JP7202974B2 - 防音パネル固定器具及び防音パネル固定方法 - Google Patents

防音パネル固定器具及び防音パネル固定方法 Download PDF

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Description

本発明は、支柱として立設されたH形鋼のフランジ間に防音パネルを固定する防音パネル固定器具及びその防音パネル固定器具を用いた防音パネル固定方法に関する。
従来、鉄道の軌道や自動車道の両側に、列車や車の走行音を周囲に拡散させないように防音壁が設置されている。
例えば、防音壁は、支柱として立設されたH形鋼の間に防音パネルが取り付けられた構造を有している。具体的には、支柱とする複数のH形鋼が所定間隔をあけて立設されており、そのH形鋼のフランジ間の溝部に防音パネルの端部が挿し入れられた状態で、隣り合うH形鋼の間に防音パネルが落とし込むように取り付けられて、防音壁が設置されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2017-150198号公報
しかしながら、上記特許文献1のように、H形鋼を支柱とした防音壁の場合、例えば、図9に示すように、桁接合部1において両側の桁2に跨って取り付けられている防音パネルPが、大規模地震の際に外れてしまうことがあるという問題があった。
これは、大規模地震による大きな揺れが作用した際、桁接合部1の両側の桁2が離間することがあり、桁接合部1を挟んで隣り合うH形鋼30の間隔が広がってしまい、H形鋼30のフランジ間の溝部から防音パネルPの端部が抜けてしまうことによる。
本発明の目的は、支柱として立設されたH形鋼から防音パネルを外れ難くする防音パネル固定器具及び防音パネル固定方法を提供することである。
上記目的を達成するため、本出願に係る一の発明は、
支柱として立設されたH形鋼の一対のフランジ間に防音パネルを固定する防音パネル固定器具であって、
前記一対のフランジ間に取り付けられる基部と、
前記防音パネルを介装可能な間隔を有して前記基部に固設されており、前記フランジと略平行に配置される一対の平板部と、
を備え、
前記基部が前記H形鋼のウェブに突き当てられて固定され、前記一対の平板部の間に前記防音パネルの端部が介装された状態で、前記一対の平板部は、前記防音パネルの幅方向中央側に向けて、前記一対のフランジ間から所定の長さ露出するサイズを有しているようにした。
かかる構成の防音パネル固定器具であれば、H形鋼に取り付けられた状態で、H形鋼の一対のフランジ間から所定の長さ露出するサイズを有する一対の平板部の間に防音パネルの端部を介装して保持することができるので、従来技術のように、H形鋼のフランジ間に防音パネルの端部を挿し入れた構造よりも、防音パネルの端部にオーバーラップするかかり長を長くすることができる。
つまり、従来技術のように、H形鋼のフランジ間に防音パネルの端部を挿し入れた構造よりも、防音パネルの端部にオーバーラップするかかり長を長くしたい場合、H形鋼に防音パネル固定器具を取り付け、一対の平板部の間で防音パネルの端部を保持するようにすれば、防音パネルの端部に一対の平板部をオーバーラップさせることができ、そのかかり長を長くすることができる。
このように、防音パネル固定器具は、防音パネルの端部にオーバーラップするかかり長を長くすることができる一対の平板部を備えているので、H形鋼から防音パネルを外れ難くすることができる。
例えば、大規模地震による大きな揺れが作用した際、桁接合部の両側の桁が離間し、桁接合部を挟んで隣り合うH形鋼の間隔が広がることがあっても、桁接合部の両側の桁に支柱として立設されているH形鋼から防音パネルを外れ難くすることができる。
また、望ましくは、
前記一対の平板部の間に前記防音パネルが介装された状態で、一方の平板部側から他方の平板部に向けて前記防音パネルを押圧する押圧手段を備えるようにする。
一対の平板部の間に防音パネルが介装された状態で、押圧手段が一方の平板部側から他方の平板部に向けて防音パネルを押圧するようにすれば、他方の平板部に押し付けられた防音パネルを一対の平板部間でガタつかせないように設置することができる。
また、望ましくは、
前記一方の平板部には開口部が設けられており、
前記押圧手段は、前記開口部を通じて前記H形鋼の一方のフランジと前記防音パネルとの間に挿入可能な楔状部材を有しており、
前記一方のフランジと前記防音パネルの間に挿入された前記楔状部材が前記一方のフランジからの反力によって、前記防音パネルを前記他方の平板部に向けて押圧するように構成されているようにする。
押圧手段の楔状部材を、一方の平板部の開口部を通じてH形鋼の一方のフランジと防音パネルの間に挿入することで、その楔状部材が一方のフランジから反力をとって防音パネルを他方の平板部に向けて押圧することができるので、より好適に防音パネルを一対の平板部間でガタつかせないようにすることができる。
また、望ましくは、
前記基部には、前記H形鋼の一対のフランジから所定の間隔をあけた配置で、前記H形鋼のウェブに当接する当接部材が設けられているようにする。
基部に設けられている当接部材が、H形鋼のフランジから所定の間隔をあけた配置でH形鋼のウェブに当接する位置に設けられていれば、基部(当接部材)をフランジとウェブの間のR面に当接させないようにして、基部(当接部材)をウェブの平坦面に当接させることができ、その姿勢を安定させて器具本体をH形鋼に取り付けることができる。
また、本出願に係る他の発明は、
上記の防音パネル固定器具を用いた防音パネル固定方法であって、
所定間隔をあけて立設されている隣り合う2本のH形鋼における対向する面側(のフランジ間)にそれぞれ前記防音パネル固定器具を取り付け、
一方の防音パネル固定器具の前記一対の平板部の間に前記防音パネルの一端部を介装させ、他方の防音パネル固定器具の前記一対の平板部の間に前記防音パネルの他端部を介装させて、前記H形鋼間に前記防音パネルを設置するようにした。
防音パネルの端部にオーバーラップするかかり長を長くすることができる一対の平板部を備えている防音パネル固定器具を、所定間隔をあけて隣り合う配置に立設されているH形鋼における対向する面側にそれぞれ取り付けて、一方の防音パネル固定器具の一対の平板部の間に防音パネルの一端部を介装させ、他方の防音パネル固定器具の一対の平板部の間に防音パネルの他端部を介装させれば、支柱として立設されたH形鋼から防音パネルを外れ難くすることができる。
本発明によれば、支柱として立設されたH形鋼から防音パネルを外れ難くすることができる。
本実施形態の防音パネル固定器具を示す分解斜視図(a)と、その器具の使用時の態様を示す斜視図(b)である。 防音パネル固定器具をH形鋼に取り付けて、そのH形鋼に防音パネルを固定した状態を示す断面図である。 防音パネル固定器具をH形鋼に取り付ける手順を断面視して示す説明図である。 防音パネル固定器具をH形鋼に取り付ける手順を断面視して示す説明図である。 防音パネル固定器具をH形鋼に取り付ける手順を断面視して示す説明図である。 防音パネル固定器具によってH形鋼に防音パネルを固定した防音壁を示す説明図である。 防音パネル固定器具の変形例を示す断面図である。 防音パネル固定器具(器具本体)の変形例を示す斜視図である。 桁接合部において両側の桁に跨って防音パネルが取り付けられている防音壁部分を示す説明図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る防音パネル固定器具及び防音パネル固定方法の実施形態について詳細に説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
本実施形態の防音パネル固定器具は、支柱として立設されたH形鋼のフランジ間に防音パネルを固定するのに用いる器具である。
本実施形態の防音パネル固定器具100は、例えば、図1(a)(b)、図2に示すように、器具本体10と、支柱としてのH形鋼30に器具本体10を取り付ける取付具20を備えている。
取付具20は、例えば、ボルト21と、ボルト21を挿通可能な貫通孔が形成されている2つの楔状部材22,23と、ボルト21に螺着されるナット24を備えている。2つの楔状部材22,23は、互いの先端を突き合わせる向きに配置される。
本実施形態ではゴム製の楔状部材22,23を用いた。楔状部材22,23の貫通孔はルーズホールに形成されていることが好ましい。
この取付具20については、後述する防音パネル固定器具100をH形鋼30に取り付ける手順の説明において詳述する。
器具本体10は、H形鋼30の一対のフランジ31,32間に取り付けられる基部11と、防音パネルPを介装可能な間隔を有して基部11に固設されている一対の平板部12,13等を備えている。
基部11および一対の平板部12,13は、鋼製の板状部材であり、一対の平板部12,13は溶接によって基部11に固設されている。
一対の平板部12,13は互いに略平行であって、基部11に対し略垂直に固設されている。
この一対の平板部12,13は、基部11がH形鋼30のフランジ31,32間に取り付けられた状態で、フランジ31,32と略平行に配置される。
特に、図2に示すように、基部11がH形鋼30のウェブ33に突き当てられ、一対の平板部12,13の間に防音パネルPの端部が介装された状態で、一対の平板部12,13は、防音パネルPの幅方向中央側に向けて、H形鋼30のフランジ31,32間から所定の長さ露出するサイズを有している。
例えば、一対の平板部12,13は、H形鋼30のフランジ31,32間から防音パネルPの幅方向中央側に向けて100mm~150mm程度露出するサイズであることが好ましい。
一対の平板部12,13がフランジ31,32間から120mm程度露出するサイズを有していれば、防音パネルPの端部に一対の平板部12,13を150mm程度オーバーラップさせることができる。(この場合、防音パネルPに対する一対の平板部12,13のかかり長は150mmである。)
なお、従来技術のように、H形鋼30のフランジ31,32間に防音パネルPの端部が挿し入れられている場合、防音パネルPの端部にはフランジ31,32が30mm程度オーバーラップしている。(この場合、防音パネルPに対するフランジ31,32のかかり長は30mmである。)
また、基部11には、基部11の一部を成す鋼製の駒状の当接部材11aが溶接によって固設されている。ここでは基部11の外面に上下に並べた配置で2つの当接部材11aが設けられている。
この当接部材11aをH形鋼30のウェブ33に当接させて、基部11をウェブ33に突き当てるようにして、器具本体10がH形鋼30に取り付けられるようになっている。
なお、当接部材11aは、H形鋼30のフランジ31,32から所定の間隔をあけた配置でH形鋼30のウェブ33に当接する位置に設けられている。
こうすることで、基部11(当接部材11a)をフランジ31,32とウェブ33の間のR面に当接させないようにして、基部11(当接部材11a)をウェブ33の平坦面に当接させることができ、その姿勢を安定させて器具本体10をH形鋼30に取り付けることができる。
また、一対の平板部12,13のうち、一方の平板部12には開口部12aが設けられている。開口部12aは、一方の平板部12における基部11と接する位置に設けられている。
この開口部12aには、取付具20の楔状部材22が配置される。
また、基部11における開口部12aの近傍には小孔11bが設けられている。
この小孔11bには、取付具20のボルト21が挿通される。なお、小孔11bはルーズホールに形成されていることが好ましい。
次に、防音パネル固定器具100をH形鋼30に取り付け、H形鋼30のフランジ31,32間に防音パネルPを固定する手順について説明する。
本実施形態の防音パネル固定器具100は、所定間隔をあけて隣り合う配置に立設されているH形鋼30における対向する面側にそれぞれ取り付けられ、そのH形鋼30間に設置される防音パネルPを固定するのに用いる。
つまり、防音パネル固定器具100は、少なくとも2つ1組で使用され、隣り合う配置に立設されているH形鋼30間に設置される防音パネルPを保持する機能を有している。
なお、以下の取り付け手順の説明では、一方のH形鋼30に防音パネル固定器具100を取り付ける手順を図示して説明する。他方のH形鋼30に防音パネル固定器具100を取り付ける手順は左右反転するものの同様であるので、その図示は省略する。
ここで、防音パネル固定器具100をH形鋼30に取り付ける作業は軌道側から行うので、図中、一方のフランジ31側が軌道側(防音壁内面側)であり、他方のフランジ32側が外側(防音壁外面側)であるものとする。
まず、図3に示すように、隣り合う配置に立設されているH形鋼30間の防音パネルPを一旦外した状態で、器具本体10をH形鋼30に取り付ける。
具体的には、器具本体10の基部11(当接部材11a)をウェブ33に当接させ、基部11の小孔11bと、H形鋼30のウェブ33に形成されている小孔33aを連通させるようにボルト21を挿し込んで、器具本体10をH形鋼30に仮固定する。なお、ウェブ33の小孔33aは、固定器具100の取り付け位置に予め形成しておく。
このとき、器具本体10を仮固定したウェブ33の反対側には、フランジ31,32間に防音パネルPが設置されているので、一方のフランジ31と防音パネルPの間に第1の楔状部材23を挿入するように、第1の楔状部材23をボルト21に取り付けてナット24で締め付ける。
ボルト21にナット24を締め付けることで、第1の楔状部材23を一方のフランジ31と防音パネルPの間に押し込むことができ、一方のフランジ31から反力をとった第1の楔状部材23が、防音パネルPを他方のフランジ32に向けて押圧するようになる。
第1の楔状部材23が防音パネルPを他方のフランジ32に向けて押圧することで、その防音パネルPをフランジ31,32間でガタつかせないように設置することができる。
次いで、図4に示すように、器具本体10の一対の平板部12,13の間に、一旦外した防音パネルPを挿し入れる。
次いで、図5に示すように、仮固定に用いたボルト21を取り外す。このとき、器具本体10は、H形鋼30または防音パネルPに仮止めしておく。第1の楔状部材23は、一方のフランジ31と防音パネルPの間に嵌入されており、そこに残置される。
次いで、図2に示すように、頭部21a側に第2の楔状部材22が取り付けられているボルト21を基部11の小孔11b側から差し込んで、ウェブ33の小孔33aと第1の楔状部材23の貫通孔を通し、第1の楔状部材23側に突き出したボルト21にナット24を締め付ける。
このとき、一方の平板部12の開口部12aを通じて、第2の楔状部材22が一方のフランジ31と防音パネルPの間に挿入される。
そして、ボルト21にナット24を締め付けることで、ボルト21の頭部21aに押された第2の楔状部材22を一方のフランジ31と防音パネルPの間に押し込むことができ、一方のフランジ31から反力をとった第2の楔状部材22が、防音パネルPを他方の平板部13に向けて押圧するようになる。
第2の楔状部材22が防音パネルPを他方の平板部13に向けて押圧することで、その防音パネルPを一対の平板部12,13間でガタつかせないように設置することができる。このとき、他方の平板部13はH形鋼30の他方のフランジ32に当接しており、H形鋼30に取り付けた器具本体10の姿勢を安定させることができる。なお、第2の楔状部材22が防音パネルPを他方の平板部13に向けて押圧した作用によって、他方の平板部13をH形鋼30の他方のフランジ32に当接させるようになっている。
このように一方のフランジ31から反力をとって、防音パネルPを他方の平板部13に向けて押圧する第2の楔状部材22を有している取付具20は、一方の平板部12側から他方の平板部13に向けて防音パネルPを押圧する押圧手段として機能する。
このように図2に示したように、H形鋼30に防音パネル固定器具100を取り付け、その防音パネル固定器具100の一対の平板部12,13間で保持した防音パネルPを、H形鋼30のフランジ31,32間に固定することができる。
具体的には、所定間隔をあけて隣り合う配置に立設されているH形鋼30における対向する面側にそれぞれ防音パネル固定器具100を取り付け、一方の防音パネル固定器具100の一対の平板部12,13の間に防音パネルPの一端部を介装させ、他方の防音パネル固定器具100の一対の平板部12,13の間に防音パネルPの他端部を介装させて、H形鋼30間に防音パネルPを固定することができる。
そして、例えば、図6に示すように、桁接合部1を挟んで隣り合うH形鋼30の間に設置される防音パネルPを、2組4つの防音パネル固定器具100でH形鋼30間に固定する。
ここでは、H形鋼30間に高さ50cmの防音パネルPを4枚積んで、高さ2mの防音壁を構築している。
以上のように、本実施形態の防音パネル固定器具100は、H形鋼30に取り付けられた状態で、H形鋼30のフランジ31,32間から所定の長さ露出するサイズを有する一対の平板部12,13の間に防音パネルPの端部を介装して保持することができるので、従来技術のように、H形鋼30のフランジ31,32間に防音パネルPの端部を挿し入れた構造よりも、防音パネルPの端部にオーバーラップするかかり長をより長くすることができる。
つまり、従来技術のように、H形鋼30のフランジ31,32間に防音パネルPの端部を挿し入れた構造よりも、防音パネルPの端部にオーバーラップするかかり長を長くしたい場合(換言すれば、H形鋼30のフランジ31,32間に防音パネルPの端部を挿し入れた構造では、防音パネルPの端部にオーバーラップするフランジ31,32のかかり長が不十分であると判断された場合)、H形鋼30に防音パネル固定器具100を取り付ければ、防音パネルPの端部に一対の平板部12,13をオーバーラップさせるようにして、そのかかり長を長くすることができる。
このように、防音パネル固定器具100は、隣り合う配置のH形鋼30間に設置される防音パネルPの端部にオーバーラップするかかり長を長くすることができる一対の平板部12,13を備えているので、一対の平板部12,13の間で保持した防音パネルPをH形鋼30から外れ難くすることができる。
例えば、大規模地震による大きな揺れが作用した際、桁接合部1の両側の桁2が離間し、桁接合部1を挟んで隣り合うH形鋼30の間隔が広がることがあっても、防音パネル固定器具100を用いていれば、桁接合部1の両側の桁2に支柱として立設されているH形鋼30から防音パネルPを外れ難くすることができる。
なお、本発明は上記実施形態に限られるものではない。
例えば、図7に示すように、防音パネル固定器具100における一対の平板部12,13の間の寸法を、防音パネルPの端部の厚さとほぼ同じに設計した場合、一対の平板部12,13の間で防音パネルPがガタつくことがないので、第2の楔状部材22を使用しない取付具20(押圧手段としての機能を有さない取付具20)による固定を行うようにしてもよい。
但し、PCコンクリート板である防音パネルPの寸法には製造誤差があるので、その寸法誤差に対応できるように、一対の平板部12,13の間の寸法は、防音パネルPを確実に介装できる間隔に広めに設計しておき(例えば、防音パネルPの設計寸法の厚みより3mm広い間隔)、第2の楔状部材22を使用することで防音パネルPを他方の平板部32に向けて押圧し、防音パネルPを一対の平板部12,13間でガタつかせないようにすることが好ましい。
また、図8に示すように、防音パネル固定器具100の器具本体10には、基部11の外面の四隅の配置に4つの当接部材11aが設けられていてもよい。
四隅に配置する当接部材11aを小型化すれば、器具の重量を減らすことができる。
なお、前述した上下に並べた配置の2つの当接部材11a(図1参照)を小型化しても、器具の重量を減らすことができる。
なお、以上の実施の形態においては、2組4つの防音パネル固定器具100でH形鋼30間に防音パネルPを固定するとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、1組2つの防音パネル固定器具100でH形鋼30間に防音パネルPを固定してもよく、また、3組以上(6つ以上)の防音パネル固定器具100を用いるようにしてもよい。
また、以上の実施の形態においては、平板部12の開口部12a側に取付具20のボルト21の頭部21aを配置する向きに取り付ける場合を例に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、平板部12の開口部12a側に取付具20のナット24を配置する向きに取り付けてもよい。
また、以上の実施の形態においては、鉄道の軌道の防音壁の構築に防音パネル固定器具100を用いる場合を例に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、道路の防音壁や工場などの施設の防音壁の構築に防音パネル固定器具100を用いるようにしてもよい。
また、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
10 器具本体
11 基部
11a 当接部材
11b 小孔
12 平板部(一方の平板部)
12a 開口部
13 平板部(他方の平板部)
20 取付具(押圧手段)
21 ボルト
21a 頭部
22 楔状部材(第2の楔状部材)
23 楔状部材(第1の楔状部材)
24 ナット
30 H形鋼
31 フランジ(一方のフランジ)
32 フランジ(他方のフランジ)
33 ウェブ
33a 小孔
100 防音パネル固定器具
P 防音パネル

Claims (5)

  1. 支柱として立設されたH形鋼の一対のフランジ間に防音パネルを固定する防音パネル固定器具であって、
    前記一対のフランジ間に取り付けられる基部と、
    前記防音パネルを介装可能な間隔を有して前記基部に固設されており、前記フランジと略平行に配置される一対の平板部と、
    を備え、
    前記基部が前記H形鋼のウェブに突き当てられて固定され、前記一対の平板部の間に前記防音パネルの端部が介装された状態で、前記一対の平板部は、前記防音パネルの幅方向中央側に向けて、前記一対のフランジ間から所定の長さ露出するサイズを有していることを特徴とする防音パネル固定器具。
  2. 前記一対の平板部の間に前記防音パネルが介装された状態で、一方の平板部側から他方の平板部に向けて前記防音パネルを押圧する押圧手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の防音パネル固定器具。
  3. 前記一方の平板部には開口部が設けられており、
    前記押圧手段は、前記開口部を通じて前記H形鋼の一方のフランジと前記防音パネルとの間に挿入可能な楔状部材を有しており、
    前記一方のフランジと前記防音パネルの間に挿入された前記楔状部材が前記一方のフランジからの反力によって、前記防音パネルを前記他方の平板部に向けて押圧するように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の防音パネル固定器具。
  4. 前記基部には、前記H形鋼の一対のフランジから所定の間隔をあけた配置で、前記H形鋼のウェブに当接する当接部材が設けられていることを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載の防音パネル固定器具。
  5. 請求項1~4のいずれか一項に記載の防音パネル固定器具を用いた防音パネル固定方法であって、
    所定間隔をあけて立設されている隣り合う2本のH形鋼における対向する面側にそれぞれ前記防音パネル固定器具を取り付け、
    一方の防音パネル固定器具の前記一対の平板部の間に前記防音パネルの一端部を介装させ、他方の防音パネル固定器具の前記一対の平板部の間に前記防音パネルの他端部を介装させて、前記H形鋼間に前記防音パネルを設置することを特徴とする防音パネル固定方法。
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