JPH0738816B2 - 減速装置 - Google Patents

減速装置

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JPH0738816B2
JPH0738816B2 JP61103669A JP10366986A JPH0738816B2 JP H0738816 B2 JPH0738816 B2 JP H0738816B2 JP 61103669 A JP61103669 A JP 61103669A JP 10366986 A JP10366986 A JP 10366986A JP H0738816 B2 JPH0738816 B2 JP H0738816B2
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JP
Japan
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shaft portion
upper arm
movable member
eccentric shaft
pin
Prior art date
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JP61103669A
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JPS62258609A (ja
Inventor
幸史 山田
隆己 寺田
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Aisin Corp
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Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
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  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、減速装置に関し、特に詳述すれば、シートの
リクライニング機構等に応用できる減速装置に関する。
従来の技術 シートのリクライニング機構に用いられる減速機構は、
たとえば、特公昭56−26408号公報に開示される如く、
第4−6図の構成を有す。シートクッション1側のロア
アーム2と、シートバック3側のアッパアーム4とはシ
ャフト5を介して連結される。
シャフト5は正心軸部6と偏心軸部7とを有し、正心軸
部6をロアアーム2の穴に軸支させ且つ偏心軸部7をア
ッパーアーム4の回転中心穴に軸支させる。ロアアーム
2と正心軸部6とに固定したロアプレート8に外歯9を
形成し、且つアッパアーム4に内歯10を形成する。外歯
9は内歯よりその歯数が少なくとも1個少ない。
シャフト5に取付けたノブ11を一方向に回転させると、
偏心軸部7の回転が内歯10と外歯9との噛合い点を順次
移動させ、ノブ11の1回転が、最終的に、両歯9、10の
歯数差に応じた相対的変位を、両歯9、10間に作る。即
ち、その分だけ、アッパアーム4がロアアーム2に対し
回動したことになり、シートリクライニング作用を行な
う。アッパアーム4に外力が作用しても、この外力によ
り偏心軸部を回転させるには相当に大きな力が必要とな
り、実用的には、アッパアーム4に外力が作用してもア
ッパアームが動くことはない。
本発明が解決しようとする問題点 前述した内歯10と外歯9の噛合いは1個所となっている
が、この噛合い部でアッパアーム4に作用する外力に耐
えることになるため、歯形形状を大きく、又、その材質
も強度の高いものを必要としている。又、噛合い部が1
個所であるため、ロアとアッパアーム2、4間にガタ付
きが生じ易い。このガタ付は、シートバックの振動を誘
発し、乗心地が悪い。
それ故、本発明は、前述した不具合を解消させることを
解決すべき課題とする。
問題点を解決するための手段 本発明は、前述した問題点を解決するために、偏心軸部
に支承される可動部材の任意点の軌跡に沿った長穴と該
任意点に相当する位置のピンとを、可動部材と固定部材
に配する技術的手段を用いる。
作 用 偏心軸部の回転は、可動部材に複雑な動きを与えるが、
この動きは、複数個のピンと長穴とにより確保され、偏
心量と偏心軸部の回転角に応じた傾きが可動部材に与え
られる。
実施例 第1−3図を参照するが、第4−6図の従来例と同一部
品には同一符号を記し、その説明を省略する。
可動部材であるアッパアーム4の複数の任意点ピン12を
植立させる。ノブ11によりシャフト5を回転させた時の
偏心軸部7によるピン12の描く軌跡は、計算によっても
得られる如く、第3図の如くとなる。ピン12の軌跡の終
端は、アッパアーム4のロアアーム2に対する傾き許容
範囲を示す。第3図に示す長穴13を、固定部材であるロ
アプレート8に穿設する。そして、アッパアーム4側の
ピン12を長穴13に差込み、アッパアーム4をロアプレー
ト8に連結させる。
上記構成において、ノブ11を回転させると、シャフト5
の偏心軸部7が、ピン12と長穴13との組合せにより案内
されながら、揺動し、ロアアーム2に対するアッパアー
ム4の傾きを変える。かくして、アッパアーム4側のシ
ートバックをリクライニングさせ得る。
尚、ピン12をロアプレート8に、又、長穴13はアッパア
ームに設けても、前述の構成と同作用をなす。
効 果 従来例(第5−6図参照)では、アッパアーム4にガイ
ドピン14を設け、又、ロアアーム2に突部15を設け、ガ
イドピン14の突部15への当接により、アッパアーム4の
回動範囲を規制していたが、本発明では長穴の終端で該
規制を行ない得るので、このような部品を不要とし、組
付を容易とさせる。
可動部材が固定部材に対して複数点で案内されるのでガ
タがない。又、従来の如く歯を用いると歯に必要な径が
自ずから決められ、装置の小型化に限界があるが、本発
明ではこのような制約がないので、装置の小型化が可能
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一例の正面図、第2図は第1図の矢視
II−IIよりみた断面図、第3図は長穴の形状を示す正面
図、第4図はシートの側面図、第5図は従来例の平面
図、第6図は第5図の矢視VI−VIよりみた断面図であ
る。 図中:2、8……固定部材(ロアアーム、ロアプレー
ト)、4……可動部材(アッパアーム)、5……シャフ
ト、6……正心軸部、7……偏心軸部、12……ピン、13
……長穴。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】正心軸部と偏心軸部とを有するシャフト、
    該シャフトの前記正心軸部に支承される固定部材、前記
    シャフトの偏心軸部に支承される可動部材、前記固定部
    材と前記可動部材との一方の部材に離間して設けた複数
    個のピンおよび該ピンが挿入される他方の部材に穿設し
    た長穴とを有し、前記各長穴が前記偏心軸部の回転によ
    る前記可動部材の回転のときピン外周面に接し且つ前記
    固定部材に対する前記可動部材の傾きの許容範囲に相当
    する周方向の長さを有することを特徴とする減速装置。
JP61103669A 1986-05-06 1986-05-06 減速装置 Expired - Lifetime JPH0738816B2 (ja)

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JP61103669A JPH0738816B2 (ja) 1986-05-06 1986-05-06 減速装置

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JP61103669A JPH0738816B2 (ja) 1986-05-06 1986-05-06 減速装置

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JPS62258609A JPS62258609A (ja) 1987-11-11
JPH0738816B2 true JPH0738816B2 (ja) 1995-05-01

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4736170B2 (ja) * 2000-10-13 2011-07-27 アイシン精機株式会社 リクライニング装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60193411A (ja) * 1984-03-15 1985-10-01 アイシン精機株式会社 座席の角度調整装置

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JPS62258609A (ja) 1987-11-11

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