JP2002116526A - フイルムケース製造システムおよび製造方法 - Google Patents

フイルムケース製造システムおよび製造方法

Info

Publication number
JP2002116526A
JP2002116526A JP2001152541A JP2001152541A JP2002116526A JP 2002116526 A JP2002116526 A JP 2002116526A JP 2001152541 A JP2001152541 A JP 2001152541A JP 2001152541 A JP2001152541 A JP 2001152541A JP 2002116526 A JP2002116526 A JP 2002116526A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
case
pressing member
light
lid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001152541A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiro Ezaki
俊郎 江崎
Hideki Matsuzawa
秀樹 松澤
Masami Seko
雅巳 世古
Nobuo Matsuda
伸生 松田
Hirotake Omote
博毅 表
Kazuo Tanabe
一雄 田辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP2001152541A priority Critical patent/JP2002116526A/ja
Publication of JP2002116526A publication Critical patent/JP2002116526A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Making Paper Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】精度の高いフイルムケースを効率的に製造する
ことができるとともに、コンパクトに構成することので
きるフイルムケース製造システムおよび製造方法を提供
する。 【解決手段】ケース本体・蓋体供給機100に供給され
たケース本体および蓋体は、メイン組立ライン500に
搬送され、ケース本体に遮光シートが装着されるととも
に、フイルムカバー組立ライン700から供給されるフ
イルムカバーがケース本体に装着される。また、蓋体に
は、押圧部材組立ライン600から供給される押圧部材
が装着される。次いで、これらのケース本体と蓋体とが
組み合わされることでフイルムケースが完成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フイルム排出口を
有し、露光用開口にフイルムカバーが装着されたケース
本体と、フイルムを押圧する押圧部材を有し、ケース本
体を閉塞する蓋体とからなるフイルムケースの製造シス
テムおよび製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】箱状をしたプラスチック製のフイルムケ
ース内に、モノシートタイプのインスタントフイルムを
複数枚収納したインスタントフイルムパックが各種販売
されている。このインスタントフイルムパックは、イン
スタントカメラやプリンタ等に用いられる。
【0003】例えば、特開2000−89351号公報
に開示されているように、インスタントフイルムパック
を構成するフイルムケースは、インスタントフイルムを
収納するケース本体と、ケース本体を閉塞する蓋体とか
ら構成される。これらは、遮光性を有するプラスチック
で形成されており、ケース本体には、インスタントフイ
ルムの露光面を露呈させる露光用開口と、露光済みのイ
ンスタントフイルムをフイルムケースから排出する排出
口とが設けられている。また、蓋体には、インスタント
フイルムを露光用開口側に押圧する押圧部材が設けられ
ている。
【0004】フイルムケースに収納されたインスタント
フイルムは、未使用時においては、露光用開口に装着さ
れたフイルムカバーと、排出口に装着された遮光シート
とによって光密に保持されている。一方、使用時におい
ては、フイルムカバーが排出口を介して除去された後、
インスタントフイルムが露光され、次いで、露光された
インスタントフイルムが排出口から外部に排出される。
なお、フイルムケース内のインスタントフイルムは、押
圧部材によって常時露光用開口に押圧された状態となっ
ている。
【0005】ところで、このように構成されるフイルム
ケースは、収納されるインスタントフイルムを光密に保
持するため、多数の構成部材が使用されており、それら
を手作業によって組立製造しようとすると、多大な時間
を要してしまう。また、収納されるインスタントフイル
ムは、遮光状態が完全であるとともに、フイルムケース
から確実に排出されることが必要であるため、極めて高
精度に製造されなければならない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記の課題
を解決するためになされたものであって、精度の高いフ
イルムケースを効率的に製造することができるととも
に、コンパクトに構成することのできるフイルムケース
製造システムおよび製造方法を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、本発明では、露光用開口およびフイルム排出口を
有し、複数枚のシート状フイルムを収納するケース本体
と、前記露光用開口に着脱可能に装着され、前記ケース
本体に収納される前記シート状フイルムを光密に保持す
るフイルムカバーと、前記シート状フイルムを収納する
前記ケース本体を閉塞する蓋体と、前記蓋体に装着さ
れ、前記ケース本体に収納されるシート状フイルムを前
記開口側に押圧する押圧部材とを備えて構成されるフイ
ルムケースの製造システムにおいて、前記フイルムカバ
ーを供給するフイルムカバー供給機と、前記押圧部材を
供給する押圧部材供給機と、前記フイルムカバー供給機
より供給された前記フイルムカバーを前記ケース本体に
対して組み付けるとともに、前記押圧部材供給機より供
給された前記押圧部材を前記蓋体に対して組み付けるメ
イン組立ラインと、を備えることを特徴とする。
【0008】また、本発明では、露光用開口およびフイ
ルム排出口を有し、複数枚のシート状フイルムを収納す
るケース本体と、前記露光用開口に着脱可能に装着さ
れ、前記ケース本体に収納される前記シート状フイルム
を光密に保持するフイルムカバーと、前記シート状フイ
ルムを収納する前記ケース本体を閉塞する蓋体と、前記
蓋体に装着され、前記ケース本体に収納されるシート状
フイルムを前記開口側に押圧する押圧部材とを備えて構
成されるフイルムケースの製造方法において、前記ケー
ス本体および前記蓋体をメイン組立ライン上で搬送する
工程と、前記フイルムカバーを前記メイン組立ラインに
供給し、前記ケース本体に対して組み付ける工程と、前
記押圧部材を前記メイン組立ラインに供給し、前記蓋体
に対して組み付ける工程と、からなることを特徴とす
る。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本実施形態のフイルムケ
ース製造システムにおいて製造されるフイルムケース1
0の完成図を示し、図2は、シート状フイルムFを収納
するフイルムケース10の分解斜視図を示す。なお、シ
ート状フイルムFは、自己現像処理型の感光材料によっ
て構成される。
【0010】フイルムケース10は、複数枚のシート状
フイルムFを収納する矩形状のケース本体12と、ケー
ス本体12を閉塞する蓋体14とから基本的に構成され
る。
【0011】ケース本体12は、露光用開口16を有
し、この露光用開口16には、ケース本体12に収納さ
れるシート状フイルムFを光密に保持するためのフイル
ムカバー18が着脱可能に装着される。ケース本体12
の一端側側面19には、フイルムカバー18および露光
後のシート状フイルムFを外部に排出するためのフイル
ム排出口20が形成される。この一端側側面19には、
フイルム排出口20側を解放可能として遮光シート22
が貼着される。また、ケース本体12の他端側側面のコ
ーナ部分には、切欠溝24が形成される。切欠溝24に
は、フイルムカバー18およびシート状フイルムFを外
部に排出するため、当該フイルムケース10が装填され
るカメラ等に設けられる図示しない爪部材が挿入され
る。
【0012】露光用開口16に装着されるフイルムカバ
ー18は、略L字状に折曲された遮光シート26が一端
側に貼着されるとともに、略L字状に折曲された遮光シ
ート28が他端側に貼着される。遮光シート26は、ケ
ース本体12の内部からフイルム排出口20に当接し、
遮光シート22と協同してシート状フイルムFを光密に
保持する。遮光シート28は、切欠溝24に配置され、
切欠溝24からの外光の入射を阻止する。
【0013】蓋体14は、略矩形状の開口30a、30
bを有し、これらの開口30a、30bの側部には、ケ
ース本体12に係合する凸部32a、32bが形成され
る。開口30a、30b間には、突出する支持片38が
形成される。この支持片38は、ケース本体12に収納
されるシート状フイルムFの蓋体14側への曲がり癖を
回避するものである。また、蓋体14の中央部には、2
本のかしめピン40a、40bが突出形成される。さら
に、蓋体14の外側には、着色された箔42が貼着され
る。この箔42は、当該フイルムケース10のカメラ等
に対する装填方向をユーザに対して指示するためのもの
である。
【0014】蓋体14の内側には、2枚の押圧部材4
4、46が装着される。蓋体14側に装着される押圧部
材44は、中央部にかしめピン40a、40bが挿通さ
れる丸孔48a、48bと、支持片38が挿通される長
孔50とを有する。かしめピン40a、40bは、丸孔
48a、48bに挿通された後、その先端部がかしめら
れることにより、押圧部材44を蓋体14に固定する。
丸孔48a、48bの両側部は、V字状に切り欠かれて
おり、押圧部材44を撓曲容易とする切欠溝52a、5
2bが形成される。
【0015】一方、シート状フイルムF側に装着される
押圧部材46は、中央部に支持片38およびかしめピン
40a、40bが挿通される開口54を有する。開口5
4の両側部には、押圧部材44の切欠溝52a、52b
に対応して丸孔56a、56bが形成される。押圧部材
46は、一端部が押圧部材44に貼着されることで連結
される。ここで、押圧部材44は、押圧部材46よりも
薄肉に形成されており、フイルムケース10をカメラ等
に装填した際、蓋体14の開口30a、30bから挿入
されるピン部材によって撓曲し、押圧部材46をシート
状フイルムF側に変位させる。
【0016】以上のように構成されるフイルムケース1
0は、シート状フイルムFを光密に収納した状態でカメ
ラ等に装填される。次いで、切欠溝24を介して挿入さ
れる爪部材によってフイルムカバー18がフイルム排出
口20より排出された後、シート状フイルムFが露光さ
れ、所望の画像が記録される。画像の記録されたシート
状フイルムFは、フイルムカバー18と同様にしてフイ
ルム排出口20から排出される。この間、フイルムケー
ス10に収納されているシート状フイルムFは、蓋体1
4の開口30a、30bから挿入されるピン部材によっ
て常時露光用開口16側に押圧された状態に保持され
る。
【0017】図3は、以上のように構成されるフイルム
ケース10を製造するフイルムケース製造システム60
の全体平面図である。
【0018】フイルムケース製造システム60は、ケー
ス本体12および蓋体14を供給するケース本体・蓋体
供給機100と、押圧部材44および46を供給する押
圧部材供給機200および300と、フイルムカバー1
8を供給するフイルムカバー供給機400と、ケース本
体12に対してフイルムカバー18を組み付けるととも
に、蓋体14に対して押圧部材44、46を組み付ける
メイン組立ライン500と、押圧部材44、46を組み
立て、メイン組立ライン500に供給する押圧部材組立
ライン600と、フイルムカバー18を組み立て、メイ
ン組立ライン500に供給するフイルムカバー組立ライ
ン700と、ケース本体・蓋体供給機100から供給さ
れるコンテナ102を搬送するコンテナ搬送ライン80
0と、コンテナ102に対してフイルムカバー18が組
み付けられたケース本体12および押圧部材44、46
が組み付けられた蓋体14を集積するフイルムケース集
積機900とから基本的に構成される。
【0019】この場合、メイン組立ライン500は、直
線状に構成されており、押圧部材組立ライン600およ
びフイルムカバー組立ライン700は、メイン組立ライ
ン500に対して直交するように接続される。また、コ
ンテナ搬送ライン800は、直線状に構成されており、
メイン組立ライン500に対して略平行に配置される。
【0020】ケース本体・蓋体供給機100において、
ケース本体12および蓋体14は、図4に示すように、
コンテナ102に形成された各パーティション104に
一体として横置きの状態で収納されて供給される。ケー
ス本体・蓋体供給機100は、コンテナ102を搬送す
るローラコンベア106を備える。ローラコンベア10
6の搬送方向中間部の両側部には、コンテナ102を昇
降させるリフト機構108が配設される。リフト機構1
08は、略L字状に形成されたアームを上下移動できる
とともに、ローラコンベア106に対して近接離間可能
に構成されており、このアームをコンテナ102の溝部
110に係合させることにより、段積みされたコンテナ
102を昇降可能である。
【0021】ローラコンベア106の下流部には、コン
テナ102を昇降させる昇降機構112が配置される。
昇降機構112は、ローラコンベア106の一部が臨入
し、コンテナ102の底部が載置されるテーブル114
と、テーブル114に直交し、コンテナ102の側部を
支持する支持板116とを有する。テーブル114は、
下部に設けられた脚部118が回転軸120を介し支持
台122に対して回転可能に支持される。支持台122
には、図5に示すように、モータ124が設けられ、こ
のモータ124の回転が図示しないチェーンを介して回
転軸120に伝達されることで、テーブル114が回転
する。
【0022】支持台122は、鉛直状態に配置されるガ
イドバー126a、126bによって昇降可能に支持さ
れる。ガイドバー126a、126bの上下両端部は、
フレーム128に固定される。フレーム128の上下に
は、スプロケット130a、130bが配設されてお
り、これらのスプロケット130a、130b間には、
チェーン132が張架される。チェーン132には、支
持台122が連結されており、このチェーン132がフ
レーム128の上部に配設されたモータ134によって
駆動されることでテーブル114が昇降する。
【0023】昇降機構112の上部側部には、ローラコ
ンベア106によるコンテナ102の搬送方向と直交す
る方向に延在するガイドレール136が配設されてお
り、このガイドレール136に沿って移動板138が移
動可能である。移動板138は、その端部にコンテナ1
02に係合するドグ140を備えており、テーブル11
4が90゜回転することで直立状態とされたコンテナ1
02をガイドレール136に沿って移動させる。なお、
直立状態とされたコンテナ102に近接して、ケース本
体12および蓋体14のコンテナ102からの飛び出し
を防止するための飛び出し防止壁142が設けられる。
【0024】移動板138によるコンテナ102の移動
先には、昇降テーブル144が待機する。そして、この
昇降テーブル144に載置されたコンテナ102に対向
して、図6に示すように、ケース本体12および蓋体1
4をコンテナ102から押し出す押出機構146が配置
される。
【0025】押出機構146は、図7に示すように、フ
レーム148の上部に固定されたガイドレール150
a、150bに沿って、シリンダ152の作用下に移動
する移動テーブル154を有する。この移動テーブル1
54には、支持板156が立設されており、支持板15
6には、コンテナ102を構成する半数の各パーティシ
ョン104に対応して複数の押出ピン158が植設され
る。
【0026】昇降テーブル144に載置されるコンテナ
102には、ケース本体12および蓋体14を一時的に
保持するためのバッファマガジン160が並設される。
バッファマガジン160は、コンテナ102の半分の数
のパーティション162を有する。バッファマガジン1
60は、鉛直状に設置されたラック164a、164b
により両側部が保持される。ラック164a、164b
には、ピニオン166が噛合しており、ベルト168を
介してモータ170によりピニオン166を回転させる
ことで、ラック164a、164bを介してバッファマ
ガジン160が上下移動するように構成される。
【0027】バッファマガジン160を挟んでコンテナ
102と反対側の部位には、ケース本体12および蓋体
14を吸着して取り出す取出機構172が配設される。
取出機構172は、フレーム174の上部に配設されて
おり、シリンダ176によって移動し、バッファマガジ
ン160に保持されたケース本体12の側部を吸着して
取り出す吸着盤178と、シリンダ180によってフレ
ーム174上のガイドレール182a、182bに沿っ
てバッファマガジン160側に移動可能であり、吸着盤
178によって取り出されたケース本体12および蓋体
14を支持する支持板184とによって構成される。
【0028】この場合、支持板184の直下には、吸着
盤178によってバッファマガジン160から取り出さ
れたケース本体12および蓋体14をメイン組立ライン
500に対して搬送するベルトコンベアからなる直線状
の搬送ライン186が配置される。なお、メイン組立ラ
イン500に連結する搬送ライン186の終端部には、
ケース本体12または蓋体14の不良、例えば、ケース
本体12に対して蓋体14の位置がずれていたり、向き
が逆の状態であることが発見された場合、それをライン
外に排出するNG品取出装置199が設けられる。
【0029】一方、押出機構146の下部には、ケース
本体12および蓋体14が取り出された空のコンテナ1
02を押し出す押出機構188が配設される。押出機構
188は、シリンダ190によって移動する押出板19
2を有する。この押出板192は、昇降テーブル144
によって降下した空のコンテナ102を、搬送ライン1
86と直交する方向に延在するローラコンベア194に
対して移動させる。
【0030】ローラコンベア194は、図3に示すよう
に、取出機構172の下部を通過して延在し、コンテナ
搬送ライン800の上流部に連結される。この連結部分
には、移載機構196が配置される。移載機構196
は、コンテナ搬送ライン800に向かって移動する移動
アーム198を有し、ローラコンベア194の下流側に
搬送された空のコンテナ102が移動アーム198によ
ってコンテナ搬送ライン800を構成するローラコンベ
ア802に移載される。
【0031】フイルムケース集積機900は、ケース本
体・蓋体供給機100と略同様に構成される。従って、
その詳細な説明は省略する。
【0032】すなわち、コンテナ搬送ライン800の下
流部には、移載機構902が配置され、この移載機構9
02を構成する移動アーム904により、空のコンテナ
102がローラコンベア906に移載される。ローラコ
ンベア906は、コンテナ搬送ライン800と直交する
方向に延在しており、その途上の上部には、メイン組立
ライン500において組み立てが完成したフイルムケー
ス10を搬送するベルトコンベアからなる搬送ライン9
08が配設される。
【0033】ローラコンベア906の上部における搬送
ライン908の両側には、フイルムケース10を一時的
に収納するバッファマガジン910と、フイルムケース
10をバッファマガジン910に対して押し出す押出機
構912とが配置される。また、バッファマガジン91
0側には、バッファマガジン910に収納されたフイル
ムケース10を吸着して取り出し、コンテナ102に収
納する取出機構913と、ガイドレール914に沿って
移動し、フイルムケース10を収納したコンテナ102
を取出方向と直交する方向に移動させる移動板916と
が配置される。さらに、コンテナ102の移動先には、
コンテナ102を立設状態から横臥状態とし且つ昇降す
る昇降機構918が配置され、この昇降機構918の下
端部にローラコンベア920が連設される。なお、ロー
ラコンベア920の側部には、コンテナ102を昇降さ
せるリフト機構922が配置される。
【0034】次に、メイン組立ライン500について説
明する。メイン組立ライン500は、並行した2本の第
1組立ライン502aおよび第2組立ライン502bを
備える。第1組立ライン502aは、コンテナ搬送ライ
ン800側に配設される。第1組立ライン502aおよ
び第2組立ライン502bは、それぞれ、1枚の板体を
長手方向に所定量往復移動させるとともに上下移動させ
ることにより、ケース本体12、蓋体14等を所定ピッ
チで搬送するように構成される。
【0035】搬送ライン186の終端部と、第1組立ラ
イン502aの始端部との間には、ケース本体12およ
び蓋体14を搬送ライン186から第1組立ライン50
2aに移載する移載装置504が配置される。次いで、
第1組立ライン502aと第2組立ライン502bの始
端部との間には、第1組立ライン502aによって搬送
される蓋体14のみを第2組立ライン502bに移載す
る移載装置506(分離機構)が配置される。
【0036】第2組立ライン502bにおける移載装置
506の下流側には、蓋体14に対して箔42を貼着す
る箔貼着装置508(箔装着機構)、裏面が上方となる
ように蓋体14を反転する蓋体反転装置510、押圧部
材組立ライン600から供給される押圧部材44、46
を蓋体14に装着する押圧部材装着装置512(押圧部
材装着機構)、押圧部材44、46を蓋体14に固定す
る押圧部材固定装置514が順に配置される。
【0037】また、押圧部材固定装置514よりも下流
側に位置する第1組立ライン502aには、ケース本体
12の側面に対して遮光シート22(第3遮光シート)
を仮付けする遮光シート仮付装置516(第3遮光シー
ト装着機構)、遮光シート22を本付けする遮光シート
本付装置518、第1組立ライン502aのケース本体
12と第2組立ライン502bの蓋体14とを交換する
交換装置520が順に配置される。
【0038】さらに、交換装置520の下流側には、フ
イルムカバー組立ライン700から供給されるフイルム
カバー18を第2組立ライン502bのケース本体12
に挿入するフイルムカバー挿入装置522(フイルムカ
バー装着機構)、第1組立ライン502aの蓋体14を
第2組立ライン502bのケース本体12に装着してフ
イルムケース10とするフイルムケース組立装置524
(組立機構)、NG品であるフイルムケース10を外部
に排出するためのNG品取出装置526、フイルムケー
ス10を搬送ライン908に移載する移載装置528が
順に配置される。
【0039】ここで、図8および図9は、第2組立ライ
ン502bに配置される箔貼着装置508の要部構成図
である。箔貼着装置508は、蓋体14の箔42を貼着
する部位の上部に配置される加熱ヘッド530と、第2
組立ライン502bの側部の切欠溝532から臨入して
蓋体14を位置決めする位置決め部材534とを有す
る。箔42は、リール状に巻回された箔リボン536を
加熱ヘッド530によって加熱することで蓋体14に貼
着される。第1組立ライン502a、第2組立ライン5
02bの両側部には、箔リボン536を保持する上下動
可能なローラ対538a、538bおよび540a、5
40bが配設される。また、これらのローラ対538
a、538bおよび540a、540bの外側には、箔
リボン536に対して引張力を付与するためのテンショ
ンローラ542および544が配設される。
【0040】図10は、第1組立ライン502aに配置
される遮光シート仮付装置516の要部構成図である。
遮光シート仮付装置516は、リール状に巻回された遮
光シートリボン546を所定幅に裁断して遮光シート2
2とし、ケース本体12の一端側側面19に貼着する装
置である。この遮光シートリボン546には、図11に
示すように所定間隔で熱溶融性の貼着部548が形成さ
れている。
【0041】遮光シートリボン546は、ローラ55
0、552、554およびフィードローラ556を介し
て供給される。フィードローラ556には、ニップロー
ラ558が離間可能に当接する。ニップローラ558
は、一端部を中心として回転可能な切替機構を構成する
第1リンク部材560の他端部に軸支されている。第1
リンク部材560の一端部には、略L字状の第2リンク
部材562の一端部が軸支されており、この第2リンク
部材562の折曲部に第3リンク部材564が軸支され
る。また、第1リンク部材560の他端部側と第2リン
ク部材562の他端部側とは、スプリング566によっ
て連結される。従って、第3リンク部材564を変位さ
せることにより、第2リンク部材562を回転させ、ス
プリング566を介してニップローラ558をフィード
ローラ556に対して押圧あるいは離間させることがで
きる。
【0042】フィードローラ556およびニップローラ
558の上部には、遮光シートリボン546の端部を保
持する保持部材568および固定刃570が配設され
る。保持部材568および固定刃570の間には、遮光
シートリボン546を挿通させることのできるスリット
572が形成されている。保持部材568は、ガイドバ
ー576に沿って固定刃570側に移動可能に構成され
る。固定刃570の下部には、遮光シートリボン546
の貼着部548を検出するためのセンサ90が配置され
る。
【0043】保持部材568の上部には、前記固定刃5
70と協同して遮光シートリボン546を裁断する裁断
機構を構成する可動刃574が配設される。可動刃57
4は、保持部材568に挿通するガイドバー576に沿
って移動可能に構成されており、スリット572から所
定量突出した遮光シートリボン546を固定刃570と
協同して裁断する。なお、可動刃574には、裁断され
た遮光シートリボン546である遮光シート22を吸着
保持するための吸着孔575が形成される。
【0044】可動刃574には、略L字状の第1リンク
部材578の一端部がガイドバー576に沿って移動す
る連結部材579を介して係合する。第1リンク部材5
78は、折曲部を中心として回転可能に構成されてお
り、他端部には、第2リンク部材580が軸支される。
第2リンク部材580を変位させることにより、第1リ
ンク部材578を介して可動刃574が変位する。な
お、連結部材579と保持部材568との間には、スプ
リング582が介挿されており、このスプリング582
を介して保持部材568が固定刃570側に移動可能で
ある。
【0045】可動刃574の上部には、図示しない切り
欠きが形成されており、この切り欠きには、端部がケー
ス本体12の一端側側面19に向かって突出し、可動刃
574に沿って摺動可能な仮付部材583が配設され
る。仮付部材583には、ヒータ584が埋設されてお
り、このヒータ584によって前記端部が加熱される。
仮付部材583には、スプリング586を介して保持部
材588が連結されており、この保持部材588には、
略L字状の第1リンク部材590の一端部が連結部材5
91を介して係合する。第1リンク部材590は、折曲
部を中心として回転可能に構成されており、他端部に
は、第2リンク部材592が軸支される。第2リンク部
材592を変位させることにより、第1リンク部材59
0を介して仮付部材583が可動刃574と独立に変位
する。
【0046】次に、押圧部材供給機200の構成につ
き、図12および図13に基づいて説明する。
【0047】押圧部材供給機200(第1押圧部材供給
機構)は、多数の押圧部材44(第1押圧部材)を積層
収納するコンテナ202を搬送するローラコンベア20
4と、ローラコンベア204の上部に配設され、押圧部
材44を吸着し、ピッチ送りコンベアからなる搬送ライ
ン208に移載する移載装置206とを備える。ローラ
コンベア204の下部には、ボールねじ210が鉛直状
態で配設されており、このボールねじ210に係合する
ナット部材212が昇降することにより、ナット部材2
12に連結された押上ピン214が昇降可能に構成され
る。この場合、押上ピン214は、コンテナ202の下
部から臨入し、積層されている押圧部材44を上方向に
押し上げる。
【0048】移載装置206は、フレーム216によっ
て支持されるガイド機構218を備える。ガイド機構2
18は、コンテナ202に積層されている押圧部材44
を位置決めする位置決め枠220を有する。この位置決
め枠220は、シリンダ222によって昇降自在に構成
される。位置決め枠220に近接して、除電エアーAi
rを水平方向に噴出するノズル224(除電エアー吹付
機構)が配設される。
【0049】また、移載装置206は、フレーム216
によって支持される吸着機構226を備える。吸着機構
226は、フレーム216に固定されたガイドレール2
28a、228bに沿って水平方向に変位可能な第1変
位部230を有する。また、第1変位部230は、ガイ
ドレール232a、232bによって鉛直方向に変位可
能な第2変位部234を有する。第2変位部234の下
端部には、支持板236を介して複数の吸着盤238が
連結される。なお、各吸着盤238の側部には、押圧部
材44を安定して保持するためのガイド板240a、2
40bが配設される。
【0050】押圧部材供給機300(第2押圧部材供給
機構)は、多数の押圧部材46(第2押圧部材)を積層
収納するコンテナ302を搬送するローラコンベア30
4と、ローラコンベア304の上部に配設され、押圧部
材46を吸着し、ピッチ送りコンベアからなる搬送ライ
ン308に移載する移載装置306とを備える。
【0051】フイルムカバー供給機400は、多数のフ
イルムカバー18を積層収納するコンテナ402を搬送
するローラコンベア404と、ローラコンベア404の
上部に配設され、フイルムカバー18を吸着し、ピッチ
送りコンベアからなる搬送ライン408に移載する移載
装置406とを備える。
【0052】なお、押圧部材供給機300およびフイル
ムカバー供給機400は、除電エアーAirを噴出する
ノズル224が配設されていないことを除き、押圧部材
供給機200と同様に構成されるため、その詳細な説明
は省略する。
【0053】押圧部材組立ライン600は、ピッチ送り
コンベア602(押圧部材搬送ライン)によって構成さ
れており、一端部が押圧部材46を供給する搬送ライン
308に接続され、他端部がメイン組立ライン500を
構成する第2組立ライン502bに接続される。また、
ピッチ送りコンベア602の中間部には、押圧部材44
を供給する搬送ライン208が接続される。
【0054】搬送ライン308とピッチ送りコンベア6
02との接続部分には、押圧部材46をピッチ送りコン
ベア602に移載する移載装置604が配置される。搬
送ライン208とピッチ送りコンベア602との接続部
分には、押圧部材44をピッチ送りコンベア602に移
載し、搬送される押圧部材46上に重畳させる移載装置
606が配置される。この場合、ピッチ送りコンベア6
02には、図14に示すように、4本の位置決めピン6
08a〜608dが植設されている。中央の位置決めピ
ン608b、608cが押圧部材46の開口54を介し
て押圧部材44の丸孔48a、48bに係合し、また、
両サイドの位置決めピン608a、608dが押圧部材
44の丸孔56a、56bに係合することで、押圧部材
44、46が相互に位置決めされる。
【0055】押圧部材組立ライン600の中、移載装置
606の下流側には、押圧部材44、46を一端部にお
いて貼着する超音波シール装置610(連結固定機構)
と、貼着された押圧部材44、46をメイン組立ライン
500の押圧部材装着装置512に移載する移載装置6
12が順に配置される。
【0056】次に、フイルムカバー組立ライン700
は、ピッチ送りコンベア702(フイルムカバー搬送ラ
イン)によって構成されており、一端部がフイルムカバ
ー18を供給する搬送ライン408に接続され、他端部
がメイン組立ライン500を構成する第2組立ライン5
02bに接続される。
【0057】搬送ライン408とピッチ送りコンベア7
02との接続部分には、フイルムカバー18をピッチ送
りコンベア702に移載する移載装置704が配置され
る。ピッチ送りコンベア702には、遮光シート26
(第1遮光シート)をフイルムカバー18に仮付けする
遮光シート仮付装置706(第1遮光シート装着機
構)、遮光シート26を本付けする遮光シート本付装置
708、遮光シート26を略L字状に折り曲げる遮光シ
ート折曲装置710、フイルムカバー18の表裏を反転
するフイルムカバー反転装置712、遮光シート28
(第2遮光シート)を仮付けする遮光シート仮付装置7
14(第2遮光シート装着機構)、遮光シート28を本
付けする遮光シート本付装置716、遮光シート28の
側部に切り欠き29(図15、図16参照)を形成する
遮光シート切欠装置718、遮光シート28の側部をわ
ずかに折り曲げるとともに、遮光シート28を側部の切
り欠き29を基準として折り曲げる遮光シート折曲装置
720が順に配置される。
【0058】遮光シート仮付装置706および714
は、基本的には図10に示す遮光シート仮付装置516
と略同様に構成されるものであり、その説明を省略す
る。また、遮光シート折曲装置720は、遮光シート2
8の側部を折り曲げる第1折曲型722(図15参照)
と、切り欠き29を基準として遮光シート28を折り曲
げる第2折曲型724(図16参照)とを備える。
【0059】図17は、以上のように構成されるフイル
ムケース製造システム60の制御回路70を示す。この
制御回路70は、データ収集を含むシステム全体の管理
を行う管理用コンピュータ72と、管理用コンピュータ
72の管理下において、工程プログラムに基づきフイル
ムケース製造システム60の動作制御を行うプログラマ
ブルコントローラ74とを備える。プログラマブルコン
トローラ74には、オペレータが操作するためのコンソ
ール76、画像処理装置78、各種のセンサ80、シリ
ンダやモータ等、フイルムケース製造システム60を動
作させるための各種のアクチュエータ82、遮光シート
仮付装置516を構成するフィードローラ556等を駆
動するモータドライバ84およびモータ92が接続され
る。
【0060】画像処理装置78には、必要な部位を照明
するためのLED86およびその部位の画像を取り込む
CCDカメラ88が接続される。この場合、CCDカメ
ラ88は、図3の各検査ステーションC1〜C12に必
要に応じて配置される。検査ステーションC1では、ケ
ース本体12に対する蓋体14の位置ずれが検査され
る。検査ステーションC2では、ケース本体12と蓋体
14との分離が検査される。検査ステーションC3で
は、箔42の貼着状態が検査される。検査ステーション
C4では、遮光シート22の貼着状態が検査される。検
査ステーションC5では、遮光シート28による遮光状
態が検査される。検査ステーションC6では、ケース本
体12に対する蓋体14の装着状態が検査される。検査
ステーションC7では、押圧部材46の表裏、有無等が
検査される。検査ステーションC8では、押圧部材44
の表裏、有無等が検査される。検査ステーションC9で
は、押圧部材44、46の組立状態が検査される。検査
ステーションC10では、フイルムカバー18の表裏、
有無等が検査される。検査ステーションC11では、遮
光シート26の貼着状態が検査される。検査ステーショ
ンC12では、遮光シート28の貼着状態が検査され
る。
【0061】また、モータドライバ84には、プログラ
マブルコントローラ74に接続されるセンサ80および
アクチュエータ82とは別に、センサ90およびモータ
92が直接接続される。この場合、モータドライバ84
は、センサ90から供給される検出信号を基準としてモ
ータ92を直接制御することができる。
【0062】本実施形態のフイルムケース製造システム
60は、基本的には以上のように構成されるものであ
り、次に、その動作につき図18に示す流れ図に基づい
て説明する。
【0063】先ず、ケース本体・蓋体供給機100にお
ける動作について説明する。
【0064】ケース本体12および蓋体14の組は、横
置きの状態でコンテナ102の各パーティション104
に収納されて供給される(a)。コンテナ102は、段
積みの状態でローラコンベア106上に載置される。ロ
ーラコンベア106は、載置されたコンテナ102をリ
フト機構108まで搬送した後、一旦停止する。リフト
機構108は、アームを下から2段目のコンテナ102
の溝部110に挿入した後、上昇させることで、2段目
以上のコンテナ102を1段目のコンテナ102から離
間させる。この状態においてローラコンベア106が再
び駆動されると、1段目のコンテナ102のみが昇降機
構112側へと搬送されることになる。
【0065】昇降機構112を構成するテーブル114
上にコンテナ102が載置されると、図5に示すよう
に、モータ134が駆動されてチェーン132が作動
し、テーブル114がガイドバー126a、126bに
沿って上昇する。コンテナ102が所定の部位まで上昇
すると、テーブル114の上昇が停止し、次いで、モー
タ124が駆動され、回転軸120を中心としてテーブ
ル114が90゜回転する。このとき、コンテナ102
は、支持板116によって支持され、また、コンテナ1
02の前面に配置された飛び出し防止壁142により、
コンテナ102に収納されたケース本体12および蓋体
14の飛び出しが防止される。
【0066】次に、テーブル114の回転によって直立
状態とされたコンテナ102の下端部には、移動板13
8のドグ140が係合し、この移動板138がガイドレ
ール136に沿って移動することにより、コンテナ10
2が昇降テーブル144上まで移動される(図4、図6
参照)。
【0067】コンテナ102が昇降テーブル144上に
載置されると、その側部に配置された押出機構146が
駆動され、ケース本体12および蓋体14がコンテナ1
02から押し出される(図6、図7参照)。すなわち、
押出機構146を構成する複数の押出ピン158は、当
初、昇降テーブル144に載置されたコンテナ102の
下側半分のパーティション104に対応して配置されて
おり、シリンダ152が駆動されることでコンテナ10
2側に変位し、各パーティション104に収納されてい
るケース本体12および蓋体14を押し出す。このと
き、ケース本体12および蓋体14が押し出される側に
は、同様にしてパーティション162が形成されたバッ
ファマガジン160が配置されており、各パーティショ
ン162にケース本体12および蓋体14が収納され
る。
【0068】バッファマガジン160に収納されたケー
ス本体12および蓋体14は、搬送ライン186側に待
機する取出機構172によってバッファマガジン160
から取り出される。この場合、搬送ライン186上に
は、シリンダ180によって変位した支持板184が配
置されている。シリンダ176が駆動されると、吸着盤
178が前進してバッファマガジン160の各パーティ
ション162に臨入し、ケース本体12の側面を吸着す
る。次いで、吸着盤178が後退することにより、横一
列分のケース本体12および蓋体14が支持板184上
に取り出される。この後、支持板184が退動すること
により、ケース本体12および蓋体14が搬送ライン1
86上に移載される。搬送ライン186は、載置された
ケース本体12および蓋体14をメイン組立ライン50
0側へと搬送する(b)。
【0069】一方、横一列分のケース本体12および蓋
体14が取り出されたバッファマガジン160は、モー
タ170を駆動し、ベルト168、ピニオン166およ
びラック164a、164bを介してパーティション1
62を横一列分だけ上昇させる。そして、取出機構17
2は、同様にして次の横一列分のケース本体12および
蓋体14を取り出して搬送ライン186に供給する。
【0070】バッファマガジン160の全てのケース本
体12および蓋体14が取り出されると、コンテナ10
2が下方向にコンテナ102の半分だけ下降するととも
に、その位置に対応してバッファマガジン160も下降
する。次いで、押出機構146が駆動され、残りのパー
ティション104に収納されているケース本体12およ
び蓋体14がバッファマガジン160に押し出される。
【0071】このように、バッファマガジン160を介
してケース本体12および蓋体14を搬送ライン186
側に供給することにより、コンテナ102によるケース
本体12及び蓋体14の供給速度と、搬送ライン186
によるケース本体12および蓋体14の搬送速度との速
度差を調整し、ケース本体12および蓋体14を効率的
にメイン組立ライン500に対して供給することができ
る。
【0072】全てのケース本体12および蓋体14が取
り出されたコンテナ102は、昇降テーブル144によ
って最下部まで下降された後、その部位に待機する押出
機構188によってローラコンベア194に移載され
る。すなわち、シリンダ190が駆動されると、押出板
192が移動し、この押出板192によってコンテナ1
02が押圧され、ローラコンベア194に移載される。
【0073】ローラコンベア194に移載された空のコ
ンテナ102は、図3に示すように、搬送ライン186
の下を通過して移載機構196の位置まで搬送された
後、移載機構196の移動アーム198によってコンテ
ナ搬送ライン800を構成するローラコンベア802に
移載される。ローラコンベア802は、メイン組立ライ
ン500に沿って空のコンテナ102を移載機構902
の位置まで搬送する。移載機構902は、移動アーム9
04によってコンテナ102をローラコンベア906に
移載する。ローラコンベア906は、移載されたコンテ
ナ102を搬送ライン908の下を通過させて搬送し、
フイルムケース集積機900を構成するバッファマガジ
ン910の前面に待機させる。
【0074】搬送ライン186に供給されたケース本体
12および蓋体14は、メイン組立ライン500に対し
て搬送されるが、その搬送途上において、検査ステーシ
ョンC1に配置された図示しないセンサ等によりケース
本体12に対する蓋体14の位置ずれの有無および向き
が逆であるか否かが検査される。この場合、位置ずれが
あると判定されたケース本体12および蓋体14は、搬
送ライン186の終端部に配置されたNG品取出装置1
99によって外部に排出される。
【0075】一方、位置ずれのないケース本体12およ
び蓋体14は、搬送ライン186の終端部に配置された
移載装置504により、メイン組立ライン500の第1
組立ライン502aに向きが90゜変換されて移載され
る(c)。
【0076】第1組立ライン502aに載置されたケー
ス本体12および蓋体14は、移載装置506まで搬送
された後、ケース本体12の上部に載置された蓋体14
のみが第2組立ライン502bに移載される(d1、d
2)。移載装置506の下流側の第1組立ライン502
aに配置された検査ステーションC2では、ケース本体
12と蓋体14とが移載装置506によって分離された
か否かが検査される。
【0077】蓋体14は、第2組立ライン502bによ
って箔貼着装置508まで搬送され、その表側端面に箔
42が貼着される(e)。その動作につき、図8および
図9に基づいて説明する。
【0078】第2組立ライン502b上には、箔リボン
536が張架されている。箔リボン536は、第1組立
ライン502aおよび第2組立ライン502bの両側部
に配置されたローラ対538a、538bおよび540
a、540bによって保持されている。蓋体14に対し
て箔42を貼着する際、ローラ対538a、538bお
よび540a、540bが下降することで箔リボン53
6が蓋体14に近接する。この状態において、加熱ヘッ
ド530が降下し、箔リボン536を蓋体14に押圧す
ることにより、箔42が転写貼着される。
【0079】箔42が蓋体14に貼着された後、加熱ヘ
ッド530が上昇するとともに、ローラ対538a、5
38bおよび540a、540bが上昇する。このと
き、ローラ対538a、538bおよび540a、54
0bによって箔リボン536が蓋体14から強制的に引
き剥がされるため、箔42が貼着された蓋体14の下流
側に対する搬送に支障が生じることがない。
【0080】なお、箔リボン536が確実に剥離された
か否かは、例えば、図9において、箔42の転写後、ロ
ーラ対538a、538bおよび540a、540bが
上昇端に移動した際、箔42の貼着位置での箔リボン5
36の剥離をフォトスイッチ等で検出することで確認で
きる。
【0081】蓋体14に貼着された箔42は、その下流
に配置される検査ステーションC3のCCDカメラ88
によって撮影され、箔42の貼着状態が検査される。
【0082】次いで、蓋体14は、蓋体反転装置510
に搬送され、凸部32a、32bが上方となるように表
裏が反転された後(f)、押圧部材装着装置512に搬
送される。押圧部材装着装置512では、蓋体14に対
して押圧部材44、46が装着される(g)。
【0083】ここで、押圧部材供給機200および30
0から押圧部材装着装置512に対して押圧部材44、
46を供給する動作について説明する。
【0084】押圧部材44は、積層された状態でコンテ
ナ202に収納されて供給される(h)。コンテナ20
2は、ローラコンベア204によって移載装置206ま
で搬送される。図12および図13に示すように構成さ
れる移載装置206は、先ず、ガイド機構218を構成
するシリンダ222を駆動し、位置決め枠220を下降
させてコンテナ202に係合させる。次いで、ローラコ
ンベア204の下部に配置されるボールねじ210を回
転させ、ナット部材212を上昇させることにより、押
上ピン214をコンテナ202の下から挿入し、その先
端部によって押圧部材44を上方向に押し上げる。押圧
部材44が所定量上昇した後、ボールねじ210の回転
を停止させ、次いで、位置決め枠220の側部に配置し
たノズル224を介して、除電エアーAirを押圧部材
44の側部に吹き付ける。
【0085】この場合、除電エアーAirは、押圧部材
44に帯電している電気を除去するとともに、押圧部材
44を一枚一枚分離し、最上段の押圧部材44をフロー
ティング状態とさせる(図13参照)。このようにする
ことにより、押圧部材44を一枚一枚確実に移載するこ
とができる。
【0086】前記の状態において、移載装置206は、
第2変位部234をガイドレール232a、232bに
沿って下降させ、最上段の押圧部材44を吸着盤238
によって吸着する。このとき、吸着盤238の両側部に
配設されたガイド板240a、240bが押圧部材44
に当接し、押圧部材44を安定した状態で保持する。次
いで、第2変位部234を上昇させた後、第1変位部2
30をガイドレール228a、228bに沿って水平方
向に移動させ、押圧部材44を搬送ライン208の上部
に位置決めする。その後、吸着盤238による吸着作用
を解除することにより、押圧部材44が搬送ライン20
8上に載置される。搬送ライン208は、押圧部材44
を押圧部材組立ライン600まで搬送する。
【0087】一方、押圧部材46は、押圧部材供給機3
00において、積層された状態でコンテナ302に収納
されて供給される(i)。コンテナ302は、ローラコ
ンベア304によって移載装置306まで搬送される。
移載装置306に搬送された押圧部材46は、押圧部材
供給機200の場合と同様にして搬送ライン308に移
載される。押圧部材46は、押圧部材44よりも厚い部
材であり、除電エアーAirによる除電等の処理は不要
であるが、必要に応じて除電処理を行うようにしてもよ
い。
【0088】なお、除電エアーAirによる除電処理
は、上記の押圧部材44に限定されるものではなく、帯
電する可能性のある薄物部材を複数枚積層して供給する
等、種々の場合にも適用できることは勿論である。
【0089】搬送ライン308によって搬送された押圧
部材46は、移載装置604によって押圧部材組立ライ
ン600を構成するピッチ送りコンベア602に移載さ
れる。次いで、検査ステーションC7に設置されたCC
Dカメラ88により、押圧部材46の表裏、有無等が検
査される。
【0090】押圧部材組立ライン600に対する搬送ラ
イン208の合流部においては、ピッチ送りコンベア6
02によって搬送される押圧部材46に対して、移載装
置606が押圧部材44を載置する(j)。図14は、
このときの状態を示す。この場合、押圧部材44、46
は、ピッチ送りコンベア602に植設された位置決めピ
ン608a〜608dによって相互に位置決めされる。
押圧部材44に重畳された押圧部材46は、検査ステー
ションC8において、その表裏、有無等が検査される。
【0091】重畳された押圧部材44、46は、一端部
が超音波シール装置610によって接合される(k)。
接合された押圧部材44、46は、検査ステーションC
9に設置されたCCDカメラ88により、接合状態が検
査された後、ピッチ送りコンベア602によって移載装
置612まで搬送される。
【0092】移載装置612は、接合された押圧部材4
4、46を、メイン組立ライン500の押圧部材装着装
置512に配置されている蓋体14上に反転して載置す
る(g)。このとき、蓋体14に形成されたかしめピン
40a、40bが押圧部材44の丸孔48a、48bに
係合することにより、蓋体14と押圧部材44、46と
が位置決めされる。
【0093】次に、押圧部材装着装置512において押
圧部材44、46が装着された蓋体14は、第2組立ラ
イン502bによって押圧部材固定装置514に搬送さ
れ、押圧部材44の丸孔48a、48bから突出するか
しめピン40a、40bの先端部が溶融されることによ
り、押圧部材44、46が蓋体14に接合される。
【0094】一方、メイン組立ライン500の第1組立
ライン502aによって搬送されるケース本体12は、
遮光シート仮付装置516まで搬送され、その一端側側
面19に遮光シート22が仮付けされる。そのときの動
作を図10および図11に基づいて説明する。
【0095】ケース本体12が遮光シート仮付装置51
6に到達すると、プログラマブルコントローラ74は、
遮光シートリボン546をフィードローラ556および
ニップローラ558によって挟持した後、モータ92を
駆動してフィードローラ556を回転させ、保持部材5
68、固定刃570間に遮光シートリボン546を繰り
出す。すなわち、図10において、第3リンク部材56
4が付勢されると、第2リンク部材562およびスプリ
ング566を介して第1リンク部材560が回転し、ニ
ップローラ558がフィードローラ556に押圧され
る。次いで、フィードローラ556が回転することによ
り、遮光シートリボン546が保持部材568、固定刃
570間のスリット572を介して上方に繰り出され
る。
【0096】この場合、遮光シートリボン546の通過
域には、図11に示すように、例えば、反射型センサ等
からなるセンサ90が配設されており、このセンサ90
が遮光シートリボン546に形成された貼着部548と
非貼着部549との間の境界線551を検出する。モー
タドライバ84は、センサ90から境界線551の検出
信号に基づいてモータ92を制御することにより、遮光
シートリボン546を一定幅D3だけ正確に繰り出す。
【0097】この時の動作を詳細に説明する。図19
は、プログラマブルコントローラ74の動作指令に基づ
く比較例の動作を説明するためのタイミングチャートで
ある。
【0098】この比較例では、先ず、プログラマブルコ
ントローラ74からフィードローラ556を駆動するモ
ータ92に対して駆動信号S1が出力される。モータ9
2は、固定刃570および可動刃574への遮光シート
リボン546の貼り付きを防止するため、駆動信号S1
に従ってフィードローラ556を回転させ、遮光シート
リボン546を一定量D1だけ引き戻す。この間、セン
サ90が遮光シートリボン546の貼着部548と非貼
着部549との境界線551を検出すると、センサ検出
信号がオンとなる。次いで、プログラマブルコントロー
ラ74は、モータ92に対して駆動信号S2を出力す
る。モータ92は、駆動信号S2に従ってフィードロー
ラ556を回転させ、遮光シートリボン546を繰り出
す。そして、遮光シートリボン546が予め決められた
所定量だけ繰り出された後にセンサ90が境界線551
を検出してセンサ検出信号がオフになると、プログラマ
ブルコントローラ74はモータ92に対して駆動停止信
号を出力し、フィードローラ556の回転を停止させ
る。この結果、遮光シートリボン546が固定刃570
より所定量D2だけ繰り出される。
【0099】ここで、この比較例のごとく、プログラマ
ブルコントローラ74からの動作指令に従ってフィード
ローラ556を駆動した場合、プログラマブルコントロ
ーラ74のサイクルタイムの影響により、フィードロー
ラ556の停止タイミングにずれが生じる。すなわち、
センサ90が遮光シートリボン546の境界線551を
検出してからモータ92の駆動信号S2がオフとなるま
での時間t1は、プログラマブルコントローラ74のサ
イクルタイムに依存するため、不安定である。従って、
遮光シートリボン546が繰り出される所定量D2が一
定とならない不具合がある。
【0100】これに対して、本実施形態では、図20に
示すように、先ず、プログラマブルコントローラ74か
らモータ92に対して出力される駆動信号S1に従い、
フィードローラ556を回転させて遮光シートリボン5
46を一定量D1だけ引き戻す。この引き戻し動作によ
って、固定刃570および可動刃574への遮光シート
リボン546の貼り付きを防止する。なお、このような
引き戻し動作を行うことにより貼り付きを防止する機構
は、本実施形態の遮光シートリボン546以外のものに
も適用できることは勿論である。
【0101】次いで、プログラマブルコントローラ74
からモータ92に対して出力される駆動信号S2に従
い、フィードローラ556を回転させて遮光シートリボ
ン546を繰り出した後、その繰り出し動作を一旦停止
させる。このときの繰り出し量を所定量D2とする。
【0102】次に、プログラマブルコントローラ74
は、モータ92に対して駆動信号S3を出力するととも
に、モータ92の制御をモータドライバ84に受け渡
す。モータ92は、駆動信号S3に従ってフィードロー
ラ556を低速度で回転させ、遮光シートリボン546
の繰り出しを再び開始する。一方、モータドライバ84
は、センサ90からの検出信号を監視し、境界線551
の検出信号を受信した時点でモータ92の回転を停止さ
せる。このとき、モータ92は、慣性力によって一定量
回転するため、所望の停止位置よりも余分に遮光シート
リボン546が繰り出されることになる。そこで、モー
タドライバ84は、モータ92を余分な繰り出し量だけ
逆回転させて遮光シートリボン546を巻き戻す動作を
行う。
【0103】このような制御を行うことにより、モータ
92は、プログラマブルコントローラ74のサイクルタ
イムの影響を受けることがなく、また、フィードローラ
556も低速度で回転し、且つ、行き過ぎ量だけ逆回転
させるため、遮光シートリボン546を所望の繰り出し
量である所定量D3だけ正確に繰り出した後、停止させ
ることができる。
【0104】遮光シートリボン546が一定幅である所
定量D3だけ繰り出された後、図10に示すように、第
2リンク部材580および第1リンク部材578を介し
て連結部材579が矢印方向に移動する。このとき、ス
プリング582を介して保持部材568が固定刃570
側に移動し、遮光シートリボン546を挟持固定する。
連結部材579とともに移動する可動刃574は、保持
部材568と固定刃570によって挟持された遮光シー
トリボン546を裁断し、裁断された遮光シート22を
吸着孔575を介して可動刃574に吸引した状態でケ
ース本体12の一端側側面19に押圧させる。
【0105】なお、遮光シートリボン546をニップす
るニップローラ558は、保持部材568が遮光シート
リボン546を挟持固定した時点でニップを解除する。
これにより、遮光シートリボン546の蛇行の累積を好
適に回避することができる。
【0106】一方、可動刃574の上部に配設された仮
付部材583は、スプリング586、保持部材588、
第1リンク部材590および第2リンク部材592を介
して、可動刃574の移動に対して若干遅れた状態でケ
ース本体12側に移動し、遮光シート22の一部をケー
ス本体12の一端側側面19に押圧する。この場合、遮
光シート22の貼着部548の一部がヒータ584によ
って加熱された仮付部材583の端部によって溶融し、
遮光シート22がケース本体12の一端側側面19に仮
付けされる(l)。なお、遮光シート22は、一端側側
面19のフイルム排出口20に対応する部位が非貼着部
549となっているので、その部位がケース本体12に
貼着されることはない。
【0107】遮光シート22が仮付けされたケース本体
12は、遮光シート本付装置518に搬送され、遮光シ
ート22が再び加熱されることで、本付けがなされる。
なお、遮光シート22は、検査ステーションC4に配置
されたCCDカメラ88によって撮像され、その貼着状
態、例えば、ケース本体12の正しい位置に貼着されて
いるか否かが検査される。
【0108】次に、遮光シート22が貼着されたケース
本体12と、押圧部材44、46が装着された蓋体14
とは、交換装置520において位置が交換され、蓋体1
4が第1組立ライン502a上に載置され(m)、ケー
ス本体12が第2組立ライン502b上に載置される
(n)。
【0109】ケース本体12は、フイルムカバー挿入装
置522に搬送され、遮光シート26および28が貼着
されたフイルムカバー18がその内部に挿入される
(o)。
【0110】ここで、フイルムカバー供給機400から
フイルムカバー挿入装置522に対してフイルムカバー
18を供給する動作について説明する。
【0111】フイルムカバー18は、フイルムカバー供
給機400において、積層された状態でコンテナ402
に収納されて供給される(p)。コンテナ402は、ロ
ーラコンベア404によって移載装置406まで搬送さ
れる。移載装置406に搬送されたフイルムカバー18
は、押圧部材供給機300の場合と同様にして吸着さ
れ、搬送ライン408に移載される。
【0112】搬送ライン408によって搬送されたフイ
ルムカバー18は、移載装置704によってフイルムカ
バー組立ライン700を構成するピッチ送りコンベア7
02に移載される。次いで、検査ステーションC10に
設置されたCCDカメラ88により、フイルムカバー1
8の表裏、有無等が検査される。
【0113】次いで、フイルムカバー18は、遮光シー
ト仮付装置706に搬送され、その一端部に遮光シート
26が仮付けされる(q)。なお、この遮光シート仮付
装置706での動作は、遮光シート仮付装置516での
遮光シート22の仮付け動作と同じであり、その説明を
省略する。遮光シート26が貼着されたフイルムカバー
18は、遮光シート本付装置708に搬送され、遮光シ
ート26が本付けされる。このフイルムカバー18は、
検査ステーションC11において、遮光シート26の貼
着状態が検査される。
【0114】遮光シート26が本付けされたフイルムカ
バー18は、遮光シート折曲装置710に搬送され、遮
光シート26がフイルムカバー18の側面に沿って略9
0゜折曲される(r)。
【0115】遮光シート26が折曲されたフイルムカバ
ー18は、フイルムカバー反転装置712によって表裏
が反転された後(s)、遮光シート仮付装置714に搬
送される。
【0116】遮光シート仮付装置714では、遮光シー
ト26が貼着されるフイルムカバー18の一方の側面に
対向する他方の側面のコーナ部分に、遮光シート仮付装
置706の場合と同様にして、遮光シート28が仮付け
される(t)。なお、遮光シート28は、その長手方向
の側面がフイルムカバー18から若干はみ出した状態で
貼着される。次いで、遮光シート本付装置716におい
て、遮光シート28が本付けされた後、遮光シート切欠
装置718において、フイルムカバー18のコーナ部分
に対応する遮光シート28の一部が切り欠かれ、切り欠
き29が形成される(u)。
【0117】遮光シート28に切り欠き29が形成され
たフイルムカバー18は、検査ステーションC12にお
いて、遮光シート28の貼着状態が検査された後、遮光
シート折曲装置720に搬送される。
【0118】遮光シート折曲装置720では、図15に
示すように、第1折曲型722によって遮光シート28
のフイルムカバー18から若干はみ出した側部が折曲さ
れるとともに、図16に示すように、遮光シート28が
フイルムカバー18の側部に沿って切り欠き29から折
曲される(v)。
【0119】以上のようにして遮光シート26および2
8が貼着形成されたフイルムカバー18は、フイルムカ
バー挿入装置522によってケース本体12に挿入さ
れ、その露光用開口16を閉塞する。この場合、フイル
ムカバー18に装着された遮光シート26は、ケース本
体12の一端側側面19に装着された遮光シート22と
協同し、内部からフイルム排出口20を閉塞する。ま
た、フイルムカバー18に装着された遮光シート28
は、露光用開口16に形成された切欠溝24を閉塞す
る。
【0120】フイルムカバー18が挿入されたケース本
体12は、次に、検査ステーションC5において、遮光
シート28による遮光状態が検査された後、フイルムケ
ース組立装置524に搬送される。フイルムケース組立
装置524では、第1組立ライン502aによって搬送
された蓋体14がケース本体12に反転して装着される
(w)。この結果、図1に示すフイルムケース10が完
成する。
【0121】なお、検査ステーションC6では、ケース
本体12に対する蓋体14の装着状態が検査される。こ
の場合、NG品であると判定されたフイルムケース10
は、NG品取出装置526において外部に排出される。
【0122】一方、完成品であるフイルムケース10
は、移載装置528によって搬送ライン908に移載さ
れ、フイルムケース集積機900に搬送される(x)。
【0123】フイルムケース集積機900では、ケース
本体・蓋体供給機100の場合と略逆の動作により、フ
イルムケース10がコンテナ102に収納される。すな
わち、押出機構912によってフイルムケース10がバ
ッファマガジン910に一旦収納された後、バッファマ
ガジン910の前面に待機するコンテナ搬送ライン80
0によって搬送されたコンテナ102に収納される。次
いで、ガイドレール914に沿って移動する移動板91
6によってコンテナ102が移動された後、昇降機構9
18に移載されて略90゜回転され、下降した後、ロー
ラコンベア920に移載されて排出される(y)。
【0124】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、精度の
高いフイルムケースを人手を介することなく、自動的に
製造することができる。
【0125】また、ケース本体・蓋体供給機において、
コンテナからバッファマガジンを介してケース本体およ
び蓋体を供給することにより、ケース本体および蓋体の
供給速度を調整し、組立ラインを停止することなく効率
的にフイルムケースを製造することができる。
【0126】また、フイルムケースを組み立てるメイン
組立ラインを直線状に構成することにより、例えば、回
転式のインデックステーブルを用いる場合に比較して、
構成が単純になるとともに、メンテナンスも容易とな
る。
【0127】また、積層状態にあるフイルムカバーまた
は押圧部材の側部から除電エアーを吹き付けるように構
成することにより、これらの枚葉時において複数枚枚葉
を回避し、1枚ずつ確実に供給することができる。
【0128】また、各製造工程に撮像装置を配置し、撮
像して得られる画像情報に基づいて製品検査を行うこと
により、一層確実な製品の製造が可能となる。
【0129】さらに、遮光シートを装着する機構におい
て、遮光シートを供給するニップローラによるニップ動
作およびニップ解除動作を切り替え可能とすることによ
り、遮光シートの供給時の蛇行を回避することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のフイルムケース製造システムにお
いて製造されるフイルムケースの完成図である。
【図2】図1に示すシート状フイルムを収納するフイル
ムケースの分解斜視図である。
【図3】本実施形態のフイルムケース製造システムの全
体平面図である。
【図4】本実施形態のフイルムケース製造システムにお
けるケース本体・蓋体供給機の構成図である。
【図5】本実施形態のフイルムケース製造システムにお
けるケース本体・蓋体供給機の昇降機構の側面説明図で
ある。
【図6】本実施形態のフイルムケース製造システムにお
けるケース本体・蓋体供給機の押出機構近傍の構成図で
ある。
【図7】本実施形態のフイルムケース製造システムにお
けるケース本体・蓋体供給機の押出機構および取出機構
近傍の側面図である。
【図8】本実施形態のフイルムケース製造システムにお
けるメイン組立ラインでの箔貼着装置の構成図である。
【図9】本実施形態のフイルムケース製造システムにお
けるメイン組立ラインでの箔貼着装置の動作説明図であ
る。
【図10】本実施形態のフイルムケース製造システムに
おける遮光シート仮付装置の構成図である。
【図11】本実施形態のフイルムケース製造システムに
おける遮光シート仮付装置での遮光シート供給動作の説
明図である。
【図12】本実施形態のフイルムケース製造システムに
おける押圧部材供給機での移載装置の構成図である。
【図13】本実施形態のフイルムケース製造システムに
おける押圧部材供給機での移載装置の側面図である。
【図14】本実施形態のフイルムケース製造システムに
おける押圧部材搬送ラインの構成図である。
【図15】本実施形態のフイルムケース製造システムに
おける押圧部材搬送ラインでの遮光シート折曲装置の説
明図である。
【図16】本実施形態のフイルムケース製造システムに
おける押圧部材搬送ラインでの遮光シート折曲装置の説
明図である。
【図17】本実施形態のフイルムケース製造システムに
おける制御回路の構成ブロック図である。
【図18】本実施形態のフイルムケース製造システムに
おける製造工程を示す流れ図である。
【図19】メイン組立ラインにおける比較例である遮光
シート仮付装置の動作説明図である。
【図20】本実施形態のフイルムケース製造システムに
おけるメイン組立ラインでの遮光シート仮付装置の動作
説明図である。
【符号の説明】
10…フイルムケース 12…ケース本体 14…蓋体 18…フイルムカ
バー 22、26、28…遮光シート 42…箔 44、46…押圧部材 60…フイルムケ
ース製造システム 70…制御回路 72…管理用コン
ピュータ 74…プログラマブルコントローラ 78…画像処理装
置 100…ケース本体・蓋体供給機 102、202、302、402…コンテナ 106、194、204、304、404、802、9
06、920…ローラコンベア 108、922…リフト機構 112、918…
昇降機構 146、188、912…押出機構 160、910…
バッファマガジン 172…取出機構 186、308、408、908…搬送ライン 196、902…移載機構 200、300…
押圧部材供給機 206、306、406、504、506、528、6
04、606、612、704…移載装置 224…ノズル 400…フイルム
カバー供給機 500…メイン組立ライン 502a…第1組
立ライン 502b…第2組立ライン 508…箔貼着装
置 510…蓋体反転装置 512…押圧部材
装着装置 514…押圧部材固定装置 516、706、714…遮光シート仮付装置 518、708、716…遮光シート本付装置 520…交換装置 522…フイルム
カバー挿入装置 524…フイルムケース組立装置 600…押圧部材
組立ライン 602、702…ピッチ送りコンベア 610…超音波シール装置 700…フイルム
カバー搬送ライン 710、720…遮光シート折曲装置 712…フイルムカバー反転装置 718…遮光シー
ト切欠装置 800…コンテナ搬送ライン 900…フイルム
ケース集積機 Air…除電エアー C1〜C12…検
査ステーション F…シート状フイルム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 世古 雅巳 神奈川県南足柄市中沼210番地 富士写真 フイルム株式会社内 (72)発明者 松田 伸生 神奈川県南足柄市中沼210番地 富士写真 フイルム株式会社内 (72)発明者 表 博毅 神奈川県南足柄市中沼210番地 富士写真 フイルム株式会社内 (72)発明者 田辺 一雄 神奈川県南足柄市中沼210番地 富士写真 フイルム株式会社内

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】露光用開口およびフイルム排出口を有し、
    複数枚のシート状フイルムを収納するケース本体と、前
    記露光用開口に着脱可能に装着され、前記ケース本体に
    収納される前記シート状フイルムを光密に保持するフイ
    ルムカバーと、前記シート状フイルムを収納する前記ケ
    ース本体を閉塞する蓋体と、前記蓋体に装着され、前記
    ケース本体に収納されるシート状フイルムを前記開口側
    に押圧する押圧部材とを備えて構成されるフイルムケー
    スの製造システムにおいて、 前記フイルムカバーを供給するフイルムカバー供給機
    と、 前記押圧部材を供給する押圧部材供給機と、 前記フイルムカバー供給機より供給された前記フイルム
    カバーを前記ケース本体に対して組み付けるとともに、
    前記押圧部材供給機より供給された前記押圧部材を前記
    蓋体に対して組み付けるメイン組立ラインと、 を備えることを特徴とするフイルムケース製造システ
    ム。
  2. 【請求項2】請求項1記載のシステムにおいて、 前記メイン組立ラインに対して、コンテナを介して複数
    組の前記ケース本体および前記蓋体を供給するケース本
    体・蓋体供給機を備えることを特徴とするフイルムケー
    ス製造システム。
  3. 【請求項3】請求項2記載のシステムにおいて、 前記ケース本体・蓋体供給機は、 前記コンテナに収納されている前記ケース本体および前
    記蓋体を前記コンテナから押し出してバッファマガジン
    に収納する押出機構と、 前記バッファマガジンに収納された前記ケース本体およ
    び前記蓋体を前記バッファマガジンから取り出し、メイ
    ン組立ラインに供給する取出機構と、 を備えることを特徴とするフイルムケース製造システ
    ム。
  4. 【請求項4】請求項1記載のシステムにおいて、 前記フイルムカバー供給機は、 前記ケース本体の前記フイルム排出口を光密に保持する
    第1遮光シートを前記フイルムカバーの端部に装着する
    第1遮光シート装着機構と、 前記ケース本体の前記露光用開口の端部に形成されるフ
    イルム取り出し用の切欠溝を光密に保持する第2遮光シ
    ートを前記フイルムカバーの端部に装着する第2遮光シ
    ート装着機構と、 前記フイルムカバーを前記メイン組立ラインの前記ケー
    ス本体まで搬送するフイルムカバー搬送ラインと、 を備えることを特徴とするフイルムケース製造システ
    ム。
  5. 【請求項5】請求項1記載のシステムにおいて、 前記押圧部材供給機は、 中央部が前記蓋体に固定される第1押圧部材を供給する
    第1押圧部材供給機構と、 端部が前記第1押圧部材に固定される第2押圧部材を供
    給する第2押圧部材供給機構と、 前記第1押圧部材と前記第2押圧部材とを連結固定する
    連結固定機構と、 前記第1押圧部材および前記第2押圧部材を前記メイン
    組立ラインの前記蓋体まで搬送する押圧部材搬送ライン
    と、 を備えることを特徴とするフイルムケース製造システ
    ム。
  6. 【請求項6】請求項1記載のシステムにおいて、 前記メイン組立ラインは、 前記ケース本体と前記蓋体とを分離する分離機構と、 前記ケース本体と前記蓋体とを並行して搬送する第1組
    立ラインおよび第2組立ラインと、 前記蓋体の端部に方向識別用の箔を装着する箔装着機構
    と、 前記押圧部材供給機構から供給された前記押圧部材を前
    記蓋体に装着する押圧部材装着機構と、 前記ケース本体の前記フイルム排出口を光密に保持する
    第3遮光シートを前記ケース本体の端部に装着する第3
    遮光シート装着機構と、 前記フイルムカバー搬送ラインから供給された前記フイ
    ルムカバーを前記ケース本体の前記露光用開口に装着す
    るフイルムカバー装着機構と、 前記ケース本体と前記蓋体とを組み立てる組立機構と、 を備えることを特徴とするフイルムケース製造システ
    ム。
  7. 【請求項7】請求項1記載のシステムにおいて、 前記フイルムカバーが組み付けられた前記ケース本体
    と、前記押圧部材が組み付けられた前記蓋体とからなる
    複数組のフイルムケースをコンテナに対して集積するフ
    イルムケース集積機を備えることを特徴とするフイルム
    ケース製造システム。
  8. 【請求項8】請求項7記載のシステムにおいて、 前記フイルムケース集積機は、 前記メイン組立ラインから供給される前記フイルムケー
    スを搬送ラインから押し出してバッファマガジンに収納
    する押出機構と、 前記バッファマガジンに収納された前記フイルムケース
    を前記バッファマガジンから取り出し、前記コンテナに
    収納する取出機構と、 を備えることを特徴とするフイルムケース製造システ
    ム。
  9. 【請求項9】請求項1記載のシステムにおいて、 前記メイン組立ラインは、直線状に構成されることを特
    徴とするフイルムケース製造システム。
  10. 【請求項10】請求項1記載のシステムにおいて、 前記メイン組立ラインに沿って配設され、前記フイルム
    ケースを収納するコンテナを搬送するコンテナ搬送ライ
    ンを備えることを特徴とするフイルムケース製造システ
    ム。
  11. 【請求項11】請求項1記載のシステムにおいて、 前記フイルムカバー供給機または前記押圧部材供給機
    は、 積層された前記フイルムカバーまたは前記押圧部材の側
    部から除電エアーを吹き付ける除電エアー吹付機構を備
    えることを特徴とするフイルムケース製造システム。
  12. 【請求項12】請求項11記載のシステムにおいて、 前記除電エアー吹付機構は、前記除電エアーによって浮
    動状態にある前記フイルムカバーまたは前記押圧部材を
    位置決めする位置決め枠を備えることを特徴とするフイ
    ルムケース製造システム。
  13. 【請求項13】請求項1記載のシステムにおいて、 所定の製造工程を撮像装置によって撮像し検査する検査
    ステーションを有することを特徴とするフイルムケース
    製造システム。
  14. 【請求項14】請求項4または6記載のシステムにおい
    て、 前記第1遮光シート装着機構、前記第2遮光シート装着
    機構または前記第3遮光シート装着機構は、 ロール状に巻回された遮光シートリボンをニップして所
    定長毎に供給するニップローラと、 前記遮光シートリボンを所定長毎に裁断し、前記第1遮
    光シート、前記第2遮光シートまたは前記第3遮光シー
    トとする裁断機構と、 前記ニップローラによる前記遮光シートリボンのニップ
    動作およびニップ解除動作を切り替える切替機構と、 を備えることを特徴とするフイルムケース製造システ
    ム。
  15. 【請求項15】請求項14記載のシステムにおいて、 前記切替機構は、前記遮光シートリボンを裁断する毎に
    ニップ解除動作を行うことを特徴とするフイルムケース
    製造システム。
  16. 【請求項16】請求項14記載のシステムにおいて、 前記ニップローラは、前記遮光シートリボンが裁断され
    た後、所定長戻し動作を行うことを特徴とするフイルム
    ケース製造システム。
  17. 【請求項17】露光用開口およびフイルム排出口を有
    し、複数枚のシート状フイルムを収納するケース本体
    と、前記露光用開口に着脱可能に装着され、前記ケース
    本体に収納される前記シート状フイルムを光密に保持す
    るフイルムカバーと、前記シート状フイルムを収納する
    前記ケース本体を閉塞する蓋体と、前記蓋体に装着さ
    れ、前記ケース本体に収納されるシート状フイルムを前
    記開口側に押圧する押圧部材とを備えて構成されるフイ
    ルムケースの製造方法において、 前記ケース本体および前記蓋体をメイン組立ライン上で
    搬送する工程と、 前記フイルムカバーを前記メイン組立ラインに供給し、
    前記ケース本体に対して組み付ける工程と、 前記押圧部材を前記メイン組立ラインに供給し、前記蓋
    体に対して組み付ける工程と、 からなることを特徴とするフイルムケース製造方法。
JP2001152541A 2000-07-31 2001-05-22 フイルムケース製造システムおよび製造方法 Pending JP2002116526A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001152541A JP2002116526A (ja) 2000-07-31 2001-05-22 フイルムケース製造システムおよび製造方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000-232231 2000-07-31
JP2000232231 2000-07-31
JP2001152541A JP2002116526A (ja) 2000-07-31 2001-05-22 フイルムケース製造システムおよび製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002116526A true JP2002116526A (ja) 2002-04-19

Family

ID=26597097

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001152541A Pending JP2002116526A (ja) 2000-07-31 2001-05-22 フイルムケース製造システムおよび製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002116526A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007001082A1 (en) * 2005-06-28 2007-01-04 Fujifilm Corporation System for and method of manufacturing film case
WO2007001077A3 (en) * 2005-06-28 2007-04-12 Fujifilm Corp System for and method of manufacturing film case
CN112456074A (zh) * 2020-11-25 2021-03-09 合肥迈亚家具有限公司 端盖供料设备

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007001082A1 (en) * 2005-06-28 2007-01-04 Fujifilm Corporation System for and method of manufacturing film case
WO2007001077A3 (en) * 2005-06-28 2007-04-12 Fujifilm Corp System for and method of manufacturing film case
CN112456074A (zh) * 2020-11-25 2021-03-09 合肥迈亚家具有限公司 端盖供料设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6334689B2 (ja) フィーダ
US7152531B2 (en) Interleaf removal apparatus, plate feed apparatus and image recording system
JP2000247315A (ja) ラベルを貼着するための試験管の堆積状態からの搬送装置
EP1178350B1 (en) Method and device for manufacturing film cassette
US7267150B2 (en) Method of and apparatus for manufacturing instant photographic film units
JP2022000931A (ja) フィーダ及びテープガイド
EP0848285B1 (en) Method and apparatus for repacking photosensitive printing plates
JP2002116526A (ja) フイルムケース製造システムおよび製造方法
US6612100B1 (en) Sheet package production system
JP6334690B2 (ja) フィーダ
JP3912665B2 (ja) 画像記録材料枚葉装置
EP1426832A2 (en) Image recording material conveying device and automatic image recording system
JP6586620B2 (ja) フィーダ
JP6745340B2 (ja) フィーダ
JP6759423B2 (ja) 部品実装装置
US5459538A (en) Photo mounting equipment
JP6641384B2 (ja) スプライシング装置
JP6543750B2 (ja) 部品実装装置
JP3793358B2 (ja) フイルムの切断挿入方法および装置
JP7195899B2 (ja) フィルム接続装置
WO2024028933A1 (ja) テープガイド着脱装置およびテープガイド着脱方法
JP3564611B2 (ja) 段ボール箱の製函方法
JP3201249B2 (ja) カートリッジ入りフィルム供給方法及び装置
JP2001075248A (ja) インスタント写真フイルムユニットの製造方法および装置
JPH0790518B2 (ja) フィルム基板自動切断装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051222

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20061215

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090127

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20091110