JPH1024859A - 速度差操向式作業機の操向装置 - Google Patents

速度差操向式作業機の操向装置

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JPH1024859A
JPH1024859A JP17898096A JP17898096A JPH1024859A JP H1024859 A JPH1024859 A JP H1024859A JP 17898096 A JP17898096 A JP 17898096A JP 17898096 A JP17898096 A JP 17898096A JP H1024859 A JPH1024859 A JP H1024859A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 緩旋回状態と急旋回状態との旋回モード切換
手段を備えた速度差操向式作業機において、より倒し込
むといった操向操作具のさらなる加圧操作によって圃場
を荒らす不都合を解消する。 【解決手段】 操向レバー39で緩旋回と信地旋回と超
信地旋回を選択する旋回モード切換手段51と、操向レ
バー39を無理に加圧操作すると、そのときが緩旋回で
は信地旋回に、信地旋回では超信地旋回に、超信地旋回
では緩旋回状態に夫々自動的に切換える第3自動切換手
段S3 と、前記加圧操作で、そのときが緩旋回状態では
ブレーキ旋回状態に、ブレーキ旋回状態では緩旋回状態
に夫々切換える第4自動切換手段S4 とを備え、第3自
動切換手段S3 と第4自動切換手段S4 の一方を選択す
る自動モード切換手段52を設ける。旋回モード切換手
段51と自動モード切換手段52とは1つのモード選択
スイッチ51で成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クローラ走行装置
を備えたコンバインや、多輪駆動型走行装置を備えた運
搬車等の作業機、すなわち、左右の走行装置の速度に差
を付けることで旋回させるようにした速度差操向式作業
機の操向装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の作業機は、特開平5‐3455
76号公報に示されたコンバインのように、操向操作具
の左右への傾倒によって旋回状態を現出させるのであ
り、旋回モード選択手段を設けることによって、緩旋回
状態と超信地旋回状態又は制動旋回状態、すなわち急旋
回状態との選択が行えるようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そして、緩旋回状態に
おいて操向操作具を通常の旋回操作位置よりもさらに傾
倒操作すると、自動的に急旋回状態に切換わり、操作具
を戻すと元の緩旋回状態に戻るという構造を採ってい
た。これは、「もっと小回りしたい」という場合には操
向操作具をさらに倒し込み操作しようとする人間の操作
慣習上の心理に合致するようにして、操向操作性を向上
させようと企図した技術である。しかしながら、一般的
な比較的乾燥した圃場や畑地等であれば急旋回状態によ
る小回り旋回が現出されるが、泥寧地や湿田等では圃場
を荒らすだけであって却って旋回半径が大きくなってし
まうことがあり、改善の余地があった。本発明の目的
は、緩旋回状態と急旋回状態との旋回モード切換手段を
備えた速度差操向式作業機において、より倒し込むとい
った操向操作具のさらなる加圧操作によって圃場を荒ら
してしまう上記不都合を解消する点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
〔構成〕第1発明は、左右一対の走行装置と、これら走
行装置のいずれか一方を他方の駆動速度よりも低い駆動
速度で同方向に駆動可能な低速駆動手段と、走行装置の
いずれか一方を逆転駆動させる逆転機構とを備え、両走
行装置のうちの一方を他方よりも低速で同方向に駆動す
る緩旋回状態と、両走行装置のうちの一方を正転駆動
し、かつ、他方を逆転駆動させる超信地旋回状態とを現
出可能に構成してある速度差操向式作業機の操向装置に
おいて、単一の操向操作具と、この操向操作具によって
現出される旋回状態を、緩旋回状態と超信地旋回状態と
のどちらか1つを選択して設定する旋回モード切換手段
とを備え、操向操作具の中立位置から旋回位置への操作
によって旋回モード切換手段で選択された旋回状態が現
出されるように構成し、操向操作具を旋回位置から中立
位置とは反対方向へさらに移動させるべく加圧操作する
と、そのときに現出されている旋回モードが超信地旋回
状態の場合には強制的に緩旋回状態に切換える第1自動
旋回状態切換手段を備えてあることを特徴構成とする。
【0005】第2発明は、左右一対の走行装置と、これ
ら走行装置のいずれか一方を他方の駆動速度よりも低い
駆動速度で同方向に駆動可能な低速駆動手段と、走行装
置のいずれか一方に作用可能なサイドブレーキとを備
え、両走行装置のうちの一方を他方よりも低速で同方向
に駆動させる緩旋回状態と、両走行装置のうちの一方を
駆動し、かつ、他方を制動させるブレーキ旋回状態とを
現出可能に構成してある速度差操向式作業機の操向装置
において、単一の操向操作具と、この操向操作具によっ
て現出される旋回状態を、緩旋回状態とブレーキ旋回状
態とのどちらか1つを選択して設定する旋回モード切換
手段とを備え、操向操作具の中立位置から旋回位置への
操作によって旋回モード切換手段で選択された旋回状態
が現出されるように構成し、操向操作具を旋回位置から
中立位置とは反対方向へさらに移動させるべく加圧操作
すると、そのときに現出されている旋回モードがブレー
キ旋回状態の場合には強制的に緩旋回状態に切換える第
2自動旋回状態切換手段を備えてあることを特徴構成と
する。
【0006】第3発明は、左右一対の走行装置と、これ
ら走行装置のいずれか一方を他方の駆動速度よりも低い
駆動速度で同方向に駆動可能な低速駆動手段と、走行装
置のいずれか一方に作用可能なサイドブレーキと、走行
装置のいずれか一方を逆転駆動する逆転機構とを備え、
両走行装置のうちの一方を他方よりも低速で同方向に駆
動する緩旋回状態、両走行装置のうちの一方を駆動し、
かつ、他方を制動させるブレーキ旋回状態、及び両走行
装置のうちの一方を正転駆動し、かつ、他方を逆転駆動
させる超信地旋回状態の各状態を現出可能に構成してあ
る速度差操向式作業機の操向装置において、単一の操向
操作具と、この操向操作具によって現出される旋回状態
を、緩旋回状態とブレーキ旋回状態と超信地旋回状態の
うちから1つ選択して設定する旋回モード切換手段とを
備え、操向操作具の中立位置から旋回位置への操作によ
って、旋回モード切換手段で選択された旋回状態が現出
されるように構成し、操向操作具を旋回位置から中立位
置とは反対方向へさらに移動させるべく加圧操作する
と、そのときに現出されている旋回モードが緩旋回状態
の場合にはブレーキ旋回状態に、ブレーキ旋回状態の場
合には超信地旋回状態に、又、超信地旋回状態の場合に
は緩旋回状態に夫々切換える第3自動旋回状態切換手段
と、操向操作具を旋回位置から中立位置とは反対方向へ
さらに移動させるべく加圧操作すると、そのときに現出
されている旋回モードが緩旋回状態の場合にはブレーキ
旋回状態に、かつ、ブレーキ旋回状態の場合には緩旋回
状態に夫々切換える第4自動旋回状態切換手段とを備
え、第3自動旋回モード切換手段と第4自動旋回モード
切換手段とのうちのいずれか1つを選択設定する自動モ
ード切換手段を設けたことが特徴構成である。
【0007】第4発明は、第1〜第3発明において、操
向操作具が加圧操作されたか否かを検出する感圧スイッ
チを備えてあることを特徴構成とする。
【0008】〔作用〕クローラや多輪型等の速度差操向
では、文字通り左右走行装置の速度差によって旋回させ
るものであり、曲がる方向に走行装置が操舵されない以
上、必ずスリップを伴った曲がり方となる。そして、緩
旋回よりもブレーキ旋回が、ブレーキ旋回よりも超信地
旋回が、すなわち、旋回半径を小さくすればするほどス
リップも大きくなるものであり、そのために、走行地面
の柔らかさによってはそのスリップが顕著となり過ぎて
思うように小回りできないことが判ってきた。又、その
ような場合には、左右の走行装置の速度差を却って少な
くした方が小回りし易いことも判ってきた。すなわち、
左右走行装置の速度差を大きくすれば小回りできるとい
うものではなく、走行地面の状況によっては、速度差を
大きくした方が良い場合もあれば、速度差を小さくした
方が良い場合もある。
【0009】そこで、請求項1の構成によれば、第1自
動旋回状態切換手段により、超信地旋回状態が現出され
ているときに、より旋回半径を小さくするべく操向操作
具を旋回側へさらに加圧すると、自動的に片側の駆動速
度を遅くした緩旋回状態に切換るようになる。超信地旋
回状態は、速度差操向のなかで最も小回りが効く形態で
あって、旋回半径が零になるその場旋回も可能である
等、舗装路や硬い地面においては驚くほどの小回りが行
えるものである。つまり、この旋回状態をモード選択し
ているのは元々小回りしたいからであるが、それでもさ
らに操向操作具を旋回側に操作してもっと小回りさせた
いというのは、前述したように、泥濘路面等で路面を荒
らすだけで思うように曲がらない状況にあることが殆ど
である。従って、超信地旋回状態から片側の駆動速度を
遅くした緩旋回状態に切換えれば、駆動形態としては大
回り操作であるが、泥濘等では実際には却って小回りす
ることになり、もっと小回りさせるべく操向操作具をさ
らに倒し込み操作しようとする前述した人間の操作慣習
上の心理に合致させることもできるようになる。
【0010】請求項2の構成では、第2自動旋回状態切
換手段により、ブレーキ旋回状態が現出されているとき
に、より旋回半径を小さくするべく操向操作具を旋回側
へさらに加圧すると、自動的に片側の駆動速度を遅くし
た緩旋回状態に切換るようになる。ブレーキ旋回も急旋
回状態が現出されるものであり、片側の操向装置を制動
させるものであってやはり、路面を荒らす傾向の強い旋
回形態である。従って、ブレーキ旋回状態から片側の駆
動速度を遅くした緩旋回状態に切換えれば、請求項1の
場合と同様に、駆動形態としては大回り操作であるが、
泥濘等では実際には却って小回りすることになり、もっ
と小回りさせるべく操向操作具をさらに倒し込み操作し
ようとする前述した人間の操作慣習上の心理に合致させ
ることもできるようになる。
【0011】請求項3の構成では以下の作用がある。自
動モード切換手段を操作して第3自動旋回状態切換手段
を選択すると、旋回状態が現出されているときに、もっ
と小回りさせるべくさらに操向操作具を旋回側に加圧操
作すると、そのときが緩旋回状態とブレーキ旋回状態で
あるときには、理論上より小回りする旋回形態に自動的
に切換るので、一般的な圃場や路面ではその通りに小回
りするようになり好都合である。そして、例えばブレー
キ旋回状態を選択しているときにもっと小回りさせるべ
く、旋回モード切換手段を操作して超信地旋回状態に変
えたとする。にも拘らず、泥濘等で思った通りに小回り
化できないときにはさらに操向操作具を加圧操作してし
まいがちであるから、そのときに片側の駆動速度を遅く
した緩旋回状態に切換ると、前述したように却って旋回
半径が小さくできることになり、好都合である。つま
り、緩旋回状態→ブレーキ旋回状態→超信地旋回状態→
緩旋回状態という繰返しループとすることにより、一般
的路面での小回り要望と泥濘地等での小回り要望とを満
たすことが可能になる。
【0012】第4自動旋回状態切換手段を選択すると、
旋回状態が現出されているときに、もっと小回りさせる
べくさらに操向操作具を旋回側に加圧操作すると、その
ときが緩旋回状態であるときには理論上より小回りする
旋回形態に自動的に切換るが、ブレーキ前回状態である
ときには超信地旋回状態にはならずに緩旋回状態に戻る
ようになる。つまり、緩旋回状態→ブレーキ旋回状態→
緩旋回状態という繰り返しループにより、圃場を荒らす
傾向の強い超信地旋回状態を現出しないものでありなが
ら、一般的路面での小回り要望と泥濘地等での小回り要
望とを満たすことが可能になる。従って、一般的な圃場
で小回りさせる点に主眼をおくときには第3自動旋回状
態切換手段を選択し、圃場が荒れないようにする点に主
眼をおくときには第4自動旋回状態切換手段を選択する
といった使い方が可能になる。
【0013】請求項4の構成では、操向操作具の旋回側
へのさらなる加圧操作を感圧スイッチで検出させるか
ら、操作具をさらに移動させる構成を簡素化できるとと
もに、操向操作具の移動域を大きくさらに大きくする必
要がなく、操作域のコンパクト化が可能になる。
【0014】〔効果〕請求項1及び2に記載の操向装置
では、(イ)もっと小回りさせるべく操向操作具のさら
なる旋回画側への加圧操作に伴い、急旋回状態から理論
上では大回りする形態である片側の駆動速度を遅くした
緩旋回状態に変更させることにより、湿田や泥濘地での
小回り要望に近づけることができるようにし得た。
【0015】請求項3に記載の操向装置では、(ロ)超
信地旋回状態の有無によって旋回モード切換手段の選択
が行えるとともに、一般的圃場における操向操作具の加
圧操作による小回り化と、泥濘地における操向操作具の
加圧操作による小回り化との双方の要望に応じることが
可能であり、実情に合致して旋回操作性を向上させるこ
とができた。
【0016】請求項4に記載の操向装置では、操向操作
具の操作領域をコンパクトにしながら上記(イ)又は
(ロ)の効果を出せる利点がある。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1に示すように、クローラ式
の左右一対の走行装置24で支持された機体に、脱穀装
置5を搭載し、この機体前部に刈取部18を支持して、
作業車の一例であるコンバインを構成している。図2は
コンバインのミッションケース8内の構造を示してお
り、エンジン(図示せず)からの動力がテンションクラ
ッチを備えたベルト伝動機構(図示せず)を介して、静
油圧式無段変速装置1の入力プーリー2に伝達され、静
油圧式無段変速装置1の出力軸3からの動力が第1伝動
軸4を介して、図1に示す機体前部の刈取部18に伝達
される。
【0018】第1伝動軸4からの動力は、第1ギヤ9及
び第2ギヤ10を介して第2伝動軸11に伝達される。
この第2伝動軸11にはシフトギヤ14がスプライン構
造にてスライド自在に外嵌されており、これに対する第
3伝動軸15には高速ギヤ16、中速ギヤ17及び低速
ギヤ6が固定されている。以上の構造によりシフトギヤ
14をスライド操作し、高速ギヤ16に咬合する高速ギ
ヤ7、中速ギヤ17又は低速ギヤ6に咬合させて、直進
用の正転動力を高中低の3段に変速するのであり、この
正転動力は中速ギヤ17に咬合する第1伝動ギヤ19に
伝達される。以上のように、シフトギヤ14及び高速ギ
ヤ7等により、ギヤシフト型式の変速装置13を構成し
ている。
【0019】第1伝動ギヤ19を支持する支持軸20に
は右のサイドギヤ21R及び左のサイドギヤ21Lが相
対回転自在に外嵌されており、左右の車軸22の入力ギ
ヤ23が左右のサイドギヤ21R,21Lに常時咬合し
ている。これにより、右又は左のサイドギヤ21R,2
1Lを第1伝動ギヤ19に対しスライド操作し咬合・離
間させて、クローラ式の走行装置24に対して動力の伝
動及び伝動遮断操作を行うのであり、第1伝動ギヤ19
と左右のサイドギヤ21R,21Lとの間でサイドクラ
ッチ25R,25Lが構成されている。
【0020】次に、一方の走行装置24を逆転させて超
信地旋回を行う構造について説明する。図2に示すよう
に、第3伝動軸15の高速ギヤ16に咬合する第3ギヤ
37が第4伝動軸27に相対回転自在に外嵌され、第3
ギヤ37と第4伝動軸27との間に逆転クラッチ30
(逆転機構に相当)が設けられている。支持軸20の左
右両端に第2伝動ギヤ26R,26Lがベアリング支持
されており、第4伝動軸27の両端に固定された第4伝
動ギヤ29の各々が、第2伝動ギヤ26R,26Lに咬
合している。
【0021】これにより、右のサイドギヤ21R又は左
のサイドギヤ21Lを、右又は左の第2伝動ギヤ26
R,26Lに咬合させた状態で逆転クラッチ30を入り
操作すると、高速ギヤ16からの動力が逆転状態で、且
つ、1/3に減速されて一方の走行装置24に伝達され
て行く。この場合、他方のサイドギヤ21R,21Lは
第1伝動ギヤ19に咬合して正転駆動されているので、
機体は超信地旋回して行くのである。
【0022】次に、一方の走行装置24に制動を掛けて
信地旋回を行う構造について説明する。図2に示すよう
に、第4伝動軸27の一端とミッションケース8との間
に、多板式のサイドブレーキ28(制動機構に相当)が
設けられている。これにより、右のサイドギヤ21R又
は左のサイドギヤ21Lを、右又は左の第2伝動ギヤ2
6R,26Lに咬合させた状態でサイドブレーキ28を
入り操作すると、一方の走行装置24に制動が掛かる。
この場合、他方のサイドギヤ21R,21Lは第1伝動
ギヤ19に咬合して正転駆動されているので、機体は信
地旋回して行くのである。
【0023】次に、一方の走行装置24を他方よりも低
速で正転させて緩旋回を行う構造について説明する。図
2に示すように、第1伝動ギヤ19のボス部に小径の出
力ギヤ38が固定され、第4伝動軸27に大径の第3伝
動ギヤ40が相対回転自在に外嵌されて、第3伝動ギヤ
40が出力ギヤ38に咬合している。そして、第3伝動
ギヤ40と第4伝動軸27との間に緩旋回クラッチ12
(低速駆動手段に相当)が設けられている。
【0024】これにより、右又は左のサイドギヤ21
R,21Lを右又は左の第2伝動ギヤ26R,26Lに
咬合させた状態で緩旋回クラッチ12を入り操作する
と、第1伝動ギヤ19に伝達されてくる直進用の正転動
力が出力ギヤ38、第3伝動ギヤ40、緩旋回クラッチ
12、第4伝動軸27、第4伝動ギヤ29及び右又は左
の第2伝動ギヤ26R,26Lを介して、1/3に減速
された正転動力として一方の走行装置24に伝達されて
行く。この場合、他方のサイドギヤ21R,21Lは第
1伝動ギヤ19に咬合して所定の速度で正転駆動されて
いるので、機体は左右の走行装置24の速度差により緩
旋回して行くのである。
【0025】次に、左右のサイドギヤ21R,21Lの
スライド操作を行う油圧シリンダ31R,31L、緩旋
回クラッチ12、サイドブレーキ28及び逆転クラッチ
30への作動油供給構造について説明する。図3に示す
ように、ポンプ32からの作動油が第1切換弁33を介
して、左右のサイドギヤ21R,21Lに対する油圧シ
リンダ31R,31Lに供給されており、油圧シリンダ
31R,31Lの側面からの油路34に、緩旋回クラッ
チ12、サイドブレーキ28及び逆転クラッチ30への
第2切換弁35が接続されている。
【0026】第2切換弁35は電磁操作式で、緩旋回ク
ラッチ12に作動油を供給する緩旋回位置35a、サイ
ドブレーキ28に作動油を供給する信地旋回位置35
b、及び逆転クラッチ30に作動油を供給する超信地旋
回位置35cの3位置に切換操作自在である。第2切換
弁35の下手側に電磁操作式の開閉弁43、サイドブレ
ーキ28及び逆転クラッチ30用の可変リリーフ弁36
が接続されて、開閉弁43及び可変リリーフ弁36と並
列的に、緩旋回クラッチ12用のリリーフ弁44が接続
されている。
【0027】機体の操縦部に左右に揺動操作自在な操向
レバー39(操向操作具に相当)が支持されており、操
向レバー39と第1切換弁33及び可変リリーフ弁36
とが連係機構41,42により連係されている。図3に
示すように操向レバー39は中立位置N、右及び左の第
1操作位置R1,L1、右及び左の第2操作位置R2,
L2の5位置に操作自在である。操向レバー39を第2
旋回操作位置L2,R2 に操作したときの旋回形態を選択
して設定する旋回モード切換スイッチ(旋回モード切換
手段の一例)51と、操向レバーを第2旋回操作位置L
2,R2 からさらに倒し込み操作するべく加圧操作したこ
とを検出する感圧スイッチ48,48と、自動モード切
換スイッチ(自動モード切換手段の一例)52とを、制
御装置45に接続してある。実際には上記両スイッチ5
1,52の機能を兼ね備えた単一のモード選択スイッチ
51(52)で代用されており、その操作によって現出
される操向形態は次のようである。
【0028】 モード選択スイッチ51をA位置(乾
田)におけるイ位置(緩旋回)に操作したとき 操向レバー39を中立位置Nに操作すると、第1切換弁
33も中立位置に操作され左右の油圧シリンダ31R,
31Lが収縮して、左右のサイドギヤ21R,21Lが
第1伝動ギヤ19に咬合している。これにより、第1伝
動ギヤ19に伝達されてくる正転動力が左右の走行装置
24に伝達され、左右の走行装置24が同速度で駆動さ
れて機体は直進している。
【0029】操向レバー39を中立位置Nから左又は右
の第1操作位置L1又はR1に操作すると、第1切換弁
33が操作されて油圧シリンダ31L又は31Rによ
り、左又は右の操作部46を介して、第1伝動ギヤ19
に咬合していた左又は右のサイドギヤ21L,21R
が、第1伝動ギヤ19から離されて左又は右の第2伝動
ギヤ26L,26Rに咬合する。
【0030】この場合、制御装置45により第2切換弁
35は緩旋回位置35aに操作されているが、可変リリ
ーフ弁36が略全開状態なので緩旋回クラッチ12が切
り状態となっており、左又は右の走行装置24への伝動
が断たれた状態(サイドクラッチ25L又は25Rの切
り状態)となって、機体は左又は右に緩やかに向きを変
えていく(以下、この状態を片駆動旋回状態と呼ぶ)。
そして、油路34に設けられているシーケンス弁47
は、左又は右のサイドギヤ21L,21Rが、左又は右
の第2伝動ギヤ26L,26Rに完全に咬合するのに必
要な圧力を、油圧シリンダ31L,31Rに確保する為
のものである。
【0031】次に、操向レバー39を左又は右の第1操
作位置L1,R1から、左又は右の第2操作位置L2,
R2に操作すると、第2切換弁35が緩旋回位置35a
に操作され、左又は右のサイドギヤ21L,21Rが左
又は右の第2伝動ギヤ26L,26Rに咬合した状態
で、制御装置45により開閉弁43が閉操作される。こ
れにより、油路34の圧力が急上昇して緩旋回クラッチ
12が素早く入り操作され、左又は右の走行装置24が
低速で正転駆動されて、機体は左又は右に緩旋回して行
くのである。この場合、操向レバー39の左又は右の第
2操作位置L2,R2への操作により、連係機構42の
作用で可変リリーフ弁36が閉側に操作されるが、開閉
弁43が閉操作されているので、この可変リリーフ弁3
6は緩旋回クラッチ12に対して作用していない。
【0032】操向レバー39を左又は右の第2操作位置
L2,R2からさらに傾倒させるべく加圧操作すると左
又は右の感圧スイッチ48が感知作動してONとなり、
それに基づいて制御装置45により、開閉弁43が開位
置に操作され、かつ、第2切換弁35が信地旋回位置3
5bに操作される。そして、操向レバー39の左又は右
の第2操作位置L2,R2への操作により、連係機構4
2の作用で可変リリーフ弁36が既に閉側に操作されて
いる。
【0033】従って、左又は右のサイドギヤ21L又は
21Rが左又は右の第2伝動ギヤ26L又は26Rに咬
合し、第切換弁35が信地旋回位置35bであり、か
つ、可変リリーフ弁36が閉側に操作された状態とな
り、サイドブレーキ28が制動作用して左又は右走行装
置24に制動が掛かり、機体は左又は右に信地旋回す
る。そして、操向レバー39の加圧操作を止めると感圧
スイッチ48がOFFとなり、緩旋回状態に戻るように
制御される。
【0034】 モード選択スイッチ51をA位置(乾
田)におけるロ位置(信地旋回)に操作したとき 操向レバー39を中立位置Nに操作すると前述と同様に
機体は直進し、左又は右の第1旋回操作位置L1又はR
1に操作すると、これも前述と同様に左又は右サイドク
ラッチ25L,25Rが切りとなり、左又は右に片駆動
旋回する。操向レバー39を左又は右の第2旋回操作位
置L2又はR2に操作すると、前述のようにサイドブレ
ーキ28によって左又は右の走行装置24に制動が掛か
り、機体は左又は右に信地旋回する。
【0035】そして、左又は右の第2旋回操作位置L2
又はR2からさらに倒し込むべく操向レバー39を加圧
操作すると、感圧スイッチ48がONとなり、制御装置
45によって開閉弁43が開位置に操作された状態で、
第2切換弁35が超信地旋回位置35cに操作される。
このとき、連係機構42の作用で可変リリーフ弁36が
既に閉側に操作されている。従って、左又は右のサイド
ギヤ21L,21Rが左又は右の第2伝動ギヤ26L,
26Rに咬合し、第2切換弁35が超信地旋回位置35
cにあり、かつ、可変リリーフ弁36が閉側である状態
となり、逆転クラッチ30が作動して逆転動力が左又は
右の操向装置24に伝達され、機体は左又は右に超信地
旋回する。そして、操向レバー39の加圧操作を止める
と感圧スイッチ48がOFFとなり、信地旋回状態に戻
るように制御される。
【0036】 モード選択スイッチ51をA位置(乾
田)におけるハ位置(超信地旋回)に操作したとき 操向レバー39を中立位置Nに操作すると前述と同様に
機体は直進し、左又は右の第1旋回操作位置L1又はR
1に操作すると、これも前述と同様に左又は右サイドク
ラッチ25L,25Rが切りとなり、左又は右に片駆動
旋回する。操向レバー39を左又は右の第2旋回操作位
置L2又はR2に操作すると、前述のように、逆転クラ
ッチ30が作動して逆転動力が左又は右の操向装置24
に伝達され、機体は左又は右に超信地旋回する。
【0037】そして、左又は右の第2旋回操作位置L2
又はR2からさらに倒し込むべく操向レバー39を加圧
操作すると、感圧スイッチ48がONとなり、この状態
では第2切換弁35が緩旋回位置35aに操作され、左
又は右サイドギヤ21L,21Rが左又は右第2伝動ギ
ヤ26L,26Rに咬合し、その状態で開閉弁43が閉
操作される。従って、前述したように緩旋回クラッチ1
2が入りとなり、機体は左又は右に緩旋回する。そし
て、操向レバー39の加圧操作を止めると感圧スイッチ
48がOFFとなり、超信地旋回状態に戻るように制御
される。
【0038】 モード選択スイッチ51をB位置(湿
田)におけるイ位置(緩旋回)に操作したとき この状態は、前述した「 自動モード切換スイッチ5
2をA位置(乾田)におけるイ位置(緩旋回)に操作し
たとき」と全く同様であるため、説明を割愛する。
【0039】 モード選択スイッチ51をB位置(湿
田)におけるロ位置(信地旋回)に操作したとき 操向レバー39を中立位置Nに操作すると前述と同様に
機体は直進し、左又は右の第1旋回操作位置L1又はR
1に操作すると、これも前述と同様に左又は右サイドク
ラッチ25L,25Rが切りとなり、左又は右に片駆動
旋回する。操向レバー39を左又は右の第2旋回操作位
置L2又はR2に操作すると、前述のようにサイドブレ
ーキ28によって左又は右の走行装置24に制動が掛か
り、機体は左又は右に信地旋回する。
【0040】そして、左又は右の第2旋回操作位置L2
又はR2からさらに倒し込むべく操向レバー39を加圧
操作すると、感圧スイッチ48がONとなり、この状態
では、第2切換弁35が緩旋回位置35aに操作され、
左又は右サイドギヤ21L,21Rが左又は右第2伝動
ギヤ26L,26Rに咬合し、その状態で開閉弁43が
閉操作される。従って、前述したように緩旋回クラッチ
12が入りとなり、機体は左又は右に緩旋回する。そし
て、操向レバー39の加圧操作を止めると感圧スイッチ
48がOFFとなり、信地旋回状態に戻るように制御さ
れる。 モード選択スイッチ51をOFF位置に操作したと
き このときには、操向レバー39の第2旋回操作位置L2
又はR2からの加圧操作を行っても、そのときの旋回モ
ードが維持されるように制御される。すなわち、イ位置
(緩旋回)では、操向レバー39を第2旋回操作位置L
2又はR2から加圧操作してもやはり緩旋回状態のまま
となる。ロ位置(信地旋回)では、操向レバー39を第
2旋回操作位置L2又はR2から加圧操作してもやはり
信地旋回状態のままに、かつ、ハ位置(超信地旋回)で
は、操向レバー39を第2旋回操作位置L2又はR2か
ら加圧操作してもやはり超信地旋回状態のままに夫々な
るのである。
【0041】本実施形態では、制御装置45とモード選
択スイッチ51とにより、第1〜第4自動旋回状態切換
手段が構成されているものである。旋回モード切換スイ
ッチ51と、自動モード切換スイッチ52とを夫々独立
したスイッチとして備えた構造でも良い。尚、参考とし
て各モードにおける旋回形態の変化状況を図4に示して
おく。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの全体側面図
【図2】ミッションケース内の伝動構造を示す概略図
【図3】油圧回路、及び操向制御装置を示す系統図
【図4】旋回モード切換えによる操向レバー位置と旋回
状態との関係図
【符号の説明】
12 低速駆動手段 24 走行装置 28 サイドブレーキ 30 逆転機構 39 操向操作具 48 感圧スイッチ 51 旋回モード切換手段 52 自動モード切換手段 S1 第1自動旋回状態切換手段 S2 第2自動旋回状態切換手段 S3 第3自動旋回状態切換手段 S4 第4自動旋回状態切換手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右一対の走行装置と、これら走行装置
    のいずれか一方を他方の駆動速度よりも低い駆動速度で
    同方向に駆動可能な低速駆動手段と、前記走行装置のい
    ずれか一方を逆転駆動させる逆転機構とを備え、前記両
    走行装置のうちの一方を他方よりも低速で同方向に駆動
    する緩旋回状態と、前記両走行装置のうちの一方を正転
    駆動し、かつ、他方を逆転駆動させる超信地旋回状態と
    を現出可能に構成してある速度差操向式作業機の操向装
    置であって、 単一の操向操作具と、この操向操作具によって現出され
    る旋回状態を、前記緩旋回状態と前記超信地旋回状態と
    のどちらか1つを選択して設定する旋回モード切換手段
    とを備え、前記操向操作具の中立位置から旋回位置への
    操作によって前記旋回モード切換手段で選択された旋回
    状態が現出されるように構成し、 前記操向操作具を前記旋回位置から前記中立位置とは反
    対方向へさらに移動させるべく加圧操作すると、そのと
    きに現出されている旋回モードが前記超信地旋回状態の
    場合には強制的に前記緩旋回状態に切換える第1自動旋
    回状態切換手段を備えてある速度差操向式作業機の操向
    装置。
  2. 【請求項2】 左右一対の走行装置と、これら走行装置
    のいずれか一方を他方の駆動速度よりも低い駆動速度で
    同方向に駆動可能な低速駆動手段と、前記走行装置のい
    ずれか一方に作用可能なサイドブレーキとを備え、前記
    両走行装置のうちの一方を他方よりも低速で同方向に駆
    動させる緩旋回状態と、前記両走行装置のうちの一方を
    駆動し、かつ、他方を制動させるブレーキ旋回状態とを
    現出可能に構成してある速度差操向式作業機の操向装置
    であって、 単一の操向操作具と、この操向操作具によって現出され
    る旋回状態を、前記緩旋回状態と前記ブレーキ旋回状態
    とのどちらか1つを選択して設定する旋回モード切換手
    段とを備え、前記操向操作具の中立位置から旋回位置へ
    の操作によって前記旋回モード切換手段で選択された旋
    回状態が現出されるように構成し、 前記操向操作具を前記旋回位置から前記中立位置とは反
    対方向へさらに移動させるべく加圧操作すると、そのと
    きに現出されている旋回モードが前記ブレーキ旋回状態
    の場合には強制的に前記緩旋回状態に切換える第2自動
    旋回状態切換手段を備えてある速度差操向式作業機の操
    向装置。
  3. 【請求項3】 左右一対の走行装置と、これら走行装置
    のいずれか一方を他方の駆動速度よりも低い駆動速度で
    同方向に駆動可能な低速駆動手段と、前記走行装置のい
    ずれか一方に作用可能なサイドブレーキと、前記走行装
    置のいずれか一方を逆転駆動する逆転機構とを備え、前
    記両走行装置のうちの一方を他方よりも低速で同方向に
    駆動する緩旋回状態、前記両走行装置のうちの一方を駆
    動し、かつ、他方を制動させるブレーキ旋回状態、及び
    前記両走行装置のうちの一方を正転駆動し、かつ、他方
    を逆転駆動させる超信地旋回状態の各状態を現出可能に
    構成してある速度差操向式作業機の操向装置であって、 単一の操向操作具と、この操向操作具によって現出され
    る旋回状態を、前記緩旋回状態と前記ブレーキ旋回状態
    と前記超信地旋回状態のうちから1つ選択して設定する
    旋回モード切換手段とを備え、前記操向操作具の中立位
    置から旋回位置への操作によって、前記旋回モード切換
    手段で選択された旋回状態が現出されるように構成し、 前記操向操作具を前記旋回位置から前記中立位置とは反
    対方向へさらに移動させるべく加圧操作すると、そのと
    きに現出されている旋回モードが前記緩旋回状態の場合
    には前記ブレーキ旋回状態に、前記ブレーキ旋回状態の
    場合には前記超信地旋回状態に、又、前記超信地旋回状
    態の場合には前記緩旋回状態に夫々切換える第3自動旋
    回状態切換手段と、 前記操向操作具を前記旋回位置から前記中立位置とは反
    対方向へさらに移動させるべく加圧操作すると、そのと
    きに現出されている旋回モードが前記緩旋回状態の場合
    には前記ブレーキ旋回状態に、かつ、前記ブレーキ旋回
    状態の場合には前記緩旋回状態に夫々切換える第4自動
    旋回状態切換手段とを備え、 前記第3自動旋回モード切換手段と前記第4自動旋回モ
    ード切換手段とのうちのいずれか1つを選択設定する自
    動モード切換手段を設けてある速度差操向式作業機の操
    向装置。
  4. 【請求項4】 前記操向操作具が加圧操作されたか否か
    を検出する感圧スイッチを備えてある請求項1〜3のい
    ずれか1つに記載の速度差操向式作業機の操向装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010116157A (ja) * 2010-01-06 2010-05-27 Komatsu Ltd 装軌車両の操向制御装置
WO2020202855A1 (ja) * 2019-03-29 2020-10-08 本田技研工業株式会社 作業機

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