JPS644679B2 - - Google Patents

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JPS644679B2
JPS644679B2 JP57234150A JP23415082A JPS644679B2 JP S644679 B2 JPS644679 B2 JP S644679B2 JP 57234150 A JP57234150 A JP 57234150A JP 23415082 A JP23415082 A JP 23415082A JP S644679 B2 JPS644679 B2 JP S644679B2
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JP
Japan
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chip
shaped electronic
electronic components
mounting
component
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Application number
JP57234150A
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English (en)
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JPS59124798A (ja
Inventor
Koichi Asai
Isao Takahashi
Mamoru Tsuda
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Fuji Corp
Original Assignee
Fuji Machine Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Machine Manufacturing Co Ltd filed Critical Fuji Machine Manufacturing Co Ltd
Priority to JP57234150A priority Critical patent/JPS59124798A/ja
Publication of JPS59124798A publication Critical patent/JPS59124798A/ja
Publication of JPS644679B2 publication Critical patent/JPS644679B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、コンデンサチツプ、抵抗チツプ、チ
ツプ状トランジスタ等のチツプ状電子部品をプリ
ント基板、セラミツク基板等の回路形成部材上に
搭載するチツプ状電子部品の搭載方法に関し、特
に、移載ミスによつて回路形成部材のチツプ状電
子部品に欠品が生じたとき、その欠品を補充する
方法に関するものである。
部品供給場所において一群単位で順次供給され
たチツプ状電子部品を一列に連ねて部品取出場所
に搬送するとともに、その部品取出場所に順次到
達する個々のチツプ状電子部品を予め部品搭載場
所に送られた回路形成部材上に移載して、その回
路形成部材の各々に一群のチツプ状電子部品を連
続的に搭載する搭載方法が知られている。例え
ば、本出願人が先に出願した特開昭57−39599号
公報に記載された方法がそれである。
しかしながら、斯る方法によれば、複数種類で
一群を構成するチツプ状電子部品を各々の回路形
成部材上に正確且つ高能率に搭載することができ
るが、チツプ状電子部品の移載ミスが発生した場
合には、回路形成部材が搬出された後に、移載ミ
スによつて生じた欠品を手作業によつて補充する
という面倒な作業が必要であつた。
本発明は以上の事情を背景として為されたもの
であり、その目的とするところは、回路形成部材
の各々に一群のチツプ状電子部品を連続的に搭載
するに際し、移載ミスによつて回路形成部材上の
チツプ状電子部品に欠品が生じても、その欠品を
自動的に補充し得る搭載方法を提供することにあ
る。
斯る目的を達成するため、本発明のチツプ状電
子部品の搭載方法は、 (1) 移載ミスを検出し、移載ミスのあつたチツプ
状電子部品を回路形成部材上の搭載位置に関連
して記憶する工程と、 (2) 移載ミスによりチツプ状電子部品に欠品が生
じた回路形成部材を留保する工程と、 (3) 部品供給場所において、記憶されたチツプ状
電子部品を前記一群のチツプ状電子部品の後に
連ねて供給することにより補充用のチツプ状電
子部品を搬送する工程と、 (4) その補充用のチツプ状電子部品の部品取出場
所への到達に同期して、その補充用のチツプ状
電子部品を搭載すべき留保された回路形成部材
を部品搭載場所に送り、前記記憶された搭載位
置に該補充用のチツプ状電子部品を搭載する工
程と を含むことを特徴とする。
この様にすれば、チツプ状電子部品の移載ミス
が発生したとき、移載ミスのあつたチツプ状電子
部品が回路形成部材上の搭載位置に関連して記憶
されるとともに、移載ミスにより欠品が生じた回
路形成部材が留保される一方、部品供給場所にお
いて、記憶されたチツプ状電子部品が一群の電子
部品の後に連ねられることによつて搬送され、そ
の補充用のチツプ状電子部品が部品取出場所へ到
着するのに同期して留保された回路形成部材が部
品搭載場所に再び送られるので、欠品が生じた回
路形成部材に補充用のチツプ状電子部品が自動的
に補充されるのである。しかも、この様な欠品補
充のための工程は回路形成部材の各々に一群のチ
ツプ状電子部品を連続的に搭載する工程を止める
ことなく、それ等工程間に介挿されて能率良く実
行されるのである。
以下、本発明が適用される一例を示す図面に基
づいて詳細に説明する。
第1図及び第2図に本発明が適用される装置の
全体概略図を示す。尚、斯る装置の詳細な構造は
前記特開昭57−39599号公報に記載されているの
で、以下において詳細な説明は省略する。
コンデンサチツプ、抵抗チツプ、チツプ状トラ
ンジスタ等のチツプ状電子部品C(単にチツプと
いう)は、部品供給場所において供給装置2から
供給され、搬送装置4によつて部品取出場所に送
られるとともにそこからローデイング装置6に取
り出され、ローデイング装置6によつて位置決め
装置8に予め送られて位置決めされているプリン
ト基板10に搭載されるようになつている。供給
装置2には、図示しないリールが収容されたカー
トリツジ12が多数備えられている。カートリツ
ジ12に収容されたリールにはチツプCが一列に
収容されるテープ14が捲回されている。テープ
14は、第3図及び第4図に示されるように、矩
形の電子部品収容孔16と円形の送り用係合孔1
8とが長手方向に沿つて等間隔で形成された厚紙
テープ20と、電子部品収容孔16を下方から覆
つて収容孔16を有底の凹部とする薄くて透明な
下テープ22と、その凹部の上方開口部を覆う同
じく薄くて透明な上テープ(カバーテープ)24
とから成つている。テープ14は、カートリツジ
12の個々に対応して設けられたソレノイド群2
6のうち一つが作動させられると、それに対応し
たカートリツジ12内のテープ14が駆動軸28
の回転に同期して1ピツチずつ送り出され、テー
プ14の先端において上テープ24が厚紙テープ
20から剥されるとともに、後述のパレツト30
に挟持された一個のチツプCを収容する部分が切
り離されるようになつている。その駆動軸28
は、第1図に示すように、減速機付モータ32に
よつてチエーン34を介して等速で回転させられ
る。
パレツト30は、第5図及び第6図に示される
ように、本体部36とこれにボルト締めされた把
持部38とから成つている。把持部38の一側縁
に沿つて多数の収容溝40が、その一側縁から直
角に形成されている。収容溝40は、テープ14
の幅より僅かに広い幅で且つ前記多数のカートリ
ツジ12の部品供給部に案内された多数のテープ
14と同一のピツチで形成されている。この収容
溝40の両側部には、第7図及び第8図に拡大し
て示されるように、一対の押さえ爪42が設けら
れている。押さえ爪42はばね鋼製であつて、自
身の弾性によつて先端部が収容溝40に向かう方
向に付勢されているが、先端に上方に曲げ起こさ
れたガイド部44が形成されているため、1ピツ
チずつ送り出されるテープ14の先端部が収容溝
40に侵入し、図示しない切断装置に切断される
ことによつて1個のチツプCを収容する単位テー
プ46が押さえ爪42と収容溝40とからなる把
持爪によつて正確に位置決めされた状態で把持さ
れるようになつている。
パレツト30は、装置のフレーム48に固定の
ガイドレール50に案内され、駆動軸56に固定
の立体カム52によつて駆動される。すなわち、
パレツト30の本体部36上面には2個のローラ
54が垂直まわりに回転可能に取り付けられてお
り、このローラ54が立体カム52のカム溝に係
合することによつて立体カム52が駆動軸56に
より等速で回転させられるとき、収容溝40換言
すれば収容溝40において収容されたチツプCの
1ピツチに等しい距離ずつ間欠的に移動させら
れ、各収容溝40が多数のカートリツジ12に収
容されたテープ14が案内される位置にそれぞれ
順次正対させられつつ移動させられるのである。
駆動軸56は、第1図から明らかなように、前述
の駆動軸28から中間軸58を介してチエーン6
0で伝達される動力によつて回転させられるので
ある。すなわち、パレツト30は多数連結させら
れることによつて、チツプCを一列に連ねて搬送
する搬送装置4を構成しているのである。尚、パ
レツト30は、第1図に二点鎖線で示すように、
多数のものが端面において互いに当接させられた
状態で配設されており、第2図から明らかなよう
に、2個の同径の立体カム52と、軸心に直角に
形成された部分のない単純なラセン状カム溝を有
する立体カム62及び64とによつて右方に移動
させられる。立体カム62はカム溝のリード角が
大きいため、パレツト30はローラ54がこれに
係合した後は他のパレツト30から離れて高速で
送られるが、続く立体カム64が、第2図に示す
ようにパレツト30の一対のローラ54の間隔よ
り僅かに短くされているため、立体カム62によ
つて右方へ移動させられてきたパレツト30は、
第2図に示す位置においてそのローラ54が共に
立体カム64のカム溝に係合しない状態となり、
この位置より右方へ移動しなくなる。この移動し
なくなつたパレツト30は、油圧シリンダ66に
よつて作動させられるプツシヤヘツドによつてフ
レーム48の後側へ移動させられ、ガイドレール
68に案内されつつベルトコンベア70によつて
第1図において左方へ高速で移動させられる。ベ
ルトコンベア70の左端に達したパレツト30
は、油圧シリンダ72によつて作動させられるプ
ツシヤヘツドによつてフレーム48の前側に移動
させられ、更に油圧シリンダ74によつて作動さ
せられるプツシヤヘツドで前述のガイドレール5
0に再び嵌合させられるのである。この油圧シリ
ンダ74によつて駆動されるプツシヤヘツドは、
パレツト30のローラ54が最初の立体カム52
に係合するまで押し続けるようにされている。
以上の様に構成された搬送装置4によつて部品
取出位置まで搬送されたチツプCは、ローデイン
グ装置6によつて位置決め装置8上に予め送られ
て位置決めされているプリント基板10上に搭載
される。プリント基板10は、チツプCを取り付
けるべき位置に予め接着剤が塗布されたものであ
り、また位置決め装置8はサーボモータ76,7
8によつて互いに直交するX軸及びY軸両方向に
移動させられるようになつている。
ローデイング装置6は、垂直軸まわりに回転可
能に設けられた図示しない回転板と、割出装置に
よつて1/8回転ずつ間欠的にその回転板を駆動す
る駆動軸80とを備えており、その駆動軸80は
チエーン82を介して前述の駆動軸28に連結さ
れている。その回転板には、8個のチヤツク84
が等角度間隔に取付けられている。このチヤツク
84は、第9図に示されるように、上下移動可能
に回転板に設けられた中空ロツド86の下端に固
定されたチヤツク取付板88に固定されている。
チヤツク取付板88には、カツプ状の部材90が
ボルトにより固定されるとともに、このカツプ状
部材90にチヤツク本体92が固定されている。
チヤツク本体92の下端部には互いに直交する2
本のスロツトが形成され、各スロツトにそれぞれ
一対の爪94が配設され、ピン96によつて回動
可能に支持されている。爪94は、下端にチツプ
Cを把持するために互いに対向する内向き突起9
8を備えるとともに、背面にテーパ面100を備
えている。テーパ面100は、下方程直径の増大
する円錐面の一部を成すように形成され、チヤツ
ク本体92の外側に内スリーブ102を介して摺
動可能に嵌合された外スリーブ104の下端部内
側に形成されたテーパ面106と摺接させられて
いる。尚、外スリーブ104、内スリーブ102
は、図示しないピンによつてチヤツク本体92に
対して回転が防止されるとともに、軸心方向の移
動量が一定限度以下に規制されている。
外スリーブ104及び内スリーブ102は、外
コイルスプリング108及び内コイルスプリング
110によつて下方にそれぞれ付勢されている
が、外スリーブ104は、その上端部に形成され
たフランジ112に図示しない開放部材が係合さ
せられて上方に引き上げられるとき、外コイルス
プリング108に抗して上昇させられるととも
に、下端部において内スリーブ102と係合し、
内スリーブ102を共に上昇させる。すなわち、
外スリーブ104は内スリーブ102の開放部材
を兼ねているのである。爪94のピン96より上
方の部分と、上記内スリーブ102との間にはコ
イルスプリング114が介挿され、爪94が開く
方向に付勢されている。
中空ロツド86の中空部には、昇降ロツド11
6が挿通されている。昇降ロツド116の下端部
には、円筒部材118が嵌合され且つ固定されて
いる。この円筒部材118の中心を貫通する通孔
は下端側が段付状とされ、その中には吸着具12
0が摺動可能に且つ図示しないコイルスプリング
によつて下方に付勢されて嵌め入れられている。
従つて、昇降ロツド116が下降させられると
き、吸着具120が爪94の間から突出させられ
ることになる。
上記中空ロツド86及び昇降ロツド116は、
図示しない機構によつて駆動軸28の回転に同期
してそれぞれ上下方向に駆動されるようになつて
おり、チヤツク84が所定の回転位置、例えばパ
レツト30上の部品取出場所に位置させられたと
き、先ずチヤツク84全体が下降させられ、その
後昇降ロツド116が更に下降させられて吸着具
120によつてチツプCが吸着されるとともに、
昇降ロツド116が先に上昇させられることによ
つて吸着具120が引き込められ、吸着具120
の下端に吸着されたチツプCが爪94下に位置さ
せられる。そして、図示しない機構によつて外ス
リーブ104がチヤツク本体92に対して相対的
に降ろされると、チツプCが爪94によつて把持
される。その後中空ロツド86が引き上げられる
ことによつてチヤツク84全体が上昇させられる
のである。また、チヤツク84がプリント基板1
0上に位置させられたときにも同様な上下作動が
行われるようになつている。
ここで、吸着具120によつてチツプCが吸着
された状態でチヤツク84が上昇させられたと
き、外スリーブ104の上下方向の位置によつて
チツプCが吸着具120の下端部に吸着されてい
るか否かが判断されるようになつている。すなわ
ち、チヤツク84が上昇させられたとき、外スリ
ーブ104のフランジ112に係合する部材の回
動位置によつて、後述のフオトマイクロセンサ1
22が作動させられるようになつており、例えば
移載ミスによりチツプCが吸着具120の下端部
に吸着させられていない状態においては、爪94
間が相互に更に接近させられるので外スリーブ1
04の位置が下降させられ、フオトマイクロセン
サ122が遮光されるようになつている。このフ
オトマイクロセンサ122が移載ミスセンサを構
成し、それから出力される移載ミス信号SMは、
チツプCをミスチヤツクしたチヤツク84のプリ
ント基板10上の下降を防止する図示しないソレ
ノイドを作動させるようになつている。
第1図及び第2図に戻つて、フレーム48に
は、プリント基板10を位置決め装置8に搬入す
る搬入コンベア124、及び位置決め装置8から
プリント基板10を搬出する搬出コンベア126
が設けられているとともに、それ等搬入コンベア
124及び搬出コンベア126と位置決め装置8
との間には、基板10を上下方向に移動させる搬
入側リフタ128及び搬出側リフタ130がそれ
ぞれ設けられており、更にそれ等リフタ128,
130が下降位置にあるとき、搬出側リフタ13
0から搬入側リフタ128に向かつて基板10を
搬送するとともに基板10を一時ストツクするた
めのストツクコンベア132が設けられている。
搬入側リフタ128及び搬出側リフタ130は、
それぞれ油圧シリンダ134及び136と、それ
等油圧シリンダ134及び136によつて上下動
させられるローラコンベア138及び140とを
備えている。それ等ローラコンベア138,14
0、搬入コンベア124、搬出コンベア126、
ストツクコンベア132は、それぞれ図示しない
駆動モータによつて駆動されるようになつてい
る。
以上の様に構成された装置には、第10図に示
される回路が備えられている。すなわち、駆動軸
28の回転を検出するタイミング信号発生器14
2からは、駆動軸28の回転に同期した信号すな
わちパレツト30の送りに同期したタイミング信
号TPがI/Oポート144に供給されるととも
に、そのI/Oポート144には移載ミスセンサ
であるフオトマイクロセンサ122から移載ミス
信号SMが供給される。I/Oポート144は、
データパスラインを介してCPU146、RAM1
48、ROM150に接続されている。CPU16
4はROM150に予め記憶されたプログラムに
従つてRAM148の一時記憶機能を利用しつつ
信号処理を実行し、前記搬入コンベア124、搬
出コンベア126、搬入側リフタ128、搬出側
リフタ130、ストツクコンベア132に駆動指
令信号SDを供給するとともに、前述の所定のチ
ツプCをパレツト30の収容溝40に一個ずつ嵌
め入れるための供給信号SSを供給する。
次に、以上の様に構成された装置の作動を説明
する。
図示しない起動スイツチの操作によつて減速機
付モータ32が駆動されると、駆動軸28,5
6,80、及び中間軸58が一斉に回転を開始す
る。このため、パレツト30が間欠的に送られる
とともに、これに同期してローデイング装置6に
おいて8個のチヤツク84が所定の場所で上下動
させられるとともに図示しない回転板の回転に伴
つて回転させられる。このとき、CPU146は
予め設定されたプログラムに従つてソレノイド群
26に供給信号SSを供給するので、供給装置2
においてはプリント基板10に搭載すべき一群の
単位でパレツト30上にチツプCが所定の順序で
一列に連ねた状態で供給される。一群のチツプC
の先頭がチヤツク84によつて拾い出され且つ位
置決め装置8上に到達する状態となると、新たな
プリント基板10が搬入コンベア124およびロ
ーラコンベア138を経て位置決め装置8上に既
に送り込まれており、一群のチツプCは1個のプ
リント基板10上の予めプログラムに設定された
所定位置に次々と搭載されると同時に、位置決め
装置8上のプリント基板10は図示しないハンド
リング装置によつてローラコンベア140上に搬
出され、ローラコンベア140を経て搬出コンベ
ア126上に搬出される。一方、既に搬入コンベ
ア124を経てローラコンベア138上にある新
たなプリント基板10は、図示しないハンドリン
グ装置によつて位置決め装置8上に送られるとと
もに、次の一群の先頭のチツプCがチヤツク84
によつて位置決め装置8上に降ろされる前に位置
決めされる。第2図はこの状態を示し、CPU1
46は以上の作動が為されるように、予め記憶さ
れたプログラムに従つて搬入コンベア124、搬
出コンベア126、搬入側リフタ128に駆動指
令信号SDを供給するのである。
以上の状態において、一群のチツプCを搭載中
には第11図に示される移載ミス記憶プログラム
が実行され、移載ミスが発生した場合にはミスチ
ツプが搭載されるべきプリント基板10上の位置
と関連して記憶される様になつている。すなわ
ち、ステツプSS1が実行されてフオトマイクロ
センサ122からの移載ミス信号SMが供給され
ているか否かが判断され、供給されていない場合
にはステツプSS1の実行が繰り返されるが、供
給されているとステツプSS2が実行されてミス
チツプとそれが搭載されるべきプリント基板10
上の位置とが読み込まれる。ステツプSS3にお
いては、一群のチツプCの搭載が完了したか否
か、例えばチツプ群間に設けられた空こまKが部
品取出場所Pに到達したか否かが判断される。到
達していない場合には以上のステツプが繰り返さ
れるが、到達するとステツプSS4が実行されて
RAM148内に設けられたレジスターA,A′の
一方、例えばレジスターAが1とされる。このレ
ジスターAの内容1は、部品搭載を行つた一群の
チツプG1おいてミスチツプがあつたことを表す
ものである。第12図aは上記ステツプSS1乃
至SS3が実行される一群のチツプG1の搭載中を
示し、第12図bは上記ステツプSS4が実行さ
れる一群のチツプG1の搭載完了時点を示す。
続く新たな空こまK2が部品取出場所Pに到達
すると、第13図に示される搭載プログラムが実
行される。すなわち、ステツプST1が実行され
空こまK2が部品取出場所Pに到達したか否かが
判断され、第12図bに示されるように到達する
と、ステツプST2が実行されてレジスターAが
1か否かが判断される。レジスターAの内容が零
であつて空こまK2の前に連なつていたチツプ群
G1の搭載中に移載ミスがない場合には、ステツ
プST3が実行されて位置決め装置8上の基板1
0が搬出側リフタ130のローラコンベア140
を経て搬出コンベア126に搬出される。一方、
レジスターAが1である場合には、ステツプST
4が実行されて位置決め装置8上の基板10が留
保される。すなわち、基板10が搬出側リフタ1
30のローラコンベア140上に送り出されたと
き、油圧シリンダ136によつてローラコンベア
140が第14図の仮想線に示される位置まで下
げられるとともに、この状態においてローラコン
ベア140とストツクコンベア132とが左方向
に駆動させられることによつてミス基板10′が
ストツクコンベア132上に留保されるのであ
る。そして、ステツプST5が実行され、レジス
ターA′が1であるか否かが判断される。レジス
ターA′は、空こまK2に連なるチツプ群G2が補充
用チツプ群であるか正常なチツプ群であるかを表
すものである。レジスターA′の内容が零である
場合にはステツプST6乃至ST7が実行され、新
たな基板10が位置決め装置8に搬入されるとと
もに正常なチツプ群G2がその基板10に搭載さ
れる。すなわち、搬入側リフタ128の油圧シリ
ンダ134によつてローラコンベア138が第1
4図の仮想線に示される位置まで下げられた状態
において、搬入コンベア124及びローラコンベ
ア138が駆動されることによつて新たな基板1
0がローラコンベア138上に送られるととも
に、油圧シリンダ134によつてローラコンベア
138が上昇させられた状態において、ローラコ
ンベア138が駆動されるとともに図示しないハ
ンドリング装置によつて新たな基板10が位置決
め装置8上に位置決めされるのである。第12図
c乃至fにおいては、上記ステツプST7が実行
されて予め記憶された基板10上の所定の場所に
チツプ群G2のそれぞれのチツプが搭載される状
態が示されているのである。
チツプ群G2において第12図dに示されるよ
うに、チツプ群G2に連なる空こまK3が供給装置
2からパレツト30上にチツプCを供給する部品
供給位置の最上流側位置Qに到達すると、第15
図に示される供給プログラムが実行される。すな
わち、ステツプSK1が実行されて次の空こまK3
が到達したか否か判断され、到着した場合にはス
テツプSK2が実行され、レジスターAが1であ
るか否かが判断される。レジスターAの内容が零
であり既に搭載した基板10に欠品が生じていな
い場合にはステツプSK3,SK4が実行されて、
空こまK3に連ねて正常なチツプ群が供給装置2
から供給される。すなわち、ステツプSK3にお
いて次の空こまK4が形成され、位置Qに到着し
た空こまK3との間に正常なチツプ群を受け入れ
るための受入場所を確保するとともに、この確保
した受入場所が供給装置2を通過中に供給信号
SSに従つて作動するソレノイド群26によつて
正常なチツプ群が供給されるのである。ステツプ
SK2においてレジスターAの内容が1であり、
既に通過したチツプ群G1の移載中にミスが生じ
ていた場合には、ステツプSK5,SK6が実行さ
れる。ステツプSK5においては、移載ミス記憶
プログラムによつて記憶されたデータに基づいて
ミスチツプの個数に相当する受入場所を空こま
K3に続いて確保し、その後に次の空こまK4を形
成する。そして、ステツプSK6においては、空
こまK3と空こまK4との間に形成された補充用チ
ツプ受入場所に移載ミス記憶プログラムにおいて
記憶されたデータに基づいて補充用チツプ群G3
を供給装置2から供給させる。第12図d,eは
斯るステツプSK5,SK6の状態を示し、本実施
例では補充用チツプ群G3は3個のチツプから構
成されている。尚、以上の説明において、空こま
はチツプが受入場所において初めて目視できるも
のであるが、上記ステツプにおいてはRAM14
8の内容において形成されるのである。
正常チツプ群G2の搭載が完了し、第12図f
に示されるように空こまK3が部品取出場所Pに
到達すると、再び第13図に示される搭載プログ
ラムが実行される。正常チツプ群G2の搭載中に
移載ミスが生じていない場合には、チツプ群G2
が搭載された基板10はステツプST2,ST3の
実行によつて搬出コンベア126上に送り出され
る。ステツプST5において空こまK3に連なるチ
ツプが補充用チツプ群G3であることが判断され
ると、ステツプST8乃至ステツプST10が実行
される。すなわち、ステツプST8において、ス
トツクコンベア132上に留保されていたミス基
板10′が油圧シリンダ134によつて下降させ
られたローラコンベア138上に移されるととも
に、油圧シリンダ134によつて上昇させられた
ローラコンベア138上のミス基板10′がロー
ラコンベア138上から位置決め装置8上に送り
込まれるのである。そして、ステツプST9にお
いて、部品取出場所Pに到達した補充用チツプ群
G3がそれぞれの補充用チツプCに対応して記憶
されたミス基板10′上の搭載位置に搭載される
ので欠品が補充されて基板10′上の回路が完成
させられるのである。尚、ステツプST10にお
いては、レジスターA′の内容が零とされ、補充
用チツプ群G3の搭載完了によつて位置決め装置
8上の基板10に欠品がないことを示すためにレ
ジスターA′の内容を零とする。ここで、第13
図の搭載プログラムにおけるステツプST2とST
5において内容が判断されるレジスターAと
A′は、空こまが部品取出場所Pを通過する毎に
入れ換えられるのである。
この様に、本実施例によれば、移載ミスによつ
て欠品が生じた基板10′が留保されると同時に
補充用チツプが供給装置2から正常チツプ群の後
に続いて補充用チツプ群が連なる状態で供給さ
れ、その補充用チツプが部品取出場所Pに到着す
るのに合わせて留保された基板10′が位置決め
装置8上に送られるので、補充用チツプ群が欠品
を有する基板10′上に自動的に補充されるので
ある。従つて、補充用チツプを手作業によつて補
充する面倒な作業が全く解消されるのである。
以上、本発明が適用される一例について説明し
たが、本発明はその他の態様においても適用され
る。
例えば、チツプCの移載ミスを検出するため
に、吸着時における吸着具120内の圧力に基づ
いて検知しても良いのである。すなわち、チツプ
Cが吸着されていない場合には吸着具120内の
負圧が小さくなるので、チツプCが吸着されてい
る状態の負圧に対して一定値以上負圧が小さくな
つた状態において移載ミス信号SMを発生させる
圧力スイツチを設ければ良いのである。
空こまKが部品取出場所Pまたは部品供給場所
の最上流側の位置Qに到着したことを検出するた
めに反射型光電スイツチ等の空こまセンサを設け
ても良いし、シフトレジスターまたはカウンタ等
によつて構成される論理回路を用いて電気的に検
出しても良いのである。
また、前述の実施例において一列に連ねて搬送
されるチツプ群間に空こまが設けられているので
あるが、空こまが論理回路またはコンピユータの
記憶装置によつて電気的に検出される場合には、
必ずしも設けられなくても良い。但し、本実施例
の場合には、減速機付モータ32によつてパレツ
ト30が一定周期で間欠的に駆動されるので、位
置決め装置8上のプリント基板10を新たなもの
と入れ換える時間がその周期よりも長いため、プ
リント基板10の入れ換え時間に相当する空こま
を設けることによつて減速機付モータ32を連続
的に回転させ得る利点がある。
第13図に示される部品搭載プログラムにおい
て、空こまの部品取出場所Pへの到着によつて位
置決め装置8上の基板10の入れ換えが為される
ように構成されているが、必ずしも空こまの部品
取出場所Pへの到着を基準としなくても良いので
ある。例えば、空こまの部品取出場所Pへの到着
に先立つて一定の送り周期前にステツプST6ま
たはST8の一部が実行されて、位置決め装置8
上に搬入する基板10をローラコンベア138上
に予め位置させておいても良いのである。この様
な場合には、位置決め装置8上の基板10の入れ
換えが一層迅速に為され得る利点がある。
また、前述の実施例においてストツクコンベア
132上に留保される基板は1個であつたが、2
個以上の複数であつても良く、また第12図の説
明における正常チツプ群、補充用チツプ群の個数
はそれより多くても少なくても差し支えないので
ある。
尚、上述したのはあくまでも本発明の一適用例
であり、本発明はその精神を逸脱しない範囲にお
いて種々変更が加えられ得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、本発明方法の一例が適用
される装置の概略を示す平面図及び正面図であ
る。第3図及び第4図は、第1図の装置のカート
リツジ内に収容されたテープの一部を拡大した平
面図および断面図である。第5図および第6図
は、第1図の装置のパレツトを拡大した平面図及
び一部を切欠いた側面図である。第7図及び第8
図は、第5図のパレツトの押え爪部分を拡大した
平面図及び断面図である。第9図は、第2図の装
置のチヤツクの一部を切欠いた拡大図である。第
10図は第1図の装置に備えられた回路を示す図
である。第11図は、第1図の装置の作動を説明
するための移載ミス記憶プログラムのフローチヤ
ートである。第12図は、第1図の装置における
チツプ群の供給及び移載を説明するための図であ
る。第13図は、第1図の装置の作動を説明する
ための搭載プログラムのフローチヤートである。
第14図は、第1図の装置における回路形成部材
の搬入、搬出を説明する図である。第15図は、
第1図の装置の作動を説明するための供給プログ
ラムのフローチヤートである。 10:プリント基板(回路形成部材)、C:チ
ツプ状電子部品、SS1乃至SS4:記憶する工程。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 部品供給場所において一群単位で順次供給さ
    れたチツプ状電子部品を一列に連ねて部品取出場
    所に搬送するとともに、該部品取出場所に順次到
    達する個々のチツプ状電子部品を予め部品搭載場
    所に送られた回路形成部材上に移載して、該回路
    形成部材の各々に一群のチツプ状電子部品を連続
    的に搭載するに際し、移載ミスによつて回路形成
    部材のチツプ状電子部品に欠品が生じたとき、該
    欠品を補充するためのチツプ状電子部品の搭載方
    法であつて、 移載ミスを検出し、移載ミスのあつたチツプ状
    電子部品を回路形成部材上の搭載位置に関連して
    記憶する工程と、 移載ミスによりチツプ状電子部品に欠品が生じ
    た回路形成部材を留保する工程と、 前記部品供給場所において、記憶されたチツプ
    状電子部品を前記一群のチツプ状電子部品の後に
    連ねて供給することにより補充用のチツプ状電子
    部品を搬送する工程と、 該補充用のチツプ状電子部品の前記部品取出場
    所への到達に同期して、該補充用のチツプ状電子
    部品を搭載すべき前記留保された回路形成部材を
    前記部品搭載場所に送り、前記記憶された搭載位
    置に該補充用のチツプ状電子部品を搭載する工程
    と を含むことを特徴とするチツプ状電子部品の搭載
    方法。
JP57234150A 1982-12-30 1982-12-30 チツプ状電子部品の搭載方法 Granted JPS59124798A (ja)

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