JPH041331Y2 - - Google Patents
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- JPH041331Y2 JPH041331Y2 JP3059086U JP3059086U JPH041331Y2 JP H041331 Y2 JPH041331 Y2 JP H041331Y2 JP 3059086 U JP3059086 U JP 3059086U JP 3059086 U JP3059086 U JP 3059086U JP H041331 Y2 JPH041331 Y2 JP H041331Y2
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- Japan
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- reinforcing member
- intake passage
- intake
- synthetic resin
- throttle
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- Expired
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Landscapes
- Characterised By The Charging Evacuation (AREA)
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
《産業上の利用分野》
この考案はエンジンの吸気装置に関し、特に吸
気通路を合成樹脂で形成したものに関する。
気通路を合成樹脂で形成したものに関する。
《従来の技術》
周知のように、エンジンの吸気装置では混合気
を燃焼室内に導入するための吸気通路を備えてお
り、吸気通路は通常耐熱性のあるアルミ合金など
の金属で形成されている。
を燃焼室内に導入するための吸気通路を備えてお
り、吸気通路は通常耐熱性のあるアルミ合金など
の金属で形成されている。
しかしながら、このような金属製の吸気通路
は、車体の重量化を招き、燃費効率が低下する一
因となつていた。
は、車体の重量化を招き、燃費効率が低下する一
因となつていた。
このため、例えば特開昭57−181964号公報に見
られるように、吸気通路を合成樹脂で形成した吸
気装置が提案されている。
られるように、吸気通路を合成樹脂で形成した吸
気装置が提案されている。
ところで、近時のエンジンでは、燃費効率や排
気ガス対策などのために電子制御化が推進され、
特に電子制御のエンジンの吸気装置に合成樹脂製
の吸気通路を適用する場合には、以下に示す問題
があつた。
気ガス対策などのために電子制御化が推進され、
特に電子制御のエンジンの吸気装置に合成樹脂製
の吸気通路を適用する場合には、以下に示す問題
があつた。
《考案が解決しようとする問題点》
すなわち、一般的な電子制御エンジンでは、い
かなるマイクロコンピユータを制御装置として、
例えばエアーフローメータ、吸気温センサー、排
気ガスセンサーなどの各種センサ−からの電気信
号を入力として、車両の走行状態に応じて例えば
吸入空気量を電気的に駆動されるアクチュエータ
を介してコントロールする。
かなるマイクロコンピユータを制御装置として、
例えばエアーフローメータ、吸気温センサー、排
気ガスセンサーなどの各種センサ−からの電気信
号を入力として、車両の走行状態に応じて例えば
吸入空気量を電気的に駆動されるアクチュエータ
を介してコントロールする。
従つて、この種のエンジンの吸気通路には、各
種センサーやアクチュエータなどの電気部品が取
付けられることになるが、この場合、例えばある
値以上ないしは以下のみを検出するセンサー類
や、ON−OFF制御されるアクチュエータでは、
一方の電気通路はボデーアースで簡単に接続でき
る。
種センサーやアクチュエータなどの電気部品が取
付けられることになるが、この場合、例えばある
値以上ないしは以下のみを検出するセンサー類
や、ON−OFF制御されるアクチュエータでは、
一方の電気通路はボデーアースで簡単に接続でき
る。
また、ボデーアースは電気的接続の確保だけで
なく、電気部品の誤動作の原因となる雑音対策と
しても有効な手段となる。
なく、電気部品の誤動作の原因となる雑音対策と
しても有効な手段となる。
しかるに、吸気通路を合成樹脂とした場合、強
度的に問題があるだけでなく、樹脂が一般的には
非電導体のため、吸気通路に取付けられた電気部
品のボデーアースが取り難いという問題があつ
た。
度的に問題があるだけでなく、樹脂が一般的には
非電導体のため、吸気通路に取付けられた電気部
品のボデーアースが取り難いという問題があつ
た。
この考案は以上の如き問題点に鑑みてなされた
ものであつて、その目的とするところは、合成樹
脂製吸気通路の強度を確保し、且つこれに取付け
られる電気部品のボデーアースが簡単に行えるエ
ンジンの吸気装置を提供することにある。
ものであつて、その目的とするところは、合成樹
脂製吸気通路の強度を確保し、且つこれに取付け
られる電気部品のボデーアースが簡単に行えるエ
ンジンの吸気装置を提供することにある。
《問題点を解決するための手段》
上記目的を達成するために、この考案は、合成
樹脂で形成した吸気通路を備えたエンジンの吸気
装置において、前記吸気通路に金属製で且つ車体
側に電気的に接合される補強部材を設けるととも
に、この補強部材にボデーアースを必要とする電
気部品のアース接続を行なうことを特徴とする。
樹脂で形成した吸気通路を備えたエンジンの吸気
装置において、前記吸気通路に金属製で且つ車体
側に電気的に接合される補強部材を設けるととも
に、この補強部材にボデーアースを必要とする電
気部品のアース接続を行なうことを特徴とする。
《作用》
上記構成のエンジンの吸気装置によれば、金属
製補強部材が合成樹脂製吸気通路に設けられてい
るので、その機械的強度が増加するとともに、金
属製補強部材は電気の良導体であつて、吸気通路
に取付けられる電気部品を補強部材に接続すれば
ボデーアースが簡単に行える。
製補強部材が合成樹脂製吸気通路に設けられてい
るので、その機械的強度が増加するとともに、金
属製補強部材は電気の良導体であつて、吸気通路
に取付けられる電気部品を補強部材に接続すれば
ボデーアースが簡単に行える。
《実施例》
以下、この考案の好適な実施例について、添附
図面を参照にして詳細に説明する。
図面を参照にして詳細に説明する。
第1図から第3図は、この考案に係るエンジン
の吸気装置の一実例を示している。
の吸気装置の一実例を示している。
同図はエンジンの吸気装置を構成する吸気通路
の一部であるスロツトルボデー10に本考案を適
用した場合を例示している。
の一部であるスロツトルボデー10に本考案を適
用した場合を例示している。
スロツトルボデー10は第1図および第2図に
示すように、両端が開口した円筒中空状に合成樹
脂、例えば熱可塑性樹脂を主体として一体形成さ
れている。
示すように、両端が開口した円筒中空状に合成樹
脂、例えば熱可塑性樹脂を主体として一体形成さ
れている。
スロツトルボデー10の内側には、吸気量を調
整する円板状のスロツトル板12が回転可能に軸
支されるとともに、その側面にはスロツトル板1
2の回転角度を検出するスロツトルポジシヨンセ
ンサー14と、車両の運転室内に設けられるアク
セルペダルとリンク結合され、アクセルペダルを
踏み込むとスロツトル板12を回動させるスロツ
トル回転機構16とが配設されている。
整する円板状のスロツトル板12が回転可能に軸
支されるとともに、その側面にはスロツトル板1
2の回転角度を検出するスロツトルポジシヨンセ
ンサー14と、車両の運転室内に設けられるアク
セルペダルとリンク結合され、アクセルペダルを
踏み込むとスロツトル板12を回動させるスロツ
トル回転機構16とが配設されている。
また、スロツトル回転機構16の近傍には、減
速時にスロツトル板12が急激に閉止するのを緩
和するためのダツシュポツト18が設けてある。
速時にスロツトル板12が急激に閉止するのを緩
和するためのダツシュポツト18が設けてある。
一方、スロツトルボデー10の下面側には、そ
の下流側に設けられるサージタンク20に吸入空
気をバイパスするための接続用パイプ22が突設
されているとともに、その上面側には吸入空気の
温度を測定するための温度センサー24が、スロ
ツトルボデー10を貫通するようにして取付けら
れている。
の下流側に設けられるサージタンク20に吸入空
気をバイパスするための接続用パイプ22が突設
されているとともに、その上面側には吸入空気の
温度を測定するための温度センサー24が、スロ
ツトルボデー10を貫通するようにして取付けら
れている。
スロツトルボデー10は前述したように合成樹
脂を主体としているが、その内部には補強部材2
6がインサート成形により埋設されている。補強
部材26は例えば鋼板、銅板、アルミ板などの金
属薄板を所定形状に折曲したものであつて、その
大部分はスロツトルボデー10の軸方向に沿つて
その肉厚中心に配置され、且つ、スロツトルボデ
ー10の肉厚な基部10aでは軸に直交する部分
もあつて、合成樹脂の強度を補強している。
脂を主体としているが、その内部には補強部材2
6がインサート成形により埋設されている。補強
部材26は例えば鋼板、銅板、アルミ板などの金
属薄板を所定形状に折曲したものであつて、その
大部分はスロツトルボデー10の軸方向に沿つて
その肉厚中心に配置され、且つ、スロツトルボデ
ー10の肉厚な基部10aでは軸に直交する部分
もあつて、合成樹脂の強度を補強している。
また、上記補強部材26は、第2図に示すよう
にスロツトルボデー10の温度センサー取付部1
0bと、第3図に示すサージタンク20との接合
用フランジ部10cとで外側に露出している。
にスロツトルボデー10の温度センサー取付部1
0bと、第3図に示すサージタンク20との接合
用フランジ部10cとで外側に露出している。
従つて、センサー取付部10bに温度センサー
24を挿入してナツト24aによつてセンサー2
4を締付け固定し、且つ、サージタンク20とス
ロツトルボデー10とを、ガスケツト28を介在
させてフランジ部10cにボルト30を螺着して
結合すると、サージタンク20が金属製であつて
吸気マニホールドなどを介して車体と電気的に接
続されているので、温度センサー24のボデーア
ースは補強材26を介して簡単に行なわれ、これ
により温度センサー24の電気的接続は一方のみ
のリード線32で済む。
24を挿入してナツト24aによつてセンサー2
4を締付け固定し、且つ、サージタンク20とス
ロツトルボデー10とを、ガスケツト28を介在
させてフランジ部10cにボルト30を螺着して
結合すると、サージタンク20が金属製であつて
吸気マニホールドなどを介して車体と電気的に接
続されているので、温度センサー24のボデーア
ースは補強材26を介して簡単に行なわれ、これ
により温度センサー24の電気的接続は一方のみ
のリード線32で済む。
なお、上記実施例では、本考案をスロツトルボ
デー10に適用したものを例示したが、本考案の
実施はこれに限定されることはなく、サージタン
ク20や吸気マニホールドであつてもよい。
デー10に適用したものを例示したが、本考案の
実施はこれに限定されることはなく、サージタン
ク20や吸気マニホールドであつてもよい。
また、ボデーアースを行なう対象物も上記温度
センサー24だけでなく、所定値以上ないしは以
下を検出する他のセンサー類や、ON−OFF制御
されるアクチエータであつてもよい。
センサー24だけでなく、所定値以上ないしは以
下を検出する他のセンサー類や、ON−OFF制御
されるアクチエータであつてもよい。
さらに、上記実施例では補強部材26をスロツ
トルボデー10の肉厚の中心に配置したものを例
示したが、補強部材26はボデー10の内・外面
側に配置してもよい。
トルボデー10の肉厚の中心に配置したものを例
示したが、補強部材26はボデー10の内・外面
側に配置してもよい。
《考案の効果》
以上、実施例で詳細に説明したように、この考
案に係るエンジンの吸気装置によれば、合成樹脂
製の吸気装置の機械的強度の補強を図りつつ、吸
気装置に取付けられる電気部品のボデーアースを
簡単に行うことができる。
案に係るエンジンの吸気装置によれば、合成樹脂
製の吸気装置の機械的強度の補強を図りつつ、吸
気装置に取付けられる電気部品のボデーアースを
簡単に行うことができる。
第1図は本考案装置の一実施例を示す斜視図、
第2図は第1図の軸方向断面図、第3図は第2図
の要部断面図である。 10……スロツトルボデー、24……温度セン
サー、26……補強部材、30……ボルト。
第2図は第1図の軸方向断面図、第3図は第2図
の要部断面図である。 10……スロツトルボデー、24……温度セン
サー、26……補強部材、30……ボルト。
Claims (1)
- 合成樹脂で形成した吸気通路を備えたエンジン
の吸気装置において、該吸気通路に金属製で且つ
車体側に電気的に接合される補強部材を設けると
ともに、該補強部材にボデイアースを必要とする
電気部品のアース接続を行なうことを特徴とする
エンジンの吸気装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3059086U JPH041331Y2 (ja) | 1986-03-05 | 1986-03-05 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3059086U JPH041331Y2 (ja) | 1986-03-05 | 1986-03-05 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62143063U JPS62143063U (ja) | 1987-09-09 |
JPH041331Y2 true JPH041331Y2 (ja) | 1992-01-17 |
Family
ID=30835539
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3059086U Expired JPH041331Y2 (ja) | 1986-03-05 | 1986-03-05 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH041331Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3920406B2 (ja) * | 1997-05-21 | 2007-05-30 | ヤマハ発動機株式会社 | 小型船舶 |
-
1986
- 1986-03-05 JP JP3059086U patent/JPH041331Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62143063U (ja) | 1987-09-09 |
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