JPH11212218A - フイルムの切断挿入方法および装置 - Google Patents
フイルムの切断挿入方法および装置Info
- Publication number
- JPH11212218A JPH11212218A JP30607298A JP30607298A JPH11212218A JP H11212218 A JPH11212218 A JP H11212218A JP 30607298 A JP30607298 A JP 30607298A JP 30607298 A JP30607298 A JP 30607298A JP H11212218 A JPH11212218 A JP H11212218A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spool
- film
- cutting
- cam
- station
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Replacement Of Web Rolls (AREA)
- Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)
Abstract
容易にスプールに挿入するとともに、構成を簡素化する
ことを可能にする。 【解決手段】長尺フイルムFを切断する切断機構92
と、この切断機構92の両側に配設される第1および第
2移送機構94、96と、スプール20にフイルム先端
を挿入するためのインサート機構98と、予め設定され
た種々の異なる長さの定寸フイルム16に対応して前記
切断機構92の動作タイミングを変更自在なカム切り替
え機構100とを備える。
Description
フイルムを、予め設定された種々の長さ毎に切断すると
ともに、前記写真感光用フイルムの端部をスプールに挿
入するフイルムの切断挿入方法および装置に関する。
包装する際には、フイルムの加工、加工された定寸フイ
ルムの巻き取り、巻き取られた定寸フイルムのパトロー
ネへの組み込み、および定寸フイルム入りパトローネの
ケースへの装填等の種々の処理が行われている。
は、具体的には、フイルムロールを巻き戻して送り出さ
れる長尺な写真感光用フイルムを所定の長さ毎に切断
(トリミング)し定寸フイルムを得るフイルム供給部
と、スプールに前記定寸フイルムを巻き込んで巻回体を
形成するフイルム挿入部と、丸め成形された胴板の一端
にキャップをかしめて片開パトローネを製造するパトロ
ーネ製造部と、前記片開パトローネ内に前記巻回体を挿
入した後に該片開パトローネの開口する他端にキャップ
をかしめて挿入パトローネを製造する組立部と、前記挿
入パトローネをケース内に収容した後に前記ケースの開
口端部にケースキャップを装着して包装品を得るケース
詰め部とを備えている。
て得られた定寸フイルムをスプールに巻き込む際には、
先ず写真感光用フイルムが、切断機構の上流側に配設さ
れた移送機構(例えば、スプロケット)を介して前記切
断機構を通過して送り出される。次いで、フイルム挿入
部の挿入位置に配置されたスプールの溝部に写真感光用
フイルムの端部が挿入された後、この挿入位置と切断位
置との間に、前記写真感光用フイルムが予め設定された
長さだけ送り出される。そして、写真感光用フイルムが
切断機構を介して切断されることにより、端部がスプー
ルに挿入された定寸フイルムを得ている。
包装品には、種々の撮影枚数に設定された他種類の定寸
フイルムが収容されている。例えば、12枚撮り、24
枚撮り、または36枚撮り等の市販のフイルムが広く使
用されており、この種の定寸フイルムでは、上記の手順
によりスプールに自動的に巻き込むことができる。
下、例えば、5枚撮り〜10枚撮りの定寸フイルムを収
容する包装品の製造が望まれている。しかしながら、1
0枚撮り以下の定寸フイルムは相当に短尺であるため、
写真感光用フイルムの端部がスプールの溝部に挿入され
る前に、前記写真感光用フイルムの切断部位が切断機構
に配置されてしまう。これにより、12枚撮り以上の定
寸フイルムと10枚撮り以下の定寸フイルムとでは動作
シーケンスが異なってしまい、前記10枚撮り以下の定
寸フイルムに対応することができないという問題が指摘
されている。
ータの動作タイミングを変更することにより、種々の定
寸フイルムに適用させることが考えられるが、前記アク
チュエータの切り替え制御が相当に煩雑なものとなって
しまう。
際、このスプールが正確に位置決めされていないと、前
記スプールの溝部に前記定寸フイルムが確実に挿入され
ず、巻き込み不良が発生してしまう。さらに、スプール
にフランジ欠け等の欠陥があるにも関わらず、この欠陥
スプールに定寸フイルムが巻き込まれると、不良製品が
作成されてしまう。これにより、正常な定寸フイルムが
破棄されることになって、不経済であるという問題があ
る。また、不良が存在している定寸フイルムがスプール
に巻き込まれた場合も同様に、不良製品が作成されてし
まい、製品の不良率が高くなるという問題がある。
あり、簡単な制御および構成で、種々の異なる長さの定
寸フイルムを得るとともに、前記定寸フイルムの端部を
スプールに確実に挿入することが可能なフイルムの切断
挿入方法および装置を提供することを目的とする。
等を確実に阻止し、前記スプールに定寸フイルムを円滑
に巻き込んで高品質な製品を得ることが可能なフイルム
の切断挿入方法および装置を提供することを目的とす
る。
切断挿入方法および装置では、長尺な写真感光用フイル
ムを切断するために予め設定された長さが、前記写真感
光用フイルムの切断位置からスプールへの挿入位置まで
の搬送長さより長い際、切断機構が第1カム手段を介し
て駆動される一方、前記設定された長さが前記搬送長さ
より短い際、前記切断機構が第2カム手段を介して駆動
される。
さに応じて、切断機構が第1カム手段と第2カム手段と
により選択的に切り替え駆動されるだけで、前記切断機
構の動作タイミングが容易かつ確実に変更され、短尺品
から長尺品まで種々の異なる長さの定寸フイルムをスプ
ールに自動的かつ円滑に挿入することが可能になる。
挿入ステーションに移送される前に、少なくとも前記ス
プールが位置決めされているか否かの検査が行われる。
このため、スプールへの写真感光用フイルムの挿入不良
が確実に阻止され、円滑かつ効率的な前記写真感光用フ
イルムの挿入作業が遂行可能になる。
あると判断されると、このスプールは写真感光用フイル
ムが挿入されることなく排出される。従って、スプール
にフランジ欠け等の不良が発生していても、この不良な
スプールに写真感光用フイルムが挿入されて巻き込まれ
ることがない。このため、高価な写真感光用フイルムを
不良品として破棄するような無駄がなくなり、極めて経
済的である。
ている際、その不良部分を送り出して切断機構により切
断した後、前記不良部分が自動的に排出される。これに
より、不良な写真感光用フイルムがスプールに巻き込ま
れることがなくなり、製品不良の発生を有効に低減する
ことが可能になる。
されたスプールをスプールチャック手段により保持した
状態で、挿入ステーション、巻回ステーションおよび受
け渡しステーションに、順次、移送するとともに、前記
スプールには前記挿入ステーションに移送される前に所
定の検査が行われている。このため、スプールの位置決
め不良やフランジ欠け等の不良を確実に検出することが
でき、前記不良なスプールのみを排出することによって
写真感光用フイルムのロスの発生が可及的に低減され
る。ここで、スプールの検査は、このスプールがスプー
ルチャック手段で保持された後、あるいは、前記スプー
ルチャック手段で保持される前に行われる。
置では、第1および第2カム手段が、互いに並列される
第1および第2カム部材と、この第1および第2カム部
材に係脱自在な第1および第2カムフォロアとを設けて
いる。そして、切り替え手段を介して第1および第2カ
ムフォロアが第1および第2カム部材に選択的に係合す
ることにより、切断機構の動作タイミングを変更自在で
ある。従って、構成が有効に簡素化されるとともに、切
断機構の動作タイミングを円滑かつ確実に切り替え制御
することができる。
る第2移送機構が、写真感光用フイルムを供給して搬送
するニップローラと開閉自在なフイルムガイドとを備え
ており、前記写真感光用フイルムの設定長さに応じて、
カム切り替え手段により前記フイルムガイドの開閉タイ
ミングが変更される。このため、簡単な構成で、フイル
ムガイドの開閉タイミングを容易に変更することが可能
になる。
インサートローラと、この第1および第2インサートロ
ーラに摺接自在な第1および第2ピンチローラとを備え
るとともに、前記第1および第2ピンチローラが開閉自
在なインサートガイドに装着されている。これにより、
インサートガイドを開放する際に、第1および第2ピン
チローラが一体的に開放方向に移動し、構成の簡素化が
図られる。
は独立して写真感光用フイルムの切断動作を行うための
駆動手段を備えている。不良な写真感光用フイルムを自
動的に排出する際、切断機構を駆動するカム切り替え機
構が停止状態にあるため、個別に設けられている駆動手
段の作用下に前記切断機構が駆動されることにより、不
良な前記写真感光用フイルムが所定の部位で自動的に切
断される。
に係るフイルムの切断挿入方法を実施するためのフイル
ム加工包装システム10により包装品12を製造する際
の概略斜視説明図であり、図2は、このフイルム加工包
装システム10の概略構成平面図であり、図3は、前記
フイルム加工包装システム10の概略構成側面図であ
る。
写真感光用フイルムF(以下、長尺フイルムFという)
が巻回されたフイルムロール14を巻き戻して所定の長
さに切断することにより、定寸フイルム16を供給する
フイルム供給部18と、スプール20と前記定寸フイル
ム16とを互いに位置決めして前記スプール20に該定
寸フイルム16を巻き込むフイルム巻き込み部22と、
胴板24を丸めるとともに、その一方の端部にキャップ
26aをかしめて片開パトローネ28を製造するパトロ
ーネ製造部30と、このパトローネ製造部30で製造さ
れた前記片開パトローネ28内に、前記スプール20に
前記定寸フイルム16が巻き込まれた巻回体32を挿入
した後、該片開パトローネ28の開口する他方の端部に
キャップ26bをかしめて巻き込みパトローネ34を形
成する組立部36と、この巻き込みパトローネ34をケ
ース38内に収納し、このケース38の開口端部にケー
スキャップ40を装着して包装品12を得るケース詰め
部42とを備える。フイルム供給部18、フイルム巻き
込み部22および組立部36が一体的に暗室44に収容
される一方、その他の設備、すなわち、ケース詰め部4
2等が明室45に収容される。スプール20は、定寸フ
イルム16または長尺フイルムが挿入される溝部20a
と、このスプール20の位置決めを行うための段部20
bとを備えている。
ール20をフイルム巻き込み部22に供給するためのス
プール供給部50と、キャップ26bを組立部36に供
給するためのキャップ供給部52と、ケースキャップ4
0を前記ケース詰め部42に供給するためのケースキャ
ップ供給部54と、ケース38を前記ケース詰め部42
に供給するためのケース供給部56とが集中的に配設さ
れる。
には、キャップ26aを供給するためのキャップ供給部
59と、胴板24をパレット57に収容した状態で供給
するための胴板供給部60とが近接して配設される。図
2中、左端部に対応して製品集積部である包装品集積部
61a〜61cが配置される。包装品集積部61a〜6
1cとケース詰め部42とが搬送コンベア62を介して
連結される。
は、フイルムロール14を保持してこのフイルムロール
14を巻き戻す送り出し部70と、前記フイルムロール
14の終端と新たなフイルムロール14の先端とを接合
する接合部72と、前記フイルムロール14から巻き戻
される長尺フイルムFの両側にパーフォレーション74
(図1参照)を形成する穿孔部76と、前記長尺フイル
ムFの片側または両側にサイドプリントを潜像として記
録するサイドプリント部78とを備える。
80と、第2プリント部82とを備え、この第1プリン
ト部80は、長尺フイルムFの片側または両側にフイル
ムの品種に応じて帯状のサイドプリントを潜像として記
録する一方、この第2プリント部86は、フイルムサイ
ズに応じてDXバーコード、コマ番号数字、コマ番号バ
ーコード、商品名等を潜像として記録する。
明の第1の実施形態に係るフイルムの切断挿入装置90
が配設される。図4および図5に示すように、切断挿入
装置90は、長尺フイルムFを予め設定された長さ毎に
切断する切断機構92と、前記長尺フイルムFを前記設
定された長さだけこの切断機構92側に送り出す第1移
送機構94と、前記切断機構92の下流側に配設され、
該切断機構92により切断されて得られた定寸フイルム
16の後端16cをフイルム巻き込み部22の挿入位置
に配置されているスプール20側に送り出す第2移送機
構96と、前記スプール20の近傍に設けられ、前記長
尺フイルムF(または前記定寸フイルム16)の先端を
該スプール20に挿入するためのインサート機構98
と、前記設定された長さに対応して前記切断機構92の
動作タイミングを変更自在なカム切り替え機構100と
を備える。
側に形成されたパーフォレーション74に挿入されて、
この長尺フイルムFを矢印A方向に定尺フィードを行う
スプロケット102を備える。このスプロケット102
は、サーボモータ(回転駆動源)103を介して矢印方
向に回転駆動される。
は、互いに上下方向に対向して配置される固定刃104
と可動刃106とを備える。図6に示すように、可動刃
106は、昇降台108の下端側に固着されるととも
に、この昇降台108は、鉛直方向に延在するレール部
材110に沿って上下方向に移動自在に支持される。昇
降台108の上部側には、短尺リンク片112の一端が
揺動自在に設けられ、この短尺リンク片112の他端側
に長尺リンク片114の一端が係合する。長尺リンク片
114の他端側には、揺動支点116を介して屈曲する
連結部118が一体的に設けられ、この連結部118に
カム切り替え機構100が連結される。
に選択的に連結されてこの切断機構92の動作タイミン
グを変更する第1および第2カム手段120、122を
備える。図7、図8Aおよび図8Bに示すように、第1
および第2カム手段120、122は、駆動軸124に
互いに並列されて一体的に回転駆動される第1および第
2カム部材126、128と、前記第1および第2カム
部材126、128に係脱自在な第1および第2カムフ
ォロア130、132とを設けるとともに、前記第1お
よび第2カムフォロア130、132を前記第1および
第2カム部材126、128に選択的に係合させる切り
替え手段134を備える。
130が摺動する第1カム輪郭面136を有する一方、
第2カム部材128は、第2カムフォロア132が摺動
する第2カム輪郭面138を有する。第1および第2カ
ム輪郭面136、138は、それぞれ所定の角度位置で
切断機構92を構成する可動刃106を駆動するように
それぞれの形状が設定されている。この駆動タイミング
については後述する。
40には、水平方向に延在してロッド142が設けら
れ、このロッド142に可動筒体144が矢印B方向に
進退自在に配設される。可動筒体144の外周には、第
1および第2揺動板146、148が一体的に設けられ
るとともに、一対のフランジ部150a、150bが所
定の間隔だけ離間して形成される。
端側には、第1および第2カムフォロア130、132
が装着される一方、この第1および第2揺動板146、
148の他端側には、支軸152が一体的に固定され
る。この支軸152は、筒体154に対して水平方向に
所定距離だけ移動自在に支持される。図6に示すよう
に、筒体154に第1シリンダ155が取着され、この
第1シリンダ155に連結ロッド156を介して第2シ
リンダ(駆動手段)157が係合する。この第2シリン
ダ157には、揺動リンク158の一端が係合する。揺
動リンク158は、軸160を中心に揺動自在であり、
この揺動リンク158の他端に長尺リンク片114の連
結部118が係合する。
示すように、取付板162を介して可動筒体144と平
行に配置されるシリンダ164を備え、このシリンダ1
64から延在するロッド(図示せず)にアーム部材16
8を介してローラ状カム170が装着される。カム17
0は、可動筒体144のフランジ部150a、150b
の間に配置されている。
長尺フイルムFおよび定寸フイルム16を挟持して搬送
するニップローラ180と、このニップローラ180と
インサート機構98の間に配設される開閉自在なフイル
ムガイド182と、定寸フイルム16の切断長さに対応
して前記フイルムガイド182の開閉タイミングを変更
可能なガイド用カム切り替え手段184とを備える。ニ
ップローラ180は、サーボモータ186を介して回転
駆動される駆動ローラ188と、この駆動ローラ188
に摺接自在な従動ローラ190とを備える。
0に示すように、フレーム192に固着されて水平方向
に延在する支持板194を備え、この支持板194に
は、一対の回転軸196a、196bが互いに平行に配
設される。回転軸196a、196bには、それぞれ一
対の連結部材198a、198bの一端が固定されると
ともに、前記連結部材198a、198bの他端にガイ
ド部材200a、200bが固着される。ガイド部材2
00a、200bは、矢印A方向に長尺に構成されてお
り、それぞれの対向する側部にフイルムガイド溝202
a、202bが形成される。
84は、固定ブラケット204を備え、この固定ブラケ
ット204の先端側にロッド206が支持される。ロッ
ド206は、可動筒体208が軸方向に所定距離だけ進
退自在に配設され、この可動筒体208には、第1およ
び第2揺動板210a、210bが所定間隔離間して設
けられる。この第1および第2揺動板210a、210
bの端部に、第1および第2カムフォロア212a、2
12bが支持される。第1および第2カムフォロア21
2a、212bは、第1および第2カム部材214a、
214bに選択的に係合自在であり、この第1および第
2カム部材214a、214bが駆動軸216に固着さ
れて一体的に回転駆動される。
が設けられており、この切り替え手段218は切り替え
手段134と同様に構成されており、その詳細な説明は
省略する。
在しており、この揺動レバー220の端部に引張ばね2
22が係合する。揺動レバー220に連結ロッド224
の一端が取り付けられるとともに、この連結ロッド22
4の他端に揺動リンク226の一端が係合する。揺動リ
ンク226は、軸228を支点に揺動自在であり、その
他端には、リンク部材230および連結部材231a、
231bを介して回転軸196a、196bが一体的に
連結される。
機構98は、サーボモータ等のインサートモータ(回転
駆動源)232を介し互いに同期して回転駆動されるそ
れぞれ一対の第1および第2インサートローラ234、
236と、前記第1および第2インサートローラ23
4、236に摺接自在なそれぞれ一対の第1および第2
ピンチローラ238、240と、開閉自在なインサート
ガイド242とを備える。
236は、インサートモータ232に連結されるベルト
・プーリ手段244を介して回転駆動される。インサー
トガイド242は、支軸246a、246bを支点に揺
動自在なガイド板248a、248bを備え、このガイ
ド板248a、248bには、それぞれ第1および第2
ピンチローラ238、240が回転自在に支持される。
の下方側には、不良フイルムFaを自動的に排出するた
めの排出口部材250が紙面に直交する方向に移動自在
に配設されている。図14に示すように、排出口部材2
50には、排出シュート252の一端が接続されてお
り、この排出シュート252は、暗室44から明室45
に延在して排出ボックス254内の集積チャンバ256
に連通する。排出ボックス254の上部には、管路25
8の一端が接続され、この管路258が鉛直下方向に延
在してエアブロー手段259に接続される。
2は、矢印方向に間欠回転される主軸260に固着され
た第1ターンテーブル262を備え、この第1ターンテ
ーブル262には、等角度間隔離間して、例えば、6箇
所にスプールチャック手段264が設けられる。第1タ
ーンテーブル262には、時計方向に向かってスプール
供給ステーションST1、スプール検査ステーションS
T2、挿入ステーションST3、プレワインドステーシ
ョンST4、ワインドステーションST5、および受け
渡しステーションST6が設けられている。
供給部18から搬送される長尺フイルムFまたは定寸フ
イルム16の先端16aがスプールチャック手段264
に保持されているスプール20の溝部20a(図1参
照)に挿入されたことを検出するインサート検出手段2
66が設けられる。インサート検出手段266は、マイ
クロスイッチ(図示せず)を備えており、先端16aが
溝部20aに挿入されて外部に突出される際に、この先
端16aにより駆動される。
プール20の位置決め検査を行う検査手段271が設け
られる。この検査手段271は、例えば、フォトセンサ
を有しており、スプール20の溝部20aを検出するこ
とによってこのスプール20の位置検出作業を行う。ス
プール検査ステーションST2には、スプール20のフ
ランジ欠け等の検査を行う手段を必要に応じて設けても
よい。この手段はフォトセンサを有し、スプール20を
回転させて前記スプール20のフランジ部に欠けがある
か否かの検査を行う。なお、この手段は、後述するスプ
ール位置決めステーションST2aに配置してもよい。
ルム16をスプール20にプレワインドするプレワイン
ド手段268と、このプレワインドされた定寸フイルム
16を所望の状態に巻回するワインド手段270とが装
着される(図5参照)。
ルチャック手段264は、第1ターンテーブル262の
外周部に固定される支持ブロック272を備える。この
支持ブロック272の一端側には、スプール20の一端
に係合してこのスプール20を回転自在に支持する回転
支持手段274が設けられるとともに、前記支持ブロッ
ク272の他端側には、前記スプール20の他端を回転
自在に支持する支持手段276が設けられる。
2に固着された固定筒体278を備え、この固定筒体2
78には、カム部材280を介して矢印方向に進退自在
な可動筒体282が外装されるとともに、この可動筒体
282と前記固定筒体278との間にスプリング284
が介装される。可動筒体282にはクラッチ筒体286
が外嵌されており、このクラッチ筒体286と前記可動
筒体282との間にスプリング288が介装される。
に回転自在に配置された軸体290の段差面と互いに接
触するクラッチ面292を有し、このクラッチ面292
が係脱することによって前記軸体290の回転および停
止が行われる。軸体290の一端側(クラッチ面292
側)にギア部294が形成される一方、前記軸体290
の他端側には、回転ピン298が該軸体290と一体的
に回転しかつスプリング296を介して軸方向に進退自
在に装着される。回転支持手段274には、スプール2
0が不要に回転することを阻止するために、自己保持手
段299が備えられている(図15参照)。
固定された固定筒体300を備え、この固定筒体300
には、カム手段301を介して進退自在なスライドピン
302が配置される。スライドピン302の先端には、
回転筒体304が装着されている。
ョンST4には、フイルムガイド310が設けられ、こ
のフイルムガイド310に所定間隔に離間して一対の第
1および第2フォトセンサ312a、312bが配設さ
れる。プレワインドステーションST4では、スプール
20にプレワインドされる定寸フイルム16の後端16
cが第1フォトセンサ312aを通過すると、プレワイ
ンド手段268が減速され、第2フォトセンサ312b
を通過することにより、前記プレワインド手段268が
停止される。プレワインド手段268およびワインド手
段270は同一の構成を有しており、スプールチャック
手段264を構成するギア部294に噛合して回転する
ギア部(図示せず)を備えている。
62の外部には、スプール位置決め供給部320が設け
られる。スプール位置決め供給部320は、矢印方向に
間欠回転する第2ターンテーブル322を備え、この第
2ターンテーブル322には、等角度間隔離間して、例
えば、4箇所にスプールチャック手段324が設けられ
る。第2ターンテーブル322には、時計方向に向かっ
てスプール受け入れステーションST1a、スプール位
置決めステーションST2a、スプール供給ステーショ
ンST1が設けられている。
ルチャック手段324は、第2ターンテーブル322の
端部に一体的に設けられるスプール軸受け台326と、
このスプール軸受け台326に対して揺動自在なスプー
ル軸チャック328とを備える。スプール軸受け台32
6は、スプール20のフランジ内側部分の軸部20cを
載置するようにその長さ方向の寸法が設定されるととも
に、その長さ方向にはスプール軸係合溝330が形成さ
れる。このスプール軸係合溝330は、スプール20の
軸径よりも+0.2mm〜+0.4mmだけ大径に設定
されている。
テーブル322に回転自在に支持される回転軸332に
一端が固定されるとともに、その他端側にはスプール2
0の軸部20cの形状に対応して湾曲する爪部334
a、334bが設けられる。この爪部334a、334
bの内側には、摩擦抵抗の大きな部材、例えば、ゴム部
材が貼り付けられている。幅狭な爪部334aに近接し
てスプール位置決め爪336が設けられ、このスプール
位置決め爪336は、スプール20の段部20bに係合
することによってこのスプール20の位置決めを行う。
28をスプール軸受け台326側に、常時、押圧するた
めのスプリング338が設けられる。回転軸332の一
端には、回転カム339に係合するカムフォロア340
が装着されている(図17参照)。
ーションST1aには、スプール供給部350が設けら
れる。このスプール供給部350は、図17に示すよう
に、エアシュータ352を有し、このエアシュータ35
2の端部位置にストッパ354が配置される。ストッパ
354は、エアシュータ352により搬送されるスプー
ル20を一つずつ押し出し位置に配置するために、次な
るスプール20を保持する機能を有しており、回転自在
であるとともに、前記次なるスプール20を搬送方向と
は逆方向に戻すために偏心カム355に厚みの差を設け
ている。なお、エアシュータ352に代替してコンベア
を使用してもよい。
356が設けられ、このプッシャ356がスプール20
をスプール受け入れステーションST1aに配置されて
いるスプールチャック手段342に送り出す。
は、スプール位置決め手段360が配置される。図18
に示すように、スプール位置決め手段360はモータ3
62を備え、このモータ362が図示しない移動手段を
介して第2ターンテーブル322に対して進退自在であ
る。モータ362の駆動軸364にヒステリシスクラッ
チ366が連結され、このヒステリシスクラッチ366
に回転ピン368が連結される。回転ピン368は、ス
プール20の一方の端部に嵌合自在であり、この回転ピ
ン368に対向して前記スプール20の他方の端部に係
合自在な回転筒体370が配置され、この回転筒体37
0がブラケット372に回転自在に支持される。このブ
ラケット372は、図示しない駆動手段を介して第2タ
ーンテーブル322に対し進退自在である。
2の下流側には、第1トランスファ374と第2トラン
スファ376とが配列される。第1トランスファ374
は、スプール20に定寸フイルム16が巻回された巻回
体32をスプールチャック手段264から受け取った後
に180°旋回させる際、この巻回体32を水平姿勢か
ら立位姿勢に姿勢変換させる。第2トランスファ376
は、第1トランスファ374から受け取った巻回体32
を、組立部36のインデックステーブル378に載置さ
れた片開パトローネ28内に挿入する。
ュート380が配設される。この排出シュート380に
は、巻き込み不良を発生した巻回体32および定寸フイ
ルム16が巻回されていない不良なスプール20が、図
示しない払い出し手段を介して排出される。
ル382を備え、このインデックステーブル382の各
割り出し位置には、ケース38を供給するステーショ
ン、このケース38内に巻き込みパトローネ34を挿入
するステーション、前記巻き込みパトローネ34の有無
を検出するステーション、前記ケース38の開放端部に
ケースキャップ40を挿入するステーション、包装品1
2を排出するステーション、および不良な包装品12を
排出するステーションが設けられている。
テム10は、コンピュータ390を組み込む工場内ネッ
トワークにより制御されており、このコンピュータ39
0が前記フイルム加工包装システム10を複数のブロッ
クに分割してそれぞれ専用のコンピュータにより個別に
制御する。
ステム10の動作について、第1の実施形態に係るフイ
ルムの切断挿入方法との関連で以下に説明する。
18では、送り出し部70が駆動され、フイルムロール
14が矢印方向に回転して長尺フイルムFが繰り出され
る。この長尺フイルムFは、接合部72を通って穿孔部
76に搬送され、前記長尺フイルムFの両側にパーフォ
レーション74が形成される。
プリント部78に搬送され、この長尺フイルムFの片側
または両側には、第1プリント部80を介してフイルム
品種に応じた帯状のサイドプリントが潜像として記録さ
れる。サイドプリントされた長尺フイルムFは、フリー
ループが設けられた後に第2プリント部82を介してフ
イルムサイズに応じたDXバーコード、コマ番号数字、
コマ番号バーコードおよび商品名等が潜像として記録さ
れる。
ルムFは、第1の実施形態に係る切断挿入装置90に搬
送される。この切断挿入装置90では、スプール20に
巻き込まれる定寸フイルム16の長さによって二段階に
切り替え制御されるものであり、具体的には、図5に示
すように、切断機構92による切断位置からスプール2
0への挿入位置までの搬送長さHを基準にし、この搬送
長さHよりも長尺である12枚撮り以上の定寸フイルム
16と、前記搬送長さHより短尺である10枚撮り以下
の定寸フイルム16とで切り替え制御が行われる。
ある挿入ステーションST3に配置する動作について説
明する。図17に示すように、スプール供給部350で
は、エアシュータ352に沿ってスプール20が、順
次、搬送されており、ストッパ354の作用下に最先端
のスプール20のみがスプール送り出し位置に配置され
る。そして、プッシャ356が駆動されてスプール20
がスプール受け入れステーションST1aに配置されて
いるスプールチャック手段324側に送り出される。
ォロア340が回転カム339に係合しており、スプー
ル軸チャック328がスプール軸受け台326から離間
する位置に保持されている。このため、スプールチャッ
ク手段324に送り出されたスプール20の軸部20c
は、スプール軸受け台326のスプール軸係合溝330
に配置され、カムフォロア340が揺動変位することに
より、スプール軸チャック328がスプリング338の
弾性力を介して前記スプール軸受け台326側に揺動す
る。スプール軸受け台326上のスプール20は、スプ
ール軸チャック328に設けられている爪部334a、
334bに押圧され、このスプール軸受け台326に保
持される。
ーンテーブル322が、図5中、矢印方向に略90゜回
転することにより、スプールチャック手段324に保持
されているスプール20をスプール位置決めステーショ
ンST2aに配置する。図18に示すように、スプール
位置決めステーションST2aでは、スプール位置決め
手段360を構成するブラケット372およびモータ3
62が、スプール20の両軸側に近接する方向に変位す
る。
着されている回転筒体370は、スプール20の一方の
端部を外嵌保持するとともに、モータ362の駆動軸3
64にヒステリシスクラッチ366を介して連結されて
いる回転ピン368が、前記スプール20の他方の端部
内に挿入される。この状態で、モータ362が回転駆動
されると、磁力の作用下に回転ピン368がスプール2
0の軸端内に形成されたキー部材に係合した状態で回転
し、前記スプール20が回転される。
24を構成するスプール軸チャック328に保持されて
おり、このスプール20が回転することによって前記ス
プール軸チャック328のスプール位置決め爪336が
前記スプール20の段部20bに当接し、該スプール2
0の回転が停止される。これにより、スプールチャック
手段324に対してスプール20の位置決めが行われる
ことになる。
し、位置決め終了後のスプール20がスプール供給ステ
ーションST1に配置される。スプール供給ステーショ
ンST1には、第1ターンテーブル262に設けられた
一つのスプールチャック手段264が配置されている。
このため、図15および図16に示すように、スプール
チャック手段264を構成する回転支持手段274と支
持手段276との間には、スプールチャック手段324
に保持されたスプール20が配置される。
材280が駆動されることにより、可動筒体282を介
して軸体290の回転ピン298がスプール20の一方
の端部側に移動するとともに、スライドピン302を介
して回転筒体304が前記スプール20の他方の端部側
に移動する。そして、回転ピン298と回転筒体304
とでスプール20の両端部が保持された後、スプールチ
ャック手段324による前記スプール20の保持作用が
解除される。
位置決めされたスプール20が、スプールチャック手段
264により両端支持されると、第1および第2ターン
テーブル262、322が、図5中、矢印方向にそれぞ
れ所定の角度だけ回転し、前記スプール20を保持して
いるスプールチャック手段264がスプール検査ステー
ションST2に配置される。このスプール検査ステーシ
ョンST2では、検査手段271の作用下にスプール2
0が所定の姿勢に位置決めされているか否かの検査が行
われる。また、スプール検査ステーションST2、ある
いは、スプール位置決めステーションST2aで、スプ
ール20のフランジ欠け検査等の所望の検査が行われ
る。
ル20は、挿入ステーションST3に配置され、後述す
るように、定寸フイルム16の挿入が行われる一方、不
良と判定されたスプール20は、欠陥信号と共にシフト
されて前記スプール20が挿入ステーションST3に移
動した際、定寸フイルム16の供給が停止される。
は、第1ターンテーブル262内の各ステーションをシ
フトし、プレワインドステーションST4およびワイン
ドステーションST5における定寸フイルム16の巻き
込み動作が停止される。さらに、スプール20は、第1
および第2トランスファ374、376に移送された
後、不良が発生した巻回体32と同様に、図示しない払
い出し手段を介して排出シュート380に排出される
(図4参照)。
ル位置決め供給部320のスプール位置決めステーショ
ンST2aで予め位置決めされたスプール20が、第1
ターンテーブル262に設けられているスプールチャッ
ク手段264に保持されて挿入ステーションST3に移
送されるとともに、このスプール20が前記挿入ステー
ションST3に配置される前に、位置決め検査やフラン
ジ欠け検査等の種々の検査が行われている。
寸フイルム16が挿入されることがなく、正常な定寸フ
イルム16が破棄されることを阻止し、経済的であると
いう効果が得られる。特に、スプール20の各種の検査
が、このスプール20が挿入ステーションST3に配置
される前に行われるため、前記スプール20に欠陥が発
生していることを確実に検出して、正常なスプール20
のみに定寸フイルム16を挿入することができる。これ
により、高品質な包装品12を効率的かつ確実に製造す
ることが可能になる。
の切断挿入方法(通常モード)について、図19に示す
タイミングチャートおよび図20A〜図20Dに基づい
て説明する。なお、この通常モードでは、カム切り替え
機構100を構成する第1カム手段120が駆動状態に
あり(図8A参照)、カム切り替え手段184を構成す
る第1カムフォロア212aが第1カム部材214aに
係合している。
モータ103と、第2移送機構96を構成するサーボモ
ータ186と、インサート機構98を構成するインサー
トモータ232とが同期して駆動される。このため、長
尺フイルムFは、その両側に設けられているパーフォレ
ーション74にスプロケット102が係合し、このスプ
ロケット102の回転作用下に矢印A方向に搬送され
る。そして、長尺フイルムFの先端部は、切断機構92
間を通って第2移送機構96を構成するニップローラ1
80間に挿入される。
8が回転駆動されており、長尺フイルムFは、この駆動
ローラ188と従動ローラ190に挟持されて矢印A方
向に搬送されるとともに、フイルムガイド182を構成
する一対のガイド部材200a、200bに形成された
フイルムガイド溝202a、202bに両端側が支持さ
れる。長尺フイルムFの先端は、フイルムガイド182
からインサート機構98を構成する第1インサートロー
ラ234と第1ピンチローラ238との間に挿入される
(図20A参照)。さらに、長尺フイルムFの先端は、
ガイド板248a、248bの案内作用下に第2インサ
ートローラ236と第2ピンチローラ240との間に挿
入された後(図20B参照)、第1ターンテーブル26
2に支持されているスプール20の溝部20aに挿入さ
れる(図20C参照)。
ト機構98側に送り出されると、フイルムガイド182
が開放される。すなわち、図10に示すように、駆動軸
216の回転作用下に第1および第2カム部材214
a、214bが一体的に回転し、この第1カム部材21
4aに係合する第1カムフォロア212aが前記第1カ
ム部材214aのカム輪郭面に沿って移動する。
210aの端部に設けられており、この第1揺動板21
0aが、可動筒体208と一体的にロッド206を支点
にして旋回する。可動筒体208が所定の方向に旋回す
ると、これに一体的に設けられている揺動レバー220
が揺動し、連結ロッド224を介して揺動リンク226
が軸228を支点に揺動する。
材230を介して回転軸196a、196bの回転動作
に変換され、この回転軸196a、196bに連結部材
198a、198bを介して支持されているガイド部材
200a、200bが、互いに離間する方向に揺動す
る。これにより、フイルムガイド182による長尺フイ
ルムFの案内作用が解除される。
イルムFの先端は、第1ターンテーブル262上のスプ
ール20の溝部20aに挿入されてこのスプール20の
反対側から導出される。その際、インサート検出手段2
66を構成するマイクロスイッチ(図示せず)が駆動さ
れる(図19中、「インサート検出」参照)。このイン
サート検出手段266の駆動信号に基づいてインサート
機構98を構成するインサートガイド242が駆動さ
れ、ガイド板248a、248bが互いに離間する方向
(開方向)に揺動して長尺フイルムFのガイド機能が解
除される。
着されている第1および第2ピンチローラ238、24
0がガイド板248a、248bと一体的に揺動すると
ともに、インサートモータ232の駆動が停止される。
よびニップローラ180の駆動作用下に、予め設定され
た長さだけ切断位置から矢印A方向に送り出され、スプ
ール20とこのニップローラ180との間でループが形
成される。長尺フイルムFが設定長さだけ送り出される
と、スプロケット102およびニップローラ180の駆
動が停止される一方、切断機構92が駆動(ON)され
る(図20D参照)。
駆動軸124と一体的に回転する第1カム部材126に
第1カムフォロア130が係合しており、このカムフォ
ロア130が第1カム輪郭面136の形状に沿って変位
する。第1カムフォロア130の変位は、第1揺動板1
46の揺動動作に変換され、この第1揺動板146の他
方の端部に係合する支軸152が、ロッド142を支点
にして揺動する。
ロッド156を介して揺動リンク158が連結されてお
り、この揺動リンク158が軸160を支点にして揺動
し、長尺リンク片114が揺動支点116を介して鉛直
下方向に揺動する。長尺リンク片114には、短尺リン
ク片112が係合しており、この短尺リンク片112が
設けられている昇降台108は、レール部材110に沿
って鉛直下方向に移動する。これにより、可動刃106
が下降してこの可動刃106と固定刃104とで長尺フ
イルムFが切断(トリミング)される。
た定寸フイルム16は、ニップローラ180が駆動され
ることによって後端16cが矢印A方向に搬送される。
従って、定寸フイルム16は、後端16cがニップロー
ラ180から離脱し、先端16aのみがスプール20に
挿入して支持される。
ーブル262が矢印方向に所定角度だけ回転し、スプー
ル20を保持しているスプールチャック手段264がプ
レワインドステーションST4に配置される。このプレ
ワインドステーションST4では、プレワインド手段2
68が駆動され、図16に示すように、クラッチ筒体2
86がスプリング288の弾性力に抗してスプール20
側に押圧される。そして、クラッチ面292が離間した
状態で、ギア部294に図示しないギア部が噛合して軸
体290が回転駆動される。このため、スプール20に
先端16aが係止されている定寸フイルム16が、この
スプール20に所定の長さまでプレワインドされる。
16の後端16cが第1フォトセンサ312aを通過す
る際に、軸体290の回転速度が減速され、さらに第2
フォトセンサ312bにより前記後端16cが検出され
ると、スプール20の回転が停止される。次に、第1タ
ーンテーブル262が回転し、プレワインドされたスプ
ール20を把持しているスプールチャック手段264が
ワインドステーションST5に至ると、ワインド手段2
70が駆動される。これにより、スプール20に定寸フ
イルム16がワインドされ、巻回体32が得られる。
移送された後、水平姿勢から垂直姿勢に90°だけ回転
され、この立位姿勢で第2トランスファ376に把持さ
れる。第2トランスファ376では、定寸フイルム16
が巻回された巻回体32を受け取ると、前記巻回体32
を立位姿勢のまま組立部36を構成するインデックステ
ーブル378上に移送し、このインデックステーブル3
78上に載置されている片開パトローネ28内に挿入す
る。
8は、その上方開口端にキャップ26bが圧入されかし
められる。片開パトローネ28にキャップ26bがかし
められて巻き込みパトローネ34が得られた後、この巻
き込みパトローネ34が暗室44から明室45に送り出
され、ケース詰め部42側に移送される。
ブル382にケース38が送り込まれ、このケース38
内に巻き込みパトローネ34が挿入される。次に、巻き
込みパトローネ34が挿入されたケース38の開放端部
にケースキャップ40が挿入されて包装品12が得られ
る。この包装品12は、搬送コンベア62に送り出さ
れ、包装品集積部61a〜61cに選択的に導入され
る。
定寸フイルム16をスプール20に巻き込む作業(短尺
モード)について、図21に示すタイミングチャートお
よび図22A〜図22Dに基づいて以下に説明する。
182の動作タイミングを変更する作業が行われる。す
なわち、図6および図7に示すように、切り替え手段1
34を構成するシリンダ164が駆動され、アーム部材
168を介してカム170が矢印B1方向に移動する。
このため、カム170が係合するフランジ部150a、
150bを介して可動筒体144が矢印B1方向に移動
し、第1カムフォロア130が第1カム部材126の第
1カム輪郭面136から離間する一方、第2カムフォロ
ア132が第2カム部材128の第2カム輪郭面138
に係合する(図8B参照)。これにより、第2カム手段
122が駆動可能な状態となる。
84では、同様に、切り替え手段218が駆動される。
従って、可動筒体208が軸方向に移動し、第1カムフ
ォロア212aが第1カム部材214aから離間する一
方、第2カムフォロア212bが第2カム部材214b
に係合する。
し部70が駆動されてフイルムロール14から巻き戻さ
れる長尺フイルムFが切断挿入装置90に移送される
と、第1移送機構94、第2移送機構96およびインサ
ート機構98が同期して駆動される。このため、長尺フ
イルムFは、スプロケット102およびニップローラ1
80の回転作用下に、フイルムガイド182に案内され
て矢印A方向に所定の設定長さだけ送り出される。
れ、その先端が第1インサートローラ234と第1ピン
チローラ238とに挟持された状態で、第1移送機構9
4、第2移送機構96および前記インサート機構98の
駆動が停止される(図22A参照)。
る。その際、カム切り替え機構100では、第2カム手
段122が駆動されており、第2カムフォロア212b
が第2カム部材214bの第2カム輪郭面138に沿っ
て変位する。これにより、揺動リンク158は、前述し
た通常モードよりも速い動作タイミングで揺動し、昇降
台108と一体的に可動刃106が下降する(図22B
参照)。従って、通常モードよりも短尺な、例えば、5
枚撮り用の定寸フイルム16が形成される。
機構96およびインサート機構98が駆動され、定寸フ
イルム16の先端16aがスプール20の溝部20aに
挿入される。ここで、インサート検出手段266により
定寸フイルム16の先端16aが検出されると、第2移
送機構96およびインサート機構98の駆動が停止され
るとともに、フイルムガイド182およびインサートガ
イド242が駆動される。
替え手段184を構成する第2カムフォロア212bと
第2カム部材214bとを介し、揺動リンク226が所
定の動作タイミングで揺動し、リンク部材230から回
転軸196a、196bに回転が付与される。回転軸1
96a、196bの回転により、ガイド部材200a、
200bが互いに離間する方向に揺動し、フイルムガイ
ド溝202a、202bから定寸フイルム16が離脱す
る(図22D参照)。
3に示すように、支軸246a、246bの回転作用下
に、ガイド板248a、248bが第1および第2ピン
チローラ238、240と一体的に互いに離間する方向
に揺動し、定寸フイルム16の保持作用が解除される
(図13中、実線から二点鎖線参照)。
〜10枚の場合には、切断機構92が第2カム手段12
2により駆動されるとともに、フイルムガイド182
は、通常モードと同様に、第1カム部材214aと第1
カムフォロア212aとにより駆動される。この撮影枚
数と切断機構92およびフイルムガイド182の切り替
えモードとは、表1に示すカムパターンにより行われ
る。
された定寸フイルム16の長さが、切断機構92の切断
位置からスプール20への挿入位置までの搬送長さHよ
りも長い際には、通常モードとして、前記切断機構92
がカム切り替え機構100を構成する第1カム手段12
0により駆動される。これにより、長尺フイルムFは、
第1移送機構94、第2移送機構96およびインサート
機構98を介して、その先端がスプール20の溝部20
aに挿入されて設定長さだけ送り出された後、第1カム
手段120を介して切断機構92が駆動され、前記長尺
フイルムFの切断が行われる。
長さが、搬送長さHよりも短い際には、カム切り替え機
構100が第1カム手段120から第2カム手段122
に切り替えられる。そして、先ず、長尺フイルムFが搬
送長さHよりも短い設定長さ分だけ送り出された後、第
2カム手段122を介して切断機構92が駆動され、こ
の長尺フイルムFが切断される。次いで、短尺な定寸フ
イルム16は、第2移送機構96およびインサート機構
98を介してその先端16aがスプール20の溝部20
aに挿入される。
に起因して通常モードと短尺モードとの異なる動作シー
ケンスが必要となる際、第1の実施形態では、切断機構
92をカム切り替え機構100を構成する第1および第
2カム手段120、122により切り替え制御するだけ
で、この切断機構92の動作タイミングを容易かつ正確
に変更することができる。従って、極めて簡単な制御
で、短尺品(10枚撮り以下)から長尺品(12枚撮り
以上)にわたる種々の異なる長さに設定された定寸フイ
ルム16を、スプール20に対して自動的かつ円滑に巻
き込むことが可能になるという効果が得られる。
構96を構成するフイルムガイド182の動作タイミン
グが、同様に、カム切り替え手段184を介し定寸フイ
ルム16の長さに応じて切り替え制御される。これによ
り、種々の異なる長さの定寸フイルム16を簡単な構成
で円滑に案内することができ、この定寸フイルム16の
スプール20への挿入作業が一層効率的に遂行される。
ート機構98を構成する第1および第2ピンチローラ2
38、240が開閉自在なガイド板248a、248b
にそれぞれ二分割して装着されている。このため、ガイ
ド板248a、248bを互いに離間する方向に揺動さ
せる際に、第1および第2ピンチローラ238、240
が一体的に揺動する。従って、フイルム解除動作が、簡
単な構成で確実に遂行されるという利点がある。
る長尺フイルムFが導入されると、不良フイルム排出信
号に伴って前記切断挿入装置90が不良フイルム排出モ
ードとなる。すなわち、フイルム巻き込み部22が原点
停止する一方、フイルムガイド182が開放状態とな
り、少なくとも第1移送機構94のスプロケット102
および第2移送機構96のニップローラ180が作動状
態となる。従って、長尺フイルムFは、スプロケット1
02およびニップローラ180の駆動作用下に不良部分
が切断機構92の下流側まで移送され、前記第1および
第2移送機構94、96の作動が停止した後、前記切断
機構92が作動される。
24は停止状態にあり、図6に示すように、第2シリン
ダ157が駆動される。このため、揺動リンク158が
揺動して昇降台108が鉛直下方向に移動する。これに
より、可動刃106が下降して、この可動刃106と固
定刃104とで長尺フイルムFの不良部分が切断され
る。その際、排出口部材250がフイルム搬送路上に移
動しており、図14に示すように、エアブロー手段25
9が駆動されると、不良フイルムFaが前記排出口部材
250に吸引された状態で、不良部分の全長が連続的に
吸引され排出シュート252を介して排出ボックス25
4内の集積チャンバ256に吸引される。従って、長尺
フイルムFの不良部分を自動的に排出することができ、
作業性が一挙に向上するとともに、不良部分を含む定寸
フイルム16をスプール20に巻き込むことがなく、製
品である包装品12の品質精度が向上するという利点が
有効に得られる。
切断挿入装置400の概略構成説明図である。なお、第
1の実施形態に係る切断挿入装置90と同一の構成要素
には同一の参照符号を付して、その詳細な説明は省略す
る。
ブル402に、時計方向に向かってスプール供給ステー
ションST1b、挿入ステーションST2b、プレワイ
ンドステーションST3b、ワインドステーションST
4b、巻回体検査ステーションST5b、および受け渡
しステーションST6bが設けられている。
ステーションST1bに一部を重ね合わせてスプール位
置決め供給部404が設けられる。このスプール位置決
め供給部404を構成する第2ターンテーブル406に
は、スプール受け入れステーションST1c、スプール
位置決めステーションST2c、スプール検査ステーシ
ョンST3c、およびスプール供給ステーションST1
bが設けられている。
ル位置決め供給部404で、スプール20の位置決め作
業とこのスプール20の位置決め検査を含む各種検査が
行われた後、前記スプール20が第1ターンテーブル4
02に設けられているスプールチャック手段264に受
け渡される。そして、第1ターンテーブル402は、予
め位置決めおよび検査処理が行われたスプール20を、
スプール供給ステーションST1bで受け取った後、挿
入ステーションST2bにこのスプール20を配置して
定寸フイルム16の挿入作業が行われる。
入装置400では、位置決め検査を含む各種検査が行わ
れて正常と判定されたスプール20のみに定寸フイルム
16を挿入する作業を行うことができ、不良なスプール
20に高価な定寸フイルム16を巻き込んでしまうこと
がなく、経済的かつ効率的なフイルムの切断挿入作業が
遂行可能になる等、第1の実施形態に係る切断挿入装置
90と同様の効果が得られる。
よび装置では、予め設定された定寸フイルムの長さに応
じて、切断機構を第1および第2カム手段により選択的
に駆動する。これにより、写真感光用フイルムを切断す
る動作と前記写真感光用フイルムの端部をスプールに挿
入する動作との変更を容易に行うことができ、極めて簡
単な構成で、種々の長さの異なる定寸フイルムに対応す
ることが可能になる。
フイルムの挿入ステーションに移送する前に、少なくと
もこのスプールが位置決めされているか否かの検査が行
われる。このため、スプールに対して写真感光用フイル
ムを円滑かつ確実に挿入することができ、前記写真感光
用フイルムの挿入作業が効率的に遂行される。また、不
良なスプールに写真感光用フイルムを巻き込んでしま
い、高価な写真感光用フイルムを不良品として破棄する
ような無駄がなくなり、極めて経済的である。
挿入方法を実施するフイルム加工包装システムにより包
装品を製造する際の概略斜視説明図である。
図である。
図である。
ルム供給部から組立部に至る概略構成図である。
略構成説明図である。
ム切り替え機構の正面説明図である。
図である。
す側面説明図であり、図8Bは、第2カム手段が駆動可
能な状態を示す側面説明図である。
視説明図である。
段の正面説明図である。
の斜視説明図である。
る。
ャック手段の斜視説明図である。
ある。
チャック手段の斜視説明図である。
ある。
である。
明図であり、図20Bは、フイルムガイドを開放した状
態の説明図であり、図20Cは、前記長尺フイルムの先
端がスプールに挿入された際の説明図であり、図20D
は、前記長尺フイルムを切断する際の説明図である。
である。
の説明図であり、図22Bは、前記長尺フイルムを切断
する際の説明図であり、図22Cは、切断された定寸フ
イルムをスプールに挿入する際の説明図であり、図22
Dは、前記定寸フイルムの保持を解除する際の説明図で
ある。
の概略構成説明図である。
給部 90、400…切断挿入装置 92…切断機構 102…スプロケット 94、96…移送
機構 98…インサート機構 100…カム切り
替え機構 103、186…サーボモータ 104…固定刃 106…可動刃 120、122…
カム手段 130、132、212a、212b…カムフォロア 180…ニップローラ 182…フイルム
ガイド 184…カム切り替え手段 200a、200
b…ガイド部材 214a、214b…カム部材 232…インサー
トモータ 234、236…インサートローラ 238、240…
ピンチローラ 242…インサートガイド 250…排出口部
材 262、322、402、406…ターンテーブル 264、324…スプールチャック手段 274…回転支持手段 276…支持手段 320、404…スプール位置決め供給部 326…スプール軸受け台 328…スプール
軸チャック 350…スプール供給部 360…スプール
位置決め手段 366…ヒステリシスクラッチ F…長尺フイルム
Claims (17)
- 【請求項1】長尺な写真感光用フイルムを、予め設定さ
れた種々の異なる長さ毎に切断するとともに、前記写真
感光用フイルムの端部をスプールに挿入するフイルムの
切断挿入方法であって、 前記設定された長さが、前記写真感光用フイルムの切断
位置から前記スプールへの挿入位置までの搬送長さより
長い際に、切断機構を第1カム手段を介して駆動するこ
とにより、前記写真感光用フイルムの端部を前記スプー
ルに挿入した後、前記写真感光用フイルムを前記設定さ
れた長さに切断する一方、 前記設定された長さが、前記搬送長さよりも短い際に、
前記切断機構を第2カム手段を介して駆動することによ
り、前記写真感光用フイルムを該設定された長さだけ送
り出して切断した後、切断された前記写真感光用フイル
ムの端部を前記スプールに挿入することを特徴とするフ
イルムの切断挿入方法。 - 【請求項2】請求項1記載の方法において、前記スプー
ルを前記写真感光用フイルムの挿入ステーションに移送
する前に、少なくとも該スプールが位置決めされている
か否かの検査を行うことを特徴とするフイルムの切断挿
入方法。 - 【請求項3】請求項2記載の方法において、前記検査に
より前記スプールが不良であると判断された際、該スプ
ールを前記挿入ステーションに移送した後、前記写真感
光用フイルムを挿入することなく前記スプールのみを排
出することを特徴とするフイルムの切断挿入方法。 - 【請求項4】請求項1記載の方法において、前記写真感
光用フイルムに不良が発生している際、その不良部分を
送り出して前記切断機構により切断した後に前記不良部
分を自動的に排出することを特徴とするフイルムの切断
挿入方法。 - 【請求項5】長尺な写真感光用フイルムを、予め設定さ
れた種々の異なる長さ毎に切断するとともに、前記写真
感光用フイルムの端部をスプールに挿入するフイルムの
切断挿入方法であって、 予め位置決めされた前記スプールをスプールチャック手
段により保持した状態で、前記写真感光用フイルムの挿
入ステーション、前記写真感光用フイルムを巻回する巻
回ステーション、および前記写真感光用フイルムがスプ
ールに巻回された巻回体を受け渡す受け渡しステーショ
ンに、順次、移送するとともに、 前記スプールを前記挿入ステーションに移送する前に、
少なくとも該スプールが位置決めされているか否かの検
査を行うことを特徴とするフイルムの切断挿入方法。 - 【請求項6】請求項5記載の方法において、前記検査に
より前記スプールが不良であると判断された際、該スプ
ールを前記挿入ステーションに移送した後、前記写真感
光用フイルムを挿入することなく前記スプールのみを排
出することを特徴とするフイルムの切断挿入方法。 - 【請求項7】請求項5記載の方法において、前記スプー
ルが前記スプールチャック手段で保持された後に、少な
くとも該スプールが位置決めされているか否かの検査を
行うことを特徴とするフイルムの切断挿入方法。 - 【請求項8】請求項5記載の方法において、前記スプー
ルが前記スプールチャック手段で保持される前に、少な
くとも該スプールが位置決めされているか否かの検査を
行うことを特徴とするフイルムの切断挿入方法。 - 【請求項9】長尺な写真感光用フイルムを、予め設定さ
れた種々の異なる長さ毎に切断するとともに、前記写真
感光用フイルムの端部をスプールに挿入するフイルムの
切断挿入装置であって、 前記写真感光用フイルムを切断する切断機構と、 前記写真感光用フイルムを、前記設定された長さだけ前
記切断機構側に送り出す第1移送機構と、 前記切断機構の下流側に配設され、該切断機構により切
断された前記写真感光用フイルムの後端を前記スプール
側に送り出す第2移送機構と、 前記スプールの近傍に設けられ、前記写真感光用フイル
ムまたは前記定寸フイルムの先端を該スプールに挿入す
るためのインサート機構と、 前記設定された長さに対応して前記切断機構の動作タイ
ミングを変更自在なカム切り替え機構と、 を備えることを特徴とするフイルムの切断挿入装置。 - 【請求項10】請求項9記載の装置において、前記カム
切り替え機構は、前記切断機構に選択的に連結されて該
切断機構の動作タイミングを変更する第1および第2カ
ム手段を備え、 前記第1および第2カム手段は、互いに並列されて回転
駆動される第1および第2カム部材と、 前記第1および第2カム部材に対して係脱自在な第1お
よび第2カムフォロアと、 を設けるとともに、 前記カム切り替え機構は、前記第1および第2カムフォ
ロアを進退させ、該第1および第2カムフォロアを前記
第1および第2カム部材に選択的に係合させる切り替え
手段を備えることを特徴とするフイルムの切断挿入装
置。 - 【請求項11】請求項9記載の装置において、前記第2
移送機構は、前記写真感光用フイルムを挟持して搬送す
るニップローラと、 前記ニップローラと前記インサート機構の間に配設され
る開閉自在なフイルムガイドと、 前記設定された長さに対応して前記フイルムガイドの開
閉タイミングを変更可能なガイド用カム切り替え手段
と、 を備えることを特徴とするフイルムの切断挿入装置。 - 【請求項12】請求項11記載の装置において、前記ガ
イド用カム切り替え手段は、互いに並列されて回転駆動
される第1および第2カム部材と、 前記第1および第2カム部材に対して係脱自在な第1お
よび第2カムフォロアと、 前記第1および第2カムフォロアを進退させ、該第1お
よび第2カムフォロアを前記第1および第2カム部材に
選択的に係合させる切り替え手段と、 を備えることを特徴とするフイルムの切断挿入装置。 - 【請求項13】請求項9記載の装置において、前記イン
サート機構は、回転駆動源を介し互いに同期して回転駆
動される第1および第2インサートローラと、 前記第1および第2インサートローラに摺接自在な第1
および第2ピンチローラと、 前記写真感光用フイルムを案内するとともに、前記第1
および第2ピンチローラが装着される開閉自在なインサ
ートガイドと、 を備えることを特徴とするフイルムの切断挿入装置。 - 【請求項14】請求項9記載の装置において、前記切断
機構は、前記カム切り替え機構とは独立して前記写真感
光用フイルムの切断動作を行うための駆動手段を備える
ことを特徴とするフイルムの切断挿入装置。 - 【請求項15】請求項9記載の装置において、前記スプ
ールを前記写真感光用フイルムの挿入ステーションに移
送する前に、少なくとも該スプールが位置決めされてい
るか否かの検査を行うスプール検査ステーションを備え
ることを特徴とするフイルムの切断挿入装置。 - 【請求項16】長尺な写真感光用フイルムを、予め設定
された種々の異なる長さ毎に切断するとともに、前記写
真感光用フイルムの端部をスプールに挿入するフイルム
の切断挿入装置であって、 前記スプールを位置決めする位置決めステーションと、 前記位置決めされた前記スプールを保持するスプールチ
ャック手段と、 前記スプールチャック手段により保持された前記スプー
ルが、少なくとも位置決めされているか否かの検査を行
うスプール検査ステーションと、 前記検査後の前記スプールに前記写真感光用フイルムの
端部を挿入する挿入ステーションと、 を備えることを特徴とするフイルムの切断挿入装置。 - 【請求項17】請求項16記載の装置において、それぞ
れ間欠回転可能な第1および第2ターンテーブルを備
え、 前記第1ターンテーブルには、少なくとも位置決めされ
た前記スプールを受け取る供給ステーションおよび前記
挿入ステーションが設けられる一方、 前記第2ターンテーブルには、少なくとも前記位置決め
ステーションが設けられることを特徴とするフイルムの
切断挿入装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30607298A JP3793358B2 (ja) | 1997-10-28 | 1998-10-27 | フイルムの切断挿入方法および装置 |
EP99308467A EP0997771B1 (en) | 1998-10-27 | 1999-10-26 | Method of and apparatus for processing film |
DE69926705T DE69926705T2 (de) | 1998-10-27 | 1999-10-26 | Verfahren und Vorrichtung zur Filmentwicklung |
US09/427,010 US6398153B1 (en) | 1998-10-27 | 1999-10-26 | Method of and apparatus for processing film |
US10/071,081 US6604702B2 (en) | 1998-10-27 | 2002-02-11 | Method of and apparatus for processing film |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9-295701 | 1997-10-28 | ||
JP29570197 | 1997-10-28 | ||
JP30607298A JP3793358B2 (ja) | 1997-10-28 | 1998-10-27 | フイルムの切断挿入方法および装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11212218A true JPH11212218A (ja) | 1999-08-06 |
JP3793358B2 JP3793358B2 (ja) | 2006-07-05 |
Family
ID=26560386
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30607298A Expired - Fee Related JP3793358B2 (ja) | 1997-10-28 | 1998-10-27 | フイルムの切断挿入方法および装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3793358B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004072728A1 (ja) * | 2003-02-12 | 2004-08-26 | Konica Minolta Holdings, Inc. | 写真フィルム内装装置及び写真フィルムカートリッジの再使用システム |
US6811111B2 (en) | 2001-12-28 | 2004-11-02 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Method of and apparatus for producing film scroll |
US7254878B2 (en) | 2001-11-28 | 2007-08-14 | Fujifilm Corporation | Apparatus for and method of manufacturing film |
-
1998
- 1998-10-27 JP JP30607298A patent/JP3793358B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7254878B2 (en) | 2001-11-28 | 2007-08-14 | Fujifilm Corporation | Apparatus for and method of manufacturing film |
US6811111B2 (en) | 2001-12-28 | 2004-11-02 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Method of and apparatus for producing film scroll |
WO2004072728A1 (ja) * | 2003-02-12 | 2004-08-26 | Konica Minolta Holdings, Inc. | 写真フィルム内装装置及び写真フィルムカートリッジの再使用システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3793358B2 (ja) | 2006-07-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4080711A (en) | Method and apparatus for roll packing a film strip | |
US7254878B2 (en) | Apparatus for and method of manufacturing film | |
JPH11212218A (ja) | フイルムの切断挿入方法および装置 | |
US6662428B2 (en) | System for manufacturing film case | |
EP0913727A2 (en) | Method of and apparatus for processing photosensitive film | |
EP0997771B1 (en) | Method of and apparatus for processing film | |
JP3182980B2 (ja) | 写真焼付機のフイルム供給装置 | |
JP2004010102A (ja) | ラベル投入装置 | |
JP2001018914A (ja) | フイルムパトローネの製造方法および装置 | |
JP2000238938A (ja) | フイルム巻き込み装置 | |
US6811111B2 (en) | Method of and apparatus for producing film scroll | |
JPH1020454A (ja) | 写真感光用フイルムの包装方法および装置 | |
JP3833524B2 (ja) | フイルム製造装置および製造方法 | |
JP2002116526A (ja) | フイルムケース製造システムおよび製造方法 | |
JP2805695B2 (ja) | カセッテ搬送設備及びその作動方法 | |
JPH02251834A (ja) | シート感光材料搬送装置 | |
JP2003202645A (ja) | パトローネ胴板の製造方法及びその装置 | |
JPH02251833A (ja) | カラープルーフ作成装置 | |
JPH0553198A (ja) | 走査装置 | |
JPS597649A (ja) | シ−ト材料搬送機構 | |
JP2000255853A (ja) | テープ貼付用搬送装置及びテープ貼付用搬送方法 | |
JP2005007690A (ja) | 描画装置 | |
JP2003173005A (ja) | パトローネ胴板の振分装置 | |
JPH02281255A (ja) | 感光材料処理装置 | |
JP2003162037A (ja) | フイルム製造装置におけるスプール検査方法および装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20040304 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20060315 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060404 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Effective date: 20060407 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090414 Year of fee payment: 3 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090414 Year of fee payment: 3 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090414 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100414 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 5 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110414 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |