JP2000247315A - ラベルを貼着するための試験管の堆積状態からの搬送装置 - Google Patents
ラベルを貼着するための試験管の堆積状態からの搬送装置Info
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Abstract
の搬送装置を提供する。 【解決手段】矩形筒状の収納容器に試験管を横積みに1
列に堆積する。堆積された試験管を下から1本ずつ抜き
取り、ラベル待機ステーション、貼着ステーションへと
搬送し、ラベルを貼着し終わった試験管は搬送体から落
下させる。
Description
院等において使用されるものであって、ラベルを貼着す
るための試験管の堆積状態からの搬送装置に関するもの
である。
装置は種々提案されているが、試験管を一つずつラベル
待機ステーション、貼着ステーションへと自動的に搬送
することができる確固とした搬送装置は提案されていな
い。
て、その試験管を一つずつラベル待機ステーション、貼
着ステーションへと自動的に抜き取り、搬送し、それを
繰り返すことができるラベルを貼着するための試験管の
堆積状態からの搬送装置を提供することを目的とする。
るための試験管の堆積状態からの搬送装置は、矩形筒状
の収納容器に対して横にした状態で縦方向において1列
に堆積された最下部の試験管を、一対のU字状受け部材
により、両端部を下支えして該収納容器の下から抜き取
れるものにして、該一対のU字状受け部材がコンベアの
両サイドに位置する形に複数組連設されて周回駆動さ
れ、上向き状態となった各組の受け部材は、前記収納容
器の下側を通過する毎に下から順番に試験管を抜き取
り、続いて印字後に糊面を臨ませているラベル待機ステ
ーションに試験管を搬送し、更にラベル待機ステーショ
ンにて中間部で糊面に当接してラベルを拾った試験管を
貼着ステーションに搬送し、そして、貼着ステーション
を通過した後、周回のために転向して下向きになる過程
で、試験管を落下させるようにしたものである。
基づいて説明する。
体200の手前側の側板を取り除いて示した正面図で、
全体として基台部、ラベルカセット部、印字部、ラベル
移送部、試験管搬送部、ラベル貼着部及び試験管収納部
の各部から構成されている。
により開閉可能に取り付けられたカバー体200を開放
し、手前側の側板を取り除いて示したカバー体開放状態
説明図であり、カバー体200に対して着脱自在な試験
管収納部としてのストッカー(収納容器)300も手前
側の側板を取り除いて示しいる。
00の手前側の側板を一部破断状態で示し、ラベルカセ
ットを取り除いて示した図2と同じ状態の説明図であ
る。
部100の拡大平面図で、ラベルカセット500の装着
機構と、印字部600と、ラベル移送部700とを示し
ている。
図である。
る。
び一部破断して示した拡大平面図である。
00の上に着脱自在なストッカー300と、ラベル貼着
部を構成する柔軟材(スポンジ)の支持板400が見え
ている。
00に対するカバー体200の着脱関係、ストッカー3
00内での試験管900の堆積状態及び支持板400に
依るラベル貼着部の配置状態を示している。
て、基台部100には、第1支持板120と一対の第2
支持板130(図2、図3及び図6では手前側が省略さ
れている)とが立設されている。
0の手前側には、ラベルカセット用のスプロケット軸7
20とプラテンローラ610の保持部材を兼ねたカセッ
ト位置決め部材122及び反射タイプのラベルセンサー
ユニット620が取り付けられている。
1モータ710と、該モータ710によってスプロケッ
ト軸720及びプラテンローラ610を駆動するための
歯車列730が取り付けられ(配置され)ている。
セット500は、スプロケット軸720に嵌合するスプ
ロケット孔510と、プラテンローラ610を収容する
共にカセット位置決め部材122に嵌合する位置決め窓
520(プラテンローラ610に対して接離する後述の
サーマルヘッドの作動領域部分が開口されている)及び
ラベルセンサーユニット620を収容するセンサー窓5
30が形成され、スプロケット孔510の外側が巻取軸
512となり、また、内部にガイド壁514及びガイド
ローラ516,518を配置している。
刷された指標をユニット620のラベルセンサーで監視
できるようにラベル連続体の通路を規制している。
のラベル544を連続して仮着したラベル連続体を巻回
したもので、カセット500内で供給軸550に保持さ
れ、ガイド壁514を介してカセット500の左上角に
渡された転向板560まで台紙542とラベル544が
一体であり、転向板560からガイドローラ516,5
18を経由した巻取軸512までが台紙542のみとな
り、転向板560で台紙542が転向することにより、
ラベル544(図2、図5及び図6で例示的に示してい
る)が自己の剛性により台紙542から剥離して上方へ
飛び出る。
字部600のヘッド操作板630は、第2支持板130
の間で支軸132に枢支されていると共に、バネ640
により左旋習性が与えられ、また、両側壁に一対(手前
側のみ図示)の丸孔632を形成している。
に枢支されていると共に、両側面にヘッド操作板630
の丸孔632に緩く嵌合する一対(手前側のみ図示)の
ピン652を植設し、操作板630との間に配置された
バネ660によりピン652と丸孔632とが一方の面
で当接するように、該操作板630から離れようとする
方向の変位習性が与えられている。
50のヘッド操作板630との対向側とは反対側の面に
取り付けられ、プラテンローラ610に対向位置する。
30の間で支軸134に枢支されていると共に、操作腕
部682とカム部684とを備え、カム部684がヘッ
ド操作板630のヘッド取付板650との対向側とは反
対側の面に当接し、倒伏状態と起立状態とでサーマルヘ
ッド670をプラテンローラ610に対して接離させ
る。
バー体200の内部に試験管搬送部800の機構が配置
されており、第2モータ810と歯車列820と駆動側
スプロケット軸830と一対の従動側スプロケット軸8
40と各スプロケット軸に固定された一対のスプロケッ
ト832,834及び842,844(図示せず)にそ
れぞれ周回された一対のチェーン860及び880とか
ら構成されている。
200に枢支されていると共に、歯車832を固定して
いて、歯車列820を介して第2モータ810に連結さ
れており、従動側スプロケット軸840は、カバー体2
00に単に枢支されているだけである。
省略して、内プレート864と外プレート866とから
なる内リンク862及び内プレート884と外プレート
886とからなる内リンク882のみで示しており、各
内プレート864及び884にL字形に延出した幅広な
アタッチメント862a及び882aを形成し、一つ置
きのアタッチメントの上方端面が後述の試験管を確実に
受け入れられる窪み862a′及び882a′に形成さ
れている。そして、チェーン860はスプロケット83
2,842間で、チェーン880はスプロケット83
4,844(図示せず)間でそれぞれ周回されるように
装架されている。
て、カバー体200の上部に、ラベル貼着部が配置さ
れ、試験管収納部が着脱自在に配置される。
係る実開平7−17707号公報に記載されたもののよ
うに、試験管がラベルを拾った後の搬送路の途中に、入
口側はやや広いが出口側が狭くなっている一対の柔軟材
(スポンジ)による隘路によって構成され、先行考案と
は異なっている点は、スポンジが上下に分離され、下の
スポンジ410はカバー体200の上面に直接取り付け
られ、上のスポンジ420は、カバー体200に保持さ
れたL字状の支持板400に下のスポンジ410に対向
するように取り付けられている。
形成されいると共に、台紙542から剥離して上方へ飛
び出るラベル544を上面側の外部に突出させる転向板
560を覗き見るようなラベル出しスリット204と、
チェーン860及び880のアタッチメント862a及
び882aを上面側の外部に突出させる2条のチェーン
出しスリット206及び208とを形成している。な
お、ラベル出しスリット204の上流側端面には、ラベ
ル544が貼り付かないように数条の突起が形成されて
いる。
の下端が折り曲げられた脚部の両角302a,302b
が、カバー体200の上面に立ち上げられたコーナー
(アルバムに写真を貼るのに使用したものと同じような
考え方の構造)210a,210bに引っ掛けられ、正
面側がカバー体200との間でパンチ錠220により止
められることによって、カバー体200に固定され、パ
ンチ錠220を解いて、コーナー210a,210bか
ら両角302a,302bを外せば、カバー体200か
ら取り外せる。
0を区分けして堆積できるように、仕切板310で何部
屋かに区切られ、また、チェーン860及び880にお
けるアタッチメント862a及び882aの稼働を許容
する程度に床上げされた底面には、抽出可能な床板32
0が配置されている。
口にそれよりも径の大きい鍔を持ったゴム栓910をは
められるから、各部屋を仕切る仕切板310がゴム栓9
10に邪魔にならない程度の長さであり、各部屋毎に試
験管900を1列に堆積できる。なお、仕切板310で
区切られた部屋は、ゴム栓910を許容する部分を含め
てT形筒状で、基本的には一つの収納容器でよい。
基台部100からカバー体200を開放して、第1支持
板120によるカセットの装填部を露呈させ、図5に示
すラベルカセット500を、スプロケット軸720とス
プロケット孔510及びカセット位置決め部材122と
カセット位置決め窓520の双方の嵌合関係により、図
2に示すように第1支持板120にセットする。
へのラベルカセット500のセットにより、転向板56
0の手前の台紙542とラベル544の2層部がプラテ
ンローラ610に対向し、更に手前の部分がラベルセン
サーユニット620に対向する。
作レバー680を約120°左旋させてカム部684に
より背中を押し、ヘッド操作板630をバネ640の張
力に抗して右旋させる。この結果、ヘッド取付板650
はヘッド操作板630の左旋に随伴し、ある時点でサー
マルヘッド670がラベル544台紙,542を介して
プラテンローラ610に当接した以後は、ピン652が
丸孔632のそれまで接していた面から置いて行かれる
と共に、バネ660が蓄勢されることで、その当接に押
圧力を作用させる。
の上に閉め、仕切板310で各部屋を区切ったストッカ
ー300に所定の試験管600を各1列に堆積させれ
ば、図1及び図8、図9に状態になる。
中まで抽き出したところであるが、完全に抽き出せば、
チェーン860及び880における一つ置きの、チェー
ン出しスリット206及び208からカバー体200の
上部に突出したアタッチメント862a及び882aの
空の一対の窪み(U字状受け部)862a′及び882
a′に対向した試験管900の1本のみが落下可能とな
る。
転して、ラベルへの印字データを入力すると共に、スタ
ートさせると、特に図4及び図3、図2に示すように、
第1モータ710により歯車列720を介してプラテン
ローラ610及びスプロケット軸720が駆動され、ま
た、特に図2、図3及び図7に示すように、第2モータ
810により歯車列820を介してスプロケット83
2,834を固定した駆動側スプロケット軸830が左
旋駆動される。
544は、プラテンローラ610とサーマルヘッド67
0との間を通過する時に、先に入力されたデータに基づ
いて印字され、台紙542が転向板560で約90°弱
く移送方向を変えられていることで、自己の剛性により
台紙542から剥離して、それまでと近似した方向に進
んで、ラベル出しスリット204(図8参照)からカバ
ー体200の上側における試験管900の搬送路に突出
する。なお、ラベル544を突出させるラベル出しスリ
ット204の部分は、ラベル待機ステーションである。
そして、1枚のラベルへの印字完了後、ラベルの長さ
(ピッチ)に応じて台紙542の裏面に印刷された指標
がラベルセンサーユニット620におけるセンサーに検
出されることで、その信号に基づき第1モータ710が
一旦停止される。
ロケット軸830が駆動されることで、スプロケット8
32と内リンク862(外リンクは図示を省略)の係
合、スプロケット834と内リンク882(外リンクは
図示を省略)の係合、及び従動側スプロケット軸840
でのスプロケット842と内リンク862の係合、スプ
ロケット844(図示せず)と内リンク882の係合に
より、左旋周回する。
旋周回に伴い、一つ置きの内リンク862及び882に
おける内プレート864及び884のアタッチメント8
64a及び884a上向き状態の一対の空の窪み864
a′及び884a′が床板320が取り除かれたストッ
カー300の下側を通過する時に、試験管900をその
両端部を下支えしてストッカー300の右側の部屋から
順番に1本ずつ抜き取り(落下してくるものを受け取
る)、ラベル待機ステーションへ搬送する。
管900は、糊面を向けて待機しているラベル544に
当接してそれを拾い、続いて搬送されることで、貼着ス
テーション(図1、図2、図3及び図8、図9参照)で
ある下スポンジ410と上スポンジ420の入口側がや
や広く出口側が狭くなって行く間を抵抗を受けながら通
過して、中間部(胴部)にラベル544を貼着させる。
送で貼着ステーションを通過し、チェーン860及び8
80が周回するのに伴い、アタッチメント864a及び
884a一対の窪み864a′及び884a′がカバー
体200における斜面202のところで転向を始めて、
下向きになる過程で、カバー体200と基台部100の
外に落とされるが、受け皿を用意しておけば、そこに貯
められる。
ベル待機ステーションからラベルが取り除かれたことに
対応した信号を受けて、第1モータ710の駆動と印字
制御が再開され、次のラベル544が印字後剥離してラ
ベル待機ステーションに突出して行き、次の試験管90
0に拾われて行く動作を繰り返し、制御部で入力された
枚数分まで継続される。
ラベル544の剥離のために出過ぎている次のラベル
を、プラテンローラ610とサーマルヘッド670の印
字部600へ戻す逆転駆動と、その後の印字動作と剥離
動作のための正転駆動とが行われる。
での台紙542の巻取径が大きくなると、プラテンロー
ラ610とサーマルヘッド670でのラベル連続体の送
り量に対して、巻取量が多くなり、一方、逆転駆動の方
向においては、巻取部と印字部600との間の台紙に弛
みの生じることが考えられるので、スプロケット軸72
0には、余剰の正転駆動力を逃がすスリップ機構と、逆
転駆動力を伝達させない一方向クラッチ機構とが組み込
まれている。
堆積させるための複数の部屋を構成したストッカー30
0の床板320を単一にしているが、部屋毎に床板を独
立させて、どの部屋の試験管を落下可能にして搬送させ
るかを選択設定できるようにすることもできる。なお、
試験管のストッカーからの落下の可否を制御する手段
は、下面方向で抑止する床板方式の外、一番下の試験管
の中間部を、或いは底部側とゴム栓910側との少なく
とも一方を横から掴んだり離したりできる方式の機構で
も良い。
筒状の収納容器に試験管を横積みに堆積させ、周回運動
しながら上向きの運動領域で試験管の両端部を下支えし
て、その試験管を下から順番に抜き取れる受け部材を複
数組連設し、抜き取り後にラベル待機ステーション、貼
着ステーションへ搬送し、その後周回のために転向して
下向きになる過程で、データが印字されたラベルを貼着
した試験管を受け部材から落下させるもので、ラベルを
貼着するための試験管の堆積状態からの抜取/搬送が有
効に行えるものである。
る。
台部に対して開放状態で示した説明図である。
破断状態にし、ラベルカセットを取り除いて示した図2
と同じ状態の説明図である。
ル移送部700とを示すカバー体を取り除いた基台部の
拡大平面図である。
た拡大平面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】矩形筒状の収納容器に対して横にした状態
で縦方向において1列に堆積された最下部の試験管を、
一対のU字状受け部材により、両端部を下支えして該収
納容器の下から抜き取れるものにして、該一対のU字状
受け部材がコンベアの両サイドに位置する形に複数組連
設されて周回駆動され、上向き状態となった各組の受け
部材は、前記収納容器の下側を通過する毎に下から順番
に試験管を抜き取り、続いて印字後に糊面を臨ませてい
るラベルのラベル待機ステーションへ試験管を搬送し、
更にラベル待機ステーションにて中間部で糊面に当接し
てラベルを拾った試験管を貼着ステーションへ搬送し、
そして貼着ステーションを通過した後、周回のために転
向して下向きになる過程で、試験管を落下させることを
特徴とするラベルを貼着するための試験管の堆積状態か
らの搬送装置。
Priority Applications (1)
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