JPH10232867A - 文書処理方法および文書処理装置ならびに文書処理プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

文書処理方法および文書処理装置ならびに文書処理プログラムを記録した記録媒体

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JPH10232867A
JPH10232867A JP9356329A JP35632997A JPH10232867A JP H10232867 A JPH10232867 A JP H10232867A JP 9356329 A JP9356329 A JP 9356329A JP 35632997 A JP35632997 A JP 35632997A JP H10232867 A JPH10232867 A JP H10232867A
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JP9356329A
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Kenzo Matsumoto
賢三 松本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 文書中の特定語句に対し自動的に符号を付け
る。 【解決手段】 文書読み込み手段22は、フロッピーデ
ィスクにファイルとして格納されている明細書を、フロ
ッピーディスクより読み込み、メモリ16に記憶させ
る。記号検索手段24は、メモリ16において識別記号
を検索し、語句識別手段26は、記号検索手段24が検
索した識別記号の前に記憶されている語句、すなわち指
定語句を、メモリ16において識別する。語句検索手段
28は、語句識別手段26が識別した指定語句に一致す
る語句を、メモリ16において検索し、符号挿入手段3
0は、指定語句に符号を割り当て、メモリ16において
上記符号を語句検索手段28が検索した語句につづく位
置に挿入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特許出願に係わる
発明の明細書などの文書を作成するための文書処理方
法、文書処理装置、ならびに文書処理プログラムを記録
した記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】文書を能率よく作成する手段としてワー
ドプロセッサ(ここでは単にワープロともいう)が広く
用いられており、特許出願および実用新案登録出願に係
わる発明および考案の明細書(以下、単に明細書ともい
う)の作成においても例外ではない。ワープロでは、文
字や記号はコードによって表され、したがって明細書な
どの文書はコード列により表される。ワープロで作成さ
れた文書は、上記コード列にもとづいて紙などに印刷さ
れる他、コード列のデータとしてフロッピーディスクな
どに格納保存される。
【0003】明細書では、技術的な内容を明瞭に理解で
きるようにするため、通常、図面を参照して説明が行わ
れる。そして、図面に描かれた装置の構成要素などには
数字による符号が付され、明細書中で上記構成要素など
を引用するときは、その名称につづけて符号が記載され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ワープロ上で
このような符号を名称ごとにいちいち入力するのは手間
がかかり、能率が悪い。符号の桁数が2桁、3桁、さら
には4桁と多くなるとなおさらである。しかも、同一の
名称に対して異なる符号を記載したり、異なる名称に同
一の符号を記載するといった人為的なミスも起り易い。
【0005】本発明はこのような問題を解決するために
なされたもので、その目的は、文書中に含まれる名称な
どの特定の語句に対し自動的に符号を付すことを可能と
して、能率よく、かつミスなく文書を作成できるように
する文書処理方法、文書処理装置、ならびに文書処理プ
ログラムを記録した記録媒体を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、請求項1の発明は、文書を記憶した文書記憶手段に
おいて識別記号を検索する記号検索ステップと、前記記
号検索ステップで検索した前記識別記号の前または後ろ
に記載されている指定語句を、前記文書記憶手段におい
て識別する語句識別ステップと、前記語句識別ステップ
で識別した前記指定語句に一致する語句を、前記文書記
憶手段において検索する語句検索ステップと、前記指定
語句に符号を割り当て、前記符号を前記文書記憶手段に
おいて、前記語句検索ステップで検索した前記語句の前
または後ろに挿入する符号挿入ステップと、を含むこと
を特徴とする。
【0007】また、請求項6の発明は、符号を付けるべ
き指定語句を取得して語句記憶手段に書き込む語句取得
ステップと、前記語句記憶手段から前記指定語句を読み
出し、読み出した前記指定語句に一致する語句を、文書
を記憶した文書記憶手段において検索する語句検索ステ
ップと、前記指定語句に符号を割り当て、前記符号を前
記文書記憶手段において、前記語句検索ステップで検索
した前記語句の前または後ろに挿入する符号挿入ステッ
プと、を含むことを特徴とする。
【0008】また、請求項10の発明は、文書を記憶し
た文書記憶手段において識別記号を検索する記号検索手
段と、前記記号検索手段が検索した前記識別記号の前ま
たは後ろに記載されている指定語句を、前記文書記憶手
段において識別する語句識別手段と、前記語句識別手段
が識別した前記指定語句に一致する語句を、前記文書記
憶手段において検索する語句検索手段と、前記指定語句
に符号を割り当て、前記符号を前記文書記憶手段におい
て、前記語句検索手段が検索した前記語句の前または後
ろに挿入する符号挿入手段と、を含むことを特徴とす
る。
【0009】また、請求項15の発明は、符号を付ける
べき指定語句を取得して語句記憶手段に書き込む語句取
得手段と、前記語句記憶手段から前記指定語句を読み出
し、読み出した前記指定語句に一致する語句を、文書を
記憶した文書記憶手段において検索する語句検索手段
と、前記指定語句に符号を割り当て、前記符号を前記文
書記憶手段において、前記語句検索手段が検索した前記
語句の前または後ろに挿入する符号挿入手段と、を含む
ことを特徴とする。
【0010】また、請求項19の発明は、文書を記憶し
た文書記憶手段において識別記号を検索する記号検索ス
テップと、前記記号検索ステップで検索した前記識別記
号の前または後ろに記載されている指定語句を、前記文
書記憶手段において識別する語句識別ステップと、前記
語句識別ステップで識別した前記指定語句に一致する語
句を、前記文書記憶手段において検索する語句検索ステ
ップと、前記指定語句に符号を割り当て、前記符号を前
記文書記憶手段において、前記語句検索ステップで検索
した前記語句の前または後ろに挿入する符号挿入ステッ
プと、を含む文書処理プログラムが記録されていること
を特徴とする。
【0011】また、請求項24の発明は、符号を付ける
べき指定語句を取得して語句記憶手段に書き込む語句取
得ステップと、前記語句記憶手段から前記指定語句を読
み出し、読み出した前記指定語句に一致する語句を、文
書を記憶した文書記憶手段において検索する語句検索ス
テップと、前記指定語句に符号を割り当て、前記符号を
前記文書記憶手段において、前記語句検索ステップで検
索した前記語句の前または後ろに挿入する符号挿入ステ
ップと、を含む文書処理プログラムが記録されているこ
とを特徴とする。
【0012】請求項1、10、19の発明では、文書記
憶手段において識別記号が検索され、識別記号の前また
は後ろに記載されている指定語句が識別される。そし
て、識別された指定語句に一致する語句が文書記憶手段
で検索され、指定語句に符号を割り当て、その符号が上
記語句の前または後ろに挿入される。
【0013】また、請求項6、15、24の発明では、
まず符号を付けるべき指定語句を取得して語句記憶手段
に書き込み、この語句記憶手段から指定語句を読み出
し、読み出した指定語句に一致する語句が、文書記憶手
段において検索される。そして、指定語句に符号を割り
当て、その符号が、上記語句の前または後ろに挿入され
る。
【0014】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を実施例
にもとづき図面を参照して説明する。図1は本発明によ
る文書処理装置の一例を示すブロック図、図2は図1の
文書処理装置が実行する処理の手順を示すフローチャー
トである。以下では、これらの図面を参照して本発明の
文書処理装置の一例について説明し、同時に本発明の文
書処理方法および本発明の文書処理プログラムを記録し
た記録媒体の実施例について説明する。
【0015】図1に示した文書処理装置2は、特に請求
項1、10、19の発明に係わり、具体的には例えばパ
ーソナルコンピュータ(以下、パソコンともいう)を用
いて実現できる。図3はそのパソコンの一例を示す構成
図である。このパソコン4は、図3に示すように、パソ
コン本体6、パソコン本体6に接続されたキーボード
8、CRTモニタ10、プリンタ12により構成されて
いる。パソコン本体6は、CPU14、メインメモリ1
6(以下、単にメモリ16ともいう)、ハードディスク
ドライブ(HDD)18、フロッピーディスクドライブ
(FDD)20を含んでいる。このような構成におい
て、本発明による文書処理プログラムの一例を記録した
フロッピーディスク(記録媒体)をフロッピーディスク
ドライブ20にセットし、上記フロッピーディスクから
上記文書処理プログラムを読み出してメモリ16にロー
ドし、CPU14をそのプログラムにもとづいて動作さ
せることで、以下に説明する文書処理装置2の各部の機
能が実現されている。
【0016】本実施例の文書処理装置2は、文書として
明細書を処理の対象とし、図1に示すように、文書読み
込み手段22、記号検索手段24、語句識別手段26、
語句検索手段28、符号挿入手段30、識別記号削除手
段32、出力手段34を含んでいる。
【0017】文書読み込み手段22は、フロッピーディ
スクドライブ20(図3)にセットされたフロッピーデ
ィスクにファイルとして格納されている明細書を、フロ
ッピーディスクより読み込み、メモリ16に記憶させ
る。メモリ16は例えばICメモリにより構成されてお
り、ここでは、このメモリ16が本発明に係わる文書記
憶手段の役割を果たしている。
【0018】明細書は、漢字、ひらがな、カタカナ、ア
ルファベット、数字などの文字や、記号を含み、これら
の文字や記号の列として表されている。そして、明細書
は、各文字や記号を表すコードの列としてフロッピーデ
ィスクに格納されており、したがって、文書読み込み手
段22によりメモリ16に記憶された明細書は、文字や
記号のコード列として記憶される。
【0019】記号検索手段24は、メモリ16において
識別記号を検索し、語句識別手段26は、記号検索手段
24で検索した識別記号の前に記憶されている語句、す
なわち指定語句を、メモリ16において識別する。識別
記号の検索および指定語句の識別については後にさらに
詳しく説明する。
【0020】語句検索手段28は、語句識別手段26が
識別した指定語句に一致する語句を、メモリ16におい
て検索し、符号挿入手段30は、指定語句に符号を割り
当て、メモリ16において上記符号を語句検索手段28
が検索した語句の後ろに挿入する。本実施例では符号挿
入手段30が割り当てる符号は数字のみから成るものと
する。
【0021】識別記号削除手段32は、メモリ16を検
索して識別記号を見つけ、その記号につづくすべての文
字および記号の記憶位置を上記識別記号の側に移動させ
ることで、識別記号を削除する。出力手段34は、符号
挿入が完了した明細書を、メモリ16から読み出し、プ
リンタ12に出力して印刷させ、また、フロッピーディ
スクドライブ20にセットされたフロッピーディスクに
出力してファイルとして保持させる。
【0022】次に、このように構成された文書処理装置
2の動作について、図2をも参照して詳しく説明する。
なお、ここでは上述した識別記号は一例として“@”で
あるとする。そして、文書処理装置2が処理の対象とす
るのは、明細書の[発明の詳細な説明]の欄であると
し、この範囲を以下では処理範囲という。なお、ここで
は“[”、“]”をそれぞれJISコードが215Aお
よび215B(16進数)である括弧の代りに用いる。
【0023】明細書の作成者はワープロによって明細書
を作成し、作成した明細書をフロッピーディスクに格納
して、そのフロッピーディスクをフロッピーディスクド
ライブ20にセットする。明細書を作成するワープロ
は、ワープロの機能を主に備えたワープロ専用機であっ
てもよく、また、ワープロソフト(ワープロの機能をパ
ソコン上で実現するソフトウェア)を組み込んだパソコ
ンであってもよい。なお、ワープロによって作成された
明細書は、ここでは文字が例えばシフトJISコードに
より表されているものとする。
【0024】明細書の作成者は明細書を作成する際、符
号を付けるべき部材などの名称(本発明に係わる指定語
句)を記載するときは、その名称につづけて一度だけ
“@”を記入しておく。したがって、例えば、“この制
御装置は、A/D変換器を備えたエラー判定回路を含
み、エラー判定回路はA/D変換器を通じて取り込んだ
信号にもとづいて・・・”といった文章を記載し、“制御
装置”、“A/D変換器”、“エラー判定回路”にそれ
ぞれ符号を付けようとする場合には、上記例文は、“こ
の制御装置@は、A/D変換器@を備えたエラー判定回
路@を含み、エラー判定回路はA/D変換器を通じて取
り込んだ信号にもとづいて・・・”のように記載する。す
なわち、“制御装置”、最初の“A/D変換器”および
“エラー判定回路”の後ろに各名称につづけて“@”を
書き込んでおく。
【0025】この実施例では、上記名称(指定語句)
は、漢字、かたかな、アルファベット、ギリシャ文字、
ロシア文字、数字、ならびに特定のJIS記号(これら
の文字および記号をここでは特定文字記号という)のう
ちの1つまたは複数から成るものとする。なお、JIS
記号とは16進数の2121から217Eまで、および
2221から222EまでのJISコードで表される記
号のことをいう。また、特定のJIS記号とは、空白、
句点、読点、カンマ、ピリオドを除くJIS記号のこと
をいう。
【0026】図2のフローチャートに示すように、ま
ず、文書読み込み手段22は、フロッピーディスクドラ
イブ20にセットされたフロッピーディスクにファイル
として格納されている明細書を、フロッピーディスクよ
り読み込み、メモリ16に確保された文書領域36A
(図1)に記憶させる(ステップS1)。明細書は上述
のようにコード列として表されており、各コードは、明
細書を構成する各文字の配列の順に、例えばメモリ16
の小さいアドレスから大きいアドレスへと格納される。
【0027】次に、記号検索手段24は、メモリ16の
文書領域36Aに記憶されている明細書の上記処理範囲
において識別記号、すなわち“@”(シフトJISコー
ドは16進数で8197)を、そのコードを見つけるこ
とで検索する(ステップS2)。ここで記号検索手段2
4は、メモリ16のアドレスの小さい方から大きい方へ
と各アドレスの記憶内容を調べることで識別記号を検索
していく。そして、[図面の簡単な説明]の見出しを検
索することで、処理範囲の末尾位置(アドレス)を取得
し、その末尾位置までの範囲内で識別記号が検索できた
場合は、識別記号が記憶されているアドレスを語句識別
手段26に通知し(ステップS3でイエスの場合)、一
方、処理範囲内で識別記号を検索できなかった場合は、
識別記号の検索を終了する。ここで、識別記号が検索で
きたとすると、語句識別手段26は、記号検索手段24
が検索した識別記号の前に記憶されている名称(指定語
句)を、記号検索手段24から受け取ったアドレスにも
とづいてメモリ16の文書領域36Aにおいて識別する
(ステップS4)。
【0028】詳しくは、語句識別手段26は次のように
して名称を識別する。上記例文で“制御装置”を識別す
る場合を例に説明する。語句識別手段26は、“@”が
記憶されているアドレスより1文字分小さいアドレスか
らコードを読み出し、読み出したコードが上記特定文字
記号を表すか否かを調べる。この場合には、読み出した
コードが表す文字は“置”であるから、これは特定文字
記号である。したがって語句識別手段26は、さらに、
1文字分小さいアドレスからコードを読み出し、読み出
したコードが上記特定文字記号を表すか否かを調べる。
この場合にも、読み出したコードが表す文字は“装”で
あるから、特定文字記号となる。
【0029】この“装”の前にはさらに“御”、“制”
が記載されているので、“制”を調べた後、さらにその
前に記載されている“の”を読み出すことになる。そし
て、この“の”は特定文字記号ではないので、語句識別
手段26は、“の”の1つ手前の“制”が名称の先頭で
あると認識し、“置”から先頭の“制”までの連続する
特定文字記号の列を指定語句、すなわち符号を付けるべ
き名称として識別する。語句識別手段26は、識別した
“制御装置”をメモリ16の文書領域から読み出し、メ
モリ16に別に確保された指定語句領域36B(図1)
に格納する。
【0030】その後、記号検索手段24および語句識別
手段26はこのような処理を繰り返す。すなわち、記号
検索手段24は、次の“@”を見つけるべくメモリ16
の文書領域36Aに記憶された明細書を検索し、そし
て、“A/D変換器”および“エラー判定回路”につづ
けて記入されている“@”を順次発見する。そして、語
句識別手段26は、記号検索手段24が“@”を見つけ
るごとに、“制御装置”の場合と同様の手順で、共に連
続する特定文字記号から成る“A/D変換器”および
“エラー判定回路”をそれぞれ識別し、メモリ16から
読み出して上記指定語句領域36Bに格納する。
【0031】そして、記号検索手段24はさらに明細書
の処理範囲中に記載されている他の“@”を検索し、語
句識別手段26は、記号検索手段24が“@”を見つけ
るごとに名称を識別し、それらをメモリ16から読み出
してメモリ16の指定語句領域36Bに格納していく。
そして、ステップS3における判定結果がノーとなる
と、記号検索手段24は、処理範囲に含まれるすべての
“@”を検索したことになるので、検索処理を終了す
る。
【0032】これにより、語句検索手段28は、メモリ
16の指定語句領域36Bから語句識別手段26が識別
した名称を1つずつ読み出し(ステップS5)、その名
称に一致する名称を、メモリ16の文書領域36Aに記
憶された明細書の処理範囲において検索する(ステップ
S6)。そして、[図面の簡単な説明]の見出しまでの
範囲で、すなわち処理範囲内で上記名称が検索できた場
合は、名称が記憶されているアドレスを符号挿入手段3
0に通知し(ステップS7でイエスの場合)、一方、処
理範囲内で名称を検索できなかった場合は、識別記号の
検索を終了する(ステップS7でノーの場合)。ここ
で、上記名称が検索できたとすると、符号挿入手段30
は、名称に符号を割り当て、語句検索手段28から受け
取ったアドレスにもとづいてメモリ16の文書領域36
Aにおいて、割り当てた符号を語句検索手段28が検索
した語句の後ろに挿入する(ステップS8)
【0033】上記例文の場合を例に具体的に説明する
と、語句検索手段28は、指定語句領域36Bからまず
指定語句として名称“制御装置”を読み出す。そして、
“制御装置”に一致する名称を、明細書の上記処理範囲
において検索する。その結果、上記例文では、“制御装
置”が見つかることになる。
【0034】そして、符号挿入手段30は、この“制御
装置”に符号として例えば2を割り当て、また、符号挿
入手段30は、検索された“制御装置”につづいて記憶
されているコードをすべて1文字分だけアドレスの大き
い方に移し替える。そして、上記2を表すコードを、語
句検索手段28が検索した“制御装置”につづく位置に
書き込む。
【0035】その後、処理はステップS6に戻り、語句
検索手段28は、次に記載されている“制御装置”を検
索する。この名称が検索されると、符号挿入手段30は
上述の場合と同様に符号として2を、新たに検索された
“制御装置”に対して書き込む。
【0036】語句検索手段28および符号挿入手段30
がこのような処理を繰り返し、その後、ステップS7に
おける判定結果がノーとなった場合は、語句検索手段2
8は、メモリ16の指定語句領域36Bに書き込まれて
いるすべての名称の検索を終了したか否かを判定する
(ステップS9)。そして、判定結果がノーの場合は、
ステップS6に戻って次の名称を指定語句領域36Bか
ら読み出し、その名称に関して上記処理を繰り返す。
【0037】この場合には、“制御装置”の次には“A
/D変換器”が指定語句領域36Bに記憶されているの
で、語句検索手段28はこの名称を読み出して、文書領
域36Aに記憶されている明細書の処理範囲においてこ
の“A/D変換器”を検索する。そして、符号挿入手段
30は、語句検索手段28がこの名称を見つけると、符
号として上記“制御装置”の場合と異なる例えば4を割
り当て、上述の場合と同様に“A/D変換器”につづく
すべてのコードを1文字分移動させた後、“A/D変換
器”につづく位置に4を書き込む。上記例文では、“A
/D変換器”は2箇所に記載されており、語句検索手段
28はそれぞれの箇所でこの名称を発見し、符号挿入手
段30は、そのつど“A/D変換器”につづく位置に符
号として4を書き込む。
【0038】“A/D変換器”に関する処理が終了する
と、語句検索手段28は、次に“エラー判定回路”をメ
モリ16の指定語句領域36Bから読み出し、この名称
を明細書の処理範囲で検索する。そして、符号挿入手段
30は例えば6を符号として割り当て、“エラー判定回
路”につづく位置に6を書き込む。この実施例では、こ
のように、符号挿入手段30は符号を付けるべき名称に
対して、名称が明細書中で登場する順番に大きくなる数
を割り当てる。なお、このような符号割り当ては、符号
挿入手段30に例えばカウンタを設け、1つの名称に符
号を割り当てるごとにカウンタを所定のピッチでカウン
トアップし、そして、そのカウンタの値にもとづいて符
号を生成することで行える。
【0039】その後、語句検索手段28は、指定語句領
域36Bに記憶されているすべての名称に関する検索処
理を終了し、ステップS9における判定の結果がイエス
となると、処理を終了する。これにより、識別記号削除
手段32は、メモリ16の文書領域36Aに記憶された
明細書の処理範囲において“@”を検索し、“@”が見
つかると、“@”より1文字分大きいアドレスより以降
に記憶されているコードをすべて、アドレスの小さいほ
うへ1文字分だけ記憶位置を移動させる。識別記号削除
手段32は、上記処理範囲で“@”を見つけるごとにこ
の処理を行い、その結果、処理範囲内に記載されている
“@”はすべて削除される(ステップS10)。
【0040】その後、出力手段34は、明細書をメモリ
16の文書領域36Aから読み出し、プリンタ12(図
3)に出力して印刷させ、また、フロッピーディスクド
ライブ20に出力してファイルとして保持させる(ステ
ップS11)。ここで印刷またはファイルに格納される
明細書では、例えば上記例文の箇所は、“この制御装置
2は、A/D変換器4を備えたエラー判定回路6を含
み、エラー判定回路6はA/D変換器4を通じて取り込
んだ信号にもとづいて・・・”のように、各名称に符号
2、4、6がそれぞれ付されたものとなっている。
【0041】このように、本実施例の文書処理装置2を
利用すると、明細書の作成者は、明細書をワープロによ
り作成する際に、符号を付けるべき名称には、一度だけ
その名称につづけて“@”を記入しておけばよく、その
ようにして作成した明細書をフロッピーディスクを介し
て文書処理装置2に入力し、処理することで、“@”を
記入した名称には自動的に符号が割り当てられ、名称に
つづけて符号が書き込まれる。したがって、この文書処
理装置2を利用することで非常に能率よく明細書を作成
することができる。また、同一の名称に対して異なる符
号を記載したり、異なる名称に同一の符号を記載すると
いった人為的なミスも解消できる。
【0042】なお、この実施例では、符号挿入手段30
が各名称に割り当てる符号は2ずつ大きくなる数字とし
たが、これは一例であり、1ずつ大きくなる連続した数
字や、あるいはさらにピッチを大きくして生成した数字
を割り当てることも無論可能である。また、符号の最小
値も1や10、あるいは100など種々に設定できる。
さらに、アルファベットを用いて、2a、4a、6a、
・・・や、R2、R4、R6、・・・や、a、b、c、・・・と
いった符号を名称に割り当てることも容易である。ま
た、アルファベット以外にも、ギリシャ文字、ロシア文
字、JIS記号を用いてもよく、したがって、数字、ア
ルファベット、ギリシャ文字、ロシア文字、JIS記号
のうちのいずれか1つまたは複数を含む符号を割り当
て、挿入することは容易である。
【0043】また、この実施例では、識別記号“@”は
符号を付けるべき名称の後ろにつづけて記入しておくと
したが、“@”を名称の前に、例えば“@制御装置”の
ように記入するようにしてもよい。この場合には、記号
検索手段24が“@”を見つけると、語句検索手段28
は、上述の場合とは逆に“@”の後方に記憶されている
文字を順番に調べて符号を付けるべき名称を識別するこ
とになる。しかし、検索方向が異なるだけで語句検索手
段28の処理内容は基本的に同じである。
【0044】本実施例では、識別記号として“@”を用
いたが、識別記号としては、明細書中に用いられている
文字や記号と混乱しないものであればどのようなもので
も用いることができる。したがって、JIS記号に含ま
れる使用頻度の低い記号を用いたり、アルファベット、
ギリシャ文字、ロシア文字、あるいは使用頻度の低い漢
字を用いることも可能である。さらに、ひらがなやカタ
カナを含めて、種々の文字や記号を組み合せたものを識
別記号とすることも可能である。ひらがなやカタカナな
どは単独では明細書中の文字と混乱を生じる可能性が高
いが、複数の文字を組み合せて記号を構成した場合に
は、混乱を避けることができる。また、使用頻度の高い
漢字であっても、その明細書で使用されていない場合に
は単独で、または複数を組み合せて識別記号として使用
することが可能であり、例えば“符号”という語句が明
細書中に登場しないのであれば“符号”を識別記号とし
て“@”の代りに用いることも可能である。さらに、識
別記号としては、文字や記号を表さない何らかのコード
(制御コードなど)を用いることも可能である。
【0045】この実施例では、識別記号削除手段32
が、明細書中に記載された識別記号を最後に削除すると
したが、この識別記号削除手段32を設けずに装置を構
成することも可能である。その場合には、処理後の明細
書に含まれる識別記号は、明細書作成者がワープロなど
を利用して削除し、明細書を完成させることになるの
で、実施例の場合よりやや不便となるが、装置を簡略化
できることが利点となる。
【0046】本実施例では、フロッピーディスクから明
細書を読み込むとしたが、明細書をハードディスクなど
他の記憶媒体から読み込む構成とすることも無論可能で
ある。また、本実施例では、符号は名称の後ろに挿入す
るとしたが、符号は、必要とされる文書形式に応じて、
名称の前に挿入してもよく、その場合の処理内容はこの
実施例における処理と本質的には変らない。本実施例で
は、まず、符号を付けるべき名称をすべて識別抽出して
指定語句領域36Bに格納し、その後、これらの名称を
指定語句領域36Bから読み出し、符号を書き込む処理
を行ったが、符号を付けるべき名称を明細書から1つ抽
出するごとに、その名称に対して符号書き込みを行うと
いう方式を採ることも可能であり、その場合、単に処理
の順序を変えるのみであるから、なんら本質的な変更を
必要としない。
【0047】次に第2の実施例について説明する。図4
は第2の実施例の文書処理装置38を示すブロック図で
ある。この実施例は特に請求項5、14、ならびに23
の発明に係わるものである。以下では、図4などを参照
して第2の実施例の文書処理装置について説明し、同時
に本発明の文書処理方法および本発明の文書処理プログ
ラムを記録した記録媒体の他の実施例について説明す
る。図4に示すように、第2の実施例の文書処理装置3
8が上記実施例と異なるのは、記号検索手段24および
語句識別手段26がそれぞれ記号検索手段40および語
句識別手段42に置き換っている点である。それ以外は
上記実施例と同じであるため、以下では主に記号検索手
段40および語句識別手段42の機能および動作につい
て詳しく説明する。なお、記号検索手段40および語句
識別手段42も、図3に示したパソコン4により実現さ
れ、本発明による文書処理プログラムの他の例を記録し
たフロッピーディスク(記録媒体)をフロッピーディス
クドライブ20にセットし、上記フロッピーディスクか
ら上記文書処理プログラムを読み出してメモリ16にロ
ードし、CPU14をそのプログラムにもとづいて動作
させることで、上記記号検索手段40および語句識別手
段42の機能が実現されている。
【0048】記号検索手段40は、メモリ16において
識別記号として第1および第2の記号を検索する。詳し
くは、記号検索手段40はまず第1の記号を検索し、第
1の記号を見つけると、その前に記載されている第2の
記号を検索する。そして、語句識別手段42は、記号検
索手段40が検索した第1および第2の記号により挟ま
れて記載されている語句を指定語句として識別する。
【0049】次に、こような記号検索手段40および語
句識別手段42を備えた文書処理装置38の動作につい
て説明する。この文書処理装置38の動作は、基本的に
は第1の実施例の文書処理装置2と同じであるため、す
でに説明した図2のフローチャートにより表される。こ
の実施例でも、文書は明細書であるとし、また、第1の
記号は一例として“@”であるとし、一方、第2の記号
は一例として“¥”であるとする。
【0050】明細書の作成者はワープロによって明細書
を作成し、作成した明細書をフロッピーディスクに格納
して、そのフロッピーディスクをフロッピーディスクド
ライブ20(図3)にセットする。そして、明細書の作
成者は明細書を作成する際、符号を付けるべき部材など
の名称(本発明に係わる指定語句)を記載するときは、
一度だけその名称につづけて“@”を記入し、かつその
名称の前に“¥”を記入しておく。したがって、例え
ば、“この製造装置は、組み立てアームおよび部品保持
部材を含み、部品保持部材により保持された部品は組み
立てアームが揺動することにより・・・”といった文章を
記載し、“製造装置”、“組み立てアーム”、“部品保
持部材”にそれぞれ符号を付けようとする場合には、上
記例文は、“この¥製造装置@は、¥組み立てアーム@
および¥部品保持部材@を含み、部品保持部材により保
持された部品は組み立てアームが揺動することにより・・
・”のように記載する。
【0051】図2のフローチャートに示したように、ま
ず文書読み込み手段22は第1の実施例の場合と同様、
フロッピーディスクドライブ20(図3)にセットされ
たフロッピーディスクにファイルとして格納されている
明細書を、フロッピーディスクより読み込み、メモリ1
6に確保された文書領域36Aに記憶させる(ステップ
S1)。
【0052】次に、記号検索手段40は、メモリ16の
文書領域に記憶されている明細書の上記処理範囲におい
て識別記号を検索する(ステップS2)。すなわち、記
号検索手段40はまず第1の記号“@”を検索し、
“@”が見つかると、その前に記載されている第2の記
号“¥”を検索する。そして、語句識別手段42は、記
号検索手段40が検索した“@”および“¥”により挟
まれて記憶されている名称を指定語句として識別する
(ステップS4)。
【0053】上記例文では、最初の“@”および“¥”
により“製造装置”が挟まれているので、語句識別手段
42は“製造装置”を符号を付けるべき名称として識別
し、メモリ16の文書領域36Aから読み出し、メモリ
16の指定語句領域36Bに格納する。
【0054】その後、記号検索手段40および語句識別
手段42はこのような処理を繰り返す。すなわち、記号
検索手段40は、次の“@”を見つけるべくメモリ16
に記憶された明細書を検索し、そして、“組み立てアー
ム”および“部品保持部材”につづけて記入されている
“@”を順次発見する。そして、“@”を発見するごと
にその前に記載されている“¥”を検索し、そして、語
句識別手段42は、“@”および“¥”により挟まれて
記載されている“組み立てアーム”および“部品保持部
材”を順次、指定語句として識別し、それらをメモリ1
6の指定語句領域36Bに格納する。
【0055】そして、記号検索手段40はさらに明細書
の処理範囲中に記載されている他の“@”および“¥”
を検索し、語句識別手段42は、記号検索手段40が
“@”および“¥”を見つけるごとに名称を識別し、メ
モリ16の指定語句領域36Bに格納していく。記号検
索手段40は、すべての“@”を検索し、処理範囲の末
尾に到達した場合は、処理を終了する(ステップS3で
イエスの場合)。
【0056】以降の動作は、第1の実施例の場合と同様
である。すなわち、語句検索手段28は、メモリ16の
指定語句領域36Bから名称を読み出し(ステップS
5)、その名称に一致する名称を、メモリ16の文書領
域36Aに記憶された明細書の処理範囲において検索す
る(ステップS6)。そして、符号挿入手段30は、そ
の名称に符号を割り当て、語句検索手段28が該当する
名称を見つけると、メモリ16において、割り当てた符
号を、語句検索手段28が検索した語句の後ろに挿入す
る(ステップS8)。
【0057】指定語句領域36Bに記憶されているすべ
ての名称に関して処理が終了すると(ステップS9でイ
エスの場合)、識別記号削除手段32は、メモリ16に
記憶された明細書の処理範囲において“@”および
“¥”を検索し、それらのアドレスより以降に記憶され
ているコードをすべて、アドレスの小さいほうへ1文字
分だけ記憶位置を移動させることで、すべての識別記号
を削除する(ステップS10)。
【0058】その後、出力手段34は、明細書をメモリ
16の文書領域36Aから読み出し、プリンタ12(図
3)に出力して印刷させ、また、フロッピーディスクド
ライブ20に出力してファイルとして保持させる(ステ
ップS11)。ここで印刷またはファイルに格納される
明細書では、上記例文の箇所は、例えば“この製造装置
2は、組み立てアーム4および部品保持部材6を含み、
部品保持部材6により保持された部品は組み立てアーム
4が揺動することにより・・・”のように、各名称に例え
ば符号2、4、6がそれぞれ付されたものとなってい
る。
【0059】このように、本実施例の文書処理装置38
を利用すると、明細書の作成者は、明細書をワープロに
より作成する際に、符号を付けるべき名称には、一度だ
けその名称の前後にそれぞれ“¥”および“@”を記入
しておけばよく、そのようにして作成した明細書をフロ
ッピーディスクを介して文書処理装置38に入力し、処
理することで、“¥”および“@”で挟んで記載した名
称には自動的に符号が割り当てられ、名称につづけて符
号が書き込まれる。したがって、この文書処理装置38
を利用することで非常に能率よく明細書を作成すること
ができる。また、同一の名称に対して異なる符号を記載
したり、異なる名称に同一の符号を記載するといった人
為的なミスも解消できる。
【0060】さらに、この第2の実施例では、名称につ
づけて記載されている“@”だけでなく、名称の先頭に
記載されている“¥”をも見つけることで、符号を付け
るべき名称を識別するので、上記“組み立てアーム”の
ように名称にひらがなが含まれていても、名称全体を正
しく識別することができる。したがって、ひらがなを含
む名称に符号を付ける必要がある場合でも的確に符号を
書き込むことができる。
【0061】なお、この第2の実施例では、名称につづ
けて記載されている“@”をまず検索し、次にその前の
“¥”を検索するとしたが、この検索順序は逆でもよ
く、“¥”をまず検索し、その後、“@”を検索して、
“¥”および“@”により挟まれた名称を識別すること
も無論可能である。第1および第2の記号としては
“@”や“¥”に限らず、第1の実施例における識別記
号の場合と同様、種々の記号を用いることができる。
【0062】次に第3の実施例について説明する。この
実施例は、特に請求項8、17、ならびに26の発明に
係わり、上述した第1の実施例と異なるのは、図1に示
した符号挿入手段30の機能の点においてである。すな
わち、この実施例では符号挿入手段30は、語句検索手
段28が検索した名称の後ろに符号を挿入するのに先立
って、その名称の後ろに記憶されているコードを調べ、
そのコードが第3の記号、例えば“^”を表すものか否
かを判定する。そして、判定の結果、“^”が記憶され
ていないときは、上述のように符号を挿入し、一方、
“^”が記憶されていた場合には、その名称に対しては
符号を挿入しない。
【0063】したがって、この第3の実施例では、明細
書の作成者は、明細書を作成する際、特定の箇所に記載
する名称には符号を付けないようにする場合は、その名
称につづけて“^”を記入しておけばよい。すなわち、
上記最初の例文で、例えば2つ目の“A/D変換器”に
は符号を付けないようにする場合は、“この制御装置@
は、A/D変換器@を備えたエラー判定回路@を含み、
エラー判定回路はA/D変換器^を通じて取り込んだ信
号にもとづいて・・・”のように、2つ目の“A/D変換
器”につづけて“^”を記入しておけばよい。このよう
に、第3の実施例では、“^”を必要に応じて書き込ん
でおくことで、符号を付けるよう指定した名称であって
も、符号が書き込まれないようにすることができ、より
多様な明細書の記載法に対応できる。
【0064】なお、第3の記号は名称の前に記入するよ
うにしても、基本的に同様の処理によってこの機能を実
現できる。また、第3の記号としては、“^”に限ら
ず、第1の実施例における識別記号の場合と同様、種々
の記号を用いることができる。
【0065】次に第4の実施例について説明する。図5
は第4の実施例の文書処理装置を示すブロック図、図6
は図5の文書処理装置が実行する処理の手順を示すフロ
ーチャートである。この実施例は特に請求項6、15、
ならびに24の発明に係わり、以下では、図5、図6を
参照して、本発明の文書処理装置の第4の実施例につい
て説明し、同時に本発明の文書処理方法および本発明の
文書処理プログラムを記録した記録媒体の他の実施例に
ついて説明する。
【0066】図5に示した第4の実施例の文書処理装置
50も、図3に示したパソコン4により実現できる。パ
ソコン4に関してはすでに説明したので、ここでは説明
を省略する。そして、本発明による文書処理プログラム
の他の例を記録したフロッピーディスク(記録媒体)を
パソコン4のフロッピーディスクドライブ20にセット
し、上記フロッピーディスクから上記文書処理プログラ
ムを読み出してメモリ16にロードし、CPU14をそ
のプログラムにもとづいて動作させることで、以下に説
明する文書処理装置50の各部の機能が実現されてい
る。文書処理装置50は、明細書中に記載されている名
称に符号を付加する処理を行うものであり、図5に示す
ように、文書読み込み手段22、語句取得手段52、語
句検索手段28、符号挿入手段30、出力手段34を含
んでいる。これらの構成要素のうち、語句取得手段52
を除く各要素は第1の実施例と同じであるため、ここで
はそれらの機能に関する説明は省略する。
【0067】この文書処理装置50では、符号を付ける
べき名称を、語句取得手段52が取得する。具体的に説
明すると、本実施例では、語句取得手段52は、キーボ
ード8(図3)において行われる操作にもとづいて符号
を付けるべき名称(本発明に係わる指定語句)を取り込
み、メモリ16の指定語句領域36B(本発明に係わる
語句記憶手段)に格納する。すなわち、語句取得手段5
2は、キーボード8において符号を付けるべき名称を入
力する操作が行われたときキーボード8が出力する信号
にもとづいて、名称を表すコード列を生成し、それをメ
モリ16の指定語句領域36Bに格納する。
【0068】文書処理装置50の動作について、図6の
フローチャートをも参照して説明する。まず、文書読み
込み手段22は、フロッピーディスクドライブ20にセ
ットされたフロッピーディスクにファイルとして格納さ
れている明細書を、フロッピーディスクより読み込み、
メモリ16に確保された文書領域36Aに記憶させる
(ステップS101)。
【0069】次に、語句取得手段52は、操作者がキー
ボード8を操作して符号を付けるべき名称を入力したと
きキーボード8が出力する信号にもとづいて、名称を表
すコード列を生成し、それをメモリ16の指定語句領域
36Bに格納する(ステップS102)。例えば、“制
御装置”、“A/D変換器”、“エラー判定回路”が入
力された場合、語句取得手段52はそれらの名称を表す
コード列を指定語句領域36Bにそれぞれ格納する。
【0070】そして、語句検索手段28は、メモリ16
の指定語句領域36Bから語句取得手段52が格納した
名称を1つずつ読み出し(ステップS103)、その名
称に一致する名称を、メモリ16の文書領域36Aに記
憶された明細書の上記処理範囲において検索する(ステ
ップS104)。そして、符号挿入手段30は、その名
称に符号を割り当て、語句検索手段28が該当する名称
を見つけるごとに、メモリ16において上記符号を語句
検索手段28が検索した語句の後ろに挿入する(ステッ
プS106)。これらステップS103〜S106にお
ける語句検索手段28および符号挿入手段30による処
理は、第1の実施例におけるステップS5〜S8の処理
と同じであるため、ここでは詳しい説明は省略する。
【0071】語句検索手段28が、処理範囲中の各所に
記載されている1つの名称、例えば“制御装置”をすべ
て検索し、ステップS105での判定の結果がノーとな
った場合は、語句検索手段28は、ステップS107
(上記ステップS9に相当)での判定を行い、判定結果
がノーとなる限り、指定語句領域36Bから次々に名称
を読み出し(ステップS103)、指定語句領域36B
に記憶されているすべての名称に関して検索を行い、符
号挿入手段30は、語句検索手段28が符号を付けるべ
き名称を見つけるごとに符号を挿入して行く。
【0072】その結果、例えばもとの明細書中に“この
制御装置は、A/D変換器を備えたエラー判定回路を含
み、エラー判定回路はA/D変換器を通じて取り込んだ
信号にもとづいて・・・”といった文章が記載されいたと
すると、この箇所は、例えば“この制御装置2は、A/
D変換器4を備えたエラー判定回路6を含み、エラー判
定回路6はA/D変換器4を通じて取り込んだ信号にも
とづいて・・・”のように、各名称に例えば符号2、4、
6がそれぞれ付されたものとなる。
【0073】そして、語句検索手段28が、指定語句領
域36Bに記憶されているすべての名称に関する検索処
理を終了すると(ステップS107の判定結果がイエス
の場合)、出力手段34は、明細書をメモリ16の文書
領域36Aから読み出し、プリンタ12に出力して印刷
させ、また、フロッピーディスクドライブ20に出力し
てファイルとして保持させる(ステップS108)。
【0074】このように、本実施例の文書処理装置50
を利用すると、明細書の作成者は、名称には一切符号を
付けずに明細書を作成すればよく、その後、文書処理装
置50においてキーボード8を通じて符号を付けるべき
名称を入力し、処理を実行させれば、名称には自動的に
符号が割り当てられ、名称につづけて符号が書き込まれ
る。したがって、この文書処理装置50を利用すること
で非常に能率よく明細書を作成することができる。ま
た、同一の名称に対して異なる符号を記載したり、異な
る名称に同一の符号を記載するといった人為的なミスも
解消できる。
【0075】なお、この第4の実施例でも、符号挿入手
段30に、第3の実施例の場合と同じ機能を持たせるこ
とが可能である。そのようにした場合には、符号挿入手
段30は、語句検索手段28が検索した名称の後ろに符
号を挿入するのに先立って、その名称の後ろに記憶され
ているコードを調べ、そのコードが第3の記号、例えば
“^”を表すものか否かを判定する。そして、判定の結
果、“^”が記憶されていないときは、上述のように符
号を挿入し、一方、“^”が記憶されていた場合には、
その名称に対しては符号を挿入しない。これにより、第
4の実施例においても上述した第3の実施例と同じ効果
を得ることができる。なお、第3の記号は、上述したよ
うに名称の前に記入するようにしてもよく、そして上述
したように“^”に限らず種々の記号を用いることがで
きる。
【0076】また、語句取得手段が符号を付けるべき名
称を取得する方法として、例えば、明細書の作成者が指
定語句のリストをワープロで作成し、ファイルに格納し
たり、あるいは明細書の先頭部などに配置して明細書と
同じファイルに格納し、語句取得手段がそれを例えばフ
ロッピーディスクを通じて読み込んで指定語句領域に格
納するといった方法を採ることも可能である。また、語
句取得手段による指定語句の取得方法として、明細書を
CRTモニタ10の画面に表示し、明細書中の指定語句
を、画面に表示されたカーソルをキー操作により指定語
句の位置に移動して指定したり、あるいはマウスで指定
して取得するといった方法を採ることも容易である。
【0077】なお、上記実施例ではいずれも、処理対象
の文書は明細書であるとしたが、特定の語句に符号を付
けて作成する文書であれば、明細書に限らずどのような
文書に対しても本発明は有効である。
【0078】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、文書記
憶手段において識別記号が検索され、識別記号の前また
は後ろに記載されている指定語句が識別される。そし
て、識別された指定語句に一致する語句が文書記憶手段
で検索され、指定語句に符号を割り当て、その符号が上
記語句の前または後ろに挿入される。
【0079】そのため、文書の作成者は、文書をワープ
ロなどで作成する際に、符号を付けるべき名称には、一
度だけその名称の例えば後ろに識別記号を記入しておけ
ばよく、本発明による処理によって、識別記号を記入し
た名称には自動的に符号が割り当てられ、名称の例えば
後ろに符号が書き込まれる。したがって、符号を付ける
べき語句に対して1つ1つ符号を書き込む必要がなく、
非常に能率よく文書を作成することができる。また、同
一の名称に対して異なる符号を記載したり、異なる名称
に同一の符号を記載するといった人為的なミスも解消で
きる。
【0080】また、本発明では、まず符号を付けるべき
指定語句を取得して語句記憶手段に書き込み、この語句
記憶手段から指定語句を読み出し、読み出した指定語句
に一致する語句が文書記憶手段において検索される。そ
して、指定語句に符号を割り当て、その符号が上記語句
の前または後ろに挿入される。
【0081】したがって、文書の作成者は、名称には一
切符号を付けずに文書を作成すればよく、本発明による
処理によって名称には自動的に符号が割り当てられ、名
称の例えば後ろに符号が書き込まれる。そのため、符号
を付けるべき語句に対して1つ1つ符号を書き込む必要
がなく、非常に能率よく文書を作成することができる。
また、同一の名称に対して異なる符号を記載したり、異
なる名称に同一の符号を記載するといった人為的なミス
も解消できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による文書処理装置の一例を示すブロッ
ク図である。
【図2】図1の文書処理装置が実行する処理の手順を示
すフローチャートである。
【図3】図1の文書処理装置などを構成するパソコンの
一例を示す構成図である。
【図4】第2の実施例の文書処理装置を示すブロック図
である。
【図5】第4の実施例の文書処理装置を示すブロック図
である。
【図6】図5の文書処理装置が実行する処理の手順を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
2 文書処理装置 4 パソコン 6 パソコン本体 8 キーボード 10 CRTモニタ 12 プリンタ 14 CPU 16 メインメモリ(メモリ) 18 ハードディスクドライブ 20 フロッピーディスクドライブ 22 文書読み込み手段 24 記号検索手段 26 語句識別手段 28 語句検索手段 30 符号挿入手段 32 識別記号削除手段 34 出力手段 36A 文書領域 36B 指定語句領域 38 文書処理装置 40 記号検索手段 42 語句識別手段 50 文書処理装置 52 語句取得手段

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文書を記憶した文書記憶手段において識
    別記号を検索する記号検索ステップと、 前記記号検索ステップで検索した前記識別記号の前また
    は後ろに記載されている指定語句を、前記文書記憶手段
    において識別する語句識別ステップと、 前記語句識別ステップで識別した前記指定語句に一致す
    る語句を、前記文書記憶手段において検索する語句検索
    ステップと、 前記指定語句に符号を割り当て、前記符号を前記文書記
    憶手段において、前記語句検索ステップで検索した前記
    語句の前または後ろに挿入する符号挿入ステップと、 を含むことを特徴とする文書処理方法。
  2. 【請求項2】 前記識別記号は、JIS記号、アルファ
    ベット、ギリシャ文字、ロシア文字のうちのいずれか1
    つまたは複数を含むことを特徴とする請求項1記載の文
    書処理方法。
  3. 【請求項3】 前記符号挿入ステップで挿入する前記符
    号は数字を含み、前記数字は、前記指定語句が登場する
    順番に大きくなることを特徴とする請求項1記載の文書
    処理方法。
  4. 【請求項4】 前記指定語句は、漢字、かたかな、アル
    ファベット、ギリシャ文字、ロシア文字、数字、JIS
    記号、の各特定文字記号のうちの1つまたは複数から成
    り、 前記語句識別ステップでは、連続する前記特定文字記号
    を識別することで前記指定語句を識別する、 ことを特徴とする請求項1記載の文書処理方法。
  5. 【請求項5】 前記記号検索ステップで検索する前記識
    別記号は第1の記号と第2の記号とを含み、 前記語句識別ステップでは、前記記号検索ステップで検
    索した前記第1の記号と前記第2の記号とにより挟まれ
    て記憶されている語句を前記指定語句として識別する、 ことを特徴とする請求項1記載の文書処理方法。
  6. 【請求項6】 符号を付けるべき指定語句を取得して語
    句記憶手段に書き込む語句取得ステップと、 前記語句記憶手段から前記指定語句を読み出し、読み出
    した前記指定語句に一致する語句を、文書を記憶した文
    書記憶手段において検索する語句検索ステップと、 前記指定語句に符号を割り当て、前記符号を前記文書記
    憶手段において、前記語句検索ステップで検索した前記
    語句の前または後ろに挿入する符号挿入ステップと、 を含むことを特徴とする文書処理方法。
  7. 【請求項7】 前記符号挿入ステップで挿入する前記符
    号は、数字、アルファベット、ギリシャ文字、ロシア文
    字、JIS記号のうちのいずれか1つまたは複数を含む
    ことを特徴とする請求項1または6に記載の文書処理方
    法。
  8. 【請求項8】 前記符号挿入ステップでは、前記語句検
    索ステップで検索した前記語句の前または後ろに第3の
    記号が記憶されているときは、前記符号を挿入しないこ
    とを特徴とする請求項1または6に記載の文書処理方
    法。
  9. 【請求項9】 前記第3の記号は、JIS記号、アルフ
    ァベット、ギリシャ文字、ロシア文字のうちのいずれか
    1つまたは複数を含むことを特徴とする請求項8記載の
    文書処理方法。
  10. 【請求項10】 文書を記憶した文書記憶手段において
    識別記号を検索する記号検索手段と、 前記記号検索手段が検索した前記識別記号の前または後
    ろに記載されている指定語句を、前記文書記憶手段にお
    いて識別する語句識別手段と、 前記語句識別手段が識別した前記指定語句に一致する語
    句を、前記文書記憶手段において検索する語句検索手段
    と、 前記指定語句に符号を割り当て、前記符号を前記文書記
    憶手段において、前記語句検索手段が検索した前記語句
    の前または後ろに挿入する符号挿入手段と、 を含むことを特徴とする文書処理装置。
  11. 【請求項11】 前記識別記号は、JIS記号、アルフ
    ァベット、ギリシャ文字、ロシア文字のうちのいずれか
    1つまたは複数を含むことを特徴とする請求項10記載
    の文書処理装置。
  12. 【請求項12】 前記符号挿入手段が挿入する前記符号
    は数字を含み、前記数字は、前記指定語句が登場する順
    番に大きくなることを特徴とする請求項10記載の文書
    処理装置。
  13. 【請求項13】 前記指定語句は、漢字、かたかな、ア
    ルファベット、ギリシャ文字、ロシア文字、数字、JI
    S記号、の各特定文字記号のうちの1つまたは複数から
    成り、 前記語句識別手段は、連続する前記特定文字記号を識別
    することで前記指定語句を識別する、 ことを特徴とする請求項10記載の文書処理装置。
  14. 【請求項14】 前記記号検索手段が検索する前記識別
    記号は第1の記号と第2の記号とを含み、 前記語句識別手段は、前記記号検索手段が検索した前記
    第1の記号と前記第2の記号とにより挟まれて記憶され
    ている語句を前記指定語句として識別する、 ことを特徴とする請求項10記載の文書処理装置。
  15. 【請求項15】 符号を付けるべき指定語句を取得して
    語句記憶手段に書き込む語句取得手段と、 前記語句記憶手段から前記指定語句を読み出し、読み出
    した前記指定語句に一致する語句を、文書を記憶した文
    書記憶手段において検索する語句検索手段と、 前記指定語句に前記符号を割り当て、前記符号を前記文
    書記憶手段において、前記語句検索手段が検索した前記
    語句の前または後ろに挿入する符号挿入手段と、 を含むことを特徴とする文書処理装置。
  16. 【請求項16】 前記符号挿入手段が挿入する前記符号
    は、数字、アルファベット、ギリシャ文字、ロシア文
    字、JIS記号のうちのいずれか1つまたは複数を含む
    ことを特徴とする請求項10または15に記載の文書処
    理装置。
  17. 【請求項17】 前記符号挿入手段は、前記語句検索手
    段が検索した前記指定語句の前または後ろに第3の記号
    が記憶されているときは、前記符号を挿入しないことを
    特徴とする請求項10または15に記載の文書処理装
    置。
  18. 【請求項18】 前記第3の記号は、JIS記号、アル
    ファベット、ギリシャ文字、ロシア文字のうちのいずれ
    か1つまたは複数を含むことを特徴とする請求項17記
    載の文書処理装置。
  19. 【請求項19】 文書を記憶した文書記憶手段において
    識別記号を検索する記号検索ステップと、 前記記号検索ステップで検索した前記識別記号の前また
    は後ろに記載されている指定語句を、前記文書記憶手段
    において識別する語句識別ステップと、 前記語句識別ステップで識別した前記指定語句に一致す
    る語句を、前記文書記憶手段において検索する語句検索
    ステップと、 前記指定語句に符号を割り当て、前記符号を前記文書記
    憶手段において、前記語句検索ステップで検索した前記
    語句の前または後ろに挿入する符号挿入ステップと、 を含むことを特徴とする文書処理プログラムを記録した
    記録媒体。
  20. 【請求項20】 前記識別記号は、JIS記号、アルフ
    ァベット、ギリシャ文字、ロシア文字のうちのいずれか
    1つまたは複数を含むことを特徴とする請求項19記載
    の文書処理プログラムを記録した記録媒体。
  21. 【請求項21】 前記符号挿入ステップで挿入する前記
    符号は数字を含み、前記数字は、前記指定語句が登場す
    る順番に大きくなることを特徴とする請求項19記載の
    文書処理プログラムを記録した記録媒体。
  22. 【請求項22】 前記指定語句は、漢字、かたかな、ア
    ルファベット、ギリシャ文字、ロシア文字、数字、JI
    S記号、の各特定文字記号のうちの1つまたは複数から
    成り、 前記語句識別ステップでは、連続する前記特定文字記号
    を識別することで前記指定語句を識別する、 ことを特徴とする請求項19記載の文書処理プログラム
    を記録した記録媒体。
  23. 【請求項23】 前記記号検索ステップで検索する前記
    識別記号は第1の記号と第2の記号とを含み、 前記語句識別ステップでは、前記記号検索ステップで検
    索した前記第1の記号と前記第2の記号とにより挟まれ
    て記憶されている語句を前記指定語句として識別する、 ことを特徴とする請求項19記載の文書処理プログラム
    を記録した記録媒体。
  24. 【請求項24】 符号を付けるべき指定語句を取得して
    語句記憶手段に書き込む語句取得ステップと、 前記語句記憶手段から前記指定語句を読み出し、読み出
    した前記指定語句に一致する語句を、文書を記憶した文
    書記憶手段において検索する語句検索ステップと、 前記指定語句に符号を割り当て、前記符号を前記文書記
    憶手段において、前記語句検索ステップで検索した前記
    語句の前または後ろに挿入する符号挿入ステップと、 を含むことを特徴とする文書処理プログラムを記録した
    記録媒体。
  25. 【請求項25】 前記符号挿入ステップで挿入する前記
    符号は、数字、アルファベット、ギリシャ文字、ロシア
    文字、JIS記号のうちのいずれか1つまたは複数を含
    むことを特徴とする請求項19または24に記載の文書
    処理プログラムを記録した記録媒体。
  26. 【請求項26】 前記符号挿入ステップでは、前記語句
    検索ステップで検索した前記語句の前または後ろに第3
    の記号が記憶されているときは、前記符号を挿入しない
    ことを特徴とする請求項19または24に記載の文書処
    理プログラムを記録した記録媒体。
  27. 【請求項27】 前記第3の記号は、JIS記号、アル
    ファベット、ギリシャ文字、ロシア文字のうちのいずれ
    か1つまたは複数を含むことを特徴とする請求項26記
    載の文書処理プログラムを記録した記録媒体。
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