JP3221138B2 - ランバーサポート装置 - Google Patents

ランバーサポート装置

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JP3221138B2
JP3221138B2 JP04499693A JP4499693A JP3221138B2 JP 3221138 B2 JP3221138 B2 JP 3221138B2 JP 04499693 A JP04499693 A JP 04499693A JP 4499693 A JP4499693 A JP 4499693A JP 3221138 B2 JP3221138 B2 JP 3221138B2
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田 伸 彦 武
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Aisin Seiki Co Ltd
Aisin Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の目的】
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、二つのサポート位置を
有するランバーサポート装置に関するものである。
【0003】
【従来の技術】従来、この種のランバーサポート装置と
しては実開昭58−149954号公報に示されるもの
が知られている。これは、シートバツクフレームに回動
自在に支持されたベルクランクと、ベルクランクの一端
に支持され着座者の背部のやや上方部分を支持する上部
サポート部材と、ベルクランクの他端に支持され着座者
の背部のやや下方部分を支持する下部サポート部材と、
ベルクランクに連係された駆動機構とを有するものであ
つた。この従来装置では、駆動機構の作動によるベルク
ランクの一方向の回動によつて上部サポート部材がシー
トバツク厚み方向に移動し、これにより、上部サポート
部材によつて着座者の背部が押圧されて上部サポート部
材による支持感が得られ、ベルクランクの他方向の回動
によつて下部サポート部材がシートバツク厚み方向に移
動し、これにより、下部サポート部材によつて着座者の
背部が押圧されて下部サポート部材による支持感が得ら
れるものであつた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記したラン
バーサポート装置であると、上下各サポート部材による
支持系に弾性部材が存在しないため、上下各サポート部
材による支持感が得られるサポート時における異物感や
上下各サポート部材による支持感が解消されるニユート
ラル時における底づき感を解消することができないもの
であつた。
【0005】故に、本発明は、トーシヨンバーを用いて
異物感や底づき感を解消した二つのサポート位置を有す
るランバーサポート装置を提供することを、その技術的
課題とするものである。
【0006】
【発明の構成】
【0007】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために本発明において講じた技術的手段は、シートバ
ック内に配置され一端がシートバックフレームに回動自
在に支持され且つ他端が駆動機構に連係された単一の
ーションバーを有し、該単一のトーションバーの回動中
心線を基準としてしてシートバックの上下方向に屈曲形
成された対の平面部を有し、該平面部に上部及び下部サ
ポート部材がそれぞれ配設されるようにしたことであ
る。
【0008】
【作用】上記技術的手段によれば、トーシヨンバーの平
面部によつて二つサポート位置が得られる。よつて、異
物感や底づき感が解消された二つのサポート位置を有す
るものとなる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。
【0010】図1に示されるように、ランバー機構1は
シート2の一部品を構成し着座者の背部を支持するシー
トバツク3内に配設されており、着座者の背部に押圧力
を与え、座り心地を向上させるものである。
【0011】図2及び図3に示されるように、ランバー
機構1は、駆動機構4及びトーシヨンバー5から構成さ
れている。
【0012】駆動機構4は、シートバツク3の一方の側
フレーム(図示せず)にブラケツト6を介して固定配置
されている。この駆動機構4はモータ41,複数のギヤ
よりなる減速機構42,ピニオンギヤ43及びセクタギ
ヤ44とから構成されている。モータ41及び減速機構
42はブラケツト6に固定されており、ピニオンギヤ4
3は減速機構42からの出力軸42aに固着されてい
る。セクタギヤ44はブラケツト6にピン45により回
動自在に支持されており、ピニオンギヤ43と噛合して
いる。このセクタギヤ44にはトーシヨンバー5が係止
される取付孔44a,44bが形成されている。
【0013】トーシヨンバー5はシートバツク3の巾方
向に渡り配設されている。このトーシヨンバー5の一端
5aはピン45と同軸上でシートバツク3の他方の側フ
レーム(図示せず)に回動自在に支持されており、他端
5bは取付孔44a,44bに挿通されてセクタギヤ4
4に係止されている。又、このトーシヨンバー5はその
回動中心軸線Aを基準として上方及び下方に屈曲されて
おり、平面部51,52が形成されている。トーシヨン
バー5には上部サポートプレート7及び下部サポートプ
レート8が平面部51,52に夫々支持される形で固定
されている。
【0014】次に作動について説明する。
【0015】図4はランバー機構1が機能していないつ
まり着座者の背部に押圧力が与えられていないニユート
ラル状態を示す。このニユートラル状態においては、ト
ーシヨンバー5によつて上部サポートプレート7及び下
部サポートプレート8に付勢力が付与されているので、
着座者がシートバツク3にもたれかかつても底づき感は
感じられない。
【0016】このニユートラル状態において、モータ4
1が一方向に作動すると、減速機構42及びピニオンギ
ヤ43を介してセクタギヤ44がピン45を中心に一方
向(図3示反時計方向)に回動する。この結果、トーシ
ヨンバー5が一方向(図3示反時計方向)に回動して平
面部51がシートバツク3の厚み方向前側に移動し、図
5に示される如く上部サポートプレート7により着座者
に押圧力が与えられる(ランバー機構1が機能している
第1サポート状態)。又、モータ41が他方向に作動す
ると、減速機構42及びピニオンギヤ43を介してセク
タギヤ44がピン45を中心に他方向(図3示時計方
向)に回動する。この結果、トーシヨンバー5が他方向
(図3示時計方向)に回動して平面部52がシートバツ
ク3の厚み方向前側に移動し、図6に示される如く下部
サポートプレート8により着座者に押圧力が与えられる
(ランバー機構1が機能している第2サポート状態)。
この第1.第2サポート状態においてもトーシヨンバー
5によつて上部サポートプレート7及び下部サポートプ
レート8に付勢力が付与されているので、着座者がシー
トバツク3にもたれかかつても異物感は感じられない。
【0017】図7及び図8に示されるように、モータ4
1及び減速機構42に代えて操作ハンドル46及び逆転
防止機構を構成する周知のスプリングカツプラ機構47
としてもよい。この場合、操作ハンドル46はスプリン
グカツプラ機構47の駆動部材47a側に固着されピニ
オンギヤ43はスプリングカツプラ機構47の従動部材
47b側に固着される。その他の構成は前述の実施例と
同様である。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、トーシヨンバーの平面
部によつて二つサポート位置が得ることができる。これ
により、異物感や底づき感が解消された二つのサポート
位置を有するランバーサポート装置とすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るランバーサポート装置を採用した
シートの斜視図である。
【図2】本発明に係るランバーサポート装置の平面図で
ある。
【図3】図2の側面図である。
【図4】本発明に係るランバーサポート装置の作動を示
す図1示B−B線に沿う断面図である。
【図5】本発明に係るランバーサポート装置の作動を示
す図1示B−B線に沿う断面図である。
【図6】本発明に係るランバーサポート装置の作動を示
す図1示B−B線に沿う断面図である。
【図7】駆動機構の変形例を示す図2に相当する部分平
面図である。
【図8】図7の側面図である。
【符号の説明】
1 ランバー機構(ランバーサポート装置) 3 シートバツク 4 駆動機構 5 トーシヨンバー A 回動中心線 51.52 平面部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シートバック内に配置され一端がシートバ
    ックフレームに回動自在に支持され且つ他端が駆動機構
    に連係された単一のトーションバーを有し、該単一の
    ーションバーの回動中心線を基準としてしてシートバッ
    クの上下方向に屈曲形成された対の平面部を有し、該平
    面部に上部及び下部サポート部材がそれぞれ配設されて
    いるランバーサポート装置。
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JP6667256B2 (ja) * 2015-10-27 2020-03-18 株式会社タチエス 車両用シート
WO2018051579A1 (ja) * 2016-09-13 2018-03-22 株式会社タチエス 車両用シート
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