JPH10234511A - ランバーサポート装置 - Google Patents

ランバーサポート装置

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JPH10234511A
JPH10234511A JP4565497A JP4565497A JPH10234511A JP H10234511 A JPH10234511 A JP H10234511A JP 4565497 A JP4565497 A JP 4565497A JP 4565497 A JP4565497 A JP 4565497A JP H10234511 A JPH10234511 A JP H10234511A
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JP
Japan
Prior art keywords
lumbar
seat back
lumbar plate
plate
bar member
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4565497A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Suzuki
木 誠 治 鈴
Yasuhisa Inaba
葉 泰 久 稲
Hidetoshi Nakane
根 秀 利 中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP4565497A priority Critical patent/JPH10234511A/ja
Publication of JPH10234511A publication Critical patent/JPH10234511A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊び機構を用いることなく簡単な構造でラン
バープレートをシートバック上下方向及び前後方向に移
動できるようにする。 【解決手段】 シートバックフレーム3、4に回転自在
に支持されるバー部材1と、バー部材1に摺動自在に支
持されたランバープレート2と、シートバックフレーム
3、4に支持される第1の駆動機構7と、バー部材1と
第1の駆動機構7との間に配設されバー部材1を回転さ
せる第1の作動機構5と、ランバープレート2内に配設
された第2の駆動機構9と、バー部材1と第2の駆動機
構9との間に配設されランバープレート2をバー部材1
に対して摺動させる第2の作動機構8、81とを有し、
第1の作動機構5の作動によるバー部材1の回転でラン
バープレート2をシートバック前後方向に移動させると
共に第2の作動機構8、81の作動によるランバープレ
ート2の摺動でランバープレート2をシートバック上下
方向に移動させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、着座者の腰椎を支
持するランバーサポート装置に関するものであり、詳し
くは、ランバープレートによる腰椎の支持力及び支持位
置を調整できるランバーサポート装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のランバーサポート装置と
しては、実公平1−30121号公報に示されるものが
知られている。これは、シートバックフレームに回転自
在に支持されるバー部材と、バー部材に摺動自在に支持
されたランバープレートと、シートバックフレームに支
持される第1の駆動機構と、バー部材と第1の駆動機構
との間に配設されバー部材を回転させる第1の作動機構
と、シートバックフレームに支持される第2の駆動機構
と、ランバープレートと第2の駆動機構との間に配設さ
れランバープレートをバー部材に対して摺動させる第2
の作動機構とを有するものである。
【0003】この従来装置では、第1の作動機構を作動
させることによるバー部材の回転でランバープレートが
シートバック前後方向に移動し、第2の作動機構を作動
させることによるランバープレートの摺動でランバープ
レートがシートバック上下方向に移動し、これにより、
ランバープレートによる着座者の腰椎に対する支持力及
び支持位置が調整されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
装置であると、第2の作動機構を作動させる第2の駆動
機構がシートバックフレームに支持されるため、第1の
作動機構の作動によるバー部材の回転を第2の駆動機構
及び第2の作動機構が阻害しないようにするために、第
2の駆動機構とシートバックフレームとの間に長穴等の
遊び機構を設けなければならない。このため、部品点数
が増えて構造が複雑となると共にこの遊び機構がランバ
ープレートの上下方向のガタとなってしまう。
【0005】故に、本発明は、遊び機構を用いることな
く簡単な構造でランバープレートをシートバック上下方
向及び前後方向に移動できるようにすることを、その技
術的課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために本発明において講じた技術的手段は、シートバ
ックフレームに回転自在に支持されるバー部材と、該バ
ー部材に摺動自在に支持されたランバープレートと、前
記シートバックフレームに支持される第1の駆動機構
と、前記バー部材と前記第1の駆動機構との間に配設さ
れ前記バー部材を回転させる第1の作動機構と、前記ラ
ンバープレート内に配設された第2の駆動機構と、前記
バー部材と前記第2の駆動機構との間に配設され前記ラ
ンバープレートを前記バー部材に対して摺動させる第2
の作動機構とを有し、前記第1の作動機構の作動による
前記バー部材の回転で前記ランバープレートをシートバ
ック前後方向に移動させると共に前記第2の作動機構の
作動による前記ランバープレートの摺動で前記ランバー
プレートをシートバック上下方向に移動させるようにし
た、ことである。
【0007】この技術的手段によれば、第2の駆動機構
がランバープレートに内蔵されており、シートバックフ
レームから独立しているので、第1の作動機構の作動に
よりバー部材を回転させた際、ランバープレートは、第
2の駆動機構及び第2の作動機構を伴ってシートバック
前後方向に移動する。よって、従来必要であった遊び機
構が不要となり得る。
【0008】
【発明の実施の形態】図1に示されるように、ランバー
サポート装置は、シートバック内に配置され、着座者の
腰椎を支持するものであって、回転ロッド1及びランバ
ープレート2を主として構成されている。
【0009】回転ロッド1は、パイプ状を呈しており、
シートバック(図示せず)内の両側部に配置される互い
に平行な対のシートバックフレーム3、4にその一端1
1及び他端12が回転自在に挿通支持されてシートバッ
ク内を幅方向に横切るように延在して配置されている。
この回転ロッド1には、シートバック下方向に延在する
対のガイド軸13が固定されている。この両ガイド軸1
3は、所定の間隔を持って互いに平行に配置されてい
る。
【0010】ランバープレート2は、後述する上下調節
用駆動機構9を収容する内部空間21(図2示)を有す
る矩形中空形状を呈したものであって、回転ロッド1と
略平行にシート幅方向に延在して配置されている。この
ランバープレート2のシートバック前方向の面は、着座
者の腰椎を支持する支持面22となっており、所定の円
弧形状を呈している。又、このランバープレート2のシ
ートバック幅方向両端部には、夫々、貫通穴23が形成
されている。この貫通穴23には、ガイド軸13が挿通
されており、ランバープレート2は、回転ロッド1にガ
イド軸13に沿って摺動自在とされている。
【0011】回転ロッド1の一端11側には、セクタギ
ヤ5がシートバックフレーム3に沿って回転ロッド1と
一体回転するように固着されている。シートバックフレ
ーム3には、ブラケット6を介して前後調節用駆動機構
7が固定されている。この前後調節用駆動機構7は、周
知の構造であって、ハウジング71内に収容されたモー
タ及び減速ギヤ構造(図示せず)を備えている。この駆
動機構7の出力ピニオンギヤ72は、ハウジング71外
に配置されており、セクタギヤ5と噛合している。
【0012】図1ないし図3に示されるように、ランバ
ープレート2の内部空間21に収容された上下調節用駆
動機構9は、モータ91及び減速ギヤ構造92を備えて
いる。減速ギヤ構造92は、夫々、ランバープレート2
に回転自在に支持された複数のギヤ92a,92b、9
2cよりなり、駆動機構9の出力ピニオンギヤ93は、
ギヤ92cと一体回転するようにギヤ92cに連結され
ており、ラッバープレート2の裏面(支持面22とは反
対側の面)に形成された穴部(図示せず)から突出し、
ランバープレート2外に配置されている。モータ91
は、ウォームギヤ94を介してギヤ92aと噛合してい
る。
【0013】図1及び図2に示されるように、回転ロッ
ド1のガイド軸13間の略中央には、シートバック下方
向にガイド軸13と略平行に延在するラックギヤ8が保
持されている。このラックギヤ8は、ランバープレート
2の裏面をシートバック上下方向に縦断するように配置
されており、上下調節用駆動機構9の出力ピニオンギヤ
93と噛合している。
【0014】尚、上下調節用駆動機構9の出力ピニオン
ギヤ93をランバープレート2の内部空間21内に配置
し、ランクギヤ8をランバープレート2に形成された内
部空間21と連通する貫通穴(図示せず)に挿通して出
力ピニオンギヤ93と噛合させるようにしてもよい。
【0015】次に作動について説明する。
【0016】駆動機構7を駆動すると、その出力ピニオ
ンギヤ72を介してセクタギヤ5が回転し、これと共に
回転ロッド1が回転する。この回転ロッド1の回転によ
り、回転ロッド1に固定されたガイド軸13がシートバ
ック前後方向に押し出されランバープレート2がシート
バック前後方向に移動する。これにより、着座者の腰椎
の支持力が調整される。この時、図4に示されるよう
に、ランバーは、回転ロッド1を中心とした円弧軌跡で
移動し、支持面22の向きを変化させるが、ランバープ
レート2の支持面22は、円弧形状を呈しているため、
ランバープレート2の支持面22における着座者の腰椎
に対する支持位置22aがシートバック上下方向で移動
することになる。これにより、相対的に着座者が感じる
ランバープレート2による支持位置22aは、シートバ
ック上下方向においてL1に対してL2となるように最
小限度の移動量となり、支持力調整時における支持位置
の変化は、極力抑えられる。又、支持面22が円弧状を
呈しているので、支持面22は、ランバープレート2の
シートバック前後方向の調整位置に関係なく常に着座者
に対して面接触で着座者の腰椎を支持することができ、
着座者が感じる違和感を解消することができる。
【0017】又、駆動機構9を駆動すると、その出力ピ
ニオンギヤ93を介してラックギヤ8がシートバック上
下方向に移動しようとする。しかし、ラックギヤ8は、
回転ロッド1に固定されているので、結果的に駆動機構
9を収容したランバープレート2がシートバック上下方
向に相対的に移動する。これにより、着座者の腰椎の支
持位置がシートバック上下方向において調整される。
【0018】図5ないし図8に示されるように、ランバ
ープレート8のシートバック上下方向における移動とし
て、ラック8と出力ピニオンギヤ93との噛合に代えて
リードスクリュー81とナット部材82との螺合として
もよい。この場合、図5及び図6に示されるように、リ
ードスクリュー81を駆動機構9に連結し且つナット部
材82を回転ロッド1に一体に形成したり、逆に、図7
及び図8に示されるように、ナット部材82を駆動機構
9に連結し且つリードスクリュー81を回転ロッド1に
固定することも可能である。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、ランバープレートを上
下方向に移動させる第2の作動機構をバー部材とランバ
ープレートとの間に配設し、第2の作動機構を作動させ
る第2の駆動機構をランバープレート内に収容したの
で、第1の作動機構の作動によるバー部材の回転時にお
いて、ランバープレートと共に第2の作動機構及び第2
の駆動機構もシートバック前後方向に移動させることが
できる、よって、第2の作動機構及び第2の駆動機構が
バー部材の回転によるランバープレートのシートバック
前後方向の移動を阻害することはない。これにより、従
来必要であった遊び機構が不要となり、この遊び機構に
よるランバープレートのシートバック上下方向における
ガタを無くすことができる。又、部品点数が削減されて
構造的にも簡素化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1本発明に係るランバーサポート装置の斜視
図である。
【図2】本発明に係るランバーサポート装置のランバー
プレートの断面図である。
【図3】本発明に係るランバーサポート装置の第2の駆
動機構を示す正面図である。
【図4】本発明に係るランバーサポート装置の第1の作
動機構の作動によるランバープレートの移動を示す図で
ある。
【図5】本発明に係るランバーサポート装置の第2の作
動機構の第1の変形例を示す斜視図である。
【図6】図5の正面図である。
【図7】本発明に係るランバーサポート装置の第2の作
動機構の第2の変形例を示す斜視図である。
【図8】図7の正面図である。
【符号の説明】 1 回転ロッド(バー部材) 2 ランバープレート 7 第1の駆動機構 5 セクタギヤ(第1の作動機構) 9 第2の駆動機構 8 ラックギヤ(第2の作動機構) 81 リードスクリュー(2の作動機構)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートバックフレームに回転自在に支持
    されるバー部材と、と、該バー部材に摺動自在に支持さ
    れたランバープレートと、前記シートバックフレームに
    支持される第1の駆動機構と、前記バー部材と前記第1
    の駆動機構との間に配設され前記バー部材を回転させる
    第1の作動機構と、前記ランバープレート内に配設され
    た第2の駆動機構と、前記バー部材と前記第2の駆動機
    構との間に配設され前記ランバープレートを前記バー部
    材に対して摺動させる第2の作動機構とを有し、前記第
    1の作動機構の作動による前記バー部材の回転で前記ラ
    ンバープレートをシートバック前後方向に移動させると
    共に前記第2の作動機構の作動による前記ランバープレ
    ートの摺動で前記ランバープレートをシートバック上下
    方向に移動させるようにした、ランバーサポート装置。
JP4565497A 1997-02-28 1997-02-28 ランバーサポート装置 Withdrawn JPH10234511A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4565497A JPH10234511A (ja) 1997-02-28 1997-02-28 ランバーサポート装置

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JP4565497A JPH10234511A (ja) 1997-02-28 1997-02-28 ランバーサポート装置

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JPH10234511A true JPH10234511A (ja) 1998-09-08

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ID=12725376

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JP4565497A Withdrawn JPH10234511A (ja) 1997-02-28 1997-02-28 ランバーサポート装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013039084A1 (ja) * 2011-09-14 2013-03-21 シロキ工業株式会社 ランバーサポート装置
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CN113456456A (zh) * 2021-08-09 2021-10-01 刘小红 一种血液科康复护理用腰椎护理装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20060901