イン
    サートガイドの案内作用下に該片開パトローネ内に挿入
    することを特徴とするフイルムパトローネの製造方法。
  6. 【請求項6】請求項1記載の製造方法において、前記フ
    イルムパトローネを、一対の爪部材により前記ストレー
    ト側と該ストレート側とは反対の周面側とで把持して前
    記パトローネ位置決め保持機構から取り出す工程を有す
    ることを特徴とするフイルムパトローネの製造方法。
  7. 【請求項7】胴板を丸めるとともに、その一方の端部に
    キャップをかしめて製造された片開パトローネが、前記
    キャップを挿入方向先端にしてパトローネ軸方向に挿入
    されるパトローネ位置決め保持機構と、 前記片開パトローネ内に、スプールに定寸フイルムが巻
    き込まれたフイルム巻回体をスプロール軸方向に挿入す
    る巻回体挿入機構と、 該片開パトローネの開口する他方の端部にキャップをか
    しめてフイルムパトローネを製造するキャップ装填機構
    と、 を備え、 前記パトローネ位置決め保持機構は、前記片開パトロー
    ネの成形保持を行う開閉可能な可動チャック部と、 前記片開パトローネの前記キャップ側をガイドして該片
    開パトローネに位置決めを行う固定ガイド部と、 を備えることを特徴とするフイルムパトローネの製造装
    置。
  8. 【請求項8】請求項7記載の製造装置において、前記可
    動チャック部は、前記片開パトローネのハゼ折り側とス
    トレート側とを把持して該片開パトローネの成形保持を
    行うために、固定軸を支点にして互いに開閉可能なハゼ
    折り側チャックおよびストレート側チャックと、 前記ハゼ折り側チャックに第1支軸を介して回動自在に
    連結されるハゼ折り側アームと、 前記ストレート側チャックに第2支軸を介して回動自在
    に連結されるストレート側アームと、 前記ハゼ折り側アームおよび前記ストレート側アームに
    第3支軸を介して一体的に連結されるとともに、回転駆
    動される回動部材と、 を備えることを特徴とするフイルムパトローネの製造装
    置。
  9. 【請求項9】請求項7記載の製造装置において、前記固
    定ガイド部は、前記片開パトローネの挿入方向先端を案
    内して該片開パトローネのセンタリングを行うためのテ
    ーパ面を設けることを特徴とするフイルムパトローネの
    製造装置。
  10. 【請求項10】請求項7乃至9のいずれか1項に記載の
    製造装置において、前記パトローネ位置決め保持機構
    は、前記片開パトローネにかしめられた前記キャップを
    吸着するマグネットと、 前記マグネットを該片開パトローネのパトローネ軸方向
    に進退可能な可動部材と、 を備えることを特徴とするフイルムパトローネの製造装
    置。
  11. 【請求項11】請求項7記載の製造装置において、前記
    片開パトローネを前記パトローネ軸回りに回転させて周
    方向の位置決めを行った後、該片開パトローネを前記パ
    トローネ位置決め保持機構に挿入する位置決め挿入機構
    を備えることを特徴とするフイルムパトローネの製造装
    置。
  12. 【請求項12】請求項11記載の製造装置において、前
    記位置決め挿入機構は、搬送路上の前記片開パトローネ
    を保持して位置決めステーションに配置する第1移送手
    段と、 前記位置決めステーションで該片開パトローネを前記パ
    トローネ軸回りに回転させて周方向の位置決めを行う位
    置決め手段と、 前記位置決めステーションで位置決めされた前記片開パ
    トローネを前記パトローネ位置決め保持機構に挿入する
    第2移送手段と、 前記第1および第2移送手段を一体的に変位させる移動
    部と、 を備えることを特徴とするフイルムパトローネの製造装
    置。
  13. 【請求項13】請求項12記載の製造装置において、前
    記位置決め手段は、前記片開パトローネ内に挿入される
    ことにより該片開パトローネのセンタリングを行うテー
    パガイドと、 前記テーパガイドに対し弾性体を介して相対的に進退自
    在であり、前記片開パトローネの前記キャップ側を吸着
    するマグネットと、 前記マグネットに吸着されている前記片開パトローネに
    係合する爪部材と、 前記爪部材を該片開パトローネの周方向に回転させる駆
    動部と、 を備えることを特徴とするフイルムパトローネの製造装
    置。
  14. 【請求項14】請求項12記載の製造装置において、前
    記第1および第2移送手段は、前記片開パトローネの開
    口側端部に係合する押し込み部材と、 前記押し込み部材に対して相対的に進退自在であり、前
    記片開パトローネの開口側を吸着するマグネットと、 前記マグネットに吸着されている前記片開パトローネを
    前記押し込み部材を介して押し込むために、該マグネッ
    トを所定の位置に保持するストッパ部材と、 を備えることを特徴とするフイルムパトローネの製造装
    置。
  15. 【請求項15】請求項7記載の製造装置において、前記
    巻回体挿入機構は、前記スプールのボス部を保持するス
    プールチャックと、 前記定寸フイルムの先端ベロ部を挟持する開閉可能なベ
    ロチャックと、 を備えることを特徴とするフイルムパトローネの製造装
    置。
  16. 【請求項16】請求項7または15記載の製造装置にお
    いて、前記巻回体挿入機構は、前記片開パトローネを案
    内するとともに、前記フイルム巻回体が前記片開パトロ
    ーネに挿入される際に該フイルム巻回体を案内するため
    のインサートガイドを備えることを特徴とするフイルム
    パトローネの製造装置。
  17. 【請求項17】請求項7記載の製造装置において、前記
    フイルムパトローネを前記パトローネ位置決め保持機構
    から取り出すフイルムパトローネ取り出し機構を備え、 前記フイルムパトローネ取り出し機構は、前記フイルム
    パトローネの前記ストレート側と該ストレート側とは反
    対の周面側とを把持する一対の爪部材を備えることを特
    徴とするフイルムパトローネの製造装置。
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