JPH10266875A - エンジンの操作パネル構造 - Google Patents

エンジンの操作パネル構造

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JPH10266875A
JPH10266875A JP9090231A JP9023197A JPH10266875A JP H10266875 A JPH10266875 A JP H10266875A JP 9090231 A JP9090231 A JP 9090231A JP 9023197 A JP9023197 A JP 9023197A JP H10266875 A JPH10266875 A JP H10266875A
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design
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弘吉 河内
Kazuyuki Kobayashi
和之 小林
Shogo Nakamura
彰吾 中村
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    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B63/00Adaptations of engines for driving pumps, hand-held tools or electric generators; Portable combinations of engines with engine-driven devices

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スロットル操作装置、操作パネル及びこれら
に付随する部材の部品点数を低減するとともに、取付け
作業工数を低減し、さらには外観上の美観も向上された
エンジンの操作パネル構造を提供する。 【解決手段】 傾斜シリンダ型単気筒エンジンにおい
て、エンジンの正面に配置されたファンカバーの上部と
エンジンの上部に配置された燃料タンクの下部との間に
エンジン正面の凹凸部を覆うように設けられた樹脂材料
からなるデザインカバーと、該デザインカバーの内側に
配置された縦軸の廻りに回転可能で、かつ任意の角度位
置に停止置き可能に取り付けられ、操作つまみ部がデザ
インカバーの孔から外側に突出されたスロットル調整レ
バーと、デザインカバーの内側に絶縁配置され、アース
端子がスロットル調整レバーに接することにより接地さ
れ、エンジンを停止する停止スイッチとを備えて構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シリンダが鉛直線
に対して傾斜して設けられた傾斜型汎用単気筒エンジン
の操作パネルの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】産業用汎用エンジンは、一般に最高回転
数を抑え、必要に応じて最低回転数を維持するため遠心
式の機械式ガバナ装置を装備している。かかる機械式ガ
バナは、エンジンのクランク軸の回転によりフライウェ
イトに発生する遠心力をトルクに換え、このトルクを機
械的に機外に取り出して予め設置されたガバナスプリン
グの付勢力と比較し、この遠心力によるトルクが前記付
勢力を超えたときに、エンジンのスロットルを操作して
混合ガスの流量を絞り、エンジン出力を抑えて回転数を
規定以上に上がらぬようにしている。このようなガバナ
装置を含めたエンジンのスロットル操作装置は、エンジ
ン運転中、常に調整動作を行なっていることから、操作
部分は、調整が容易で、かつ、異物が触れぬようにカバ
ーされることが要求される。
【0003】かかるガバナ装置を備えた汎用単気筒エン
ジンの操作パネル部構造として、実開平6−40329
号、実開平3−65827号等が提案されている。図6
は実開平6−40329号にて提案されている汎用エン
ジンの正面図である。
【0004】図6において、01はエンジン(全体)、
02は該エンジン01のクランクケースを含むエンジン
の本体である。該エンジン本体02の前面には板金製の
ファンカバー03及びエンジンを始動するためのリコイ
ルスタータ04が取り付けられている。07はエンジン
本体02の上部に配設された燃料タンク、023はエア
クリーナである。
【0005】かかるエンジン01においては、エンジン
の調速装置であるスロットル操作装置024を、気化器
及びエアクリーナ023の上方に設け、エンジンの全体
形状を美化できるカバー035で覆い、調速レバー02
8の、エンジンの外部からの操作ワイヤリングを容易に
する構成としている。これによってエンジン本体02外
にある物に操作が影響されず、かつワイヤーの調速レバ
ー028への着脱を容易に行なえることとなる。
【0006】また、実開平3−65827号にて提案さ
れたものは、スロットル操作装置が燃料タンクの下部と
ファンカバーの上部との空間部に燃料タンクから乗下し
て設けられ、これらを操作用パネルで前面から覆ってい
る。そして、該操作用パネルに適宜スロットルレバー、
チョークレバーの操作用穴を設けるとともに、エンジン
スイッチも近接して設けている。
【0007】また、前記従来のエンジンでは、燃料パイ
プは、シリンダ(エンジン本体)の側面、あるいはファ
ンカバーの側面に沿って通し、クランクとボルトによっ
て固定している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実開平
6−40329号にて提案されたものにおいては、スロ
ットル操作装置024は、エンジン本体02に多数のボ
ルトにて取り付けられている支持板025の上に取り付
けられており、これを覆うために別個にフロントカバー
035が設けられている。このため、支持板、取付面の
ボルト、フロントガバー等の多数の部品を要し、部品点
数が極めて多い。
【0009】また、実開平3−65827号にて提案さ
れたものは、スロットル操作装置(ガバナ装置)を操作
用パネルで覆うようにしているにとどまり、各操作レバ
ーとガバナ及び気化器との連結関係に改善はみられな
い。また、燃料パイプの取付けは、該パイプをエンジン
本体の側面やファンカバーの側面に沿って通し、クラン
プとボルトによりエンジン本体に固定しており、部品点
数が多くなっている。
【0010】このように、従来の汎用エンジンの操作パ
ネル周りの取付構造では、操作パネル及びこれに関連す
る周辺には部品の数量が多く、取付けに多くの手間がか
かるという問題点がある。
【0011】本発明はかかる従来技術の問題点に鑑み、
スロットル操作装置、操作パネル及びこれらに付随する
部材部品点数を低減するとともに、取付け作業工数を低
減し、さらには外観上の美観も向上されたエンジンの操
作パネル構造を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる課題を解
決するため、請求項1の発明として、クランクケースを
含むエンジンの本体に対して傾斜してシリンダを配置
し、前記エンジン本体の上部に燃料タンクを配置し、前
記エンジン本体の上部に燃料タンクを設置するととも
に、エンジンの正面にファンカバーを設置してなる傾斜
シリンダ型単気筒エンジンにおいて、前記ファンカバー
の上部と燃料タンクの下部との間にエンジン正面の凹凸
部を覆うように設けられた樹脂材料からなるデザインカ
バーと、該デザインカバーの内側に配置され、該カバー
と一体に設けられた縦軸の廻りに回転可能で、かつ任意
の角度位置に停止置き可能に取り付けられ、操作つまみ
部がデザインカバーに設けられた孔から外側に突出され
たスロットル調整レバーと、前記デザインカバーの内側
に絶縁配置され、アース端子が前記スロットル調整レバ
ーに接することにより接地され、エンジンを停止するス
ロットル連動式の停止スイッチとを備えてなることを特
徴とするエンジンの操作パネル構造を提案する。
【0013】また請求項2の発明は、請求項1の発明に
加えて、前記ファンカバーの正面に孔を穿設するととも
に、前記デザインカバーの下面に、前記ファンカバーの
孔に嵌合され、該デザインカバーとファンカバーの相対
位置移動により前記孔に係合する溝を有する突出部を設
け、前記孔及び突出部から一定量離隔した位置にねじに
より、デザインカバーとを固定するねじ固定部を設け、
前記突出部を前記孔に嵌合して前記相対位置をずらし、
前記孔の縁部に前記溝を係合し、前記ねじ固定部をねじ
結合してデザインカバーをファンカバーに固定するよう
に構成されてなる。
【0014】さらに請求項3の発明は、燃料パイプの取
付態様に係り、前記請求項1、請求項2の発明におい
て、前記デザインカバーの下面に、断面が略半円形状の
溝を設け、前記燃料タンクに接続される燃料パイプを該
溝と前記ファンカバーの上面とで挟持してなる。
【0015】かかる発明によれば、樹脂材料からなるデ
ザインカバーでスロットル調整レバー、ガバナレバー等
のガバナ装置及びその付属部材を前面から覆うととも
に、スロットル調整レバー取付台となる縦軸をデザイン
カバーと一体に成形し、また第2発明のように該デザイ
ンカバーのファンカバーへの取付手段も多数のボルトを
用いることなく、ファンカバーに設けられた孔にデザイ
ンカバーに設けられた突出部を係合してねじ止めすると
いう簡単な手段でなし、さらには燃料パイプの支持手段
も第3発明のようにデザインカバーに一体に設けられた
円形状の溝とファンカバーの上面とで挟持してクラン
プ、ボルト等の固定手段を必要としないので、従来のも
のに較べて部品点数が大幅に低減されるとともに、部品
の取付け工数の減少が実現される。
【0016】また、電気絶縁体を有する樹脂材料からな
るデザインカバーに停止スイッチ端子を直接設けて、該
端子をファンカバーに接地されたスロットル調整レバー
と接触させることによりエンジンを停止できるので、停
止装置用としての余分な絶縁材は不要となり、停止スイ
ッチ機構も大幅に簡素化される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
適な実施例を例示的に詳しく説明する。但し、この実施
例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その
相対的配置等は特に特定的な記載がないかぎりは、この
発明の範囲をそれに限定する趣旨ではなく、単なる説明
例にすぎない。
【0018】図1は本発明の実施形態に係る傾斜型汎用
単気筒エンジンの全体正面図、図2は該エンジンのスロ
ットル操作部近傍を示す平面図、図3は図2のA−A矢
視図、図4は図2のB−B矢視図、図5は図4のC矢視
図を夫々示す。
【0019】これらの図において、1はエンジン(全
体)、2は該エンジン1のクランクケースを含むエンジ
ン本体である。該エンジン本体2の前面には板金製のフ
ァンカバー3及びエンジン1を始動するためのリコイル
スタータ4が取付けられている。4aは該リコイルスタ
ータのグリップである。
【0020】7は前記エンジン本体2の上部に配設され
た燃料タンク、15は気化器であり、該燃料タンク7と
気化器15との間には、エンジン本体2の上側から前面
を通る燃料パイプ8が配管され、該燃料パイプ8の途中
には燃料コック9が設置されている。前記気化器15に
はエアクリーナ5が結合されている。このエアクリーナ
5の外側面(前面)は、エンジン1の左側に前記ファン
カバー3の前面と略同一面に揃えて配置されている。6
はエンジン1の排気管に結合される消音用のマフラ(図
示省略)を覆うマフラカバーである。また28は前記気
化器15のチョーク弁を操作するためのチョークレバー
である。
【0021】10は操作パネルであり、前記エンジンの
前面上部の燃料タンク7とファンカバー3との間に配置
されている。前記操作パネル10は、樹脂成形品から成
り、エンジン1の前面に対向するデザインカバー11
と、該デザインカバー11に固設された後述するスロッ
トル調整レバー12の取付台となる縦軸16と、該縦軸
16に回転可能に支持されたスロットル調整レバー12
と、前記デザインカバー11の内側に絶縁状態で設けら
れた停止端子13より構成される。
【0022】また、前記スロットル調整レバー12は、
その操作つまみ端部が図2に示す高速位置12″から停
止位置12′までの全操作範囲において、外部から操作
可能なように前記デザインカバー11の前面に穿けられ
た長孔11aから外部(前方)に突出せしめられてい
る。そして、前記停止端子13は点火コイル1次線14
に接続されている。
【0023】この停止端子13が、前記のように電気絶
縁性を有する樹脂材料からなるデザインカバー11に設
けられるとともに、前記ファンカバー3に縦軸16を介
して接地され、該縦軸16とを導通している前記スロッ
トル調整レバー12が該停止端子13と接触することに
より、点火コイル一次線14側を接地してエンジン1を
停止させるスロットル連動式の停止スイッチ機構が構成
される。これにより、従来のもののような余分な絶縁材
は不要となる。
【0024】前記デザインカバー11は、図4〜図5に
示すように、ファンカバー3の上部に穿孔された矩形孔
3aに、デザインカバー11の下側に設けた横溝付きの
突起部11bを指し込み、図4〜図5の左方向に位置を
ずらし、突起部11bの内側に設けられた横溝をファン
カバー3の矩形孔3aに係合させた後、ファンカバー3
のねじ孔3bにデザインカバー11の取付孔11cを合
わせ、止めねじ24(図2参照)をねじ孔3bにねじ込
むことによりファンカバー3に固定される。
【0025】17は座金であり、前記スロットル調整レ
バー12のスラスト面を支えると同時に、引張ばね18
の端部を突出部17bで支持する。また、該座金17の
他の突出部17aをデザインカバー11の凹部に嵌合す
るように曲げて回り止めとしている。前記引張ばね18
の他端はスロットル調整レバー12の中間部に係止さ
れ、該引張ばね18は、前記スロットル調整レバー12
を安全サイドである低速側に引く方向に付勢されてい
る。
【0026】なお、該引張ばね18は、ワイヤにてスロ
ットル調整レバー12を介してのスロットル操作をする
場合に設けられるもので、通常の手動操作を行なう場合
には不要である。
【0027】前記スロットル調整レバー12は、皿状ば
ね(図示省略)を介してナット25によりエンジン本体
2に締め付けられている。そして、その締付力は、スロ
ットル調整レバー12を回して、任意の角度位置に停止
置き可能な摩擦力となるように、調整されている。
【0028】また、前記スロットル調整レバー12に
は、図2に示すように長手方向中央部に孔12cが設け
られ、この孔12cに前記デザインカバー11に一体に
成形された突出部(図示省略)がエンジン1の低速回転
位置決めの機能をなすようになっている。前記デザイン
カバー11には止めピン11fが一体に形成され、この
止めピン11fは前記スロットル調整レバー12を低速
位置からさらに低速側に回動し、該レバー12b前記停
止端子13と接触した位置にこれを係止せしめるストッ
パの機能を有する。
【0029】23はデザインカバー11の前面から内側
へ向けてねじ込まれた調整ねじで、この調整ねじ23の
ねじ込み量を変えてガバナスプリング21の張力を調整
することによりエンジン1の最高回転数を規制するよう
になっている。
【0030】このエンジン1の回転速度調整用ガバナ
は、通常使用されている遠心式の機械式ガバナであり
(内部機構の説明は省略)、図2〜図3において、エン
ジン1のクランク軸(図示省略)の回転により発生する
遠心力は、トルクに変換されてエンジン本体2の上部よ
り突出されたガバナ軸20より機外に取り出される。1
9はガバナ軸20に固設した2つのアーム19a、19
bを有するガバナレバーであり、該アーム19aの端部
の孔には前記ガバナスプリング21が係止されている。
そして、該ガバナスプリング21の他端はスロットル調
整レバー12のアーム12aに係止されている。前記ガ
バナレバー19のアーム19bの端部には操作ロッド2
2が回動自在に取付けられ、また該操作ロッド22の他
端は気化器15のアクセルレバー27に回動自在に取付
けられている。
【0031】かかるエンジン1において、エンジン回転
数が設定回転数より高くなったときには、遠心力が増加
し、ガバナ軸20のトルクによるガバナレバー19のア
ーム19a端部の引き力は、ガバナスプリング21の張
力に打ち勝って、ガバナレバー19を図2において反時
計回り方向に揺動させ、操作ロッド22及びアクセルレ
バー27を介して、気化器15のスロットル弁(図示省
略)と閉じる方向に駆動し、エンジン回転数を設定し
た、回転数まで下げる。また、逆にエンジン回転数が設
定回転数から下がってきた場合には、ガバナの遠心力が
減少し、ガバナスプリング21の張力がガバナ軸20の
トルクによるガバナレバー19のアーム19a端部の引
き力に打ち勝って、ガバナレバー19を図2において時
計回り方向に揺動させ、気化器15のスロットル弁(図
示省略)を開く方向に駆動し、エンジン回転数を設定し
た回転数まで上げる。このようにしてエンジン1の回転
数を設定回転数に維持することができる。
【0032】また、前記燃料パイプ8の支持構造につい
て説明するに、前記スロットル操作パネル10のデザイ
ンカバー11は図4、図5に示すように、その下面を斜
めに横断するようにして、断面が半円形状の溝11dが
設けられており、燃料タンク7から気化器15へ配管さ
れる前記燃料パイプ8をこのデザインカバー11の半円
形の溝11d内に嵌めて、ファンカバー3で押さえるよ
うにしている。これにより燃料パイプ8を、余分なクラ
ンプ等が無くても、前記溝11dとファンカバー3との
間で挟んで確実に押さえることができ、取付けのための
手間を省くこともできる。
【0033】
【発明の効果】以上の記載のごとく本発明によれば、フ
ァンカバーの上部と燃料タンクの下部との間に樹脂材料
から成るデザインカバーを設け、該デザインカバーでエ
ンジン正面上部の凹凸部を覆うとともに、スロットル調
整レバーの取付台となる縦軸をデザインカバーと一体に
成形し、また請求項2のように、該デザインカバーのフ
ァンカバーへの取付けを、多数のボルトを用いることな
く、ファンカバーに設けられた孔に、デザインカバーに
設けられた突出部を係合してねじ止めするという簡単な
手段でなし、さらには燃料パイプの支持を請求項3の発
明のようにデザインカバーに一体に設けられた円形状の
溝とファンカバーの上面とで挟持してクランプ、ボルト
等の固定手段を必要とせずになしたことにより、従来の
技術に較べて部品点数が大幅に低減されるとともに部品
の取付け工数の減少が実現される。
【0034】また、電気絶縁性を有する樹脂材料から成
るデザインカバーに停止スイッチ端子を直接設けて、該
端子をファンカバーと接触させることによりエンジンを
停止できるので、停止装置用としての余分な絶縁材は不
要となり停止スイッチ機構も大幅に簡素化される。
【0035】従って本発明によれば、部品点数が低減さ
れるとともに部品の取付工数が減少し、低コスト化され
た汎用単気筒エンジンを得ることができるという実用上
極めて有利な効果を得る事が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る傾斜型汎用単気筒エン
ジンの全体正面図である。
【図2】上記実施形態における、スロットル操作部近傍
の平面図である。
【図3】図2のA−A矢視図である。
【図4】図2のB−B矢視図である。
【図5】図4のC矢視図である。
【図6】従来技術に係る傾斜型汎用単気筒エンジンの全
体正面図である。
【符号の説明】
1 エンジン 2 エンジン本体 3 ファンカバー 3a 矩形孔 4 リコイルスタータ 5 エアクリーナ 6 マフラカバー 7 燃料タンク 8 燃料パイプ 9 燃料コック 10 操作パネル 11 デザインカバー 11a 長孔 11b 突起部 11c 取付孔 11d 溝 12 スロットル調整レバー 13 停止端子 14 点火コイル一次線 15 気化器 16 縦軸 17 座金 18 引張ばね 19 ガバナレバー 20 ガバナ軸 21 ガバナスプリング 22 操作ロッド 23 調整ねじ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F02B 77/00 F02B 77/00 P

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クランクケースを含むエンジンの本体に
    対して傾斜してシリンダを配置し、前記エンジン本体の
    上部に燃料タンクを配置し、前記エンジン本体の上部に
    燃料タンクを設置するとともに、エンジンの正面にファ
    ンカバーを設置してなる傾斜シリンダ型単気筒エンジン
    において、 前記ファンカバーの上部と燃料タンクの下部との間にエ
    ンジン正面の凹凸部を覆うように設けられた樹脂材料か
    らなるデザインカバーと、 該デザインカバーの内側に配置され、該カバーと一体に
    設けられた縦軸の廻りに回転可能で、かつ任意の角度位
    置に停止置き可能に取り付けられ、操作つまみ部がデザ
    インカバーに設けられた孔から外側に突出されたスロッ
    トル調整レバーと、前記デザインカバーの内側に絶縁配
    置され、アース端子が前記スロットル調整レバーに接す
    ることにより接地され、エンジンを停止するスロットル
    連動式の停止スイッチとを備えてなることを特徴とする
    エンジンの操作パネル構造。
  2. 【請求項2】 前記ファンカバーの正面に孔を穿設する
    とともに、前記デザインカバーの下面に、前記ファンカ
    バーの孔に嵌合され、該デザインカバーとファンカバー
    の相対位置移動により前記孔に係合する溝を有する突出
    部を設け、前記孔及び突出部から一定量離隔した位置に
    ねじにより、デザインカバーとファンカバーとを固定す
    るねじ固定部を設け、 前記突出部を前記孔に嵌合して前記相対位置をずらし、
    前記孔の縁部に前記溝を係合し、前記ねじ固定部をねじ
    結合してデザインカバーをファンカバーに固定するよう
    に構成されてなる請求項1記載のエンジンの操作パネル
    構造。
  3. 【請求項3】 前記デザインカバーの下面に、断面が略
    半円形状の溝を設け、前記燃料タンクに接続される燃料
    パイプを該溝と、前記ファンカバーの上面とで挟持して
    なる請求項1又は2記載のエンジンの操作パネル構造。
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