JPH10258752A - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

電動パワーステアリング装置

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JPH10258752A
JPH10258752A JP9067734A JP6773497A JPH10258752A JP H10258752 A JPH10258752 A JP H10258752A JP 9067734 A JP9067734 A JP 9067734A JP 6773497 A JP6773497 A JP 6773497A JP H10258752 A JPH10258752 A JP H10258752A
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栄樹 野呂
Yoshinobu Mukai
良信 向
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    • B62D5/04Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear
    • B62D5/0457Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear characterised by control features of the drive means as such
    • B62D5/046Controlling the motor
    • B62D5/0463Controlling the motor calculating assisting torque from the motor based on driver input
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
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  • Power Steering Mechanism (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 トルクセンサのセンタ値調整作業が容易で、
センタ値がずれても左右方向の操舵トルクに対して電動
機のアシスト禁止動作点をバランスさせることができる
電動パワーステアリング装置を提供する。 【解決手段】 センタ値補正手段21と、目標電流信号
設定手段22と、偏差演算手段23と、駆動制御手段2
4と、基準値変更手段26、比較手段27を備えた方向
禁止手段25とを有する制御手段15を備えた電動パワ
ーステアリング装置1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は操舵トルクセンサ
のセンタ値のずれに対応して方向禁止回路の基準値を補
正する電動パワーステアリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電動パワーステアリング装置にお
いて、操舵トルクセンサに差動変圧器を用い、ハンドル
操作により発生する時計回り方向および反時計回り方向
の操舵トルクを差動変圧器に発生する電気的な差動出力
として検出し、差動出力の絶対値で操舵トルクの大き
さ、差動出力の極性(±)で操舵トルクの方向を検出す
るよう構成されたものは知られている。
【0003】また、操舵トルク検出器に5V単一電源駆
動の演算増幅器を用い、演算増幅器の仮想接地点を2.
5Vに設定し、差動変圧器に発生した差動出力が0(操
舵トルクが0)を2.5V、差動出力が負極性(操舵ト
ルクが反時計回り方向)の場合には0から2.5V、差
動出力が正極性(操舵トルクが時計回り方向)の場合に
は2.5Vから5.0Vの検出出力で検出するように構成
されたものも知られている。
【0004】このような、操舵トルク検出器は、ハンド
ルに操舵トルクが加えられない状態(操舵トルク=0)
を中立点とし、中立点に対応する演算増幅器の出力2.
5Vがセンタ値として設定されている。
【0005】なんらかの原因、例えば操舵トルクセンサ
を構成する差動変圧器の経時変化等によって中立点(操
舵トルク=0)に対応する演算増幅器の出力(センタ
値)が2.5Vから増減変動してずれを生じた場合に
は、センタ値補正回路を用いて増減変動した出力をセン
タ値(例えば、2.6Vまたは2.4V)を新たなセンタ
値として設定することにより、ハンドルに加えられる時
計回り方向および反時計回り方向の操舵トルクに対応し
て操向車輪に左右バランスしたアシスト力を付勢するよ
う構成されている。
【0006】一方、従来の電動パワーステアリング装置
において、方向禁止回路を設け、電動機を駆動制御する
制御系から出力される電動機制御信号の方向信号と、方
向禁止回路から出力される方向信号の一致、不一致を判
定し、不一致の場合には操舵方向と反対方向の電動機ア
シストを禁止するよう構成されたものも知られている。
【0007】このような方向禁止回路には、操舵トルク
検出器の時計回り方向および反時計回り方向の検出出力
に対応して2つの動作基準値を設定し、時計回り方向の
検出出力が反時計回り方向の動作基準値を超えた場合に
は、反時計回り方向の電動機アシストを禁止し、反時計
回り方向の検出出力が時計回り方向の動作基準値を超え
た場合には、時計回り方向の電動機アシストを禁止する
ように構成することにより、例えば制御系を構成するC
PU(マイクロプロセッサ)に異常が発生し、方向禁止
回路で検出した方向信号と制御系から出力される電動機
制御信号の方向信号が一致しない場合には、制御系から
出力される電動機制御信号による電動機アシストが禁止
される。
【0008】これにより、ドライバが時計回り方向にハ
ンドルを操作しているのに、電動機が反時計回り方向に
アシストされるような、ドライバの意志とは反対方向の
電動機アシストを禁止して車両の不自然な挙動が防止さ
れる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の電動パワーステ
アリング装置は、操舵トルクの検出出力のセンタ値(中
立点)調整は、操舵トルクセンサ単体または車両に搭載
する時に実施しているが、調整作業が、例えばステアリ
ングシャフトの入力軸とトーションバーのピン打ち前に
操舵トルクセンサからの検出出力が中立点(検出出力
2.5V)となるよう機械的な調整をするため、調整作
業に多くの時間を要したり、調整が微妙となって調整作
業自体が困難であるという課題がある。
【0010】このような課題を解決するために、センタ
値(中立点)調整を電気的に行なう方法がある。例え
ば、電子制御ユニット(ECU)内のメモリに予めセン
タ値を設定しておき、ECUが有するマイクロプロセッ
サ(CPU)でセンタ値を調整することによって調整作
業の簡略化と調整作業の時間短縮を図ることができる。
【0011】この方法では、マイクロプロセッサ(CP
U)暴走時の対策として設けた方向禁止回路の動作基準
値が一定であり、操舵トルクに換算して左右トルクとも
に、例えば30kg・cmであるため、センタ値のずれは操
舵トルクに換算して10kg・cm以下にしないと実用的で
なく、センタ値のずれを10kg・cm以下にすることは高
価な操舵トルクセンサを使用したり、センタ値の設定が
一層困難になってコストアップを招く課題がある。
【0012】図10に従来の電動パワーステアリング装
置のトルクセンサのセンタ値ずれに対する操舵トルクと
トルク検出出力の関係図を示す。図10において、トル
クセンタ値(中立点)CO1がノミナル値2.5V、方向
禁止回路の左方向アシスト禁止の左動作基準値KLが2.
7V、方向禁止回路の右方向アシスト禁止の右動作基準
値KRが2.3Vに設定されている。
【0013】この状態では、操舵トルクが0でトルク検
出出力TOは、センタ基準値CO1と同じ2.5Vであり、
右操舵トルク(ハンドルの時計回り方向操作)TRが増
加してTR1に達するとトルク検出出力TONは、方向禁止
回路の左操作基準値KL(=2.7V)となり、ハンドル
の反時計回り方向操作に対応した電動機の左方向へのア
シストは禁止される。
【0014】また、操舵トルク0から左トルク(ハンド
ルの反時計回り方向操作)TLが増加してTL1に達する
とトルク検出出力TONは、方向禁止回路の右操作基準値
R(=2.3V)となり、ハンドルの時計回り方向操作
に対応した電動機の右方向へのアシストは禁止される。
【0015】このように、トルク検出出力TOに基づい
て電動機をアシストする制御系の、例えばマイクロプロ
セッサ(CPU)が暴走し、ハンドル操作による操舵ト
ルク(例えば、右操舵トルクTR)と反対の方向に電動
機を駆動する信号が出力される場合には、方向禁止回路
によって操舵トルクが動作基準値(例えば、左動作基準
値KL)に達すると電動機のアシストが禁止される。
【0016】また、右動作基準値KR、左動作基準値KL
をそれぞれ2.7V、2.3Vとし、センサ基準値C
O1(=2.5V)からそれぞれ等しい偏差(=0.2V)
に設定したので、操舵トルク0から左右方向に等しい操
舵トルク(TL1、TR1、|TL1|=|TR1|)に対して
左右バランスして電動機のアシストが禁止される。
【0017】次に、トルクセンサのセンタ値がCO1(=
2.5V)からCO2(=2.6V)に変動すると、右操舵
トルクTRおよび左操舵トルクTLに対応したトルク検出
出力TOはTOH特性となり、右操舵トルクTRがTR2(=
R1−ΔT)になると、トルク検出出力TOHは左動作基
準値KL(=2.7V)に達し、方向禁止回路が動作して
電動機の左方向アシストが禁止される。
【0018】また、左操舵トルクTLがTL2(=TL1
ΔT)になると、トルク検出出力TO Hは右左動作基準値
R(=2.3V)に達し、方向禁止回路が動作して電動
機の右方向アシストが禁止される。
【0019】図10から明らかなように、右操舵トルク
RがTR2(=TR1−ΔT)で方向禁止回路の左動作基
準値KL(=2.7V)に達するのに対し、左操舵トルク
LはTL2(=TL1+ΔT)にならなければ方向禁止回
路の右動作基準値KR(=2.3V)に達しなく、TR1
L1の絶対値が等しい(|TL1|=|TR1|)ことから
L2の絶対値はTR2の絶対値よりも2ΔTだけ大きくな
り、方向禁止回路が動作する左右操舵トルク(TL
R)にアンバランスが生じてしまう課題がある。
【0020】なお、方向禁止回路を2個のマイクロプロ
セッサ(CPU)で構成し、ソフトウェアで処理するこ
とによってセンタ値のずれを大きく(10kg・cm以上)
し、操舵トルクセンサのコストアップは解消できるが、
方向禁止回路を2個のマイクロプロセッサ(CPU)で
構成するため、コストアップを招く課題がある。
【0021】この発明はこのような課題を解決するため
なされたもので、その目的は、方向禁止回路の動作基準
値を操舵トルクセンサのセンタ値のずれに対応させて変
更することにより、操舵トルクセンサのセンタ値の調整
が容易で、方向禁止性能に優れた電動パワーステアリン
グ装置を提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
この発明に係る電動パワーステアリング装置の方向禁止
手段は、センタ値のずれに対応して左右方向の動作基準
値を変更する基準値変更手段を備えたことを特徴とす
る。
【0023】この発明に係る電動パワーステアリング装
置の方向禁止手段は、センタ値のずれに対応して左右方
向の動作基準値を変更する基準値変更手段を備えたの
で、センタ値がずれても左右方向の操舵トルクに対する
電動機のアシスト禁止動作点の変動を補償することがで
きる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を添
付図面に基づいて説明する。なお、本発明は、方向禁止
手段の動作基準値を操舵トルクセンサのセンタ値のずれ
に対応させて変更することにより、操舵トルクセンサの
センタ値の調整が容易で、方向禁止性能に優れた電動パ
ワーステアリング装置を提供するものである。
【0025】図1はこの発明に係る電動パワーステアリ
ング装置の全体構成図である。図1において、電動パワ
ーステアリング装置1は、ステアリングホイール17に
一体的に設けられたステアリング軸2に自在継ぎ手3
a、3bを備えた連結軸3を介し、ステアリング・ギア
ボックス4内に設けたラック&ピニオン機構5のピニオ
ン5aに連結されて手動操舵力発生手段6を構成する。
【0026】ピニオン5aに噛み合うラック歯7aを備
え、これらの噛み合いにより往復運動するラック軸7
は、その両端にタイロッド8を介して転動輪としての左
右の前輪9が連結される。
【0027】このようにして、ステアリングホイール1
7操舵時には通常のラック&ピニオン式の手動操舵力発
生手段6を介し、マニュアルステアリングで前輪9を転
動させて車両の向きを変えている。
【0028】手動操舵力発生手段6による操舵力を軽減
するため、操舵補助力を供給する電動機10をラック軸
7と同軸的に配設し、ラック軸7と同軸に設けられたボ
ールねじ機構11を介して推力に変換し、ラック軸7
(ボールねじ軸11a)に作用させる。
【0029】ステアリング・ギアボックス4内にはドラ
イバの手動操舵トルクの方向と大きさを検出する操舵ト
ルクセンサ12を配置し、操舵トルクセンサ12が検出
した操舵トルクに対応したアナログ電気信号の操舵トル
ク信号TSを制御手段15に提供する。
【0030】制御手段15は、マイクロプロセッサを基
本に各種演算手段、処理手段、信号発生手段、メモリ等
で構成し、操舵トルク信号TSに対応する電動機制御信
号VO(例えば、オン信号とPWM信号の混成信号)を
発生して電動機駆動手段16を駆動制御する。
【0031】また、制御手段15は、センタ値補正手段
を備え、操舵トルクセンサ12から供給される操舵トル
ク信号TSに基づいてトルクセンタ値がずれた場合に
は、ずれたトルクセンタ値を新たなトルクセンタ値とし
て検出する。
【0032】さらに、制御手段15は、方向禁止手段を
備え、トルクセンタ値がずれた場合には、方向禁止手段
の動作開始を規定する動作基準値を新たなトルクセンタ
値に対応して変更する。
【0033】電動機駆動手段16は、例えば4個のパワ
ーFET(電界効果トランジスタ)のスイッチング素子
からなるブリッジ回路で構成し、電動機制御信号VO
基づいてブリッジ回路の対角にある2個一対のパワーF
ETをそれぞれPWM(パルス幅変調)駆動、オン駆動
する駆動電動機電圧VMを出力して電動機10を駆動す
る。
【0034】電動機電流検出手段18は、電動機10に
実際に流れる電動機電流IMを検出し、電動機電流IM
対応した電動機電流信号IMOを制御手段15にフィード
バック(負帰還)する。
【0035】図2はこの発明に係る電動パワーステアリ
ング装置の要部ブロック構成図である。図2において、
電動パワーステアリング装置1の制御手段15は、セン
タ値補正手段21、目標電流信号設定手段22、偏差演
算手段23、駆動制御手段24、方向禁止手段25を備
える。
【0036】センタ値補正手段21は、変換手段を備
え、操舵トルクセンサ12が検出した電気的な操舵トル
ク信号TS1、TS2に基づいて時計回り方向の操舵トルク
および反時計回り方向の操舵トルクを単一極性の電圧値
のトルク検出出力TOとして出力する。
【0037】また、センタ値補正手段21は、センタ値
記憶手段、減算手段を備え、センタ値を記憶し、このセ
ンタ値(ノミナル値2.5V)を中心にしてトルク検出
出力TOを出力するとともに、センタ値がなんらかの原
因でずれた場合には、ずれたセンタ値を新たなセンタ値
として記憶し、この新たなセンタ値をノミナル値2.5
Vに補正してトルク検出出力TOを出力する。
【0038】図3にセンタ値補正手段の要部ブロック構
成図を示す。図3において、センタ値補正手段21は、
変換手段31、センタ値記憶手段32、減算手段33を
備える。
【0039】変換手段31は、単一電源(例えば、5
V)駆動の差動増幅器(仮想接地点が2.5V)で構成
し、操舵トルクセンサ12が検出した操舵トルク信号T
S1、TS 2の差動入力(=TS1−TS2)を増幅し、図10
に示すようにセンタ値2.5Vを中心として差動入力が
マイナス極性の場合には2.5Vを下回る出力VD、差動
入力がプラス極性の場合には2.5Vを超える出力VD
発生し、出力VDをセンタ値記憶手段32、減算手段3
3および方向禁止手段25に供給する。
【0040】センタ値記憶手段32は、EEPROM等
の書き換え可能な不揮発性メモリ、減算手段で構成し、
操舵トルク信号TS1、TS2が0(ハンドルが中立位置)
の場合に、出力VD(ノミナル値2.5V)をセンタ値C
O1(図10参照)として記憶するとともに、センタ値C
O1とノミナル値2.5Vの偏差ΔCO(=CO1−2.5
V)を演算し、センタ値偏差信号ΔCOを減算手段33
に供給するとともに、センタ値CO1をセンタ値信号COX
として方向禁止手段25に提供する。
【0041】センタ値CO1(ノミナル値2.5V)がず
れてセンタ値CO2(例えば、2.6V:図10参照)に
なると、センタ値CO2を新たなセンタ値COXとして記憶
するともに、センタ値CO2とノミナル値2.5Vの偏差
ΔCO(=CO2−2.5V)を演算し、センタ値偏差信号
ΔCOを減算手段33に供給するとともに、センタ値CO
2をセンタ値信号COXとして方向禁止手段25に提供す
る。
【0042】減算手段33は、変換手段31から供給さ
れる出力VDとセンタ値記憶手段32から供給されるセ
ンタ値偏差信号ΔCOの偏差(=VD−ΔCO)を演算
し、この偏差をトルク検出出力TOとして目標電流信号
設定手段22に供給する。
【0043】このように、センタ値補正手段21は、変
換手段31から供給される出力VDとセンタ値記憶手段
32から供給されるセンタ値偏差信号ΔCOの偏差(=
D−ΔCO)をトルク検出出力TOとして出力するの
で、操舵トルクセンサ12のセンタ値がずれてもトルク
検出出力TOはセンタ値を常にノミナル値2.5Vに補正
することができる。
【0044】目標電流信号設定手段22は、ROM等の
メモリで構成し、予め実験値または設計値に基づいて設
定したトルク検出出力TOと目標電流信号IMSの対応デ
ータを記憶しておき、センタ値補正手段21からトルク
検出出力TOが供給されると、対応する目標電流信号デ
ータIMSを読み出し、目標電流信号IMSを偏差演算手段
23に提供する。
【0045】図4にトルク検出出力(TO)−目標電流
信号(IMS)特性図を示す。図4において、目標電流信
号IMSはトルク検出出力TOが2.5Vのとき(TO=2.
5V)に0、トルク検出出力TOが2.5Vを超える場合
には正極性(+)、トルク検出出力TOが2.5Vを下回
る場合には負極性(−)の目標電流信号IMSを出力す
る。
【0046】偏差演算手段23は、減算器やソフト制御
の減算機能を備え、目標電流信号設定手段22から供給
される目標電流信号IMSと電動機電流検出手段18で検
出した電動機電流IMに対応した電動機電流信号IMO
の偏差ΔI(=IMS−IMO)を演算し、偏差信号ΔIを
駆動制御手段24に供給する。
【0047】駆動制御手段24は、PIDコントロー
ラ、PWM信号発生手段、論理回路等で構成し、偏差演
算手段23から供給される偏差信号ΔI(=IMS
MO)にP(比例)、I(積分)およびD(微分)制御
を施した後、偏差信号ΔIの大きさおよび極性に対応し
たPWM信号VPWM、オン信号VON、オフ信号VOFを電
動機制御信号VOとして発生する。
【0048】また、駆動制御手段24は、PWM信号V
PWM、オン信号VON、オフ信号VOFの電動機制御信号VO
を論理回路に入力し、方向禁止手段25から供給される
方向禁止信号KOL、KORの論理レベルに基づいて電動機
制御信号VOの出力または禁止の制御を実行する。
【0049】図5に駆動制御手段の論理回路出力と電動
機駆動手段の動作の説明図を示す。(a)図に駆動制御
手段の論理回路図、(b)図に電動機駆動手段の回路図
を示す。
【0050】(a)図において、駆動制御手段24の論
理回路24Aは、例えばインバータとAND回路からな
る論理回路P1〜P4を備える。ハンドルが時計回り方
向に操作されている場合を想定すると、電動機制御信号
Oは、論理回路P1〜P4のAND回路の一方の入力
端子のそれぞれにPWM信号VPWM、オフ信号VOF、オ
フ信号VOF、オン信号VONが入力されており、方向禁止
手段25から供給される左方向禁止信号KOLおよび右方
向禁止信号KORの双方がLレベルならば、論理回路P1
〜P4から入力と同じPWM信号VPWM、オフ信号
OF、オフ信号VOF、オン信号VONを出力し、それぞれ
(b)図に示す電動機駆動手段16を構成する、例えば
パワーFET(電界効果トランジスタ)Q1〜Q4のゲ
ートG1〜G4に供給する。
【0051】ゲートG1〜G4に供給される信号によ
り、Q1はPWM駆動、Q2およびQ3はオフ、Q4は
オン駆動され、電動機電流IMは電源(12V)→Q1
→電動機10→Q4→GNDの経路で流れ、電動機10
は、例えば正回転し、車両は右方向にアシストされる。
【0052】一方、ハンドルが反時計回り方向に操作さ
れている場合を想定すると、電動機制御信号VOは、論
理回路P1〜P4のAND回路の一方の入力端子のそれ
ぞれにオフ信号VOF、PWM信号VPWM、オン信号
ON、オフ信号VOFが入力されており、方向禁止手段2
5から供給される左方向禁止信号KOLおよび右方向禁止
信号KORの双方がLレベルならば、論理回路P1〜P4
から入力と同じオフ信号VOF、PWM信号VPWM、オン
信号VON、オフ信号VOFを出力し、それぞれ(b)図に
示す電動機駆動手段16のFET(電界効果トランジス
タ)Q1〜Q4のゲートG1〜G4に供給する。
【0053】ゲートG1〜G4に供給される信号によ
り、Q1はオフ駆動、Q2はPWM駆動、Q3はオン駆
動、Q4はオフ駆動され、電動機電流IMは電源(12
V)→Q2→電動機10→Q3→GNDの経路で流れ、
電動機10は、逆回転し、車両は左方向にアシストされ
る。
【0054】ハンドルが時計回り方向に操作されている
場合に、なんらかの原因によって制御系のマイクロプロ
セッサに異常が生じ、正常ならば論理回路P1〜P4の
AND回路の一方の入力端子のそれぞれにPWM信号V
PWM、オフ信号VOF、オフ信号VOF、オン信号VONが入
力されるものが、論理回路P1〜P4のAND回路の一
方の入力端子のそれぞれにオフ信号VOF、PWM信号V
PWM、オン信号VON、オフ信号VOFが入力されてあたか
もハンドルが反時計回り方向に操作されているような電
動機制御信号VOが出力される時には、時計回り方向の
ハンドル操作によって図3に示す出力VDが方向禁止手
段25の左動作基準値KLに達した場合には、左方向禁
止信号KOLがHレベルとなって論理回路P2およびP3
の出力が禁止され、Q2およびQ3の駆動を禁止する。
【0055】方向禁止手段25は、基準値変更手段2
6、比較手段27を備え、センタ値補正手段21から供
給されるセンタ値信号COXに対応して左右の動作基準値
L、KRを変更し、センタ値補正手段21から供給され
る出力VDが変更した左右の動作基準値KL、KRに達し
た場合には、左方向禁止信号KOLおよび右方向禁止信号
ORを図5に示す論理回路24Aに供給し、駆動制御手
段24にから出力されるそれぞれ左右方向の駆動制御信
号VOの出力を禁止する。
【0056】基準値変更手段26は、新たなセンタ値信
号COXに対応して複数の電圧値パターンを発生する電圧
パターン設定手段、またはセンタ値信号COXを対応した
動作基準値に変換する動作基準値変換手段等の基準値発
生手段を備え、センタ値補正手段21から供給されるセ
ンタ値信号COXに対応した左動作基準値KLおよび右動
作基準値KRを発生し、左動作基準値信号KLおよび右動
作基準値信号KRを比較手段27に提供する。
【0057】比較手段27は、演算増幅器等を備えたコ
ンパレータで構成し、センタ値補正手段21から供給さ
れる出力VDと、基準値変更手段26から提供される左
動作基準値KLまたは右動作基準値KRとを比較し、出力
Dが左動作基準値KLまたは右動作基準値KRに達した
場合(VD=KL、またはVD=KR)に、左方向禁止信号
OLまたは右方向禁止信号KORを駆動制御手段24に供
給する。
【0058】図6はこの発明に係る複数の電圧値パター
ンを発生する方向禁止手段の要部ブロック構成図であ
る。図6において、方向禁止手段25は、基準値変更手
段26、比較手段27を備える。
【0059】基準値変更手段26は、基準値発生手段を
ROM等のメモリで構成したそれぞれ3出力を有する左
電圧パターン設定手段35および右電圧パターン設定手
段36を備え、それぞれ予めセンタ値信号COXに対応し
た左電圧値パターンVL1、VL2、VL3および右電圧値パ
ターンVR1、VR2、VR3を設定しておき、センタ値補正
手段21からセンタ値信号COXが供給された場合に、対
応する左電圧値パターンVL1、VL2、VL3および右電圧
値パターンVR1、VR2、VR3を発生する。
【0060】比較手段27は、それぞれ3入力のコンパ
レータで構成し、演算増幅器OP−Lおよび演算増幅器
OP−Rを備える。演算増幅器OP−Lの3入力抵抗器
は、それぞれ抵抗値RL1、RL2、RL3に設定し、演算増
幅器OP−Rの3入力抵抗器は、それぞれ抵抗値RR1
R2、RR3に設定する。
【0061】図7にセンタ値(COX)に対する左電圧パ
ターン(VL1〜VL3)および左電圧パターン(VR1〜V
R3)対応図を示す。例えば、センタ値COXが2.5Vの
場合には、左電圧パターン設定手段35から出力される
左電圧値パターンVL1、VL2、VL3をそれぞれZ、Z、
Lに設定することにより、左動作基準値KLは5Vを抵
抗値RAと、抵抗値RBおよび抵抗値RL3の並列値{並列
合成抵抗RL:(1/RL)=(1/RB)+(1/
L3)}とで分圧した値2.7Vに設定する。
【0062】一方、センタ値COXが2.5Vの場合に
は、右電圧パターン設定手段36から出力される右電圧
値パターンVR1、VR2、VR3をそれぞれL、L、Zに設
定することにより、右動作基準値KRは5Vを抵抗値RC
と、抵抗値RD、RR1およびRR 2の並列値{並列合成抵
抗RR:(1/RR)=(1/RD)+(1/RR1)+(1
/RR2)}とで分圧した値2.3Vに設定する。
【0063】同様に、センタ値COXが2.5Vから増加
または減少した場合には、図7に示す左電圧値パターン
L1〜VL3および右電圧値パターンVR1〜VR3を発生
し、センタ値COXの変化に対応した左動作基準値KL
よび右動作基準値KRを設定するよう構成する。
【0064】比較手段27は、センタ値補正手段21か
ら供給される出力VDと、左動作基準値KLおよび右動作
基準値KRとを比較し、出力VDが左動作基準値KL以上
(VD≧KL)の場合、または出力VDが右動作基準値KR
以下(VD≦KR)の場合に、例えばそれぞれHレベルの
左方向禁止信号KOL、右方向禁止信号KORを駆動制御手
段24に供給する。
【0065】図8はこの発明に係る動作基準値を発生す
る方向禁止手段の要部ブロック構成図である。図8にお
いて、方向禁止手段40は、基準値変更手段41、比較
手段42を備える。
【0066】基準値変更手段41は、基準値発生手段を
ROM等のメモリで構成し、左動作基準値変換手段4
3、右動作基準値変換手段44を備え、それぞれ予めセ
ンタ値信号COXに対応した左動作基準値KLおよび右動
作基準値KRを記憶しておき、センタ値補正手段21か
らセンタ値信号COXが供給された場合に、センタ値信号
OXに対応する左動作基準値KLおよび右動作基準値KR
を読み出し、比較手段42に供給する。
【0067】なお、左動作基準値KLおよび右動作基準
値KRは、センタ値信号COXのずれと同じ方向に同じ値
だけ移動するよう設定する。例えば、センタ値信号COX
が2.5Vから2.6Vにプラス変動した場合には、左動
作基準値KLを2.7Vから2.8V、右動作基準値KR
2.3Vから2.4Vにそれぞれ設定する。一方、センタ
値信号COXが2.5Vから2.4Vにマイナス変動した場
合には、左動作基準値KLを2.7Vから2.6V、右動
作基準値KRを2.3Vから2.2Vにそれぞれ設定す
る。
【0068】比較手段42は、演算増幅器等からなるコ
ンパレータで構成し、コンパレータOP−Lおよびコン
パレータOP−Rを備える。
【0069】コンパレータOP−Lは、マイナス(−)
端子に左動作基準値KLを取り込み、プラス(+)端子
にセンタ値補正手段21から供給される出力VDが供給
される。一方、コンパレータOP−Rは、プラス(+)
端子に右動作基準値KRを取り込み、マイナス(−)端
子にセンタ値補正手段21から供給される出力VDが供
給される。
【0070】出力VDが左動作基準値KLを下回る場合
(VD<KL)には、Lレベルの左方向禁止信号KOL、出
力VDが左動作基準値KL以上の場合(VD≧KL)には、
Hレベルの左方向禁止信号KOLを駆動制御手段24に供
給する。
【0071】一方、出力VDが右動作基準値KRを上回る
場合(KL<VD)には、Lレベルの左方向禁止信号
OL、出力VDが左動作基準値KL以下の場合(VD
L)には、Hレベルの左方向禁止信号KOLを駆動制御
手段24に供給する。
【0072】Lレベルの左方向禁止信号KOLが図5に示
す論理回路24Aに供給された場合には、電動機制御信
号VOをゲートG2およびゲートG3に供給し、Hレベ
ルの左方向禁止信号KOLが供給された場合にはゲートG
2およびゲートG3への電動機制御信号VOの供給を禁
止する。
【0073】一方、Lレベルの右方向禁止信号KORが図
5に示す論理回路24Aに供給された場合には、電動機
制御信号VOをゲートG1およびゲートG4に供給し、
Hレベルの右方向禁止信号KORが供給された場合にはゲ
ートG1およびゲートG4への電動機制御信号VOの供
給を禁止する。
【0074】図9はこの発明に係るセンタ値(COX)の
ずれに対応した動作基準値(KL、KR)の補償特性図で
ある。図9において、センタ値COXが基準値2.5Vの
とき、左動作基準値KL、右動作基準値KRの基準値はそ
れぞれ2.7V、2.3Vに設定されている。
【0075】この状態では、右操舵トルクTRがTR1
なると、左動作基準値KL(=2.7V)によって左方向
の電動機駆動信号VOが禁止され、左操舵トルクTLがT
L1になると、右動作基準値KR(=2.3V)によって右
方向の電動機駆動信号VOが禁止される。
【0076】右操舵トルクTR1と左操舵トルクTL1は、
絶対値が同じ(|TR1|=|TL1|)で方向(極性)が
反対となっており、左右の電動機駆動信号VOが禁止さ
れるポイントは左右の操舵トルクでバランスしている。
【0077】この状態からなんらかの原因によってセン
タ値COXがずれ、例えば2.6Vになった場合には、左
動作基準値KL(=2.7V)および右動作基準値K
R(=2.3V)もそれぞれセンタ値COXのずれ(+0.
1V)だけ増加して左動作基準値KLが2.8V、右動作
基準値KRが2.4Vとなるため、右操舵トルクTRがT
R1で左方向の電動機駆動信号VOが禁止され、左操舵ト
ルクTLがTL1で右方向の電動機駆動信号VOが禁止され
ることになり、左右の電動機駆動信号VOが禁止される
ポイントは左右の操舵トルクでバランスを保つ。
【0078】
【発明の効果】この発明に係る電動パワーステアリング
装置の方向禁止手段は、センタ値のずれに対応して左右
方向の動作基準値を変更する基準値変更手段を備え、セ
ンタ値がずれても左右方向の操舵トルクに対する電動機
のアシスト禁止動作点の変動を補償することができるの
で、電動機のアシスト禁止動作点を常に左右の操舵トル
クに対してバランスさせることができる。
【0079】なお、センタ値のずれに応じて左右方向の
動作基準値を補償することができるので、センタ値の調
整に厳しい精度が要求されず、トルクセンサのセンタ値
調整作業の単純化を図ることができる。
【0080】よって、トルクセンサのセンタ値調整作業
が容易で、センタ値がずれても左右方向の操舵トルクに
対して電動機のアシスト禁止動作点をバランスさせるこ
とができる電動パワーステアリング装置を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る電動パワーステアリング装置の
全体構成図
【図2】この発明に係る電動パワーステアリング装置の
要部ブロック構成図
【図3】センタ値補正手段の要部ブロック構成図
【図4】トルク検出出力(TO)−目標電流信号
(IMS)特性図
【図5】駆動制御手段の論理回路出力と電動機駆動手段
の動作の説明図
【図6】この発明に係る複数の電圧値パターンを発生す
る方向禁止手段の要部ブロック構成図
【図7】センタ値(COX)に対する左電圧パターン(V
L1〜VL3)および左電圧パターン(VR1〜VR3)対応図
【図8】この発明に係る動作基準値を発生する方向禁止
手段の要部ブロック構成図で
【図9】この発明に係るセンタ値(COX)のずれに対応
した動作基準値(KL、KR)の補償特性図
【図10】従来の電動パワーステアリング装置のトルク
センサのセンタ値ずれに対する操舵トルクとトルク検出
出力の関係図
【符号の説明】
1…電動パワーステアリング装置、2…ステアリング
軸、3…連結軸、4…ステアリング・ギアボックス、5
…ラック&ピニオン機構、6…手動操舵力発生手段、7
…ラック軸、8…タイロッド、9…左右の前輪、10…
電動機、11…ボールねじ機構、12…操舵トルクセン
サ、15…制御手段、16…電動機駆動手段、17…ス
テアリングホイール、18…電動機電流検出手段、21
…センタ値補正手段、22…目標電流信号設定手段、2
3…偏差演算手段、24…駆動制御手段、24A…論理
回路、25,40…方向禁止手段、26,41…基準値
変更手段、27,42…比較手段、31…変換手段、3
2…センタ値記憶手段、33…減算手段、35…左電圧
パターン設定手段、36…右電圧パターン設定手段、4
3…左動作基準値変換手段、44…右動作基準値変換手
段、COX…センタ値信号、IM…電動機電流、IMO…電
動機電流信号、IMS…目標電流信号、ΔI…偏差信号、
L…左動作基準値、KR…右動作基準値、KOL…左方向
禁止信号、KOR…右方向禁止信号、TO…トルク検出出
力、TS1,TS2…操舵トルク信号、VD…出力、VL1
L2,VL3…左電圧値パターン、VR1,VR2,VR3…右
電圧値パターン、VM…駆動電動機電圧、VO(VPWM
OF,VON)…電動機制御信号。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操舵トルク信号に基づいて目標電流信号
    を発生する目標電流信号発生手段、目標電流信号に基づ
    いて電動機制御信号を発生する電動機制御信号発生手段
    を備えた制御手段と、電動機制御信号に基づいて電動機
    を駆動する駆動手段とを備えるとともに、前記制御手段
    に、操舵トルクセンサのセンタ値のずれを補正するセン
    タ値補正手段、操舵トルク信号に基づいて電動機制御信
    号の駆動手段への供給を禁止する方向禁止手段を備えた
    電動パワーステアリング装置において、 前記方向禁止手段は、センタ値のずれに対応して左右方
    向の動作基準値を変更する基準値変更手段を備えたこと
    を特徴とする電動パワーステアリング装置。
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