JP3196290B2 - シートリクライニング装置 - Google Patents

シートリクライニング装置

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JP3196290B2 JP04399492A JP4399492A JP3196290B2 JP 3196290 B2 JP3196290 B2 JP 3196290B2 JP 04399492 A JP04399492 A JP 04399492A JP 4399492 A JP4399492 A JP 4399492A JP 3196290 B2 JP3196290 B2 JP 3196290B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/02Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
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    • B60N2/2252Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being adjustable by cycloidal or planetary mechanisms in which the central axis of the gearing lies inside the periphery of an orbital gear, e.g. one gear without sun gear

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  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の目的】
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、シートリクライニング
装置に関するものである。
【0003】
【従来の技術】従来のこの種のシートリクライニング装
置には、実開平2−141228号公報に示されるもの
が知られている。この従来技術においては、図4に示さ
れるように、シートクッション(図示せず)を支持する
ロアアーム51には、外歯ギア53aを有するロアプレ
ート53がリベット55を介して固定され、シートバッ
ク(図示せず)を支持するアッパアーム52には、ロア
プレート53の外歯ギア53aと係合する内歯ギア54
aを有するアッパプレート54がリベット56を介して
固定されている。ロアプレート53及びアッパプレート
54にはシャフト57が嵌合されている。ロアプレート
53は、シャフト57の正心軸部57aに回転自在に支
持されており、アッパプレート54は、シャフト57の
偏心軸部57bに回転自在に支持されている。
【0004】更に、アッパプレート54は、ロアアーム
51とロアアーム51にリベット55を介して固定され
たロアプレート53との間に介装されており、アッパプ
レート54の図示左端面はロアアーム51の図示右端面
の一部分で保持されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図4に示さ
れるように、上記の装置においては、ロアアーム51と
ロアプレート53との固定部と、ロアアーム51のアッ
パプレート54を保持する面との間の間隔(図示上下方
向)が非常に大きくなる為、図示A方向の力に対してロ
アアーム51が図示A方向に撓む恐れがある。その結
果、ロアアーム51とアッパプレート54との間にクリ
アランスが発生するので、アッパプレート54に図示左
右方向即ち軸方向へのガタが生じてしまうと共に、アッ
パプレート54の内歯ギア54aとロアプレート53の
外歯ギア53aとの噛み合いが悪くなり、噛み合い強度
が低下する。
【0006】ここで、アッパプレート54はロアアーム
51により保持されている為、図示A方向の撓みを防ぐ
ためには、ロアアーム51はアッパプレート54の図示
左端面を全体又は数カ所に渡って押さえる必要があり、
高いプレス精度が要求される。その結果、かなりの設備
投資がかかり、コストが高くなる。
【0007】故に、本発明は上記の問題点を解決するこ
とをその技術的課題とするものである。
【0008】
【発明の構成】
【0009】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために本発明において講じた技術的手段は、シートク
ッションを支持するロアアームにリベットを介して固定
され外歯ギアを有するロアプレートと、シートバックを
支持するアッパアームに固定され且つ前記ロアプレート
の外歯ギアと係合する内歯ギアを有するアッパプレート
と、両プレートに嵌合され、アッパプレートへの嵌合部
が偏心されてなるシャフトとを有するシートリクライニ
ング装置において、リベットは、段付形状を呈し、ロア
アームとロアプレートとの間に位置し且つロアプレート
に形成されたリベット固定穴より大径の第1段部と、第
1段部とロアアームとの間に位置し且つ第1段部の径よ
りも大径の第2段部とを有し、アッパプレートの外縁部
が第2段部とロアプレートとにより挟持されたことであ
る。
【0010】
【作用】上記の技術的手段によれば、アッパプレートの
外縁部が第2段部とロアプレートとにより挟持されてい
る為、シャフトの軸方向の力が生じても、アッパプレー
トの軸方向のガタが生じる危険性はないので、アッパプ
レートの内歯ギアとロアプレートの外歯ギアとの噛み合
い強度が向上する。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
【0012】図1は、本発明に係るリクライニング装置
の正面図であり、図2は、図1のA−A断面図であり、
図3は、図2の分解斜視図である。
【0013】図2,図3に示されるように、シートバッ
ク(図示せず)を支持するアッパアーム2には、リベッ
ト7を介してアッパプレート4が固定されている。この
アッパプレート4の略中央には、貫通孔4bが形成され
ており、貫通孔4bの周りには、内歯ギア4aが設けら
れている。
【0014】シートクッション(図示せず)を支持する
ロアアーム1には、後述のリベット6を介してロアプレ
ート3が固定されている。このロアプレート4の略中央
には、貫通孔3bが形成されており、貫通孔3bの周り
には、アッパプレート4の内歯ギア4aと係合するよう
に外歯ギア3aが設けられている。この外歯ギア3a
は、内歯ギア4aより少なくとも1歯少なく形成されて
いる。
【0015】ロアアーム1とロアプレート3の貫通孔3
bとアッパプレート4の貫通孔4bには、シャフト5が
嵌合されている。シャフト5の正心軸部5aには、ロア
アーム1が回動自在に支持されている。シャフト5の正
心軸部5cは、ロアプレート3の貫通孔3bに嵌合され
ており、その結果、ロアプレート3即ち外歯ギア3aが
正心軸部5cを中心として回動する。シャフト5の正心
軸部5aと正心軸部5cとの間には、正心軸部5a,5
cに対して偏心されてなる偏心軸部5bが設けられてい
る。この偏心軸部5bは、アッパプレート4の貫通孔4
bに嵌合されており、その結果、アッパプレート4即ち
内歯ギア4aが偏心軸部5bを中心として回動する。
【0016】以上の構成によれば、シャフト5を一回転
させることにより、アッパプレート4がロアプレート3
に対して1歯分回動することになる。
【0017】図3に示されるように、アッパプレート4
はロアアーム1とロアプレート3との間に配設されてお
り、前述のように、ロアプレート3はリベット6を介し
てロアアーム1に固定されている。このリベット6は、
段付円筒形状を呈しており、ロアプレート3とロアアー
ム1との間に位置し且つロアプレート3に形成されたリ
ベット固定穴3cより大径の第1段部6aと、第1段部
6aとロアアーム1との間に位置し且つ第1段部6aよ
り大径の第2段部6bと、リベット6の両端に固着され
たカシメ部6c,6dとを有している。カシメ部6c,
6dは、リベット6を両側からカシメるためのものであ
る。
【0018】第1段部6aとリベット6の両端に形成さ
れた一方のカシメ部6cとにより、ロアプレート3はリ
ベット固定穴3c近傍にて挟持されている。更に、第2
段部6bとロアプレート3とにより、アッパプレート4
の図2下方側に位置する外縁部4cは挟持されている。
尚、第1段部6aの高さは、アッパプレート4の肉厚よ
りも僅かに大きく設定してある。これにより、アッパプ
レート4の外縁部4cとロアプレート3との間又はアッ
パプレート4の外縁部4cと第2段部6bとの間に僅か
なクリアランスが形成されて、アッパプレート4が前述
した回動方向即ち車両前後方向に摺動可能になってい
る。
【0019】又、ロアプレート3側のシャフト5の末端
には、大径ギア8が固着されており、この大径ギア8
は、減速機構11と連動する小径ギア9と係合してい
る。減速機構11は、左右一対のリクライニング装置の
一方側のみに配設されたモータ10と連結している。
尚、一方側のみに配設されたモータ10の出力は、コネ
クティングロッド(図示せず)によって他方側に伝達す
るようになっている。
【0020】上記した構成のリクライニング装置の作動
を説明する。
【0021】モータ10を作動させると、減速機構1
1,小径ギア9及び大径ギア8を介してシャフト5が回
転する。このシャフト5の回転により、外歯ギア4aと
内歯ギア3aとの歯数差に応じてアッパプレート4がロ
アプレート3に対してに回動し、シートバックがシャフ
ト5の周りに回動する。これにより、シートバックの傾
斜角が調整される。
【0022】本実施例においては、アッパプレート4の
外縁部4cがリベット6の第2段部6bとロアプレート
とにより挟持されている為、アッパプレート4に軸方向
へのガタが生じる恐れがなくなると共に、アッパレール
4が車両前後方向に摺動するためのクリアランスが必要
以上に形成されない。その結果、アッパプレート4が無
理なく回動することができ、アッパプレート4の内歯ギ
ア4aとロアプレート3の外歯ギア3aとの噛み合いが
悪くなり、噛み合い強度が向上する。
【0023】更に、本実施例においては、アッパプレー
ト4はロアアーム1の側面で保持される構造ではなく、
アッパプレート4の外縁部4cがリベット6の第2段部
6bとロアプレートとにより挟持された状態でリベット
6の両側からカシメられた構造であるので、従来技術の
ような高いプレス精度が不要になり、その結果、コスト
が低下する。
【0024】
【発明の効果】本発明は、以下の如く効果を有する。
【0025】アッパプレートに軸方向のガタが生じる危
険性はなく、アッパプレートが無理なく回動することが
できる。又、アッパプレートの内歯とロアプレートの外
歯との噛み合い強度が向上する。その結果、装置全体と
しての耐久性及び信頼性が向上する。
【0026】更に、本発明においては、アッパプレート
はロアアームの側面で保持される構造ではないので、従
来技術のような高いプレス精度が不要になり、その結
果、コストが低下する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るリクライニングシート装置の正面
図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図2の分解斜視図である。
【図4】従来技術に係るリクライニングシート装置の要
部断面図である。
【符号の説明】
1 ロアアーム 2 アッパアーム 3 ロアプレート 3a 外歯ギア 4 アッパプレート 4a 内歯ギア 4c 外縁部 5 シャフト 6 リベット 6a 第1段部 6b 第2段部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47C 1/025

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シートクッションを支持するロアアームに
    リベットを介して固定され外歯ギヤを有するロアプレー
    トと、 シートバックを指示するアッパアームに固定され且つ前
    記ロアプレートの外歯ギヤと係合する内歯ギヤを有する
    アッパプレートと、 前記両プレートに嵌合され前記アッパプレートへの嵌合
    部が偏心されてなるシャフトを有するリクライニング装
    置において、 前記リベットは、段付形状を呈し、 前記ロアアームと前記ロアプレートとの間に位置し且つ
    前記ロアプレートに形成されたリベット固定穴より大径
    の第1段部と、 該第1段部と前記ロアアームとの間に位置し且つ前記第
    1段部の径よりも大径の第2段部とを有し、 前記アッパプレートの外縁部を前記第2段部の一方の側
    面と前記ロアプレートとにより挟持し、前記第2段部の
    他方の側面を前記ロアアームに当接するように、前記ロ
    アアームと前記ロアプレートに対して両端が固定される
    ことを特徴とするシートリクライニング装置。
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