JP2004010102A - ラベル投入装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】真空吸引機構によるラベルの取り出し方法とは異なる仕組みによりラベルを取り出し、装置全体の小型化に寄与することができるラベル投入装置を提供すること。
【解決手段】複数枚のラベルLが積層されたラベル群を収容可能なラベル収容部Aと、先頭位置にあるラベルが当接され、このラベルを取り出すための取り出しローラ39と、このローラ39に対してラベル群を当接させる押圧力を付与するおもり30と、ローラ39により取り出されたラベルLをパックへとガイドし、かつ、パックPへの投入通路を開閉可能な第1・第2ガイド板40,41と、これらガイド板40,41内のラベルの有無を検出するラベルセンサー45と、パックPが所定位置に搬送されてきたことが検出されると、投入通路を開いてラベルLを投入させ、センサー45によりラベル無しが検出されると、次のラベルを取り出すべくローラ39を作動させる制御機構とを備えた。
【選択図】  図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、卵が収容された包装容器の蓋が開いた状態で、容器内にラベルを投入するラベル投入装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
鶏卵を計量して重量データを取得し、これに基づいて鶏卵をコンピュータにより自動選別し、パック等の包装容器に自動包装する鶏卵自動選別包装システムが知られている。ここで、卵10個入りのパックを例に挙げて説明すると、パックの蓋をあけた状態で、選別された鶏卵が投入される。卵を収容されたパックは、蓋を開いた状態で、ラベル投入装置に送られる。この装置により、パック内にラベルが投入される。このラベルには、鶏卵サイズ記号、生産者名、包装年月日等が印刷されており、長方形の紙でできている。このラベルを自動投入する装置として、特開昭60−204434号公報に開示される鶏卵包装容器等へのラベル投入装置が公知である。
【0003】
このラベル投入装置の概要を図9により説明する。この装置は、上部にラベルLを上下方向に多数積層して収容可能なラベル収容部100を有する。ラベル収容部100の一番下部にあるラベルを取り出すためにラベル吸引装置を備えている。吸引装置は、略L字型の揺動杆103とその先端に設けられた吸盤104と、これらを駆動するギヤー101,102を備えている。また、吸引するためのエアーバルブ110が不図示の真空吸引機構に接続されている。吸引装置により1枚だけ吸引されたラベルは、ラベル支承部材105と開閉部材106により形勢されるV字空間に送られる。開閉部材106は、接触杆107と一体結合されており、軸108回りに回動可能である。また、戻しバネ109を備えており、開閉部材106を閉じ方向に付勢している。開閉部材106が閉じた状態では、ラベルLは上記のV字空間に留まっている。
【0004】
ここで鶏卵Eを収容したパックPが図9の左側から右側の方向へと搬送される。そして、搬送されてきた鶏卵Eが接触杆107の先端を押すと、開閉部材106が軸108の反時計方向に回動し、ラベルLが卵Eと卵Eの間のスペースに投入される。これにより、ラベルLが自動的に包装容器内に投入される。卵が通過し終わると、戻しバネ109により接触杆107及び開閉部材106は、元の位置に戻る。そして、吸引装置を作動させて、次に投入すべきラベルを1枚だけ取り出す。以後は同様の手順が繰り返される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
係る従来技術におけるラベル投入装置の課題は、次の通りである。すなわち、ラベル収容部からラベルを1枚取り出すために吸引装置を用いており、そのための真空吸引機構等を設ける必要があるため装置が大型化する。また、吸盤により吸引するため、紙で出来たラベルの吸引部分がへこみやすい(変形しやすい)という問題もある。
【0006】
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、その課題は、真空吸引機構によるラベルの取り出し方法とは異なる仕組みによりラベルを取り出し、装置全体の小型化に寄与することができるラベル投入装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本発明に係るラベル投入装置は、
卵が収容された包装容器の蓋が開いた状態で、容器内にラベルを投入するラベル投入装置であって、
複数枚のラベルが積層されたラベル群を収容可能なラベル収容部と、
前記ラベル群のうち先頭位置にあるラベルが当接され、この先頭位置にあるラベルを取り出すための取り出しローラと、
この取り出しローラに対して前記ラベル群を当接させる押圧力を付与する押圧力付与部材と、
前記取り出しローラにより取り出されたラベルを包装容器へとガイドし、かつ、包装容器への投入通路を開閉可能なガイド機構と、
このガイド機構内のラベルの有無を検出するラベル検出手段と、
包装容器が所定位置に搬送されてきたことが検出されると、前記投入通路を開いてラベルを投入させ、前記ラベル検出手段によりラベル無しが検出されると、次のラベルを取り出すべく前記取り出しローラを作動させる制御機構とを備えたことを特徴とするものである。
【0008】
この構成によるラベル投入装置の作用・効果は、以下の通りである。
まず、複数枚のラベルが積層されたラベル群を収容可能なラベル収容部を備えている。そして、ラベル群のうちの先頭位置にあるラベルは、取り出しローラの外面に当接している。ラベル群を取り出しローラに当接させるための、押圧力を付与するために押圧力付与部材が設けられている。すなわち、ラベル群は取り出しローラと押圧力付与部材の間に挟持された状態にセットされる。そして、ラベル群の先頭位置にあるラベルを1枚だけ取り出す場合には、取り出しローラを所定量だけ回転させればよい。押圧力付与部材により押圧力が付与されているので、取り出しローラの回転により1枚のラベルを取り出すことができる。
【0009】
取り出されたラベルは、ガイド機構に送られる。ガイド機構は、開閉可能な投入通路を有する。包装容器が所定位置に搬送されてきたことが検出されると、前記投入通路を開いて包装容器内にラベルを投入させる。ラベルが投入されると、ラベル検出手段によりラベルがなくなったことが検出される。したがって、次のラベルを取り出すべく、取り出しローラが駆動される。
【0010】
以上の構成によれば、取り出しローラを所定量回転させるだけで、1枚のラベルを取り出すことができる。すなわち、大掛かりな真空吸引機構は必要なくなり、ラベルを取り出すための機構も簡素化する。その結果、真空吸引機構によるラベルの取り出し方法とは異なる仕組みによりラベルを取り出し、装置全体の小型化に寄与することができるラベル投入装置を提供することができる。
【0011】
本発明の好適な実施形態として、前記押圧力付与部材は、自重により押圧力を付与するものがあげられる。
押圧力を自重により付与するので、押圧力を付与するための専用のバネ部材は必要はない。よって、構成を簡素化することができる。
【0012】
本発明の別の好適な実施形態として、前記ラベル群の積層枚数が減少するのに伴い、前記押圧力付与部材が前記取り出しローラの方向にガイドされるようなガイドレールを設けたものがあげられる。
【0013】
この構成によると、ラベル群のラベル数が減少するのに伴い、押圧力付与部材もガイドレールに沿ってガイドされる。したがって、押圧力付与部材による押圧力を適切に作用させることができる。
【0014】
本発明の更に別の好適な実施形態として、前記ガイドレールは、水平面に対して傾斜して設けられており、前記押圧力付与部材が斜め下方向に自重により移動可能に構成したものがあげられる。
【0015】
ガイドレールを傾斜させているので、押圧力付与部材はこのガイドレールに沿って自重により移動することができる。すなわち、ラベル群のラベル数が減少するのに伴い、押圧力付与部材もガイドレールに沿って確実に移動することができる。
【0016】
本発明の更に別の好適な実施形態として、前記ラベル群の前記先頭位置側を上方に付勢するバネ部材を設け、このバネ部材を先端を前記取り出しローラの圧接面に近接配置したものがあげられる。
かかるバネ部材を設けることで、先頭位置にあるラベルを1枚だけ確実に取り出すことができる。
【0017】
本発明の更に別の好適な実施形態として、前記バネ部材のバネ力を調整可能な機構を設けたものがあげられる。
先頭位置にあるラベルを1枚だけ確実に取り出すにあたり、バネ力を調整することで、より確実性を高めることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明に係るラベル投入装置の好適な実施形態を図面を用いて説明する。図1は、ラベル投入装置(ラベルシュータ)が設けられた鶏卵自動選別包装システムの平面図を概念的に示す。
【0019】
<システムの構成>
このシステムは、搬送経路の上流側から、洗卵部1、乾燥部2、方向整列部3、検卵部4、計量部5、単列搬送部6、卵搬送装置8、パック搬送部9、トレイ搬送部10、パック供給部11、トレイ供給部12、鶏卵吸着ヘッド13、不良卵回収部14とを備えている。
【0020】
鶏舎等から投入された鶏卵(卵に相当する。)は、洗卵部1においてコンベアに搭載された状態で搬送されながら洗浄され、ついで乾燥部2に投入されて同じくコンベアに搭載された状態で搬送されながら乾燥される。乾燥部2を通過すると、方向整列部3に投入され、鶏卵の鋭端側と鈍端側と同じ向きを向くように揃えられる。検卵部4では、テレビカメラで鶏卵を撮影して画像処理などの手法によりヒビ卵、血卵等の不良卵の自動検出を行なう。方向整列部3においては、鶏卵Eは6列状態で搬送されるが、検卵部4で、6列の搬送ライン4aの最下流には計量部5が設けられている。計量部5における計量データは制御装置15に送られ、コンピュータによる自動選別が行なわれる。選別は、例えば農林規格による、Mサイズ、Sサイズなどに選別される。
【0021】
計量部5aを通過すると、鶏卵は単列搬送部6により、1列状態で搬送される。単列搬送部6の搬送ラインに直交するように、数列の卵搬送装置8が設けられている。卵搬送装置8は、単列搬送部6から放出される鶏卵を収容可能なチャージャ20(収容容器に相当する。)を循環経路に沿って循環搬送することができる。卵搬送装置8が設けられているのは、等級別に選別するためであり、例えば、Mサイズの鶏卵のみを受け入れる卵搬送装置8、Lサイズの鶏卵のみを受け入れる卵搬送装置8・・・と言うように使い分けている。図1には図示の都合上、チャージャ20は1個しか示されていないが、実際は各卵搬送装置8において多数個が循環搬送される。
【0022】
卵搬送装置8の間には、パック搬送部9とトレイ搬送部10とが設けられている。パック搬送部9は、パック供給部11からパックと呼ばれる包装容器が順に送り出される。トレイ搬送部10は、トレイ供給部12からトレイと呼ばれる包装容器が順に送り出される。
【0023】
鶏卵吸着ヘッド13は、卵搬送装置8において所定個数チャージされた鶏卵を、パック搬送部9のパックか、トレイ搬送部10のトレイに移し替えるものである。鶏卵吸着ヘッド13は、多数個の吸盤を備えておりガイドレール16に沿ってスライド移動することが可能であり、さらに駆動用の吸着エアー源17が設けられている。
【0024】
また、単列搬送部6と直交するように不良卵回収部14の回収ライン、および回収容器供給部18が設けられている。検卵部4において不良卵であると検出された鶏卵Eは、この部分で回収される。
【0025】
さらに、パック搬送部9の下流側にパック搬送部9のコンベアと直交して第2のパック搬送部21が配置される。そして、この第2のパック搬送部21には、搬送経路に沿って複数台のラベル投入装置22が設けられている。
【0026】
<ラベル投入装置>
次にラベル投入装置の構成について説明する。図2は、ラベル投入装置の側面図、図3は平面図、図4は背面図、図5は正面図である。図2に最も分かりやすく示すように、ラベル投入装置は、ラベル収容部Aと、ラベル供給部Bと、ラベル投入部Cとを有する。以下、各部について説明する。
【0027】
ラベル収容部Aは、多数枚のラベルLを積層した状態(ラベル群)で収容することができる。ラベル群の一番先頭位置にあるラベルは、取り出しローラ39の外面に当接している。ラベル群の取り出しローラ39への押圧力を付与するために、おもり30(押圧力付与部材に相当)が設けられている。おもり30は、例えば、金属製であり、その自重により押圧力を付与することができる。おもり30の押圧面30bが、ラベル群の一番後方位置にあるラベルに当接している。おもり30は、2本のガイドレール31に沿ってガイドされる。おもり30には、ガイドレール31に嵌合するガイド溝30aが2箇所形成されている(図4参照)。おもり30の上部にはつまみ30cが一体形成されており、新たなラベルLをセットしたりする場合の作業者の便宜を図っている。
【0028】
ガイドレール31は、水平面に対して傾斜した状態(例えば、25゜)で設けられている。ラベル群のラベルが1枚づつ取り出されていくと、ラベル群の積層厚さは徐々に薄くなっていくが、これに連動しておもり30もガイドレール31に沿って(矢印D方向)自重で徐々に移動していくことができる。したがって、おもり30による押圧力は、常に作用していることになる。なお、ラベルLも傾斜した状態で立てた状態でセットされている。
【0029】
また、ラベル群の下方には板バネ32が取り付けられている。板バネ32は、ラベル群の先頭位置及びその近傍にあるラベルを上方向に付勢する機能を有する。板バネ32は、フレーム板に対して2本のねじ33により取り付けられる(図3参照)。また、板バネ32に形成された取り付け穴32aは、長孔32aになっている。これにより、板バネ32の取り付け位置を調整可能としている。また、板バネ32の先端部はくし歯32bが形成されている。くし歯32bの先端は、できるだけ取り出しローラ39の外表面に近接するように、調整して取り付けられる。板バネ32の裏面には、ブラケット34が取り付けられる。このブラケット34の取り付け位置や種類を変えることで、板バネ32のばね力を調整することができる。
【0030】
以上のような構成にすれば、真空吸引機構のような大掛かりな装置を必要としないので、ラベル投入装置の構成を簡素化することができる。また、ラベル群をおもり30により押圧する構成なので、ラベル収容部Aには、異なる大きさのラベルを収容することも可能である。
【0031】
次にラベル供給部Bを説明する。ラベル供給部Bには、ローラ駆動用のモータ35と、モータ35に固定されたギヤヘッド36と、第1伝達ギヤ37と、第2伝達ギヤ38とを備えている。また、第2伝達ギヤ38と一体結合された取り出しローラ39が設けられている。モータ35により、取り出しローラ39を所定量だけ回転駆動させてやると、先頭位置にあるラベルLを1枚だけ取り出すことができる。先ほど説明したように、おもり30の自重により押圧力を作用させているので、取り出しローラ39とラベルLの間の摩擦力により、ラベルLを取り出せる。取り出しローラ39の表面は摩擦力を確保するためゴムにより形成される。さらに、板バネ32の取り付け位置及びバネ力を適切に調整しているので、先頭位置にあるラベルLを1枚だけ確実に取り出すことができる。
【0032】
次にラベル投入部Cについて説明する。ラベル投入部Cは、取り出しローラ39により取り出された1枚のラベルLを一時的に収容しておく空間及びラベルをパックに投入する投入通路が形成されている。また、投入通路を開閉する機構が設けられている。
【0033】
まず、第1ガイド板40と第2ガイド板41(これらはガイド機構に相当)とを備えている。第2ガイド板41は固定されているが、第1ガイド板40は開閉可能に駆動される。第1ガイド板40は、回動軸40a回りに回転可能に構成されている(図5参照)。この第1ガイド板40と第2ガイド板41により、略V字状の空間が形成される。第1ガイド板40を駆動するロータリソレノイド44が設けられ、このロータリソレノイド44に駆動レバー43が結合される。駆動レバー43は、回転中心43bを中心として回転可能である。また、駆動レバー43の先端部にはU字溝43aが形成され、駆動ピン42が嵌合される。この駆動ピン42は、第1ガイド板40に対して、一体結合されている。
【0034】
ロータリソレノイド44を駆動することにより、駆動レバー43が図2の時計方向に所定量だけ回転される。これにより、図6に示すように、第1ガイド板40が開く方向に駆動され、投入通路が開放されるので、ラベルLをパック内に投入することができる。
【0035】
さらに、ラベルセンサー45(ラベル検出手段に相当)が設けられており、ラベルLの有無を検出する。ラベルがなくなったことが検出されると、取り出しローラ39を駆動して、次のラベルを投入する。図2において、鶏卵Eが収容されたパックPは、右から左へと搬送される(左から右でも良い)。パックPが到達したことを不図示のセンサーにより検出すると、ロータリソレノイド44を作動させて、ラベルLを投入するように作動する。図例のパックPは、2×5=10個入りのパックであり、鶏卵Eと鶏卵Eの間の空間にラベルLが投入される。
【0036】
そのほかの構成として、フレーム板46には、取り付け用溝46a,46bが2箇所形成されている。ラベル投入装置を取り付けるためには、第1取り付けバー23と第2取り付けバー24(図2参照)を上記の取り付け用溝46a,46bにそれぞれ嵌め込めばよい。ラベル投入装置を第2取り付けバー24に確実に固定するために、嵌合したあとに固定板47により固定する。かかる取り付け構造にすることで、ラベル投入装置の取り付け取り外しを容易にすることができる。また、ラベル投入装置の各部の制御を行う制御機構が設けられている。
【0037】
<ラベル投入装置の作動>
次に、ラベル投入装置の作動について、図7のフローチャートにより説明する。
【0038】
まず、ラベルセンサー45がガイド機構内にあるか否かをラベルセンサー45により検出する(#1)。ラベルがある場合は、ステップ#4へ移行する。ラベルがない場合は、取り出しローラ39を駆動し、ラベルを1枚取り出し、ガイド機構内に供給する(#2,3)。次に、鶏卵を収容したパックPが来たかどうかを検出する(#4)。パックPが来たことがセンサーにより検出されると、ロータリソレノイド44を駆動する(#5)。これにより、ガイド機構内にあるラベルがパック内に投入される(#6)。以下、ステップ#1に戻り同様の手順が繰り返される。
【0039】
<ラベル投入装置の配置構成例>
図8は、ラベル投入装置の配置構成例を示す図である。図6の例では、パックPは図の右から左へと搬送されているが、図8の例では、図6の紙面に直交する方向に対応する方向に搬送されている。
【0040】
図8において、コンベア21の搬送経路に沿って、複数の (図では3つの)ラベル投入装置22が並べて配置されている。各ラベル投入装置22には、異なる種類のラベルがそれぞれ収容されている。どのパックにどのラベル投入装置22のラベルを投入させるかは、制御装置15 (図1参照)からの指令に基づき制御される。
【0041】
コンベア21の搬送経路に平行に第1・第2取り付けバー23,24が設けられている。これら取り付けバー23,24に対して、ラベル投入装置22が固定されている (固定方法は図2参照)。ラベル投入装置22にパックPが送り込まれる手前に発光部25aと受光部25bとからなる光センサーが設けられている。この光センサーでパックPの到達を検出してからの搬送距離を求めることで、そのパックPがどのラベル投入装置22のところに到達したかを検出することができる。搬送距離は、コンベア21に連動したエンコーダからの出力パルス信号に基づいて演算可能である。
【0042】
<別実施形態>
(1)ラベル投入装置に対して包装容器が搬送されてくる方向については、特定の方向に限定されるものではない。また、ラベルが投入される包装容器についても、パックに限定されるものではなく、トレイやその他の種々の形態の包装容器に対しても適用可能である。
【0043】
(2)本実施形態ではラベル検出手段を光センサーにより構成しているが、例えば、その他の機械的な検出手段により構成をしても良い。また、包装容器の到達を検出する方法としては、図8で説明したような、(光センサー+エンコーダ)の組み合わせで構成するものの他、それぞれのラベル投入装置の所定位置にセンサーを設けても良い。また、センサーも光センサーに限定されるものではなく、機械的なセンサーにより検出しても良い。
【0044】
(3)投入通路を開いて、ラベルが投入された後(ラベルなしが検出された後)、取り出しローラを作動させるタイミングは適宜設定することが可能である。ラベルが投入された後は、投入通路は再び閉じた状態に復帰するため、この復帰のタイミングを考慮して適宜設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ラベル投入装置(ラベルシュータ)が設けられた鶏卵自動選別包装システムの平面図を概念的に示す図
【図2】ラベル投入装置の側面図
【図3】ラベル投入装置の平面図
【図4】ラベル投入装置の背面図
【図5】ラベル投入装置の正面図
【図6】ガイド機構が作動した状態を示す図
【図7】ラベル投入装置の作動を示すフローチャート
【図8】ラベル投入装置の配置構成を示す図
【図9】従来技術に係るラベル投入装置の構成を示す図
【符号の説明】
22   ラベル投入装置
30   おもり
30a  ガイド溝
30b  押圧面
31   ガイドレール
32   板バネ
39   取り出しローラ
40   第1ガイド板
41   第2ガイド板
43   駆動レバー
44   ロータリソレノイド
45   ラベルセンサー
A    ラベル収容部
B    ラベル供給部
C    ラベル投入部
E    鶏卵
P    パック

Claims (6)

  1. 卵が収容された包装容器の蓋が開いた状態で、容器内にラベルを投入するラベル投入装置であって、
    複数枚のラベルが積層されたラベル群を収容可能なラベル収容部と、
    前記ラベル群のうち先頭位置にあるラベルが当接され、この先頭位置にあるラベルを取り出すための取り出しローラと、
    この取り出しローラに対して前記ラベル群を当接させる押圧力を付与する押圧力付与部材と、
    前記取り出しローラにより取り出されたラベルを包装容器へとガイドし、かつ、包装容器への投入通路を開閉可能なガイド機構と、
    このガイド機構内のラベルの有無を検出するラベル検出手段と、
    包装容器が所定位置に搬送されてきたことが検出されると、前記投入通路を開いてラベルを投入させ、前記ラベル検出手段によりラベル無しが検出されると、次のラベルを取り出すべく前記取り出しローラを作動させる制御機構とを備えたことを特徴とするラベル投入装置。
  2. 前記押圧力付与部材は、自重により押圧力を付与することを特徴とする請求項1に記載のラベル投入装置。
  3. 前記ラベル群の積層枚数が減少するのに伴い、前記押圧力付与部材が前記取り出しローラの方向にガイドされるようなガイドレールを設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載のラベル投入装置。
  4. 前記ガイドレールは、水平面に対して傾斜して設けられており、前記押圧力付与部材が斜め下方向に自重により移動可能に構成したことを特徴とする請求項3に記載のラベル投入装置。
  5. 前記ラベル群の前記先頭位置側を上方に付勢するバネ部材を設け、このバネ部材を先端を前記取り出しローラの圧接面に近接配置したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のラベル投入装置。
  6. 前記バネ部材のバネ力を調整可能な機構を設けたことを特徴とする請求項5に記載のラベル投入装置。
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