JPH10239905A - 静電荷像現像用カラートナー及びその製造方法、並びに画像形成方法 - Google Patents

静電荷像現像用カラートナー及びその製造方法、並びに画像形成方法

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JPH10239905A
JPH10239905A JP4745097A JP4745097A JPH10239905A JP H10239905 A JPH10239905 A JP H10239905A JP 4745097 A JP4745097 A JP 4745097A JP 4745097 A JP4745097 A JP 4745097A JP H10239905 A JPH10239905 A JP H10239905A
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JP
Japan
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pigment
water
color
toner
developing
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JP4745097A
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English (en)
Inventor
Koichiro Miyajima
浩一郎 宮嶋
Ichiro Toyoda
一郎 豊田
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Artience Co Ltd
Original Assignee
Toyo Ink Mfg Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、高画質フルカラートナーに
要求される画像の着色性、鮮明性、透明性に加えて環境
変動に対する画像安定性にすぐれ、かつトナー飛散のな
い静電荷像現像用カラートナーとその製造方法等を提供
することにある。 【解決手段】 BET比表面積が75〜120m2 /g
のイエロー顔料を含有するか、又はBET比表面積が9
0〜150m2 /gのマゼンタ顔料を含有するか、ある
いはBET比表面積が90〜150m2 /gのシアン顔
料を含有することを特徴とする静電荷像現像用カラート
ナー。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真法、静電
記録法、静電印刷法における静電潜像の現像のために使
用される静電荷像現像用カラートナー及びその製造方
法、並びにそのトナーを用いてなるカラー画像形成方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、静電気を利用して光導電体上
に像形成することは良く知られている。例えば、電子写
真法としては米国特許第2,297,691号、特公昭
42−23910号公報等の種々の方法が知られている
が、光導電性物質を用いて種々の手段により感光体上に
静電潜像を形成し、係る潜像を現像剤で現像し、紙等の
被転写材にトナー粉画像を転写した後、加熱、圧力、加
熱加圧あるいは溶剤蒸気などにより定着し複写物を得
る。そして、光導電体上に残留した現像剤を除去するク
リーニング工程(又は機構)が通常設けられている。静
電潜像を可視化する現像方法は例えば、米国特許第2,
874,063号に記載されている磁気ブラシ法、同
2,618,522号に記載のカスケード現像法、同
3,909,258号に記載の導電性の磁性現像剤を用
いる方法などが知られている。
【0003】これらの現像法に適用するトナーとして
は、従来、天然あるいは合成樹脂中に染料又は顔料を分
散させた微粉末が用いられている。例えば、ポリエステ
ルなどの結着樹脂中に着色剤を分散させたものを1〜2
0μm程度に微粉砕した粒子がトナーとして使用されて
いる。また、上記トナーと鉄粉などのキャリア粒子とを
混合してなるいわゆる二成分現像剤も使用されている。
近年、このような記録方法は、一般的な複写機だけでな
くコンピューターの出力などに広く利用されているた
め、要求される性能もより高度になり、カラー化、小型
化、軽量化、低エネルギー化、メンテナンスフリー化と
いった種々の要求がなされるようになってきた。特に、
カラートナーに対しては、鮮明性、着色性、透明性に加
えて、カラートナーの用途が汎用化し、例えばカレンダ
ー、ポスターまたはマーキング材等に使われるようにな
ったため、耐光性なども要求されるようになってきた。
【0004】従来から、一般的に顔料の粒子径を小さく
して分散度を挙げていくと、着色性、鮮明性、透明性が
向上することは知られているが、サンドミル、3本ロー
ル、ボールミル等の通常の分散機では一次粒子まで分散
されるとそれ以上着色性等は上がらなくなる。これは通
常の分散機による分散工程は、主に二次粒子を壊して一
次粒子にするだけだからであり、それ以上着色性等を向
上させるためには一次粒子そのものを細かくする必要が
ある。
【0005】一次粒子そのものを細かくする手段とし
て、顔料を濃硫酸、ポリリン酸等の強酸に溶解したもの
を冷水に投入して、顔料を微細粒子として析出させる方
法が知られているが、この方法では顔料の強酸に対する
溶解性や安定性の点で、用い得る顔料が著しく限定され
る。例えば、特公平7−27282号公報ではアシッド
ペースト法などで析出したフタロシアニン顔料を用いて
青色トナーを得る方法が提案されているが、この方法で
微細化した顔料は長軸と短軸の比(いわゆるアスペクト
比)が大きいため、せっかく微細化した一次粒子を得て
も、係る一次粒子顔料は強い二次凝集を起こすため、ト
ナー中において再び一次粒子まで分散することは難し
く、透明性などの点で満足できるものではない。
【0006】他の方法として、顔料と固形樹脂を加熱し
ながら2本ロールやバンバリーミキサー等で強力に練り
混む方法も知られている。しかし、一般に有機顔料は高
温下では結晶成長するため、顔料の微細化には限界があ
った。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
した従来の方法の問題点を解決し、高画質フルカラート
ナーに要求される画像の着色性、鮮明性、透明性に加え
て環境変動に対する画像安定性にすぐれ、かつトナー飛
散のない静電荷像現像用カラートナーとその製造方法等
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、BET比
表面積が75〜120m2 /gのイエロー顔料を含有す
ることを特徴とする静電荷像現像用カラートナーであ
る。第2の発明は、BET比表面積が90〜150m2
/gのマゼンタ顔料を含有することを特徴とする静電荷
像現像用カラートナーである。第3の発明は、BET比
表面積が90〜150m2 /gのシアン顔料を含有する
ことを特徴とする静電荷像現像用カラートナーである。
【0009】第4の発明は、イエロー顔料、マゼンタ顔
料又はシアン顔料が、各色の有機顔料をそれぞれを水溶
性の無機塩及び水溶性の溶剤と共に機械的に混合した
後、水洗することによって水溶性の無機塩及び水溶性の
溶剤を除去してなる処理有機顔料であることを特徴とす
る第1の発明ないし第3の発明いずれか記載の静電荷像
現像用カラートナーである。
【0010】第5の発明は、水溶性の無機塩及び水溶性
の溶剤を除去してなる各色の処理有機顔料と水との混合
物を分散用の樹脂と共に機械的剪断力を用いて各色毎に
混練し、水を除去してなる各色の処理有機顔料含有着色
剤を各色毎に含有することを特徴とする第4の発明記載
の静電荷像現像用カラートナーである。
【0011】第6の発明は、水溶性の溶剤に対して水溶
性の無機塩を重量比で2〜20倍用いることを特徴とす
る第4の発明又は第5の発明記載の静電荷像現像用カラ
ートナーである。
【0012】第7の発明は、BET比表面積が75〜1
20m2 /gのイエロー顔料と結着樹脂とを加熱しなが
ら溶融混練し、冷却後、粉砕することを特徴とする静電
荷像現像用カラートナーの製造方法である。
【0013】第8の発明は、BET比表面積が75〜1
20m2 /gのイエロー顔料を含有する着色剤と結着樹
脂とを加熱しながら溶融混練し、冷却後、粉砕すること
を特徴とする静電荷像現像用カラートナーの製造方法。
【0014】第9の説明は、イエロー顔料の代わりにB
ET比表面積が90〜150m2 /gのマゼンタ顔料、
又はBET比表面積が90〜150m2 /gのシアン顔
料を含有することを特徴とする第7の発明又は第8の発
明記載の静電荷像現像用カラートナーの製造方法であ
る。
【0015】第10の説明は、イエロー顔料、マゼンタ
顔料又はシアン顔料が、各色の有機顔料をそれぞれ水溶
性の無機塩及び水溶性の溶剤と共に機械的に混合した
後、水洗することによって水溶性の無機塩及び水溶性の
溶剤を除去してなる処理有機顔料であることを特徴とす
る第7の発明ないし第9の発明いずれか記載の静電荷像
現像用カラートナーの製造方法である。
【0016】第11の発明は、水溶性の無機塩及び水溶
性の溶剤を除去してなる各色の処理有機顔料と水との混
合物を分散用の樹脂と共に機械的剪断力を用いて各色毎
に混練し、水を除去してなる各色の処理有機顔料含有着
色剤を各色毎に含有することを特徴とする第10の発明
記載の静電荷像現像用カラートナーの製造方法である。
【0017】第12の発明は、水溶性の溶剤に対して水
溶性の無機塩を重量比で2〜20倍用いることを特徴と
する第10の発明又は第11の発明記載の静電荷像現像
用カラートナーの製造方法である。
【0018】第13の発明は、BET比表面積が75〜
120m2 /gのイエロー顔料を含有する静電荷像現像
用カラートナー、BET比表面積が90〜150m2
gのマゼンタ顔料を含有する静電荷像現像用カラートナ
ー、及びBET比表面積が90〜150m2 /gのシア
ン顔料を含有する静電荷像現像用カラートナーからなる
群より選ばれる少なくとも1種の静電荷像現像用カラー
トナーを用いることを特徴とするカラー画像形成方法で
ある。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の静電荷像現像用カラート
ナーは、少なくとも有機顔料と結着樹脂とを含有し、イ
エロートナーの場合は、BET比表面積が75〜120
2 /gのイエロー顔料を、マゼンタ色、つまり赤色で
あるマゼンタトナーの場合は、BET比表面積が90〜
150m2 /gのマゼンタ顔料を、青色のシアントナー
場合は、BET比表面積が90〜150m2 /gの範囲
のシアン顔料をそれぞれ含有することが重要である。従
来の一般的な有機顔料の場合、BET比表面積はイエロ
ー顔料で50〜70m2 /g、マゼンタ顔料で50〜8
5m2 /g、シアン顔料で60〜85m2 /g程度であ
り、これらの顔料を含有するトナーを用いて形成した画
像は透明性が悪く、着色性が不十分なために画像濃度も
低い。本発明は、それぞれの色においてBET比表面積
が上記した範囲よりも小さい顔料を含有するトナーを用
いると、得られる画像は透明性や着色性が悪く、一方B
ET比表面積が上記した範囲よりも大きい場合は、画像
の透明性は良好であるが、耐光性が低下し、また画像濃
度も低下する。
【0020】上記の理由は未だ明らかではないが、以下
の様に推測される。即ち、BET比表面積を従来の顔料
より大きくしたために顔料の1次粒子が樹脂に物理的に
吸着し易く、高分散するために着色性、鮮明性、透明性
に優れると考えられる。更に、顔料が高分散するのでト
ナー表面に露出する顔料の割合が低下し、外部環境の影
響を受け難くなり、例えば吸湿による帯電性及びトナー
流動性の低下によるトナー飛散およびトナーこぼれが生
じることが少なくなったものと考えられる。なお、本発
明におけるBET比表面積は、窒素を用いたマイクロメ
トリクスFlowSorbII2300(島津製作所
(株))にて求めた。
【0021】本発明に用いられる特定のBET比表面積
の3色の顔料は、具体的にはいわゆるソルトミリング処
理によって得ることが出来る。ソルトミリングの方法に
ついて、以下に具体的方法を示す。有機顔料と水溶性の
無機塩の混合物に少量の水溶性溶剤を加え、ニーダー等
で強く練り込んだ後、係る混練物を水中に投入するか、
あるいは係る混練物中に水を投入するかして、水溶性の
無機塩及び水溶性の溶剤を溶解させスラリー状とする。
次に、このスラリーの濾過、水洗をくりかえして無機塩
と溶剤を除去して水性顔料分散体を得る。
【0022】本発明においてソルトミリング処理に用い
られる水溶性の無機塩としては、食塩、塩化カリウム、
芒硝等が挙げられる。水溶性の無機塩の使用量は、水溶
性の溶剤に対して重量比で2〜20倍、より好ましくは
3〜15倍である。
【0023】本発明においてソルトミリング処理に用い
られる水溶性の溶剤は、水溶性であれば特に限定されな
いが、溶剤が蒸発し難いようにするために高沸点の溶剤
を用いることが好ましい。水溶性の溶剤は粘結剤、結晶
防止効果のために加えるものである。例として、2−
(メトキシメトキシ)エタノール、2−ブトキシエタノ
ール、2−(イソペンチルオキシ)エタノール、2−
(ヘキシルオキシ)エタノール、ジエチレングリコー
ル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチ
レングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコ
ールモノブチルエーテル、トリエチレングリコール、ト
リエチレングリコールモノメチルエーテル、液体ポリエ
チレングリコール、1−メトキシ−2−プロパノール、
1−エトキシ−2−プロパノール、1−エトキシ−2−
プロパノール、ジプロピレングリコール、ジプロピレン
グリコールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコー
ルモノエチルエーテル、低分子量ポリプロピレングリコ
ール等が用いられる。水溶性の溶剤の使用量は、処理す
る有機顔料に対して、重量比で2〜10倍であることが
好ましい。
【0024】本発明においてソルトミリング処理に供さ
れる有機顔料は、破砕助剤の無機塩より硬度の低い有機
顔料を用いることが好ましい。イエロー顔料の具体例を
カラーインデックス(C.I.)ナンバーで示すと、
(1)アゾ系としてはC.I.ピグメントイエロー1、
2、3、5、6、10、12、13、14、17、4
9、55、60、61、62:1、63、65、73、
74、75、81、83、87、90、9394、9
5、97、98、106、111、113、114、1
16、121、124、126、127、128、13
0、136、152、165、166、167、17
0、171、172、174、176、188等、
(2)イソインドリノン系としてはC.I.ピグメント
イエロー109、110、173等、(3)ベンズイミ
ダゾロン系としてはC.I.ピグメントイエロー12
0、151、154、175、180、181、194
等、(4)キノフタロン系としては、C.I.ピグメン
トイエロー138等、(5)アントラキノン系としては
C.I.ピグメントイエロー123、147、193等
が挙げられる。
【0025】シアン顔料の具体例をカラーインデックス
(C.I.)ナンバーで示すと、(1)フタロシアニン
系としては、C.I.ピグメントブルー15、15:
1、15:2、15:3、15:4、15:6等(2)
スレン系としてはC.I.ピグメントブルー60、64
等が挙げられる。
【0026】マゼンタ顔料の具体例をカラーインデック
ス(C.I.)ナンバーで示すと(1)アゾ系として
は、ピグメントレッド37、38、41、48:1、4
8:2、48:3、48:4、48:5、57:1、5
8:2、58:4、63:1、63:2、64、64:
1、111、144、166、214、220、22
1、242、248、262等、(2)キナクリドン系
としては、C.I.ピグメントレッド122、192、
202、206、207、209等、(3)ナフトール
系としては、C.I.ピグメントレッド1、2、3、
4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、1
4、15、16、17、18、21、22、23、3
1、32、48:1、48:2、48:3、49、4
9:1、49:2、49:3、50:1、51:1、5
3、53:1、60:1、66、67、68、95、1
12、114、119、136、146、147、14
8、150、151、164、170、184、18
7、188、210、212、213、222、22
3、237、243、245、247、247:1、2
53、256、258、261等、(4)ペリレン系と
しては、C.I.ピグメントレッド123、149、1
78、179、190、224等、(5)ジケトピロロ
ピロール系としては、C.I.ピグメントレッド25
4、255等、(6)ベンズイミダゾロン系としては、
C.I.ピグメントレッド175、176、185、2
08等(7)アントラキノン系としては、C.I.ピグ
メントレッド89、168、177等が例示できる。
【0027】なお、ソルトミリング処理に供される有機
顔料は、顔料合成反応後に十分水洗されたウェットな状
態でも製品化されたドライな状態でもいずれでも良い。
また、顔料の表面に官能基を付加させた表面処理顔料を
用いても良い。さらに上記のような有機顔料の他に一般
に体質顔料として用いられる硫酸バリウム、シリカ等の
無機顔料をソルトミリング時またはその後の分散時に併
用することもできる。
【0028】本発明においては、上記のようなソルトミ
リング処理をおこなった有機顔料の水性顔料分散体を通
常通り水洗、乾燥して粉体顔料として用いても良いし、
またはソルトミリング処理を行った処理有機顔料の水性
顔料分散体を後述するトナー用の結着樹脂と共に混練し
てトナーを得ても良いし、あるいは処理有機顔料と水と
の混合物を分散用の樹脂と一緒に機械的剪断力を加えて
混練し、処理有機顔料を分散用の樹脂に移行させ、水を
除去して処理有機顔料の樹脂分散体を得、該処理有機顔
料の樹脂分散体を着色剤として後述するトナー用の結着
樹脂と共に混練してトナーを得ても良く、顔料が凝集し
難いという点で第3の方法が最も好ましい。
【0029】上記第3の方法の場合、着色剤、即ち処理
有機顔料の樹脂分散体を得る際に用いられる分散用の樹
脂としては、後述する結着樹脂と同様のものを用いても
良いし、別系統の樹脂を用いても良い。結着樹脂と別系
統の樹脂を用いる場合には、顔料を高分散させるべく結
着樹脂と相溶性が高い樹脂を用いることが好ましい。係
る方法は、分散用の樹脂と処理有機顔料との親和性を確
保すべく加熱下で行うことが好ましいので、有機溶剤も
併用するのであれば、溶剤が蒸発し難いようにするため
に加熱温度を使用する有機溶剤の沸点以下にすることが
好ましい。熱によって溶剤が蒸発してしまうと顔料微粒
子が凝集してしまい透明性、発色性が悪くなるからであ
る。但し、有機溶剤回収工程を必要とせず、エネルギー
コスト及び環境保全の面からは水のみを使用する方が好
ましい。
【0030】また、本発明における着色剤を得る際にフ
タロシアニン顔料誘導体、高分子型分散剤等の分散剤、
可塑剤等の添加剤を併用しても良いし、2種以上の処理
有機顔料の水性分散体を混合して処理しても良い。
【0031】本発明における着色剤を得る処理において
機械的剪断力を加える装置としては、上記したニーダー
の他、加圧ニーダー、3本ロール、エクストルーダー及
びヘンシェルミキサーに代表される高速回転する攪拌羽
根等を複数具備する混合・混練ミキサーなどを挙げるこ
とができる。
【0032】本発明における着色剤を得る処理において
処理有機顔料を分散用の樹脂に移行させた後、水を除去
する方法としては、一般的な乾燥方法の他、必要ならば
3本ロール等を用いても良い。
【0033】本発明は、上記のようにして得た処理有機
顔料と結着樹脂とを加熱しながら溶融混練し、冷却後、
粉砕するか、あるいは係る処理有機顔料と水との混合物
を分散用の樹脂と一緒に機械的剪断力を加えて混練し、
処理有機顔料を分散用の樹脂に移行させ、水を除去して
なる処理有機顔料含有着色剤と結着樹脂とを加熱しなが
ら溶融混練し、冷却後、粉砕することを特徴とする静電
荷像現像用カラートナーの製造方法であり、顔料が凝集
し難いという点で後者の方法が好ましい。トナー粒子中
には上記のようにして得た有機顔料を1〜10重量%含
有していることが好ましい。上記の範囲より少ないと画
像濃度が低下し、多いと帯電性が低下し、カブリの原因
となる。
【0034】本発明において用いられる結着樹脂は、定
着性が良好で透明性に優れる樹脂、例えばポリエステル
系、アクリル系、スチレン−アクリル系、エポキシ系等
が挙げられる。更に好ましくは、これらのうち非線状の
樹脂であり、特に好ましくはポリエステル系樹脂で、ジ
オール成分にビスフェノールA−アルキレンオキサイド
付加物に代表されるビスフェノール誘導体またはその置
換体を単独で用いるか、あるいは脂肪族ジアルコールと
併用して用い、これらのジオール成分と2価以上のカル
ボン酸、例えばフマル酸、テレフタル酸、トリメリット
酸等のカルボン酸成分とを、縮合又は共縮合したものが
好適に用いられる。
【0035】本発明において3色毎の処理有機顔料、又
は3色毎の処理有機顔料を含有する各色の着色剤と結着
樹脂との溶融混練温度は、100〜140℃が好まし
く、更に好ましくは110〜130℃である。上記の範
囲で混練することによって、トナーの着色性等が向上す
る。本発明においては、3色の顔料等と結着樹脂とを溶
融混練する際に、例えばサリチル酸誘導体の金属塩、高
分子型の4級アンモニウム塩等の公知の帯電制御剤を含
有させてもよく、ワックス類を内添することもできる。
更に疎水化処理した金属酸化物(アルミナ、チタニア、
シリカ)の流動化剤やポリマー(ポリスチレン、ポリメ
タクリレート、ポリフッ化ビニリデン等)微粉末などの
クリーニング助剤または転写助剤等の外添剤を用いるこ
ともできる。
【0036】本発明においては、上記のようにして得た
特定のBET比表面積の顔料を含有する少なくとも1種
の静電荷像現像用カラートナーを用いて画像を形成する
ことが好ましく、特に3種の静電荷像現像用カラートナ
ーを用いることが好ましい。なお、3色の他にさらに黒
色のトナーを用いてもよい。
【0037】通常、電子写真法によるカラー画像形成
は、一般的なプロセス印刷と同様に黄色(イエロー:
Y)、赤色(マゼンタ:M)、青色(シアン:C)の3
原色を用いるか、あるいは更にもう1色墨入れ用として
黒色(ブラック:B)の4色のカラートナーを用いて様
々な色彩・画像を形成するものである。即ち、電子写真
法によるカラー画像形成方法としては、例えば、まず原
稿からの光をアナログ又はデジタル的に色分解し、1色
目の画像情報を感光体あるいは静電記録体上に導き、感
光体あるいは静電記録体上に静電潜像を形成し、この静
電潜像に1色目のトナーを付着せしめ、トナー像を得
(以下静電潜像にトナーを付着せしめ、トナー像を得る
ことを現像という)、係るトナー像を紙等の被転写材上
に転写する。次いで、1色目と同様にして2色目以降の
トナーをそれぞれの画像情報に応じて、現像し、同一の
被転写材上に転写し、最終的に一回の定着によってカラ
ー画像を形成する方法がある。その他の方法としては、
1色目の画像情報に対応した静電潜像を感光体あるいは
静電記録体上に形成し、1色目を現像し、次いで1色目
と同様にして2色目以降のそれぞれの画像情報に対応し
た静電潜像を順次感光体あるいは静電記録体上に形成
し、2色以降を順次現像し、最終的に一括して被転写材
上に転写し、一回の定着によってカラー画像を形成する
方法がある。
【0038】
【実施例】以下実施例に基づいて本発明を説明する。例
中部とあるのは、重量部を示す。 [実施例1]粗製銅フタロシアニン(東洋インキ製 銅
フタロシアニン):250部、塩化ナトリウム:250
0部、ジエチレングリコール200部(東京化成製)を
ステンレス1ガロンニーダー(井上製作所製)に仕込
み、3時間混練した。つぎにこの混合物を2.5リット
ルの温水に投入し、約80℃まで加熱、攪拌した。約1
時間加熱してスラリー状とした後、ろ過、水洗を5回く
りかえして塩化ナトリウム及び溶剤を除き、固形分40
%の水性顔料分散体(C.I.ピグメントブルー15:
3)を得た。ここで一部水性顔料分散体を抜取り、凝集
しないように水分を飛ばして、窒素ガスにてBET比表
面積を測定したところ、120m2 /gであった。
【0039】 (シアン着色剤の製造方法) 上記有機顔料(水性顔料分散体 固形分40%品) 100部 線状ポリエステル樹脂 40部 高分子型分散剤 2部 スーパーミキサー(カワタ製)に上記の原料を混合し、
90℃加熱混練し、水を除去して冷却後、粉砕してシア
ン着色剤を作製した。
【0040】 (シアントナーの製造方法) 非線状ポリエステル樹脂 100部 シアン着色剤 10部 ヘンシェルミキサー(三井鉱山製)で原料を混合し、エ
クストルーダーで溶融混練し、粉砕、分級して平均粒径
9.5μmの母体シアントナー粒子Aを得た。次いで疎
水化処理したアナターゼ型酸化チタン微粒子を上記母体
シアントナー粒子に対して0.6wt%添加し、シアン
トナーとした。
【0041】(シアン現像剤の調製)上記シアントナー
を5部とシリコーン樹脂被覆の平均粒径50μmのフェ
ライトキャリア95部を混合してカラー現像剤を作製し
た。この現像剤を用い、10℃/20%RH,23℃/
50%RH、30℃/85%RHの環境下で市販の電子
写真方式のフルカラー複写機によって評価したところ、
1万枚複写してもカブリのない鮮明な安定したシアン画
像が得られた。30℃/85%RHの環境下で長期間放
置した直後に画出しをしても、トナー飛散やトナーこぼ
れもなく、良好な画像が得られた。また、前述のフルカ
ラー複写機にてトナー現像量0.4mg/cm2 をOH
Pシートに定着させ、透明性を確認したところ、くすみ
のない鮮明な画像であった。
【0042】[実施例2]粗製銅フタロシアニンをC.
I.ピグメントイエロー17(アゾ系)に代え、ソルト
ミリングによってBET比表面積が100m2 /gのイ
エロー顔料を含有する水性顔料分散体(固形分40%)
を得、その他は実施例1と同様にして順次イエロー着色
剤、母体イエロトナー、イエロートナー、イエロー現像
剤を作製し、実施例1と同様にして評価したところ、カ
ブリのない鮮明な画像が得られた。30℃/85%RH
の環境下で長期間放置した直後に画出しをしても、トナ
ー飛散もなく良好な画像が得られた。また、OHP透明
性は良好で、くすみもなく鮮明な画像であった。
【0043】[実施例3]粗製銅フタロシアニンをC.
I.ピグメントレッド122(キナクリドン系)に代え
ソルトミリングによってBET比表面積が100m2
gのマゼンタ顔料を含有する水性顔料分散体(固形分4
0%)を得、その他は実施例1と同様にして順次マゼン
タ着色剤、母体マゼンタトナー、マゼンタトナー、マゼ
ンタ現像剤を作製し、実施例1と同様にして評価したと
ころ、カブリのない鮮明な画像が得られた。30℃/8
5%RHの環境下で長期間放置した直後に画出しをして
も、トナー飛散も見られず、良好な画像が得られた。ま
た、OHP透明性は良好で、くすみもなく鮮明な画像で
あった。
【0044】[実施例4]粗製銅フタロシアニンをC.
I.ピグメントレッド57:1(アゾ系)に代えソルト
ミリングによってBET比表面積が90m2 /gのマゼ
ンタ顔料を含有する水性顔料分散体(固形分40%)を
得、その他は実施例1と同様にして順次マゼンタ着色
剤、母体マゼンタトナー、マゼンタトナー、マゼンタ現
像剤を作製し、実施例1と同様にして評価したところ、
カブリのない鮮明な画像が得られた。30℃/85%R
Hの環境下で長期間放置した直後に画出しをしても、ト
ナー飛散やトナーこぼれもなく、良好な画像が得られ
た。また、OHP透明性は良好で、鮮明な画像であっ
た。
【0045】[比較例1]ソルトミリング処理しない
C.I.ピグメントブルー15:3(BET比表面積が
80m2 /g)を用いる以外は実施例1と同様にして順
次シアン着色剤、母体シアントナー、シアントナー、シ
アン現像剤として評価を行ったところ、複写初期におい
て、カブリの多い不鮮明なシアン画像が得られた。30
℃/85%RHの環境下で長期間放置した直後に画出し
をしたら、トナー飛散およびトナーこぼれが多く、白い
筋のある画像が得られた。また、OHP透明性は不良
で、くすんだ画像であった。
【0046】[比較例2]ソルトミリング処理しない
C.I.ピグメントイエロー17(BET比表面積が8
5m2 /g)を用いる以外は比較例1と同様にして順次
イエロー着色剤、母体イエロートナー、イエロートナ
ー、イエロー現像剤を得、評価を行った。複写初期にお
いて着色性に劣り、画像濃度も低く、貧弱な画像が得ら
れた。比較例1と同様に長期間放置した直後の画像は貧
弱で、トナー飛散も確認され、OHP透明性は不良で、
くすんだ画像であった。
【0047】[比較例3]ソルトミリング処理しない
C.I.ピグメントレッド122(BET比表面積が6
0m2 /g)を使用する以外は比較例1と同様にして順
次マゼンタ着色剤、母体マゼンタトナー、マゼンタトナ
ー、マゼンタ現像剤を得、評価を行った。複写初期にお
いて着色性に劣り、画像濃度も低く、カブリの多い画像
が得られた。比較例1と同様に長期間放置した直後の画
像は貧弱で、トナー飛散も多く、OHPシート画像もく
すんだ不鮮明なものであった。
【0048】[比較例4]ソルトミリング処理しない
C.I.ピグメントレッド57:1(BET比表面積が
65m2 /g)を使用する以外は比較例1と同様にして
順次マゼンタ着色剤、母体マゼンタトナー、マゼンタト
ナー、マゼンタ現像剤を得、評価を行った。複写初期に
おいて着色性に劣り、鮮明性に欠けた、カブリの多い画
像が得られた。比較例1と同様に長期間放置した直後の
画像は貧弱で、トナー飛散も多く、OHPシート画像も
くすんだ不鮮明なものであった。
【0049】
【発明の効果】本発明の静電荷像現像用カラートナー
は、特定範囲のBET比表面積の有機顔料を用いること
により、着色性および透明性に優れ、環境変動に対して
安定した帯電性を示すためにトナー飛散およびトナーこ
ぼれもなく、転写効率が良好であることから多数枚複写
および出力を得るのに有効である。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 BET比表面積が75〜120m2 /g
    のイエロー顔料を含有することを特徴とする静電荷像現
    像用カラートナー。
  2. 【請求項2】 BET比表面積が90〜150m2 /g
    のマゼンタ顔料を含有することを特徴とする静電荷像現
    像用カラートナー。
  3. 【請求項3】 BET比表面積が90〜150m2 /g
    のシアン顔料を含有することを特徴とする静電荷像現像
    用カラートナー。
  4. 【請求項4】 イエロー顔料、マゼンタ顔料又はシアン
    顔料が、各色の有機顔料をそれぞれを水溶性の無機塩及
    び水溶性の溶剤と共に機械的に混合した後、水洗するこ
    とによって水溶性の無機塩及び水溶性の溶剤を除去して
    なる処理有機顔料であることを特徴とする請求項1ない
    し3いずれか記載の静電荷像現像用カラートナー。
  5. 【請求項5】 水溶性の無機塩及び水溶性の溶剤を除去
    してなる各色の処理有機顔料と水との混合物を分散用の
    樹脂と共に機械的剪断力を用いて各色毎に混練し、水を
    除去してなる各色の処理有機顔料含有着色剤を各色毎に
    含有することを特徴とする請求項4記載の静電荷像現像
    用カラートナー。
  6. 【請求項6】 水溶性の溶剤に対して水溶性の無機塩を
    重量比で2〜20倍用いることを特徴とする請求項4又
    は5記載の静電荷像現像用カラートナー。
  7. 【請求項7】 BET比表面積が75〜120m2 /g
    のイエロー顔料と結着樹脂とを加熱しながら溶融混練
    し、冷却後、粉砕することを特徴とする静電荷像現像用
    カラートナーの製造方法。
  8. 【請求項8】 BET比表面積が75〜120m2 /g
    のイエロー顔料を含有する着色剤と結着樹脂とを加熱し
    ながら溶融混練し、冷却後、粉砕することを特徴とする
    静電荷像現像用カラートナーの製造方法。
  9. 【請求項9】 イエロー顔料の代わりにBET比表面積
    が90〜150m2 /gのマゼンタ顔料、又はBET比
    表面積が90〜150m2 /gのシアン顔料を含有する
    ことを特徴とする請求項7又は8記載の静電荷像現像用
    カラートナーの製造方法。
  10. 【請求項10】 イエロー顔料、マゼンタ顔料又はシア
    ン顔料が、各色の有機顔料をそれぞれ水溶性の無機塩及
    び水溶性の溶剤と共に機械的に混合した後、水洗するこ
    とによって水溶性の無機塩及び水溶性の溶剤を除去して
    なる処理有機顔料であることを特徴とする請求項7ない
    し9いずれか記載の静電荷像現像用カラートナーの製造
    方法。
  11. 【請求項11】 水溶性の無機塩及び水溶性の溶剤を除
    去してなる各色の処理有機顔料と水との混合物を分散用
    の樹脂と共に機械的剪断力を用いて各色毎に混練し、水
    を除去してなる処理有機顔料含有着色剤を各色毎に含有
    することを特徴とする請求項10記載の静電荷像現像用
    カラートナーの製造方法。
  12. 【請求項12】 水溶性の溶剤に対して水溶性の無機塩
    を重量比で2〜20倍用いることを特徴とする請求項1
    0又は11記載の静電荷像現像用カラートナーの製造方
    法。
  13. 【請求項13】 BET比表面積が75〜120m2
    gのイエロー顔料を含有する静電荷像現像用カラートナ
    ー、BET比表面積が90〜150m2 /gのマゼンタ
    顔料を含有する静電荷像現像用カラートナー、及びBE
    T比表面積が90〜150m2 /gのシアン顔料を含有
    する静電荷像現像用カラートナーからなる群より選ばれ
    る少なくとも1種の静電荷像現像用カラートナーを用い
    ることを特徴とするカラー画像形成方法。
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