JPH0638769B2 - ランバ−サポ−ト装置 - Google Patents

ランバ−サポ−ト装置

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JPH0638769B2
JPH0638769B2 JP60067666A JP6766685A JPH0638769B2 JP H0638769 B2 JPH0638769 B2 JP H0638769B2 JP 60067666 A JP60067666 A JP 60067666A JP 6766685 A JP6766685 A JP 6766685A JP H0638769 B2 JPH0638769 B2 JP H0638769B2
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JP
Japan
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spring
adjusting member
bracket
center
lumbar support
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JP60067666A
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泰久 稲葉
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Aisin Corp
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Aisin Seiki Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (発明の利用分野) 本発明は、ランバーサポート装置に関し、特に詳述すれ
ば、同一ランバー支持点での支持荷重変化量を大きくさ
せるために利用される。
(従来技術とその問題点) ランバーサポート装置は、長距離ドライブ時の疲労軽減
や乗心地の向上のため乗員の腰部支持強さを変えるため
自動車用シートに組込まれる。
ランバーサポート装置の一例を第6−8図に示す。
1はシートバツクフレーム、2は枠線、3はS字型に成
形されたシートスプリングで、側部4が前記枠線2にク
リツプ5で止められ下方に伸びた端部6は前記シートバ
ツクフレーム1に支持されている。7はシートリクライ
ニング(図示せず)を取付けるブラケツトでシートバツ
クフレーム1に溶接で固着され内側に曲り込んだ一端部
8に穴26が設けられている。10は他のブラケツトで
シートバツクフレーム1に固着され下方部に1つの係合
ピン11が固着され中央近くには1つの長穴12が設け
られている。13は調節部材でシートバツクフレーム1
の内側の側部に配設し、中央近くには軸14が固着され
軸14は前記ブラケツト10の長穴12に枢支される。
調節部材13は下方に前記係合ピン11に係合する歯1
7が設けられている。25は硬サ調整スプリングで一端
が調節部材13に他端がレバー31に張設される。軸1
4にはハンドル19を取付ける。シートバツクフレーム
1に固着したシートリクライニング(図示せず)を取付
けるブラケツト7は内側に曲り込んだ一端部8に1つの
穴26が設けられる。他のブラケツト10は下方に伸び
る部分27を有し、その端部に1つの逆u溝28が設け
られる。調節部材13はストレートの腕29を有する。
30は押圧部材で上方に伸びるレバー31を有し上端部
にスプリング25の一端を受ける1つの穴32が設けら
れ、下端部には水平に伸びる1つのトルク棒33が挿通
され固着されている。該トルク棒33は一端がレバー3
1の左方に突き出し部34を有しブラケツト10の逆u
溝28に支持され他端もブラケツト7の穴26に枢支さ
れ、中央部には水平部35を有し上方にクランク状に折
り曲げられている。36は前記トルク棒33の突出し部
34に固着したワツシヤで、該トルク棒33がブラケツ
ト10の逆u字型溝28に支持され際、左右方向の動き
を制限するものである。37は押圧プレートで前記トル
ク棒33のクランク状に折曲げられた水平部35に枢支
される。硬さ調整スプリング25は調節部材13の上方
に伸びるストレートな腕29の端部と押圧部材30のレ
バー31の上端部の穴32に張設される。
第8図を参照する。上記構成において、ハンドル19を
弱にセツトすると、テンシヨンスプリング25とレバー
31との張設点はイの位置にあり、この状態で乗員がシ
ートバツクに凭れると、押圧プレート37はスプリング
25の張力を受けながらランバー支持点ロに移動する
が、スプリング25の撓みも少なく発生荷重が小さいこ
とから、乗員の腰椎部への押圧力は弱い。一方、ハンド
ル19を回動させ、ピン11上を調節部材13の歯17
をまたがせハンドル19を強にセツトさせると、レバー
31とテンシヨンスプリング25との張設点はイから
イ′に移動する。この状態で、乗員がシートバツクフレ
ームに凭れると、押圧プレート37はスプリング25の
張力を受けながらランバー支持点ロに移動するが、この
際、スプリング25の発生荷重が大きいことから、乗員
の腰椎部への押圧力は強くなる。
ところで、第8図から明らかなように、ハンドル19を
回動させ調整部材13を強の位置に移動させた時、トル
ク棒33の回転中心をその中心とするスプリング25の
上側係止点の描く軌跡rに対し、軸14の回転中心を
その中心とするスプリング25の上側係止点の描く軌跡
が、lだけ、軌跡rの内側に移動する。即ち、
調節部材13が弱の位置の時に較べ、強の位置に移動す
ると、テンシヨンスプリング25の取り付け高さがl
だけ短くなり、その分、スプリング25の力が減少す
る。従つて、同一ランバー支持点ロでの支持荷重変化が
少ないという不具合がある。
(本発明の技術的課題) 本発明は、前述した従来技術の不具合を解消させること
を解決すべき技術的課題とする。
(本発明の技術的手段とその作用) 従来技術が、調節部材の回転中心にハンドルの軸を配
し、その操作トルクを小さくすることから、テンシヨン
スプリングの中心線とハンドルの軸とを近接させてい
る。このため、前述した不具合が生じることに着目し、
調節部材の回転中心から離れた調節部材の端部に駆動装
置を配し、該回転中心を、調節部材が強の位置に移動し
た時のテンシヨンスプリングの中心線近くに配する技術
的手段を用い、前述した技術的課題の解決を図る。該手
段は、駆動装置の操作トルクを大きくすることなく、テ
ンシヨンスプリングの取り付け高さを大きくさせ得る。
(実施例) 第1−5図に本発明の実施例を説明するが、第6−8図
に示す例と同一構成部品には同一符号を記しその説明を
省略する。
シートバツクフレーム1に固着されるブラケツト50
に、略L型の支持体51を固定する。支持体51に逆u
字状の溝28を設け、トルク棒33を、この溝28に回
動自在に取付ける。調節部材52の端部にセクタギヤ5
3を形成する。調節部材52は、ブラケツト50に、孔
54,55を通るピン58により枢支される。ブラケツ
ト50に、その従動部材にギヤを有するスプリングカツ
プラ56を固定し、スプリングカツプラ56のギヤ57
を、調節部材52のセクタギヤ53に噛合せる。ピン5
8の位置は、ランバーサポートを強にした時のテンシヨ
ンスプリング25の中心線が通る位置の近くとする。
スプリングカツプラ56をハンドル19又は電動モータ
により作動させ、ギヤ57により該ギヤ57と噛合うセ
クタギヤ53を有する調節部材52をピン58まわりに
回動させ、ランバサポートの弱および強(又はその中間
位置)を選択する。
第3図から明らかなように、トルク棒33の回転中心に
対する調節部材52とテンシヨンスプリング25の係合
点が描く軌跡rに対し、ピン58を中心とする調節部
材52とテンシヨンスプリング25との係合点の描く軌
跡rが、軌跡rの半径方向外方となる。即ち、本例
では、l分だけ、テンシヨンスプリング25の取り付
け高さを大きくし、ランバー支持点ロにおけるスプリン
グ25の支持荷重変化量を大きくさせえる。
次に、本例に用いたスプリングカツプラ56の構造を説
明する。
スプリングカツプラは、第4図および第5図に示すよう
にブラケツト50に支持されたケース112内に切欠部
113を有する駆動部材114を配し、該駆動部材11
4に形成した切欠部113内に間隙をもつて従動部材1
15の突起部116を配すると共に、ケース112と駆
動部材114との間にケース112の内壁に摩擦力をも
つて接合するスプリング117を設ける構成となつてい
る。ハンドルやレバーの如き操作手段19に連結された
軸119を駆動部材114に固定し、該操作手段118
により駆動部材114を反時計方向に回動させると、駆
動部材114の切欠部の端面はスプリング117の一端
117aに係合し、逆に時計方向に回動した時は切欠部
の他端面がスプリング117の他端117bと係合す
る。このような駆動部材114の回動と共にスプリング
117が駆動部材114と係合して収縮し、スプリング
117のケース112内壁との接合が解除される。その
後、切欠部113が突起部116とスプリング117の
端部を介して当接し、従動部材115が駆動部材114
により回動させられる。
一方、従動部材115が何れの方向に回動しても、従動
部材115の突起部116がスプリング117の端部に
当接し、スプリング117を拡大させ、スプリング11
7とケース112内壁との間の摩擦力を増大させ、従動
部材115の回動は阻止される。かくして、従動部材1
15は所定の位置に保持される。前述した如く、スプリ
ングカツプラは二方向クラツチを構成する。
従動部材115にギヤ57を固定し、このギヤ57を調
節部材52のセクタギヤ53に噛合せる。ハンドル19
又は電動モータによる回転力が軸119に印加される
と、駆動部材114が回転し、スプリング117を巻き
締め方向に動かし、この回転力は従動部材115とギヤ
57を介して、セクタギヤ53に伝達され、調節部材5
2をピン58まわりに回動させ、ランバーサポート位置
を選択する。一方、シートバツクからの力は、セクタギ
ヤ53とギヤ57を介して、従動部材115に伝達され
ると、従動部材115がスプリング117を巻き戻し方
向に動かし、ケース112の内周面にスプリング117
を押圧し、従動部材115の動きを阻止するので、シー
トバツクへ外力が作用してもシートバツクが動くことは
ない。
(効果) 調節部材の回転中心を本発明のように選定し、該回転中
心に駆動装置を配することも考えられるが、この場合、
テンシヨンスプリングの中心線迄の調節部材の回転中心
からの垂直距離が長くなり、ランバーサポート操作トル
クが大きくなるが、本発明では、駆動装置を調節部材の
端部に配しているので、駆動装置と調節部材との作用点
から調節部材の回転中心迄の寸法と、駆動装置の回転半
径との比を選定することで、操作トルクを調整させるこ
とができる。又、本発明では、前方への押圧プレートの
移動量を大きくとれるので、ランバーサポート調節位置
の変化量を大きくとることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一例を示す斜視図、第2図はその分解
斜視図、第3図は第1図の矢視IIIよりみた側面図、第
4図はスプリングカツプラの断面図、第5図はスプリン
グカツプラの平面図、第6図は従来のランバーサポート
装置を示す斜視図、第7図は第6図に示す装置の分解斜
視図、および第8図は第6図の矢視VIIIよりみた側面図
である。 図中:1…シートバツクフレーム、 7,50…ブラケツト、 25…スプリング、 30…押圧部材、 31…レバー、 33…トルク棒、 52…調節部材、 53…セクタギヤ、 56…スプリングカツプラ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シートバツクフレームに固定されたブラケ
    ツトに枢支され且つその端部にセクタギヤを有する調節
    部材と、前記調節部材にテンシヨンスプリングを介して
    一端が支持され且つ他端が前記ブラケツトに枢支される
    レバーと、前記レバーに固定され且つ押圧プレートを担
    持するトルク棒と、前記セクタギヤに噛合う駆動装置と
    を有し、前記ブラケツトと前記調節部材との枢支点を前
    記調節部材の回転中心とさせ且つランバーサポートセツ
    ト位置を強とした時前記テンシヨンスプリングの中心線
    近くに前記回転中心を配したことを特徴とするランバー
    サポート装置。
JP60067666A 1985-03-30 1985-03-30 ランバ−サポ−ト装置 Expired - Lifetime JPH0638769B2 (ja)

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JPH0540763Y2 (ja) * 1987-10-20 1993-10-15
US4896918A (en) * 1987-10-20 1990-01-30 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Lumbar support regulating apparatus
JPH0186848U (ja) * 1987-11-30 1989-06-08
JPH0327639U (ja) * 1989-07-24 1991-03-20
JPH0348550U (ja) * 1989-09-18 1991-05-09

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