JP2001309832A - 乗物用シートのヒンジ機構およびそのような機構が取り付けられたシート - Google Patents

乗物用シートのヒンジ機構およびそのような機構が取り付けられたシート

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来品よりも強度を向上させたヒンジ機構を
提供する。 【解決手段】 ヒンジ機構は、複数の歯13から成る円
形のセットを有する可動チークプレート8と、歯のセッ
トと係合させるために半径方向にすべる第1および第2
の歯付きスラグ11,25を支持する静止チークプレー
ト7を有している。第1のスラグは、通常、周方向のク
リアランスが無い状態で静止チークプレートの上をすべ
るが、第2のスラグは、歯のセットに向かって広がって
いる2つのガイド14の間をクリアランスによりすべ
り、そして、これらのガイドと協働して、第2のスラグ
の両側に突出している2つのくさび部44を受け入れる
2つのくさび形の空間45を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗物用シートのヒ
ンジ機構およびそのような機構が取り付けられたシート
に関する。
【0002】本発明は、特に、 ・ピボット軸を中心として互いにピボット回転するよう
に取り付けられている、第1および第2の剛構造と、 ・第1の剛構造に固定され、ピボット軸線を中心とする
円弧形状を少なくとも形成する1群の歯と、 ・ヒンジ機構がある正常値を超えるトルクを受けない限
り円周方向に実質的に遊びのない状態で第2の構造に取
り付けられた少なくとも1つの歯付き固定部材であっ
て、第1に、前記固定部材が第1の構造の歯と係合して
第1および第2の構造が相互に移動するのを防止する作
動位置と、第2に、前記固定部材が第1の構造の歯と干
渉しない引込み位置との間を実質的に半径方向に移動可
能な固定部材(例えば、該固定部材は半径方向にすべる
ことができる、すなわち、しかるべき場合にレバーアー
ムの端部に位置する軸線のまわりをピボット運動するこ
とができ、この場合、固定部材の歯付き部が半径方向と
正接する曲軌跡をなぞることができる)と、 ・固定部材をその作動位置またはその引込み位置の一方
に選択的に位置させるのに適した制御装置とを有する乗
物用シートのヒンジ機構に関する。
【0003】
【従来の技術】EPO特許出願公開明細書第0 720
930号には、完全な満足を与えるそのようなヒンジ
機構の例が記載されている。
【発明が解決しようとする課題】それにもかかわらず、
一段と厳しさを増している安全規格の進展を考えると、
万一事故が発生して前記ヒンジ機構が特に大きいトルク
を受けた場合に、そのような機構の何らかの破損をでき
る限り回避するために、前述タイプのヒンジ機構の強度
をさらに増加させることがいくつかの場合に有用であり
うる。
【0004】
【課題を解決するための手段】このために、本発明によ
れば、当該種類のヒンジ機構は、 ・第1の構造の歯と係合するようになっている歯を有す
る少なくとも1つのブロッキング部材をさらに有し、前
記ブロッキング部材は、その歯が周方向にある量のクリ
アランスを空けるように第2の構造に取り付けられてお
り、該ブロッキング部材が、第1に、前記ブロッキング
部材が第1の構造の歯と係合する作動位置と、第2に、
前記ブロッキング部材が第1の構造の歯と干渉しない引
込み位置との間で移動可能である点と、制御装置が、ブ
ロッキング部材と固定部材とを作動位置または引込み位
置の一方に同時に配置するようになっている点と、 ・第2の構造が、通常は前記ブロッキング部材から前記
周方向のクリアランスだけ隔てられている少なくとも1
つのガイドを有し、前記ブロッキング部材をそのガイド
に向かって移動させることによって、前記ヒンジ機構
が、前記通常トルク値よりも大きい、前記ブロッキング
部材の前記周方向のクリアランスを吸収するトルクを受
けると、ガイドが、前記ブロッキング部材に属する突出
する側方支持縁部と協働して前記ブロッキング部材をく
さび効果によって前記構造の前記歯に対して押圧する点
とを特徴としている。
【0005】これらの特徴により、ヒンジ機構が大きい
回転トルクを受けた場合にブロッキング部材によってヒ
ンジ機構の固定状態が補強される。また、第2の構造に
対するブロッキング部材の周方向のクリアランスによ
り、ブロッキング部材の突出する支持縁部にかかわらず
通常環境下でブロッキング部材をその引込み位置に向か
って移動させるだけでなく、前記ブロッキング部材がそ
の引込み位置にない限りブロッキング部材が第1の構造
の歯に適正に係合させられることを保証することも可能
になる。
【0006】本発明の好適実施態様では、1つまたは複
数の下記の特徴を任意に使用することもできる。
【0007】・前記第2の構造が、通常はブロッキング
部材から前記周方向のクリアランスだけ隔てられている
2つのガイドをブロッキング部材の片側に有し、ヒンジ
機構が、通常トルク値よりも大きい、ブロッキング部材
の前記周方向のクリアランスを吸収するトルクを受ける
と、前記ガイドが、ブロッキング部材に属する2つの支
持縁部のそれぞれと協働して、前記ブロッキング部材を
くさび効果によって第1の構造の歯に対して押圧する。
【0008】・ブロッキング部材が、その2つのガイド
間を実質的に半径方向にすべるように取り付けられてお
り、ガイドが、ブロッキング部材の歯の前記周方向のク
リアランスに対応するある量の角度クリアランスを前記
固定部材に残して、実質的に固定部材と接触する箇所に
それぞれの支持領域を有する。
【0009】・ブロッキング部材の支持縁部が、前記ブ
ロッキング部材の歯と協働して、前記ブロッキング部材
に対して横方向に突出するくさび部を形成する。
【0010】・ブロッキング部材のガイドが、第1の構
造の歯と協働して、ブロッキング部材の対応支持縁部に
向かって開いているくさび形の空間を形成する。
【0011】・前記制御装置が、 ・回転カムが固定部材をその作動位置に位置させる休止
位置に向かって、弾性的に付勢されている回転カムと、 ・カムに固定され、固定部材とブロッキング部材とに少
なくとも部分的に重なっている少なくとも1つのコント
ロールプレートであって、カムが作動位置に移動させら
れるときに、固定部材およびブロッキング部材に形成さ
れた突出するペグと協働して前記固定部材と前記ブロッ
キング部材とを同時にその引込み位置に向かって移動さ
せるようになっている切欠部を有するコントロールプレ
ートとを有する。
【0012】・ブロッキング部材が、前記ブロッキング
部材を第2の構造と連結するばねによってその作動位置
に向かって付勢されている。
【0013】コントロールプレートの切欠部が、カムが
その作動位置にあるときにブロッキング部材をその作動
位置に保持するようになっている傾斜路形のカム縁を有
する。
【0014】・前記制御装置が、 ・回転カムが固定部材をその作動位置に位置させる休止
位置に向かって、弾性的に付勢されている回転カムと、
カムに固定され、固定部材とブロッキング部材とに少な
くとも部分的に重なっている少なくとも1つのコントロ
ールプレートであって、カムが作動位置に移動させられ
ると、固定部材に設けられた突出するペグと協働して前
記固定部材をその引込み位置に向かって移動させるよう
になっている切欠部を有するとともに、カムがその作動
位置に移動させられると、ブロッキング部材に設けられ
た突出するペグと協働して前記ブロッキング部材をその
作動位置に移動させるようになっており、ブロッキング
部材がその引込み位置に向かって弾性的に付勢されてい
るコントロールプレートとを有する。
【0015】・ブロッキング部材が、第1の構造の歯に
支えられる弾性部材によって、その引込み位置に向かっ
て弾性的に付勢されている。
【0016】・弾性部材が、第1の構造の歯に支えられ
る円形セクタの支持プレートと、支持プレートに固定さ
れ、ブロッキング部材に形成された孔にはめ込まれる少
なくとも1つの弾性タブとを有する。
【0017】・弾性部材が、第1の構造の歯に支えられ
る少なくとも1つの円弧形の外側部を有するスプリング
ワイヤであり、前記円弧部が、ヘアピンのように折り曲
げられた少なくとも1つの枝部によって延長され、ブロ
ッキング部材のくぼみにはめ込まれる端部で終端してい
る。
【0018】・弾性部材が、V字形の凹部によって相互
に接続された2つの円弧部を有し、各円弧部が、ヘアピ
ンのように折り曲げられたそれぞれの枝部によって延長
され、ピボット軸線に平行な軸線のまわりに巻きつけら
れた巻線で終端し、ブロッキング部材に形成されたくぼ
みに係合されており、少なくと1つの巻線が、対応する
くぼみにクリアランスをあけて係合させられている。
【0019】・ヒンジ機構が、 ・直径に沿って向きあっている2つの固定部材と、 ・同様に直径に沿って向き合っており、2つの固定部材
に対してほぼ直角に配置されている2つのブロッキング
部材とを有している。
【0020】・ヒンジ機構が、ブロッキング部材と、ブ
ロッキング部材に対して対称に配置されている2つの固
定部材とを有し、ブロッキング部材が、各固定部材に対
して、ピボット軸線を中心として100°〜170°の
範囲の角度を形成している。
【0021】・制御装置が、固定部材を前記カムによっ
て作動位置に保持する休止位置に向かって弾性的に付勢
されている回転カムを有し、カムが、半径方向に外側に
突出して、ピボット軸線のまわりに配置された第1、第
2、および第3の支持縁部を有し、カムが休止位置にあ
るときに、カムの第1および第2の支持縁部が固定部材
に支えられるようになっており、カムの第3の支持ふち
縁部が、第1および第2の支持縁部に対して対称に配置
されており、前記カムが休止位置にあるときに、第2の
構造に固定されているアバットメントに半径方向に支え
られるようになっており、前記アバットメントがブロッ
キング部材の動きを制限する。
【0022】本発明は、前述のように少なくともヒンジ
機構によって相互接続される座部と背もたれも提供す
る。
【0023】本発明の他の特徴と利点は、非限定的な例
として与えられる種々の実施形態に関する以下の説明
を、添付図面を参照しながら閲読することによって明ら
かになるであろう。
【0024】
【発明の実施の形態】種々の図面において、同一参照符
号は全く同じまたは同様の部品を示している。
【0025】図1に図示されているように、本発明は、
乗物用シートに関し、特に、 ・第1に、乗物のフロア3に取り付けられている座部2
と、 ・第2に、操作レバー6等によって操作される少なくと
も1つのヒンジ機構5によって横水平軸線Xのまわりを
ピボット運動するように座部に取り付けられている背も
たれ4とを有する自動車のフロントシートに関する。
【0026】図2と3に記載されているように、ヒンジ
機構5は、 ・この場合、静止型の、座部2の剛構造に固定されてい
る金属のチークプレート7と、 ・この場合、可動型の、背もたれ4の構造に固定されて
いる金属のチークプレート8と、静止および可動チーク
プレート7と8の外周に圧着され、それらと協働して閉
環状の容器を形成する金属のリング9と、・前記容器内
に収容され、レバー6が動かされない限り静止チークプ
レート7に対する可動チークプレート8の動きを防ぐよ
うになっている固定装置10と、を有している。
【0027】例として、固定装置10は、可動チークプ
レート8内に形成され、軸線Xを中心とする内向きの一
群の円形の歯13に係合するようになっている外向きの
歯12をそれぞれ有する、直径に沿って向きあっている
2つの第1の固定部材、すなわち金属のスラグ11を有
することができる。
【0028】これらスラグ11のそれぞれは、周方向に
実質的にクリアランスを空けずにスラグ11の片側に配
置されているチークプレート7に属する2つの硬いガイ
ド14間に形成されている溝の中を半径方向にすべるよ
うに取り付けられている。
【0029】このように、スラグ11は、 ・第1に、スラグ11の歯12が可動チークプレート8
の歯13と係合してヒンジ機構5を固定する固定位置
と、 ・第2に、スラグ11が可動チークプレート8の歯13
と協働しない引込み位置との間で移動可能である。
【0030】各スラグ11は、可動チークプレート8に
向かって軸線方向に突出する、少なくとも1つのペグ1
5も有している。
【0031】固定装置10は、それ自体がレバー6に固
定されているコントロールシャフト17に固定された金
属カム16を有する操作装置を含んでおり、カム16は
スラグ11のすべり移動を制御する。
【0032】さらに、コントロールシャフト17とカム
16を、カム16がスラグ11をその固定位置に位置さ
せる休止位置に向かって角度方向20に付勢するため
に、ばね18が、例えば静止チークプレート7にプレス
加工された杯状部19に取り付けられており、カム16
は、操作レバー6の作動時に反対の角度方向21にピボ
ット運動することができ、それによってスラグ11をそ
の引込み位置に向かって滑らせることができ、それによ
ってヒンジ機構5を解除する。
【0033】また、放射面に広がる硬い金属プレート2
2が、カム16と一緒に回転するように拘束されてお
り、カム16と可動チークプレート8との間に延び、部
分的にスラグ11を覆っている。この金属プレート22
は、スラグ11のペグ15を受け入れる2つの切欠部2
3を有しており、各ペグ15は、対応切欠部を半径方向
外側に画定し、カム16が21の方向に回転するときに
対応スラグ11を半径方向内側に移動させるように形作
られているカム縁24と協働する(図6)。
【0034】操作装置10は、軸Xを中心として直径方
向に向かい合って、スラグ11に対して90°に配置さ
れている、さらに別の2つのブロッキング部材、すなわ
ち金属スラグ25も有する(図3〜5)。
【0035】各スラグ25は、可動チークプレート8の
内向きの歯13と係合するようになっている外向きの歯
26を有している。
【0036】また、各スラグ25は、 ・第1に、スラグの歯26が可動チークプレート8の歯
13と係合する作動位置と、 ・第2に、スラグ25が可動チークプレート8の歯13
と協働しない引込み位置との間で移動可能であるよう
に、隣接する2つのアバットメント部材14によって形
成されたガイドの中をR方向に沿って半径方向にすべる
ように取り付けられている、各スラグ25は、例えば、
スラグ25に形成された孔28を貫通して、静止チーク
プレート7に形成されたくぼみ29に貫入する、実質的
にU字形に折り曲げられた板ばねなどのばね27によっ
て、その作動位置に向かって弾性的に付勢されている
(図4と図5参照)。
【0037】また、スラグ25は、可動チークプレート
8に向かって軸線方向に突出し、プレート22に形成さ
れた切欠部31に貫入するペグ30を有している。
【0038】この切欠部31は、対応スラグ25のペグ
30と協働して、前述のスラグ11と同時にスラグ25
をその引込み位置に移動させるカム縁32を有する。
【0039】また、図3と4で分かるように、各スラグ
25は、スラグ25と回転対称の方向Rと平行に延びる
2つの側方縁部34が設けられた後部33を有し、これ
らの側方縁部34は、隣接する2つのガイド14に属す
る対応縁部35と相互に接触している。各縁部35は、
スラグ25と接触している箇所37に向かって集中する
ように、例えば約170°に近い二面角をなす2つの平
面36を形成することが好ましい。
【0040】これらの特徴により、各スラグ25は、軸
線Xと平行な軸線のまわりをわずかであるが自由にピボ
ット運動できる。
【0041】この角変位は、 ・対応する側方支持縁部34と当接する各縁部35の平
面36と、 ・スラグ25の後端部に形成された段形後退部39と、
段形後退部39に少なくとも部分的に連続して係合する
静止チークプレート7のアバットメント40との協働
と、 ・半径方向外側に広がっており(方向Rに対して例えば
30°〜60°の範囲内にある角度αをそれぞれ形成
し)、スラグ25に隣接する2つのガイド14に属する
2つのガイドランプ43によってある量のクリアランス
が得られる、スラブ25の膨頭部42の側方支持縁部4
1とによって制限されている。
【0042】支持縁部41は、スラグ25の歯26と協
働して、スラグ25に対して横方向に突出するくさび部
44を形成し、これらくさび部44のそれぞれは、対応
するガイドランプ43と可動チークプレート8の歯13
との間に形成されたくさび形の空きスペース45にはめ
込まれる。
【0043】ヒンジ機構が正常の使用状態にあるとき、
スラグ25は実質的に何の作用も生じない。
【0044】逆に、特に自動車が事故に巻き込まれた結
果、背もたれが特に大きなピボットトルク(例えば、1
00デカニュートン・メートル(m.daN))を受け
ると、固定スラグ11がガイド14をわずかに変形させ
られることがあり、そのため、可動チークプレート8
が、図7に示すように、静止チークプレート7に対して
角度方向20に例えば角度2°未満にわたってピボット
運動し始める。
【0045】そのような状況下で、次に、各ブロッキン
グスラグ25のくさび部44の1つが、スラグ25と対
応ガイドランプ43とを最初に隔てていた少量の周方向
のクリアランスを吸収し、そのため、くさび効果によっ
て各スラグ25が可動チークプレート8の歯13に対し
て強く押圧され、それによってヒンジ機構の機械的強度
を著しく増大する。
【0046】図8に示した変形例は、図2〜7の実施形
態と同様に作動するので、詳細には説明しない。
【0047】この変形例は、図2〜7の実施形態と下記
の点のみ異なっている。
【0048】・固定スラグ11が、ピボット回転軸線X
を中心として互いに120°に配置されている。
【0049】・ヒンジ機構が、2つの固定スラグ11に
対して120°に配置されたブロッキングスラグ25を
1つだけ有する。
【0050】・カム16は、X軸線Xを中心として互い
に120°に配置され、カム16が休止位置にあるとき
に、2つのスラグ11の後端部とスラグ25の後方アバ
ットメント40によってそれぞれ支えられ、したがっ
て、シャフト17に過度の応力を加えることなく前記カ
ムが受ける力を釣り合わせることができる3つの支持縁
部16aを有する。
【0051】・スラグ11のガイド14が、スラグ25
のガイド14と異なっている。
【0052】当然のことながら他の変形例、特に下記の
変形例も可能である。
【0053】・固定スラグ11の個数が2以外の0でな
い数字である。
【0054】・ブロッキングスラグ25の個数が2より
大きい。
【0055】・スラグ11が滑るように取り付けられて
なく、しかるべき場合に、個々のレバーアームの端部で
ピボット運動できる。
【0056】・スラグ11と25を操作するための制御
装置が、カム16、ばね18、コントロールプレート2
2、およびばね27とを有する前述の制御装置と異な
る。
【0057】・スラグ25がスライダーリンク以外のリ
ンクを介して静止チークプレート7に連結されており、
例えば、スラグ25は、チークプレート7の個々のレバ
ーアームの端部に1つずつピボット運動するように取り
付けることもできるし、また、例えば、各スラグ25
を、クリアランスによりピボット運動するように静止チ
ークプレート7に取り付けられたレバーアームの端部に
配置することもできる。
【0058】・各スラグ25は、例えば、自動車が後方
衝突を受けたときにヒンジ機構に応力が加わる方向に対
応する、1つの角度方向にのみ大きいトルクをヒンジ機
構5が受けると、ヒンジ機構5をブロックするように単
一のガイドランプ43と協働する単一のくさび部44を
有することができる。
【0059】スラグ25の膨頭部42とガイド14の対
応部は、前述のものと異なる形状のものにすることもで
き、この形状は、大きいトルクが加わった場合に相互に
協働してくさび効果によって歯13に対してスラグ25
を押圧するのに適したものである。
【0060】図9に概略的に示されている本発明の第3
の実施形態において、本発明は、乗物用シート101に
関し、特に、第1に、乗物のフロア3に取り付けられて
いる座部102と、第2に、横水平軸線Xのまわりをピ
ボット運動するように座部102に取り付けられている
背もたれ104とを有する、自動車のフロントシートに
関する。
【0061】前述のように、背もたれ104の剛構造
は、横水平軸線Xを中心としてピボット運動するように
取り付けられている取っ手106によって操作されるヒ
ンジ機構105によって、座部102の剛構造に結合さ
れている。背もたれ104の構造は、シートの片側に配
置された、いずれも取っ手106によっていずれも操作
される2つの全く同じまたは同様のヒンジ機構105を
介して、座部102に任意に連結することもできる。
【0062】取っ手106が図9に示されている角度方
向Aに動かされると、背もたれ104に直接作用するこ
とによってヒンジ機構105を解除するように働き、前
記背もたれ104が少なくと1つのばね(図示せず)に
よって前方に概ね付勢され、そのため、ユーザが背もた
れ104の傾斜を調節できるようになる。
【0063】図10と11に示されているように、ヒン
ジ機構105は、 ・軸線Xに対して直角に延び、例えば座部102の剛構
造に固定するのに適している静止型の金属チークプレー
ト107と、 ・同様に軸線Xに対して直角に延び、背もたれ104の
剛構造に固定でき、そしてチークプレート107に属す
る外リング107aに囲まれている外リング108aを
有する、可動型の金属チークプレート108と、 ・静止型および可動型チークプレート107、108の
外周に圧着され、それらと協働して閉じた環状の容器を
形成する金属のリング109と、 ・前記容器内に収容され、取っ手106が休止位置にあ
る限り静止チークプレート107に対する可動チークプ
レート108の動きを妨げるようになっている固定装置
10とを有している。
【0064】固定部材110は、 ・軸線Xを中心として互いに120°に配置され、可動
チークプレート108に形成された内向きの歯113と
係合するようになっている外向きの歯112をそれぞれ
有する2つの固定スラグ111であって、各スラグ11
1が、固定チークプレート107に固定されているガイ
ド114(例として、ガイド114は、静止チークプレ
ート107に形成された2つの半切欠部、すなわち打抜
部114aによって形成できる)の中で半径方向にすべ
るように取り付けられており、そのため、固定スラグ1
11は、第1に、スラグ111の歯112が可動チーク
プレート108の歯113と係合してヒンジ機構105
をブロックする係合位置と第2に、スラグ111が可動
チークプレート108の歯113と協働しない引込み位
置との間で移動可能であり、各スラグが、可動チークプ
レート108に向かって軸線方向に突出している少なく
とも1つの後ペグ115も有している、2つの固定スラ
グ111と、 ・コントロールシャフト106aを介して取っ手106
に固定されている金属カム116であって、前記カム
が、固定スラグ111の後方端部に載って支えられるよ
うになっている突出する2つのカム縁116bと116
cを有する周辺縁部116aを有し、カム縁116c
が、一定の半径の個々の円弧部116dによって固定ス
ラグ111から角度方向に延ばされている金属カム11
6と、 ・静止チークプレート107にプレス加工されたハウジ
ング117aに取り付けられ、カム縁116bと116
cがスラグ111を係合位置に位置させる休止位置に向
かってカム116を付勢する渦巻ばね117(図12参
照)であって、カム116が、取っ手106からの駆動
を受けて角度方向Aに作動角度位置までピボット運動す
ることができ、スラグ11を引込み位置に向かってすべ
らせることができ、それによってヒンジ機構105を解
除する(スプリング117を受け入れるハウジング11
7aが、渦巻ばね117の折り曲げられた端部117c
を固定する切込み117bを含むことができ、渦巻ばね
の他端117dがコントロールシャフト106の2つの
側方平坦部を有する部分のまわりに締め付けられている
ことが有利である)渦巻ばね117と、 ・カム116とはまり合うことによって静止状態とな
る、カム116と可動チークプレート108の間に半径
方向に延び部分的にスラグ111と重なっている硬い金
属のコントロールプレート118(図11と13参照)
であって、固定スラグ11のペグ115がはめ合わされ
る2つの切欠部119を有し、各ペグ115と、対応切
欠部119の半径方向外側を形成し、カム116が角度
方向Aに回転するときに対応スラグ111を半径方向内
側に移動させるように形作られている傾斜路形のカム縁
120とが協働するコントロールプレート118とを有
する。
【0065】シートが設置された自動車が事故にあった
ときに、特にヒンジ機構105に加えられるトルクに対
するヒンジ機構105の機械的強度を増大させるため
に、静止チークプレート107は、チークプレート10
7に形成される2つの半切欠部、すなわち打抜部121
aによって形成されることが好ましい2つのアバットメ
ント領域121(図11参照)も有している。
【0066】これらのアバットメント領域121は、軸
線Xを中心とし、アバットメント領域121とすべり接
触状態にあるカム116の円弧状セクタ116dと同じ
半径を有する、円弧状縁部の形であることが有利であ
る。
【0067】2つのアバットメント領域121は半径方
向に軸線Xに面し、いずれも共通直径線Dの同じ側に配
置されており、前記直径線についてアバットメント領域
121の反対側には、固定スラグ11が、各アバットメ
ント領域121が固定スラグ111の一方の後方端部に
面するように配置されている。
【0068】このように、ヒンジ機構105の静止およ
び可動チークプレート107と108の間にトルクが加
えられると、2つの固定スラグ111の逆転力F1とF
2がカム116によって吸収され、カム116の扇形部
116dの対応部分122に対してアバットメント領域
121が及ぼす反作用R1とR2によって補償される。
アバットメント領域121の配置が、2つのスラグ11
1に向かって開いているV字形であるとすると、カム1
16は、種々の力F1、F2、R1、R2の作用を受け
て安定平衡の位置にあり、それにより、組立体の機械的
強度がさらに向上し、2つのチークプレート107と1
08の間に非常に大きいトルクが加えられたときでさえ
も固定スラグ11が反転しないことが保証される。
【0069】また、制御装置110は、ブロッキングス
ラグと呼ばれる追加の4つの金属スラグ123と125
も有している(図10と11参照)。ブロッキングスラ
グ124の1つは、2つの固定スラグ11の間の、前述
の直径線Dの片側に配置され、別の2つのブロッキング
スラグ124とブロッキングスラグ123は、すべて直
径線Dの反対側に配置されており、また、ブロッキング
スラグ123は、他の2つのブロッキングスラグ124
の間に配置されている。
【0070】各スラグ123、124は、可動チークプ
レート108の内向きの歯113と係合するようになっ
ている外向きの歯125、126を有している。さら
に、各スラグ123、124は、ブロッキングスラグ1
23、124が、 ・第1に、スラグの歯125、126が可動チークプレ
ート108の歯113と係合する作動位置と(図10、
11、および14)と、 ・第2に、スラグ123、124が可動チークプレート
8の歯113と協働しない引込み位置(図16と17)
との間を移動できるように、静止チークプレート107
に固定されたガイドの中で半径方向にすべるように取り
付けられている。
【0071】ブロッキングスラグ123、125の種々
のガイドは、静止チークプレート107内の半切欠部、
すなわち打抜部によって構成されている。特に、2つの
スラグ111の間に配置されているブロッキングスラグ
124は、固定スラグ111を案内するようにも働く2
つの打抜部114aの間を案内され、他の3つのブロッ
キングスラグ123、125は各固定スラグ111の2
つのガイド114aのうちの一方も形成する前述の打抜
部121aによって案内される。
【0072】本発明の最初の2つの実施形態でそうであ
るように、各ブロッキングスラグ123、124は、そ
のガイド114a、121aのそれぞれの先端領域14
4と通常は接触している。
【0073】各ブロッキングスラグ123、124は半
径方向外側に広がった形状を有し、そのため、ガイド1
14aと121aによって形成され外側に広がっている
対応支持縁部129、130に面して配置されている2
つの広がり側方縁部127、128を有している。
【0074】図10と11に示されているように、ブロ
ッキングスラグ123は、例えば、ほぼU字型に折り曲
げられて、スラグ123に形成された孔132を貫通し
て、静止チークプレート107に形成されたくぼみ13
3に貫入する板ばねなどのばね131によって、その作
動位置に向かって弾性的に付勢されている。
【0075】また、スラグ123は、可動チークプレー
ト108に向かって軸線方向に突出し、コントロールプ
レート118に形成された切欠部135に貫入するペグ
134を有している。この切欠部135は、カム116
が作動位置にあるときにブロッキングスラグ123を半
径方向に内側にすべらせるようになっている傾斜路の形
の外側縁部136と、ペグ134に支えられ、カム11
6が作動位置にあるときにブロッキングスラグ123を
作動位置に保持するようになっている内側縁部134と
を有している。
【0076】また、各ブロッキングスラグ124は、第
1に、ブロッキングスラグ124の前部を被覆し、可動
チークプレート108の歯113に支えられている支持
プレート139と、第2に、支持プレート139から折
り曲げられ、ブロッキングスラグ124に形成されたハ
ウジング141に貫入する2つの弾性タブ140と、を
有する金属のばねインサート138を備えている(図1
4と15参照)。弾性タブ140は、ブロッキングスラ
グ124をその引込み位置に向かって弾性的に付勢して
いる(図16と17参照)。
【0077】ばねインサートのプレート139は、ブロ
ッキングスラグ124の孔141に貫入するラグ139
aによって静止チークプレート107に向かって延びて
いるのが有利である。このラグ139aは、それ自体が
タブ139bによって半径方向外側に延びており、タブ
139bは、スラグ124の下側を通り、ばねインサー
ト139がスラグ124に対して適切に配置されること
を保証する。
【0078】各ブロッキングスラグ124は、可動チー
クプレート108に向かって軸方向に突出するペグ14
2も有しており、コントロールプレート118の外周縁
部は、カム116が作動位置にあるときに弾性タブ14
0を圧縮し、ブロッキングスラグ124をその作動位置
に移動させるようにようにペグ142に支えられるよう
になっている支持縁部143を有している(図10、1
1、および14)。
【0079】ヒンジ機構105が正常の使用状態にある
とき、ブロッキングスラグ123と124は実質的に何
の作用も生じないこれに対し、特に、シートが設置され
た自動車が交通事故にあったことにより、静止および可
動チークプレート107と108間に特に大きいピボッ
トトルク(例えば、100m.daNより大きい)が加
わると、固定スラグ111は、可動チークプレート10
8がピボット運動し始めるようにそのガイド114をわ
ずかに変形させることができる。このピボット運動が、
ブロッキングスラグ123、124とそのガイド114
a、121aとの間に存在するクリアランスを吸収する
に足る値に達すると(例えば、約2°の角度)、各スラ
グの側方縁部127、128の一方と各対応支持縁部1
29、130との間のくさび作用によって、ブロッキン
グスラグ123、124が可動チークプレート108の
歯113に対して強く押圧される。このくさび作用を受
けると、ヒンジ機構105の機械的強度が同様に大幅に
増大する。
【0080】図18と19に示された本発明の第4の実
施形態は、本発明の第3の実施形態とよく似ているので
以下に詳しく説明することはしない。
【0081】本発明の第4の実施形態は、各ブロッキン
グスラグ124のばねインサート138が、好ましくは
可動チークプレート108の内向きの歯113に支えら
れるように配置された2つの円弧部146の形をなし、
好ましくはこれら2つの円弧部146がV字形の凹部1
47によって相互接続されているワイヤスプリング14
5と、置き換えられている点のみが第3の実施形態と異
なっている。スプリングワイヤ145の円弧部146
は、相手に向かってヘアピン形に折り曲げられ、巻上端
部149に対してそれぞれ延びている2つの弾性枝部1
48によって延ばされている。各巻上端部149は、軸
線Xと平行な中心軸線に沿って延び、スプリングワイヤ
145がブロッキングスラグ124をその引込み位置に
向かって付勢するように、ブロッキングスラグ124に
形成されたハウジング150、151に貫入する一連の
巻線によって構成されている。
【0082】少なくともハウジング151が周方向に長
い形のが有利であり、したがって、スプリングワイヤ1
45のV字形の凹部147の変形にかみ合うように周方
向に対応巻線149が移動できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を構成するヒンジ機構
を含んでいる乗物用シートの概略図である。
【図2】図1のシートに取り付けられたヒンジ機構の軸
方向断面図であり、機構が休止位置にある状態を示す。
【図3】図2の断続線III−IIIについての断面図であ
る。
【図4】図3のヒンジ機構のブロッキング部材の1つ
を、そのばねとともに示す、分解斜視図である。
【図5】図3の線V−Vについての詳細断面図である。
【図6】作動位置にあるヒンジ機構を示す、図3と同様
の図である。
【図7】背もたれに大きい回転トルクがかかっている場
合のヒンジ機構を示す、図3と同様の図である。
【図8】本発明の第2の実施形態を示す、図3と同様の
図である。
【図9】本発明の第3の実施形態を構成するヒンジ機構
によって調整可能な傾斜付き背部を有するシートの概略
図である。
【図10】休止位置にあるヒンジ機構を示す図9のシー
トに取り付けられるヒンジ機構を、図11の線X−Xで
切った断面図である(より分かりやすくするためにヒン
ジ機構のスラッグとカムは断面図に示さず、また、切断
面上方に位置する機構のコントロールプレートを破線で
示してある)。
【図11】休止位置にあるヒンジ機構を示す図9のシー
トに取り付けられるヒンジ機構を、図10の線XI−XIで
切った断面図である(より分かりやすくするためにヒン
ジ機構のスラッグとカムは断面図に示さず、また、切断
面上方に位置する機構のコントロールプレートを破線で
示してある)
【図12】図10および11の機構の中央ばねを示す詳
細図である。
【図13】図10および11の機構のコントロールタブ
を示す詳細図である。
【図14】図10と11の機構のブロッキングスラグの
1つを通る、図11の線XIV−XIVについての詳細断面図
である。
【図15】図14のブロッキングスラグに取り付けられ
たばねインサートの下面図である。
【図16】作動位置にあるヒンジ機構を示す、図11と
同様の図である。
【図17】作動位置にあるヒンジ機構を示す、図14と
同様の図である。
【図18】本発明の第4の実施例を示す、図11と同様
の図である。
【図19】本発明の第4の実施形態を示す、図14と同
様の図である。
【符号の説明】
1 乗物用シート 2 座部 3 フロア 4 背もたれ 5 ヒンジ機構 6 操作レバー 7 静止チークプレート 8 可動チークプレート 9 金属のリング 10 固定装置 11 固定スラグ 12 外向きの歯 13 内向きの歯 14 アバットメント部材 15 ペグ 16 カム 17 コントロールシャフト 18 ばね 21 回転方向 22 コントロールプレート 23 切欠部 25 ブロッキングスラグ 26 歯 27 ばね 28 孔 29 くぼみ 30 ペグ 31 切欠部 32 カム縁部 33 縁部 34 側方縁部 35 対応縁部 36 平面 38 箇所 39 段形後退部 40 アバットメント 41 側方支持縁部 43 ガイドランプ 44 くさび部 45 空きスペース 101 乗物用シート 102 座席 103 フロア 104 背もたれ 105 ヒンジ機構 106 取っ手 107 静止チークプレート 108 可動チークプレート 109 金属のリング 111 固定スラグ 113 歯 114 ガイド 114a 打抜部 116 カム 117 スプリング 118 コントロールプレート 119 切欠部 120 カム縁部 121a 打抜部 123 ブロッキングスラグ 124 ブロッキングスラグ 125 歯 127 側方縁部 135 切欠部 138 インサート 139 支持プレート 145 ワイヤスプリング 146 円弧部 148 弾性枝部 149 巻上端部 150 ハウジング 151 ハウジング

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗物用シートのヒンジ機構であって、 ピボット軸線(X)を中心として互いにピボット回転す
    るように取り付けられている第1および第2の剛構造
    (8,7;108,107)と、 ・前記第1の剛構造(8)に固定され、前記ピボット軸
    線(X)を中心とする少なくとも円弧形状を形成する1
    群の歯(13;113)と、 ・前記ヒンジ機構がある正常値を超えるトルクを受けな
    い限り円周方向に実質的に遊びのない状態で第2の構造
    (7;107)に取り付けられた少なくとも1つの歯付
    き固定部材(11;111)であって、第1に、前記固
    定部材が第1の構造の歯と係合して第1および第2の構
    造が相互に移動するのを防止する作動位置と、第2に、
    前記固定部材が第1の構造の歯と干渉しない第2の引込
    み位置との間を実質的に半径方向(R)に移動可能な固
    定部材と、 ・前記固定部材(11)をその作動位置またはその引込
    み位置の一方に選択的に位置させるのに適した制御装置
    (16,18,22,27;116,117,118,
    131,138,145)とを有する、乗物用シートの
    ヒンジ機構において、 前記第1の構造の歯(13;113)と係合するように
    なっている歯(26;125,126)を有する少なく
    とも1つのブロッキング部材(25;123,124)
    をさらに有し、前記ブロッキング部材は、その歯(2
    6;125、126)が前記周方向にある量のクリアラ
    ンスを空けるように前記第2の構造(7;107)に取
    り付けられており、前記ブロッキング部材(25;12
    3,124)が、第1に、前記ブロッキング部材が前記
    第1の構造の歯(13;113)と係合する作動位置
    と、第2に、前記ブロッキング部材が前記第1の構造の
    歯と干渉しない引込み位置との間で移動可能であり、 前記制御装置(16,18,22,27;116,11
    7,118,131,138,145)が、前記ブロッ
    キング部材(25;123、125)と前記固定部材
    (11;111)とを前記作動位置または前記引込み位
    置の一方に同時に位置させるようになっており、 前記第2の構造(7;107)が、通常は前記ブロッキ
    ング部材から前記周方向のクリアランスだけ隔てられて
    いる少なくとも1つのガイド(14;114a,121
    a)を有し、前記ブロッキング部材をそのガイド(1
    4;114a,121a)に向かって移動させることに
    よって、前記ヒンジ機構が前記通常トルク値よりも大き
    い、前記ブロッキング部材(25;123,124)の
    前記周方向のクリアランスを吸収するトルクを受ける
    と、前記ガイドが、前記ブロッキング部材(25;12
    3,124)に属する突出する側方支持縁部(41;1
    27、128)と協働して、前記ブロッキング部材をく
    さび効果によって前記第1の構造の前記歯(13;11
    3)に対して押圧することを特徴とする、乗物用シート
    のヒンジ機構。
  2. 【請求項2】 前記第2の構造(7;107)が、通常
    は前記ブロッキング部材(25;123、124)から
    前記周方向のクリアランスだけ隔てられている少なくと
    も2つのガイド(14;114a,121a)をその両
    側に有し、前記ヒンジ機構が、前記通常トルク値よりも
    大きい、前記ブロッキング部材の前記周方向のクリアラ
    ンスを吸収するトルクを受けると、前記ガイドが、前記
    ブロッキング部材に属する2つの支持縁部(41;12
    7、128)とそれぞれ協働して、前記ブロッキング部
    材をくさび効果によって前記第1の構造の前記歯(1
    3;113)に対して押圧する、請求項1に記載のヒン
    ジ機構。
  3. 【請求項3】 前記ブロッキング部材(25;123、
    124)が、その2つのガイド(14;114a,12
    1a)間を実質的に半径方向(R)にすべるように取り
    付けられており、前記ガイドが、前記ブロッキング部材
    の前記歯の前記周方向のクリアランスに対応するある量
    の角度クリアランスを前記固定部材に残して、実質的に
    前記固定部材と接触する箇所にそれぞれの支持領域(3
    7;144)を有している、請求項2に記載のヒンジ機
    構。
  4. 【請求項4】 前記ブロッキング部材の前記支持縁部
    (41;127,128)が、前記ブロッキング部材の
    前記歯(26;125,126)と協働して、前記ブロ
    ッキング部材に対して横方向に突出するくさび部を形成
    する、先行する請求項のうちのいずれか1項に記載のヒ
    ンジ機構。
  5. 【請求項5】 前記ブロッキング部材の前記ガイド(1
    4;114a、121a)が、前記第1の構造の前記歯
    (13;113)と協働して、前記ブロッキング部材の
    対応支持縁部(41;127,128)に向かって開い
    ているくさび形の空間を形成する、先行する請求項のう
    ちのいずれか1項に記載のヒンジ機構。
  6. 【請求項6】 前記制御装置が、 ・回転カム(16;116)が前記固定部材(11;1
    11)をその作動位置に位置させる休止位置に向かっ
    て、弾性的に付勢されている回転カム(16;116)
    と、 ・前記カム(16;116)に固定され、前記固定部材
    (11;111)と前記ブロッキング部材(25;12
    3)とに少なくとも部分的に重なっている少なくとも1
    つのコントロールプレート(22;118)であって、
    前記カム(16;116)が作動位置に移動させられる
    と、前記固定部材および前記ブロッキング部材に形成さ
    れた突出するペグ(15、30;115、134)と協
    働して前記固定部材と前記ブロッキング部材とを同時に
    その引込み位置に向かって移動させるようになっている
    切欠部(23、31;119、135)を有するコント
    ロールプレートとを有する、先行する請求項のうちのい
    ずれか1項に記載のヒンジ機構。
  7. 【請求項7】 前記ブロッキング部材(25;123)
    が、前記ブロッキング部材を前記第2の構造(7;10
    7)に連結するばね(27;131)によってその作動
    位置に向かって付勢されている、先行する請求項のうち
    のいずれか1項に記載のヒンジ機構。
  8. 【請求項8】 前記コントロールプレートの切欠部(1
    35)が、前記カム(116)がその作動位置にあると
    きに前記ブロッキング部材(123)をその作動位置に
    保持するようになっている傾斜路形のカム縁(137)
    を有する、請求項6または請求項7に記載のヒンジ機
    構。
  9. 【請求項9】 前記制御装置(110)が、 ・回転カム(116)が前記固定部材(111)をその
    作動位置に位置させる休止位置に向かって、弾性的に付
    勢されている回転カム(116)と、 ・前記カム(116)に固定され、前記固定部材(11
    1)と前記ブロッキング部材(124)とに少なくとも
    部分的に重なっている少なくとも1つのコントロールプ
    レート(118)であって、前記カム(116)が作動
    位置に移動させられると、前記固定部材に設けられた突
    出するペグ(15)と協働して前記固定部材をその引込
    み位置に向かって移動させるようになっている切欠部
    (119)を有するとともに、前記カム(116)がそ
    の作動位置に移動させられると、前記ブロッキング部材
    (124)に設けられた突出するペグ(142)と協働
    して前記ブロッキング部材をその作動位置に移動させる
    ようになっているカム縁部(143)も有しており、前
    記ブロッキング部材(124)がその引込み位置に向か
    って弾性的に付勢されている、請求項1から5のいずれ
    か1項に記載のヒンジ機構。
  10. 【請求項10】 前記ブロッキング部材(124)が、
    前記第1の構造(108)の前記歯(113)に支えら
    れている弾性部材(138;145)によって、その引
    込み位置に向かって弾性的に付勢されている、請求項9
    に記載のヒンジ機構。
  11. 【請求項11】 前記弾性部材が、前記第1の構造(1
    08)の前記歯(113)に支えられている円形セクタ
    の形の支持プレート(139)と、前記支持プレート
    (139)に固定され、前記ブロッキング部材(12
    4)に形成された孔(141)にはめ込まれる少なくと
    も1つの弾性タブ(140)を有する、請求項10に記
    載のヒンジ機構。
  12. 【請求項12】 前記弾性部材が、前記第1の構造(1
    08)の前記歯(113)に支えられる少なくとも1つ
    の円弧形の外側部(146)を有するスプリングワイヤ
    であり、前記円弧部(146)が、ヘアピンのように折
    り曲げられた少なくとも1つの枝部(148)によって
    延長され、前記ブロッキング部材(124)のくぼみ
    (150,151)にはめ込まれる端部(149)で終
    端している、請求項10に記載のヒンジ機構。
  13. 【請求項13】 前記弾性部材が、V字形の凹部によっ
    て相互に接続された2つの円弧部(146)を有し、各
    円弧部が、ヘアピンのように折り曲げられたそれぞれの
    枝部(148)によって延長され、前記ピボット軸線に
    平行な軸線のまわりに巻きつけられた巻線(149)で
    終端し、前記ブロッキング部材(124)に形成された
    くぼみ(150,151)にはめ合わされ、少なくと1
    つの前記巻線(149)が、対応するくぼみ(151)
    にクリアランスをあけて係合させられている。請求項1
    2に記載のヒンジ機構。
  14. 【請求項14】 ・直径に沿って向きあう2つの固定部
    材(11)と、 ・同様に直径に沿って向き合っており、前記2つの固定
    部材に対してほぼ直角に配置されている2つのブロッキ
    ング部材(25)とを有する、先行する請求項のうちの
    いずれか1項に記載のヒンジ機構。
  15. 【請求項15】 ブロッキング部材(25)と、前記ブ
    ロッキング部材について対称に配置されている2つの固
    定部材(11)とを有し、前記ブロッキング部材が、各
    固定部材に対して、ピボット軸線(X)を中心として1
    00°〜170°の範囲の角度(β)を形成している、
    先行する請求項のうちのいずれか1項に記載のヒンジ機
    構。
  16. 【請求項16】 前記制御装置が、前記固定部材(1
    1)を回転カムによって作動位置に保持する休止位置に
    向かって弾性的に付勢される前記回転カム(16)を有
    し、前記カムは、半径方向に外側に突出して、前記ピボ
    ット軸線(X)のまわりに配置された第1、第2、およ
    び第3の支持縁部(16a)を有し、前記カムが前記休
    止位置にあるときに、前記カムの前記第1および第2の
    支持縁部(16a)が前記固定部材に支えられるように
    なっており、前記カムの前記第3の支持縁部(16a)
    が、前記第1および第2の支持縁部に対して対称に配置
    されており、前記カムが前記休止位置にあるときに、前
    記第2の構造(7)に固定されているアバットメント
    (40)に対して半径方向に支えられるようになってお
    り、前記アバットメントが前記ブロッキング部材(2
    5)の動きを制限する、請求項15に記載のヒンジ機
    構。
  17. 【請求項17】 先行する請求項のうちのいずれか1項
    に記載の少なくとも1つのヒンジ機構(5;105)に
    よって結合された座部(2;102)と背もたれ(4;
    104)を有する乗物用シート。
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