JP3735413B2 - パトローネの包装方法および装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、写真感光用フイルムが巻回収容されたパトローネをケース内に自動的に挿入するためのパトローネの包装方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
通常、写真感光用フイルムを加工して包装する際には、フイルムの加工、加工された定寸フイルムの巻き取り、巻き取られた定寸フイルムのパトローネへの組み込み、およびパトローネのケース(外包材)への装填等の種々の処理が、それぞれ個別の装置で独立して行われている。そして、前段の処理から次段の処理に移行するために、各処理毎に、フイルムを一且巻き取る作業が必要となっている。これにより、フイルムの包装工程全体が、煩雑でかつ長時間を要しているという不具合が指摘されている。
【0003】
そこで、特公平6−5363号公報に開示されているように、生産管理情報を有する元巻きマガジンに収納された長尺細幅フイルムと、次に搬送される長尺細幅フイルムを収納した生産管理情報を有する元巻きマガジンの該長尺細幅フイルムとを接合する工程と、搬送物の経路長を変化させる手段を有する工程と、穿孔工程と、サイドライン、サイドマーク焼き込み工程と、規定長さの短尺フイルムにするための定尺工程と、カッタ工程と、該短尺フイルムを巻き取りフイルムにする工程と、該巻き取りフイルムのパトローネへの格納工程と、全数のパトローネ入りフイルムを自動チェックする工程と、該パトローネ入りフイルムの缶への格納工程とを、順次配列させた写真用フイルムの加工包装方法が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、通常、パトローネに格納されたフイルムは、その端部が前記パトローネから所定の長さだけ外部に引き出されている。カメラに装填する作業を簡便化するためである。このため、パトローネをプラスチックケース等の缶に挿入する際、このパトローネから引き出されているフイルム端部を、該挿入時の障害にならないように処理する必要がある。
【0005】
しかしながら、上記の従来技術では、この種の処理について何らなされておらず、実際上、フイルム端部が外部に突出したパトローネを、缶内に自動的かつ円滑に挿入することができないという問題がある。
【0006】
本発明は、この種の問題を解決するものであり、定寸フイルムが巻回収容されたパトローネをケース内に自動的かつ円滑に挿入するとともに、設備の簡素化が可能なパトローネの包装方法および装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するために、本発明は、ケースが組立位置に供給される一方、パトローネが前記組立位置に移送される際、このパトローネから外部に突出する定寸フイルムの端部が前記パトローネの外周に自動的に巻き付けられる。このため、パトローネをケース内に挿入する際に、定寸フイルムの端部が障害となることがなく、前記パトローネの挿入作業が円滑かつ効率的に遂行される。
【0008】
次いで、パトローネが挿入されたケースの開口端部にケースキャップが装着されることにより、前記パトローネの包装作業全体が自動的かつ迅速に遂行されることになる。
【0009】
また、本発明は、パトローネがケース内に所望の姿勢で挿入されたか否かを検出する工程と、前記パトローネの挿入工程後、前記ケースおよび該パトローネが存在するか否かを検出する工程と、前記ケースの開口端部にケースキャップが確実に装着されているか否かを検出する工程とを有する。従って、オンライン検査工程が確実に実施され、不良品の発生を可及的に阻止して良品のみを高速処理することができる。
【0010】
さらにまた、本発明は、パトローネを組立位置に搬送するパトローネ装填機構が、前記パトローネを吸着保持する吸着体と、前記吸着体を囲繞する筒体と、前記吸着体と前記筒体とを一体的にパトローネ取り出し位置と前記組立位置とに移送する移送手段と、前記筒体を前記吸着体に対して相対的に自転させる回転手段とを備える。さらに、移送手段が、吸着体と筒体とを一体的に支持する旋回アームを備える一方、回転手段が、前記旋回アームの旋回中心に軸心を有する円弧状歯車部材と、前記筒体に設けられて前記円弧状歯車部材に噛合する歯車部とを備える。これにより、簡単な構成で、パトローネの挿入作業を高精度に行うことが可能になる。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施形態に係るパトローネの包装方法を説明する概略斜視工程図であり、図2は、この包装方法を実施するための包装装置10の概略構成平面図である。
【0012】
包装装置10は、定寸フイルム12が巻回収容されたパトローネ14を搬送する第1搬送機構16と、このパトローネ14が挿入されるケース18を組立位置P1に供給する第2搬送機構20と、前記パトローネ14を保持して前記組立位置P1に移送しながら、該パトローネ14から外部に突出する前記定寸フイルム12の端部12aを前記パトローネ14の外周に巻き付け、さらに該パトローネ14を前記ケース18内に挿入するパトローネ装填機構22と、前記パトローネ14が挿入された前記ケース18の開口端部にケースキャップ24を装着して包装品26を得るためのケースキャップ装着機構28とを備える。
【0013】
図2〜図4に示すように、第1搬送機構16は、搬送コンベア30を備え、この搬送コンベア30にパトローネ14を保持するための複数のバケット32が所定間隔離間して固定されている。第2搬送機構20は、搬送コンベア30の端部に同軸的に周回するコンベア34を備え、このコンベア34には、バケット36が所定間隔離間して複数設けられる。
【0014】
図2に示すように、コンベア34の周囲には、パトローネ装填機構22およびケースキャップ装着機構28の他、ケースフィーダ38と、ケースキャップフィーダ40と、このケースフィーダ38のシュート42に送られたケース18をバケット36に送り出すためのケースローディング手段44と、前記ケースキャップフィーダ40のシュート46に搬送されるケースキャップ24をパトローネ14が収容されたケース18上に載せるケースキャップローディング手段48と、前記パトローネ14が前記ケース18内に所望の姿勢で挿入されたか否かを検出するホトスイッチを含む挿入良否検出手段50と、前記パトローネ14の挿入工程後、前記ケース18および該パトローネ14が存在するか否かを検出する有無検出手段52と、包装品26のアンローディング時に前記ケース18の開口端部にケースキャップ24が確実に装着されているか否かを検出するケースキャップ良否検出手段54とが配設される。
【0015】
パトローネ装填機構22は、図3および図4に示すように、パトローネ14を吸着保持する吸着体60と、この吸着体60を囲繞するとともに、前記パトローネ14から突出する定寸フイルム12の端部12aとの干渉を回避するためのスリット状開口部62が設けられた筒体64と、前記吸着体60と前記筒体64とを一体的にパトローネ取り出し位置P2と組立位置P1とに移送する移送手段66と、前記移送手段66により移送される途上で前記定寸フイルム12の端部12aを前記パトローネ14の外周に巻き付けるために、前記筒体64を前記吸着体60に対して相対的に自転(矢印B方向参照)させる回転手段68とを備える。
【0016】
移送手段66は、円筒状支持体70内に支持されて、図示しない駆動源により鉛直軸回りに矢印A方向に回転自在な回転軸72を備え、この回転軸72の上端部に旋回アーム74の一端が固着される。旋回アーム74の他端に筒体64が回転可能に支持されており、この筒体64の下端部側には、周方向に所定の幅寸法を有して軸方向に延在するスリット状開口部62が形成される。
【0017】
筒体64内には、図示しない真空発生源に連通するサクション軸75が昇降自在に収容され、このサクション軸75の下端に吸着体60が固着される。回転軸72内に昇降ロッド73が配設され、この昇降ロッド73に揺動バー77が係合し、この揺動バー77の先端がサクション軸75に連結される。
【0018】
回転手段68は、支持体70に旋回アーム74の旋回中心に軸心を有して固着される円弧状歯車部材76と、筒体64に設けられて前記円弧状歯車部材76に噛合する歯車部78とを備える。組立位置P1には、バケット36上に配置されてこのバケット36から上方に押し出されるケース18をガイドするための筒部材80が配設される。
【0019】
図5に示すように、筒部材80は、モータ79に連結された歯車列81を介して回転自在であり、この筒部材80の下方に配置されるバケット36内のケース18の下部は、中空状の昇降ロッド83に保持されるとともに、この昇降ロッド83にばね85が係合している。
【0020】
ケースキャップ装着機構28は、図6に示すように、円筒状支持体82内に支持されて図示しない駆動機構を介して昇降自在な軸体84を備え、この軸体84の上端部にアーム86の一端が固定される。アーム86の他端には、ロッド88がばね90を介して昇降自在に配置されており、このロッド88の下端部に押圧部材92が装着される。
【0021】
ケースローディング手段44およびケースキャップローディング手段48は、通常使用されている種々の構造を採用すればよく、例えば、前記ケースローディング手段44は、ケース18の開口端部側を把持して移動する把持爪を備える。一方、ケースキャップローディング手段48は、図7に示すように、昇降および回転自在な軸体91を備え、この軸体91にアーム93の一端が固定される。アーム93の他端には、サクションロッド95を介して吸着部材97が設けられ、この吸着部材97にばね99が係合する。
【0022】
有無検出手段52は、図8に示すように、円筒状支持体94内に支持されて駆動機構(図示せず)を介し回転および昇降自在な回転軸96を備え、この回転軸96の上端部にアーム98の一端が固定される。このアーム98の他端には、第1および第2検出ロッド100、102がばね104、106を介して昇降自在に配置されている。
【0023】
第1および第2検出ロッド100、102の下端部には、バケット36内のケース18の開口端部とこのケース18内のパトローネ14の上端部とに当接する第1および第2検出部材108、110が固着される一方、前記第1および第2検出ロッド100、102の上端部側には、該第1および第2検出ロッド100、102の高さ位置を検出する第1および第2検出器(ホトスイッチ)112、114が装着される。
【0024】
ケースキャップ良否検出手段54は、図9に示すように、円筒状支持体116内に支持されて駆動機構(図示せず)を介し回転および昇降自在な回転軸118を備え、この回転軸118の上端部に支持バー120の一端が固定される。支持バー120の他端には、サクション軸122が昇降自在に配置され、このサクション軸122の下端に吸着部材124が固着される。サクション軸122の上端側には、ドグ126a、126bが固定されるとともに、このドグ126a、126b間で検出光の照射を行うホトスイッチ128が配設される。
【0025】
このように構成される包装装置10の動作について、包装方法との関連で以下に説明する。
【0026】
先ず、定寸フイルム12が巻回収容されたパトローネ14は、図2に示すように、第1搬送機構16を構成する搬送コンベア30のバケット32に載置され、この搬送コンベア30が矢印C方向に走行されることにより、前記バケット32に載置されたパトローネ14がパトローネ取り出し位置P2に搬送される(図1中、(a)および図3参照)。
【0027】
一方、ケースフィーダ38を介してシュート42にケース18が整列供給されており、このケース18がケースローディング手段44を介してコンベア34上のバケット36に送り出される。コンベア34は、矢印D方向に走行している。また、ケースキャップフィーダ40からシュート46にケースキャップ24が送られている。
【0028】
そこで、図3に示すように、パトローネ装填機構22を構成する回転軸72が駆動され、旋回アーム74が搬送コンベア30のバケット32に支持されているパトローネ14上に配置される。次いで、吸着体60が下降するとともに、図示しない真空発生源の駆動作用下にこの吸着体60によりパトローネ14が吸着保持される(図10参照)。
【0029】
パトローネ14を保持した吸着体60が上昇すると、このパトローネ14が筒体64内に導入されるとともに、定寸フイルム12の端部12aが前記筒体64のスリット状開口部62から外方に導出される(図11参照)。
【0030】
このような姿勢で、旋回アーム74が回転軸72と一体的に、図3中、矢印A1方向に回転して筒部材80の上方に搬送される。その際、筒体64の上部に設けられている歯車部78が円弧状歯車部材76に噛合しており、旋回アーム74が搬送コンベア30からコンベア34(パトローネ取り出し位置P2から組立位置P1)側に旋回する際、この歯車部78と一体的に筒体64が矢印B1方向に回転(自転)する(図3および図12参照)。
【0031】
これにより、筒体64のスリット状開口部62から外方に延在していた定寸フイルム12の端部12aは、このスリット状開口部62を通って前記筒体64内に引き込まれ、パトローネ14の外周に巻き込まれることになる(図1中、(b)および図12参照)。
【0032】
一方、筒部材80の下方には、コンベア34のバケット36に挿入されたケース18が配置されており、このケース18が図示しないカム手段等を介して上昇されて前記筒部材80内に配置されている。この状態で、吸着体60が下降すると同時にサクションがブローに変わり、この吸着体60に吸着保持されているパトローネ14がケース18内に挿入される(図1中、(c)、(d)および図13参照)。
【0033】
その際、図5に示すように、モータ79が駆動されて歯車列81を介し筒部材80が、図13中、矢印E方向に回転している。このため、上昇して筒部材80の下端にばね85により押し付けられているケース18も矢印E方向に回転され、パトローネ14が吸着体60から離脱して下降する時に、端部12aが前記ケース18内に円滑に挿入される。
【0034】
次いで、挿入良否検出手段50により、パトローネ14がケース18内に所望の姿勢で挿入されたか否かが検出され、異常が検出されると、包装装置10の運転が停止されるとともに、ケースキャップ24の供給も停止される。
【0035】
パトローネ14が挿入されたケース18は、コンベア34と一体的に矢印D方向に間欠搬送され、有無検出手段52を介して前記ケース18および前記パトローネ14が存在するか否かが検出される。すなわち、図8に示すように、先ず、回転軸96の回転作用下にアーム98が旋回されて第1および第2検出ロッド100、102がコンベア34上に配置される。
【0036】
次に、アーム98が下降すると、第1検出ロッド100の下端部に設けられた第1検出部材108がバケット36内のケース18の開口端部に当接する一方、第2検出ロッド102の第2検出部材110がこのケース18内のパトローネ14の上端部に当接する。これにより、第1および第2検出器112、114が駆動されてケース18およびパトローネ14の存在が確認される。ここで、ケース18またはパトローネ14の少なくとも一方が存在しない場合には、不良品コンベア(図示せず)に排出されるとともに、ケースキャップ24の供給が停止される。
【0037】
図7に示すように、ケースキャップローディング手段48では、シュート46の前端のケースキャップ24が吸着部材97で吸着保持され、このケースキャップ24がバケット36内に配置されてパトローネ14を収容しているケース18の上に載せられる(図1中、(e)参照)。そこで、図6に示すように、ケースキャップ装着機構28が駆動される。すなわち、アーム86がコンベア34上で下降され、押圧部材92がばね90の弾発力を介してケースキャップ24を下方に押圧し、このケースキャップ24がケース18に装着されて包装品26が得られる(図1中、(f)参照)。
【0038】
この包装品26は、コンベア34と一体的に矢印D方向に搬送されてケースキャップ良否検出手段54に対応して配置される。ケースキャップ良否検出手段54では、図9に示すように、吸着部材124がケースキャップ24上に配置された後、この吸着部材124が下降して前記ケースキャップ24を吸着保持する。その際、サクション軸122の高さが、ホトスイッチ128およびドグ126a、126bを介して検出され、良品のみが吸着部材124に保持されて排出コンベア140にアンローディングされる一方、不良品が次の位置で不良品搬送コンベア等に排出される。
【0039】
この場合、本実施形態では、第1搬送機構16により搬送されるパトローネ14が、第2搬送機構20を介して組立位置P1に供給されるケース18側に移送される際、回転手段68の作用下に筒体64が自転する。このため、パトローネ14から外部に突出する定寸フイルム12の端部12aが、筒体64内に引き込まれて前記パトローネ14の外周に自動的に巻き付けられ、ケース18内への挿入時の障害になることがない。これにより、パトローネ14の挿入作業全体が、円滑かつ効率的に遂行されるという効果が得られる。
【0040】
さらに、パトローネ装填機構22は、パトローネ14を吸着保持する吸着体60と、この吸着体60を囲繞する筒体64と、前記吸着体60と前記筒体64とを一体的にパトローネ取り出し位置P2と組立位置P1とに移送する移送手段66と、前記筒体64を自転させる回転手段68とを備える。従って、簡単な構成で、パトローネ14の挿入作業を高精度に行うことが可能になる。
【0041】
また、本実施形態では、パトローネ14がケース18内に所望の姿勢で挿入されたか否かを検出する挿入良否検出手段50と、前記ケース18および該パトローネ14が存在するか否かを検出する有無検出手段52と、包装品26のアンローディング時に前記ケース18の開口端部にケースキャップ24が確実に装着されているか否かを検出するケースキャップ良否検出手段54とを備える。このため、包装装置10全体でオンライン検査工程が確実に実施されることになり、不良品の発生を可及的に阻止して良品のみを高速かつ高精度に得ることができるという利点がある。
【0042】
【発明の効果】
以上のように、本発明に係るパトローネの包装方法および装置では、パトローネが組立位置に移送される際、このパトローネから外部に突出する定寸フイルムの端部が前記パトローネの外周に自動的に巻き付けられるため、この端部が前記パトローネの挿入時に障害となることがない。これにより、パトローネの挿入作業が円滑かつ効率的に行われ、前記パトローネの包装作業全体の自動化が容易に遂行される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るパトローネの包装方法の工程説明図である。
【図2】前記包装方法を実施するための包装装置の概略説明図である。
【図3】前記包装装置を構成するパトローネ装填機構の斜視図である。
【図4】前記パトローネ装填機構の一部縦断面図である。
【図5】前記パトローネ装填機構を構成する筒部材側の一部縦断面図である。
【図6】前記包装装置を構成するケースキャップ装着機構の斜視図である。
【図7】前記包装装置を構成するケースキャップローディング手段の一部縦断面図である。
【図8】前記包装装置を構成する有無検出手段の斜視図である。
【図9】前記包装装置を構成するケースキャップ良否検出手段の斜視図である。
【図10】前記パトローネ装填機構がパトローネ取り出し位置に配置された状態の説明図である。
【図11】前記パトローネ装填機構を構成する吸着体がパトローネを吸着した状態の説明図である。
【図12】前記パトローネ装填機構が組立位置に移送された状態の説明図である。
【図13】前記パトローネ装填機構により前記パトローネがケース内に挿入された状態の説明図である。
【符号の説明】
10…包装装置 12…定寸フイルム
12a…端部 14…パトローネ
16、20…搬送機構 22…パトローネ装填機構
24…ケースキャップ 26…包装品
28…ケースキャップ装着機構 36…バケット
38…ケースフィーダ 40…ケースキャップフィーダ
44…ケースローディング手段 48…ケースキャップローディング手段
50…挿入良否検出手段 52…有無検出手段
54…ケースキャップ良否検出手段 60…吸着体
62…スリット状開口部 64…筒体
66…移送手段 68…回転手段
76…円弧状歯車部材 78…歯車部
Claims (4)
- 定寸フイルムが巻回収容されたパトローネを搬送する工程と、
前記パトローネが挿入されるケースを組立位置に供給する工程と、
前記パトローネを保持して前記組立位置に移送するとともに、該パトローネから外部に突出する前記定寸フイルムの端部を前記パトローネの外周に巻き付ける工程と、
前記定寸フイルムの端部が巻き付けられた該パトローネを、前記ケース内に挿入する工程と、
前記パトローネが前記ケース内に所望の姿勢で挿入されたか否かを検出する工程と、
前記パトローネの挿入工程後、前記ケースおよび該パトローネが存在するか否かを検出する工程と、
前記パトローネが挿入された前記ケースの開口端部にケースキャップを装着する工程と、
前記ケースの開口端部に前記ケースキャップが確実に装着されているか否かを検出する工程と、
を有するとともに、
前記各工程を連続して自動的に行うことを特徴とするパトローネの包装方法。 - 定寸フイルムが巻回収容されたパトローネを搬送する第1搬送機構と、
前記パトローネが挿入されるケースを組立位置に供給する第2搬送機構と、
前記パトローネを保持して前記組立位置に移送しながら、該パトローネから外部に突出する前記定寸フイルムの端部を前記パトローネの外周に巻き付け、さらに該パトローネを前記ケース内に挿入するパトローネ装填機構と、
前記パトローネが挿入された前記ケースの開口端部にケースキャップを装着するケースキャップ装着機構と、
を備え、
前記パトローネ装填機構は、前記パトローネを吸着保持する吸着体と、
前記吸着体を囲繞するとともに、前記パトローネから突出する前記定寸フイルムの端部との干渉を回避するためのスリット状開口部が設けられた筒体と、
前記吸着体と前記筒体とを一体的にパトローネ取り出し位置と前記組立位置とに移送する移送手段と、
前記移送手段により移送される途上で前記定寸フイルムの端部を前記パトローネの外周に巻き付けるために、前記筒体を前記吸着体に対して相対的に自転させる回転手段と、
を備えることを特徴とするパトローネの包装装置。 - 請求項2記載の包装装置において、前記移送手段は、前記吸着体と前記筒体とを支持し、前記パトローネ取り出し位置と前記組立位置とに旋回自在な旋回アームを備え、
前記回転手段は、前記旋回アームの旋回中心に軸心を有する円弧状歯車部材と、
前記筒体に設けられて前記円弧状歯車部材に噛合する歯車部と、
を備えることを特徴とするパトローネの包装装置。 - 定寸フイルムが巻回収容されたパトローネを搬送する第1搬送機構と、
前記パトローネが挿入されるケースを組立位置に供給する第2搬送機構と、
前記パトローネを保持して前記組立位置に移送しながら、該パトローネから外部に突出する前記定寸フイルムの端部を前記パトローネの外周に巻き付け、さらに該パトローネを前記ケース内に挿入するパトローネ装填機構と、
前記パトローネが挿入された前記ケースの開口端部にケースキャップを装着するケースキャップ装着機構と、
前記パトローネが前記ケース内に所望の姿勢で挿入されたか否かを検出する挿入良否検出手段と、
前記パトローネの挿入工程後、前記ケースおよび該パトローネが存在するか否かを検出する有無検出手段と、
前記ケースの開口端部にケースキャップが確実に装着されているか否かを検出するケースキャップ良否検出手段と、
を備えることを特徴とするパトローネの包装装置。
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1996
- 1996-07-05 JP JP17628296A patent/JP3735413B2/ja not_active Expired - Fee Related
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