JPH10245821A - 防音壁用の防音パネル固定部材 - Google Patents

防音壁用の防音パネル固定部材

Info

Publication number
JPH10245821A
JPH10245821A JP6925497A JP6925497A JPH10245821A JP H10245821 A JPH10245821 A JP H10245821A JP 6925497 A JP6925497 A JP 6925497A JP 6925497 A JP6925497 A JP 6925497A JP H10245821 A JPH10245821 A JP H10245821A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
soundproof panel
fixing member
soundproof
panel fixing
compressed state
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6925497A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiro Tokuda
敏郎 徳田
Hiroki Sakamoto
博樹 坂元
Nobuhiko Uchida
宣彦 内田
Yuji Hirano
雄二 平野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Katan Co Ltd
Original Assignee
Nippon Katan Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Katan Co Ltd filed Critical Nippon Katan Co Ltd
Priority to JP6925497A priority Critical patent/JPH10245821A/ja
Publication of JPH10245821A publication Critical patent/JPH10245821A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices Affording Protection Of Roads Or Walls For Sound Insulation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 騒音の発生を大幅に低減することができると
共に、簡単な作業でもって略一定の押圧力を確実に得る
ことが可能な防音パネル固定部材を提供すること。 【解決手段】 相対向して配置された一対のガイド溝
3、3に防音パネル1を固定する際に、防音パネル1の
背部とガイド溝3の背壁3aとの間に圧縮状態で介装さ
れ、延設部12と変形部13との間に働く弾性復元力で
もって防音パネル1をガイド溝3の前壁3bに押圧する
ための固定部材であって、係止ねじ16をねじ孔17に
螺合することによって係合突片19を係合して圧縮状態
とし、係止ねじ16を外すことによって圧縮状態を解除
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、高速道路、鉄道
等用の防音壁において、防音パネルを固定するために使
用するのに好適な防音壁用の防音パネル固定部材に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】高速道路等の防音壁において、防音パネ
ルを固定するための従来の構造について、本発明の実施
の形態を示す図でもある図5に基づいて説明する。同図
において、1は防音パネル、2はH型鋼より成る支柱を
それぞれ示している。支柱2は、道路等に沿って略等間
隔で予め立設されているものであって、その両側にガイ
ド溝3、3が形成されている。この場合、相隣接する支
柱2、2において、相対向して一対のガイド溝3、3が
配置されることになるが、このガイド溝3、3内に防音
パネル1の両側部が嵌入される。この作業は、防音パネ
ル1を上方からガイド溝3、3内に落とし込むことによ
って行われる。そして上記防音パネル1の背部と上記ガ
イド溝3の背壁3aとの間に、図6に示すような固定部
材30が介装される。この固定部材30は、帯状のバネ
鋼板を折曲することによって形成されたもので、取付部
31と、この取付部31に連設された弾性変形部32と
を有している。上記取付部31は防音パネル1の上端面
に取付けられ、また上記弾性変形部32は、上記防音パ
ネル1の背部と上記ガイド溝3の背壁3aとの間に圧縮
状態で介装され、その弾性復元力でもって上記防音パネ
ル1を上記ガイド溝3の前壁3bに押圧し、これにより
防音パネル1を固定している。尚、弾性変形部32は介
装すべき隙間の大きさに応じて種々の態様で構成される
が、図6に示す構成例では、取付部31の一端から下方
へと延び、その先端が前方に向けて略90°折曲げられ
たL字状の延設部36と、延設部36の先端部から延設
部36とは離反する方向に斜め上方へと延びる変形部3
3と、変形部33の上端部から延設部36に向かってや
や下方に傾斜して延びる第2変形部34と、第2変形部
34の下端部から延設部36とは離反する方向に斜め下
方へと延びる第3変形部35とを有する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記固定部材
30の介装作業は、防音パネル1の背部とガイド溝3の
背壁3aとの間に固定部材30をハンマー等を用いて打
込むことによって行われている。従って従来の介装作業
には打撃音の発生が不可避であり、このような騒音の発
生が防音壁の設置施工上の大きな問題点となっている。
また上記打込み作業には少なからぬ手数を要するのみな
らず、打込み量、すなわち防音パネルの押圧力が作業者
や作業状況によって変動する可能性があるという欠点も
ある。
【0004】この発明上記従来の欠点を解決するために
なされたのものであって、その目的は、騒音の発生を大
幅に低減することができると共に、簡単な作業でもって
略一定の押圧力を確実に得ることが可能な防音壁用の防
音パネル固定部材を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで請求項1の防音壁
用の防音パネル固定部材は、相対向して配置された一対
のガイド溝3、3内に防音パネル1の両側部を嵌入した
状態で防音パネル1を固定した防音壁において、防音パ
ネル1の背部とガイド溝3の背壁3aとの間に圧縮状態
で介装され、その弾性復元力でもって上記防音パネル1
を上記ガイド溝3の前壁3bに押圧するための防音パネ
ル固定部材であり、この防音パネル固定部材10、22
は、その圧縮状態を保持する圧縮状態保持機能20、2
5を備え、この圧縮状態保持機能20、25の解除によ
って弾性的に復元するよう構成されていることを特徴と
している。
【0006】上記請求項1の防音パネル固定部材におい
ては、その圧縮状態で防音パネル1の背部とガイド溝3
の背壁3aとの間に介設しておき、この状態から圧縮状
態保持機能20、25を解除すれば、弾性的に復元し、
この復元力によって防音パネル1がガイド溝3の前壁3
bに押圧される。このようにこの固定部材においては、
従来のような打込み作業は不要であり、固定部材を防音
パネル1とガイド溝3との間に遊嵌し、圧縮状態保持機
能20、25を解除するだけの簡単な作業で防音パネル
1の固定が可能となる。
【0007】また請求項2の防音壁用の防音パネル固定
部材は、上記防音パネル固定部材10、22は、帯状の
弾性プレートを折曲することによって構成されており上
記防音パネル1の上端部に取付けられる取付部11と、
この取付部11に連設されると共に、上記防音パネル1
の背部に介装される弾性変形部9とを有することを特徴
としている。
【0008】さらに請求項3の防音壁用の防音パネル固
定部材は、上記弾性変形部9は、上記取付部11の一端
から下方へと延びる延設部12と、この延設部12の下
端部から延設部12とは離反する方向に斜め上方へと延
びる変形部13とを有し、圧縮状態では変形部13の上
端側が上記延設部12に近接し、変形部13の拡開方向
への弾性復元力が生じることを特徴としている。
【0009】上記請求項2及び請求項3の防音壁用の防
音パネル固定部材では、帯状の弾性プレートを折曲する
ことによって固定部材を構成しているので、その製作が
容易となる。請求項3においては、弾性変形部9が下方
に延びる延設部12と斜め上方に延びる変形部13とに
よって構成されているが、請求項2においては、弾性変
形部9がこのような構成のものに限られてはおらず、ま
た弾性変形部9が上下方向に延びるものだけではなく、
横方向に延びるものがある場合も包含していることが明
らかであろう。
【0010】請求項4の防音壁用の防音パネル固定部材
は、上記取付部11又は延設部12には係止部18、2
3を形成する一方、上記変形部13には、変形部13が
延設部12に近接した弾性変形状態で上記係止部18、
23に係合する係合部19、24を設け、上記係止部1
8、23と係合部19、24とで圧縮状態保持機能2
0、25を構成していることを特徴としている。
【0011】請求項5の防音壁用の防音パネル固定部材
は、上記係止部18は、係止ねじ16を備え、この係止
ねじ16の進退によって上記係合部19との係合、及び
その解除を行うべく構成されていることを特徴としてい
る。
【0012】請求項6の防音壁用の防音パネル固定部材
は、上記係止部23は、係止片23によって構成され、
この係止片23の変形によって上記係合部24との係
合、及びその解除を行うべく構成されていることを特徴
としている。
【0013】上記請求項4によれば、その実施に好適で
ある。特に請求項5によれば、圧縮状態での保持、及び
その解除動作を確実に行えることになる。また請求項6
によれば、その製作費が請求項5の場合よりも低減する
し、圧縮状態の解除動作を簡単な作業で行うことが可能
となる。なお請求項1における圧縮状態保持機能20、
25は、請求項4〜請求項6の構成に限られるのでな
く、緊締ワイヤを用いたような構成も含むものである。
【0014】
【発明の実施の形態】次にこの発明の防音壁用の防音パ
ネル固定部材の具体的な実施の形態について、図面を参
照しつつ詳細に説明する。
【0015】図1及び図2に第1の実施の形態を示して
いる。図において、10は固定部材全体を示している
が、この固定部材10は、帯状の弾性プレート(ばね
鋼:SUP6〔JISG 4801〕)を折曲形成する
と共に、これに溶融亜鉛めっきを施したもので、概略水
平方向に延びる取付部11と、取付部11に連設される
弾性変形部9とを有する。この弾性変形部9は、介装す
べき隙間の大きさに応じて種々の態様で構成することが
できるが、本実施の形態では、取付部11から下方へと
延びる延設部12と、この延設部12の先端部から斜め
上方で、かつ延設部12とは離反する方向に延びる変形
部13とを有している。なお上記変形部13の先端部は
さらに斜め下向で、先端側ほど上記延設部12へと近接
する方向に延設されており、この部分が第2変形部14
を構成している。また、取付部11には、落下防止用ワ
イヤーを通すための挿通孔21が形成されている。
【0016】そして上記取付部11と延設部12との連
設部分には、上記変形部13に向って延びる突片15が
切起こし状に設けられており、この突片15には係止ね
じ16の螺合するねじ孔17が穿設されている。なおこ
れら突片15、係止ねじ16、ねじ孔17によって係止
部18が構成されている。一方、上記変形部13の上端
部には、係合突片19が上方に向けて切起こし状に形成
されている。この係合突片19は係合部として機能す
る。上記係止部18と係合突片(係合部)19とが圧縮
状態保持機能20を構成する。
【0017】上記防音パネル固定部材10に対し、外力
が全く作用していない状態では、固定部材10は図2
(b)のように、延設部12と変形部13とはV字状に
拡開した状態となっている。一方、上記拡開状態から、
変形部13と延設部12とが相近接する方向に力を加え
て略平行状態(圧縮状態)とすると、係合突片19の先
端は係合部18の下方部、詳しくは取付部11と延設部
12との連設部分に接触するように位置することにな
る。この状態で係止部18において、係止ねじ16をね
じ孔17に螺合することによって係止ねじ16をねじ孔
17から下方に向かって突出させて、係合突片19の先
端を係止する。これによって、固定部材10は、図2
(a)のように、圧縮状態で保持される。以下、この状
態を圧縮保持状態という。また、係止ねじ16をねじ孔
17から取外すことによって係合突片19の係合状態が
解除されて、延設部12と変形部13とは、弾性復元力
によって図2(b)のようにV字状に拡開した状態とな
る。
【0018】次に図5を参照しながら、固定部材10を
用いて防音パネル1を固定する方法を説明する。H型鋼
より成る支柱2は、道路等に沿って略等間隔で予め立設
されているものであって、その両側にガイド溝3、3が
形成されている。この場合、相隣接する支柱2、2にお
いて、相対向して一対のガイド溝3、3が配置されるこ
とになるが、このガイド溝3、3内に防音パネル1の両
側部が嵌入される。この作業は、防音パネル1を上方か
らガイド溝3、3内に落とし込むことによって行われ
る。なお、防音パネル1の両側部付近には、底面から上
面まで貫通している挿通孔1a、1aがそれぞれ形成さ
れており、落下防止用ワイヤを使用する場合は、この挿
通孔1aに当該ワイヤを下から上へ挿通させる。
【0019】続いて、防音パネル1の背部とガイド溝3
の背壁3aとの間の隙間に、圧縮保持状態にある固定部
材10が介装される。このとき、固定部材10として、
圧縮保持状態での延設部12から変形部13までの長さ
(この長さを幅と呼ぶ)が、上記隙間の長さよりも小さ
いものを選ぶことによって、容易に固定部材10を介装
することができる。なお、落下防止用ワイヤを使用して
いる場合は、当該ワイヤを固定部材10の取付部11に
形成されている挿通孔21に通しておく。その後、係止
ねじ16を取り外すことによって係合突片19の係合が
解除され、延設部12と変形部13との間に働く弾性復
元力によって防音パネル1をガイド溝3の前壁3bに押
圧し、これによって防音パネル1が固定される。
【0020】以上のように第1の実施の形態によれば、
固定部材10は圧縮保持状態で防音パネル1の背部とガ
イド溝3の背壁3aとの間の隙間に介装されるので、従
来のようにハンマー等を用いて打ち込む必要がなく、取
付作業が簡単になり、しかも打撃音が発生しなくなり、
騒音が大幅に低減される。また、固定部材10の圧縮保
持状態の解除は係止ねじ16を取り外すという簡単な作
業で行うことができ、従来のように打ち込み量の大小に
起因する取付状態のばらつきが生じにくくなり、略一定
の押圧力を確実に得ることができる。従って、防音パネ
ル1を良好に固定することができる。
【0021】図3及び図4は、本発明の第2の実施の形
態を示す図である。第2実施形態である固定部材22
は、上記第1実施形態である固定部材10と構成が類似
しているので、同一の構成には同一の参照符号を付して
説明を省略する。固定部材22の特徴は、係止部として
機能する鉤形の係止片23と、係合部として機能する略
平板状の係合突片24とで圧縮状態保持機能25を構成
したことである。
【0022】係止片23は、取付部11と延設部12と
の連設部を切り起こして形成され、その先端部分を下方
に向けてほぼ90°折り曲げることによって鉤形に形成
される。一方、係合突片24は、変形部13の上端部を
上方に向けて切り起こして形成される。より詳しくは、
係合突片24は図4に示すように、延設部12に近接す
る方向に延びる基端部24aと、延設部12から離反す
る方向に延びる先端部24bとで構成される。このよう
に先端部24bを基端部24aに対して折り曲げて形成
することによって、上記係止片との係合状態を良好かつ
確実なものとすることができる。
【0023】上記固定部材22に対し、外力が全く作用
していない状態では、固定部材22は図4(b)に示す
ように、延設部12と変形部13とはV字状に拡開した
状態となっている。一方、変形部13と延設部12とが
相近接する方向に力を加えて略平行状態(圧縮状態)と
すると、係合突片24の先端部24bは係止片23を弾
性的に乗り越えて、その下方部に位置し、係止片23が
係合突片24の先端部24bをこの状態で係止する。こ
れによって、固定部材22は、図4(a)のように、圧
縮状態で保持される。また、係止片23を上方に持ち上
げることによって係合突片24の係合状態が解除され
て、延設部12と変形部13とは、弾性復元力によって
図4(b)のようにV字状に拡開した状態となる。
【0024】上記固定部材22を用いて防音パネル1を
固定する方法は、圧縮保持状態を解除する際に係止片2
3を持ち上げるという点を除けば、固定部材10を用い
る場合と同じであるので、その説明を省略する。
【0025】以上のように第2の実施の形態において
も、第1の実施の形態と同様の効果が得られる。また、
第2実施形態では、固定部材22自体を加工することに
よって圧縮状態保持機能25を構成することができるの
で、係止ねじ16のような付加的な部品を用いる必要が
なく、低コストで製造することができる。また、圧縮状
態の解除作業も、例えばL型工具等を用いて係止片23
を引き上げるだけでよく、係止ねじ16を取り外す場合
よりも簡単に行うことができる。
【0026】以上にこの発明の具体的な実施の形態につ
いて説明したが、この発明は上記形態に限定されるもの
ではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施するこ
とができる。例えば、変形部13を延設部12の側部か
ら延びるように形成してもよい。また、図6に示すよう
に、変形部33の先端部に第2変形部34が連設され、
さらに第2変形部34の先端部に第3変形部35が連設
された固定部材30に関して実施してもよい。
【0027】
【発明の効果】以上のように請求項1の防音壁用の防音
パネル固定部材によれば、従来のような打込み作業は不
要であり、固定部材を防音パネルとガイド溝との間に遊
嵌し、圧縮状態保持機能を解除するだけの簡単な作業で
防音パネルの固定が可能となる。これによって、騒音を
大幅に低減することができるとともに、従来のように打
ち込み量の大小に起因する取付状態のばらつきが生じに
くくなり、略一定の押圧力を得ることができ、防音パネ
ルを良好に固定することができる。
【0028】また請求項2、請求項3及び請求項4の防
音壁用の防音パネル固定部材によれば、容易に製作する
ことができる。特に、請求項4の防音壁用の防音パネル
固定部材によれば、好適に実施することができる。
【0029】さらに請求項5の防音壁用の防音パネル固
定部材によれば、圧縮状態での保持及びその解除作業を
確実に行うことができ、作業効率が向上する。
【0030】さらに請求項6の防音壁用の防音パネル固
定部材によれば、付加的な部品を用いることがないので
低コストで製造することができ、また圧縮状態の解除作
業もより簡単となり、作業効率がより一層向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を説明するための斜
視図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態を説明するための側
面図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態を説明するための斜
視図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態を説明するための側
面図である。
【図5】防音パネルの固定方法を説明するための斜視図
である。
【図6】従来の技術を説明するための側面図である。
【符号の説明】
1 防音パネル 2 支柱 3 凹溝 3a 後壁 3b 前壁 9 弾性変形部 10 防音パネル固定部材 11 取付部 12 延設部 13 変形部 15 突片 16 係止ねじ 17 ねじ孔 18 係止部 19 係合突片 20 圧縮状態保持機能 22 防音パネル固定部材 23 (係止部)係止片 24 (係合部)係止突片 25 圧縮状態保持機能
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平野 雄二 大阪府枚方市磯島南町13番1号 日本カタ ン株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相対向して配置された一対のガイド溝
    (3)(3)内に防音パネル(1)の両側部を嵌入した
    状態で防音パネル(1)を固定した防音壁において、防
    音パネル(1)の背部とガイド溝(3)の背壁(3a)
    との間に圧縮状態で介装され、その弾性復元力でもって
    上記防音パネル(1)を上記ガイド溝(3)の前壁(3
    b)に押圧するための防音パネル固定部材であり、この
    防音パネル固定部材(10)(22)は、その圧縮状態
    を保持する圧縮状態保持機能(20)(25)を備え、
    この圧縮状態保持機能(20)(25)の解除によって
    弾性的に復元するよう構成されていることを特徴とする
    防音壁用の防音パネル固定部材。
  2. 【請求項2】 上記防音パネル固定部材(10)(2
    2)は、帯状の弾性プレートを折曲することによって構
    成されており上記防音パネル(1)の上端部に取付けら
    れる取付部(11)と、この取付部(11)に連設され
    ると共に、上記防音パネル(1)の背部に介装される弾
    性変形部(9)とを有することを特徴とする請求項1の
    防音壁用の防音パネル固定部材。
  3. 【請求項3】 上記弾性変形部(9)は、上記取付部
    (11)の一端から下方へと延びる延設部(12)と、
    この延設部(12)の下端部から延設部(12)とは離
    反する方向に斜め上方へと延びる変形部(13)とを有
    し、圧縮状態では変形部(13)の上端側が上記延設部
    (12)に近接し、変形部(13)の拡開方向への弾性
    復元力が生じることを特徴とする請求項2の防音壁用の
    防音パネル固定部材。
  4. 【請求項4】 上記取付部(11)又は延設部(12)
    には係止部(18)(23)を形成する一方、上記変形
    部(13)には、変形部(13)が延設部(12)に近
    接した弾性変形状態で上記係止部(18)(23)に係
    合する係合部(19)(24)を設け、上記係止部(1
    8)(23)と係合部(19)(24)とで圧縮状態保
    持機能(20)(25)を構成していることを特徴とす
    る請求項3の防音壁用の防音パネル固定部材。
  5. 【請求項5】 上記係止部(18)は、係止ねじ(1
    6)を備え、この係止ねじ(16)の進退によって上記
    係合部(19)との係合、及びその解除を行うべく構成
    されていることを特徴とする請求項4の防音壁用の防音
    パネル固定部材。
  6. 【請求項6】 上記係止部(23)は、係止片(23)
    によって構成され、この係止片(23)の変形によって
    上記係合部(24)との係合、及びその解除を行うべく
    構成されていることを特徴とする請求項4の防音壁用の
    防音パネル固定部材。
JP6925497A 1997-03-05 1997-03-05 防音壁用の防音パネル固定部材 Pending JPH10245821A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6925497A JPH10245821A (ja) 1997-03-05 1997-03-05 防音壁用の防音パネル固定部材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6925497A JPH10245821A (ja) 1997-03-05 1997-03-05 防音壁用の防音パネル固定部材

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10245821A true JPH10245821A (ja) 1998-09-14

Family

ID=13397419

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6925497A Pending JPH10245821A (ja) 1997-03-05 1997-03-05 防音壁用の防音パネル固定部材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10245821A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000355912A (ja) * 1999-06-17 2000-12-26 Sekisui Jushi Co Ltd 防音パネルの固定構造
JP2008190220A (ja) * 2007-02-05 2008-08-21 Cosmos:Kk 防音壁の遮音板留め金具
KR101053004B1 (ko) 2009-01-05 2011-07-29 아우토리브 디벨롭먼트 아베 에어백 조립용 클립
JP2014237957A (ja) * 2013-06-07 2014-12-18 積水樹脂株式会社 柵部材支持構造
JP2017150198A (ja) * 2016-02-24 2017-08-31 積水樹脂株式会社 ばね金具及び防音パネル及び防音パネルの設置構造
KR102555736B1 (ko) * 2023-04-11 2023-07-14 주식회사 태하 금속판스프링 구조를 갖는 진동저감성 및 장기내구성이 향상된 확장형 인도교 및 이의 시공방법
KR102555737B1 (ko) * 2023-04-11 2023-07-14 주식회사 태하 인장로드가 구비된 프리스트레스 고내구성 확장형 인도교

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000355912A (ja) * 1999-06-17 2000-12-26 Sekisui Jushi Co Ltd 防音パネルの固定構造
JP2008190220A (ja) * 2007-02-05 2008-08-21 Cosmos:Kk 防音壁の遮音板留め金具
KR101053004B1 (ko) 2009-01-05 2011-07-29 아우토리브 디벨롭먼트 아베 에어백 조립용 클립
JP2014237957A (ja) * 2013-06-07 2014-12-18 積水樹脂株式会社 柵部材支持構造
JP2017150198A (ja) * 2016-02-24 2017-08-31 積水樹脂株式会社 ばね金具及び防音パネル及び防音パネルの設置構造
KR102555736B1 (ko) * 2023-04-11 2023-07-14 주식회사 태하 금속판스프링 구조를 갖는 진동저감성 및 장기내구성이 향상된 확장형 인도교 및 이의 시공방법
KR102555737B1 (ko) * 2023-04-11 2023-07-14 주식회사 태하 인장로드가 구비된 프리스트레스 고내구성 확장형 인도교

Similar Documents

Publication Publication Date Title
GB1598134A (en) Jointed structure components therefor and method of disassembly thereof
JPH10245821A (ja) 防音壁用の防音パネル固定部材
JP2005350923A (ja) パネル体
JP4997505B2 (ja) 防音壁の遮音板留め金具
JP2010229758A (ja) 遮音壁、遮音パネルの取り付け方法
JP2009068325A (ja) 吸音パネル固定用具
KR100668898B1 (ko) 차량의 루프랙 장착장치
JP3357633B2 (ja) 防音パネルの固定構造
JPWO2008143321A1 (ja) 機器取付具、開口枠および機器
JP3575447B2 (ja) 壁面パネル装置
JP3307273B2 (ja) 壁面パネル装置
JP5646096B1 (ja) 壁パネルの固定金具
JP4438980B2 (ja) フォークリフトのフィンガーボードへのフォークの支持構造
JP3556544B2 (ja) 防音壁の遮音板留め金具
JP3477575B2 (ja) 防音壁の遮音板留め金具
JP2004190369A (ja) 防音壁の遮音板留め金具
JP2009161942A (ja) 遮音壁及び遮音パネル保持金具
JP3660867B2 (ja) 窓枠等の枠体取付け用金具
JP4296979B2 (ja) 防音壁の遮音板留め金具
JP4452771B2 (ja) 防音壁の遮音板留め金具
JP4567631B2 (ja) パネルの固定方法および該方法に用いられる固定装置
JP3385323B2 (ja) 天井吊り金物
JP3027576B1 (ja) 車両の内装パネルの取付構造
JP3849117B2 (ja) 垂木固定具
JP3024941B2 (ja) 天井材取付装置