JPH10252718A - ヒンジ構造 - Google Patents

ヒンジ構造

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JPH10252718A
JPH10252718A JP9060462A JP6046297A JPH10252718A JP H10252718 A JPH10252718 A JP H10252718A JP 9060462 A JP9060462 A JP 9060462A JP 6046297 A JP6046297 A JP 6046297A JP H10252718 A JPH10252718 A JP H10252718A
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茂雄 大井
Shinichi Yamaguchi
真一 山口
Morihito Sawai
守人 澤井
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貴裕 水野
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Togo Seisakusho Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヒンジ部分でのがたつきを解消できるように
する。 【解決手段】 クランプ本体2にはチューブTを保持す
るための保持溝12を設けるとともに、この保持溝12
を開閉する押さえ蓋1を設ける。押さえ蓋1の支持は、
クランプ本体2の側に設けられた支持孔16に押さえ蓋
1側のピン軸17を挿入し、ピン軸17周りに開閉でき
るようにする。ピン軸17の周面には当接部17Aが径
方向に向けて3つ突出し、支持孔16には当接部17A
を逃がすような逃がし部16Bが設けられ、これらが整
合位置からずれた位置、つまり押さえ蓋1が閉じられた
時には、当接部17Aが支持孔16の周面に圧接して押
さえ蓋1ががた付かないようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヒンジ構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、従来より自動車の各種配管に使
用されるチューブの保持のために、図8及び図9に示す
ような樹脂製のチューブクランプが開発されている。こ
こで示されているものは、クランプ本体50と押さえ蓋
51とより構成されている。また、クランプ本体50に
は一対のピン軸52が水平方向へ張り出し、押さえ蓋5
1側にはこのピン軸52を受け入れる一対の支持孔53
が貫通している。チューブTを保持する場合には、まず
クランプ本体50の保持溝54に差し込んで押さえ蓋5
1の閉じ操作をしてやれば、押さえ蓋51側の押さえ片
55がチューブTを押さえつけ、同時に爪片56A,5
6B同士が係合することで、チューブTの保持が完了す
る、というものである。
【0003】ところで、上記のチューブクランプはクラ
ンプ本体50と押さえ蓋51という二つの部材を組み合
わせて構成されるものであったが、これらは別々に成形
されるのでなく、組み合わされた状態で同時に成形(一
体成形)されるようになっていた。個別に成形して後に
組み合わせるというのでは、組み合わせの工程が余分に
必要となり、製造効率がよくないからである。
【0004】したがって、ピン軸52が支持孔53へ挿
入された状態で成形されるわけであるが、このような成
形を行おうとすれば、ピン軸52は支持孔53の壁面と
の間に全周に沿って隙間を確保せざるを得ない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ピン軸
52周りに隙間を形成せざるを得ない関係で、押さえ蓋
51は開閉操作中に僅かにがた付き、ひいてはチューブ
Tの保持も安定的になされない、という問題点があっ
た。
【0006】本発明は上記した従来の問題点に鑑みて開
発工夫されたものであり、その目的とするところは、ヒ
ンジ部分でのがたつきを解消しうるヒンジ構造を提供す
ることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの請求項1の発明は、一方の部材に突設されたピン軸
を、他方の部材に形成した支持孔へ挿入することで、両
部材を相対的に回動可能な状態で連結するヒンジ構造で
あって、前記ピン軸を前記支持孔へ挿入した状態とする
場合には、ピン軸あるいは支持孔の孔壁の一方側の一部
に形成された当接部が相手側の逃がし部と整合して、前
記ピン軸周りに支持孔の内面との間に隙間が形成される
ようにし、両部材が所定角度相対回転した場合には当接
部と逃がし凹部との位置ずれに伴って前記当接部が支持
孔の孔壁に当接可能となっていることを特徴とするもの
である。
【0008】また請求項2の発明は、請求項1記載のも
のにおいて、前記当接部が前記逃がし部と整合する位置
関係で、前記両部材の成形がなされることを特徴とする
ものである。
【0009】さらに請求項3の発明は、請求項1又は2
記載のものにおいて、前記当接部が前記支持孔の孔壁と
当接する位置は、前記両部材の開放位置と、前記両部材
の閉止位置の少なくとも2位置に設定されていることを
特徴とするものである。
【0010】
【発明の作用及び効果】請求項1の発明によれば、ピン
軸が支持孔へ挿入された状態では、ピン軸周りに隙間が
確保されているため、挿入状態の実現が容易であり、か
つ所定角度だけ両部材が相対回転した場合には当接部が
支持孔の孔壁に当接するため、ピン軸部分でのがた付き
が規制される。
【0011】請求項2の発明によれば、ピン軸と支持孔
の孔壁との間の隙間が成形空間として確保できるため、
2つの部材がピン軸を介して連結された状態で成形でき
る。また請求項3の発明によれば、両部材が開放状態に
あるとき、及び閉止状態にあるときのそれぞれで、当接
部が支持孔の孔壁と当接するため、各位置での保持が可
能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜図7に基づいて説明する。図1は自動車用配管のチュ
ーブT(金属製)を保持するためのチューブクランプT
C全体を示している。このチューブクランプTCは一つ
の金型内で同時にかつ連結状態で組み合わされた状態で
成形される2種類の部材からなっている。そのうちの一
つは、クランプ本体2であり、他の一つは押さえ蓋1で
ある。そして、クランプ本体2と押さえ蓋1とは共にそ
の主要部は硬質樹脂(例えば、ポリアセタール)により
形成されているが、チューブTを挟み込む部分について
だけは、軟質樹脂(エラストマー)をインサート成形に
よって積層したものとなっている。
【0013】まず、クランプ本体2から説明すると、本
実施の形態におけるクランプ本体2には大小径の異なる
チューブTを保持する部分(チューブ保持部3)が二箇
所設けられ、これらの間にはクランプ全体をボディパネ
ルBへ固定するための固着部4が設けられている。固着
部4はその下面に長孔状の差し込み孔5が開口し、ここ
からボディパネルBに立設されたスタッドボルトSB等
の係止手段が差し込まれて内部へ受け入れられるように
なっている。また、固着部4においては、差し込み孔5
を取り囲むようにして一対の支持片6が立設されてお
り、全体として水平断面が楕円形状をなす筒型となって
おり、ボディパネルBに立設されたスタッドボルトSB
を受け入れ可能となっている。
【0014】そして、両支持片6の対向面にはスタッド
ボルトSBに係止するための抜け止め爪7が高さ方向に
複数段、設けられており、これらを成形する関係で、両
支持片6は図3に示すような方向(図示上下方向)に、
両側面が開口して形成されている。この抜け止め爪7
は、図示斜め上向きにかつ支持片6の全幅にわたって撓
み変形可能に形成されているが、各支持片6において抜
け止め爪7は相互に等ピッチで形成されているものの、
向かい合う側のグループでは位相のずれた配置となって
おり、少なくともいずれかの側のグループでスタッドボ
ルトSBへ係止するようにしている。さらに、固着部4
より外側でクランプ本体2の下端には計4つの脚片8が
外側へ向けて張り出しており、クランプ全体がボディパ
ネルBへ安定的に取り付けられるようにしている。
【0015】クランプ本体2におけるチューブTを保持
する部分は、大きさは異なるが共に上方及び側方へ開口
するコの字形状に形成されており、その上部開口縁には
鍔縁9が対向するようにして張り出している。また、上
記コの字状部分の内側にはそれぞれ前記した軟質樹脂材
により成形された受け部10が積層されている。この受
け部10はインサート成形によって形成されるものであ
るが、クランプ本体2側とは材質が異なるため、接着性
が悪く、機械的な接合力を加えて接合強度の確保が必要
となる。この実施形態では、上記コ字状部分の内側に適
数カ所にブリッジ片11を設け、このブリッジ片11の
裏側にも受け部10の成形肉を周り込ませるようにして
いる。さらに、受け部10は前記した各鍔縁9によって
押さえ込まれるようにしてある一方、ここにはチューブ
Tを保持するための保持溝12が形成されている。これ
ら保持溝12は保持すべきチューブTの外周面に適合す
るような曲率(チューブTの外周面に圧接される程度の
曲率が望ましい)をもって形成され、チューブTの上側
の一部がはみ出す程度の深さとなっている。但し、この
実施形態では保持溝12は大小が設定されているが、保
持されるチューブTの中心の高さ位置は同一レベルとな
るように揃えられている。
【0016】次に、押さえ蓋1について説明すると、そ
れぞれのチューブ保持部3の外側の開口縁部にはヒンジ
によって開閉可能な押さえ蓋1が設けられている。この
押さえ蓋1の自由端側には図6等に示すような段縁13
が形成される一方、押さえ蓋1が閉じられたときにはチ
ューブ保持部3の内側の開口縁においてそれぞれ高さを
異にして起立形成された係止爪14A,Bに対して解離
可能にかつ弾性的に係合することができるようになって
いる。
【0017】ヒンジ部分を詳細に説明すると、チューブ
保持部3の外側開口縁部の先端にはそれぞれ一対の支持
部15が、保持すべきチューブTの軸線方向に対向して
設けられているとともに、これらには同軸で支持孔16
が貫通している。一方、押さえ蓋1の支持側には幅狭部
1Aが形成されて両支持部15間に介挿されるようにし
てあり、かつその先端には対向する両支持孔16に差し
込まれる一対のピン軸17が突出形成されている。そし
て、この押さえ蓋1とクランプ本体2とは同時に成形さ
れるのは既に説明した通りであるが、成形時には押さえ
蓋1は図2に示すように両押さえ蓋1が共に水平な姿勢
で成形がなされる。
【0018】支持孔16は、所定の孔径をもつ基礎円1
6Aの部分を有し、かつ本実施の形態ではこの基礎円1
6Aにおける約120゜の間隔毎に、かつ円弧形状をな
して径方向へ凹み形成された3つの逃がし部16Bが設
けられている。これに対し、ピン軸17の基部の外径は
支持孔16の基礎円16Aの孔径よりも充分に小さく設
定されている。また、ピン軸17の基部の外周面にも約
120゜間隔毎に3つの当接部17Aが径方向へ突出し
ている。そして、クランプ本体2及び押さえ蓋1の成形
の際には、図4に示すように、各当接部17Aが逃がし
部16Bと整合するような位置関係となるようにしてあ
る。したがって、この位置関係にあるときには、ピン軸
17は当接部17Aを含めて支持孔16内の全周面に対
しほぼ均一な隙間寸法をもって臨むことになり、この隙
間によってピン軸17と支持孔16を成形するための型
抜きが確保されることになる。
【0019】そして、この成形時の位置から約180゜
回転してチューブ保持部3を閉じる位置になったときに
は、各当接部17Aは支持孔16の基礎円16A上(よ
り詳しくは、各逃がし部16B間のほぼ中間の位置)に
位置するようになる。ここで、ピン軸17の中心から各
当接部17Aの先端に至るまでの距離は、基礎円16A
の孔径より僅かに長めにしてある。したがって、各当接
部17Aは基礎円16Aの周面に対して圧接することと
なり、押さえ蓋1のがた付きを規制することができる。
【0020】また、両押さえ蓋1の内面には受け部10
と同材質によって、同時に成形される押さえ部18が積
層され、両押さえ蓋1が閉じられたときにチューブTの
上部を押さえ付けることができる。この押さえ部18が
設けられている面の反対側の面には凹み19が設けら
れ、押さえ部18側の面からはこの凹み19へ通じるよ
うな孔Hが形成され、これによって押さえ部18の成形
肉を回し込んで接合強度を確保するようにしている。
【0021】さらに、押さえ部18の上面(チューブT
と対向する側の面)はチューブTの外周面形状に適合す
る円弧形状をなして形成されているとともに、その底部
には長さ方向に沿って樋溝20が形成されている。そし
て、この樋溝20には図示3カ所のドレン孔21が押さ
え蓋1の反対側の面へ貫通して形成されている。各ドレ
ン孔21はチューブTに凝縮水が付着した場合(例え
ば、チューブTが自動車のエアコン用配管として使用さ
れた場合)に、ここから排水してチューブTにおける錆
びの発生を未然に防止するようにしている。但し、この
実施形態においては、クランプ全体は図7に示すように
押さえ蓋1が下向きの状態で装着される。
【0022】本実施形態は上記のように構成されたもの
であり、チューブTを保持する場合の作業例について説
明する。まず、チューブクランプTC全体をボディパネ
ルBに取り付ける作業を行う。すなわち、ボディパネル
Bに立設されたスタッドボルトSBの軸端に固着部4の
差し込み孔5を適合させる。そして、全体をボディパネ
ルBに向けて強く押し込んでやると、スタッドボルトS
Bは各抜け止め爪7を撓ませつつ両支持片6によって挟
まれた筒型の空間内へ挿入され、固着部4の底面がボデ
ィパネルBに当接するまで押し込まれれば、各抜け止め
爪7がスタッドボルトSBに係合し、チューブクランプ
TC全体がボディパネルBに固定される。また、各脚片
8がそれぞれボディパネルBに当接するため、チューブ
クランプTC全体はがたつきなくボディパネルBに取り
付けられる。
【0023】こうしてチューブクランプTCの固定がな
された後に、チューブTの保持作業がなされる。この場
合には、両押さえ蓋1を開放し、両チューブ保持部3の
受け部10を開放状態に保持しておく。このとき、両押
さえ蓋1は図2において想像線で示すような位置にあっ
て、各ピン軸17の当接部17Aが支持孔16の基礎円
16Aの周面に圧接した状態にある。したがって、チュ
ーブクランプTC全体が下向き状態にあっても、押さえ
蓋1はぶらつくことがなく、このためチューブTの嵌め
込みを円滑になしうる。
【0024】そして、保持溝12の外方において保持溝
12と軸線方向を揃えながらチューブTを位置させ、そ
のまま嵌め込む。この状態で、押さえ蓋1を閉じると、
対応する係止爪14A,Bに対して段縁13が係止する
ため、押さえ蓋1は押さえ部18と受け部10との間に
チューブTを挟み込んだ状態で閉じ位置に保持される。
以上のようにして、大小のチューブ保持部3内にチュー
ブTが保持されれば、両チューブTはボディパネルBか
らほぼ等しい高さ位置に固定される。なお、上記の説明
では、チューブクランプTCをボディパネルBに固定し
た後に、チューブTの保持を行ったが、チューブTの保
持を行った後にチューブクランプTCをボディパネルB
に固定するようにしてもよい。
【0025】ところで、本実施形態では押さえ蓋1のヒ
ンジ構造において特徴的な構造が採用されている。すな
わち、チューブクランプTCの成形を行うときには、ピ
ン軸17の各当接部17Aは図4に示すように、逃がし
部16Bと整合するような位置関係にあって、ピン軸1
7周りの全周にほぼ均一間隔をもった隙間が形成される
ようになる。したがって、この隙間によって図示しない
成形型(支持孔16及びピン軸17を成形するための
型)がピン軸17あるいは支持孔16の軸方向に沿って
進入あるいは抜き取り方向の移動が可能となり、かくし
てクランプ本体2と押さえ蓋1という二種類の部材を、
相互が連結した状態で成形することができる。つまり、
二部材を別個に成形してこれらを組み合わせる場合に比
較すれば、そのような連結のための作業が不要となる。
【0026】押さえ蓋1が上記の成形位置からチューブ
保持部3を閉じる位置を含めて所定角度だけ角変位する
と、各当接部17Aが支持孔16における基礎円16A
の周面に圧接するようになる。こうなると、押さえ蓋1
は各当接部17Aと基礎円16A周面との間の摩擦力に
よって押さえ蓋1のがたつきが規制される。したがっ
て、図5に示すように押さえ蓋1が閉じてチューブTを
押さえ込んでいる状態のときには、押さえ蓋1はがたつ
くことが規制されているため、チューブTは安定した状
態で保持される。また、前述したように、チューブTを
保持溝12内に嵌め込むときにも、各当接部17Aが支
持孔16の基礎円16Aに圧接するような位置において
押さえ蓋1を開放させておけば、不用意に押さえ蓋1が
閉じてしまうこともなく、チューブTの嵌め込み作業が
円滑になされる。さらに、チューブTを保持する以前の
チューブクランプTC単体の時にも、上記と同様な位置
で押さえ蓋1を保持しておけば、チューブクランプTC
の輸送中に不用意に係止爪14A,Bと段縁13とが係
止してしまう事態も緩和され、組み付け現場でこれらの
解離作業を行う煩わしさも回避できる。
【0027】なお、本発明は種々の変更が可能であり、
次のような変形例も本発明の技術的範囲に含まれる。
【0028】本実施形態では、クランプ本体2と押さ
え蓋1とを一体成形したものを示したが、別々に成形し
た後に組み合わせるものを排除するものではない。
【0029】本実施形態では、ピン軸17に当接部1
7Aを突設し、支持孔16側に逃がし部16Bを凹設し
たが、逆の配置であってもよい。また、当接部17A及
び逃がし部16Bの形状・数・配置等は図示のものに限
定されるべきものではない。例えば、ピン軸17を断面
三角形状とし、支持孔16をこれを受け入れか可能な三
角形状としてもよく、また方形状であってもよい。要
は、ピン軸17を支持孔16へ挿入する状態のときには
ピン軸17周りに隙間が保有されが、相対回転したとき
にはピン軸17の一部が支持孔16の孔壁に当たり合う
関係となればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】チューブクランプの斜視図
【図2】押さえ蓋の開放状態を示す正面図
【図3】同平面図
【図4】ヒンジ部における成形時の状態(押さえ蓋の開
放状態)を示す拡大断面図
【図5】ヒンジ部における押さえ蓋の閉じ状態を示す拡
大断面図
【図6】押さえ蓋の断面図
【図7】チューブのクランプ状態を示す断面図
【図8】従来のチューブクランプを示す正面図
【図9】同押さえ蓋を閉じた状態を示す断面図
【符号の説明】
1…押さえ蓋 2…クランプ本体 3…チューブ保持部 4…固着部 16…支持孔 16A…基礎円 16B…逃がし部 17…ピン軸 17A…当接部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山口 真一 愛知県愛知郡東郷町大字春木字蛭池1番地 株式会社東郷製作所内 (72)発明者 澤井 守人 東京都港区愛宕1丁目2番2号 日本スタ ッドウェルディング株式会社内 (72)発明者 水野 貴裕 愛知県刈谷市一里山町金山100番地 トヨ タ車体株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の部材に突設されたピン軸を、他方
    の部材に形成した支持孔へ挿入することで、両部材を相
    対的に回動可能な状態で連結するヒンジ構造であって、 前記ピン軸を前記支持孔へ挿入した状態とする場合に
    は、ピン軸あるいは支持孔の孔壁の一方側の一部に形成
    された当接部が相手側の逃がし部と整合して、前記ピン
    軸周りに支持孔の内面との間に隙間が形成されるように
    し、 両部材が所定角度相対回転した場合には当接部と逃がし
    凹部との位置ずれに伴って前記当接部が支持孔の孔壁に
    当接可能となっていることを特徴とするヒンジ構造。
  2. 【請求項2】 前記当接部が前記逃がし部と整合する位
    置関係で、前記両部材の成形がなされることを特徴とす
    る請求項1記載のヒンジ構造。
  3. 【請求項3】 前記当接部が前記支持孔の孔壁と当接す
    る位置は、前記両部材の開放位置と、前記両部材の閉止
    位置の少なくとも2位置に設定されていることを特徴と
    する請求項1又は2記載のヒンジ構造。
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JP (1) JP3228694B2 (ja)
DE (1) DE19810834A1 (ja)

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