JPH10241991A - 積層コンデンサとそのトリミング方法 - Google Patents

積層コンデンサとそのトリミング方法

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JPH10241991A
JPH10241991A JP9055561A JP5556197A JPH10241991A JP H10241991 A JPH10241991 A JP H10241991A JP 9055561 A JP9055561 A JP 9055561A JP 5556197 A JP5556197 A JP 5556197A JP H10241991 A JPH10241991 A JP H10241991A
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JP
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trimming
electrode
internal electrodes
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multilayer
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JP9055561A
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English (en)
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Katsuyuki Horie
克之 堀江
Koichiro Tsujiku
浩一郎 都竹
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Taiyo Yuden Co Ltd
Original Assignee
Taiyo Yuden Co Ltd
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01GCAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES OR LIGHT-SENSITIVE DEVICES, OF THE ELECTROLYTIC TYPE
    • H01G4/00Fixed capacitors; Processes of their manufacture
    • H01G4/002Details
    • H01G4/255Means for correcting the capacitance value
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/43Electric condenser making
    • Y10T29/435Solid dielectric type

Abstract

(57)【要約】 【課題】 トリミングの進行段階に応じて、静電容量の
粗調整と微調整を可能とし、トリミング工程の能率向上
とトリミング精度の向上を図る。 【解決手段】 積層部品素体13の表面に形成されたト
リミング電極19に積層部品素体12の内部に形成され
た複数の内部電極18a、18b、18cを対向させて
静電容量を取得させると共に、これら内部電極18a、
18b、18cのトリミング電極19との対向面積を異
ならせる。トリミング電極19をトリミングし、その多
くの内部電極18a、18b、18cと対向している部
分から、対向する内部電極18a、18b、18cが少
ない部分へと切り進むことにより、トリミング初期で、
トリミング電極19の面積減少率に対して静電容量の減
少率を大きくし、トリミングが進むに従ってトリミング
電極19の面積減少率に対して静電容量の減少率を小さ
くする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、積層部品素体の端部に
外部電極を有する積層コンデンサと、トリミングによ
り、このコンデンサの静電容量値を調整する方法に関
し、例えば、共振回路等に使用される積層セラミックコ
ンデンサにように、精密に調整された静電容量値を必要
とする積層コンデンサとその静電容量値を調整するトリ
ミング方法に関する。
【0002】
【従来の技術】積層コンデンサの多くは、角柱或は角板
状のチップ状のセラミック素体の両端面に接続用の端
子、いわゆる外部電極を設けたものである。このような
積層回路部品のうち、特に共振回路やフィルタ等に使用
される積層コンデンサでは、回路基板上に搭載された
後、周波数特性を調整するため、精密な特性の調整、い
わゆるファンクショナルトリミングが行われる。
【0003】図8は、特開平7−183162号公報に
示された積層セラミックコンデンサを示しており、前述
のようにトリミングにより容量値を調整するための積層
セラミックコンデンサである。この積層コンデンサは、
セラミックの積層体からなる積層部品素体1の内部で突
き合わせ状態となった一対以上の内部電極3、3を有
し、それら内部電極3、3が積層部品素体1の端面に導
出している。そして、積層部品素体1の端部に外部電極
が2、2が形成されている。この外部電極2、2と分離
された状態で、積層部品素体1の表面にトリミング電極
4が形成されている。
【0004】この積層コンデンサでは、一対の内部電極
3、3とトリミング電極4との間に形成される容量が直
列接続された等価回路で表される。この積層コンデンサ
は、予め所定の容量値より大きめに静電容量が得られる
ように設計し、製造しておき、回路基板上に搭載した
後、トリミング電極4にレーザ光を照射し、削除するこ
とにより、トリミング電極4と内部電極3との対向面積
を減少させ、容量値を低減する。これにより、共振回路
等において、共振周波数が所定の値に収まるように調整
するものである。
【0005】図9は、特開平7−45469号公報に示
された積層セラミックコンデンサのトリミング法を示
す。誘電体セラミックの積層体からなる積層部品素体1
の層間に2組の内部電極6、7が形成され、これら内部
電極6、7がセラミック層を介して対向している。各組
の内部電極6、7は、各々積層部品素体1の対向する端
面側に導出され、積層部品素体1の各々の端部に形成さ
れた外部電極2、2に導通している。
【0006】このような積層コンデンサでは、積層部品
素体1の表面にレーザ光を照射し、同素体1の一部を切
削し、内部電極6または7の一部を切断することによっ
て、内部電極6、7の対向面積をを減少させ、容量値を
低減する。これにより、共振回路等において、共振周波
数が所定の値に収まるように調整するものである。
【0007】
【発明が解決しようとしている課題】前記のような積層
コンデンサのトリミングにおいて、工程の能率向上とト
リミング精度の向上とを図るためには、静電容量値が目
標の静電容量値と大きな差があるトリミングの初期の段
階では、静電容量を急激に減少させ、静電容量値が目標
の静電容量値に近づいたトリミングの終期の段階では、
静電容量値が緩やかに減少させるのが望ましい。すなわ
ち、トリミング初期では粗調整が出来、トリミング終期
では微調整が出来るのがよい。
【0008】ところが、前記のような積層コンデンサの
場合、トリミング時におけるトリミング電極の面積減少
率と静電容量値の減少率とはほぼ比例し、トリミング電
極の面積が減少するに従って、静電容量値がほぼ直線的
に減少する。このため、トリミング工程の能率向上とト
リミング精度の向上という、双方の要請を両立すること
が出来なかった。
【0009】本発明は、このような積層コンデンサの従
来のトリミング技術における課題に鑑み、トリミング初
期の段階で、トリミング電極の面積減少率に対して、積
層コンデンサの静電容量値の減少率を大きくし、静電容
量値を急激に減少させることが出来、静電容量値が目標
の値に近づいたトリミング後期の段階で、トリミング電
極の面積減少率に対して、積層コンデンサの静電容量値
の減少率を小さくし、その静電容量値を急激に減少させ
ることが出来るようにすることを目的とする。すなわ
ち、そのような粗調整と微調整が可能な積層コンデンサ
及びそのトリミング方法を提供することにより、トリミ
ング工程の能率向上とトリミング精度の向上を図ること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明では、積層部品素体13の表面に形成された
トリミング電極19に積層部品素体12の内部に形成さ
れた複数の内部電極18a、18b、18cを対向させ
て静電容量を取得させると共に、これら内部電極18
a、18b、18cのトリミング電極19との対向面積
を異ならせたものである。これより、トリミング電極1
9をトリミングし、その多くの内部電極18a、18
b、18cと対向している部分から、対向する内部電極
18a、18b、18cが少ない部分へと切り進むこと
により、トリミング初期では、トリミング電極19の面
積減少率に対して静電容量の減少率が大きい粗調整が可
能となり、トリミングが進むに従ってトリミング電極1
9の面積減少率に対して静電容量の減少率が小さい微調
整が可能となる。これにより、トリミング工程の能率向
上とトリミング精度の向上を図ることが可能となる。
【0011】すなわち、本発明による積層コンデンサ
は、内部電極を有する積層部品素体13と、この積層部
品素体13の端部に形成された外部電極14と、積層部
品素体13の内部に形成され、一方の外部電極14に導
通する複数の調整用内部電極18a、18b、18c
と、この複数の調整用内部電極18a、18b、18c
に対向して積層部品素体13の表面または表面近くに形
成され、他方の外部電極14と導通するトリミング電極
19とを有し、前記複数の内部電極18a、18b、1
8cのトリミング電極19との対向面積がそれぞれ異な
っていることを特徴とする。
【0012】また、本発明による他の積層コンデンサ
は、前記と同様に積層部品素体13と、その端部に形成
された外部電極とを有するものにおいて、積層部品素体
13の内部に形成され、一方の外部電極14、14に導
通する複数の調整用内部電極18a、18b、18c
と、他方の外部電極14、14に導通する複数の調整用
内部電極18a、18b、18cと、これら複数の調整
用内部電極18a、18b、18cに対向して積層部品
素体13の表面または表面近くに形成され、外部電極1
4、14と絶縁されたトリミング電極19とを有し、前
記複数の内部電極18a、18b、18cのトリミング
電極19との対向面積がそれぞれ異なっていることを特
徴とする。
【0013】このような積層コンデンサをトリミングす
る場合は、トリミング電極19を、その多くの内部電極
18a、18b、18cと対向している部分から、対向
する内部電極18a、18b、18cが少ない部分へと
切り進む。このようにしてトリミング電極19をトリミ
ングすることにより、トリミング初期では、トリミング
電極19のうち、多くの内部電極18a、18b、18
cと対向している部分が切り取られるため、トリミング
電極19の面積減少率に対して静電容量の減少率が大き
く、粗調整が出来る。他方、トリミングが進むに従っ
て、トリミング電極19と対向する調整用内部電極18
a、18b、18cの数が少なく、且つそのトリミング
電極19との対向距離も遠くなるので、トリミング電極
19の面積減少率に対して静電容量の減少率が小さくな
り、微調整が出来る。なお、最も一般的なトリミング手
段としては、前記トリミング電極19にレーザ光を照射
することで切り取ることがあげられる。
【0014】ここで、複数の調整用内部電極18a、1
8b、18cのトリミング電極19との対向面積は、ト
リミング電極19に近い側が遠い側より狭いようにする
と、前記トリミング電極19の面積減少率に対する静電
容量の変化率の変動が大きくなる。また、複数の調整用
内部電極18a、18b、18cは、その長さ或いは幅
の少なくとも何れかが異なっていることにより、複数の
内部電極18a、18b、18cのトリミング電極19
との対向面積がそれぞれ異なっている。
【0015】トリミング電極19と積層部品素体13と
の間には、トリミング電極19を形成する導体成分と積
層部品素体13を形成するセラミック成分を共に含む保
護層20を形成することが望ましい。これにより、トリ
ミング電極19にレーザ光を照射し、トリミングする時
に、積層部品素体13の還元が防止される。トリミング
時に、積層部品素体13が還元されると、積層部品素体
13が導体または半導体化し、絶縁抵抗の低下等を招く
が、積層部品素体13の還元を防止することにより、こ
のような絶縁抵抗の低下を防止することが出来る。
【0016】前記複数の調整用内部電極18a、18
b、18cと共に、積層部品素体13中に、トリミング
電極19と静電容量を殆ど取得しない対向する内部電極
15、16を設けることにより、トリミング電極19の
トリミングによっても静電容量値が殆ど影響されない、
固定された静電容量値を有するコンデンサを含ませるこ
とが出来る。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照しながら、本発
明の実施の形態について具体的且つ詳細に説明する。ま
ず、BaO−TiO2−Nd23 等のセラミック原料粉
末を、溶剤に溶解した有機バインダーに均一に分散して
セラミックスラリを作り、これをポリエチレンテレフタ
レートフィルム等のベースフィルム上に薄く均一な厚さ
で塗布し、乾燥し、膜状のセラミックグリーンシートを
作る。その後、このセラミックグリーンシートを適当な
大きさに裁断する。
【0018】次に、この裁断したセラミックグリーンシ
ートの上に内部電極パターンを各々印刷する。内部電極
パターンが印刷されたセラミックグリーンシートを積み
重ね、さらにその両側に内部電極パターンが印刷されて
ないセラミックグリーンシート、いわゆるダミーシート
を積み重ね、これらを圧着し、積層体を得る。この積層
体を縦横に裁断し、個々のチップ状の積層体に分割す
る。その後、これらの積層体を焼成することで、焼成済
みの積層部品素体を得る。
【0019】この積層部品素体13は、図3に示すよう
な内部電極を有しない誘電体からなるセラミック層1
1、11…が複数層積層され、さらにその上に調整用内
部電極18a、18b、18cがそれぞれ形成されたセ
ラミック層12a、12b、12cが積層され、さらに
その両側に内部電極が形成されてないセラミック層1
7、17が各々積み重ねられたものである。調整用内部
電極18a、18b、18cは、上側のセラミック層1
2a、12bのものが、下側のセラミック層12b、1
2cのものより短くなっている。これら調整用内部電極
18a、18b、18cは、積層部品素体13の一方の
端面に導出されている。
【0020】積層部品素体13の表面、すなわちその一
方のセラミック層17の表面にトリミング電極19が形
成される。具体的には、まずPd等の導体成分粉末と積
層部品素体13を構成しているのと同じセラミック粉末
とを含む混合ペーストを印刷し、これを焼き付け、図4
に示すような保護層20を形成する。次に、その上にP
d等の導体粉末を含む導電ペーストを印刷し、焼き付
け、厚膜導体層22を形成する、さらにその上にAuメ
ッキ等を施し、薄膜導体層23を形成する。この厚膜導
体層22と薄膜導体層23とがトリミング電極19を形
成する。また厚膜導体層22は、薄いセラミック層や他
の絶縁層に覆われた状態で積層部品素体13の内部の表
面近くに設けてもよい。但し、この場合は薄膜導体層2
3は形成できない。図2から明らかな通り、このトリミ
ング電極19は、調整用内部電極18a、18b、18
cが導出した積層部品素体13の端部と対向する他方の
端部側に導出するよう形成される。
【0021】さらに図1(a)に示すように、調整用内
部電極18a、18b、18c及びトリミング電極19
が導出している積層体13の両端にAgペーストなどの
導電ペーストが塗布され、これが焼き付けられ、さらに
その導電膜上にNiメッキと、Sn或は半田メッキが施
されて、外部電極14、14が形成される。これによ
り、積層コンデンサが完成する。この外部電極14、1
4のうち、その一方は調整用内部電極18a、18b、
18cに導通し、他方はトリミング電極19に導通して
いる。なおこの例では、トリミング電極19と外部電極
14、14とを別に形成したが、同じ材料で同時に形成
してもよい。
【0022】このような積層コンデンサでは、トリミン
グ電極19と複数の調整用内部電極18a、18b、1
8cが対向することにより、外部電極14、14の間に
静電容量が取得される。複数の調整用内部電極18a、
18b、18cのトリミング電極19との対向面積は異
なっており、その対向面積は、トリミング電極19に近
い順に小さい。換言すると、トリミング電極19から遠
い調整用内部電極18a、18b、18c程長くなって
おり、その分トリミング電極19との対向面積が大きく
なっている。なお、調整用内部電極18a、18b、1
8cは、その長さだけでなく、その幅も異ならせること
が出来る。
【0023】この積層コンデンサのトリミング方法は、
図1(b)に矢印で示すように、トリミング電極19の
一部にレーザ光を照射する。これにより、図1(b)及
び図2に示すように、トリミング電極19の一部を切り
取る。このとき、多くの調整用内部電極18a、18
b、18cと対向しているトリミング電極19の先端部
側から、外部電極14に導通している基の部分へと切り
取るようにする。図1(b)及び図2において、トリミ
ング電極19の切り取られた部分を二点鎖線で示す。
【0024】こうすることによって、トリミング電極1
9と各調整用内部電極18a、18b、18cとの対向
面積が減少すると共に、トリミング電極19と対向する
調整用内部電極18a、18b、18cの数も減少す
る。これにより、トリミング初期は、トリミング電極1
9の面積減少率に対する静電容量の減少率が大きい。そ
して、トリミングが進むに従って、トリミング電極19
と対向する調整用内部電極18a、18b、18cの数
が少なく、且つそのトリミング電極19との対向距離も
遠くなるので、トリミング電極19の面積減少率に対す
る静電容量の減少率が次第に小さくなってくる。
【0025】図7に実線で示したグラフは、前記のよう
にして積層コンデンサのトリミング電極19をトリミン
グした時のトリミング電極19の面積減少率と静電容量
の減少率との関係の一例を示したものである。何れもト
リミング前のトリミング電極19の面積と静電容量を1
00%として示している。また、図7に破線で示したグ
ラフは、比較例として図11(a)に示すような積層コ
ンデンサを使用し、図11(b)に示すように、前記と
同様にしてトリミング電極19をトリミングした時のト
リミング電極19の面積減少率と静電容量の減少率との
関係の一例を示したものである。この比較例では、調整
用内部電極18が単一のものからなっている。
【0026】図7のグラフから明らかな通り、破線で示
す後者の比較例では、トリミング電極19をトリミング
した時のトリミング電極19の面積減少率と静電容量の
減少率とがほぼ完全に比例し、直線的に変化している。
これに対し、実線で示す前者の本発明による例では、ト
リミング電極19をトリミングした時のトリミング電極
19の面積減少率と静電容量の減少率とが比例していな
い。すなわち、トリミング初期における静電容量の減少
率が大きく、トリミングが進むに従って静電容量の減少
率が小さくなる。
【0027】なお、トリミングする際に使用するレーザ
としては、可視光より短い波長のものがよく、エキシマ
レーザ等を使用することができる。これによって、トリ
ミング時における積層部品素体13の還元を防止するこ
とが出来る。また、トリミング時には、トリミング電極
19と積層部品素体13との間に設けた保護層20(図
4参照)が、レーザ光に対する緩衝帯となって、積層部
品素体13の還元を防止する。さらに、トリミングはレ
ーザだけとは限らず、サンドブラストやリューター等の
ように機械的な方法でも良い。
【0028】図5は、積層コンデンサの他の例を示した
もので、この積層コンデンサの例では、積層部品素体1
3の内部に誘電体セラミック層を介して対向する一対以
上の内部電極15、16が設けられ、それら内部電極1
5、16が積層部品素体13のそれぞれ対向する端面に
導出され、外部電極14、14に導通している。積層部
品素体1のトリミング電極19及びそれと対向する複数
の調整用内部電極18a、18b、18cが形成されて
いる点等、他の点は前述の例と同じである。また、その
トリミング方法も前記の例と同じである。
【0029】この積層コンデンサは、内部電極15、1
6が誘電体セラミック層を介して対向することにより取
得される静電容量と、前記トリミング電極19と調整用
内部電極18a、18b、18cとの対向により取得さ
れる静電容量とが、外部端子14、14を介して平行に
接続されたような等価回路で表される。そして、内部電
極15、16は、前記トリミング電極19が形成された
のと反対側の面に寄って設けられており、トリミング電
極19と離れているため、同トリミング19とは静電容
量を殆ど取得しない。このため、トリミング電極19の
トリミングによって、内部電極15、16の対向により
取得される静電容量は殆ど変化せず、固定された静電容
量となる。
【0030】図6は、積層コンデンサの他の例を示した
もので、この例では、積層部品素体13の表面に形成さ
れたトリミング電極19が積層部品素体13の端部に設
けた外部電極14、14に導通しておらず、絶縁された
状態で設けられている。また、積層部品素体13の内部
に設けられた調整用内部電極18a、18b、18c
は、2組あり、それぞれの組の調整用内部電極18a、
18b、18cは、積層部品素体13の対向する端面に
設けた別の外部電極14、14にそれぞれ導通してい
る。トリミング電極19から遠い調整用内部電極18
a、18b、18c程長くなっており、その分トリミン
グ電極19との対向面積が大きくなっている。その他の
点は、前述の例と同じである。
【0031】この積層コンデンサは、トリミング電極1
9と2組の調整用内部電極18a、18b、18cとの
間でそれぞれ取得される静電容量がトリミング電極19
を介して直列接続されたような等価回路で表される。こ
の積層コンデンサでも、トリミング電極19にレーザ光
を照射し、その図6において右端または左端或いは両端
から中央部へと切り取るようにトリミングする。これに
より、前記の例と同様に、トリミング初期は、トリミン
グ電極19の面積減少率に対する静電容量の減少率が大
きく、トリミングが進むに従って、トリミング電極19
の面積減少率に対する静電容量の減少率が次第に小さく
なる。
【0032】図10は、積層コンデンサの他の例を示し
たもので、前記の例では、何れも調整用内部電極18
a、18b、18cの長さが異なっていたが、この例で
は、積層部品素体13の内部に設けられた整用内部電極
18a、18b、18cは、その幅が異なっている。こ
れら調整用内部電極18a、18b、18cは、積層部
品素体13の一方の外部電極14に導通している。トリ
ミング電極19から遠い調整用内部電極18a、18
b、18c程幅が広くなっており、その分トリミング電
極19との対向面積が大きくなっている。その他の点
は、前述の例と同じである。
【0033】このような積層コンデンサでは、トリミン
グ電極19の図10において左側か右側に向けて切り取
るようにトリミングするのがよい。このようにトリミン
グすることにより、トリミング初期における静電容量の
減少率が大きく、トリミングが進むに従って静電容量の
減少率が小さくなるなるように静電容量値を減少させる
ことが出来る。なお、調整用内部電極18a、18b、
18cは、その幅だけでなく、その長さも異ならせるこ
とが出来る。
【0034】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、積
層コンデンサのトリミング電極19を切り取って静電容
量を減少させるようなトリミングを行うに当たって、ト
リミング初期の段階で、トリミング電極の面積減少率に
対して、積層コンデンサの静電容量値の減少率を大きく
し、静電容量値を急激に減少させることが出来、静電容
量値が目標の値に近づいたトリミング後期の段階で、ト
リミング電極の面積減少率に対して、積層コンデンサの
静電容量値の減少率を小さくし、その静電容量値を急激
に減少させることが出来ることが出来る。これにより、
トリミングの進行段階に応じて静電容量値の粗調整と微
調整が可能となり、積層コンデンサのトリミング工程の
能率向上とトリミング精度の向上を図ることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による積層コンデンサの例のトリミング
前とトリミング後の状態を示す縦断側面図である。
【図2】同積層コンデンサの例のトリミング後の状態を
示す平面図である。
【図3】同積層コンデンサの例の積層部品素体の層構造
を示す分解斜視図である。
【図4】図1のA部拡大断面図である。
【図5】本発明による積層コンデンサの他の例のトリミ
ング前の状態を示す縦断側面図である。
【図6】本発明による積層コンデンサの他の例のトリミ
ング前の状態を示す縦断側面図である。
【図7】前記積層コンデンサの例とその比較例とのトリ
ミングによるトリミング電極の面積減少率と静電容量減
少率との関係を示すグラフである。
【図8】積層コンデンサの従来例のトリミング前の状態
を示す縦断側面図である。
【図9】積層コンデンサの他の従来例のトリミング後の
状態を示す縦断側面図である。
【図10】本発明による積層コンデンサの他の例のトリ
ミング前の状態を示す縦断正面図である。
【図11】前記積層コンデンサの比較例のトリミング前
とトリミング後の状態を示す縦断側面図である。
【符号の説明】
13 積層部品素体 14 外部電極 15 内部電極 16 内部電極 18a 調整用内部電極 18b 調整用内部電極 18c 調整用内部電極 19 トリミング電極

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部電極を有する積層部品素体(13)
    と、この積層部品素体(13)の端部に形成された外部
    電極(14)とを有する積層コンデンサにおいて、積層
    部品素体(13)の内部に形成され、一方の外部電極
    (14)に導通する複数の調整用内部電極(18a)、
    (18b)、(18c)と、この複数の調整用内部電極
    (18a)、(18b)、(18c)に対向して積層部
    品素体(13)の表面または表面近くに形成され、他方
    の外部電極(14)と導通するトリミング電極(19)
    とを有し、前記複数の内部電極(18a)、(18
    b)、(18c)のトリミング電極(19)との対向面
    積がそれぞれ異なっていることを特徴とする積層コンデ
    ンサ。
  2. 【請求項2】 内部電極を有する積層部品素体(13)
    と、この積層部品素体(13)の端部に形成された外部
    電極(14)とを有する積層コンデンサにおいて、積層
    部品素体(13)の内部に形成され、一方の外部電極
    (14)、(14)に導通する複数の調整用内部電極
    (18a)、(18b)、(18c)と、他方の外部電
    極(14)、(14)に導通する複数の調整用内部電極
    (18a)、(18b)、(18c)と、これら複数の
    調整用内部電極(18a)、(18b)、(18c)に
    対向して積層部品素体(13)の表面または表面近くに
    形成され、外部電極(14)、(14)と絶縁されたト
    リミング電極(19)とを有し、前記複数の内部電極
    (18a)、(18b)、(18c)のトリミング電極
    (19)との対向面積がそれぞれ異なっていることを特
    徴とする積層コンデンサ。
  3. 【請求項3】 複数の調整用内部電極(18a)、(1
    8b)、(18c)のトリミング電極(19)との対向
    面積は、トリミング電極(19)に近い側が遠い側より
    狭いことを特徴とする請求項1または2に記載の積層コ
    ンデンサ。
  4. 【請求項4】 複数の調整用内部電極(18a)、(1
    8b)、(18c)は、その長さが異なっていることを
    特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の積層コンデン
    サ。
  5. 【請求項5】 複数の調整用内部電極(18a)、(1
    8b)、(18c)は、その幅が異なっていることを特
    徴とする請求項1〜4の何れかに記載の積層コンデン
    サ。
  6. 【請求項6】 トリミング電極(19)と積層部品素体
    (13)との間に、トリミング電極(19)を形成する
    導体成分と積層部品素体(13)を形成するセラミック
    成分を共に含む保護層(20)が形成されていることを
    特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の積層コンデン
    サ。
  7. 【請求項7】 複数の調整用内部電極(18a)、(1
    8b)、(18c)と共に、積層部品素体(13)中
    に、トリミング電極(19)と静電容量を殆ど取得しな
    い対向する内部電極(15)、(16)が設けられてい
    ることを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の積層
    コンデンサ。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7の何れかに記載の積層コン
    デンサを用意し、前記トリミング電極(19)を、その
    多くの内部電極(18a)、(18b)、(18c)と
    対向している部分から、対向する内部電極(18a)、
    (18b)、(18c)が少なくなる部分へと切り進む
    ことを特徴とする積層コンデンサのトリミング方法。
  9. 【請求項9】 トリミング電極(19)にレーザ光を照
    射することで切り取ることを特徴とする請求項8に記載
    の積層コンデンサのトリミング方法。
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