JPH0731727Y2 - ランバーサポート装置 - Google Patents

ランバーサポート装置

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JPH0731727Y2
JPH0731727Y2 JP1991074226U JP7422691U JPH0731727Y2 JP H0731727 Y2 JPH0731727 Y2 JP H0731727Y2 JP 1991074226 U JP1991074226 U JP 1991074226U JP 7422691 U JP7422691 U JP 7422691U JP H0731727 Y2 JPH0731727 Y2 JP H0731727Y2
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JP
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seat back
spring
spring means
panel
lumbar support
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JP1991074226U
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木 衛 鈴
部 真 也 稲
淳 子 関
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池田物産株式会社
ナイルス部品株式会社
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/64Back-rests or cushions
    • B60N2/66Lumbar supports
    • B60N2/667Lumbar supports having flexible support member bowed by applied forces
    • B60N2/6673Lumbar supports having flexible support member bowed by applied forces with motor driven adjustments
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C7/00Parts, details, or accessories of chairs or stools
    • A47C7/36Support for the head or the back
    • A47C7/40Support for the head or the back for the back
    • A47C7/46Support for the head or the back for the back with special, e.g. adjustable, lumbar region support profile; "Ackerblom" profile chairs
    • A47C7/462Support for the head or the back for the back with special, e.g. adjustable, lumbar region support profile; "Ackerblom" profile chairs adjustable by mechanical means

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、シートバックに設けら
れ着座者の腰部などを支持することで適切な座り心地感
を与えるランバーサポート装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】車両用シート等にあっては、自動車の走
行中、着座者を安定して保持すると共に、適切な座り心
地感を与え、さらに長時間にわたる着座状態にあっても
その疲労をできるだけ軽減し得ることが望まれ、このた
めにシート各部に種々のサポート装置が付設されてい
る。そして、このようなサポート装置としては、シート
両側部で着座者にホールド感を持たせるためのサイドサ
ポートと共に、着座者の腰部等をシートバック側から支
持するランバーサポート等が最もよく知られている。即
ち、このようなランバーサポートは、シートバック内で
着座者の腰部等に対応する部分に、適宜の硬さを有する
パッド体を可動可能に設け、これをシートの前後方向に
進退動作させることで、シートバック下方を必要に応じ
て膨出させるといった構成とされていた。
【0003】このようなランバーサポート装置として
は、従来から種々の構成によるものが知られており、例
えば実開昭51−163224号公報や特開昭57-19965号公報等
には、シートバック内のクッション部材の硬度を、その
背面側に設けたスプリング部材とねじ調整手段とを主に
組合わせることで、調整可能とした構成によるもの等が
提案されていた。そして、このような従来装置では、ね
じ調整手段によりクッション部材の硬度を無段階に調整
でき、微調整や操作性の面で優れ、しかも耐衝撃性など
の面でも有利であり、さらに調整ストロークを大きくと
れる等の利点を奏するものであった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来装置では、クッション部材の背面側に一端部を当
接させて配置されるスプリング部材の取付けにあたっ
て、その中央部をコイル状に巻回して形成すると共に、
この部分をシートバック内でブラケット等に組付けられ
るピンに枢着するといった面倒でしかも煩雑な取付け作
業が必要で、また構成部品点数が多く、取付け工程数も
多く、コスト高を招く等といった問題があった。
【0005】さらに、上述した従来構造では、スプリン
グ手段の中央部を枢着すると共に、他端部をねじ調整手
段に係合させているために、スペース的に制限があり、
しかも機構部全体が大型化し易く、設計上での自由度が
少ないといった問題もあり、このような問題点を解決し
得る何らかの対策を講じることが望まれている。
【0006】また、上述した従来装置では、コイル状部
分がシートバック側のピンにより枢着して支持されてい
るスプリング部材を、他端部がねじ調整手段にて動かさ
れることで揺動動作させ、その一端部によるクッション
部材の押出し量を調整しているだけのもので、スプリン
グ部材のばね力は常に一定であり、必要とされるランバ
ーサポート効果を得るためには、ある程度のストローク
量を必要とし、このためねじ調整手段を駆動する操作ノ
ブ等の回転操作量が多く、操作性も悪いもので、このよ
うな点を考慮することも望まれる。
【0007】さらに、このようなランバーサポート装置
をシートバック内に組み込んで設けるにあたっては、着
座時において着座者の体重や衝撃時における荷重に抗す
る程度の剛性や強度等を有することが望まれることか
ら、装置各部を強度的に十分な状態で構成しなければな
らないもので、これは各部の材質等の制約条件となり、
装置全体の小型、軽量且つ低コスト化を図るうえで障害
となるところで、このような点についての配慮も必要と
されている。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような要請に応える
ために本考案に係るランバーサポート装置は、シートバ
ック内でその背もたれ面側に進退動作可能に配置される
ランバーサポートパネルと、このパネル背面側に基端部
が当接するばね手段と、シートバック内でそのシートバ
ックフレームのサイドパネル側に取付け固定され且つば
ね手段のばね端末が回転可能な状態で軸支されるブラケ
ット部材と、その一部に取付けられ且つばね手段のばね
端末に近接する部分を摺動可能に保持するナット部材が
進退動作可能に螺合されるねじ軸を有するねじ調整機構
を備えてなり、このねじ調整機構を構成するケーシング
の一部に、前記シートバックフレームの一部にシートバ
ック前面側から当接することで、該ケーシングをシート
バックフレーム側に接触固定させるストッパ部を設ける
ようにしたものである。
【0009】
【作用】本考案によれば、ばね手段の基端部を、パネル
背面側に位置させると共に、ばね端末をシートバック側
のブラケット部材に回動可能に軸支させ、さらにその軸
支部に近接する部分に設けられるねじ調整機構のナット
部材にばね手段のばね端末近くを摺動可能に保持させる
ことで組立てられ、またねじ軸を回転させることによる
ナット部材の押上げ力でばね手段を背もたれ面側に進退
動作させ得るものである。また、本考案によれば、ばね
手段を片持ち支持するブラケット部材を、シートバック
フレームのサイドパネルに取付け固定すると共に、該ブ
ラケット部材に設けられるねじ調整機構のケーシングの
一部に設けたストッパ部を、シートバックフレーム側に
接触固定させるようにしているため、衝撃荷重等を受け
たとしても、これをシートバックフレーム側に分散させ
て伝達させ、強度的に問題となる局部的な荷重集中を防
止し得るものである。
【0010】
【実施例】図1乃至図8は本考案に係るランバーサポー
ト装置の一実施例を示すものであり、これらの図におい
て、まず、図8中符号1で示すものは車両用シートで、
このシート1は、シートクッション2とその後端部に立
設され且つ上端部にヘッドレスト3a等を有するシート
バック3等によって構成されている。そして、このよう
なシート1において、シートバック3内でその中央部下
側に、次のような構成によるランバーサポート装置10
が配設されている。
【0011】すなわち、本考案を特徴づけるランバーサ
ポート装置10は、図1乃至図6から明らかなように、
シートバック3内でその背もたれ面3b側に進退動作可
能に配置されるランバーサポートとして機能するパネル
11と、このパネル11背面側に基端部12aが当接す
る略コ字状を呈する線状ばね材によるばね手段12と、
シートバック3内でそのシートバックフレーム6のサイ
ドパネル6a側にねじ止めによって取付け固定され且つ
ばね手段12のばね端末12b,12cが回転可能な状
態で軸支されるブラケット部材13と、その一部に回動
可能に取付けられ且つばね手段12のばね端末12b,
12cに近接する部分を摺動可能に保持する保持ブラケ
ット14を支えるナット部材15がシートバック背もた
れ面3b側に進退動作可能に螺合されるねじ軸16を有
するねじ調整機構17とを備えてなり、このねじ調整機
構17を構成する合成樹脂材等からなるケーシング20
の一部に、シートバックフレーム6の一部(ロアパイプ
フレーム6b)にシートバック3前面側から当接するこ
とで、該ケーシング20をシートバックフレーム6側に
接触固定させる円弧状部21aを有するストッパ部21
を設けたところに特徴を有している。
【0012】ここで、上述した構成において、図5等か
ら明らかなように、ばね手段12のばね端末12b,1
2cによる軸支部とねじ軸16やナット部材15の中心
との距離a,bには、ある程度の自由度があり、従来の
ようにばね手段の中央部を軸支している場合に比べ、ナ
ット部材15等の配設位置が自由に選択できるため、各
部のコンパクト化と共に、省スペース化を図れるという
利点も奏する。これは、ばね手段12の軸支部(ばね端
末12b,12c)にナット部材15を可能な限り近接
して設けることで、達成し得るものである。
【0013】さらに、図6中14a,14bは、ナット
部材15に一体または一体的に設けられる保持ブラケッ
ト14の両側に設けられ、ばね手段12のばね端末12
b,12cに近接する部分を、その揺動動作に伴なう長
手方向への摺動動作を許容して保持する保持部である。
【0014】また、本実施例では、ねじ調整機構17の
駆動源として、電動モータ18及びその回転伝達系を有
するギヤボックス18aを用い、ねじ軸16を回転駆動
するように構成している。そして、このモータ18が付
設されているギヤボックス18aを形成するケーシング
20は、その一部に設けられているブラケット22を介
して上述したブラケット部材13側に軸支して設けられ
ている。なお、ギヤボックス18a内の状態を図1に示
しており、図中18bはモータ18側からの回転伝達
軸、16aはその回転を増速してねじ軸16に伝達する
歯車である。
【0015】そして、このような構成によれば、ばね手
段12の基端部12aを、パネル11背面側に位置させ
ると共に、長手方向から略直交して折曲げられたばね端
末12b,12cをシートバック3のサイドパネル6a
内側にねじ止め固定されるブラケット部材13に回動可
能に軸支させ、さらにその軸支部に近接する部分に設け
られるねじ調整機構17のナット部材15にばね手段1
2のばね端末12b,12c近くを摺動可能に保持させ
ることで組立てられ、またねじ軸16を回転させること
によるナット部材15の押上げ力でばね手段12を背も
たれ面3b側に進退動作させ得るものである。
【0016】したがって、このような構成では、簡単且
つ安価な構成にもかかわらず、ばね手段12を、そのば
ね端末12b,12cを軸支部としてブラケット部材1
3に直接軸支することによりワンタッチにてきわめて簡
単に組付けできると共に、構成部品点数を省略でき、作
業性やコスト面で優れている。また、ばね端末12b,
12cによる軸支部に近接する部分をねじ調整機構17
を構成するナット部材15により押上げることで、ばね
手段12を背もたれ面3b側に回動させ、パネル11を
進出動作させたりすることが可能であり、従来に比べて
各部のレイアウトを効率よくしかもコンパクトに構成で
きると共に、ナット部材の小さい動きで大きなストロー
ク動作を行なわせることができ、さらにこの動きに伴な
う保持位置の変動によってパネル11に対するばね力を
変化させ得るもので、ランバーサポート効果を発揮させ
得るという利点もある。
【0017】また、本考案によれば、ばね手段12を片
持ち支持するブラケット部材13を、シートバックフレ
ーム6のサイドパネル6a内側に取付け固定すると共
に、該ブラケット部材13に設けられるねじ調整機構1
7としてのギヤボックス18aの樹脂製ケーシング20
の一部に、一体に形成したストッパ部21を、図1及び
図2に示したように、シートバックフレーム6のロアパ
イプフレーム6b側に接触固定させるようにしているた
め、該ランバーサポート装置10が衝撃荷重等を受けた
としても、これをシートバックフレーム6側に適宜分散
させて伝達させ、強度的に問題となる局部的な荷重集中
を防止し得るという利点を奏する。
【0018】すなわち、上述した構成によるランバーサ
ポート装置10を、シートバック3内に組込むにあたっ
ては、各構成部品が全て組み付けられるブラケット部材
13を、シートバックフレーム6のサイドパネル6aに
ねじ止め固定しておけばよいものであるが、このように
すると、着座時において着座者の体重や衝撃時の衝撃荷
重等の荷重が、全てこのサイドパネル6aに固定されて
いるブラケット部材13に作用し、これによりブラケッ
ト22を介してギヤポックス18aを構成するケーシン
グ20の金属製蓋体23やその止めねじ24、さらに樹
脂製ケーシング20に過大な力が加わり、これらの構成
部品等に変形等が生じ、耐久性の面で問題を生じるばか
りでなく、モータ18からの回転力の伝達にも大きなロ
スが生じ、所要のトルクが得られない等の問題を生じ
る。そして、このような過大な荷重の影響を防ぐために
は、ランバーサポートパネル11を両持ち構造にて支持
することが考えられるが、このようにすると、装置全体
の大型化や部品点数の増加、重量の増大化等が生じる。
また、サイドパネル6aの強度を増すことも考えられる
が、これにはシートフレーム全体の設計変更等が必要
で、実用上から好ましくない。
【0019】特に、上述した荷重は約200Kgf程度
にも及ぶものであり、このような荷重を受けると、装置
10全体がシートバック3の背面側に向かって変形し、
上述した不具合を生じることは避けれないもので、本考
案はこのような問題を解決するために、ギヤボックス1
8a部分での安定した支持状態を得るために、ブラケッ
ト部材13とは別に、シートバックフレーム6のロアパ
イプフレーム6bに当接して該荷重を分散して受けるこ
とができるようなストッパ部21を設けているものであ
る。
【0020】すなわち、このような構成を採用すること
により、衝撃荷重等を分散させ、シートバックフレーム
6側に伝達させ得ることから、ギヤボックス18aでの
樹脂製ケーシング20や金属製蓋体23、さらにその止
めねじ24等での変形を防ぐことができ、これによりこ
れらの剛性を低下させ、装置10全体の小型、軽量化や
それぞれの材質として安価なものを用いることによる低
コスト化が可能となる。また、荷重が加わる方向でのギ
ヤボックス18aの確実な固定状態を、安定して維持し
得ることから、モータ18からの動力伝達にあたってロ
ス等を防ぎ、出力トルクの高効率化も可能となる等の利
点を奏するものである。なお、上述した実施例では、ス
トッパ部21に円弧状部21aを設け、ロアパイプフレ
ーム6bに安定して当接し、接触固定状態を維持し得る
ように構成しているが、これは限定されず、種々の変形
例を採用し得るものである。
【0021】ここで、上述した図1及び図2において符
号30で示すものは、モータ18の駆動制御を行なうに
あたって、ねじ軸16上を移動するナット部材15つま
りばね手段12の動きを検知し、その前進位置と後進位
置とを検出するためのリミットスイッチで、図7に示す
ような電気回路によって、モータ18の駆動制御が、適
宜行われるように構成されるものであるが、その詳細は
周知の通りであり、具体的な説明は省略する。
【0022】なお、本考案は上述した実施例構造に限定
されず、各部の形状、構造を必要に応じて適宜変形、変
更することは自由で、種々の変形例が考えられよう。た
とえば上述した実施例では、ねじ調整機構17の駆動源
として、電動モータ18及びその回転伝達系を有するギ
ヤボックス18aを用い、ねじ軸16を回転駆動する場
合を例示しているが、本考案はこれに限定されず、上述
したねじ軸16を、手動操作用の操作ノブ等からの回転
伝達によって回転させるようにしてもよいことは言うま
でもない。
【0023】また、本考案に係るランバーサポート装置
10は、上述したような車両用シート1に限定されず、
シートであれば適用して効果を発揮し得るものである。
【0024】
【考案の効果】以上説明したように本考案に係るランバ
ーサポート装置によれば、シートバック内でその背もた
れ面側に進退動作可能に配置されるランバーサポートパ
ネルと、このパネル背面側に基端部が当接するばね手段
と、シートバック内でそのシートバックフレームのサイ
ドパネル側に取付け固定され且つばね手段のばね端末が
回転可能な状態で軸支されるブラケット部材と、その一
部に取付けられ且つばね手段のばね端末に近接する部分
を摺動可能に保持するナット部材が進退動作可能に螺合
されるねじ軸を有するねじ調整機構を備えてなり、この
ねじ調整機構を構成するケーシングの一部に、シートバ
ックフレームの一部にシートバック前面側から当接する
ことで、該ケーシングをシートバックフレーム側に接触
固定させるストッパ部を設けるようにしたので、簡単な
構成にもかかわらず、以下に列挙する実用上種々優れた
効果を奏する。
【0025】(1) ばね手段を、そのばね端末を軸支部と
してブラケット部材に直接軸支することにより、ワンタ
ッチにてきわめて簡単に組付けできると共に、構成部品
点数を省略でき、作業性やコスト面で優れている。 (2) ばね端末による軸支部に近接する部分をねじ調整機
構を構成するナット部材により押上げることで、ばね手
段を背もたれ面側に回動させ、パネルを進出動作させた
りすることが可能であり、従来に比べて各部のレイアウ
トを効率よくしかもコンパクトに構成できる。 (3) ナット部材の小さい動きでばね手段を介してランバ
ーサポートパネルに大きなストローク動作を行なわせる
ことができ、さらにこの動きに伴なう保持位置の変動に
よってパネルに対するばね力を変化させ得るもので、ラ
ンバーサポート効果を発揮させ得るという利点がある。
【0026】(4) ばね手段を片持ち支持するブラケット
部材を、シートバックフレームのサイドパネルに取付け
固定すると共に、該ブラケット部材る設けられるねじ調
整機構のケーシングの一部に設けたストッパ部を、シー
トバックフレーム側に接触固定させるようにしているた
め、衝撃荷重等を受けたとしても、これをシートバック
フレーム側に分散させて伝達させ、強度的に問題となる
局部的な荷重集中を防止し、装置各部での強度を軽減さ
せることが可能で、その結果装置各部を、小型、軽量且
つ低コスト化を図れるような材質で形成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るランバーサポート装置の一実施例
を示す要部を拡大し且つ一部を断面して示す概略平面
図。
【図2】図1の概略側面図。
【図3】本考案に係るランバーサポート装置のシートバ
ックフレームへの組付け状態を説明するための概略分解
斜視図。
【図4】本考案に係るランバーサポート装置の基本構造
を説明するための要部を拡大した概略斜視図。
【図5】その動作を説明するための概略図。
【図6】要部構成の概略分解斜視図。
【図7】モータ等の電気回路図。
【図8】本考案を適用して好適な車両用シートの概略斜
視図。
【符号の説明】
1 車両用シート 3 シートバック 3b 背もたれ面 6 シートバックフレーム 6a サイドパネル 6b ロアパイプフレーム 10 ランバーサポート装置 11 パネル 12 ばね手段 12a 基端部 12b ばね端末 12c ばね端末 13 ブラケット部材 14 保持ブラケット 15 ナット部材 16 ねじ軸 17 ねじ調整機構 18 電動モータ 18a ギヤボックス 20 樹脂製ケーシング 21 ストッパ部 22 ブラケット 23 金属製蓋体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートバック内でその背もたれ面側に進
    退動作可能に配置されランバーサポートとして機能する
    パネルと、このパネルの背面側に基端部が当接するばね
    手段と、前記シートバック内でそのシートバックフレー
    ムを構成するサイドパネル側に取付け固定され且つこの
    ばね手段のばね端末が回転可能な状態で軸支されるブラ
    ケット部材と、このブラケット部材の一部に取付けられ
    且つ前記ばね手段のばね端末に近接する部分を摺動可能
    に保持するナット部材が螺合されることによりこのナッ
    ト部材を進退動作させるねじ軸を有するねじ調整機構と
    を備えてなり、このねじ調整機構を構成するケーシング
    の一部に、前記シートバックフレームの一部にシートバ
    ック前面側から当接することにより、ねじ調整機構のケ
    ーシングをシートバックフレーム側に接触固定させるス
    トッパ部を設けたことを特徴とするランバーサポート装
    置。
JP1991074226U 1991-08-22 1991-08-22 ランバーサポート装置 Expired - Lifetime JPH0731727Y2 (ja)

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JP1991074226U JPH0731727Y2 (ja) 1991-08-22 1991-08-22 ランバーサポート装置
US07/931,382 US5314236A (en) 1991-08-22 1992-08-18 Lumbar support apparatus for vehicular seat
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JP1991074226U JPH0731727Y2 (ja) 1991-08-22 1991-08-22 ランバーサポート装置

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JPH0518353U JPH0518353U (ja) 1993-03-09
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