JP2010229758A - 遮音壁、遮音パネルの取り付け方法 - Google Patents

遮音壁、遮音パネルの取り付け方法 Download PDF

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Abstract

【課題】遮音パネルを狭持するための間隔を自在に調整することができる遮音壁を提供する。
【解決手段】ウェブ部33の両端に一対のフランジ部31,32が連設されたH形鋼からなり、ウェブ部33には、ボルト接合用長孔が形成されてなる支柱3と、支柱3におけるウェブ部33のボルト接合用長孔にボルト接合される押さえ材5と、支柱3における一方のフランジ部31と、押さえ材5との間で保持された状態で取り付けられる遮音パネル4とを備え、ボルト接合用長孔は、一方のフランジ部31に向けて下向きに傾斜されてなる。
【選択図】図2

Description

本発明は、道路の中央分離帯あるいは道路、鉄道等の路側部に立設配備される遮音壁に関し、特に遮音パネルの取り付け施工性に優れた遮音壁、並びにこれを構成する遮音パネルの取り付け方法に関する。
従来、地盤のコンクリートベースに垂直固定した支柱に取り付ける遮音壁には、以下のようなものがあった。一つは落とし込み式といわれるものであって、図11に示すように遮音板60の周縁に予め周枠材61を一体に取付固定して枠付きの遮音パネル62を作製し、この遮音パネルを施工現場で、H形鋼からなる支柱63間に上から落とし込んだ後、適宜の方法で遮音パネル62を固定する施工方法である。
ところで、この遮音壁の支柱63におけるH形鋼の内側に遮音パネルを落とし込んで固定する構造では、図12(a)に示すように、山形鋼などの押さえ材71の当接面71aにより、遮音パネル62を、H形鋼のフランジ部66との間で押さえつけてこれを保持するのが一般的であった。図12(b)は、この押さえ材71の側面図を示しているが、当接面71aに対して直交する方向に折り曲げられてなる当接面71bにはボルト接合用の孔部76が穿設されている。また、支柱63を構成するウェブ部68においてもボルト接合用の孔部69が穿設されている。押さえ材71を支柱63に取り付ける際には、その当接面71bを支柱63のウェブ部68に当接させ、互いの孔部69、76にボルト81を挿通させ、そのボルト81先端をナット82により螺着することにより固定する。
しかしながら、このような押さえ材71の取り付け構造では、孔部69、76が何れも丸孔であるため、遮音パネル62を嵌め込むべき、フランジ66と押さえ材71の当接面71aの間隔は一義的に決定され、これを調整することができないという問題点があった。特に生産された遮音パネル62の厚みにおいてバラつきが生じる場合もあり、特に遮音パネル62が製造上、通常よりも僅かに厚くなってしまった場合には、フランジ66と押さえ材71の間にこれを押し込みにくくなり、施工労力の負担が増大してしまう。また、遮音パネル62が製造上、通常よりも僅かに薄くなってしまった場合には、フランジ66と押さえ材71の間でガタツキが生じ、安定した取り付けを行うことが困難になる。
このため、フランジ66と押さえ材71の当接面71aの間隔を自在に調整することができる機構が従来より望まれていた。
なお、孔部69、76の何れか、又は双方の径をボルト81の径と比較してより径大とすることにより、上述した間隔の調整の自由度を向上させる考え方もある。しかしながら、孔部69、76について丸孔を維持しつつ、その径を単に大きくするのみでは、走行車両による振動によって、かかるボルト89の径と孔部69(76)の差異分だけ押さえ材71が動いてしまい、遮音パネル62自体のガタつきを防止することができないという問題点があった。
なお従来技術として、例えば特許文献1の開示技術では、H形鋼からなる支柱に吸音ブロックを取り付ける際に、予め形成した断面コ字状の樋板を挿嵌させ、その樋板内部に、ボルト及びナットの組合せからなる開脚調節具を固定して構成した例が開示されている。また、特許文献2には、H形鋼からなる支柱に壁パネルを取り付ける際に、H形鋼のフランジと壁パネルとの間に介装可能な干渉機能を有する押さえ材の構成が開示されている。また、特許文献3には、固定金具の回転による締め付け時の楔作用を利用した押さえ材の構成が開示されている。また特許文献4には、ウェーブスプリングを利用した押さえ材の構成が開示されている。
これらの開示技術によれば、フランジ66と押さえ材71の当接面71aの間隔を自在に調整し、かつ遮音パネル62を安定して保持することは可能になる。しかしながら、車両走行による振動によって生じる遮音パネルのガタ付きの防止に関しては、ガタ付きを防止する部材を別に追加しなければならず、その分において施工労力の負担が増加し、部材製作のコストも増加してしまうという問題点があった。
特公昭52−53382号公報 特公平6−38888号公報 特開2001−20388号公報 特開2000−240014号公報
そこで本発明は、上述した問題点に鑑みて案出されたものであり、その目的とするところは、遮音パネルを狭持するための、H形鋼支柱のフランジと押さえ材の間隔を自在に調整することができ、遮音パネル62を安定して保持させるための部材を別途追加することなく、車両走行による振動によって生じる遮音パネルのガタ付きを防止することができる遮音壁、並びにこれを構成する遮音パネルの取り付け方法を提供することにある。
本発明に係る遮音壁は、上述した課題を解決するために、所定間隔で立設された支柱間に遮音パネルを取り付けた遮音壁において、ウェブ部の両端に一対のフランジ部が連設されたH形鋼からなり、上記ウェブ部には、ボルト接合用長孔が形成されてなる支柱と、上記支柱における上記ウェブ部のボルト接合用長孔にボルト接合される押さえ材と、上記支柱における一方のフランジ部と、上記押さえ材との間で保持された状態で取り付けられる遮音パネルとを備え、上記ボルト接合用長孔は、上記一方のフランジ部に向けて下向きに傾斜されていることを特徴とする。
また本発明に係る遮音壁は、上述した課題を解決するために、所定間隔で立設された支柱間に遮音パネルを取り付けた遮音壁において、ウェブ部の両端に一対のフランジ部が連設されたH形鋼からなる支柱と、上記支柱における上記ウェブ部に当接可能な第1の当接板と、上記第1の当接板に対して略直交する方向に折り曲げられてなる第2の当接板とを有し、上記第1の当接板には上記ウェブ部との間でボルト接合するためのボルト接合用長孔が形成されてなる押さえ材と、上記支柱における一方のフランジ部と、上記押さえ材における第2の当接板との間で保持された状態で取り付けられる遮音パネルとを備え、上記ボルト接合用長孔は、上記第2の当接板に向けて下向きに傾斜されていることを特徴とする。
本発明に係る遮音パネルの取り付け方法は、上述した課題を解決するために、所定間隔で立設された遮音壁用の支柱間に遮音パネルを取り付ける遮音パネルの取り付け方法において、ウェブ部の両端に一対のフランジ部が連設されたH形鋼からなり、上記ウェブ部には、一方のフランジ部に向けて下向きに傾斜されているボルト接合用長孔が形成されてなる支柱に、少なくとも上記支柱における一方のフランジ部との間で上記遮音パネルを遊嵌可能となる位置まで押さえ材を押し上げた状態でこれを上記ボルト接合用長孔にボルト接合することにより仮止めし、上記一方のフランジ部と仮止めした上記押さえ材との間に形成された間隙に、上記遮音パネルを遊嵌させ、仮止めした上記押さえ材のボルト接合を緩め、上記一方のフランジ部との間で上記遮音パネルを狭持可能な位置まで、上記ボルト接合用長孔に沿って上記押さえ材をスライドさせて押し下げ、押し下げた上記押さえ材を上記ボルト接合用長孔に再びボルトにより締め付けることにより、上記遮音パネルを、上記一方のフランジ部と上記押さえ材との間で保持された状態で取り付けることを特徴とする。
本発明に係る遮音パネルの取り付け方法は、上述した課題を解決するために、所定間隔で立設された遮音壁用の支柱間に遮音パネルを取り付ける遮音パネルの取り付け方法において、ウェブ部の両端に一対のフランジ部が連設されたH形鋼からなる支柱に対して、上記支柱における上記ウェブ部に当接可能な第1の当接板と上記第1の当接板に対して略直交する方向に折り曲げられてなる第2の当接板とを有するとともに上記第1の当接板には上記ウェブ部との間でボルト接合するためのボルト接合用長孔が上記第2の当接板に向けて下向きに傾斜されて形成されてなる押さえ材を、少なくとも上記支柱における一方のフランジ部との間で上記遮音パネルを遊嵌可能となる位置まで押し上げた状態でこれを上記ボルト接合用長孔を介してボルト接合することにより仮止めし、上記一方のフランジ部と仮止めした上記押さえ材との間に形成された間隙に、上記遮音パネルを遊嵌させ、仮止めした上記押さえ材のボルト接合を緩め、上記一方のフランジ部との間で上記遮音パネルを狭持可能な位置まで、上記ボルト接合用長孔に沿わせて上記押さえ材をスライドさせて押し下げ、押し下げた上記押さえ材を上記ボルト接合用長孔に再びボルトにより締め付けることにより、上記遮音パネルを、上記一方のフランジ部と上記押さえ材との間で保持された状態で取り付けることを特徴とする。
上述した構成からなる本発明によれば、ウェブ部においてボルト接合用長孔の上端に仮止用孔を連結させて構成し、フランジ部と第2の当接板との間が、少なくとも遮音パネルを遊嵌可能となる位置まで押さえ材を押し上げた状態でこれをボルト接合することにより仮止めする。そして、上から落としこんだ遮音パネルをフランジ部と第2の当接板との間で遊嵌させる。この工法によれば、仮に遮音パネルの板厚においてバラつきが生じる場合もあり、特に遮音パネルが製造上、通常よりも僅かに厚くなってしまった場合においても、これを上から落としこむ際において、フランジ部と第2の当接板との間に押し込みにくくなるという不具合を解消することが可能となる。
また、遮音パネルを遊嵌させた後に、フランジ部と第2の当接板との間で遮音パネルを狭持可能な位置まで、ボルト接合用長孔に沿って押さえ材をスライドさせて押し下げる。この工法によれば、実際に遮音パネルを狭持する際において、その保持間隔というべきフランジ部と第2の当接板との間隔を自在に調整することが可能となる。その結果、実際に狭持すべき遮音パネルの板厚が通常より厚くても、また薄くてもこれに左右されることなく、遮音パネルを強固に狭持することが可能となる。このため、遮音パネルが製造上、通常よりも僅かに厚くなってしまった場合や、僅かに薄くなってしまった場合においても、安定した取り付けを行うことが可能となり、しかも取り付け施工性を向上させることも可能となり、しかも、その取り付け後においても遮音パネルを安定させた状態で保持することが可能となる。
更に、本発明によれば、特にボルト接合用長孔を、フランジ部に向けて下向きに傾斜させた状態で形成させている。これにより、押さえ材の自重によりこのボルト接合用長孔に沿ってスムーズにスライドさせることができ、その自重を遮音パネル側に負荷させることが可能となり、遮音パネルをより強い力でフランジ部へと押し付けることが可能となる。しかも、押さえ材の自重を利用して車両走行による振動で生じる遮音パネルのガタ付きを防止できるので、先行技術のような固定金具やスプリングなどの別の部材を必要としない単純な構造であり、工場での部材の製造が容易で製造コストも低く、現場での施工の際は部材点数が少ないのでスピーディに施工ができる。しかも、押さえ材の自重を利用することから作業員自らが力を入れる必要も無くなり、施工労力の低減を図ることが可能となる。
(a)は、本発明を適用した遮音壁の第1の実施の形態に係る平面図、(b)は、その遮音壁の正面図、(c)は、遮音壁の側面図である。 支柱と遮音パネルとの取り付け構造の詳細を示す拡大平面図である。 支柱と遮音パネルとの取り付け構造の詳細を示す拡大側面図である。 押さえ材の斜視図である。 本発明を適用した第1の実施の形態に係る遮音パネルの取り付け方法について説明するための図である。 ボルト接合用長孔並びに仮止用孔の例について説明するための図である。 発明を適用した遮音壁の第1の実施の形態に係る構成の詳細を示す拡大側面図である。 第2の実施の形態において適用される支柱の構成を示す図である。 本発明を適用した第2の実施の形態に係る遮音パネルの取り付け方法について説明するための図である。 ボルト接合用長孔並びに仮止用孔の例について説明するための他の図である。 従来の遮音壁を示す斜視図である。 従来技術における問題点について説明するための図である。
以下、本発明の実施の形態について、道路の中央分離帯あるいは道路、鉄道等の路側部に立設配備される遮音壁に関し、図面を参照しながら詳細に説明する。
第1の実施の形態
図1(a)は、本発明を適用した遮音壁1の第1の実施の形態に係る平面図を、図1(b)は、その遮音壁1の正面図を、更に図1(c)は、遮音壁1の側面図を示している。
遮音壁1は、コンクリート製のベース2上において、所定間隔で立設された支柱3と、この支柱3間に取り付けられた遮音パネル4とを備えている。図2は、この支柱3と遮音パネル4との取り付け構造の詳細を示す拡大平面図であり、図3は、その拡大側面図を示している。
支柱3は、ウェブ部33の両端に一対のフランジ部31、32が連設されたH形鋼からなる。このフランジ部31は、車道側Aに位置するように配置され、フランジ32は、車道の外側Bに位置するように配置される。ウェブ33には、図3に示すように、ボルト接合用長孔35が穿設されている。このボルト接合用長孔35には、押さえ材5がボルト56、ナット57を介してボルト接合される。また、ボルト接合用長孔35は、一方のフランジ部31に向けて下向きに傾斜されている。このフランジ部31は、外側Bに位置するものであるところ、ボルト接合用長孔35は、外側Bへ向けて下向きに延長されている。また、このボルト接合用長孔35の上端には、他方のフランジ部32に向けて略水平方向に延長されてなる仮止用孔36が連結されている。他方のフランジ部32は、車道側Aに位置するものであるところ、この仮止用孔36は、車道側Aに向けて略水平方向に延長されている。
遮音パネル4は、車道を走行する車両から直接伝わる騒音を遮音できるように遮音機能が施されたパネルである。遮音パネル4は、薄板からなる断面長方形状の鋼管を配列させたパネルで構成されていてもよいし、コンクリート板で構成されていてもよい。また、この遮音パネル4は、周知の吸音材を配列させたパネルとして構成されていてもよい。この遮音パネル4は、支柱3における一方のフランジ部32と、押さえ材5における第2の当接板52との間で保持された状態で取り付けられる。その結果、遮音パネル4は、外側Bに面した状態で支柱3を構成するH形鋼の内側に取り付けられることになる。
押さえ材5は、山形鋼で構成され、支柱3におけるウェブ部33に当接可能な第1の当接板51と、第1の当接板51に対して略直交する方向に折り曲げられてなる第2の当接板52とを有している。図4は、この押さえ材5の斜視図である。第1の当接面51には、ボルト接合用孔53が穿設されている。このボルト接合用孔53を上述したウェブ部33におけるボルト接合用長孔35に合わせ、上述したボルト56、ナット57を介してボルト接合することによりこれらを互いに強固に固定することが可能となる。ちなみに、このボルト接合用長孔35の幅は、ボルト56の径よりも余裕を持たせるべく、より径大とされていることは勿論である。押さえ材5は、図2に示すように、ウェブ部33を挟んで両側に取り付けられていることを前提としている。なお、この押さえ材5は、山形鋼に限定されるものではなく、溝形鋼を初めとした他の形鋼で構成されていてもよいが、第1の当接板51、第2の当接板52に相当する部材を有することが前提となる
次に、本発明を適用した第1の実施の形態における遮音壁1における遮音パネル4の取り付け方法について、説明をする。
先ず、図5(a)に示すように、支柱3に対して押さえ材5を仮止めする。この仮止め時には、先ず押さえ材5を仮止用孔36において、ボルト56、ナット57によりボルト接合を行う。その結果、これから遮音パネル4を嵌め込むための、支柱3における一方のフランジ部31と、押さえ材5における第2の当接板52との間をより拡径された状態で保持することが可能となる。
次に図5(b)に示すように、フランジ部31と第2の当接板52との間に形成されている間隙に、遮音パネル4を上から落とし込んでいく。上述したように、押さえ材5は、フランジ部31と第2の当接板52との間が、遮音パネル4の板厚よりもより径大となるように離間された状態で仮止めされている。このため、遮音パネル4を上から容易に落とし込むことが可能となり、施工性をより向上させることが可能となる。
また、落とし込んだ斜音パネル4を下から積み上げた場合において、図5(b)に示すように前後方向で若干ずれていてもよい。即ち、この遮音パネル4の積み上げ時において、遮音パネル4間のより高精度な位置調整は要求されず、単に上から落とし込まれて積み上がった状態とされていればよく、このステップにおける労力の負担を極力低減させることが可能となる。このステップを終了させた段階において、遮音パネル4は、フランジ部31と第2の当接板52との間において遊びをもった状態で遊嵌されている状態となる。なお、必要に応じて作業員は、この遊嵌された状態にある遮音パネル4の左右前後方向への位置調整を自由に行うこともできる。
次に、ボルト56、ナット57の締め付けを緩めることにより、仮止めした押さえ材5のボルト接合を緩める。但し、この段階でボルト56にナット57の締め付けを緩めた状態でそのまま取り外さないことが望ましい。そして、この押さえ材5を取り付けるボルト56をボルト接合用長孔35に沿って押し下げていく。この押し下げの過程では、押さえ材5の自重によりこのボルト接合用長孔35に沿ってスムーズにスライドし、滑動させることがきる。
その結果、図5(c)に示すように、落下させてきた押さえ材5により遮音パネル4がフランジ部31側へ向けて押圧され、上下間に隣接する遮音パネル4の前後方向のズレが解消され、ちょうどフランジ部31に面接触された状態で前後方向揃うことになる。また、この落下させてきた押さえ材5とフランジ31との間で、遮音パネル4を狭持させた状態で、押さえ材5を固定する。具体的には、押さえ材5において緩めた状態で取り付けられているボルト56及びナット57をボルト接合用長孔35に再び締め付け、これを強固に固定する。これにより、遮音パネル4を一方のフランジ部31と押さえ材5との間で保持された状態で取り付けることができる。
このように本発明を適用した遮音壁、並びにこれに適用される遮音パネル4の取り付け方法によれば、ウェブ部33においてボルト接合用長孔35の上端に仮止用孔36を連結させて構成し、フランジ部31と第2の当接板52との間が、少なくとも遮音パネル4を遊嵌可能となる位置まで押さえ材5を押し上げた状態でこれをボルト接合することにより仮止めする。そして、上から落としこんだ遮音パネル4をフランジ部31と第2の当接板52との間で遊嵌させる。この工法によれば、仮に遮音パネル4の板厚においてバラつきが生じる場合もあり、特に遮音パネル4が製造上、通常よりも僅かに厚くなってしまった場合においても、これを上から落としこむ際において、フランジ部31と第2の当接板52との間に押し込みにくくなるという不具合を解消することが可能となる。
また、遮音パネル4を遊嵌させた後に、フランジ部31と第2の当接板52との間で遮音パネル4を狭持可能な位置まで、ボルト接合用長孔35に沿って押さえ材5をスライドさせて押し下げる。この工法によれば、実際に遮音パネル4を狭持する際において、その保持間隔というべきフランジ部31と第2の当接板52との間隔を自在に調整することが可能となる。その結果、実際に狭持すべき遮音パネル4の板厚が通常より厚くても、また薄くてもこれに左右されることなく、遮音パネル4を強固に狭持することが可能となる。このため、遮音パネル4が製造上、通常よりも僅かに厚くなってしまった場合や、僅かに薄くなってしまった場合においても、安定した取り付けを行うことが可能となり、しかも取り付け施工性を向上させることも可能となり、しかも、その取り付け後においても遮音パネル4を安定させた状態で保持することが可能となる。
更に、本発明によれば、特にボルト接合用長孔35を、フランジ部31に向けて下向きに傾斜させた状態で形成させている。これにより、押さえ材5の自重によりこのボルト接合用長孔35に沿ってスムーズにスライドさせることができ、その自重を遮音パネル4側に負荷させることが可能となり、遮音パネル4をより強い力でフランジ部31へと押し付けることが可能となる。そして、押さえ材の自重は常に働くので、遮音パネル4をフランジ部31へ押し付ける力が常に働いて、車両走行による振動で生じる遮音パネル4のガタ付きを防止し続けることができる。しかも、押さえ材5の自重を利用することから作業員自らが力を入れる必要も無くなり、施工労力の低減を図ることが可能となる。
なお、ボルト接合用長孔35の傾斜角度を調整することにより、押さえ材5の自重により、遮音パネル4を保持する力を調整することも可能となる。
なお、第1の実施の形態において、ボルト接合用孔35の形状は上述した形態に限定されるものではない。ボルト接合用長孔35の上端に連結されている仮止用孔36は、例えば図6(a)に示すように、他方のフランジ部32に向けて下向きに傾斜されていてもよい。即ち、ボルト接合用孔35並びに仮止用孔36を断面ヘ字状に構成した例を示している。これにより、仮止め時において、この仮止用孔36の下端までボルト56を介して押し下げることができ、仮止め時においても、押さえ材5を安定した状態で仮止めさせておくことが可能となる。また、仮止め終了後、押さえ材5をボルト接合用長孔35側へスライドさせる際には、これを一度仮止用孔36に沿って押し上げる必要が生じることになる。
また、図6(b)に示すように仮止用孔36の構成そのものを省略するようにしてもよい。かかる状態で仮止めを行う際には、押さえ材5を、フランジ部31との間で遮音パネル4を遊嵌可能となる位置まで押し上げた状態でこれをボルト接合用長孔35においてボルト接合する。
また、図6(c)に示すように、仮止用孔36の代替として、切欠37をボルト接合用長孔35の上部に設けるようにしてもよい。この切欠37は、少なくとも下向きに切り欠かれてなるように設けられている。仮止時には、押さえ材5が取り付けられたボルト56をこの切欠37に係止させておくことが可能となる。
また、図6(d)は、ボルト接合用長孔35を弧状に折り曲げて構成した例を示している。この例では、上に凸となるように、ボルト接合用長孔35を弧状に構成している。その結果、図6(d)における端部35cは、僅かに下向きに傾斜する断面形状となる。そして仮止時には、この下向きに傾斜した端部35cに、押さえ材5が取り付けられたボルト56を係止させておくことが可能となる。
第2の実施の形態
以下、本発明を適用した遮音壁1の第2の実施の形態について説明をする。上述した第1の実施の形態と同一の部材、構成要素については、同一の符号を付すことにより、以下での説明を省略する。
図7は、この支柱3と遮音パネル4との取り付け構造の詳細を示す拡大側面図であり、図8は、第2の実施の形態において適用される支柱3の構成を示している。
支柱3は、ウェブ部33の両端に一対のフランジ部31、32が連設されたH形鋼からなるが、この支柱に形成されているボルト接合用孔91は長孔ではなく、通常の丸孔で構成されている。
また押さえ材5は、山形鋼で構成され、第1の当接板51と第2の当接板52とを有している。押さえ材5における第1の当接板51には、ボルト接合用長孔93が穿設されている。ボルト接合用長孔93は、第2の当接板52に向けて下向きに傾斜されている。そして、このボルト接合用長孔93の下部には、上記第2の当接板52に向けて略水平方向に延長されてなる仮止用孔94が連結されている。上述したボルト接合用孔91を、押さえ材5におけるボルト接合用長孔93に合わせ、ボルト56、ナット57を介してボルト接合することによりこれらを互いに強固に固定することが可能となる。
次に、本発明を適用した第2の実施の形態における遮音壁1における遮音パネル4の取り付け方法について説明をする。
先ず、図9(a)に示すように、支柱3に対して押さえ材5を仮止めする。この仮止め時には、先ず押さえ材5における仮止用孔94において、ボルト56、ナット57によりボルト接合を行う。その結果、これから遮音パネル4を嵌め込むための、支柱3における一方のフランジ部31と、押さえ材5における第2の当接板52との間をより拡径された状態で保持することが可能となる。
次に図9(b)に示すように、フランジ部31と第2の当接板52との間に形成されている間隙に、遮音パネル4を上から落とし込んでいく。上述したように、押さえ材5は、フランジ部31と第2の当接板52との間が、遮音パネル4の板厚よりもより径大となるように離間された状態で仮止めされている。このため、遮音パネル4を上から容易に落とし込むことが可能となり、施工性をより向上させることが可能となる。
次に、ボルト56、ナット57の締め付けを緩めることにより、仮止めした押さえ材5のボルト接合を緩める。但し、この段階でボルト56にナット57の締め付けを緩めた状態でそのまま取り外さないことが望ましい。そして、この押さえ材5を取り付けるボルト56に沿ってボルト接合用長孔93が動くように押さえ材5を押し下げていく。この押し下げの過程では、押さえ材5の自重によりこのボルト接合用長孔93に沿ってスムーズにスライドし、滑動させることがきる。
その結果、図9(c)に示すように、落下させてきた押さえ材5により遮音パネル4がフランジ部31側へ向けて押圧され、上下間に隣接する遮音パネル4の前後方向のズレが解消され、ちょうどフランジ部31に面接触された状態で前後方向揃うことになる。また、この落下させてきた押さえ材5とフランジ31との間で、遮音パネル4を狭持させた状態で、押さえ材5を固定する。具体的には、押さえ材5において緩めた状態で取り付けられているボルト56及びナット57をボルト接合用長孔93に再び締め付け、これを強固に固定する。これにより、遮音パネル4を一方のフランジ部31と押さえ材5との間で保持された状態で取り付けることができる。
この第2の実施の形態においても、上述した第1の実施の形態と同一の効果を奏することになる。
なお、第1の実施の形態の方が第2の実施の形態と比較して、部材の加工性の観点からは望ましい。本発明によれば、何れも複雑な形状からなるボルト接合用長孔35、93等を穿設することが必要になる。しかしながら、部材のサイズが大きい支柱3にボルト接合用長孔35を穿設する方が、部材のサイズが小さい押さえ材5にこれを穿設する場合と比較して加工性の面においてより優れているといえるためである。
なお、ボルト接合用長孔93の傾斜角度を調整することにより、押さえ材5の自重により、遮音パネル4を保持する力を調整することも可能となる。
なお、第2の実施の形態において、ボルト接合用孔93の形状は上述した形態に限定されるものではない。ボルト接合用長孔93の下端に連結されている仮止用孔94は、例えば図10(a)に示すように、その下部には、第2の当接板52に向けて上向きに傾斜されている仮止用孔94が連結されていてもよい。ボルト接合用長孔93、仮止用孔94を上下逆ヘ字状に構成した例を示している。これにより、仮止め時において、この仮止用孔94の上端までボルト56を介して押さえ材5を押し下げることができ、仮止め時においても、押さえ材5を安定した状態で仮止めさせておくことが可能となる。また、仮止め終了後、押さえ材5をボルト接合用長孔93側へスライドさせる際には、これを一度仮止用孔94に沿って押し上げる必要が生じることになる。
また、図10(b)に示すように仮止用孔94の構成そのものを省略するようにしてもよい。更に図10(c)に示すように、仮止用孔94の代替として、切欠98をボルト接合用長孔93の下部に設けるようにしてもよい。この切欠98は、少なくとも上向きに切り欠かれてなるように設けられている。仮止時には、押さえ材5が取り付けられたボルト56をこの切欠98に係止させておくことが可能となる。
また、図10(d)は、ボルト接合用長孔93を弧状に折り曲げて構成した例を示している。この例では、下に凸となるように、ボルト接合用長孔93を弧状に構成している。その結果、図10(d)における端部93cは、僅かに上向きに傾斜する断面形状となる。そして仮止時には、この上向きに傾斜した端部93cに、押さえ材5が取り付けられたボルト56を係止させておくことが可能となる。
1 遮音壁
2 ベース
3 支柱
4 遮音パネル
5 押さえ材
31、32 フランジ部
33 ウェブ部
35 ボルト接合用長孔
36 仮止用孔
37 切欠
51 第1の当接板
52 第2の当接板
56 ボルト
57 ナット

Claims (14)

  1. 所定間隔で立設された支柱間に遮音パネルを取り付けた遮音壁において、
    ウェブ部の両端に一対のフランジ部が連設されたH形鋼からなり、上記ウェブ部には、ボルト接合用長孔が形成されてなる支柱と、
    上記支柱における上記ウェブ部のボルト接合用長孔にボルト接合される押さえ材と、
    上記支柱における一方のフランジ部と、上記押さえ材との間で保持された状態で取り付けられる遮音パネルとを備え、
    上記ボルト接合用長孔は、上記一方のフランジ部に向けて下向きに傾斜されていること
    を特徴とする遮音壁。
  2. 上記ボルト接合用長孔の上端には、他方のフランジ部に向けて略水平方向に延長されてなる仮止用孔が連結されていること
    を特徴とする請求項1記載の遮音壁。
  3. 上記ボルト接合用長孔の上端には、他方のフランジ部に向けて下向きに傾斜されている仮止用孔が連結されていること
    を特徴とする請求項1記載の遮音壁。
  4. 上記ボルト接合用長孔の上部には、少なくとも下向きに切り欠かれてなる切欠部が設けられていること
    を特徴とする請求項1記載の遮音壁。
  5. 上記ボルト接合用長孔は、上に凸となるように弧状に折り曲げた形状とされていること
    を特徴とする請求項1記載の遮音壁。
  6. 所定間隔で立設された支柱間に遮音パネルを取り付けた遮音壁において、
    ウェブ部の両端に一対のフランジ部が連設されたH形鋼からなる支柱と、
    上記支柱における上記ウェブ部に当接可能な第1の当接板と、上記第1の当接板に対して略直交する方向に折り曲げられてなる第2の当接板とを有し、上記第1の当接板には上記ウェブ部との間でボルト接合するためのボルト接合用長孔が形成されてなる押さえ材と、
    上記支柱における一方のフランジ部と、上記押さえ材における第2の当接板との間で保持された状態で取り付けられる遮音パネルとを備え、
    上記ボルト接合用長孔は、上記第2の当接板に向けて下向きに傾斜されていること
    を特徴とする遮音壁。
  7. 上記ボルト接合用長孔の下部には、上記第2の当接板に向けて略水平方向に延長されてなる仮止用孔が連結されていること
    を特徴とする請求項6記載の遮音壁。
  8. 上記ボルト接合用長孔の下部には、上記第2の当接板に向けて上向きに傾斜されている仮止用孔が連結されていること
    を特徴とする請求項6記載の遮音壁。
  9. 上記ボルト接合用長孔の下部には、少なくとも上向きに切り欠かれてなる切欠部が設けられていること
    を特徴とする請求項6記載の遮音壁。
  10. 上記ボルト接合用長孔は、下に凸となるように弧状に折り曲げた形状とされていること
    を特徴とする請求項6記載の遮音壁。
  11. 所定間隔で立設された遮音壁用の支柱間に遮音パネルを取り付ける遮音パネルの取り付け方法において、
    ウェブ部の両端に一対のフランジ部が連設されたH形鋼からなり、上記ウェブ部には、一方のフランジ部に向けて下向きに傾斜されているボルト接合用長孔が形成されてなる支柱に、少なくとも上記支柱における一方のフランジ部との間で上記遮音パネルを遊嵌可能となる位置まで押さえ材を押し上げた状態でこれを上記ボルト接合用長孔にボルト接合することにより仮止めし、
    上記一方のフランジ部と仮止めした上記押さえ材との間に形成された間隙に、上記遮音パネルを遊嵌させ、
    仮止めした上記押さえ材のボルト接合を緩め、上記一方のフランジ部との間で上記遮音パネルを狭持可能な位置まで、上記ボルト接合用長孔に沿って上記押さえ材をスライドさせて押し下げ、
    押し下げた上記押さえ材を上記ボルト接合用長孔に再びボルトにより締め付けることにより、上記遮音パネルを、上記一方のフランジ部と上記押さえ材との間で保持された状態で取り付けること
    を特徴とする遮音パネルの取り付け方法。
  12. 上記ボルト接合用長孔の上部に連結されている、他方のフランジ部に向けて下向きに傾斜されている仮止用孔に上記押さえ材を仮止めすること
    を特徴とする請求項11記載の遮音パネルの取り付け方法。
  13. 所定間隔で立設された遮音壁用の支柱間に遮音パネルを取り付ける遮音パネルの取り付け方法において、
    ウェブ部の両端に一対のフランジ部が連設されたH形鋼からなる支柱に対して、上記支柱における上記ウェブ部に当接可能な第1の当接板と上記第1の当接板に対して略直交する方向に折り曲げられてなる第2の当接板とを有するとともに上記第1の当接板には上記ウェブ部との間でボルト接合するためのボルト接合用長孔が上記第2の当接板に向けて下向きに傾斜されて形成されてなる押さえ材を、少なくとも上記支柱における一方のフランジ部との間で上記遮音パネルを遊嵌可能となる位置まで押し上げた状態でこれを上記ボルト接合用長孔を介してボルト接合することにより仮止めし、
    上記一方のフランジ部と仮止めした上記押さえ材との間に形成された間隙に、上記遮音パネルを遊嵌させ、
    仮止めした上記押さえ材のボルト接合を緩め、上記一方のフランジ部との間で上記遮音パネルを狭持可能な位置まで、上記ボルト接合用長孔に沿わせて上記押さえ材をスライドさせて押し下げ、
    押し下げた上記押さえ材を上記ボルト接合用長孔に再びボルトにより締め付けることにより、上記遮音パネルを、上記一方のフランジ部と上記押さえ材との間で保持された状態で取り付けること
    を特徴とする遮音パネルの取り付け方法。
  14. 上記ボルト接合用長孔の下部に連結されている上記第2の当接板に向けて上向きに傾斜されている仮止用孔を介して上記押さえ材を仮止めすること
    を特徴とする請求項13記載の遮音パネルの取り付け方法。
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