JPH0520193Y2 - - Google Patents

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JPH0520193Y2
JPH0520193Y2 JP1986116128U JP11612886U JPH0520193Y2 JP H0520193 Y2 JPH0520193 Y2 JP H0520193Y2 JP 1986116128 U JP1986116128 U JP 1986116128U JP 11612886 U JP11612886 U JP 11612886U JP H0520193 Y2 JPH0520193 Y2 JP H0520193Y2
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JP
Japan
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bracket
seat
seat cushion
seat back
protrusion
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JP1986116128U
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JPS6322144U (ja
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  • Seats For Vehicles (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は自動車シートリクライニング装置に係
り、殊にその調節角度範囲を規定するストツパ機
構に関する。
(従来の技術) 従来この種の自動車用シートリクライニング装
置としては、実開昭60−178441号公報に記載され
たものが知られている。そして、この種のシート
リクライニング装置10では、第5図に図示した
ように、シートクツシヨン11に取りつけられる
シートクツシヨンブラケツト13と、シートバツ
ク12に取りつけられると共にシートクツシヨン
ブラケツトに回転自在に支承されたシートバツク
ブラケツト14と、シートクツシヨンブラケツト
13とシートバツクブラケツト14との間に配設
された角度調節機構20とから構成されている。
角度調節機構20を操作して、シートクツシヨン
ブラケツト13に対するシートバツクブラケツト
14の角度を調節することにより、シートバツク
12を図示矢印のように回転させてその傾斜の程
度を調節していた。
更に、シートクツシヨンブラケツト13に取り
つけられたロアプレート15の外周に回転軸まわ
り半径方向に突出形成された一対の突部17,1
8と、両突部17,18間に位置するようにシー
トバツクブラケツト14に固着されたガイドピン
16とから成るストツパ機構を付設していた。ガ
イドピン16が各突部17,18に当接すること
で、シートバツクブラケツト14の回動範囲を規
定していた。
(考案か解決しようとする問題点) しかしながら、従来のシートリクライニング装
置10では突部17,18が回転軸まわり半径方
向に突出しているので、ロアプレート15が大型
化すると共に突部17,18を覆うカバーの大型
化も避けられないという問題があつた。
そこで、本考案は、ストツパ機構を小型化する
ことを、その課題とする。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) この課題解決のために講じた手段は、前記従来
装置に比して、 シートバツクブラケツトにはシートクツシヨン
ブラケツトに向かつて回転軸方向に延在する突起
が、そして、シートクツシヨンブラケツトには回
転軸まわりに関して円弧状且つ断面が凹状を呈し
た案内溝が夫々一体形成されると共に、前記突起
が前記案内溝に嵌合案内され、 シートクツシヨンブラケツトには更に前記案内
溝の両端に位置し且つシートバツクブラケツトに
向かつて突出されたストツパ部が一体形成され、 前記突起の根本付近が前記ストツパ部に当接す
ることにより、シートクツシヨンブラケツトに対
するシートバツクブラケツトの回転範囲に規定す
るようにしたことにある。
(作用) このように、本考案では、案内溝と突起の嵌合
を利用してストツパ機構を形成する。従つて、突
起は、シートバツクブラケツトの回転軸まわりに
沿つて延在するので、回転軸まわり半径方向外方
に延在していた従来装置に比して小型となる。
その上、案内溝の両端のストツパ部をシートバ
ツクブラケツトに向かつて突出させて突起の根本
付近と当接するようにしているため、突起の突出
長さは短くて足り、突起のシートバツクブラケツ
トへの一体形成が容易であり、突起の機械的強度
も高い。
(実施例) 以下図面に従つて本考案の実施例を説明する。
第1図・第2a図・第2b図に図示したよう
に、シートリクライニング装置は、シートクツシ
ヨンブラケツト13と、シートバツクブラケツト
14と、シートバツクブラケツト14とシートク
ツシヨンブラケツト13との間に配設された角度
調節機構20とから成る。
角度調節機構20は偏心シヤフト22を有し、
該偏心シヤフト22の一端には操作ノブ21が係
止固定されている。偏心シヤフト22の他端は、
シートクツシヨンブラケツト13に回転自在に支
承されると共に、その偏心軸部22aにおいてシ
ートバツクブラケツト14を、そしてその正心軸
部22bにおいてロアプレート15を夫々回転自
在に支承する。尚、ロアプレート15は3個のリ
ベツト19によりシートクツシヨンブラケツト1
3に固定されている。また、偏心シヤフト22の
他端と正心軸部22bとは同軸的に形成されてい
る。
シートバツクブラケツト14には、偏心軸部2
2aまわりに関してインナーギヤ14aが形成さ
れている。そして、ロアプレート15には、正心
軸部22bまわりに関してアウターギヤ15aが
形成されインナーギア14aと噛み合いされてい
る。インナーギア14aに対してアウターギア1
5aの歯数は少なくとも1歯少なく設定され、偏
心シヤフト22の1回転によりアウターギア15
aに対するインナーギア14aの噛み合い位置が
歯数差だけずれる遊星ギア式減速ギア機構が構成
されている。これにより、シートクツシヨンブラ
ケツト13とシートバツクブラケツト14との間
の角度が調節される。尚、シートバツクブラケツ
ト14或いはシートクツシヨンブラケツト13が
回転しようとしても、遊星ギア式減速ギア機構の
減速比により偏心シヤフト22の偏心軸部22a
或いは正心軸部22bにおける摩擦力に抗するこ
とができず、調節された位置に保持される。
次に本考案の要部たるストツパ機構30につい
て説明する。
ストツパ機構30は、シートクツシヨンブラケ
ツト13とシートバツクブラケツト14との間に
設けられている。シートバツクブラケツト14に
は、突起31が偏心シヤフト22に沿つて一体に
突出形成されている。一方、シートクツシヨンブ
ラケツト13には、偏心シヤフト22まわりに関
して円弧状を呈した案内溝32が形成され、この
案内溝32内に突起31が嵌合される。案内溝3
2の幅と突起31との外周との間には間隙が設け
られている。
案内溝32は、第2a図・第2b図に図示した
ように、断面凹状に形成され、その底面を介して
連続するようにされている。また、案内溝32の
両端には、シートバツクブラケツト14側に突出
して形成されたストツパ部33,34が形成され
ている。このストツパ部33,34と突起31が
当接することにより、シートクツシヨンブラケツ
ト13に対するシートバツクブラケツト14の回
転範囲が規制されることとなる。特に、ストツパ
部33,34はシートバツクブラケツト14側に
向かつて突出されているので、ストツパ部33,
34は突起31の根元付近と当接する。よつて、
突起31をシートハドツクブラケツト13からさ
して突出させる必要が無く、突起31のシートバ
ツクブラケツト14からの一体形成が容易とな
る。また、突起31に作用する倒れ荷重が小さく
なり、突起31の機械的強度が増大する。
更に、各ストツパ部33,34と案内溝32の
底部両端との間には夫々間隙Pが設けられてい
る。この間隙Pは、案内溝32の底部とストツパ
部33,34を夫々凹凸に加工するに先立つて打
ち抜き等で形成されるもので、この間隙P形成後
に案内溝32の底部とストツパ部33,34が
夫々凹凸に形成される。よつて、案内溝32並び
にストツパ部33,34が互いに独立して形成さ
れることとなり、その形状の精度がよくなる。特
に、ストツパ部33,34の位置精度が向上する
こととなり、この結果ストツパ機構の位置精度が
よくなることとなる。
(考案の効果) 以上詳細したように、本考案では、シートバツ
クブラケツトにはシートクツシヨンブラケツトに
向かつて回転軸方向に延在する突起が、そして、
シートクツシヨンブラケツトには回転軸まわりに
関して円弧状且つ断面が凹状を呈した案内溝が
夫々一体形成されると共に、前記突起が前記案内
溝に嵌合案内され、シートクツシヨンブラケツト
には更に前記案内溝の両端に位置し且つシートバ
ツクブラケツトに向かつて突出されたストツパ部
が一体形成され、前記突起の根本付近が前記スト
ツパ部に当接することにより、シートクツシヨン
ブラケツトに対するシートバツクブラケツトの回
転範囲に規定する。よつて、突起は、シートバツ
クブラケツトの回転軸まわりに沿つて延在するの
で、回転軸まわり半径方向に延在していた従来装
置に比して小型となる。その上、案内溝の両端の
ストツパ部をシートバツクブラケツトに向かつて
突出させて突起の根本付近と当接するようにして
いるため、突起の突出長さは短くて足り、突起の
シートバツクブラケツトへの一体形成が容易であ
り、突起の機械的強度も高いものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による一実施例を示す正面図、
第2a図・第2b図は第1図に於けるa−a
線、b−b線に沿う断面を示す断面図、第3
図は従来装置を有するシートリクライニング装置
を示す側面図である。 13……シートクツシヨンブラケツト、14…
…シートバツクブラケツト、15……ロアプレー
ト、20……角度調節機構、22……偏心シヤフ
ト、30,40……ストツパ機構、31,41…
…突起、32,42……案内溝、33,34,4
3,44……ストツパ部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 自動車用座席のシートクツシヨンに取りつけら
    れるシートクツシヨンブラケツトと、 シートバツクに取りつけられると共にシートク
    ツシヨンブラケツトに回転自在に支承されたシー
    トバツクブラケツトと、 シートクツシヨンブラケツトとシートバツクブ
    ラケツトとの間に形成されシートクツシヨンブラ
    ケツトとシートバツクブラケツトとの間の角度を
    調節する角度調節機構とから成り、 シートクツシヨンブラケツトに対するシートバ
    ツクブラケツトの傾きを調節する自動車用シート
    リクライニング装置において、 シートバツクブラケツトにはシートクツシヨン
    ブラケツトに向かつて回転軸方向に延在する突起
    が、そして、シートクツシヨンブラケツトには回
    転軸まわりに関して円弧状且つ断面が凹状を呈し
    た案内溝が夫々一体形成されると共に、前記突起
    が前記案内溝に嵌合案内され、 シートクツシヨンブラケツトには更に前記案内
    溝の両端に位置し且つシートバツクブラケツトに
    向かつて突出されたストツパ部が一体形成され、 前記突起の根本付近が前記ストツパ部に当接す
    ることにより、シートクツシヨンブラケツトに対
    するシートバツクブラケツトの回転範囲に規定す
    るようにされた自動車用シートリクライニング装
    置。
JP1986116128U 1986-07-29 1986-07-29 Expired - Lifetime JPH0520193Y2 (ja)

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JP1986116128U JPH0520193Y2 (ja) 1986-07-29 1986-07-29

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JP1986116128U JPH0520193Y2 (ja) 1986-07-29 1986-07-29

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Publication Number Publication Date
JPS6322144U JPS6322144U (ja) 1988-02-13
JPH0520193Y2 true JPH0520193Y2 (ja) 1993-05-26

Family

ID=31000427

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986116128U Expired - Lifetime JPH0520193Y2 (ja) 1986-07-29 1986-07-29

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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4736170B2 (ja) * 2000-10-13 2011-07-27 アイシン精機株式会社 リクライニング装置
WO2012001769A1 (ja) * 2010-06-29 2012-01-05 株式会社今仙電機製作所 シートバックを傾動可能に保持するシートのリクライニング装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5941153B2 (ja) * 1972-09-22 1984-10-04 シチズン時計株式会社 競技用計時装置を備えた水晶腕時計

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JPS5941153U (ja) * 1982-09-11 1984-03-16 富士機工株式会社 リクライニング装置

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